JP2002001084A - 球形の容器の縦軸を中心軸として正逆回転動作を所定時間繰返し、内容物を攪拌する攪拌装置 - Google Patents
球形の容器の縦軸を中心軸として正逆回転動作を所定時間繰返し、内容物を攪拌する攪拌装置Info
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- JP2002001084A JP2002001084A JP2000224628A JP2000224628A JP2002001084A JP 2002001084 A JP2002001084 A JP 2002001084A JP 2000224628 A JP2000224628 A JP 2000224628A JP 2000224628 A JP2000224628 A JP 2000224628A JP 2002001084 A JP2002001084 A JP 2002001084A
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- stirring
- container
- contents
- force
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 攪拌の良質化と時間の短縮及び物質の改質を
目的とする。 【解決手段】 球形の攪拌容器１と円筒形のタンク７、
モーター９等で構成し、正転・停止・逆転を繰り返し、
回転力から生じる混合力、そして回転が停止した時に生
じる慣性力、そしてその慣性力によって内容物が急速に
容器内で移動し、容器の内壁にぶつかる衝撃力、その衝
撃によって発生する破砕力の５つの力を同時に一時的無
重力状態の中で働かせる。
目的とする。 【解決手段】 球形の攪拌容器１と円筒形のタンク７、
モーター９等で構成し、正転・停止・逆転を繰り返し、
回転力から生じる混合力、そして回転が停止した時に生
じる慣性力、そしてその慣性力によって内容物が急速に
容器内で移動し、容器の内壁にぶつかる衝撃力、その衝
撃によって発生する破砕力の５つの力を同時に一時的無
重力状態の中で働かせる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は既出願（特願平４−１３
４１１６）である「容器を回転させ内容物を攪拌する攪
拌法」を基に考案された攪拌装置に関するものである。
４１１６）である「容器を回転させ内容物を攪拌する攪
拌法」を基に考案された攪拌装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 従来の攪拌装置の殆どはその内容物
を攪拌する際に容器そのものを回転させる事なく、容器
内にヘラ又はプロペラ等のものを挿入し直接作用する事
によってその内容物を攪拌していた。
を攪拌する際に容器そのものを回転させる事なく、容器
内にヘラ又はプロペラ等のものを挿入し直接作用する事
によってその内容物を攪拌していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の攪拌装置は内容
物を攪拌する際、一つの作用・一つの力のみを利用して
いたつまり、かき混ぜる力だけに頼った攪拌作用であ
り、その為に充分な攪拌の状態が得られないという問題
及び時間がかかるという問題があった又、従来の攪拌装
置では内容物の改質は全く不可能であった。
物を攪拌する際、一つの作用・一つの力のみを利用して
いたつまり、かき混ぜる力だけに頼った攪拌作用であ
り、その為に充分な攪拌の状態が得られないという問題
及び時間がかかるという問題があった又、従来の攪拌装
置では内容物の改質は全く不可能であった。
【０００４】しかるに本発明は攪拌の際に２つ以上の作
用、２つ以上の力を同時に作用させ、内容物の充分な攪
拌と時間短縮を図るとともに回転中の容器内が一時的に
無重力状態になる事に着目し、内容物の改質を可能にす
る事を目的としている。
用、２つ以上の力を同時に作用させ、内容物の充分な攪
拌と時間短縮を図るとともに回転中の容器内が一時的に
無重力状態になる事に着目し、内容物の改質を可能にす
る事を目的としている。
【０００５】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為に本
発明は球形の容器の縦軸をその中心軸として正逆回転動
作を所定時間繰り返す、この事はつまり、正転・停止・
逆転の連続となり、回転力から生じる混合力、そして回
転が停止した時に生じる慣性力、そしてその慣性力によ
って内容物が急速に容器内で移動し、容器の内壁にぶつ
かる衝撃力、その衝撃によって発生する破砕力が生じる
事を発見、同時に回転中の容器内が一時的無重力状態と
なる事をも発見、それ等を手段とした。
発明は球形の容器の縦軸をその中心軸として正逆回転動
作を所定時間繰り返す、この事はつまり、正転・停止・
逆転の連続となり、回転力から生じる混合力、そして回
転が停止した時に生じる慣性力、そしてその慣性力によ
って内容物が急速に容器内で移動し、容器の内壁にぶつ
かる衝撃力、その衝撃によって発生する破砕力が生じる
事を発見、同時に回転中の容器内が一時的無重力状態と
なる事をも発見、それ等を手段とした。
【０００６】
【作用】 上記の様に球形の容器の縦軸をその
中心軸として正逆回転動作を所定時間繰り返す事によ
り、攪拌の際に回転力・混合力・慣性力・衝撃力・破砕
力の５つの力を同時に一時的無重力状態の中で働かせる
事が出来る。
中心軸として正逆回転動作を所定時間繰り返す事によ
り、攪拌の際に回転力・混合力・慣性力・衝撃力・破砕
力の５つの力を同時に一時的無重力状態の中で働かせる
事が出来る。
【０００７】
【実施例】 以下に本発明の実施例を示した図
面により分かり易く説明する。
面により分かり易く説明する。
【０００８】実施例１．図Ｉは本発明の攪拌装置の正断
面図である。本攪拌装置は取り外し可能な攪拌容器１．
スライド式の容器固定装置４・回転台５・円筒形のタン
ク７・回転安定装置１３がついた蓋１６・基台１１・モ
ーター９・モーター固定基台１０及び回転制御装置２２
・蓋１６の安全装置１８．１９．によって構成されてい
る。
面図である。本攪拌装置は取り外し可能な攪拌容器１．
スライド式の容器固定装置４・回転台５・円筒形のタン
ク７・回転安定装置１３がついた蓋１６・基台１１・モ
ーター９・モーター固定基台１０及び回転制御装置２２
・蓋１６の安全装置１８．１９．によって構成されてい
る。
【０００９】攪拌容器１は攪拌物の取り入れ・取り出し
ようの密閉型の開閉蓋２・クレーン用フック３・蓋留２
０及び空気抜き穴２１（容器内を真空にする場合必要）
から成っている。スライド式の固定装置４は左右前後の
４ヵ所に装備され攪拌容器１をしっかりと固定する。
又、回転台５はモーター軸６と軸受８でジョイントされ
モーター９の回転力を受ける事が出来る。モーター９は
制御装置２２によって適切な回転数・正逆のタイミン
グ、回転時間を制御指示され回転台５を回転させる。
ようの密閉型の開閉蓋２・クレーン用フック３・蓋留２
０及び空気抜き穴２１（容器内を真空にする場合必要）
から成っている。スライド式の固定装置４は左右前後の
４ヵ所に装備され攪拌容器１をしっかりと固定する。
又、回転台５はモーター軸６と軸受８でジョイントされ
モーター９の回転力を受ける事が出来る。モーター９は
制御装置２２によって適切な回転数・正逆のタイミン
グ、回転時間を制御指示され回転台５を回転させる。
【００１０】円筒形のタンク７は蝶番式のジョイント１
７によって開閉自由な機構をもつ蓋１６によって上部が
開閉できる。又、蓋１６は内部にバネ１４つきでベアリ
ング１５によって支えられる回転自由な回転安定装置１
３からなり危険防止と同時に攪拌容器１にスムーズで安
定した回転を与える為の補助作用もかねている。円筒形
のタンク７は基台１１とネジ留１２によって固く固定さ
れる構造となっている。
７によって開閉自由な機構をもつ蓋１６によって上部が
開閉できる。又、蓋１６は内部にバネ１４つきでベアリ
ング１５によって支えられる回転自由な回転安定装置１
３からなり危険防止と同時に攪拌容器１にスムーズで安
定した回転を与える為の補助作用もかねている。円筒形
のタンク７は基台１１とネジ留１２によって固く固定さ
れる構造となっている。
【００１１】次に本攪拌装置の動作を説明する。まず攪
拌容器１に攪拌を要する内容物を注入し、しっかりと蓋
２を締めその攪拌容器１を円筒形タンク７の内部にある
回転台５にセットする。容器固定装置４を作動させ攪拌
容器１を確実に固定し円筒形のタンク７の上部蓋１６を
締め安全装置１８．１９をセットし制御装置２２を作動
させる そうすると攪拌が始まり一定の時間が過ぎると
攪拌が完了する。
拌容器１に攪拌を要する内容物を注入し、しっかりと蓋
２を締めその攪拌容器１を円筒形タンク７の内部にある
回転台５にセットする。容器固定装置４を作動させ攪拌
容器１を確実に固定し円筒形のタンク７の上部蓋１６を
締め安全装置１８．１９をセットし制御装置２２を作動
させる そうすると攪拌が始まり一定の時間が過ぎると
攪拌が完了する。
【００１２】実施例２．図Ｉに示す円筒形のタンク７と
蓋１６によって構成されている円筒形内を電気炉にし攪
拌容器１等の材質をセラミック等の耐熱性のもので作る
と理想の合金等が出来る溶鉱炉となる。
蓋１６によって構成されている円筒形内を電気炉にし攪
拌容器１等の材質をセラミック等の耐熱性のもので作る
と理想の合金等が出来る溶鉱炉となる。
【００１３】実施例３．図Ｉに示す円筒形のタンク７と
蓋１６によって構成されている円筒形内を低温にし攪拌
容器等の材質を耐寒用のものにすると低温式の攪拌装置
が出来る。
蓋１６によって構成されている円筒形内を低温にし攪拌
容器等の材質を耐寒用のものにすると低温式の攪拌装置
が出来る。
【００１４】
【発明の効果】 本発明は従来の攪拌の常識を破っ
た革命的なものである故、短時間で良質な攪拌を得られ
るだけでなく、重油・軽油・灯油・ガソリン・ケロシン
等の石油類をはじめアルコール類又は卵・食用油・牛乳
・酢・酒類等の物性を改質する効果があり、その有効性
は計り知れず化学・石油・薬品・染料・酒造・食品等の
業界の製造に於ける製品等の改良・改質に多大なる成果
をもたらすものと考えられる。
た革命的なものである故、短時間で良質な攪拌を得られ
るだけでなく、重油・軽油・灯油・ガソリン・ケロシン
等の石油類をはじめアルコール類又は卵・食用油・牛乳
・酢・酒類等の物性を改質する効果があり、その有効性
は計り知れず化学・石油・薬品・染料・酒造・食品等の
業界の製造に於ける製品等の改良・改質に多大なる成果
をもたらすものと考えられる。
【図１】本発明による攪拌装置の正断面図である。
１．攪拌容器 ２．蓋 ３．フック ４．容器固定装置
５．回転台 ６．モーター軸 ７．円筒形のタンク ８．軸受 ９．
モーター １０．モーター固定基台 １１．基台 １２．ネジ留
１３．回転安定装置 １４．バネ １５．ベアリング １６．蓋 １７．蝶番
式のジョイント １８．１９．安全装置 ２０．蓋留 ２１．空気抜き穴
２２．制御装置
５．回転台 ６．モーター軸 ７．円筒形のタンク ８．軸受 ９．
モーター １０．モーター固定基台 １１．基台 １２．ネジ留
１３．回転安定装置 １４．バネ １５．ベアリング １６．蓋 １７．蝶番
式のジョイント １８．１９．安全装置 ２０．蓋留 ２１．空気抜き穴
２２．制御装置
Claims (1)
- 【請求項１】 球形の容器の縦軸を中心軸として
正逆回転動作を所定時間繰返し、内容物を攪拌する事を
特徴とする攪拌装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000224628A JP2002001084A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 球形の容器の縦軸を中心軸として正逆回転動作を所定時間繰返し、内容物を攪拌する攪拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000224628A JP2002001084A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 球形の容器の縦軸を中心軸として正逆回転動作を所定時間繰返し、内容物を攪拌する攪拌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002001084A true JP2002001084A (ja) | 2002-01-08 |
Family
ID=18718556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000224628A Pending JP2002001084A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 球形の容器の縦軸を中心軸として正逆回転動作を所定時間繰返し、内容物を攪拌する攪拌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002001084A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008136973A (ja) * | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Nagao System:Kk | 回転混合容器、ポット蓋部及び混合方法 |
| JP2008142689A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-06-26 | Yayoi Chemical Industry Co Ltd | 混合装置 |
| JP2013158312A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Sugihara Craft:Kk | 菓子・ケーキの製造方法 |
| CN104549120A (zh) * | 2014-12-02 | 2015-04-29 | 宁波远欧精细化工有限公司 | 一种反应釜 |
| CN107551902A (zh) * | 2017-09-07 | 2018-01-09 | 重庆开奇科技发展有限公司 | 一种血液搅拌装置 |
| WO2022073190A1 (en) * | 2020-10-09 | 2022-04-14 | The Procter & Gamble Company | Process of rotationally mixing a liquid composition that includes a consumer product adjunct ingredient |
| CN116510548A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-08-01 | 浙江汉信科技有限公司 | 一种浆料搅拌方法及搅拌装置 |
| CN116510549A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-08-01 | 浙江汉信科技有限公司 | 一种适用于大容量、高粘度浆料的搅拌方法及装置 |
-
2000
- 2000-06-19 JP JP2000224628A patent/JP2002001084A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008142689A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-06-26 | Yayoi Chemical Industry Co Ltd | 混合装置 |
| JP2008136973A (ja) * | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Nagao System:Kk | 回転混合容器、ポット蓋部及び混合方法 |
| JP2013158312A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Sugihara Craft:Kk | 菓子・ケーキの製造方法 |
| CN104549120A (zh) * | 2014-12-02 | 2015-04-29 | 宁波远欧精细化工有限公司 | 一种反应釜 |
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| WO2022073190A1 (en) * | 2020-10-09 | 2022-04-14 | The Procter & Gamble Company | Process of rotationally mixing a liquid composition that includes a consumer product adjunct ingredient |
| CN116510548A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-08-01 | 浙江汉信科技有限公司 | 一种浆料搅拌方法及搅拌装置 |
| CN116510549A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-08-01 | 浙江汉信科技有限公司 | 一种适用于大容量、高粘度浆料的搅拌方法及装置 |
| CN116510548B (zh) * | 2023-07-04 | 2023-09-15 | 浙江汉信科技有限公司 | 一种浆料搅拌方法及搅拌装置 |
| CN116510549B (zh) * | 2023-07-04 | 2023-09-15 | 浙江汉信科技有限公司 | 一种适用于大容量、高粘度浆料的搅拌方法及装置 |
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