JP3931182B2 - フレッシュジュース製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ジュース製造装置に関するもので、特には生のジュース材料を粉砕し、攪拌混合して生ジュースを製造するフレッシュジュース製造装置に関する。
従来、ジューススタンド等のジュースの販売場所においては、オレンジジュースやメロンジュース等の予め決められた何種類かのジュースを販売用のタンクに入れておき、お客様の求めに応じて販売用のカップに入れて販売している。これらのジュースは、予め販売場所と異なる工場等で粉末ジュースに加工し、この粉末ジュースを販売場所に輸送し、販売場所ではこの粉末ジュースに水を加えてジュースに戻し、販売用のタンクに入れて販売している。一方、家庭用のミキサ(ジュース製造装置)においては、オレンジ、メロン、りんご等の果物や野菜の材料を粉砕し、攪拌混合してジュースを製造するもので、自分の好みの材料を手軽に生ジュースが作れるものであった。
また、特開2001−346562号公報には、ジューススタンド等においてもお客様の好みに応じた様々な材料のジュースをその場でフレッシュな生ジュースを作ることができ、しかも生ジュースを作った都度に自動的に装置を洗浄できるフレッシュジュースの製造装置および製造方法が記載されている。
特開2001−346562号公報
しかしながら、特許文献1ではカップ、カップホルダが上下駆動するために、カップホルダが上に上がった時にカップホルダ中の排水用ホースが外(お客様)に見えてしまい見映えが悪かったり、ホースが挟まったり、引っ掛ったりしてホースが外れ排水がこぼれたり、カップの上昇が止まったりしてジュースの製造が出来なかったりするという問題があった。
本発明は上述した従来の問題点に鑑みなされたもので、ジューススタンド等においてもお客様の好みに応じた様々な材料のジュースをその場で確実、かつ清潔にフレッシュな生ジュースを作ることができ、しかも生ジュースを作った都度に自動的に装置を洗浄できるフレッシュジュースの製造装置を提供するものである。
上記目的を達成するために本発明のフレッシュジュース製造装置、回転刃、回転刃を回転駆動する駆動部及び回転刃の上方に位置し容器の蓋として機能するカバーを有する回転刃ユニットと、回転刃ユニットを上下に駆動する上下動ユニットと、回転刃ユニットの下方に位置し、上部が開放した容器を設置できる容器ホルダと、容器にジュース液を供給するジュース液供給ユニットと、容器ホルダに設置された洗浄容器に洗浄水を供給する洗浄水供給ユニットと、少なくともスタートボタンと洗浄ボタンとを有する操作ユニットと、制御部とを備え、制御部はスタートボタンが押されると、上下動ユニットを駆動して回転刃ユニットを待機位置からカバーが容器ホルダに設置された容器に接触する位置まで下降させる工程、その位置で回転刃ユニットの駆動部により回転刃を予め決められた時間だけ回転駆動する工程、上下動ユニットによって回転刃ユニットを待機位置まで上昇させる工程からなる一連の工程を順に実行する。
上記制御部は、洗浄ボタンが押されると、容器ホルダに設置された洗浄容器に洗浄水供給ユニットから洗浄水を供給する工程、上下動ユニットを駆動して回転刃ユニットを待機位置からカバーが容器ホルダに設置された洗浄容器に接触する位置まで下降させる工程、回転刃ユニットの駆動部を駆動して回転刃を予め決められた時間だけ回転駆動する工程、上下動ユニットによって回転刃ユニットを待機位置まで上昇させる工程からなる一連の工程を順に実行する。
本発明によるフレッシュジュース製造装置は、また、回転刃、回転刃を回転駆動する駆動部及び回転刃の上方に位置し容器の蓋として機能するカバーを有する回転刃ユニットと、回転刃ユニットを上下に駆動する上下動ユニットと、上部が開放した容器を設置できる容器ホルダと洗浄容器を設置できる洗浄容器ホルダを備え、回転刃ユニットの下方に容器ホルダ又は洗浄容器ホルダを選択的に位置づけるホルダユニットと、容器にジュース液を供給するジュース液供給ユニットと、容器ホルダに設置された洗浄容器に洗浄水を供給する洗浄水供給ユニットと、少なくともスタートボタンと洗浄ボタンとを有する操作ユニットと、制御部とを備え、制御部は、スタートボタンが押されると、上下動ユニットを駆動して回転刃ユニットを待機位置からカバーが容器ホルダに設置された容器に接触する位置まで下降させる工程、その位置で回転刃ユニットの駆動部により回転刃を予め決められた時間だけ回転駆動する工程、上下動ユニットによって回転刃ユニットを待機位置まで上昇させる工程からなる一連の工程を順に実行する。
上記制御部は、洗浄ボタンが押されると、容器ホルダに設置された洗浄容器に洗浄水供給ユニットから洗浄水を供給する工程、上下動ユニットを駆動して回転刃ユニットを待機位置からカバーが容器ホルダに設置された洗浄容器に接触する位置まで下降させる工程、回転刃ユニットの駆動部を駆動して回転刃を予め決められた時間だけ回転駆動する工程、上下動ユニットによって回転刃ユニットを待機位置まで上昇させる工程からなる一連の工程を順に実行する。
上記制御部は、スタートボタンが押されると回転刃ユニットの下方に容器ホルダが配置され、洗浄ボタンが押されると回転刃ユニットの下方に洗浄容器ホルダが配置されるように、ホルダユニットを制御してもよい。
回転刃ユニットは回転刃の周囲に、容器の内壁に接触して容器を抑える機能と攪拌促進機能を有する少なくとも3本の支柱を備えるのが好ましい。洗浄水供給ユニットは、オゾン水発生装置を備え、洗浄時にオゾン水を供給するのが好ましい。
本発明によると、ファーストフード店やコンビニエンスストア等において、その場でお客様の要望に応じて新鮮なフレッシュジュースを作ることができ、洗浄も簡単に行うことができる。また、毎回異なるジュースを1カップ分だけ作るので、お客様の多様なニーズに応えることができるものである。
以下、図面を参照して本発明に係るフレッシュジュース製造装置の実施の形態を詳細に説明する。
〔実施例1〕
図1は、本発明によるフレッシュジュース製造装置の一実施例を示す斜視図、図2は、図1のフレッシュジュース製造装置の構成を示す一部破断の正面図である。
本実施例のフレッシュジュース製造装置は、図1、図2に示すように、本体ケース1と、前記本体ケース1に配置され材料を入れた材料カップ2のカップホルダ11もしくは洗浄カップ12を設置できるカップユニット10と、回転刃31とそれを回転駆動するためのモータ33からなる回転刃ユニット20と、回転刃ユニット20を上下方向に駆動する上下動ユニット30と、材料カップ2にジュース液を供給するジュース液供給ユニット40と、洗浄用カップに洗浄水を供給する洗浄水供給ユニット50と、各ユニットを操作するための操作ボタンを備えた操作ユニット60と、制御部70とを備えている。操作ユニット60の操作ボタンを押すと、制御部70は、各操作ボタン毎に予め設定されている手順に従って各ユニットを制御し、装置としての動作を行う。
本体ケース1は、本実施例では略門型形状を半分に切断した形状であり、下部の空間にカップユニット10と回転刃31を配置し、内部には上下動ユニット30、洗浄水供給ユニット50を収容しており、上部の前面パネル1aには、ジュース液供給ユニット40が取り付けられると共に各種の操作ボタンを備えた操作ユニット60が取り付けられている。また、この本体ケース1の側面には洗浄水供給ユニット50に水を供給するための給水ホース3が接続されている。
カップユニット10にはブラケット13が取り付けられており、このブラケット13に材料カップ2、もしくは洗浄用カップ12を保持するためのカップホルダ11が固定されており、この洗浄カップ12の底には、穴があいており、ブラケット13には洗浄した洗浄水を流すために排水ホース14が接続されていた方が好ましい。図示しないが、洗浄中は洗浄カップに水を貯め、洗浄後流すためのバルブが備えられている。
図3及び図4は、回転刃ユニット20及び上下動ユニット30の概略図である。図3は回転刃ユニット20がカップ上方の待機位置にある時の状態を示し、図4は回転刃ユニット20が回転位置にある状態を示している。回転刃ユニット20が回転位置にあるとき、下端の回転刃31はカップ2内に収容されている。回転刃ユニット20は、回転刃31が取り付けられた回転シャフト32と、この回転シャフト32を高速回転させるモータ33を備えている。また、回転刃31の上方には、回転刃31が回転している時にジュースや洗浄水が外部に飛び散らないように、カップ2の蓋として機能するインナーカバー34が取り付けてある。また、図の例では、インナーカバー34に、カップを抑えてカップホルダに固定し、かつ攪拌を促進させるための3本の支柱4が備えられている。設計によっては、支柱4はなくても構わないが、ある方が望ましい。モータ33の回転数は、材料が粉砕される回転数であればかまわないが、スロースタータで少しずつ回転数が上がり、最高5000rpm〜100,000rpm程度である。より好ましくは10,000〜20,000rpmである。
回転刃ユニット20を上下に駆動する上下動ユニット30は、ボールネジ35とボールネジを回転駆動するモータ36からなる。回転刃ユニット20に固定された2個のナット37,38の位置をボールネジ35の回転によって上下に移動させることによって、回転刃ユニット20を上下の方向に駆動する。回転刃31によってカップ2内の材料を粉砕する際には、図4に示すように、上下動ユニット30によって回転刃ユニット20を下降させて回転刃31を材料カップ2内に収容する。この時、回転刃31の上方に設けられた例えばステンレス製のインナーカバー34によってカップ2の上方開口部が塞がれ、カップ2の内容物が外部に飛び散るのを防止する。また、インナーカバー34に取り付けられた支柱4がカップの内壁に接触し、カップをカップホルダ11にしっかりと固定する。支柱4は、単にカップ2を固定する機能だけなく、回転刃31の回転に伴って材料カップ2内に発生する液体の流れを乱す障害物となって攪拌を促進させる機能も有している。
図5は、回転刃ユニットが備えるインナーカバーと支柱の概略図である。インナーカバー34と支柱4はステンレス製であり、インナーカバー34から下方に3本以上の支柱4が伸びている。インナーカバー34の中央には回転シャフト32を通す穴39が設けられている。支柱4は柔軟性を有し、回転刃ユニット20が下降するとき、カップ2の内壁に接触して内壁の形状に沿って変形し、カップ2をホルダ11に固定する。本例の支柱4は、断面形状が矩形になっている。
図6は、インナーカバーと支柱の他の例を示す概略図である。本例のインナーカバーは、ステンレス製の基板34aにシリコンゴムからなる蓋部材34bを取り付けた構造を有する。シリコンゴム製の蓋部材34bは、カップの形状に合わせて、下面の径より上面の径が大きな円錐台の形状をしている。ステンレス製の基板とシリコンゴム製の蓋部材の中央には、回転シャフトを通す穴39aが設けられている。本例の支柱4aは丸棒であり、円形の断面を有する。
図7は、インナーカバーと支柱の他の例を示す概略図である。本例のインナーカバーと支柱は図5に示したものと同様であるが、回転シャフト32のインナーカバー34近傍の個所に粉砕材料反射板39cが取り付けられている点で、図5の例と異なる。インナーカバー34には回転シャフト32を通す穴39が設けられおり、回転シャフトのまわりにはわずかな隙間がある。回転シャフト32に粉砕材料反射板39cを取り付けることにより、この隙間がカップ2の内部から見通せなくなり、カップ内で流動しているジュースや後述する洗浄水が、インナーカバー34の回転シャフト32を通す穴39の内面と回転シャフト32との間に形成される隙間から漏れ出すのを防止することができる。
図5から図7に示すように、支柱4を備えたことにより、材料カップ2が回転するのを抑えることができ、かつ支柱4にフレッシュジュースの材料がぶつかることにより攪拌が促進され、市販のカップでもフレッシュなジュースができるが、本発明は支柱がない場合でも有効である。また、支柱4は3本の例について説明したが、材料カップ2が抑えられ、かつ攪拌が促進されれば3本以上でも良い。また、支柱4の形状も機能を満たせばよく、それぞれの支柱が材料カップ内に収まり、かつ材料カップを抑えられれば良く、棒でも板でもまたは先端が折れ曲がってより抑えられるようになっていても良い。
なお、上下動ユニット30の上下の駆動手段は、モータに代えて、コンプレッサ等のエア圧を得られる場所ではエア圧を利用したエアシリンダを使用してもよいことは、勿論である。圧力としては、カップを潰さず、かつ前記材料、ジュース液や洗浄水が飛び出さない程度が好ましい。
ジュース液供給ユニット40は、本体ケース1の前面パネル1aに取り付けられており、ジュース液を入れた紙パック41が3本入るホルダ42と、紙パック41からジュース液を取り出すために、図示しない小型ポンプを備えた取り出しパイプ43が備えられている。この取り出しパイプ43の先端43aは、ジュース液を材料カップ2に供給できるように下向きに配設されており、図示しない所定のボタンを押せば、その位置のジュース液がカップ内に供給されるようになっている。
さらに、洗浄水供給ユニット50は、図示しないポンプが備えられたタンク51と、オゾン発生器52が備えられている。この洗浄水供給ユニット50は、ホース3によりタンク51に貯蔵された水にオゾン発生器52で発生させたオゾンを加えて殺菌効果を高め、回転刃31の洗浄時に洗浄を行うと共に殺菌も行うものである。この洗浄水供給ユニット50は、ホース3を水道に接続する場合は、ポンプが必要ないが、野外等で使用する場合にホース3を水道に接続出来ないこともあり、その場合はポリタンク等から水を供給するのでポンプを用いてもかまわない。
操作ユニット60は、本体ケース1の前面パネル1aに取り付けられたもので複数の押しボタンスイッチから構成されている。これらのスイッチは、ジュース製造を開始するスタートボタン61、洗浄をスタートするスタートボタン62、装置の作動状態を示すパイロツトランプ63や非常停止ボタン64が備えられている。
図8は、本実施例のフレッシュジュース製造装置の制御系統を示すブロック図である。回転刃ユニット20の回転モータ33、上下動ユニット30の駆動モータ36、ジュース液供給ユニット40のジュース液供給ポンプ45、洗浄液供給ユニット50の洗浄水供給ポンプ55の動作は制御部70によって制御される。ジュース液の注入、回転刃でカップ内のジュース材料を破砕することによるフレッシュジュースの製造、及び洗浄の際の各駆動部の動作は、予め制御部にプログラムされており、操作ユニット60に設けられたジュース製造スタートボタン61あるいは洗浄スタートボタン62を押すと、制御部70は、プログラムされた手順に従って各駆動部を制御し、フレッシュジュースの製造あるいは洗浄を行う。
次に、フレッシュジュースの製造工程を説明する図9のフローチャートを参照して、上述のように構成されたフレッシュジュース製造装置によるフレッシュジュースの製造方法について説明する。まず、少なくとも一種類以上の材料をそれぞれの複数の材料カップに収納して揃え、お客様が複数の材料カップの中から希望する一つ材料カップを選択する。さらには、材料と附属品の砂糖や蜂蜜等が入っている場合もあり、できるだけ数多くの種類を取り揃えておくのが好ましい。
次いで、選択された材料カップ2を販売員が取り、材料カップ2の蓋を開けて附属品を取り出し、お客様の要望に応じて附属品の封を切り、中身を入れる。そして、フレッシュジュース製造装置のジュース液供給ユニット40の中から必要なジュース液のボタンを押して材料カップ2に入れる(ステップ11)。そして、材料カップ2をフレッシュジュース製造装置のカップユニット10のカップホルダ11にセットする(ステップ12)。
次いで、操作ユニット60のジュース製造のスタートボタン61を押して装置を動作させる(ステップ13)。すると、制御部70からの指令により、上下動ユニット30が作動し、待機位置にある回転刃ユニット20が、回転刃31が材料カップ2の中に位置するように、予め設定した位置まで下降する。回転刃31が材料カップ2内の所定位置に収まり上下動ユニット20の動作が停止すると、次に制御部70からの指令により回転刃ユニット20の回転モー33タが回転し、材料カップ2内の材料を回転刃31で粉砕し、攪拌混合してフレッシュジュースを製造する。回転刃31の回転時間はタイマに予め設定されている。設定された時間が経過すると回転刃ユニット20の回転モータ33が停止し、続いて上下動ユニット30が動作して、回転刃ユニット20を待機位置まで上昇させる(ステップ14)。フレッシュジュースができ上がると、販売員は、カップホルダ11から材料カップ2を取り出し、お客様の好みに応じて材料カップ2に氷等を入れ、材料カップ2に蓋をしてお客様に渡す(ステップ15)。
さらに、販売員は、フレッシュジュース製造後、回転刃等を洗浄したいときに(ステップ16)、カップユニット10のカップホルダ11に洗浄カップ12をセットし(ステップ17)、洗浄スタートボタン62を押す(ステップ18)。すると、制御部70からの指令により、洗浄水供給ユニット50が自動的に作動してオゾン水が洗浄カップ12に供給される。次に、制御部70からの指令により、上下動ユニット30が作動し、待機位置にある回転刃ユニット20が、回転刃31が材料カップ2の中に位置するように、予め設定した位置まで下降する。上下動ユニット30の動作が停止すると、次に制御部70からの指令により回転刃ユニット20の回転モータ33が決められた時間だけ回転し、回転刃31を回転駆動して洗浄する(ステップ19)。洗浄が終了し、回転刃ユニット20の回転モータ33が停止すると、続いて上下動ユニット30が動作して、回転刃ユニット20を待機位置まで上昇させ、一連の動作が終了する。
上述したように、本実施例のフレッシュジュース製造装置は、ファーストフード店やコンビニエンスストア等のカウンタに置くことができる卓上サイズであり、その場でお客様の要望に応じて新鮮なフレッシュジュースを作ることができる。また、毎回異なるジュースを1カップ分だけ作るので、お客様の多様なニーズに答えることができるものである。
本実施例によると、お客様の多様な好みに応じた新鮮なフレッシュジュースを提供することができると共に次のお客様も同じ材料を注文しなかった場合や、数間以上お客様が途切れた場合等に洗浄を行うことで衛生的に使用できる。また、使い捨ての薄肉のプラスチックカップや紙カップに材料を入れたままジュースにできるので、容器の洗浄の必要がなく、メンテナンスが非常に楽になる。また、操作が自動化されているので、熟練を要さず、誰でも簡単に均一な品質のフレッシュジュースを製造することができる。
〔実施例2〕
図10は、本発明によるフレッシュジュース製造装置の他の実施例を示す斜視図である。本実施例のフレッシュジュース製造装置は、洗浄を自動で行えるようにした点が実施例1の装置と異なる。図10において、図1と同じ構成要素には図1と同じ符号を付して示し、重複する説明を省略する。
本実施例のフレッシュジュース製造装置のカップユニット10は、二股のブラケット13が取り付けられており、このブラケット13の一方の側に材料カップ2を保持するためのカップホルダ11が固定されており、他方の側に回転刃31を洗浄するための洗浄カップ12が取り付けられている。洗浄カップ12の底には、洗浄した洗浄水を流すために排水ホース14が接続されているのが好ましい。図示しないが、洗浄中は洗浄カップに水を貯め、洗浄後流すためのバルブが備えられている。
カップユニット10は、2つの回転位置に選択的に停止するような構造を有し、カップホルダ11あるいは洗浄カップ12が回転刃ユニット20の真下に来るように手動で動かすものとすることができる。あるいは、カップホルダの下方の本体内部等にモータ15を設置し、そのモータ15によってカップホルダ11あるいは洗浄カップ12が回転刃ユニットの真下に来るようにカップユニット10を回転駆動する構成を採用してもよい。
図11は、カップユニット10を駆動するカップユニット駆動モータを有する本実施例のフレッシュジュース製造装置の制御系統を示すブロック図である。回転刃ユニット20の回転モータ33、上下動ユニット30の上下動モータ36、ジュース液供給ユニット40のジュース液供給ポンプ45、洗浄液供給ユニット50の洗浄水供給ポンプ55、カップユニット10を回転駆動するカップユニット駆動モータ15の動作は制御部70によって制御される。ジュース液の注入、回転刃でカップ内の材料を破砕することによるフレッシュジュースの製造、及び洗浄の際の各駆動部の動作は、予め制御部にプログラムされており、操作ユニットに設けられたジュース製造スタートボタンあるいは洗浄スタートボタンを押すと、制御部70は、プログラムされた手順に従って各駆動部を制御し、フレッシュジュースの製造あるいは洗浄を行う。
図12は、本実施例のフレッシュジュース製造装置によるフレッシュジュースの製造工程を説明するフローチャートである。ステップ21からステップ25までは、先の実施例における図8のステップ11からステップ15と実質的に同一であるため、説明を省略する。フレッシュジュース製造後に洗浄が必要なとき(ステップ26)、販売員は洗浄スタートボタンを押す(ステップ27)。
すると、制御部70からの指令により、カップユニット駆動モータ15が作動し、カップユニット10が回動して洗浄カップ12が回転刃ユニット20の下に位置する。続いて、制御部70からの指令により、洗浄水供給ユニット50が自動的に作動してオゾン水が洗浄カップ12に供給される。次に、制御部70からの指令により、上下動ユニット30が作動し、待機位置にある回転刃ユニット20が、回転刃31が材料カップ2の中に位置するように、予め設定した位置まで下降する。上下動ユニット30の動作が停止すると、次に制御部70からの指令により回転刃ユニット20の回転モータ33が決められた時間だけ回転し、回転刃31を回転駆動させ洗浄する(ステップ28)。洗浄が終了して回転刃ユニッ20トの回転モータ33が停止すると、続いて上下動ユニット30が動作して、回転刃ユニット20を待機位置まで上昇させる。続いて、カップユニット駆動モータ15が作動して、カップホルダ11が回転刃ユニット20の下に位置するようにカップユニット10を回動し、一連の動作が終了する。
なお、カップユニット駆動モータ15がなく、カップユニット10を手動で回転させる装置構成の場合には、ステップ26の次に手動でカップユニット10を回して洗浄カップ12を回転刃ユニット20の下に位置させてから、ステップ27に進んで洗浄スタートボタンを押す。また、洗浄終了後に、手動でカップユニットを回転させて、カップホルダを回転刃ユニット20の下に位置させる必要がある。
本実施例によると、お客様の多様な好みに応じた新鮮なフレッシュジュースを提供することができると共に毎回洗浄を行うことで衛生的に使用できる。また、使い捨ての薄肉のプラスチックカップや紙カップに材料を入れたままジュースにできるので、容器の洗浄の必要がなく、メンテナンスが非常に楽になる。また、操作が自動化されているので、熟練を要さず誰にでも簡単に均一な品質のフレッシュジュースを製造することができる。
本発明によるフレッシュジュース製造装置の一実施例を示す斜視図。 図1に示したフレッシュジュース製造装置の構成を示す一部破断の正面図。 回転刃ユニット及び上下動ユニットの概略図。 回転刃ユニット及び上下動ユニットの概略図。 インナーカバーと支柱の概略図。 インナーカバーと支柱の他の例を示す概略図。 インナーカバーと支柱の他の例を示す概略図。 フレッシュジュース製造装置の制御系統を示すブロック図。 フレッシュジュースの製造工程を説明するフローチャート。 本発明によるフレッシュジュース製造装置の他の実施例を示す斜視図。 フレッシュジュース製造装置の制御系統を示すブロック図。 フレッシュジュースの製造工程を説明するフローチャート。
符号の説明
1 本体ケース
2 材料カップ
3 給水ホース
4 カップ回転防止機能&攪拌促進機能支柱
10 カップユニット
11 カップホルダ
12 洗浄カップ
13 ブラケット
14 排水ホース
20 回転刃ユニット
30 上下動ユニット
31 回転刃
32 回転シャフト
33 回転モータ
34 インナーカバー
35 ボールネジ
36 モータ
37,38 ナット
40 ジュース液供給ユニット
41 紙パック
42 ホルダ
43 取り出しパイプ
50 洗浄水供給ユニット
51 タンク
52 オゾン発生器
60 操作ユニット
70 制御部

Claims (7)

  1. 回転刃、前記回転刃を回転駆動する駆動部及び前記回転刃の上方に位置し容器の蓋として機能するカバーを有する回転刃ユニットと、
    前記回転刃ユニットを上下に駆動する上下動ユニットと、
    前記回転刃ユニットの下方に位置し、上部が開放した容器を設置できる容器ホルダと、
    前記容器にジュース液を供給するジュース液供給ユニットと、
    前記容器ホルダに設置された洗浄容器に洗浄水を供給する洗浄水供給ユニットと、
    少なくともスタートボタンと洗浄ボタンとを有する操作ユニットと、
    制御部とを備え、
    前記制御部は、前記スタートボタンが押されると、前記上下動ユニットを駆動して前記回転刃ユニットを待機位置から前記カバーが前記容器ホルダに設置された容器に接触する位置まで下降させる工程、その位置で前記回転刃ユニットの駆動部により前記回転刃を予め決められた時間だけ回転駆動する工程、前記上下動ユニットによって前記回転刃ユニットを待機位置まで上昇させる工程からなる一連の工程を順に実行し、
    前記カバーは、前記回転刃の軸が貫通する孔と、前記回転刃の周囲に前記容器の内壁に接触して前記容器を抑える機能と攪拌促進機能を有する少なくとも3本の支柱を備えることを特徴とするフレッシュジュース製造装置。
  2. 請求項1記載のフレッシュジュース製造装置において、前記制御部は、前記洗浄ボタンが押されると、前記容器ホルダに設置された洗浄容器に前記洗浄水供給ユニットから洗浄水を供給する工程、前記上下動ユニットを駆動して前記回転刃ユニットを待機位置から前記カバーが前記容器ホルダに設置された洗浄容器に接触する位置まで下降させる工程、前記回転刃ユニットの駆動部を駆動して前記回転刃を予め決められた時間だけ回転駆動する工程、前記上下動ユニットによって前記回転刃ユニットを待機位置まで上昇させる工程からなる一連の工程を順に実行することを特徴とするフレッシュジュース製造装置。
  3. 回転刃、前記回転刃を回転駆動する駆動部及び前記回転刃の上方に位置し容器の蓋として機能するカバーを有する回転刃ユニットと、
    前記回転刃ユニットを上下に駆動する上下動ユニットと、
    上部が開放した容器を設置できる容器ホルダと洗浄容器を設置できる洗浄容器ホルダを備え、前記回転刃ユニットの下方に前記容器ホルダ又は前記洗浄容器ホルダを選択的に位置づけるホルダユニットと、
    前記容器にジュース液を供給するジュース液供給ユニットと、
    前記容器ホルダに設置された洗浄容器に洗浄水を供給する洗浄水供給ユニットと、
    少なくともスタートボタンと洗浄ボタンとを有する操作ユニットと、
    制御部とを備え、
    前記制御部は、前記スタートボタンが押されると、前記上下動ユニットを駆動して前記回転刃ユニットを待機位置から前記カバーが前記容器ホルダに設置された容器に接触する位置まで下降させる工程、その位置で前記回転刃ユニットの駆動部により前記回転刃を予め決められた時間だけ回転駆動する工程、前記上下動ユニットによって前記回転刃ユニットを待機位置まで上昇させる工程からなる一連の工程を順に実行し、
    前記カバーは、前記回転刃の軸が貫通する孔と、前記回転刃の周囲に前記容器の内壁に接触して前記容器を抑える機能と攪拌促進機能を有する少なくとも3本の支柱を備えることを特徴とするフレッシュジュース製造装置。
  4. 請求項3記載のフレッシュジュース製造装置において、前記制御部は、前記洗浄ボタンが押されると、前記容器ホルダに設置された洗浄容器に前記洗浄水供給ユニットから洗浄水を供給する工程、前記上下動ユニットを駆動して前記回転刃ユニットを待機位置から前記カバーが前記容器ホルダに設置された洗浄容器に接触する位置まで下降させる工程、前記回転刃ユニットの駆動部を駆動して前記回転刃を予め決められた時間だけ回転駆動する工程、前記上下動ユニットによって前記回転刃ユニットを待機位置まで上昇させる工程からなる一連の工程を順に実行することを特徴とするフレッシュジュース製造装置。
  5. 請求項4記載のフレッシュジュース製造装置において、前記制御部は、前記スタートボタンが押されると前記回転刃ユニットの下方に前記容器ホルダが配置され、前記洗浄ボタンが押されると前記回転刃ユニットの下方に前記洗浄容器ホルダが配置されるように、前記ホルダユニットを制御することを特徴とするフレッシュジュース製造装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載のフレッシュジュース製造装置において、前記カバーは、ステンレス製の基板とシリコンゴムからなる蓋部材を有し、前記シリコンゴム製の蓋部材は、前記容器の形状に合わせて、下面の径より上面の径が大きな円錐台の形状をしていることを特徴とするフレッシュジュース製造装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項記載のフレッシュジュース製造装置において、前記カバーは、前記回転刃の軸のまわりの隙間を覆うためのリング状の粉砕材料反射板を備えることを特徴とするフレッシュジュース製造装置。
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