JPH05253085A - 回転調理器 - Google Patents

回転調理器

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Publication number
JPH05253085A
JPH05253085A JP5300892A JP5300892A JPH05253085A JP H05253085 A JPH05253085 A JP H05253085A JP 5300892 A JP5300892 A JP 5300892A JP 5300892 A JP5300892 A JP 5300892A JP H05253085 A JPH05253085 A JP H05253085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
cup
gelatin
shaft
hot water
Prior art date
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Pending
Application number
JP5300892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Kuroki
嘉宏 黒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5300892A priority Critical patent/JPH05253085A/ja
Publication of JPH05253085A publication Critical patent/JPH05253085A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ゼラチンを容易に溶かすことができ、安全で使
い勝手の良い回転調理器を提供することを目的とする。 【構成】電動機12によって回転するカッター17を内底部
に備えたコップ16の上端開口部に着脱自在で内部に空間
部が形成されるように上側蓋体26と下側蓋体22とからな
る蓋20を設け、前記下側蓋体22には開閉自在な注入口21
aを設け、前記上側蓋体26にはハンドル23によって回転
自在な軸24を支持してこの軸24に上側蓋体26と下側蓋体
22との間で撹拌羽根25を取り付け、前記上側蓋体26の開
口部28より蓋20の内部に注入されたゼラチンと湯を撹拌
羽根25の回転により撹拌させ、この撹拌によりゼラチン
を湯で溶かすようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭用および業務用
として使用される回転調理器に関するもので、詳しくは
ゼリーなどの冷菓作りに適した回転調理器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、回転調理器を用いたゼリーなどの
冷菓作りに関心が高まっている。以下、従来の回転調理
器の一例について図5に基づいて説明する。図におい
て、1は電動機2を内蔵する調理器本体、3は調理器本
体1上に着脱自在にセットされるコップ、4はコップ3
の内底部に設けられ前記電動機2の軸2aと係合するカ
ッター、5は前記コップ3の上端開口部に設けられる蓋
で、この蓋5にはほぼ半球状の凹部6が形成され、凹部
6の中心に注入口6aが形成されている。
【0003】以上のように構成された回転調理器の動作
について説明すると、まずコップ3の中に水、好みの果
実、シロップ、砂糖、氷などを入れてこれらをカッター
4の高速回転により粉砕、撹拌し、その後蓋5の凹部6
に湯で溶かしたゼラチン液を入れて中央の注入口6aよ
りゼラチン液をコップ3の中へ注入し、さらに全体を撹
拌した後、取り出して自然に固め、ゼリーなどを作ると
いうもので、湯でゼラチンを溶かすのに別の容器を用い
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ゼラチンを湯で溶かすのに別の容器を必要
とし、また熱い湯を注いでゼラチンを溶かし撹拌するの
にスプーンや割り箸などで行なっており、なかなかゼラ
チンが溶けないという問題を有するとともに、熱い別容
器を持ってゼラチン液を蓋5の凹部6に注ぎ込まなくて
はならず、危険を伴ない、作業性が悪いという問題を有
していた。
【0005】本発明はこのような課題を解決するもの
で、ゼラチンを容易に溶かすことができ、使い勝手の良
い回転調理器を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、被調理物を入れるコップと、このコップの
内底部に設けられ電動機によって回転するカッターと、
前記コップの上端開口部に着脱自在に設けられ内部に空
間部が形成されるように上側蓋体と下側蓋体とからなる
蓋を備え、この蓋の下側蓋体には注入口を設け、前記上
側蓋体にはハンドルによって回転自在な軸を支持してこ
の軸に上側蓋体と下側蓋体との間で撹拌羽根を取り付
け、また上側蓋体には開口部を設け、前記軸の上下動に
より前記注入口を開閉させる構成としたものである。ま
た本発明は、被調理物を入れるコップと、このコップの
内底部に設けられ電動機によって回転するカッターと、
前記コップの上端開口部に着脱自在に設けられ内部に空
間部が形成されるように上側蓋体と下側蓋体とからなる
蓋を備え、この蓋の下側蓋体には注入口を設け、前記上
側蓋体には把手によって上下動自在な軸を支持してこの
軸に上側蓋体と下側蓋体との間で撹拌羽根を取り付け、
また上側蓋体には開口部を設け、前記軸の上下動により
前記注入口を開閉させる構成としたものである。
【0007】
【作用】この構成により、上側蓋体と下側蓋体との間に
注入されたゼラチンと湯を撹拌羽根を回転させることに
よって撹拌させ、この撹拌によりゼラチンと湯が混ざり
合い、ゼラチンを湯で効率良く溶かすことができるの
で、ゼラチンを湯で溶かすための別容器が不要となり、
また熱い容器を持つ必要もなくなり、安全で使い勝手を
良くすることができる。また、撹拌羽根を上下動させる
ことによってもゼラチンと湯を撹拌させ、ゼラチンを効
率良く溶かすことができるので、ゼラチンを湯で溶かす
ための別容器が不要となり、また熱い容器を持つ必要も
なくなり、安全で使い勝手を良くすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。まず、図1に示す第1実施例について説
明すると、11は内部に駆動手段となる電動機12を備えた
調理器本体、13は上面に数個所の爪を設け、前記電動機
12の軸部12aの上端にねじなどで固定された下側コネク
ターで、調理器本体11の上端中央部に突設されている。
14は調理器本体11の上端外周近傍部より突設した複数個
の角(つの)である。15は前記角14の外側に嵌合して調
理器本体11に着脱自在なコップダイで、このコップダイ
15の上部にはコップ16をねじ込みにより着脱自在に設け
ている。17はコップダイ15のほぼ中央に位置しコップダ
イ15に取り付けられた軸18に固定されたカッターで、前
記軸18の下端に取り付けられた上側コネクター19と前記
電動機12の軸部12aに取り付けられた下側コネクター13
が係合して電動機12の駆動により高速回転するようにな
っている。20は前記コップ16の上端開口部に着脱自在に
設けられる蓋で、この蓋20はほぼ半球状の凹部21を備
え、凹部21の中心に注入口21aが形成されてなる下側蓋
体22と、この下側蓋体22の上に着脱自在で上端のハンド
ル23によって回転自在な下向きの軸24を備え、この軸24
に上下に適当間隔をおいて板状の2枚の撹拌羽根25を取
り付けてなる上側蓋体26とから構成されている。なお、
前記下側蓋体22の注入口21aの下端には開閉弁27がねじ
止めなどにより取り付けられている。また、前記上側蓋
体26にはゼラチンや湯を注ぐための開口部28が形成さ
れ、前記軸24の下端は小径となっている。24aは下端小
径部である。さらに、29は前記上側蓋体26の中心に形成
された筒状の軸受部で、前記軸24の上端を支持してい
る。
【0009】以上のように構成された回転調理器の動作
について説明すると、まずゼラチンと湯を前記開口部28
より上側蓋体26と下側蓋体22との間の空間部に注入し、
前記凹部21内に溜める。次にハンドル23を回転させて、
軸24に取り付けられた撹拌羽根25を回転させることによ
って、凹部21内のゼラチンと湯を撹拌させる。この撹拌
によりゼラチンと湯が混ざり合い、ゼラチンを湯で効率
良く溶かすことができる。ゼラチンを湯で溶かした後は
上側蓋体26を可撓性を利用して下方に押すことによって
軸24の下端小径部24aが開閉弁27を開き、下側蓋体22の
注入口21aよりゼラチン液はコップ16内に注がれる。コ
ップ16内に注がれたゼラチン液は水、好みの果実、シロ
ップ、砂糖、氷などとともにカッター17により撹拌さ
れ、その後は従来と同様にしてゼリーが作られる。
【0010】以上のように本実施例によれば、上側蓋体
26と下側蓋体22との間に注入されたゼラチンと湯をハン
ドル23により撹拌羽根25を回転させることによって撹拌
させ、この撹拌によりゼラチンと湯が混ざり合い、ゼラ
チンを湯で効率良く溶かすことができるので、ゼラチン
を湯で溶かすための別容器が不要となり、また熱い容器
を持つ必要もなくなり、安全で使い勝手を良くすること
ができる。
【0011】次に、図2に示す第2実施例について説明
すると、上側蓋体26と下側蓋体22との間でゼラチンと湯
を撹拌させる撹拌羽根25を傾けて配設してあり、他の構
成は前記第1実施例と同じであるため、その詳細説明は
省略する。
【0012】この第2実施例の構成の回転調理器の動作
について説明すると、まずゼラチンと湯を前記開口部28
より上側蓋体26と下側蓋体22との間の空間部に注入し、
前記凹部21内に溜める。次にハンドル23を回転させて、
軸24に取り付けられた撹拌羽根25を回転させることによ
って、凹部21内のゼラチンと湯を撹拌させる。前記撹拌
羽根25は傾けて配設されているので、第1実施例よりも
広い範囲を撹拌でき、ゼラチンを湯でさらに効率良く溶
かすことができる。
【0013】次に、図3に示す第3実施例について説明
すると、上側蓋体26の上部に筒状のフランジ30を設け、
このフランジ30の内部に渦巻状のばね31を設け、このば
ね31の一端31aを軸24に係止させるとともに他端31bを
フランジ30の切り欠き部に係止させ、ばね蓋32をフラン
ジ30の上端に溶着してあり、他の構成は前記第1実施例
と同じであるため、その詳細説明は省略する。
【0014】この第3実施例の構成の回転調理器の動作
について説明すると、まずゼラチンと湯を前記開口部28
より上側蓋体26と下側蓋体22との間の空間部に注入し、
前記凹部21内に溜める。次にハンドル23の一方向への回
転操作により渦巻状のばね31を巻き上げるとともに撹拌
羽根25をも回転させる。その後、ハンドル23を離すこと
により、ハンドル23および撹拌羽根25はばね31の付勢力
により他方向に回転する。この撹拌羽根25の正逆回転に
よりゼラチンを湯で効率良く溶かすことができる。
【0015】次に、図4に示す第4実施例について説明
すると、上側蓋体26の中心に形成された筒状の軸受部29
に支持された軸24には1枚の円板状の撹拌羽根33を取り
付けており、上側蓋体26から上方に突出する軸24の上端
にはフランジ状の把手34を設け、この把手34と上側蓋体
26との間に前記軸24および撹拌羽根33を上方に付勢する
ばね35を設けてあり、他の構成は前記第1実施例と同じ
であるため、その詳細説明は省略する。
【0016】この第4実施例の構成の回転調理器の動作
について説明すると、まずゼラチンと湯を前記開口部28
より上側蓋体26と下側蓋体22との間の空間部に注入し、
前記凹部21内に溜める。次に把手34を押し下げる。この
操作により、軸24と一体的に撹拌羽根33も押し下げら
れ、その後、把手34から手を離すことにより、ばね35の
働きにより軸24と一体的に撹拌羽根33は上昇する。この
撹拌羽根33の上下動によりゼラチンを湯で効率良く溶か
すことができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上側蓋体
と下側蓋体との間に注入されたゼラチンと湯を撹拌羽根
を回転させることによって撹拌させ、この撹拌によりゼ
ラチンと湯が混ざり合い、ゼラチンを湯で効率良く溶か
すことができるので、ゼラチンを湯で溶かすための別容
器が不要となり、また熱い容器を持つ必要もなくなり、
安全で使い勝手を良くすることができる。また、撹拌羽
根を上下動させることによってもゼラチンと湯を撹拌さ
せ、この撹拌によりゼラチンと湯が混ざり合い、ゼラチ
ンを効率良く溶かすことができるので、ゼラチンを湯で
溶かすための別容器が不要となり、また熱い容器を持つ
必要もなくなり、安全で使い勝手を良くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における回転調理器の要部
破断正面図である。
【図2】本発明の第2実施例における回転調理器の要部
破断正面図である。
【図3】本発明の第3実施例における回転調理器の要部
破断正面図である。
【図4】本発明の第4実施例における回転調理器の要部
破断正面図である。
【図5】従来例における回転調理器の要部破断正面図で
ある。
【符号の説明】
11 調理器本体 12 電動機 16 コップ 17 カッター 20 蓋 21 凹部 21a 注入口 22 下側蓋体 23 ハンドル 24 軸 25 撹拌羽根 26 上側蓋体 27 開閉弁 28 開口部 29 軸受部 31 ばね 33 撹拌羽根 34 把手 35 ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被調理物を入れるコップと、このコップ
    の内底部に設けられ電動機によって回転するカッター
    と、前記コップの上端開口部に着脱自在に設けられ内部
    に空間部が形成されるように上側蓋体と下側蓋体とから
    なる蓋を備え、この蓋の下側蓋体には注入口を設け、前
    記上側蓋体にはハンドルによって回転自在な軸を支持し
    てこの軸に上側蓋体と下側蓋体との間で撹拌羽根を取り
    付け、また上側蓋体には開口部を設け、前記軸の上下動
    により前記注入口を開閉させる構成とした回転調理器。
  2. 【請求項2】 被調理物を入れるコップと、このコップ
    の内底部に設けられ電動機によって回転するカッター
    と、前記コップの上端開口部に着脱自在に設けられ内部
    に空間部が形成されるように上側蓋体と下側蓋体とから
    なる蓋を備え、この蓋の下側蓋体には注入口を設け、前
    記上側蓋体には把手によって上下動自在な軸を支持して
    この軸に上側蓋体と下側蓋体との間で撹拌羽根を取り付
    け、また上側蓋体には開口部を設け、前記軸の上下動に
    より前記注入口を開閉させる構成とした回転調理器。
JP5300892A 1992-03-12 1992-03-12 回転調理器 Pending JPH05253085A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5300892A JPH05253085A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 回転調理器

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JP5300892A JPH05253085A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 回転調理器

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JPH05253085A true JPH05253085A (ja) 1993-10-05

Family

ID=12930890

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JP5300892A Pending JPH05253085A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 回転調理器

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JP (1) JPH05253085A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017118379A1 (en) * 2016-01-04 2017-07-13 Novis Ag Apparatus for mixing and/or pureeing of food and method for controlling the same
CN108852053A (zh) * 2018-07-28 2018-11-23 郑雄珍 豆浆机

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