JP2010220643A - 飲料製造装置 - Google Patents

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【課題】質や安全管理を適切に行うことができ、衛生的に所定硬度のシャーベット状のフローズン飲料を製造することができる飲料製造装置を提供する。
【解決手段】本発明の飲料製造装置1は、原料粉末、湯、削氷を受容する撹拌容器6と、撹拌部5とを備え、この撹拌部は、モータ50Mと、このモータから撹拌容器内に降下する駆動軸50の下部に固定され、原料粉末と湯を撹拌してシロップを生成する粉溶解用ブレード51と、この上側に駆動軸に固定され、シロップと削氷を撹拌する氷撹拌用ブレード52と、この上側に駆動軸に固定され、削氷供給部4より撹拌容器内に供給された削氷を崩す氷崩し用ブレード53とを有する。
【選択図】図14

Description

本発明は、氷が含有された清涼飲料等の飲料を製造する飲料製造装置に関するものである。
従来の飲料製造装置として、シロップと氷とをタンク内で混合してシャーベット状の飲料(以下の説明では、氷を含む清涼飲料及び酒類、かき氷等の冷菓を含めて飲料という。)を製造する飲料製造装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような飲料はフローズン飲料と呼ばれている。
当該飲料製造装置は、シロップや水、炭酸ガス等が供給されるタンク内に円筒状の冷却シリンダを備えており、タンク内で希釈水とシロップとを混合しながら冷却シリンダで製氷を行い、撹拌羽根により撹拌することで、所定硬度のシャーベット状のフローズン飲料を製造する。
一方、シロップを投入した容器内に削氷を投入し、撹拌することで、所定硬度のシャーベット状のフローズン飲料を製造する飲料製造装置が開発されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2000−163651号公報 特開2004−298016号公報
しかしながら、特許文献1に記載の飲料製造装置では、機械の構成上、ある程度の量の飲料が一度に製造されるため、多様なメニュー構成に対応できないという問題がある。そのため、提供する飲料の種類を変更する場合には、タンク内に収容された多量の飲料を廃棄しなければ成らず、損失が大きくなるという問題がある。
他方、特許文献2に記載の飲料製造装置では、常に衛生な販売容器を用いて飲料の製造を行うことが前提条件とされる。しかし、飲料製造装置を顧客等が任意に注出可能な状態で設置した場合、衛生状態が保証されていない容器が飲料の製造に用いられることも想定される。
例えば、飲み残しの飲料が入った状態の容器が当該飲料製造装置に載置されると、その状態にかかわらずに、新たに飲料原料や削氷が投入されて、撹拌部によって撹拌が行われる。装置内部において容器から飲料が溢出してしまうばかりでなく、当該撹拌部には、容器内に残留された飲料や、その他細菌等が付着する恐れがある。
そのため、以後、当該飲料製造装置によって衛生的、且つ、的確な飲料製造を行うことができないという問題が生じる。
そこで、本発明は従来の技術的課題を解決するためになされたものであり、質や安全管理を適切に行うことができ、衛生的に所定硬度のシャーベット状のフローズン飲料を製造することができる飲料製造装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の飲料製造装置は、原料粉末を供給する飲料原料供給部と、所定の粗さで氷を削ることにより形成された削氷を供給する削氷供給部とを備え、原料粉末を湯及び/又は水に溶解させてシロップを生成した後、このシロップと削氷を混合して飲料を製造するものであって、飲料原料供給部及び削氷供給部から供給された原料粉末、湯及び/又は水と、削氷を受容する撹拌容器と、この撹拌容器内で原料粉末と湯及び/又は水を撹拌してシロップを生成し、このシロップと削氷を撹拌して混合する撹拌部とを備え、この撹拌部は、モータと、このモータから撹拌容器内に降下する駆動軸の下部に固定され、原料粉末と湯及び/又は水を撹拌してシロップを生成するための粉溶解用ブレードと、この粉溶解用ブレードの上側に位置して駆動軸に固定され、シロップと削氷を撹拌するための氷撹拌用ブレードと、この氷撹拌用ブレードの上側に位置して駆動軸に固定され、削氷供給部より撹拌容器内に供給された削氷を崩す氷崩し用ブレードとを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、上記発明において、撹拌容器の底部に形成された払出口と、撹拌部の粉溶解用ブレード下側の駆動軸下端部に回転自在に取り付けられ、撹拌容器の払出口を開閉可能に封止する底栓とを有し、撹拌容器が降下し、及び/又は、撹拌部が上昇することで底栓は払出口を開放すると共に、撹拌容器が上昇し、及び/又は、撹拌部が降下することで底栓は前記払出口を封止することを特徴とする。
請求項3の発明は、上記発明において、底栓が払出口を封止した状態で、粉溶解用ブレードは、少なくともその一部がシロップに没する高さにあり、氷撹拌用ブレードは、洗浄時に撹拌容器内に供給される洗浄水に没する高さにあり、氷崩し用ブレードは、撹拌容器内で製造される飲料上部に没する高さ乃至当該飲料より上となる高さにあることを特徴とする。
請求項4の発明は、上記請求項2又は請求項3の発明において、底栓の上面は、内側から外側に向けて低く傾斜していると共に、粉溶解用ブレードは、外側が低く傾斜した円盤から構成されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、上記請求項2乃至請求項4の発明において、底栓は払出口を封止した状態で駆動軸の下部軸受けとなると共に、氷撹拌用ブレードは、底栓が払出口を封止した状態で、撹拌容器の内壁面に近接する寸法を有する板材から構成され、駆動軸側の幅が外側に比して狭くなる形状を呈することを特徴とする。
請求項6の発明は、上記請求項2乃至請求項5の発明において、底栓が払出口を封止した状態で、氷撹拌用ブレードは、シロップの液位より上となる高さになることを特徴とする。
請求項7の発明は、上記各発明において、氷崩し用ブレードは、回転して削氷を下方に送り込む方向に捻れた形状の板材から構成されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、上記請求項6又は請求項7の発明において、氷崩し用ブレードと氷撹拌用ブレードは、上下方向に対応していることを特徴とする。
本発明によれば、原料粉末を供給する飲料原料供給部と、所定の粗さで氷を削ることにより形成された削氷を供給する削氷供給部とを備え、原料粉末を湯及び/又は水に溶解させてシロップを生成した後、このシロップと削氷を混合して飲料を製造する飲料製造装置において、飲料原料供給部及び削氷供給部から供給された原料粉末、湯及び/又は水と、削氷を受容する撹拌容器と、この撹拌容器内で原料粉末と湯及び/又は水を撹拌してシロップを生成し、このシロップと削氷を撹拌して混合する撹拌部とを備え、この撹拌部は、モータと、このモータから撹拌容器内に降下する駆動軸の下部に固定され、原料粉末と湯及び/又は水を撹拌してシロップを生成するための粉溶解用ブレードと、この粉溶解用ブレードの上側に位置して駆動軸に固定され、シロップと削氷を撹拌するための氷撹拌用ブレードと、この氷撹拌用ブレードの上側に位置して駆動軸に固定され、削氷供給部より撹拌容器内に供給された削氷を崩す氷崩し用ブレードとを有するので、原料粉末と湯及び又は水を撹拌容器内に供給した際に、駆動軸を回転させることで、撹拌容器の底部に受容された原料粉末と湯及び又は水を、駆動軸の下部に固定された粉溶解用ブレードによって効果的に撹拌し、シロップを生成することができる。
そして、削氷供給部より撹拌容器内に削氷が供給された際に、駆動軸を回転させることで、氷撹拌用ブレードの上側に位置して駆動軸に固定された氷崩し用ブレードによって削氷供給部から供給された削氷を崩してより小さな状態として撹拌容器下部に供給することができ、氷撹拌用ブレードによって撹拌容器内のシロップと供給された削氷とを混合・撹拌することが可能となる。
これにより、所定の硬度を有するシャーベット状の飲料を製造することができる。
請求項2の発明によれば、上記発明に加えて、撹拌容器の底部に形成された払出口と、撹拌部の粉溶解用ブレード下側の駆動軸下端部に回転自在に取り付けられ、撹拌容器の払出口を開閉可能に封止する底栓とを有し、撹拌容器が降下し、及び/又は、撹拌部が上昇することで底栓は払出口を開放すると共に、撹拌容器が上昇し、及び/又は、撹拌部が降下することで底栓は前記払出口を封止するので、これら飲料原料等が漏れ出てしまって規定量にて飲料の製造が行えなくなる不都合を解消することができる。
また、撹拌容器及び/又は撹拌部を上昇若しくは降下させることにより撹拌容器の底部に形成された払出口と撹拌部の粉溶解用ブレード下側の駆動軸下端部に設けられた底栓とを離間させることで、当該払出口を開放して、撹拌容器内部の飲料の払出動作を容易とすることができる。このため、格別に飲料を円滑に払い出すための機構を設けることなく、自重による適切な飲料の払出が可能となる。
そのため、払出口の下方に飲料を提供するための容器を設置することで、衛生的にシャーベット状の飲料を提供することが可能となる。
更に、上述したように、底栓にて払出口を封止する構成としたため、当該払出口を広口に形成して、所定硬度を有するシャーベット状の飲料、即ち、氷を含んだ飲料を円滑に払い出すことも可能となる。これにより、払出時に撹拌容器内に飲料が残留する不都合を解消することができる。
請求項3の発明によれば、上記発明に加えて、底栓が払出口を封止した状態で、粉溶解用ブレードは、少なくともその一部がシロップに没する高さにあるため、円滑に粉溶解用ブレードの回転によって原料粉末と湯及び又は水とを撹拌してシロップを生成することができる。
また、氷撹拌用ブレードは、洗浄時に撹拌容器内に供給される洗浄水に没する高さにあるため、支障なく撹拌容器内に供給された洗浄水を当該氷撹拌用ブレードによって撹拌することができ、撹拌容器内全体に洗浄水を飛散させて洗浄することができる。
更に、氷崩し用ブレードは、撹拌容器内で製造される飲料上部に没する高さ乃至当該飲料より上となる高さにあるので、飲料製造時において氷崩し用ブレードが飲料撹拌に寄与する影響度を小さくすることができ、適切な硬度の飲料を製造することが可能となる。
請求項4の発明によれば、上記請求項2又は請求項3の発明に加えて、底栓の上面は、内側から外側に向けて低く傾斜していると共に、粉溶解用ブレードは、外側が低く傾斜した円盤から構成されているので、撹拌容器の底部に受容された原料粉末と湯及び又は水とを撹拌の際に撹拌容器の上部に飛び散らせることなく、底部にて効率的に撹拌してシロップを生成することができる。これにより、撹拌容器内全体にシロップが飛散し、その後供給される削氷との撹拌効率が低下する不都合を解消することができる。
請求項5の発明によれば、上記請求項2乃至請求項4の発明に加えて、底栓は払出口を封止した状態で駆動軸の下部軸受けとなると共に、氷撹拌用ブレードは、底栓が払出口を封止した状態で、撹拌容器の内壁面に近接する寸法を有する板材から構成され、駆動軸側の幅が外側に比して狭くなる形状を呈するので、氷撹拌用ブレード上面に残留する飲料を最小限としつつ、撹拌容器の内壁面に付着した混ざり難いシロップと削氷との撹拌効率を向上させることができる。
請求項6の発明によれば、請求項2乃至請求項5の発明に加えて、底栓が払出口を封止した状態で、氷撹拌用ブレードは、シロップの液位より上となる高さとされているので、原料粉末と湯及び/又は水との撹拌によるシロップの生成の際に氷撹拌用ブレードがシロップを撹拌容器上部にまで飛び散らせる不都合を抑制することが可能となる。
請求項7の発明によれば、上記各発明に加えて、氷崩し用ブレードは、回転して削氷を下方に送り込む方向に捻れた形状の板材から構成されているので、当該氷崩し用ブレードの回転によって削氷を効率的に氷撹拌用ブレードが回転駆動している撹拌容器下部に送り込むことが可能となり、削氷とシロップとの撹拌効率の更なる向上を図ることができる。
請求項8の発明によれば、上記請求項6又は請求項7の発明に加えて、氷崩し用ブレードと氷撹拌用ブレードは、上下方向に対応しているので、氷崩し用ブレードによって下方に送り込まれた削氷を円滑に撹拌容器下部に供給することができ、撹拌効率の向上を図ることができる。
本発明の実施形態にかかる飲料製造装置の外装パネルを取り外した状態の斜視図である。 図1の正面図である。 図2の飲料製造装置を向かって右側から見た側面図である。 図2の飲料製造装置の平面図である。 撹拌容器、撹拌部及びカップの斜視図(払出口開放時)である。 図5の正面図である。 図6の右側面図である。 図6の平面図である。 図6のA−A断面図である。 撹拌容器、撹拌部及びカップの斜視図(払出口閉鎖時)である。 図10の正面図である。 図11の右側面図である。 図11の平面図である。 図11のB−B断面図である。 撹拌部の斜視図である。 撹拌部の正面図である。 図16の平面図である。 図16の右側面図である。 図18のC−C断面図である。
以下、本発明の実施の形態としての飲料製造装置1について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施形態にかかる飲料製造装置1の外装パネルを取り外した状態の斜視図、図2は図1の正面図、図3は図2の飲料製造装置1を向かって右側から見た側面図、図4は図2の飲料製造装置1の平面図をそれぞれ示している。
本実施例における飲料製造装置1は、例えば飲食店などに設置されて粉末状の飲料原料を湯又は水によって溶解し生成されたシロップと氷とを混合撹拌して所定の硬度を有するシャーベット状の飲料を提供するものである。
この飲料製造装置1の本体を構成する筐体部2内に、飲料原料供給部3と、削氷供給部4と、撹拌部5と、撹拌容器6と、湯供給ノズル19(湯供給部及び洗浄手段を兼ねる)と、これら各機器を制御する図示しない制御手段と、削氷供給部4や湯供給ノズル19、撹拌容器6から滴下する水やカップ9からこぼれた飲料等の液体を受容するドリップトレイ37とを備える。本実施例では、1台の飲料製造装置1によって複数種類この場合、2種類のフレーバーの飲料を製造可能とする。そのため、飲料原料供給部3、削氷供給部4の氷バッファ36、撹拌部5、撹拌容器6はそれぞれのフレーバー毎に1組ずつ設けられているものとする。
本実施例では、更に筐体部2内に、削氷供給部4に氷を自動供給するための製氷部10と、飲料原料供給部3において撹拌容器6に供給される飲料原料の粉末(以下、原料粉末)を溶解するための湯、更には、湯供給ノズル19より洗浄用の湯を供給するための湯タンク11を備えている。
この湯タンク11は、所定容量の飲料水を貯水可能とするタンクであり、内部には貯水された飲料水を所定温度、例えば+80℃に加熱保温する図示しないヒータや温度センサが設けられている。そして、湯タンク11には、図示しない給水電磁弁が介設される給水配管を介して外部から水道水などの飲料水が供給される。また、湯タンク11には、湯供給電磁弁15が介設された図示しない湯供給配管が接続されている。この湯供給電磁弁15が介設された湯供給配管の他端は、詳細は後述するように撹拌容器6の上方に設けられて、飲料原料としての湯を供給する湯供給ノズル19が接続されている。本実施例では、上述したように2種類のフレーバーの飲料を製造可能とするため、それぞれの撹拌容器6に湯を供給するための湯供給ノズル19(それぞれの湯供給電磁弁15)が設けられているものとする。
筐体部2は、前面に開閉可能な図示しない前面扉、後面、両側面及び天面を図示しない外装パネルにて囲繞されることにより構成されており、前面扉下方には、前方からカップ9を前述したドリップトレイ37上に納出可能とする販売部60が形成されている。
筐体部2の前部には飲料原料供給部3が配設されている。本実施例における飲料製造装置1では、飲料原料として原料粉末と、当該原料粉末を溶解するための湯又は/及び水と、氷を使用する。上記飲料原料供給部3は、上記飲料原料のうち、所定量の原料粉末を撹拌容器6に供給するものである。
尚、筐体部2の前面に臨んで図示しない複数の操作ボタンや液晶表示器、電源などが設けられたコントロールパネルが配設されている。
本実施例では、筐体部2の正面から向かって左側の後部には、製氷部10が配設されている。この製氷部10は、オーガ式製氷部であって、飲料原料としての氷を生成する装置である。生成された氷は、一旦貯氷部32に貯氷された後、前記制御手段からの出力に応じて後段の削氷供給部4に送られる。
削氷供給部4は、製氷部10にて生成された氷を所定の粗さで削ることにより削氷を形成するものであり、製氷部10の近傍に設けられる。この削氷供給部4の下端は、前記撹拌容器6の上端部に近接した位置して開口されている。
そして、この撹拌容器6の上方には、駆動軸50が当該撹拌容器6内に降下した状態で配設される撹拌部5が設けられる。この撹拌部5は、撹拌容器6内に受容された受容物、即ち、飲料の原料となる原料粉末と、当該原料粉末を溶解するための湯又は/及び水の混合、撹拌、更には、これら原料粉末と、湯等によって生成されたシロップと削氷の粉砕、混合及び撹拌を行うものである。尚、当該撹拌部5の詳細な説明は後述する。
次に、筐体部2内に配置される各機器の詳細の構成についてそれぞれ説明する。まずはじめに、上記飲料原料供給部3の構成について説明する。飲料原料供給部3は、キャニスタ13と、原料シュート14とから構成される原料粉末供給部と、前記湯タンク11から粉溶解用の湯を撹拌容器6に供給する湯供給ノズル19とから構成される。キャニスタ13は、飲料原料となる原料粉末を充填保管しておくものであり、内部に原料を排出制御するための粉排出機構13Aが設けられている。原料シュート14は、キャニスタ13から排出される原料粉末を撹拌容器6に適切に案内するものである。尚、各図において、正面から向かって右側の原料シュート14は取り外した状態を示しているが使用時には取り付ける。
次に、上記製氷部10及び削氷供給部4の構成について説明する。製氷部10は、製氷用水から氷を生成するための図示しない冷却器を備えており、当該冷却器と共に冷凍サイクルを構成するコンプレッサ16、コンデンサ17、膨張弁、デハイドレータ等を冷媒配管にて順次接続して冷却装置を構成している。なお、これら冷却装置も製氷部10と同様に筐体部2内に配設されている。
製氷部10には、製氷用水(水道水)を供給する図示しないシスターンが設けられている。そして、この製氷部10は、内面を平滑な円筒状内面とされたステンレス製の冷却円筒内にはオーガ(回転刃)を同心的且つ回転可能に挿入し、冷却円筒の外壁にはパイプ状の前記冷却器を螺旋状に密着巻付して構成されている。また、前記オーガは、下部を下部軸受けにて上部を氷圧縮経路を構成する上部軸受けにて軸支されている。また、上部軸受けにて圧縮された氷片は、上部に形成された吐出口及び当該吐出口に設けられる貯氷部32に導出される。この貯氷部32は、所定容積を有しており、側面に形成される排出口には、ソレノイド34にて駆動制御される氷払出シャッタが介設された氷シュート33が接続されている。
そして、この氷シュート33の下端には、削氷供給部4を構成するスライサ35が設けられている。削氷供給部4は、上記オーガ式製氷部10にて生成され、氷シュート33を介して供給された氷を所定の粗さで削る、或いは砕くことにより削氷を排出する削氷装置を構成するスライサ35と、当該スライサ35にて形成された削氷を一旦保持すると共に、撹拌容器6に削氷を案内する氷バッファ36とから構成される。尚、本実施例では、上述したように撹拌容器6はそれぞれのフレーバーに対応して2つ設けられているため、それぞれの撹拌容器6に削氷を案内する氷バッファ36もそれぞれに対応して2つ設けられている。
本実施例においてスライサ35は、内部に回転自在に収容されるプロペラと、このプロペラの駆動用モータと、スライサ35の本体内側に突出して氷を削氷する削氷刃とを備えている。氷バッファ36は、スライサ35の下方に配置されて内部に受容された削氷の重量を計測する手段を備えており、これによって、所定量の削氷を氷バッファ36内に貯めて、当該氷バッファ36に設けられる図示しないシャッタを開閉制御することにより、撹拌容器6内に削氷を供給可能とする。
次に、図5乃至図19を参照して撹拌容器6及び撹拌部5の詳細な構成について説明する。図5は撹拌容器6、撹拌部5及びカップ9の斜視図(払出口開放時)、図6は図5の正面図、図7は図6の右側面図、図8は図6の平面図、図9は図6のA−A断面図、図10は撹拌容器6、撹拌部5及びカップ9の斜視図(払出口閉鎖時)、図11は図10の正面図、図12は図11の右側面図、図13は図11の平面図、図14は図11のB−B断面図、図15は撹拌部5の斜視図、図16は撹拌部5の正面図、図17は図16の平面図、図18は図16の右側面図、図19は図18のC−C断面図をそれぞれ示している。
撹拌容器6は、筐体部2の前部に配置される容器であり、全体としては下部に行くに従って先細りとされた略円錐形状とされている。そしてこの容器6の上面は大きく上方に開口した上面開口20が形成されていると共に、当該略円錐形状の下端部に相当する底部には、払出口21が形成されている。
そして、この容器の後部(後壁部)は、上部が下部よりも大きく後退した傾斜面(削氷滑落面)22とされている。そのため、図9に示すように、上面開口20は、略円錐形状に沿って形成される払出口21に対して後方に大きく開口した形状とされている。なお、係る後方に大きく開口した開口後部は、氷バッファ36の下端開口真下に対応して形成されており、氷バッファ36から削氷が投入される。
撹拌容器6の上面開口20は、開閉可能な蓋部材23によって閉塞される。この蓋部材23の前記円錐形状の略中央部分、即ち、底部に形成された払出口21に対応する部分には、撹拌部5を構成する駆動軸50を挿通するための軸孔25が形成されている。尚、この軸孔25は、駆動軸50の断面寸法よりも少許大きく形成されているものとする。
また、蓋部材23の前部には、上述した如き飲料原料供給部3を構成する原料シュート14の下端開口真下に対応して飲料原料投入口24が形成されている。この飲料原料投入口24の周囲には、上方に起立したフランジ24Aが形成されている。これにより、原料シュート14から供給された原料粉末が周囲に飛散し難く、円滑に撹拌容器6内に案内しやすい構成とされている。
そして、この蓋部材23には、前記軸孔25の近傍に位置して湯投入口26が形成されている。この湯投入口26の上方には、上述した如き湯タンク11からの湯を供給する前記湯供給ノズル19が配設されている。このとき、後述する昇降装置40により、撹拌容器6が上昇位置とされている状態で、湯供給ノズル19が湯投入口26より撹拌容器6内に進入する構成とされている。これにより、湯供給ノズル19から吐出された湯は、撹拌容器6内に供給される。
蓋部材23の後部には、削氷を投入するための削氷投入用開口28が形成されており、当該開口28は、前記制御手段により開閉制御される蓋部27にて閉塞される。
この撹拌容器6は、昇降装置40によって昇降移動する。この昇降装置40は、筐体部2内に固定される固定部材41と、この固定部材41に回動軸45を中心として回動自在に取り付けられる操作片42と、当該操作片42を回動制御する図示しないモータ、カム43及びマイクロスイッチ44とから構成されている。
固定部材41は、例えば前方及び上下に開放された断面略コ字状に折曲形成された板状部材により構成されており、前方から撹拌容器6が収容される。撹拌容器6の側面には、外方に延出した支持部材6Aが形成されている。固定部材41の前部には、当該撹拌容器6の支持部材6Aを挿入し、上下に所定範囲で移動自在とされる案内溝41A、41Aが上下に複数形成されている。この固定部材41の上端部には、左右に渡って取付梁46が設けられており、この取付梁46には、撹拌部5を構成するモータ50Mが配設されている。
そして、この固定部材41の両側面には、後方から断面略コ字状に折曲形成された操作片42が宛がわれ、当該操作片42は、固定部材41の両側面後部に位置して回動軸45を中心として回動自在に取り付けられている。この操作片42の前端部には、固定部材41の案内溝41Aに挿通された撹拌容器6の支持部材6Aが取り付けられている。
固定部材41の後面には、前記制御手段の出力によって駆動制御されるモータとマイクロスイッチ44によってカム43が操作片42に当接させて取り付けられている。係る構成によりカム43が回動されて操作片42の後端部が持ち上げられると、回動軸45を中心として操作片42の前端部が降下される。これにより操作片42の前端部に取り付けられる撹拌容器6は降下される(図5乃至図9)。他方、カム43が回動されて操作片42の後端部が降下されると、回動軸45を中心として操作片42の前端部が上昇される。これにより、操作片42の前端部に取り付けられる撹拌容器6は上昇される(図10乃至図14)。
次に、図15乃至図19を参照して撹拌部5について詳述する。撹拌部5は、上部に配設されるモータ50Mの回転軸に接続されて回転する駆動軸50と、金属刃により構成される粉溶解用ブレード51と、氷撹拌用ブレード52と、氷崩し用ブレード53と、底栓54とを有する。
モータ50Mは、撹拌容器6の上方に位置して上述したように取付梁46に固定されており、このモータ50Mには、駆動軸50の上端に設けられる連結部材50Aを介して該モータ50Mから撹拌容器6内に降下して当該駆動軸50が着脱自在に固定される。
駆動軸50の下端部には、底栓54が回転自在に取り付けられている。この底栓54は、撹拌容器6の底部に形成された払出口21を開閉可能に封止するものであって、例えばゴムや軟質合成樹脂等により構成されている。本実施例では、上述したように昇降装置40によって撹拌容器6が上昇することで底栓54と撹拌容器6の底部とが近接していき、底栓54が払出口21と密着して当該払出口21を封止する。そして、昇降装置40によって撹拌容器6が降下することで底栓54と撹拌容器6の底部とが離間して、底栓54と払出口21との間に空間が形成されることで、払出口21を開放する。
この底栓54は、図19に示すように、上下に貫通した貫通孔55が形成されており、当該貫通孔55には、カラー部材56を介して留め具57が挿入され、当該留め具57により駆動軸50の下端にネジ止めにより固定されている。これにより、底栓54は、駆動軸50の下端部に回転自在に取り付けられる。当該底栓54が撹拌容器6の払出口21を封止した状態では、底栓54は、払出口21に密着して固定される。このとき、回転駆動される駆動軸50に固定される留め具57は、カラー部材56内を回転可能とされており、これによって、撹拌容器6の払出口21を封止した状態で、底栓54は駆動軸50の下部軸受けとなる。
そして、この底栓54の上面は、内側から外側に向けて低く、即ち、駆動軸50側が高く、外周部に行くに従って低く傾斜した傾斜面54Aとされている。また、この底栓54の下面は、外側から内側に向けて低く、即ち、下側に行くに従って、外周部から留め具57(駆動軸50)側に向けて低く傾斜した傾斜面54Bとされている。当該底栓54の下面から取り付けられる上記留め具57の下面も同様に外側から内側に向けて低く傾斜した傾斜面57Aが形成されている。
この底栓54にて封止される撹拌容器6の払出口21の周囲には、下方に突出して係る底栓54や留め具57の周囲を囲繞するための飛散防止壁21Aが形成されている。
一方、駆動軸50の下部には、この底栓54の上側に位置して粉溶解用ブレード51が設けられている。この粉溶解用ブレード51は、飲料原料供給部3から撹拌容器6内に供給された原料粉末と湯供給ノズル19から撹拌容器6内に供給された湯とを撹拌してシロップを生成するためのブレードである。
本実施例において係る粉溶解用ブレード51は、払出口21を底栓54により封止した状態で、図14に示すように少なくともその一部、本実施例では粉溶解用ブレード51の上面が、撹拌容器6内に供給された原料粉末と湯から生成されるシロップの液位L1に没する高さに設けられている。
そして、この粉溶解用ブレード51は、駆動軸50から所定寸法だけ外周部に向けて平坦面51Aが形成されていると共に、当該平坦面51Aの端部から外周部に渡って低く傾斜した円盤形状とされている。尚、当該平坦面51Aの端部に形成された傾斜面51Bは、その下側に所定の間隔を存して設けられる底栓54の上面の傾斜面54Aの傾斜角度と略同一であることが望ましい。
駆動軸50には、この粉溶解用ブレード51の上側に位置して氷撹拌用ブレード52が設けられている。この氷撹拌用ブレード52は、シロップと、削氷供給部4(氷バッファ36)から供給された所定量の削氷とを撹拌するためのブレードである。
本実施例において係る氷撹拌用ブレード52は、払出口21を底栓54により封止した状態で、図14に示すように撹拌容器6の内壁面に近接する寸法に形成された板材から構成されている。この氷撹拌用ブレード52は、図15に示すように板材の駆動軸50側(中心部52A)の幅が板材の外側(端部側52B)に比して狭くなる形状を呈している。
また、この氷撹拌用ブレード52は、底栓54によって払出口21を封止した状態で、撹拌容器6内に受容されるシロップの液位L1よりも高い位置であって、後述する洗浄時に撹拌容器6内に供給される洗浄水に没する高さ、本実施例では、図14に示すような洗浄水の液位L2より少許下に設けられている。
駆動軸50には、この氷撹拌用ブレード52の上側に位置して氷崩し用ブレード53が設けられている。この氷崩し用ブレード53は、削氷供給部4(氷バッファ36)から供給された削氷を崩すためのブレードである。
本実施例において係る氷崩し用ブレード53は、図15に示すように、上記氷撹拌用ブレード52と同方向に延在して、上下方向に対応して形成される板材から構成されており、その両端部53A、53Aは、駆動軸50の回転により、上方から供給された削氷を下方に送り込む方向に捻れた形状となるように折曲形成されている。
また、この氷崩し用ブレード53は、底栓54が払出口21を封止した状態で、撹拌容器6内で製造される飲料上部に没する高さ乃至当該飲料より上となる高さ、本実施例では、図14に示すような飲料の液位L3より少許下に設けられている。
図中駆動軸50の上部に設けられている58は、駆動軸50の底栓54が撹拌容器6の払出口21を封止した状態で、撹拌容器6の蓋部材23に形成される軸孔25を上方から覆う鍔部材である。これにより、撹拌容器6内にて飲料製造のため駆動軸50を回転駆動させることにより、当該軸孔25から飲料等が飛び散る不都合を抑制する。
以下、本実施の形態の飲料製造装置1によってフローズン飲料を製造する動作について説明する。なお、本実施例における飲料製造装置1は、二種類の原料粉末を備えており、操作者による選択操作により、何れか一方の原料粉末を用いたフローズン飲料を製造する。
選択された飲料を撹拌混合して製造する撹拌容器6の下方に、予めカップ9を設置する。この状態で、販売待機状態となる。この販売待機状態では、制御手段による昇降装置40のモータの駆動制御及びマイクロスイッチ44によって、カム43が回動されて操作片42の後端部は降下されている。これにより、回動軸45を中心として操作片42の前端部が上昇され、この前端部に回動自在に取り付けられる撹拌容器6は上昇されて、撹拌部5の底栓54と撹拌容器6の底部の払出口21とが密着して、払出口21が封止されている。
このとき、底栓54の下面は、外側から内側に向けて低く傾斜した傾斜面54Bとされているので、底栓54の下方から当接される撹拌容器6の払出口21縁部とのシール性を向上させることができる。これにより、内部に供給される飲料原料等が漏れ出る不都合を解消することができる。
また、製氷部10は、予め所定量の氷片を製造しており、貯氷部32に貯氷を行っているものとする。また、湯タンク11は、温度センサの出力に基づきヒータの通電制御がなされ、所定量の湯が所定温度、例えば+80℃に維持されている。なお、係る製氷部10の貯氷部32に所定量の氷が貯氷されていること、及び湯タンク11内の湯が所定温度に達していることを条件として、制御手段は、飲料の販売が可能な状態にあるものとし、係る条件を満たしていない状態では、前記コントロールパネルにおけるディスプレイ等に販売停止状態であることを表示し、飲料製造を指示する図示しない選択ボタンの操作を無効なものとする。上記販売停止状態が解除され、販売待機状態とされた後、飲料製造を指示ずる選択ボタンの操作を有効なものとする。
(飲料原料供給工程)
次に、飲料製造工程について説明する。先ず、飲料製造工程におけるシロップ生成工程では、制御手段は、湯供給電磁弁15を所定時間だけ開放し、湯供給ノズル19から湯投入口26を介して撹拌容器6内に所定量の湯が供給される。このとき、上述したように、撹拌容器6の底部に形成された払出口21は、撹拌容器6が上昇位置とされていることで、撹拌部5の底栓54により封止されており、この状態で、湯供給ノズル19は、湯投入口26より撹拌容器6内に進入された状態とされている。これにより、湯供給ノズル19から供給された湯は、適切に撹拌容器6内に供給されることとなる。
また、制御手段は、選択された種類に応じた原料粉末を充填するキャニスタ13の粉排出機構13Aを所定時間だけ駆動し、キャニスタ13内の原料粉末を下端の排出口より飲料1杯分に相当する量(所定量)だけ排出する。これにより、原料シュート14を介して原料粉末が撹拌容器6の蓋部材23に形成された飲料原料投入口24より、上述した如く底部の払出口21が底栓54により封止された撹拌容器6内に投入される。尚、このとき飲料原料投入口24の周囲には、上方に起立したフランジ24Aが形成されているため、原料粉末が周囲に飛散し、周辺を汚してしまうばかりでなく、所定量の原料粉末が撹拌容器6内に投入されなくなる不都合を回避することができる。
ここで、撹拌容器6は下方に行くに従って先細り形状とされた略円錐形状とされていると共に、当該撹拌容器6に進入され、且つ、撹拌容器6の払出口21を閉塞する底栓54の上面は、内側から外側に向けて低く傾斜した傾斜面54Aとされている。そのため、撹拌容器6内に供給されたシロップの原料となる原料粉末と溶解用の湯とは、撹拌容器6の底部の側面と底栓54の上面によって囲繞された容積の小さな領域であって、且つ、下方に行くに従って先細りとなる領域に受容されることとなる。
また、係る払出口21が底栓54に封止された状態で、撹拌部5を構成する駆動軸50の下部(底栓54の上側であって、氷撹拌用ブレード52の下側)には、その上面が撹拌容器6内に供給された原料粉末と湯から生成されるシロップの液位L1に没する高さとなるように粉溶解用ブレード51が設けられている。
この状態で、制御手段は、撹拌部5のモータ50Mを駆動させる。モータ50Mは駆動軸50を介して粉溶解用ブレード51を所定時間、回転駆動する。これにより、撹拌容器6の底部に受容された高温の湯と原料粉末は、粉溶解用ブレード51の回転によって効果的に撹拌され、シロップ(飲料原料)を生成することができる。
ここで、撹拌部5の駆動軸50は、上端部がモータ50Mに固定されていると共に、下端部は、回転自在に払出口21を封止する底栓54が取り付けられている。そのため、底栓54が払出口21に密着して固定されている状態、即ち、払出口21を封止している状態では、駆動軸50下端及び底栓54を当該駆動軸50下端に取り付ける留め具57は、カラー部56内を回転可能とされており、駆動軸50が回転駆動した状態で、この底栓54は、駆動軸50の下部軸受けとなる。
そのため、撹拌容器6に払出口21と駆動軸50の下部軸受けを別に設けることなく、ぶれなく駆動軸50を回転駆動させることができる。これにより、ブレード51等による安定した飲料原料の撹拌動作を実現できる。
また、底栓54の上面は、内側から外側に向けて低く傾斜した傾斜面54Aとされていると共に、その上側に位置して相対向するように設けられる粉溶解用ブレード51は、外側が低く傾斜し、当該傾斜角度が底栓54の傾斜面54Aと略同一とされた傾斜面51Bを有する円盤から構成されている。
そのため、撹拌容器6の底部に受容された原料粉末と湯とを撹拌の際に撹拌容器6の上部に飛び散らせることなく、底部にて効率的に撹拌してシロップを生成することができる。これにより、撹拌容器6内全体にシロップが飛散し、その後供給される削氷との撹拌効率が低下する不都合を解消することができる。
特に、この粉溶解用ブレード51の上に位置して駆動軸50に設けられている氷撹拌用ブレード52は、撹拌容器6内に受容されたシロップの液位よりも高い位置とされており、且つ、当該シロップ生成時において、粉溶解用ブレード51により撹拌されるシロップが殆ど接しない高さに設けられていることから、氷撹拌用ブレード52によって、シロップを撹拌容器6上部に飛び散らせてしまう不都合を抑制することが可能となる。
また、底栓54が払出口21を封止した状態で、粉溶解用ブレード51は、少なくともその一部が生成されるシロップに没する高さにあるため、円滑に粉溶解用ブレード51の回転によって原料粉末と湯とを撹拌してシロップを生成することができる。以上でシロップ生成工程を終了し、制御手段は、削氷供給工程に移行する。
(削氷供給工程)
この削氷供給工程では、制御手段は、まず、撹拌容器6の蓋部材23に設けられている蓋部27を開放し撹拌容器6への削氷供給を実行する。このとき、制御手段は、削氷供給工程に入る以前に、削氷を実行しているものとする。本実施例では、所定量の削氷に要する時間を考慮して、上記飲料原料供給工程の開始と共に、製氷部10の貯氷部32から所定量の氷片をスライサ35に供給する。その後、制御手段は、モータを駆動してプロペラを回動させ、スライサ35に受容された氷片をプロペラによって削氷刃に押し付け、削氷を行う。スライサ35により削氷された氷は、スライサ35の下部に設けられる氷バッファ36に受容される。削氷開始当初、氷バッファ36の下端排出口は図示しないシャッタにより閉塞されている。
そのため、削氷が氷バッファ36内に所定量の削氷が貯められる。その後、制御手段は、モータを停止し、削氷供給待機とする。係る削氷供給待機状態とされている際に、制御手段によって、蓋部材23の蓋部27が開放されて、前記シャッタが開放されると、氷バッファ36内に受容された削氷は、自重により氷バッファ36下方に配置された撹拌容器6内に落下する。この際、氷バッファ36の下端開口真下に対応して撹拌容器6の上面開口20は、後方に大きく開口していることから、当該上面開口20後部から氷バッファ36からの削氷が進入し、当該削氷は、撹拌容器6後部の傾斜面(削氷滑落面)22上を滑り落ちる(図14にて削氷Iを図示する)。これにより、販売容器9内には、所定量の削氷が供給され、以上で、削氷供給工程を終了し、制御手段は、飲料撹拌工程に移行する。尚、氷バッファ36より削氷が撹拌容器6内に落下した後、即ち、蓋部27を開放して、当該削氷の落下に要する時間が経過した後、制御手段は、再び蓋部27を閉鎖する。
(飲料撹拌工程)
飲料撹拌工程では、まず、制御手段は、撹拌部5のモータ50Mを駆動させる。モータ50Mは駆動軸50を介して各ブレード51、52、53を所定時間、回転駆動する。尚、本実施例では、削氷供給工程では、一旦、モータ50Mを停止させて、削氷を供給した後、飲料撹拌工程に移行してモータ50Mを再駆動させているが、これに限定されるものではなく、飲料原料供給工程におけるモータ50Mの駆動から連続させて、モータ50Mを駆動させ、削氷供給工程に続いて飲料撹拌工程を実行しても良い。
係る駆動軸50の回転駆動によって、撹拌容器6の上方から供給された削氷Iは、当初氷バッファ36に蓄えられて排出されたものであるため、所定の塊状とされているが、撹拌容器6内上部において回転駆動される氷崩し用ブレード53の回転駆動によって、自重により降下する当該削氷Iが下部から順に崩されてより小さな状態として撹拌容器6下部に送られていく。
このとき、当該氷崩し用ブレード53は、その両端部53A、53Aは、駆動軸50の回転により、上方から供給された削氷を下方に送り込む方向に捻れた形状となるように折曲形成されているため、係るブレード53によって崩された削氷は、当該氷崩し用ブレード53の回転によって効率的に氷撹拌用ブレード52が回転駆動している撹拌容器6下部に送り込むことが可能となり、削氷と当初撹拌容器6底部に受容されていたシロップとの撹拌効率の更なる向上を図ることができる。
そして、撹拌容器6の氷崩し用ブレード53にてより小さな状態とされた削氷は、氷崩し用ブレード53の下側に位置して回転駆動されている氷撹拌用ブレード52によって、粉砕しながら撹拌容器6内のシロップ等と混合・撹拌される。これにより、撹拌容器6内には、シロップ(飲料原料)と削氷とを撹拌混合することにより得られる所定の硬度を有するシャーベット状のフローズン飲料が製造される。
ここで、氷崩し用ブレード53と氷撹拌用ブレード52とは、上述したように上下方向に対応して設けられているので、これらブレード52、52が投影面上重なっていない箇所から、氷崩し用ブレード53によって下方に送り込まれた削氷を円滑に撹拌容器6下部に供給することができる。これにより、氷崩し用ブレード53及び氷撹拌用ブレード52とが相互に邪魔することなく、飲料の撹拌効率の向上を図ることができる。
また、氷撹拌用ブレード52は、底栓54が払出口21を封止した状態で、撹拌容器6の内壁面に近接する寸法を有する板材から構成されており、この駆動軸50側の幅が外側に比して狭くなる形状を呈するように形成されているので、氷撹拌用ブレード52上面に残留する飲料を最小限としつつ、撹拌容器6の内壁面に付着した混ざり難いシロップと削氷との撹拌効率を向上させることができる。
また、氷崩し用ブレード53は、撹拌容器6内で製造される飲料上部に没する高さ乃至当該飲料より上となる高さにあるので、係る飲料撹拌工程において氷崩し用ブレード53が飲料撹拌に寄与する影響度を小さくすることができ、適切な硬度の飲料を製造することが可能となる。
駆動軸50の回転駆動によって、撹拌容器6内に受容されたシロップや削氷、更には、これらにより生成される飲料は、撹拌容器6内に飛び散ることとなるが、当該駆動軸50には、底栓54が撹拌容器6の払出口21を封止した状態で、撹拌容器6の蓋部材23に形成される軸孔25を上方から覆う鍔部材58が形成されているため、当該軸孔25から飲料等が撹拌容器6外に飛び散る不都合を抑制することができる。
(飲料払出工程)
次に、制御手段は、上述した如く撹拌容器6内にて生成された飲料の払出工程を実行する。この飲料払出工程では、制御手段は、撹拌部5のモータ50Mが停止されている状態で、昇降装置40により撹拌容器6を降下させる。即ち、制御手段による昇降装置40のモータの駆動制御及びマイクロスイッチ44によって、カム43を回動させて操作片42の後端部を上昇させる。これにより、回動軸45を中心として操作片42の前端部が降下され、この前端部に回動自在に取り付けられる撹拌容器6は降下されて、撹拌部5の底栓54と撹拌容器6の底部の払出口21と離間していき、底栓54と払出口21との間に空間が形成されることで払出口21が開放される。
払出口21が開放されると、撹拌容器6内の飲料は、撹拌容器6の内壁面等に沿ってその自重により払出口21から下方に落下する。底栓54上面に付着した飲料は、図9に示すように当該底栓54の上面が傾斜面54Aとされていることから、当該傾斜面54Aの外縁部より落下させることができる。これにより、底栓54上面に飲料を残留させることなく円滑に落下させることができ、撹拌容器6内部の飲料を円滑に払出口21から払い出すことができる。
これにより、格別に飲料を円滑に払い出すための機構を設けることなく、その自重によって適切に飲料が撹拌容器6底部に形成された払出口21より当該払出口21下方に配置されるカップ9内に容易に払い出すことができる。
また、主に、シロップと削氷を撹拌する氷撹拌用ブレード52は、上述したように駆動軸50側の幅が外側に比して狭くなる形状とされていることから、その撹拌効率の向上を維持しつつ、その払出時において、当該ブレード52の上面に残留してしまう飲料の最小限とすることができる。
係る構成とすることで、払出口21の下方に飲料を提供するためのカップ9を設置しておくことで、衛生的にシャーベット状の飲料を提供することが可能となる。
特に、底栓54にて払出口21を封止する構成としたため、当該払出口21を広口に形成して、底栓54を開放することにより、所定硬度を有するシャーベット状の飲料、即ち、氷を含んだ飲料を円滑に払い出すことも可能となる。これにより、払出時に撹拌容器6内に飲料が残留する不都合を解消することができる。
また、本実施例では、昇降装置40により撹拌容器6を降下させて払出口21を開放し、撹拌容器40を上昇させて底栓54により払出口21を封止するので、モータ50Mが設けられている撹拌部5を昇降させる場合に比して構造を簡素化することができる。
また、飲料の払出時には、昇降装置40により撹拌容器6を降下させて払出口21を開放するため、カップ9との距離を短くすることにより、飲料の飛散を抑制することができる。
尚、本実施例では、撹拌容器6の底部に形成された払出口21の開閉機構として、昇降装置40による撹拌容器6の昇降を採用しているが、これに限定されるものではなく、例えば、払出口21を閉鎖する際に、昇降装置40により撹拌容器6を上昇させると共に、撹拌部5の底栓54を下降させても良い。これにより、撹拌容器6及び撹拌部5の底栓54の昇降距離を小さくすることができる。
また、撹拌容器6を昇降させるのではなく、撹拌部5の底栓54を昇降させることによって、払出口21の開閉制御を行っても良い。
(洗浄工程)
そして、飲料を撹拌容器6からカップ9等に払い出した後は、制御手段は、洗浄工程に移行する。例えば、撹拌容器6の払出口21を開放してから所定時間、内部の飲料を払い出すのに要する時間を経過した後、制御手段は、再び昇降装置40のモータの駆動制御及びマイクロスイッチ44の出力によって、カム43を回転させ、撹拌容器6を上昇させて、払出口21を底栓54により封止する。
洗浄工程では、払出口21が底栓54により封止されている状態で、制御手段は、湯供給電磁弁15を所定時間だけ開放し、湯供給ノズル19から湯投入口26を介して撹拌容器6内に所定量の湯を供給する。本実施例では、撹拌容器6内の洗浄用の湯として、駆動軸50の駆動による各ブレード51、52、53の回転により内部の洗浄用の湯が撹拌容器6内全体に回る程度の湯量、例えば、払出口21が底栓54に封止されている状態で、粉溶解用ブレード51が設けられている高さより高く、氷崩し用ブレード53が設けられている高さより低い水位(図14にてL2にて示す)となる程度、本実施例では、氷撹拌用ブレード52が没する高さとなる程度に供給する。
そして、制御手段は、所定時間だけ撹拌部5のモータ50Mを駆動させ、駆動軸50を介して各ブレード51、52、53を回転させる。これにより、撹拌容器6内に受容された洗浄用の湯が撹拌容器6内全体に撹拌され、当該内壁面が洗浄される。
このとき、氷撹拌用ブレード52は、係る洗浄時に撹拌容器6内に供給される洗浄用の湯に没する高さにあるため、支障なく撹拌容器6内に供給された洗浄水を当該氷撹拌用ブレード52によって撹拌することができ、撹拌容器6内全体に洗浄水を飛散させて洗浄することができる。
制御手段は、モータ50Mを停止した後、昇降装置40により撹拌容器6を降下させて払出口21を開放して、洗浄水を下方のドリップトレイ37に排出する。
この際、底栓54の下面54Bは、外側から内側に向けて低く傾斜した傾斜面54Bとされているので、係る形状により、撹拌容器6内に供給された洗浄用の湯を、当該底栓54の下面を外側から内側に向けて沿わせることができ、係る底栓54Bの下面をも洗浄用の湯によって洗浄することが可能となる。
また、底栓54を駆動軸50の下端に固定する留め具57も、下面は外側から内側に向けて低く傾斜した傾斜面57Aとされているので、撹拌容器6内に供給された洗浄用の湯を、当該底栓54の留め具57の下面を外側から内側に向けて沿わせることができ、係る留め具57の下面をも洗浄用の湯によって洗浄することが可能となる。
そして、上述したように撹拌容器6の払出口21周囲には、下方に突出して底栓54及び留め具57の周囲を囲繞するための飛散防止壁21Aが形成されているので、駆動軸50の回転と共に回転する留め具57に付着した飲料等(特に、連続して飲料の製造が行われる場合)が飛散した場合にも、撹拌容器6の払出口21周囲に形成された飛散防止壁21Aによって当該装置の機器内部に飲料等が飛散する不都合を効果的に抑制することができる。
尚、上記実施例では、原料粉末の溶解性や洗浄能力を考慮して、原料粉末を溶解する手段として、更には、撹拌容器6内を洗浄する手段として湯供給ノズル19から供給される湯を採用しているが、これに限定されるものではなく、いずれも水や、湯及び水を適宜採用しても良い。
1 飲料製造装置
3 飲料原料供給部
4 削氷供給部
6 撹拌容器
9 カップ
10 製氷部
15 湯供給電磁弁
19 湯供給ノズル(湯供給部)
20 上面開口
21 払出口
21A 飛散防止壁
22 傾斜面(削氷滑落面)
23 蓋部材
24 飲料原料投入口
25 軸孔
26 湯投入口
27 蓋部
28 削氷投入用開口
32 貯氷部
36 氷バッファ
37 ドリップトレイ
40 昇降装置
41 固定部材
50 駆動軸
50M モータ
51 粉溶解用ブレード
51A 平坦面
51B 傾斜面
52 氷撹拌用ブレード
52A 中心部
52B 端部側
53 氷崩し用ブレード
53A 端部
54 底栓
54A、54B 傾斜面
55 貫通孔
56 カラー部
57 留め具
57A 傾斜面
58 鍔部

Claims (8)

  1. 原料粉末を供給する飲料原料供給部と、所定の粗さで氷を削ることにより形成された削氷を供給する削氷供給部とを備え、前記原料粉末を湯及び/又は水に溶解させてシロップを生成した後、該シロップと前記削氷を混合して飲料を製造する飲料製造装置において、
    前記飲料原料供給部及び削氷供給部から供給された前記原料粉末、湯及び/又は水と、削氷を受容する撹拌容器と、
    該撹拌容器内で前記原料粉末と湯及び/又は水を撹拌して前記シロップを生成し、該シロップと前記削氷を撹拌して混合する撹拌部とを備え、
    該撹拌部は、モータと、該モータから前記撹拌容器内に降下する駆動軸の下部に固定され、前記原料粉末と湯及び/又は水を撹拌して前記シロップを生成するための粉溶解用ブレードと、該粉溶解用ブレードの上側に位置して前記駆動軸に固定され、前記シロップと削氷を撹拌するための氷撹拌用ブレードと、該氷撹拌用ブレードの上側に位置して前記駆動軸に固定され、前記削氷供給部より前記撹拌容器内に供給された削氷を崩す氷崩し用ブレードとを有することを特徴とする飲料製造装置。
  2. 前記撹拌容器の底部に形成された払出口と、
    前記撹拌部の粉溶解用ブレード下側の駆動軸下端部に回転自在に取り付けられ、前記撹拌容器の払出口を開閉可能に封止する底栓とを有し、
    前記撹拌容器が降下し、及び/又は、前記撹拌部が上昇することで前記底栓は前記払出口を開放すると共に、前記撹拌容器が上昇し、及び/又は、前記撹拌部が降下することで前記底栓は前記払出口を封止することを特徴とする請求項1に記載の飲料製造装置。
  3. 前記底栓が前記払出口を封止した状態で、前記粉溶解用ブレードは、少なくともその一部が前記シロップに没する高さにあり、前記氷撹拌用ブレードは、洗浄時に前記撹拌容器内に供給される洗浄水に没する高さにあり、前記氷崩し用ブレードは、前記撹拌容器内で製造される飲料上部に没する高さ乃至当該飲料より上となる高さにあることを特徴とする請求項2に記載の飲料製造装置。
  4. 前記底栓の上面は、内側から外側に向けて低く傾斜していると共に、
    前記粉溶解用ブレードは、外側が低く傾斜した円盤から構成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の飲料製造装置。
  5. 前記底栓は前記払出口を封止した状態で前記駆動軸の下部軸受けとなると共に、
    前記氷撹拌用ブレードは、前記底栓が前記払出口を封止した状態で、前記撹拌容器の内壁面に近接する寸法を有する板材から構成され、前記駆動軸側の幅が外側に比して狭くなる形状を呈することを特徴とする請求項2乃至請求項4のうちの何れかに記載の飲料製造装置。
  6. 前記底栓が前記払出口を封止した状態で、前記氷撹拌用ブレードは、前記シロップの液位より上となる高さになることを特徴とする請求項2乃至請求項5のうちの何れかに記載の飲料製造装置。
  7. 前記氷崩し用ブレードは、回転して削氷を下方に送り込む方向に捻れた形状の板材から構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちの何れかに記載の飲料製造装置。
  8. 前記氷崩し用ブレードと前記氷撹拌用ブレードは、上下方向に対応していることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の飲料製造装置。
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