JP2002282139A - ミキサー - Google Patents

ミキサー

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JP2002282139A
JP2002282139A JP2001082560A JP2001082560A JP2002282139A JP 2002282139 A JP2002282139 A JP 2002282139A JP 2001082560 A JP2001082560 A JP 2001082560A JP 2001082560 A JP2001082560 A JP 2001082560A JP 2002282139 A JP2002282139 A JP 2002282139A
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JP
Japan
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stirring
vessel
mixer
container
lower outlet
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Withdrawn
Application number
JP2001082560A
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English (en)
Inventor
Shigeru Togashi
茂 富樫
Masatsugu Kawada
将嗣 川田
Hidekazu Morijiri
英一 森尻
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撹拌容器内で、粉砕され撹拌された撹拌物を
容易に取り出すことができると共に、撹拌容器を衛生に
保つことができるミキサーを提供する。 【解決手段】 食材を収容する撹拌容器3と、撹拌容器
3内に収容された食材を粉砕及び撹拌する撹拌装置4と
を備えたミキサー1であって、撹拌容器3は、上面に形
成され、食材を投入するための上部開口5と、下端部に
形成され、粉砕及び撹拌された撹拌物を取り出すための
下部取出口6とを有すると共に、撹拌装置4は、駆動手
段11と、駆動手段11から下方に延在し、撹拌容器3
内に挿入される撹拌軸12と、撹拌軸12から外方に向
けて延出する撹拌翼13とを備え、撹拌軸12の下端に
は、下部取出口6を開閉自在に閉塞するための閉塞部材
14を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食材を撹拌容器内
で粉砕及び撹拌し撹拌物を生成するミキサーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、果物や野菜などの食材を撹拌する
ミキサーは、上部に開口を有すると共に、底面に撹拌刃
を備えた撹拌容器と、該撹拌刃を駆動する駆動手段を備
えた本体とから構成されている。この撹拌容器は、本体
上面に着脱自在に取り付けられていると共に、本体に撹
拌容器を取り付けた際に、撹拌容器の撹拌刃が本体の駆
動手段と連結されるものとされている。
【0003】そして、このミキサーの本体に設けられた
操作スイッチ又は操作パネルを操作することにより、本
体の駆動手段が運転され、本体に取り付けられた撹拌容
器の撹拌刃が回転し、撹拌容器内に収容された食材が粉
砕及び撹拌されるものであった。そして、撹拌容器を本
体から取り外し、撹拌容器の上面開口から粉砕及び撹拌
された撹拌物を、該撹拌物を提供するために供されるコ
ップなどの器に取り出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、一台のミキサー
にて他種類の撹拌物を生成することが多いため、一度撹
拌物を生成した後の撹拌容器は、直ぐに本体から撹拌容
器を取り外し、他の食器と同様に洗浄した後、新たな撹
拌物の生成に使用していた。しかしながら、従来の撹拌
容器は、底部に撹拌刃が設けられているため、スポンジ
などで洗浄することが困難であり、洗浄時に手指を損傷
する問題があった。更に、撹拌容器の撹拌刃により、撹
拌容器内に小さな隙間が多数形成されるため、該隙間
に、撹拌物が挟まり、十分に洗浄することが困難である
問題もあった。
【0005】そのため、前記隙間に挟まった撹拌物が残
った状態で、撹拌容器に新たな撹拌物の食材等が投入さ
れると、前記隙間に挟まった撹拌物が撹拌により新たな
撹拌物中に混在してしまい、衛生上問題があった。
【0006】また、撹拌容器から撹拌物を取り出す際
に、本体から撹拌容器を取り外し、撹拌容器を持ってコ
ップ等に注がなければならず、作業が煩雑となる問題が
あった。また、該撹拌容器は、一般的に比較的重いガラ
ス製の容器にて構成されているため、取扱が困難である
問題があった。
【0007】そこで、本発明は、従来の技術的課題を解
決するために成されたものであり、撹拌容器内で、粉砕
され撹拌された撹拌物を容易に取り出すことができると
共に、撹拌容器を衛生に保つことができるミキサーを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のミキサーは、食
材を収容する撹拌容器と、該撹拌容器内に収容された食
材を粉砕及び撹拌する撹拌装置とを備えたミキサーにお
いて、撹拌容器は、上面に形成され、食材を投入するた
めの上部開口と、下端部に形成され、粉砕及び撹拌され
た撹拌物を取り出すための下部取出口とを有すると共
に、撹拌装置は、駆動手段と、該駆動手段から下方に延
在し、撹拌容器内に挿入される撹拌軸と、該撹拌軸から
外方に向けて延出する撹拌翼とを備え、下部取出口に
は、当該下部取出口を開閉自在に閉塞するための閉塞手
段を設けたことを特徴とする。
【0009】本発明によれば、食材を収容する撹拌容器
と、該撹拌容器内に収容された食材を粉砕及び撹拌する
撹拌装置とを備えたものであって、撹拌容器は、上面に
形成され、食材を投入するための上部開口と、下端部に
形成され、粉砕及び撹拌された撹拌物を取り出すための
下部取出口とを有すると共に、撹拌装置は、駆動手段
と、該駆動手段から下方に延在し、撹拌容器内に挿入さ
れる撹拌軸と、該撹拌軸から外方に向けて延出する撹拌
翼とを備え、下部取出口には、当該下部取出口を開閉自
在に閉塞するための閉塞手段を設けたので、撹拌容器内
で、粉砕され撹拌された撹拌物は、下部取出口の閉塞手
段を開放することにより、撹拌容器下方に形成された下
部取出口から容易に取り出すことができるようになる。
【0010】請求項2の発明のミキサーは、請求項1の
発明に加えて、閉塞手段は撹拌軸の下端に設けられると
共に、撹拌軸は撹拌容器に対して上下移動自在とされ、
撹拌軸の上下移動により、閉塞手段を下部取出口に密
着、若しくは離間させることで下部取出口の開閉を行う
ことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、閉塞手段は撹拌軸の下端に設けられると共
に、撹拌軸は撹拌容器に対して上下移動自在とされ、撹
拌軸の上下移動により、閉塞手段を下部取出口に密着、
若しくは離間させることで下部取出口の開閉を行うの
で、撹拌容器に格別な閉塞手段を設けることなく、撹拌
容器の下部取出口の開閉を行うことができ、撹拌容器内
の撹拌物を容易に取り出すことができるようになる。
【0012】請求項3の発明のミキサーは、請求項2の
発明に加えて、撹拌軸を撹拌容器に対して上下移動させ
るためのレバーを設けたことを特徴とする。
【0013】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
に加えて、撹拌軸を撹拌容器に対して上下移動させるた
めのレバーを設けたので、容易に撹拌軸の下端に設けら
れた閉塞手段を開閉することができるようになり、撹拌
物の製造及び提供を容易に行うことができるようにな
る。
【0014】請求項4の発明のミキサーは、請求項1、
請求項2又は請求項3の発明に加えて、閉塞手段による
下部取出口の開閉を検出するための開放検知手段を備
え、該開放検知手段の出力に基づき、閉塞手段が開放さ
れる際には、駆動手段の運転を停止し、若しくは、当該
駆動手段を低速運転させることを特徴とする。
【0015】請求項4の発明によれば、請求項1、請求
項2又は請求項3の発明に加えて、閉塞手段による下部
取出口の開閉を検出するための開放検知手段を備え、該
開放検知手段の出力に基づき、閉塞手段が開放される際
には、駆動手段の運転を停止、若しくは、当該駆動手段
を低速運転させるので、撹拌物取出時に、撹拌翼や撹拌
軸に付着した撹拌物が外に飛び散ることを未然に回避す
ることができるようになる。
【0016】請求項5の発明のミキサーは、請求項1、
請求項2、請求項3又は請求項4の発明に加えて、撹拌
装置は、基台上部に取り付けられると共に、撹拌容器
は、固定手段により基台に脱着可能に保持されることを
特徴とする。
【0017】請求項5の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3又は請求項4の発明に加えて、撹拌装置
は、基台上部に取り付けられると共に、撹拌容器は、固
定手段により基台に脱着可能に保持されるので、撹拌容
器を基台から取り外すことができるため、容易に撹拌容
器の洗浄を行うことができるようになり、撹拌容器を衛
生に保つことができるようになる。更に、撹拌容器は、
内部に撹拌装置が存在しないため、容易に洗浄すること
ができる。また、撹拌容器を取り外すことにより、撹拌
装置の撹拌軸や撹拌翼なども容易に洗浄することができ
るようになる。
【0018】請求項6の発明のミキサーは、請求項5の
発明に加えて、撹拌容器が装着されたことを検出するた
めの装着検知手段が設けられていることを特徴とする。
【0019】請求項6の発明によれば、請求項5の発明
に加えて、撹拌容器が装着されたことを検出するための
装着検知手段が設けられているので、撹拌容器が確実に
基台に保持されていないことを検知することができ、確
実に撹拌容器が固定されていないことによる撹拌中の撹
拌容器の脱落を未然に回避することができるようにな
る。
【0020】請求項7の発明のミキサーは、請求項1、
請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6
の発明に加えて、上部開口から撹拌容器内に給水するた
めの給水手段と、下部取出口からの排水を受ける排水処
理手段を備えることを特徴とする。
【0021】請求項7の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6の発
明に加えて、上部開口から撹拌容器内に給水するための
給水手段と、下部取出口からの排水を受ける排水処理手
段を備えたので、撹拌容器上方から洗浄水を注入し、駆
動手段を運転することにより、当該撹拌容器の内壁及び
撹拌装置の撹拌軸及び撹拌翼を洗浄することができると
共に、洗浄後、撹拌容器下部の下部取出口から洗浄水を
排水処理手段に排水することができ、容易に、撹拌容
器、撹拌軸及び撹拌翼の洗浄を行うことができるように
なる。
【0022】請求項8のミキサーは、請求項1、請求項
2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6又は請求
項7の発明に加えて、撹拌装置は、撹拌容器に対して傾
斜して取り付けられていることを特徴とする。
【0023】請求項8の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6又は請
求項7の発明に加えて、撹拌装置は、撹拌容器に対して
傾斜して取り付けられているので、撹拌容器の一部の上
部開口縁と撹拌装置とが広く離間するため、該空間から
容易に食材を投入することができ、作業性及び生産性を
向上させることができるようになる。
【0024】請求項9の発明のミキサーは、請求項1、
請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、
請求項7又は請求項8の発明に加えて、撹拌容器の上部
開口の縁部は、一部が外方に拡開された形状とされてい
ることを特徴とする。
【0025】請求項9の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求
項7又は請求項8の発明に加えて、撹拌容器の上部開口
の縁部は、一部が外方に拡開された形状とされているの
で、撹拌容器の上部開口より、容易に食材を投入するこ
とができ、作業性及び生産性を向上させることができる
ようになる。
【0026】請求項10の発明のミキサーは、請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
6、請求項7、請求項8又は請求項9の発明に加えて、
撹拌装置の上部開口に対応して、食材投入案内部材を備
えていることを特徴とする。
【0027】請求項10の発明によれば、請求項1、請
求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請
求項7、請求項8又は請求項9の発明に加えて、撹拌装
置の上部開口に対応して、食材投入案内部材を備えてい
るので、撹拌容器の上部開口より、容易に食材を投入す
ることができ、作業性及び生産性を向上させることがで
きるようになる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1はミキサー1の正面図、図2は図
1のA−A断面図を示している。本発明のミキサー1
は、例えば果物や野菜などを粉砕及び撹拌することによ
りジュースを生成するものであり、この他に、前記ジュ
ースと乳性飲料と氷又はコーヒーと乳性飲料と氷を粉砕
撹拌することにより、半凍結状態の飲料を生成するもの
である。
【0029】このミキサー1の本体は、上面及び前面に
開口を有する基台2により構成されており、この基台2
の上部には、撹拌容器3及び撹拌装置4が取り付けられ
ている。この撹拌容器3は、上面に食材を投入するため
の上部開口5を形成したガラス製の容器であり、該撹拌
容器3の下部は、下端部に向かって先細りに形成されて
いる。また、撹拌容器3の下端部、即ち底面には、撹拌
されたジュース等を取り出すための下部取出口6が形成
されている。更に、この撹拌容器3の上部開口5の縁部
には、外方に拡開したフランジ8が形成されている。そ
して、撹拌容器3の側面には、撹拌容器3の本体と一体
に把手部7が形成されている。
【0030】そして、この撹拌容器3は、基台2の上端
と撹拌容器3の上端が略同一となるように基台2に取り
付けられる。このとき、基台2の上端には、撹拌容器3
の前記フランジ8を保持するための固定部材(固定手
段)9が設けられており、この固定部材9により撹拌容
器3を脱着可能に保持する。
【0031】また、基台2の上面には、撹拌容器3の上
部開口5を閉塞するための蓋部10が設けられいると共
に、この蓋部10の上面には、前記撹拌装置4の駆動部
(駆動手段)11が設けられている。この駆動手段11
の下面には、蓋部10に予め形成された切欠を介して下
方に延在されると共に、前記撹拌容器3内部に挿入され
る撹拌軸12が取り外し可能に取り付けられている。そ
して、この撹拌軸12には、外方に向けて延出する撹拌
翼13が設けられている。
【0032】更に、この撹拌軸12の下端には、閉塞部
材14が取り付けられている。この閉塞部材14は、上
部から下端に渡って先細り形状とされており、下部取出
口6と密着又は離間させることにより、開閉自在に下部
取出口6を閉塞する。また、この閉塞部材14の下部取
出口6と密着する位置には、外周に渡ってゴム部材15
が取り付けられている。
【0033】また、前記撹拌軸12の上部、即ち、駆動
部11と蓋部10との間には、撹拌軸12を上下に移動
させるための開閉レバー16が取り付けられている。そ
して、この開閉レバー16を操作することにより、撹拌
軸12を撹拌容器3に対して上下に移動させることがで
き、これに伴って、撹拌軸12の下端に設けられた閉塞
部材14を上下に移動させることができる。そのため、
閉塞部材14の上下移動により、閉塞部材14を下部取
出口6に密着(図2を参照。)又は離間(図3を参
照。)させることができ、下部取出口6の開閉を容易に
行うことができる。
【0034】また更に、閉塞部材14には、下部取出口
6が開放されていることを検知するための開放検知手段
としてセンサ17が取り付けられているものとする。
【0035】以上の構成により、本発明のミキサー1に
よりジュース等を製造する際には、先ずはじめに、蓋部
10を開放し、撹拌容器3の上部開口5から、ジュース
等の材料となる野菜や果物又は乳性飲料若しくはコーヒ
ー又は氷等の食材を撹拌容器3内に投入する。尚、この
際に、撹拌容器3の下部取出口6は、閉塞部材14によ
り予め閉塞されているものとする。食材投入後、蓋部1
0を閉鎖し、図示しない制御装置に接続されたコントロ
ールパネルを操作することにより、撹拌装置4の駆動部
11を運転する。これにより、撹拌軸12及び撹拌翼1
3が回転し、撹拌容器3内の食材を粉砕及び撹拌する。
これにより、撹拌容器3内においてジュース等が生成さ
れる。
【0036】次いで、撹拌容器3の下部取出口6下方の
真下に位置してジュースを提供するための例えば紙コッ
プ18などを基台2に載置し、撹拌軸12に取り付けら
れた開閉レバー16を操作し、閉塞部材14を下部取出
口6と離間させ、下部取出口6からジュース等を紙コッ
プ18に取り出す。
【0037】これにより、容易にジュース等を製造する
ことができると共に、容易な操作にてジュース等を紙コ
ップ18に取り出すことができるようになる。そのた
め、従来の如く、撹拌容器3を基台2から取り外し、上
部開口からジュース等を紙コップ18に取り出す際に、
ジュース等をこぼしてしまうなどの不都合を回避するこ
とができるようになると共に、ジュース等の取出に際す
る作業性を簡素化することができるようになる。
【0038】また、本実施例におけるミキサー1は、閉
塞部材14にセンサ17が取り付けられているため、下
部取出口6が開放されると、センサ17が開放を検知
し、前記制御手段により駆動部11の運転を停止又は低
速運転とする。これにより、ジュース等を取出す際に、
撹拌翼13や撹拌軸12に付着したジュース等が外に飛
び散ることを未然に回避することができるようになる。
【0039】次に、上述で生成したジュース等とは異な
る種類のジュース等を生成する際など、撹拌容器3を洗
浄する際の手順について説明する。先ず、前記ジュース
等を取り出した紙コップ18を基台2より除去し、前記
固定部材9を解除し、撹拌容器3の把手部7を持ち、撹
拌容器3を下方に移動させ、撹拌装置4の撹拌軸12の
下方より撹拌容器3を基台2から取り外す。そして、通
常のコップ等の洗浄と同様に撹拌容器3を洗浄する。
【0040】このとき、撹拌容器3は、従来のミキサー
の撹拌容器と異なって、撹拌刃などが形成されていない
ため、洗浄時に手指等を損傷することを未然に回避する
ことができるようになる。また、撹拌刃による小さな隙
間が形成されていないため、容易に撹拌容器3内を洗浄
することができるようになり、撹拌容器3内を衛生的に
保つことができるようになる。
【0041】他方、撹拌軸12及び撹拌翼13は、撹拌
装置4の駆動部11から取り外し、別個洗浄することに
より、容易に撹拌軸12及び撹拌翼13を洗浄すること
ができ、衛生的に保つことができるようになる。
【0042】他の実施例として、図4に示す如く前記基
台2の撹拌容器3の上方において、給水手段20を設
け、撹拌容器3の下部取出口6の下方に、排水ホース等
の排水処理手段21を設けても良い。これにより、撹拌
容器3内の洗浄時に、給水手段20より、撹拌容器3内
に洗浄水を充填し、駆動部11を運転することにより、
撹拌容器3内を洗浄することができる。その後、閉塞手
段14を開放し、排水処理手段21より撹拌容器3内の
洗浄水を排水することにより、容易に撹拌容器3内、撹
拌軸12及び撹拌翼13を洗浄することができるように
なる。尚、この給水手段20は、前記制御手段により自
動に給水を行っても良いものとする。
【0043】また、更に他の実施例として、図5に示す
如く、撹拌容器3の上部開口5縁部の一部には、磁石2
2が成形により埋設されていると共に、基台2の上部で
あって、撹拌容器3を取り付けた際に、前記磁石22と
対応する位置には、例えばリードスイッチなどにより構
成される撹拌容器装着検知手段23が取り付けられてい
る。
【0044】撹拌容器3を洗浄した後など、撹拌容器3
を基台2に取り付けた際に、前記撹拌容器装着検知手段
23で撹拌容器3が確実に基台2に取り付けられていな
い場合には、制御装置により、撹拌装置4の駆動部11
を運転しないものとする。これにより、撹拌容器3が確
実に基台2に保持されていない場合に生じる撹拌中の撹
拌容器3の脱落などの不都合を未然に回避することがで
きるようになる。
【0045】また更に、他の実施例のミキサーとして、
図6乃至図8に示す各ミキサーがある。図6に示すミキ
サーの撹拌容器25は、上部開口26が把手部7側に低
く傾斜して形成されていると共に、撹拌容器25の下端
に形成される下部取出口27は、把手部7側の側方に向
けて傾斜して形成されている。そして、撹拌装置28
は、前記撹拌容器25に対して、把手部7の反対側から
把手部7側に向けて、上部開口26から撹拌軸29が挿
入されている。
【0046】上記構成により、撹拌容器25内に食材を
投入する際には、撹拌装置28の撹拌軸12に取り付け
られた開閉レバー16を把手部7側から把手部7の反対
側へ移動させ、開閉レバー16と上部開口26との間に
比較的広い食材投入部を形成する。これにより、容易
に、食材を投入することができ、ジュース等の製造作業
性を向上させることができる。
【0047】また、図7に示すミキサーの撹拌容器30
は、上部開口31の縁部が例えば把手部7側において、
一部外側に拡開された食材投入部32が形成されてい
る。これにより、該食材投入部32が形成された上部開
口31から容易に食材を投入することができるようにな
り、本実施例におけるミキサーにおいてもジュース等の
製造作業性を向上させることができるようになる。
【0048】更にまた、図8に示すミキサーの撹拌容器
3は、上部開口5に食材投入案内部材33を宛うことに
より、食材を撹拌容器3内に容易に投入することができ
る。この食材投入案内部材33は、上面及び下面に開口
を有する筒状部材であり、下端から上端に渡って徐々に
拡開して形成されている。また、この食材投入案内部材
33は、撹拌容器3の上部開口5と前記開閉レバー16
との間に位置して上部開口5縁部に宛われるため、上端
及び下端が、一方向に低く傾斜して形成されている。
【0049】これにより、食材投入案内部材33の下端
を容易に撹拌容器3の上部開口5縁部に宛うことができ
ると共に、食材投入案内部材33の上端から容易に食材
を投入することができ、本実施例においても、ジュース
等の製造作業性を向上させることができるようになる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、食材
を収容する撹拌容器と、該撹拌容器内に収容された食材
を粉砕及び撹拌する撹拌装置とを備えたものであって、
撹拌容器は、上面に形成され、食材を投入するための上
部開口と、下端部に形成され、粉砕及び撹拌された撹拌
物を取り出すための下部取出口とを有すると共に、撹拌
装置は、駆動手段と、該駆動手段から下方に延在し、撹
拌容器内に挿入される撹拌軸と、該撹拌軸から外方に向
けて延出する撹拌翼とを備え、下部取出口には、当該下
部取出口を開閉自在に閉塞するための閉塞手段を設けた
ので、撹拌容器内で、粉砕され撹拌された撹拌物は、下
部取出口の閉塞手段を開放することにより、撹拌容器下
方に形成された下部取出口から容易に取り出すことがで
きるようになる。
【0051】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、閉塞手段は撹拌軸の下端に設けられると共
に、撹拌軸は撹拌容器に対して上下移動自在とされ、撹
拌軸の上下移動により、閉塞手段を下部取出口に密着、
若しくは離間させることで下部取出口の開閉を行うの
で、撹拌容器に格別な閉塞手段を設けることなく、撹拌
容器の下部取出口の開閉を行うことができ、撹拌容器内
の撹拌物を容易に取り出すことができるようになる。
【0052】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
に加えて、撹拌軸を撹拌容器に対して上下移動させるた
めのレバーを設けたので、容易に撹拌軸の下端に設けら
れた閉塞手段を開閉することができるようになり、撹拌
物の製造及び提供を容易に行うことができるようにな
る。
【0053】請求項4の発明によれば、請求項1、請求
項2又は請求項3の発明に加えて、閉塞手段による下部
取出口の開閉を検出するための開放検知手段を備え、該
開放検知手段の出力に基づき、閉塞手段が開放される際
には、駆動手段の運転を停止、若しくは、当該駆動手段
を低速運転させるので、撹拌物取出時に、撹拌翼や撹拌
軸に付着した撹拌物が外に飛び散ることを未然に回避す
ることができるようになる。
【0054】請求項5の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3又は請求項4の発明に加えて、撹拌装置
は、基台上部に取り付けられると共に、撹拌容器は、固
定手段により基台に脱着可能に保持されるので、撹拌容
器を基台から取り外すことができるため、容易に撹拌容
器の洗浄を行うことができるようになり、撹拌容器を衛
生に保つことができるようになる。更に、撹拌容器は、
内部に撹拌装置が存在しないため、容易に洗浄すること
ができる。また、撹拌容器を取り外すことにより、撹拌
装置の撹拌軸や撹拌翼なども容易に洗浄することができ
るようになる。
【0055】請求項6の発明によれば、請求項5の発明
に加えて、撹拌容器が装着されたことを検出するための
装着検知手段が設けられているので、撹拌容器が確実に
基台に保持されていないことを検知することができ、確
実に撹拌容器が固定されていないことによる撹拌中の撹
拌容器の脱落を未然に回避することができるようにな
る。
【0056】請求項7の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6の発
明に加えて、上部開口から撹拌容器内に給水するための
給水手段と、下部取出口からの排水を受ける排水処理手
段を備えたので、撹拌容器上方から洗浄水を注入し、駆
動手段を運転することにより、当該撹拌容器の内壁及び
撹拌装置の撹拌軸及び撹拌翼を洗浄することができると
共に、洗浄後、撹拌容器下部の下部取出口から洗浄水を
排水処理手段に排水することができ、容易に、撹拌容
器、撹拌軸及び撹拌翼の洗浄を行うことができるように
なる。
【0057】請求項8の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6又は請
求項7の発明に加えて、撹拌装置は、撹拌容器に対して
傾斜して取り付けられているので、撹拌容器の一部の上
部開口縁と撹拌装置とが広く離間するため、該空間から
容易に食材を投入することができ、作業性及び生産性を
向上させることができるようになる。
【0058】請求項9の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求
項7又は請求項8の発明に加えて、撹拌容器の上部開口
の縁部は、一部が外方に拡開された形状とされているの
で、撹拌容器の上部開口より、容易に食材を投入するこ
とができ、作業性及び生産性を向上させることができる
ようになる。
【0059】請求項10の発明によれば、請求項1、請
求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請
求項7、請求項8又は請求項9の発明に加えて、撹拌装
置の上部開口に対応して、食材投入案内部材を備えてい
るので、撹拌容器の上部開口より、容易に食材を投入す
ることができ、作業性及び生産性を向上させることがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミキサーの正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】ミキサーの側面図である。
【図4】他の実施例のミキサーの側面図である。
【図5】もう一つの他の実施例のミキサーの側面図であ
る。
【図6】更にもう一つの他の実施例のミキサーの側面図
である。
【図7】更にもう一つの他の実施例のミキサーの側面図
である。
【図8】更にもう一つの他の実施例のミキサーの側面図
である。
【符号の説明】
1 ミキサー 2 基台 3 撹拌容器 4 撹拌装置 5 上部開口 6 下部取出口 7 把手部 8 フランジ 9 固定部材 10 蓋部 11 駆動部 12 撹拌軸 13 撹拌翼 14 閉塞部材 16 開閉レバー 17 センサ 18 紙コップ 20 給水手段 21 排水処理手段 22 磁石 23 装着検知手段 25 撹拌容器 26 上部開口 27 下部取出口 28 撹拌装置 30 撹拌容器 31 上部開口 32 食材投入部 33 食材投入案内部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森尻 英一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4B053 AA01 BA02 BB01 BC02 BD02 BG01 BG07 BH05 BH18 BJ07 BJ16 BK26 BK32 BK36 BK44 BL02 BL03 BL09 BL12 4D065 CA06 CB03 CC03 CC06 DD12 DD25 EB07 ED06 ED16 ED27 ED35 EE01 EE15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食材を収容する撹拌容器と、該撹拌容器
    内に収容された食材を粉砕及び撹拌する撹拌装置とを備
    えたミキサーであって、 前記撹拌容器は、上面に形成され、前記食材を投入する
    ための上部開口と、下端部に形成され、粉砕及び撹拌さ
    れた撹拌物を取り出すための下部取出口とを有すると共
    に、 前記撹拌装置は、駆動手段と、該駆動手段から下方に延
    在し、前記撹拌容器内に挿入される撹拌軸と、該撹拌軸
    から外方に向けて延出する撹拌翼とを備え、 前記下部取出口には、当該下部取出口を開閉自在に閉塞
    するための閉塞手段を設けたことを特徴とするミキサ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記閉塞手段は前記撹拌軸の下端に設け
    られると共に、該撹拌軸は前記撹拌容器に対して上下移
    動自在とされ、当該撹拌軸の上下移動により、前記閉塞
    手段を前記下部取出口に密着、若しくは、離間させるこ
    とで当該下部取出口の開閉を行うことを特徴とする請求
    項1のミキサー。
  3. 【請求項3】 前記撹拌軸を前記撹拌容器に対して上下
    移動させるためのレバーを設けたことを特徴とする請求
    項2のミキサー。
  4. 【請求項4】 前記閉塞手段による前記下部取出口の開
    閉を検出するための開放検知手段を備え、該開放検知手
    段の出力に基づき、前記閉塞手段が開放される際には、
    前記駆動手段の運転を停止し、若しくは、当該駆動手段
    を低速運転させることを特徴とする請求項1、請求項2
    又は請求項3のミキサー。
  5. 【請求項5】 前記撹拌装置は、基台上部に取り付けら
    れると共に、前記撹拌容器は、固定手段により基台に脱
    着可能に保持されることを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3又は請求項4のミキサー。
  6. 【請求項6】 前記基台には、撹拌容器が装着されたこ
    とを検出するための装着検知手段が設けられていること
    を特徴とする請求項5のミキサー。
  7. 【請求項7】 前記上部開口から前記撹拌容器内に給水
    するための給水手段と、前記下部取出口からの排水を受
    ける排水処理手段を備えることを特徴とする請求項1、
    請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6
    のミキサー。
  8. 【請求項8】 前記撹拌装置は、前記撹拌容器に対して
    傾斜して取り付けられることを特徴とする請求項1、請
    求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6又は
    請求項7のミキサー。
  9. 【請求項9】 前記撹拌容器の上部開口の縁部は、一部
    が外方に拡開された形状とされていることを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、
    請求項6、請求項7又は請求項8のミキサー。
  10. 【請求項10】 前記撹拌容器の上部開口に対応して、
    食材投入案内部材を備えていることを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
    6、請求項7、請求項8又は請求項9のミキサー。
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