JP2003310452A - 撹拌装置 - Google Patents

撹拌装置

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JP2003310452A
JP2003310452A JP2002126835A JP2002126835A JP2003310452A JP 2003310452 A JP2003310452 A JP 2003310452A JP 2002126835 A JP2002126835 A JP 2002126835A JP 2002126835 A JP2002126835 A JP 2002126835A JP 2003310452 A JP2003310452 A JP 2003310452A
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Japan
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stirring
cup
shaft
stirring blade
assisting member
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JP2002126835A
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Akira Matsuoka
章 松岡
泉 ▲よし▼田
Izumi Yoshida
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固く、かつ大きな食材を粉砕混合することが
できる撹拌装置を提供する。 【解決手段】 昇降軸16の一端に設けた複数のワイヤ
ー27で枠体を形成した撹拌補助部材23と、前記昇降
軸16内に設けた回転軸17の先端に撹拌翼24を設
け、撹拌補助部材23に対して撹拌翼24が相対的に回
転するが、撹拌補助部材23が食材の塊を押さえ、撹拌
翼24が撹拌補助部材23の下面で回転して粉砕するの
で、食材の共回り、浮き上がりを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジュース状又は半
固形状の食品を製造する撹半装置に関するものである。
また特に本発明の撹拌装置は、客の嗜好等に合わせて個
別に食材を選択して撹拌する販売形態に適するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ミックスジュースや、シェーク食品の様
な青果物が入った冷たい食品は、喫茶店やハンバーガー
ショップあるいはコンビニエンスストアの定番商品とし
て広く普及している。
【0003】従来技術においては、これらの青果物が入
った冷たい飲料は、バナナやいちご等の青果物を生の状
態でミキサーにかけて製造していた。
【0004】また従来技術においては、ミキサーの撹拌
翼は、常に一定の位置で回転させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年環
境問題や健康問題が大きな関心ごととなり、特に食物に
関してある種のこだわりを持つ者が増えた。
【0006】そこで、この傾向を鑑み、従来に無い、新
規の商品及び新規の販売形態を考えついた。この新規の
商品は、来客の健康状態や嗜好に応じて、個別の食材を
選択し、客の目前でこれらを撹拌して提供するものであ
る。また使用する食材は、歩留りや食感を考慮して完全
に冷凍された青果物を使用し、且つ個々が相当の大きさ
を持つものを使用することとした。尚、原則として撹拌
の際に水や氷を添加しない。
【0007】ところが、この商品を具体的に店舗展開す
るに際し、従来には無かった新たな問題に直面した。
【0008】すなわち完全に冷凍され、かつ相当の大き
さを持つ食材を撹拌容器に投入し、従来の様に撹拌翼を
撹拌開始から連続的に高速回転すると、撹拌翼が食材に
食い込んで回らなくなってしまう。
【0009】すなわち本発明者らが食材として選択した
冷凍青果物食材は、通常のジュースに使用する生の青果
物に比べて固く、かつ大きいので、撹拌翼が食材に食い
込み、回転が停止してしまう。そのため、所望の食品を
製造することができないばかりか、撹拌翼を回転させる
モーターが焼けついて故障が生じる懸念がある。また従
来技術のミキサーを使用すると、食材がブロック状であ
り、且つ固いため、食材が撹拌翼と共回りしてしまう。
また逆に従来技術のミキサーを使用すると冷凍青果物が
撹拌翼から逃げ、上方に浮き上がってしまうことも多
い。そのため粉砕や撹拌が十分に行われず、ブロック状
の冷凍青果物が残ってしまうという欠点があった。
【0010】本発明は、上記した新規の商品を実現する
ことを目的とし、固く、且つ大きな食材を粉砕混合する
ことができる撹拌装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、上端部に補強部を有するカップを使用し、カ
ップ内の食材を撹拌する撹拌装置であって、カップの補
強部と当接する昇降可能な上部当接部材と、カップを固
定する下部当接部材と、昇降軸の一端に設けた撹拌補助
部材と、前記昇降軸の一端で昇降軸内に設けた回転軸の
先端に撹拌翼を設け、前記上部当接部材と前記下部当接
部材の間でカップの補強部を挟んで当着させ、撹拌補助
部材と撹拌翼をカップ内に挿入してカップ内の食材を撹
拌するものであり、食材は撹拌翼により粉砕されながら
撹拌補助部材に押さえられ、食材の共回りもしないし、
食材の浮き上がりも阻止される。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明に、さらに、撹拌補助部材は複数のワイヤーで枠
体を形成し、撹拌翼は、撹拌補助部材より下方に位置
し、撹拌補助部材に対して撹拌翼が相対的に回転するよ
うにしたものであり、撹拌翼が撹拌補助部材の下方で回
転して食材を加工するので食材を撹拌翼に接触させ易く
し、食材を細かく粉砕できる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2
に記載した発明に、さらに、中空状の昇降軸と、前記昇
降軸の中に挿通された回転軸を有し、前記回転軸の先端
に着脱可能な撹拌翼が取り付けられるようにしたもので
あり、撹拌装置は、昇降軸と回転軸を同時に昇降させる
ことができ、撹拌補助部材が昇降軸側に取り付けられて
いるので、撹拌補助部材は回転せず、食材の回転を阻止
する能力が高い。また、撹拌翼は回転軸の先端に取り付
けられているので着脱が容易である。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
に記載した発明に、さらに、撹拌時において撹拌補助部
材と、撹拌翼がカップ内で昇降するようにしたものであ
り、そのため冷凍された食材でも円滑に粉砕・撹拌する
ことができる。すなわち固く大きい食材は、撹拌翼が食
い込んだり、踊ったり、逃げたりする場合が多い。そこ
で本発明の撹拌装置では、撹拌時に撹拌翼を昇降させ、
撹拌翼の食い込みや、食材の踊り、逃げを回避してい
る。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
に記載した発明に、さらに、昇降軸の外周に水切り部材
が設けられ、撹拌補助部材が昇降する際には昇降軸の外
面が前記水きり部材によって拭われるようにしたので、
昇降軸に付着した食材が装置の内部に入ることはない。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
に記載した発明に、さらに、上部当接部材は、開口した
両端にオーリングとシールパッキンを設けたので、上部
当接部材とカップは密封され、撹拌による食材の吹きこ
ぼれが防止でき、また着脱可能により撹拌翼の交換など
が容易にできる。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
に記載した発明に、さらに、下部当接部材は、開口した
一端にカップ上端の外周面を保持する上端部を有し、カ
ップの全高より短く形成したので、下部当接部材にカッ
プが収納され、撹拌装置にセットされている時は上端部
で保持され、撹拌装置から外してテーブル等に置いた時
は、下部当接部材よりカップの上部が抜き出ているため
カップを簡単に取り出せる、また着脱可能により本体か
らカップと一体での取り出しが容易にできる。
【0018】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
乃至7に記載した発明に、さらに、水を噴出するノズル
を有し、上部当接部材がカップ保持部まで降下し、略遮
断空間が形成され、略遮断空間内にノズルから水が噴射
されるようにしたので、食材の撹拌により撹拌補助部材
と撹拌翼及び、上部当接部材内に付着した残りかすを都
度簡単に洗浄できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明による撹半装置の実
施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による撹拌装置の部分側面断面図であり、図2
は、同実施の形態による撹拌装置の外観斜視図であり、
図3は、同実施の形態による撹拌装置の側面断面図であ
る。図4は、同実施の形態1による撹拌装置の部品の外
観斜視図である。図5は、同実施の形態1による撹拌装
置の部品の外観斜視図である。図6は、同実施の形態1
による撹拌装置の部品の側面断面図である。図7は、同
実施の形態1による撹拌装置の内部部分斜視図である。
図8は、同実施の形態1による撹拌装置の洗浄時を示す
側面断面図である。
【0021】図1から図8において、1は撹拌装置の本
体で、箱体2から構成されている。箱体2は、底に位置
するカップ支持部3と、上部の機構内蔵部4と、後方の
機構保持内蔵部5を有し各面のパネル2aによって形成
され、カップ支持部3の上部と、機構内蔵部4の下部に
空間部6を形成し、側面から見て略「コ」字の形状をし
ている。
【0022】前記カップ支持部3は、中央部が円形に窪
んでおり、段部7が形成されている。さらに段部7の中
央には、座部8が形成されている。また座部8の中心部
は、さらに窪んでいて排水枡9が形成されている。そし
て排水枡9には配水管10が接続されている。また排水
枡9には、ノズル11が設けられている。ノズル11
は、上方に向かって水を吹き出す複数の孔11aが開い
ており、他端に給水管12が接続されている。そして、
段部7に嵌合する下部当接部材13を着脱可能に載置し
ている。前記下部当接部材13は、カップ14を収納出
来、下部当接部材13の上端部13aは、カップ14の
上端の補強部14aと当接する。そして、下部当接部材
13の下端部13bは、フランジ13cを形成し前記段
部7に嵌合して、フランジ13cにより前記カップ支持
部3に載置する。尚、下部当接部材13の全高は、カッ
プ14より短く、前記カップ支持部3に下部当接部材1
3を載置した時、カップ14の下端部14bは、段部7
と座部8の空間に位置する。尚、13dは取っ手であ
る。また下部当接部材13は、透明で、内部を可視でき
るのも良い。
【0023】前記機構内蔵部4は、昇降・回転機構を内
蔵しており、上方に昇降支持部15を設け、その昇降支
持部15に垂設する昇降軸16と、昇降軸16内に回転
軸17とを設けている。回転軸17は、昇降軸16の両
端でベアリング18にて支持されている。そして、昇降
軸16の外周と嵌合する昇降板19を設け、昇降板19
を可動に支持する複数の可動軸20と、昇降板19を加
圧する圧縮バネ21を昇降支持部15との間に介在して
いる。また、昇降軸16と昇降板19の嵌合部には水切
り部材22を設けている。そして、昇降軸16の下端に
は撹拌補助部材23を設け、また、回転軸17の先端に
撹拌翼24を着脱可能に設けている。そして、昇降板1
9の下面には着脱可能な上部当接部材25を設けてい
る。
【0024】また、図4において、23は撹拌補助部材
で、保持部26と複数のワイヤー27で成り、ワイヤー
27は保持部26に周設している。ワイヤー27は保持
部26で下側に伸び、保持部26との境界部分で斜め下
方向に拡径している。そしていずれも中間部分で折り曲
げられており、折り曲げ部よりも先端は垂直下側に向い
ている。そして撹拌補助部材23の下面側は開放されて
いる。
【0025】また、図5において、24は撹拌翼で、保
持部28と複数の羽根29で成り、羽根29は保持部2
8の下面に固定されており複数の水平羽根29aと単独
あるいは複数で上方に傾斜する傾斜羽根29bを形成し
ている。尚、水平羽根29aと傾斜羽根29bの先端外
周径は、撹拌補助部材23の外周径より小である。ま
た、水平羽根29aは、撹拌補助部材23より下方に位
置し、傾斜羽根29bは、撹拌補助部材23内に介在し
ている。
【0026】また、図6において、上部当接部材25
は、円筒形状で上部に上フランジ30aを形成し、取り
付け用の穴30bとシール用の溝30cを設け、溝30
cにはオーリング31を嵌合させている。また、下部に
下フランジ30dを形成し下フランジ30dを覆うよう
にシールパッキン32を設けている。尚、上部当接部材
25の内部に、前記撹拌翼24と撹拌補助部材23が位
置し撹拌補助部材23の外周径との間に隙を設け、撹拌
翼24と撹拌補助部材23を内蔵している。また上部当
接部材25は、透明で内部を可視できるのも良い。
【0027】また、図7において、機構保持内蔵部5
は、昇降・回転機構を内蔵しており、撹拌用モーター3
3と昇降用モーター34を設けている。上方に前記機構
内蔵部4より連架する昇降支持部15の他端に撹拌用モ
ーター33を設け、撹拌用モーター33の回転軸先端に
設けた主プーリー35と、前記撹拌翼24の回転軸17
の他端に設けた従プーリー36をタイミングベルト37
で懸架している。また、本体1の上部に横架された上固
定板38から垂設する送りネジ軸39と昇降ガイド用の
支柱40を設け、本体1の中央部に横架された下固定板
41に昇降ガイド用の支柱40を固定している。また、
送りネジ軸39の他端はカップリング42を介して昇降
用モーター34に連動している。
【0028】尚、本体1の機構内蔵部4の正面のパネル
2a部は操作パネル43となっている。また、機構保持
内蔵部5には図示しない制御装置が内蔵されている。
【0029】また図8は洗浄時を示しており、降下した
上部当接部材25は、前記カップ支持部3の段部7に当
接する。尚、上部当接部材25と連動した 撹拌補助部
材23と撹拌翼24も同様に下降し、上部当接部材25
内は略遮断空間44が形成されている。
【0030】以上のように構成された撹拌装置につい
て、以下にその動作を説明する。
【0031】まず最初に、食材の入ったカップ14を下
部当接部材13に挿入し、下部当接部材13をカップ支
持部3の段部7にセットする。操作パネル43で指示さ
れ運転モードに入ると、昇降用モーター34が駆動し送
りネジ軸39が回転して撹拌翼24、撹拌補助部材2
3、上部当接部材25が降下する。また、昇降軸16を
中心として圧縮バネ21が取付けられているので昇降板
19は常時下方向に押圧されている。昇降板19に取付
けられた上部当接部材25は、追従しながら降下しカッ
プ14に当接し、シールパッキン32で密封される。
【0032】上部当接部材25は、カップ14に当接し
て動作が止まるが、昇降軸16と回転軸17さらには撹
拌補助部材23と撹拌翼24が共にさらに降下し、カッ
プ14内の食材に到達し、撹拌モーター33が駆動を始
め主プーリー35、タイミングベルト37、従プーリー
36、回転軸17と回転力が伝達され撹拌翼24が回転
し、撹拌しながらさらに降下する。但し昇降軸16と撹
拌補助部材23は回転しない。
【0033】撹拌翼24が指定(上端及び下端に検知リ
ミットスイッチを備えるが図示しない)された下端に到
達することで回転及び降下が停止し、昇降軸16、回転
軸17、撹拌翼24、撹拌補助部材23、上部当接部材
25が上昇する。尚、回転軸17、撹拌翼24の回転は
停止状態である。そして指定された上端に到達すると全
機能が停止し、撹半サイクルを終了する。
【0034】また、操作パネル43で指示され洗浄モー
ドに入ると、昇降用モーター34が駆動し送りネジ軸3
9が回転して撹拌翼24、撹拌補助部材23、上部当接
部材25が降下する。上部当接部材25は、カップ支持
部3の座部8に到達し、一旦動作が止まりノズル11か
ら洗浄用の水が上方に噴射される。そして、撹拌モータ
ー33が逆駆動を始め主プーリー35、タイミングベル
ト37、従プーリー36、回転軸17と回転力が伝達さ
れ撹拌翼24が逆回転し、略遮断空間44内で洗浄が行
われる。洗浄後、撹拌翼24、撹拌補助部材23、上部
当接部材25が上昇する。そして指定された上端に到達
すると全機能が停止し、洗浄サイクルを終了する。
【0035】これにより、食材の撹拌により撹拌補助部
材23と撹拌翼24及び、上部当接部材25内に付着し
た残りかすを都度簡単に洗浄できる。
【0036】また、攪拌部材24自体を着脱可能にして
いるため、外しての洗浄も可能となり、より清潔に衛生
的に維持できる。さらに、撹拌翼24の交換などメンテ
ナンスも容易である。
【0037】なお上記した実施の形態では、撹拌翼24
が回転しつつ、降下するので、撹拌翼24は内部の食材
と接触し、食材を粉砕・撹拌する。ここで容器たるカッ
プ14は、撹拌翼24の回転力を受けるが、本実施の形
態の撹拌装置では、カップ14の補強部14aが上部当
接部材25の下端と、下部当接部材13の上端部13a
によって挟まれ、圧縮バネ21で強く押圧されているの
で、カップ14は回転しない。
【0038】さらに本実施の形態では、撹拌翼24の周
囲に撹拌補助部材23があり、当該撹拌補助部材23が
ブロック状の食材を押さえるので、ブロック状の食材も
回転しない。すなわち前記した様に撹拌補助部材23
は、昇降軸16に取り付けられており、回転軸17から
は回転力を受けないので回転しない。また撹拌補助部材
23は、枠状であって下部が開口しており、ブロック状
の食材は、下部から撹拌補助部材23の枠内に入る。そ
して本実施の形態では、撹拌補助部材23は、線材で作
られており、多くの隙間があるから食材の一部がこの隙
間に引っ掛かり、回転が阻止される。従って食材は、殆
ど回転することなく、撹拌翼24によって粉砕され、さ
らに撹拌される。また、撹拌補助部材23は金属製のワ
イヤー27で形成されているため、強度的にも強く耐久
性に優れる。
【0039】また撹拌翼24等を引き上げる際、昇降軸
16の周囲が、水切り部材22によって拭われ、昇降軸
16の周囲に付着した食材等が掻き落とされる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、上部当接部材と下部当接部材の間でカップの補強
部を挟んで密着させ、撹拌補助部材と撹拌翼をカップ内
に挿入してカップ内の食材を撹拌する様に構成したの
で、冷凍青果物の踊りや逃げが生じず、固く凍結し且つ
相当に大きな食材であっても円滑に粉砕混合することが
できる効果がある。そして、カップ内を密封状態にした
ので吹きこぼれがなく、シャーベツト状又はジュース状
の食品を製造することができる。
【0041】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に加えて、撹拌補助部材は下面が開放され
た枠体であるため、食材に覆いかぶさり食材の回転を効
率的に抑えることができ、撹拌翼が冷凍青果物へ食い込
まない効果がある。また、撹拌補助部材が昇降軸側に取
り付けられているので、撹拌補助部材は回転せず、材料
の回転を阻止する能力が高い。
【0042】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
及び2に記載の発明に加えて、回転軸の先端に着脱可能
に撹拌翼を取付けたので洗浄やメンテナンスが容易にで
きる。
【0043】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至3に記載の発明に加えて、撹拌時において撹拌補助
部材と撹拌翼が昇降するので、冷凍された食材でも円滑
に粉砕・撹拌することができる。
【0044】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
乃至4に記載の発明に加えて、昇降軸の外周に水切り部
材が設けられているので、軸に付着した食材が装置の内
部に入ることがなく、清潔である。
【0045】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
乃至5に記載の発明に加えて、両端にオーリングとシー
ルパッキンを設けたので、撹拌による食材の吹きこぼれ
が防止でき、また着脱可能により撹拌翼の交換などが容
易にできる。
【0046】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
乃至6に記載の発明に加えて、カップの全高より短く形
成したので、テーブル等に置いた時は、カップの上部が
抜き出ているためカップを簡単に取り出せる、また着脱
可能により本体からカップと一体での取り出しが容易に
できる。
【0047】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
乃至7に記載の発明に加えて、略遮断空間が形成され、
略遮断空間内にノズルから水が噴射されるので、食材の
残りかすを都度簡単に洗浄できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による撹拌装置の実施の形態1の部分側
面断面図
【図2】同実施の形態の撹拌装置の外観斜視図
【図3】同実施の形態の撹拌装置の側面断面図
【図4】同実施の形態の撹拌装置の部品の外観斜視図
【図5】同実施の形態の撹拌装置の部品の外観斜視図
【図6】同実施の形態の撹拌装置の部品の側面断面図
【図7】同実施の形態の撹拌装置の内部部分斜視図
【図8】同実施の形態の撹拌装置の洗浄時の動作位置の
部分側面断面図
【符号の説明】
3 カップ支持部 11 ノズル 13 下部当接部材 13a 上端部 13c フランジ 14 カップ 14a 補強部 16 昇降軸 17 回転軸 19 昇降板 22 水切り部材 23 撹拌補助部材 24 撹拌翼 25 上部当接部材 27 ワイヤー 30d 下フランジ 31 オーリング 32 シールパッキン 44 略遮断空間
フロントページの続き Fターム(参考) 4B053 AA01 BA02 BA14 BB01 BC01 BC12 BD13 BE14 BF03 BF14 BG02 BG06 BK32 BL02 BL03 CB02 CB03 4G037 DA21 EA04 4G078 AA13 AB09 BA05 DA04 DA28 DB08 EA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部に補強部を有するカップを使用
    し、前記カップ内の材料を撹拌する撹拌装置であって、
    カップの補強部と当接する昇降可能な上部当接部材と、
    カップを固定する下部当接部材と、昇降軸の一端に設け
    た撹拌補助部材と、前記昇降軸の一端で昇降軸内に設け
    た回転軸の先端に撹拌翼を設け、前記上部当接部材と前
    記下部当接部材の間でカップの補強部を挟んで当着さ
    せ、撹拌補助部材と撹拌翼をカップ内に挿入してカップ
    内の食材を撹拌することを特徴とする撹拌装置。
  2. 【請求項2】 撹拌補助部材は複数のワイヤーで枠体を
    形成し、撹拌翼は、撹拌補助部材より下方に位置し、前
    記撹拌補助部材に対して撹拌翼が相対的に回転すること
    を特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。
  3. 【請求項3】 中空状の昇降軸と、前記昇降軸の中に挿
    通された回転軸を有し、前記回転軸の先端に着脱可能な
    撹拌翼が取り付けられていることを特徴とする請求項1
    に記載の撹拌装置。
  4. 【請求項4】 撹拌時において、撹拌補助部材と撹拌翼
    がカップ内で昇降することを特徴とする請求項1に記載
    の撹拌装置。
  5. 【請求項5】 昇降軸の外周に水切り部材が設けられ、
    撹拌補助部材が昇降する際には昇降軸の外面が前記水切
    り部材によって拭われることを特徴とする請求項1に記
    載の撹拌装置。
  6. 【請求項6】 上部当接部材は、円筒状で撹拌待機時に
    撹拌補助部材と撹拌翼を収納し、上部の昇降板とオーリ
    ングで密封し、下フランジの周囲にシールパッキンを形
    成して成り、上部当接部材は着脱可能なことを特徴とす
    る請求項1に記載の撹拌装置。
  7. 【請求項7】 下部当接部材は、円筒状で開口した上端
    にカップ上端の補強部を保持する上端部を有し、カップ
    の全高より短く形成し、下端に下部当接部材がカップ支
    持部と嵌合するフランジを形成して成り、下部当接部材
    は着脱可能なことを特徴とする請求項1に記載の撹拌装
    置。
  8. 【請求項8】 水を噴出するノズルを有し、上部当接部
    材の降下によって略遮断空間が形成され、前記略遮断空
    間内にノズルから水が噴射されることを特徴とする請求
    項1に記載の撹拌装置。
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