JP2021534840A - 高温飲料又は冷凍飲料又は氷飲料を製造する装置 - Google Patents

高温飲料又は冷凍飲料又は氷飲料を製造する装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、少なくとも1種の可溶性飲料成分を水及び任意選択的に氷と混合することによって、高温飲料又は冷凍飲料又は氷飲料を製造する装置(10)に関し、このデバイスは、破砕氷の供給部(2)と、少なくとも1種の可溶性飲料成分の供給部(3)と、温水の供給部(4)と、混合チャンバ(1)と、を備える。混合チャンバ(1)は、水平に対して傾斜した容器(11)と、混合デバイス(12)と、放出口(13)と、移動可能な上部シャッタ(14)と、移動可能な下部シャッタ(15)と、を備える。【選択図】 図7

Description

[0001]本発明は、飲料成分、水、及び氷からブレンドされた氷飲料(フラッペ、スムージー)を調製する飲料注出機に関する。
[0002]従来、フラッペ又はスムージー飲料は、ブレンダの容器内に氷キューブ又はアイスクリーム及び飲料を導入することによって調製される。正しい質感が得られるまで混合した後、得られた飲料を、ブレンダ容器を逆さまに反転させることによって、ブレンダからカップ内に注がれる。
[0003]この種類の飲料の調製は、調製に使用される成分の数によっては時間がかかり、飲料の正しい最終質感を得るために、これらの成分をブレンドする時間を制御し、及び別の飲料を調製する前に、続いてブレンダの洗浄を行う必要があることが周知である。
具体的には、異なる成分の迅速かつ正確な投与は、手動で達成することは困難であり、正確な分与を尊重しないと、最終製品の品質及び質感に直接影響を及ぼす。加えて、手動操作は非常に時間がかかる。したがって、時間及び一貫した調製の問題を解決するために、自動マシンが開発されてきた。
[0004]いくつかの自動マシンは、成分を導入するために開いた頂部、及び容器の底部に混合ブレードを有する容器である周知のブレンダの原理を再使用する。しかしながら、これらのマシンの欠点は、注出及び洗浄である。氷飲料を注出するために容器を逆さまに置かなければならず、すすぎ水が容器内に導入されなければならず、次いで、容器を再び逆さまにして、それがマシン内で再導入される前に水を捨てる必要があるためである。国際公開第2010/082185号は、この洗浄操作を自動化するための解決策を提案しているが、マシンはむしろ複雑になり、このようなマシンの低面積は大きな空間を占める。
他の自動マシンでは、ブレンダの底部に注出スパウトを作製して、ブレンド容器をマシンから取り出す必要なく氷飲料を注出することが提案されている。国際公開第2017/059483号は、ブレンド容器の底部出口に取り付けられた屈曲可能なスパウトを備えるブレンドチャンバを有するこのようなマシンを開示している。このようなブレンドユニットは、容器の側壁に沿って容易に流れることができ、長いスパウトを通って、どちらかと言えば液体質感を呈する飲料である、氷飲料の調製を可能にする。しかし、特定の濃厚さ又は粘度を有するフラッペ飲料が調製されると、飲料を注出することが不可能になり、多くの部分が容器の壁に付着し、スパウト内に残る。
[0005]フラッペ又はスムージー飲料の調製のために構成され、調製された飲料の質感、粘度、又は濃厚さを問わず、飲料の正しい放出を可能にするように構成された自動マシンが必要とされている。
[0006]あるいは、低温飲料と氷との混合物であるフラッペ若しくは氷飲料、又は更には高温飲料も同じブレンドユニットで調製するように構成された自動マシンを提供することが有利であろう。
[0007]本発明の第1の態様では、少なくとも1種の可溶性飲料成分を水及び任意選択的に氷と混合することによって、高温飲料又は冷凍飲料又は氷を有する低温飲料を製造する装置であって、このデバイスは、
破砕氷の供給部と、
少なくとも1種の可溶性飲料成分の供給部と、
温水の供給部と、
混合チャンバであって、
床部と側壁とを備える容器であって、この側壁は床部から長手方向に延びて、飲料が混合される空間を形成し、この容器はその中心に長手方向軸XX’を有し、容器の床部は駆動シャフトの端部に延びる中央開口部を備え、この駆動シャフトは長手方向軸XX’に沿って延び、この床部は本質的に平坦であり、水平に対して、少なくとも15°、最大50°、好ましくは約30°傾斜した、容器と、
駆動シャフトの端部に取り付けられた混合デバイスと、
混合チャンバから飲料を排出する放出口であって、この放出口は側壁の最下位置に配置されている、放出口と、
容器の頂部を閉鎖又は開放するように、チャンバの側壁の頂縁部と協働するように構成された移動可能な上部シャッタと、
放出口を閉鎖又は開放するように、チャンバの底部の放出口と協働するように構成された移動可能な下部シャッタと、を備える、混合チャンバと、
を備え、
放出口を取り囲む領域では、容器の側壁は、放出口に向かって先細りしたホッパの形状を呈し、
放出口は、横方向側壁を貫通する開口部であり、この開口部は、側壁に沿って床部から延び、
側壁の高さは、この側壁の周囲に沿って変化し、高さは放出口の上方で最大であり、高さは放出口と正反対の点で最小であり、
混合チャンバは、水入口を備え、
混合デバイスは、少なくとも2つのブレードを備え、ブレードは、シャフトからチャンバを通って側壁まで横断方向に延びる。
[0008]装置は、少なくとも3つの異なる飲料成分供給源:
破砕氷の供給部と、
少なくとも1種の可溶性飲料成分の供給部と、
温水の供給部と、を備える。
調製プロセス中に使用される成分に応じて、装置は、異なる種類の飲料である、高温飲料、冷凍飲料、又は氷を有する低温飲料の調製を可能にする。
高温飲料は、温水、及びコーヒー、カプチーノ、ラテマキアート、茶、ホットチョコレートなどの少なくとも1種の可溶性飲料成分から調製される。
氷を有する低温飲料は、温水及び少なくとも1種の可溶性飲料成分から調製され、破砕氷を添加することによって冷却される低温飲料であり、これらは通常、いくらかの浮遊破砕氷を含む。結果として、最終的な氷飲料では、破砕氷の液体に対する比は小さくなる。例えば、氷飲料は、80cmの温水及び少なくとも120gの破砕氷から調製することができ、その結果、液体及び約20gの浮遊氷を含む最終飲料が得られる。このような飲料は、例えば、アイスコーヒー、アイスラテがあるが、また、低温のビシソワーズなどの低温の料理のスープもある。
冷凍飲料は、温水、濃厚な質感を提供する少なくとも1種の可溶性飲料成分、及び破砕氷から調製される。結果として、最終的な冷凍飲料では、破砕氷の液体に対する比は大きくなる。例えば、冷凍飲料は、25cmの温水及び少なくとも100gの破砕氷から調製することができ、その結果、濃厚な質感を呈する最終飲料が得られる。このような飲料の例は、フラッペ及びスムージーである。
[0009]異なる成分を混合するために、この装置は、可溶性飲料成分が水に溶解し、破砕氷と混合するように、一分与量の破砕氷、少なくとも一分与量の可溶性飲料成分、及び一分与量の水を導入することができる混合チャンバを備える。混合チャンバは、床部と、床部に接続され床部から長手方向軸XX’に沿って上向きに延びる側壁とを有する容器の一般的な形状を呈し、それらは、飲料が調製される空間を画定する。側壁と床部との間の接続部は、柔らかく円形であり得、これにより、飲料が縁部に閉じ込められ、飲料の放出及び洗浄を容易にする。
チャンバは、床部が水平に対して少なくとも15°、最大50°、好ましくは約30°で配向されるように、装置の内部に配向される。結果として、容器は傾斜しており、チャンバ内の飲料保持部は、重力によってチャンバの最下点に(すなわち、側壁の角部及び最下位置に配置された底壁に)流れる。
好ましくは、チャンバの床部は平坦である。
混合チャンバの床部は開口部を備え、開口部を通って、容器の長手方向軸XX’に沿って配向された駆動シャフトの端部に延びる。駆動シャフトは、このシャフトを回転させるためのデバイスに接続される。このデバイスは通常、混合チャンバの下方に位置するモータである。シャフトと床部における開口部との間のシールは、飲料の漏れを回避するために一般に存在する。開口部は通常、混合チャンバ床部の中心にある。
好ましくは、駆動シャフトの端部は、混合デバイスと協働するように構成された部分のみがコンテナ内に延びるように、容器の床部における開口部を通って延びる。したがって、駆動シャフトの端部は、コンテナ内部の空間を通って延びない。
[0010]混合デバイスは、混合デバイスが回転することができるように、混合チャンバ内に延びる駆動シャフトの端部に取り付けられる。混合デバイスは通常、少なくとも2つのブレードを備え、ブレードは、チャンバを通って側壁まで横断方向に延びる。
ブレードは、氷片を破砕し、同時に異なる成分を混合するように構成された任意の形状を呈することができる。
混合デバイスは、同一又は異なるブレードを含むことができる。
好ましくは、混合デバイスは、振動を避けるために対称的に配置されたブレードを備える。
[0011]チャンバは、混合チャンバから飲料を排出するための放出口を備える。放出口は、チャンバの長手方向軸XX’の傾斜を考慮して、側壁の最下位置に配置される。
放出口は、横方向側壁を貫通する開口部であり、この開口部は、側壁に沿って床部から延びる。
したがって、調製の終了時に、任意の飲料、更には濃厚な飲料が、放出口の方向にチャンバの傾斜床部に沿って摺動するように強制される。放出口は床部から側壁内に延びるため、底部立ち上がり縁部が飲料の一部を保持せず、飲料全部が効率的に放出される。
好ましくは、この放出口は、少なくとも20mm、かつ最大70mm、好ましくは約30mmの幅、及び約40mmの高さを呈する。このような大きな断面面積の出口は、最下位置である位置と組み合わせると、フラッペ又はスムージーのような濃厚な質感を呈する場合であっても、飲料の放出を容易にする。
加えて、放出口を取り囲む領域では、容器の側壁は、放出口に向かって先細りしたホッパの形状を呈する。好ましくは、放出口の周囲の容器の断面の半分は、漏斗形状を呈し、容器の断面の他の半分は、円筒形状を呈する。漏斗形状は、飲料を出口の方向に導き、円筒形状は、側壁に沿った飲料の保持を防止する。この形状は、容器からの飲料の放出を改善する。
側壁は、混合チャンバの内容積部内の側壁の内部表面を形成して延びる少なくとも1つの長手方向リブを備えることができ、好ましくは、円筒形状を呈する容器の半分の部分において互いに等しい距離で配置される。このようなリブ(単数又は複数)は、混合を改善する。
[0012]混合チャンバは、容器の頂部を閉鎖又は開放するように、チャンバの側壁の頂縁部と協働するように構成された上部シャッタと、放出口を閉鎖又は開放するように、チャンバの底部の放出口と協働するように構成された下部シャッタと、を備える。したがって、混合チャンバは、飲料が外部に飛び散る危険性がなく、混合操作中に完全に閉鎖することができ、所望の質感が得られたら、飲料の注出を制御することができる。
上部シャッタは、容器の頂部の上方で前後に並進するように構成されたカバーであり得る。あるいは、容器の頂部の上方で頂部から離れるように回転することができるカバーであってもよい。これはまた、頂縁部の方向に、又は頂縁部から離れる方向に前後に回転するヒンジ式ドアであってもよい。
下部シャッタは、放出口の方向に、又は放出口から離れる方向に前後に回転するヒンジ式ドアであってもよい。
[0013]側壁の高さは、この側壁の周囲に沿って変化し、高さは放出口及びチャンバの最下点の上方で最大であり、高さは放出口と正反対の点、すなわち、チャンバの上部点で最小である。結果として、放出口から遠いチャンバの容積が最小化され、この領域内に飲料が残る危険性が最小化される。逆に、チャンバの下部は、より大きな容積を呈し、これは以下の異なる利点を呈する。
多量の成分(単数又は複数)、特に多量の粉末(単数又は複数)がそこに受容されてもよく、又は
異なるコンテナから粉末を送達するいくつかのシュートをこの大きな容積の上方に出現させることができ、装置によって提案される飲料の選択肢を増加させることができる。
[0014]チャンバは、水入口を備える。この水入口は、側壁又は上部シャッタに配置することができる。水の流れを特定の方向、例えば、回転混合デバイス上で配向させて、チャンバの最終的なすすぎを改善するように設計することができる。
[0015]好ましくは、混合チャンバの寸法は、1人分の飲料の容積、すなわち約700mLの容積を調製及び保持するように設定される。
したがって、容器の寸法は、以下のように設定することができる。
約100mmの幅、
最小約40mm〜最大約110mmの間で変化する高さ。
それにもかかわらず、より大きい又はより小さい容積の飲料が所望される場合、例えば、いくつかの飲料部分を同時に生成することが望ましい場合、これらの寸法に比を適用することができる。
[0016]好ましくは、装置の破砕氷の供給部は、
氷片を供給するホッパと、
氷片のサイズを減少させるクラッシャと、
破砕氷を分与し、分与した破砕氷を混合チャンバに放出するユニットと、を備える。
このような供給部により、装置は、サイズ、複雑さ、コスト、飲料調製操作の流れ、及び装置のメンテナンスを大幅に増加させるであろう氷メーカを含まない。氷キューブ又はチップ氷などの氷片は、通常、他の飲料調製用にレストラン及びコーヒーショップに既に存在する別個の供給源から生成することができる。この供給源は、営業時間中ずっと氷片の供給専用であり、これは、氷キューブ供給の不足が生じ得ないことを意味する。氷の製造が一定の時間を必要とし、氷が不足したときに、少なくとも10分又は15分間飲料を調製することができないため、これは、氷製造ユニットを備える飲料調製マシンと比較して、明らかな利点である。逆に、本装置では、操作者は、氷キューブ又はチップ氷などの氷片を装置のホッパ内に導入する必要がある。
通常、ホッパは、第1の分与量の氷片を氷クラッシャに注出する手段を含む。この注出手段は、オーガのような定量分与機であり得る。
クラッシャは、2つの目的で氷片のサイズを減少させる。破砕氷は、正確に投与することが容易であり、これはより一貫した飲料の調製を意味する。加えて、混合チャンバ内での混合時間は低減される。破砕氷から出発して、混合デバイスが効率的な方法で成分を迅速にブレンドすることを可能にする。別の利点は、混合デバイスを回転させるための高電力モータの使用が必要ではないことである。
[0017]一実施形態では、分与ユニットは、コンテナと、スケールと、放出ユニットと、を備えることができる。コンテナは、クラッシャによって直接供給される。コンテナは、コンテナ内に導入された破砕氷を計量するスケール上に配置される。
代替的実施形態では、分与ユニットは、所定容量のチャンバを備える、定量分与手段であり得、この所定容量のチャンバを通って、一分与量の氷片が導入され、次に、混合チャンバに下向きに注出される。この手段は、バレル、摺動チャンバ、回転穿孔ディスク、又は任意の同様の投与ユニットであり得る。投与ユニットは、所望の量の破砕氷に達したときに、粉砕氷を混合チャンバに注出するように構成される。分与ユニットはシャッタを備えることができる。これは、通常、混合チャンバの頂部に配向されたシュートを備える。好ましくは、破砕氷の供給部は、氷が保持され、破砕され、次いで投与される間、氷の融解を制限するために断熱される。
[0018]好ましくは、少なくとも1種の可溶性飲料成分の供給部は、少なくとも1種の可溶性飲料粉末成分を貯蔵及び分与する少なくとも1つのキャニスタを備える。通常、デバイスは、キャニスタから混合チャンバの頂部に一分与量の少なくとも1種の可溶性飲料粉末成分を案内するシュートを備える。
[0019]一実施形態では、装置は、2つのサイドモジュールを備え、1つの第1のモジュールが、破砕氷の供給部及び混合チャンバを含み、1つの第2のモジュールが、水の供給部を含む。
この実施形態では、第2のモジュールとして、一般的な高温飲料調製装置を使用することが可能である。この第2のモジュールは、第1のモジュールの混合チャンバ内の成分として使用することができる風味を付けられた高温飲料を調製するように構成されている、又は更にはこの第2のモジュールは、第1のモジュールの混合チャンバに温水のみを供給することができる。結果として、第1のモジュールは、温水源を備える必要はなく、そのサイズ及びコストが低減される。第2の一般的な高温飲料調製マシンとの接続部は、第1のモジュールの混合チャンバの水入口を第2のモジュールの飲料放出口又は温水弁に接続する可撓性チューブによって容易に実装することができる。
2つのサイドモジュールを備える装置の別の利点は、第1のモジュールから調製された冷凍飲料に加えて、第2のモジュールから調製された高温飲料の選択肢を増加させることを提案できることである。
この特定の実施形態では、第2のモジュールは、
可溶性飲料成分の少なくとも1つの供給部と、
温水の供給部と、
一分与量の少なくとも1種の可溶性飲料成分及び一分与量の温水を溶解する予混合チャンバであって、液体出口を含む、予混合チャンバと、を備え、
及び
予混合チャンバの液体出口又は第2のモジュールの温水の供給部のいずれかは、第1のモジュールの混合チャンバの水入口に接続されている。
[0020]第2の態様では、前述したような装置を用いて冷凍飲料を調製する方法であって、
容器の頂部を開放するために混合チャンバの上部シャッタを配置し、容器の放出口を閉鎖するために混合チャンバの下部シャッタを配置する工程と、
破砕氷、少なくとも1種の可溶性飲料成分、及び水を混合チャンバに供給する、供給工程と、
容器の頂部を閉鎖するために混合チャンバの上部シャッタを移動する工程と、
混合デバイスを作動する、ブレンド工程と、
混合デバイスが作動している間に容器の放出口を開放するために混合チャンバの下部シャッタを移動する、注出工程と、
放出口を閉鎖するために混合チャンバの下部シャッタを移動する工程と、
容器内に温水を導入し、混合デバイスを作動する、すすぎ工程と、を含む、方法を提供する。
この調製方法では、上部シャッタ及び下部シャッタが閉鎖されている間に成分を混合する。混合デバイスの速度及び時間長は、冷凍飲料の所望の質感に応じて適合させることができる。通常、混合デバイスは、2000〜20000rpmの速度で回転する。これらのパラメータは、最終冷凍飲料の所望の質感に応じて調節することができる。
注出工程の間、下部シャッタを開放し、同時に混合デバイスを回転させたままにする。好ましくは、混合デバイスの回転が、冷凍飲料を放出口に吹き出すファン効果をもたらす。実際には、混合デバイスの回転は、特に、混合デバイスの回転によってもたらされる振動効果及び混合デバイスの回転によってもたらされるファン吹き出し効果によって冷凍飲料の注出を改善する。
すすぎ工程の後、すすぎ工程から得られた液体が放出され、ビンに送られる。
[0021]好ましくは、供給工程中に、チャンバに供給された少なくとも1種の可溶性飲料成分は、
可溶性フラッペベース粉末と、
少なくとも1種の可溶性飲料フレーバと、を含む。
可溶性フラッペベース粉末は、冷凍飲料の濃厚な乳製品の質感を提供することを目的とする。フラッペの性質に応じて、このベース粉末は、以下のような構成成分を含むことができる:
糖又は甘味料粉末、
乳若しくはヨーグルト粉末などの乳粉末、又は大豆乳粉末などの非乳粉末、
グアーキサンタンガム、カラギーナンガム、又はこれらの混合物などの食感改良剤。
色、フレーバ、塩などの追加成分。
[0022]可溶性飲料フレーバは、コーヒー、チョコレート、マンゴ、ベリー、ミルクなどのような飲料の主なフレーバを提供することを目的とする。フレーバは、インスタントコーヒー粉末、チョコレート粉末、ミルクフレーバ粉末、インスタント茶粉末、フルーツ粉末などの可溶性飲料粉末であってもよく、又はコーヒー濃縮物、茶濃縮物、シロップのような可溶性飲料濃縮物であってもよい。
可溶性飲料フレーバは、このように、水及び氷と溶解する混合チャンバの内部に導入することができ、又は可溶性飲料フレーバは、混合チャンバ内に導入される前に水に溶解させることができる。例えば、装置が第2のモジュールを含む実施形態では、可溶性飲料フレーバは、第2のモジュールの予混合チャンバ内で溶解され得る。
[0023]ブレンド工程では、可溶性フラッペベース粉末及び可溶性飲料フレーバは、融解した破砕氷及び水の一部に溶解し、一緒に混合される。加えて、ブレードは破砕氷を更に破砕する。好ましくは、水は温水である。
[0024]第3の態様によれば、前述したような装置を用いて氷を有する低温飲料を調製する方法であって、
容器の頂部を開放するために混合チャンバの上部シャッタを配置し、容器の放出口を閉鎖するために混合チャンバの下部シャッタを配置する工程と、
破砕氷、少なくとも1種の可溶性飲料成分、及び温水を混合チャンバに供給する、第1の供給工程と、
容器の頂部を閉鎖するために混合チャンバの上部シャッタを移動する工程と、
低温飲料が得られるまで、混合デバイスを作動する、ブレンド工程と、
容器の頂部を開放するために混合チャンバの上部シャッタを移動する工程と、
破砕氷を混合チャンバに供給する、第2の供給工程と、
容器の頂部を閉鎖するために混合チャンバの上部シャッタを移動する工程と、
容器の放出口を開放するために混合チャンバの下部シャッタを移動する、注出工程と、
放出口を閉鎖するために混合チャンバの下部シャッタを移動する工程と、
容器内に温水を導入し、混合デバイスを作動する、すすぎ工程と、を含む、方法を提供する。
この方法は、2つの供給工程を含む。1つの第1の供給工程は、液体低温飲料の調製を開始する。温水、少なくとも1種の可溶性飲料フレーバ、及び破砕氷が供給され、続くブレンド工程により、温水中でのフレーバの溶解、及び温水中での破砕氷の融解による飲料の冷却を可能にする。
第2の供給工程は、直ちに注出される低温飲料に追加の破砕氷を導入することを可能にする。この氷は、低温飲料中で急速に融解せず、飲用コンテナ内に注出される最終氷飲料中に存在したままである。
[0025]第4の態様では、前述したような装置を用いて高温飲料を調製する方法であって、
容器の頂部を開放するために混合チャンバの上部シャッタを配置し、容器の放出口を閉鎖するために混合チャンバの下部シャッタを配置する工程と、
少なくとも1種の可溶性飲料成分及び温水を混合チャンバに供給する、供給工程と、
容器の頂部を閉鎖するために混合チャンバのカバーを移動する工程と、
高温飲料が得られるまで、混合デバイスを作動する、ブレンド工程と、
容器の放出口を開放するために混合チャンバの下部シャッタを移動する、注出工程と、
放出口を閉鎖するために混合チャンバの下部シャッタを移動する工程と、
容器内に温水を導入し、混合デバイスを作動する、すすぎ工程と、を含む、方法を提供する。
[0026]本願では、用語「内部」、「上部」、「底部」、「横方向」は、本発明の特徴部の相対的な位置を説明するために用いられる。これらの用語は、図面に示したように、飲料を生産するための飲料調製注出機内に配置されたときに正常な向きにある容器に関するものであることを理解すべきである。
[0027]本発明の上記の諸態様は、任意の好適な組み合わせで組み合わせることができる。更には、本明細書における様々な特徴を、上記の諸態様のうちの1つ以上と組み合わせることにより、具体的に図示及び説明されたもの以外の組み合わせを提供することができる。本発明の更なる目的及び有利な特徴は、「特許請求の範囲」、「発明を実施するための形態」、及び添付図面から明らかとなるであろう。
[0028]本発明の特徴及び利点は、以下の図と関連して、更に良く理解されよう。
本発明による装置の斜視図であり、正面扉は除去されている。 図1の図に対応し、成分シュートは除去されている。 装置内部の混合チャンバを拡大する図2の部分図である。 図3の混合チャンバの分離図(isolated view)である。 図4の混合チャンバのコア要素の分離図である。 図4の混合チャンバのコア要素の分離図である。 図4の混合チャンバの容器の斜視図である。 図7の容器の上面図である。 図7の容器の正面図を示す。 平面AAに沿う図8の容器の垂直断面図である。
[0029]図1は、本発明による飲料を製造する装置10を示し、正面扉は除去されている。この装置は、破砕氷の供給部2と、可溶性飲料成分の供給部3と、温水の供給源4とを備える。これら3種類の成分は、一般的な混合チャンバ1において、シュート24、32及び可撓性チューブ41を通じて供給される。
[0030]図2では、飲料粉末成分シュート32は、裏側部分を示すために除去されている。装置の左部分に、破砕氷の供給部2は、氷片を受容するためのホッパ21を備える。ホッパの底部にあるオーガ(図示せず)は、氷片の一部を氷クラッシャ22に送達する。破砕氷は、スケールによって支持されたコンテナと、シュート24を通って混合チャンバ1に所望の分与量の破砕氷を注出するためのシャッタと、を備える分与ユニット23内に受容される。装置の頂部にて、温水の供給部4は水のボイラで構成される。
ボイラの出口は、混合チャンバ1に水を案内する可撓性チューブ41に接続されている。図示されているものは、水を注出するために重力を使用する。あるいは、ポンプを使用して水を汲み上げ、混合チャンバに供給することができる。
右側では、装置は、異なる飲料成分粉末を貯蔵する2つのキャニスタ31を備える。キャニスタは、粉末シュートを通して混合チャンバ1に粉末を分与し、注出するためのオーガを含む。
[0031]図3は、装置の底部のよりわかりやすい図を提供する。混合チャンバは、高温可撓性チューブ41に接続された容器11を備える。容器の頂部は、容器の頂部を閉じるようにそこに配置された上部シャッタ14によって閉鎖される。
装置の底部及び混合チャンバ1の下に、装置は、冷凍飲料が混合チャンバ内での調製に加えて、更に注出される飲用コンテナを支持するための引き出し6を備える。引き出し6は、装置の内部にコンテナを押し込むためのハンドル61を備え、注出機内でトレーを押すこの動作は、飲料調製プロセスをトリガする。同様に、飲料調製の終了時に、冷凍飲料で充填されたら、操作者は、トレー及びコンテナを装置の外側に引っ張ることができる。注出機の外側にトレーを引っ張る動作は、本明細書にて以下で開発されるように混合チャンバのすすぎ操作をトリガする。
代替的実施形態では、引き出しの移動は、電動化及び自動化することができる。
別の代替的実施形態では、装置は引き出しを除去することができるが、カップの方向又はビンの方向のいずれかに配向され得る移動可能な飲料シュートを備えることができる。
[0032]図4は、混合チャンバ1の分離図である。上述したように、チャンバの容器11の頂部は、上部シャッタ14によって閉鎖される。この上部シャッタ14は、上部シャッタモータ141の作動に加えて、更に前後に移動可能である。このシャッタ14の位置に応じて、成分は、チャンバの頂部を通って導入されてもよく、又はチャンバ内で混合されてもよい。
容器11の内部に、混合チャンバは、成分を混合するために回転シャフトに取り付けられた4ブレード混合デバイスを備える。シャフトは、容器11の下に配置された第2のモータ123によって作動される。
混合チャンバは、下部シャッタモータ151の作動に加えて、容器11の放出口を閉鎖又は開放するように移動可能な下部シャッタ15を備える。
[0033]図5及び図6は、2つのシャッタ14、15、及びチャンバを開放又は閉鎖するためのそれらの移動を明確に示す混合チャンバ1の図である。上部シャッタ14は、矢印Aの方向に沿って前後に並進することができるプレートである。下部シャッタ15は、ヒンジによって取り付けられ、矢印Bの方向に沿って前後に回転することができるプレートである。図6では、放出口13は、容器側壁112内に配置され、床部111に近いように示される。
[0034]図7は、容器の上縁部115が上方に配置された装置内の内部に配置されるような混合チャンバの容器11を表す。容器の床部111は、角度αで示されるように水平に対して傾斜している。この角度は、少なくとも15°、最大50°、好ましくは約30°である。この角度により、容器内の床部11上に存在する飲料の放出が、チャンバの最下位置に配置された放出口13の方向に摺動することを可能にする。
図8の容器11の上面図は、シャフト121の端部に取り付けられた4つのブレード122を備える混合デバイスを示し、このシャフトは、図4に示されるモータ123によって作動される。リブ114は、内部空間内の容器の内部表面から延びて、剪断及び混合を改善する。
この上面図で明らかなように、容器の断面の設計は、2つの部分111a及び111bを含む。放出口13を包囲する部分111bは、飲料を大放出口13に流すホッパの形状を呈する。部品111bのこの形状の別の利点は、それがかなり大きく、成分の全てのシュート24、32の出口に面することができることである(図1を参照)。
放出口と正反対の部分111aは円筒形であり、飲料が壁に付着するのを防止する。
図示された実施形態では、容器の寸法は、以下のように設定することができる。
約100mmの幅、
最小約40mm〜最大約110mmの間で変化する高さ。
[0035]図9の正面図は放出口13を示す。この出口は、濃厚な冷凍飲料の注出を可能にするのに十分な大きさである。好ましくは、幅wは、
少なくとも20mm、最大70mm、好ましくは約30mmであり、高さhは、約40mmである。
[0036]図10の垂直断面は、側壁112の最下位置に配置された大放出口13への冷凍飲料の放出を容易にするために、水平に対して角度αの容器の床部111の傾斜位置を明確に示す。側壁と床部111との間の接続部116は、円形であり柔らかく、冷凍飲料を容易に摺動させる。
下部シャッタが放出口を開く位置にある間の混合デバイスのブレードの回転は、容器内で調製された濃厚な冷凍飲料を吹き出し、放出口への流出を改善する効果をもたらす。加えて、混合デバイスの回転中にもたらされる振動は、この濃厚な冷凍飲料が容器の側壁に沿って床部へと、次いで放出口の方向に床部から摺動するのを助ける。
[0037]本発明は、上記で例示された実施形態を参照して説明されているが、請求される本発明は、決してこれらの例示された実施形態によって限定されるものではないことが理解されるであろう。
「特許請求の範囲」で定義されるような本発明の範囲を逸脱することなく、変形及び修正が実施可能である。更に、既知の均等物が特定の特徴に対して存在する場合、かかる均等物は、本明細書で具体的に言及されているかのように組み込まれる。
本明細書で使用するとき、用語「備える」、「備えている」、及び同様の語は、排他的又は包括的な意味で解釈されるべきではない。換言すれば、これらは、「〜を含むが、それらに限定されない」ことを意味するものとする。
[0038]
1 混合チャンバ
11 容器
111 床部
112 側壁
113 開口部
114 リブ
115 上縁部
116 接続部
12 混合デバイス
121 駆動シャフト
122 ブレード
123 モータ
13 放出口
14 上部シャッタ
141 モータ
15 下部シャッタ
151 モータ
16 水入口
10 装置
2 氷片の供給部
21 氷片ホッパ
22 氷片クラッシャ
23 破砕氷分与ユニット
24 破砕氷シュート
3 可溶性飲料成分の供給部
31 キャニスタ
32 成分シュート
4 温水の供給部
41 温水管
5 飲用コンテナ
6 引き出し
61 ハンドル

Claims (13)

  1. 少なくとも1種の可溶性飲料成分を水及び任意選択的に氷と混合することによって、高温飲料又は冷凍飲料又は氷を有する低温飲料を製造する装置(10)であって、前記デバイスは、
    破砕氷の供給部(2)と、
    少なくとも1種の可溶性飲料成分の供給部(3)と、
    温水の供給部(4)と、
    混合チャンバ(1)であって、
    床部(111)と側壁(112)とを備える容器(11)であって、前記側壁は前記床部から長手方向に延びて、前記飲料が混合される空間を形成し、前記コンテナはその中心に長手方向軸XX’を有し、前記コンテナの前記床部は駆動シャフト(121)の端部に延びる中央開口部(113)を備え、前記駆動シャフトは前記長手方向軸XX’に沿って延び、前記床部(111)は実質的に平坦であり、水平に対して、少なくとも15°、最大50°、好ましくは約30°傾斜した、容器(11)と、
    前記駆動シャフトの前記端部に取り付けられた混合デバイス(12)と、
    前記混合チャンバから前記飲料を排出する放出口(13)であって、前記放出口は前記側壁の最下位置に配置されている、放出口(13)と、
    前記容器の頂部を閉鎖又は開放するように、前記チャンバの前記側壁の頂縁部と協働するように構成された移動可能な上部シャッタ(14)と、
    前記放出口を閉鎖又は開放するように、前記チャンバの底部の前記放出口(13)と協働するように構成された移動可能な下部シャッタ(15)と、を備える、混合チャンバ(1)と、
    を備え、
    前記放出口を取り囲む領域では、前記容器の前記側壁(112)は、前記放出口(13)に向かって先細りしたホッパの形状を呈し、
    前記放出口(13)は、前記横方向側壁を貫通する開口部であり、前記開口部は、前記側壁に沿って前記床部から延び、
    前記側壁の高さは、前記側壁の周囲に沿って変化し、前記高さは前記放出口(13)の上方で最大であり、前記高さは前記放出口に対し直径方向で反対の点で最小であり、
    前記混合チャンバは、水入口(16)を備え、
    前記混合デバイス(12)は、少なくとも2つのブレード(122)を備え、前記ブレードは、前記シャフトから前記チャンバを通って前記側壁まで横断方向に延びる、装置(10)。
  2. 前記側壁の前記高さは、前記側壁の前記周囲に沿って変化し、前記高さは前記放出口の上方で最大であり、前記高さは前記放出口に対し直径方向で反対の点で最小である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記放出口(13)は、少なくとも20mm、かつ最大70mm、好ましくは約30mmの幅、及び約40mmの高さを呈する、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記破砕氷の供給部(2)は、
    氷片を供給するホッパ(21)と、
    前記氷片のサイズを減少させるクラッシャ(22)と、
    破砕氷を分与し、分与した破砕氷を前記混合チャンバ(1)に放出するユニット(23)と、を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記少なくとも1種の可溶性飲料成分の供給部(3)は、少なくとも1種の可溶性飲料粉末成分を貯蔵及び分与する少なくとも1つのキャニスタ(31)を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記装置は、2つのサイドモジュールを備え、1つの第1のモジュールが、前記破砕氷の供給部及び前記混合チャンバを含み、1つの第2のモジュールが、前記水の供給部を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記第2のモジュールが、
    可溶性飲料成分の少なくとも1つの供給部と、
    温水の供給部と、
    一分与量の少なくとも1種の可溶性飲料成分及び一分与量の温水を溶解する予混合チャンバであって、液体出口を含む、予混合チャンバと、を備え、
    前記予混合チャンバの前記液体出口は、前記第1のモジュールの前記混合チャンバの前記水入口に接続されている、請求項6に記載の装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のデバイスを用いて冷凍飲料を調製する方法であって、
    前記容器の前記頂部を開放するために前記混合デバイスの前記上部シャッタを配置し、前記容器の前記放出口を閉鎖するために前記混合デバイスの前記下部シャッタを配置する工程と、
    破砕氷、少なくとも1種の可溶性飲料成分、及び水を前記混合チャンバに供給する、供給工程と、
    前記容器の前記頂部を閉鎖するために前記混合チャンバの前記上部シャッタを移動する工程と、
    前記混合デバイスを作動する、ブレンド工程と、
    前記混合デバイスが作動している間に前記容器の前記放出口を開放するために、前記混合チャンバの前記下部シャッタを移動する、注出工程と、
    前記放出口を閉鎖するために前記混合チャンバの前記下部シャッタを移動する工程と、
    前記容器内に温水を導入し、前記混合デバイスを作動する、すすぎ工程と、
    を含む、方法。
  9. 前記混合デバイスの回転が、前記冷凍飲料を前記放出口に吹き出すファン効果をもたらす、請求項8に記載の方法。
  10. 前記混合デバイスの回転は、前記混合デバイスの前記回転によって振動効果をもたらす、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記供給工程中に、前記チャンバに供給される前記少なくとも1種の可溶性飲料成分は、
    可溶性フラッペベース粉末と、
    少なくとも1種の可溶性飲料フレーバと、
    を含む、請求項8〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のデバイスを用いて氷を有する低温飲料を調製する方法であって、
    前記容器の前記頂部を開放するために前記混合チャンバの前記上部シャッタを配置し、前記容器の前記放出口を閉鎖するために前記混合チャンバの前記下部シャッタを配置する工程と、
    破砕氷、少なくとも1種の可溶性飲料成分、及び温水を前記混合チャンバに供給する、第1の供給工程と、
    前記容器の前記頂部を閉鎖するために前記混合チャンバの前記上部シャッタを移動する工程と、
    低温飲料が得られるまで、前記混合デバイスを作動する、ブレンド工程と、
    前記容器の前記頂部を開放するために前記混合チャンバの前記上部シャッタを移動する工程と、
    破砕氷を前記混合チャンバに供給する、第2の供給工程と、
    前記容器の前記頂部を閉鎖するために前記混合チャンバの前記上部シャッタを移動する工程と、
    前記容器の前記放出口を開放するために前記混合チャンバの前記下部シャッタを移動する、注出工程と、
    前記容器内に温水を導入し、前記混合デバイスを作動する、すすぎ工程と、
    を含む、方法。
  13. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のデバイスを用いて高温飲料を調製する方法であって、
    前記容器の前記頂部を開放するために前記混合チャンバの前記上部シャッタを配置し、前記容器の前記放出口を閉鎖するために前記混合チャンバの前記下部シャッタを配置する工程と、
    少なくとも1種の可溶性飲料成分及び温水を前記混合チャンバに供給する、供給工程と、
    前記容器の前記頂部を閉鎖するために前記混合チャンバのカバーを移動する工程と、
    高温飲料が得られるまで前記混合デバイスを作動する、ブレンド工程と、
    前記容器の前記放出口を開放するために前記混合チャンバの前記下部シャッタを移動する、注出工程と、
    前記容器内に温水を導入し、前記混合デバイスを作動する、すすぎ工程と、
    を含む、方法。
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