JP2003308770A - 着脱用レバー - Google Patents
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Abstract
機器を電気機器接続ターミナルからスムーズに取り外す
ことができる着脱用レバーを提供することにある。 【解決手段】 レバー本体61を所定角度傾けてリレー
70を押し上げたときに、前記リレー70の側面のう
ち、前記レバー本体61の垂直部64の向こう正面に位
置する側面に当接する傾斜抑制アーム部66を、前記レ
バー本体61の水平部63の先端から延在した。
Description
に、電気機器接続ターミナルに装着したリレー,タイマ
ー等の電気機器を取り外す際に使用する着脱用レバーに
関する。
気機器接続ターミナルに使用される着脱用レバーとして
は、例えば、図24Aに示すものがある。
L字形のレバー本体2からなるものである。そして、こ
のレバー本体2の角部両側面に同一軸心上に突設した回
動軸3を、電気機器接続ターミナルのハウジング9に組
み込むことにより、前記着脱用レバー1を回動可能に支
持してある。そして、前記レバー1を回動し、前記レバ
ー本体2の水平部4で前記ハウジング9に装着した前記
電気機器5の底面を押し上げることにより、前記電気機
器5を前記ハウジング9から取り外していた。
4Bに示すように、前記電気機器5の底面の一点を押し
上げるため、取り外し作業中に前記電気機器5が傾き、
スムーズに取り外すことができない。特に、前記電気機
器5が所定の角度以上傾くと、端子6が折れ曲がるとい
う問題点があった。
端子が折れ曲がることなく、電気機器を電気機器接続タ
ーミナルからスムーズに取り外すことができる着脱用レ
バーを提供することを目的とする。
バーは、前記目的を達成すべく、正面略L字形のレバー
本体からなり、このレバー本体の角部両側面に同一軸心
上に突設した回動軸をハウジングに組み込んで回動可能
に支持し、回動する前記レバー本体の水平部で前記ハウ
ジングに装着した前記電気機器の底面を押し上げて取り
外す着脱用レバーにおいて、前記レバー本体を所定角度
傾けて前記電気機器を押し上げたときに、前記電気機器
の側面のうち、前記レバー本体の垂直部の向こう正面に
位置する側面に当接する傾斜抑制アーム部を、前記レバ
ー本体の水平部の先端から延在した構成としてある。
平部で電気機器の底面を押し上げることにより、電気機
器が所定角度だけ傾いたときに、前記水平部の先端から
延在した傾斜抑制アーム部が、電気機器の側面に当接し
て所定角度以上の傾きを規制する。このため、電気機接
続ターミナルのソケットから電気機器をスムーズに取り
外すことができ、電気機器の端子が折れ曲がることもな
い。
制アーム部が、ハウジングから取り外す電気機器の周囲
を包囲する枠形状であってもよい。本実施形態によれ
ば、傾斜抑制アーム部が枠形状であるので、機械的強度
が向上し、電気機器の傾きをより一層確実に規制でき、
取り外しが容易になる。
ーム部とレバー本体の垂直部とを補助アーム部で連結一
体化してもよい。本実施形態によれば、前記傾斜抑制ア
ーム部が前記補助アーム部で補強されるので、傾斜抑制
アーム部が破損しにくくなるとともに、電気機器の傾き
を確実に規制し、取り外し作業が容易になる。
の垂直部の少なくとも片側側面に、ハウジングに装着し
た電気機器に係止する係止爪を設けてもよい。本実施形
態によれば、ハウジングに装着した電気機器に前記係止
爪が係止して電気機器の浮き上がりを阻止、ハウジング
からの電気機器の脱落を防止する。
の垂直部の上端部近傍に、ネームプレート取付部を設け
ておいてもよい。本実施形態によれば、前記ネームプレ
ートに種々の情報を書き込むことができ、便利になると
いう効果がある。
いし図23の添付図面に従って説明する。第1実施形態
は、図1ないし図15に示すように、1極リレーを搭載
できる電気機器接続ターミナル10に適用した場合であ
る。そして、前記電気機器接続ターミナル10は、図1
に示す分解斜視図から明らかなように、大略、ベース1
1と、このベース11に両側側方からそれぞれ組み付け
られる接続機構部40,41と、前記ベース11に嵌合
するケース50と、前記ベース11の上面片側に回動可
能に取り付けられるリレー着脱用レバー60と、で構成
されている。
の底面にレール取付構造30を一体成形した樹脂成形品
である。また、前記ベース11は、その上面中間部に、
リレー70(図2B,2C)を搭載するための凹部12
を形成してあるとともに、前記凹部12の片側上面は階
段状に形成されている。さらに、前記凹部12の底面に
は、後述するレバー60を挿入するための挿入溝13が
形成されているとともに、前記挿入溝13の周辺にリレ
ー70の端子71を圧入する複数の端子孔14が設けら
れている。
の上面にはリード線用挿入孔15および操作棒用挿入孔
16が所定のピッチで並設されている。そして、前記操
作棒用挿入孔16は、図8A,8Bに示すように、その
内周面に操作棒をガイドするためのガイド面16aが形
成されている。前記ガイド面16aは、図10A,10
Bに示す平面8角形の挿入孔16に、図10C,10D
に示す平坦なテーパ面16bを形成するとともに、図1
0E,10Fに示すように前記テーパ面16bを切り欠
いて形成したものである。
必ずしも挿入孔16の下端開口部まで延在している必要
はなく、例えば、図8C,8Dに示すように、途中まで
延在しているものでもよい。また、前記ガイド面16a
は、図9A,9Bに示すように、円弧面を基調にしても
よい。さらに、前記ガイド面16aは、図9C,9Dに
示すように、平面方形の挿入孔16に平坦面を基調と
し、かつ、前記挿入孔16の途中まで延在したものであ
ってもよい。
7に示すように、リード線を無理に引き抜いた場合に生
じるリード線屑を収納できる略U字形のポケット部20
を形成してある。また、前記操作棒用挿入孔16の直下
には、クランプバネ収納部21を形成してある。さら
に、前記クランプバネ収納部21には、クランプバネ4
9の弾性変形を規制し、クランプバネ49の塑性変形を
防止するストッパー22が突設されている。
壁23は、前記ストッパー22に所定間隔をおいて対向
し、かつ、前記リード金具42〜46の一端部に隣接す
るように形成されている。このため、前記仕切壁23と
前記ストッパー22とで後述するリード金具42〜46
の一端部がそれぞれ挟持される。
接続機構部40の各リード金具42,43を側方から圧
入できる圧入溝25a,25b(図1)をそれぞれ形成
してある。一方、前記ベース11の残る片側側面にも、
後述する接続機構部41の各リード金具44,45,4
6を圧入できる圧入溝26a,26b,26c(図6)
をそれぞれ形成してある。そして、前記圧入溝25a,
25bおよび26a,26b,26cの一方側の上端部
は前記端子孔14にそれぞれ連通している一方、その他
方側の上端部は略U字形の前記ポケット部20および前
記クランプバネ収納部21にそれぞれ連通している。
4に示すように、前記ベース11の底面の一方側に段部
31を形成してあり、前記段部31の天井面から弾性フ
ック32が突設している。前記弾性フック32は、1組
の直線状脚部33および円弧状脚部34の下端部に可動
爪部35を水平に連結一体化したものである。前記可動
爪部35の一端側の下面は円弧面35aとなっている一
方、その上面には係合突部35bを突設してあるととも
に、その基部に操作用凹部35cが形成されている。
1に突設した破損防止用爪部31aおよびストッパー3
1bにそれぞれ当接可能であり、落下時の衝撃力から弾
性フック32の破損を防止する。また、前記操作用凹部
35cは、図示しないレールから前記電気機器接続ター
ミナル10を取り外す際に、取り外し器具を挿入するた
めのものである。さらに、前記破損防止用爪部31aの
外向面31cは、その延長線上に位置する操作用凹部3
5cに取り外し器具をガイドするものである。
突起35dが形成されている。そして、この係止突起3
5dと、ベース11の底面に突設したガイド用突条36
とが図示しないレールの縁部をそれぞれ挟持することに
より、レールにベース11をスライド可能に係止する。
1の底面の他方側には、前記ガイド用突状36に対して
所定間隔をおいて平行に係止爪37が突設されている。
この係止爪37は補強リブ37aを備えているととも
に、その近傍に、レールに取り付けた際におけるガタツ
キの発生を防止する圧接用突部37bを設けてある。
とリード線(図示せず)とを接続するための第1,第2
リード金具42,43からなる。また、接続機構部41
は、第3,第4,第5リード金具44,45,46から
なる。ただし、第2リード金具43と、第5リード金具
46とは面対称(左右対称)の形状を有している。
の起立部上端にソケット部47をカシメ固定してある一
方、その他方側の起立部上端を巾方向に2分割し、か
つ、略く字形状に折り曲げて折り曲げ部48を形成して
ある。この折り曲げ部48には、クランプバネ49がそ
れぞれ装着されている。なお、前記折り曲げ部48の下
方近傍には、前記クランプバネ49を取り付ける際にリ
ード金具42〜46を支持するホールド孔48aがそれ
ぞれ形成されている。
の一端部近傍に接続孔49aを形成するとともに、略リ
ング状に折り曲げた形状を有している。そして、前記ク
ランプバネ49は、その他端部を前記リード金具42〜
46の折り曲げ部48の内側に係止するとともに、前記
接続孔49aを前記折り曲げ部48に嵌合して突出させ
ることにより、前記接続孔49aの内側縁部が前記折り
曲げ部48の外側に係止している。さらに、前記クラン
プバネ49の接続孔49aの内側縁部は、それ自身のバ
ネ力で付勢され、折り曲げ部48の外側面に圧接してい
る。
ス11の圧入溝25a,25b,26a〜26cに、リ
ード金具42〜46を側方からそれぞれ圧入する。これ
により、クランプバネ49がベース11のクランプバネ
収納部21に収納され、ストッパー22にそれぞれ嵌合
する。そして、リード金具のホールド孔48aが仕切壁
23で塞がれ、リード線屑がホールド孔48aを介して
隣接するクランプバネ収納部内21に落下することはな
い。さらに、前記端子孔14の直下にソケット部47が
位置するとともに、操作棒用挿入孔16の直下にクラン
プバネ49が位置することになる。
ース11に嵌合可能な箱形状を有する成形品である。そ
して、前記ケース50は、その上面にリレー70を搭載
できる凹部51が形成されているとともに、その上面片
側は階段状に形成されている。また、前記凹部51の底
面中央部には後述するレバー60を挿入できるスリット
52が形成されている。そして、前記スリット52の周
囲に端子孔53が形成されている。さらに、前記凹部5
1の両側に位置する上面には、リード線用挿入孔54お
よび操作棒用挿入孔55が所定のピッチで並設されてい
る。
の片側端面の縁部を切り欠くことにより、開口部56が
形成されている。前記開口部56は、前記ケース50を
前記ベース11に嵌合した場合に、弾性フック32の両
側面縁部に当接することにより、弾性フック32の捩れ
による破損を防止する。また、前記開口部56からは破
損防止用爪部31aの外向面31cを目視できる。そし
て、前記外向面31cに沿って図示しない取り外し器具
をスライドさせることにより、取り外し器具を操作用凹
部35cに挿入できるようになっている。
用舌片57を延在してある。前記舌片57は前記弾性フ
ック32を外部衝撃力から保護するためのものであり、
前記弾性フック32の底面に沿った下端縁部を有してい
る。
うに、その内側面に突部58が形成されている。この突
部58は、前記ベース11の略U字形ポケット部20の
側方開口部に嵌合可能な形状を有する形状を有してい
る。また、前記ケース50は、前記ベース11の略U字
形ポケット部20およびクランプバネ収納部21を同時
に塞ぐための仕切壁59を突設してある。この仕切壁5
9は下方縁部に、ベース11に設けた係合用孔11aに
係合する係合用突起59aを有している。
合すると、ベース11のリード線用挿入孔15および操
作棒用挿入孔16と、ケース50のリード線用挿入孔5
4および操作棒用挿入孔55とがそれぞれ連通する。そ
して、前記ケース50の突部58が前記ベース11の略
U字形ポケット部20の側方開口部に嵌合して塞ぐ。ま
た、隣接するポケット部20およびクランプ収納部21
の側方開口部をケース50の仕切壁59が塞ぐ。特に、
図6Dに示すように、前記仕切壁59の係合用突起59
aが、ベース11の係合用孔11aに係合するので、前
記仕切壁59が外方に膨らむことがない。このため、ベ
ース11の外側面とケース50の内側面との間に隙間が
生じない。この結果、前記ポケット部20に溜まったリ
ード線屑が、前記ポケット部20から仕切壁59の内側
面に沿って落下することがなく、絶縁不良が生じないと
いう利点がある。
に示すように、正面略L字形を有するレバー本体61か
らなり、その角部両側面に回動軸62を同一軸心上に突
設してある。前記レバー本体61は、その水平部63の
上面に後述するリレー70を円滑に押し上げる円弧面6
3aを形成してある一方、その垂直部64の上端部64
aの近傍にネームプレート取付部65を一体成形してあ
る。前記ネームプレート取付部65にはネームプレート
69(図1)が着脱可能に取付けられる。
電気機器の傾斜を抑制するために枠形状の傾斜抑制アー
ム部66を延在してある。前記垂直部64と前記傾斜抑
制アーム部66とは一対の補助アーム部67を介して連
結されている。前記補助アーム部67には係止爪68を
それぞれ突設してある。
が垂直部64の上端部64aの近傍に配置されているの
で、作業者の目につきやすく、便利である。なお、前記
ネームプレート取付部65の配置は、必要に応じ、前記
ネームプレート69を前記垂直部64の正面あるいは背
面に配置できるように変更してもよい。
作方法について説明する。前記レバー60を、ケース5
0のスリット52を介し、前記ベース11の挿入溝13
に挿入し、その回動軸62を挿入溝13の両側面に形成
した軸孔13a(図5C)に嵌合することにより、レバ
ー60をベース11に回動可能に支持する。
斜抑制アーム部66にリレー70を上方から挿入し、更
に、前記リレー70を押し込んで端子71をソケット4
7にそれぞれ圧入する。この結果、レバー60が回動
し、係止爪68が前記リレー70の側面から突出する位
置決め用突起72に係止し、リレー70の浮き上がり、
ガタツキおよび脱落を防止する。
ー70を取り外す場合には、図13に示すように、前記
着脱用レバー60を回動させる。これにより、水平部6
3の基部がリレー70の底面縁部を押し上げ、レバー6
0の係止爪68がリレー70の突起72から外れる。そ
して、前記レバー60の回動につれて作用点が水平部6
3の先端に移動し、リレー70を傾けながら上方に押し
上げる。レバー60が所定角度まで回動すると、傾斜抑
制アーム部66が垂直部64の向こう正面に位置するリ
レー70の側面に当接し、リレー70を反対側から持ち
上げる。このため、リレー70は大きく傾くことなく押
し上げられ、端子71を曲げることなくリレー70をス
ムーズに前記ターミナル10から取り外すことができ
る。
のではなく、例えば、図14A,14Bに示すように、
ネームプレート取付部65を設けないものであってもよ
い。また、図14C,14Dに示すように、係止爪68
を設けないものであってもよい。さらに、前記着脱用レ
バー60は、図15A,15Bに示すように、補助アー
ム部67を設けないものであってもよい。さらに、着脱
用レバー60は、図15C,15Dに示すように、傾斜
抑制アーム部66は必ずしも枠形状である必要はない。
ーミナル10を図示しないレールに着脱可能に装着して
使用する場合について説明する。まず、前記ベース11
の係止爪37をレールの一方側縁部に係止して位置決め
する。ついで、ターミナル10全体をレールに押し付
け、直線状脚部33および円弧状脚部34を外方に弾性
変形させた後、元の位置に復帰させる。このため、前記
レールの他方側縁部にガイド用突状36が当接するとと
もに、前記弾性フック32の係合突部35dが前記レー
ルの他方側縁部に係止し、取り付け作業が完了する。
にリレー70を装着することにより、外部回路を切り換
え可能となる。
ーミナル10を取り外す場合には、例えば、図示しない
マイナスドライバの先端部をケース50の開口部56か
ら外向面31cに沿ってスライドさせ、前記外向面31
cの延長線上に位置する弾性フック32の凹部35cに
位置決めする。そして、前記マイナスドライバーで可動
爪部35を外方に引き出すように操作する。これによ
り、直線状脚部33および円弧状脚部34が弾性変形
し、係合突部35dが前記レールの他方側縁部から外
れ、前記レールから電気機器接続ターミナル10を取り
外すことができる。
ッチでレールの所望の位置に取り付けできるとともに、
簡単に取り外すことができる。また、弾性フック32等
がベース11に一体成形されているので、部品点数が少
なく、生産工程が簡単になるという利点がある。
説明する。なお、説明の便宜上、ケース50は図示しな
い。ベース11の操作棒用挿入孔16に操作棒80を差
し込むと、挿入孔16の内周面に形成したガイド面16
aに沿って操作棒80がガイドされ、クランプバネ49
の外周面の接線上に位置決めされる。そして、前記操作
棒80を捩ってクランプバネ49を弾性変形させた後、
リード線用挿入孔15を介して前記クランプバネ49の
接続孔49aにリード線(図示せず)を挿入する。つい
で、前記操作棒80を挿入孔16から引き抜くことによ
り、クランプバネ49を元の位置に復帰させ、リード線
をクランプバネ49とリード金具42とで挟持し、電気
接続する。以後、同様の接続作業を繰り返すことによ
り、多数本のリード線を簡単に接続できる。
用挿入孔16から操作棒80をガイド面16aに沿って
挿入し、前記操作棒80でクランプバネ49を押圧して
弾性変形させ、リード線に対するクランプ力を解除す
る。ついで、前記クランプバネ49の接続孔49aから
リード線を引き抜き、操作棒80を取り外すことによ
り、取外し作業が完了する。
すように、2極リレーを装着できる電気機器接続ターミ
ナル10に適用した場合である。本実施形態は、図17
に示すように、ベース11およびケース50の操作棒用
挿入孔16,55に、操作棒を所定の位置にガイドする
ための連続するガイド面16a,55aがそれぞれ形成
されている。
に示すように、係合用突起59aを備えた仕切壁59が
設けられている一方、ベース11に係合用孔11aが設
けられている。そして、前記突起59aを係合孔11a
に係合することにより、ケース50が外方に膨出するこ
とがなく、ケース50の内側面とベース11の外側面と
の間に隙間が生じない。このため、前記隙間からリード
線屑が落下できない構造となっている。他は前述の第1
実施形態とほぼ同様であるので、同一部分に同一番号を
附して説明を省略する。
例のように、ベース11の段部31に弾性フック32の
捩れ変形を規制する支持突部31dを突設してもよい。
本実施形態によれば、弾性フック32がより一層捩れに
くくなり、破損しにくくなるという利点がある。
に、ベース11にくさび状突起11cを設ける一方、ケ
ース50の開口縁部に係合用凹部50aを設けてもよ
い。そして、ベース11のくさび状突起11cをケース
50の係合用凹部50aに係合することにより、ケース
50の側壁が外方に膨らむことを阻止してもよい。
に、ベース11にくさび状切り欠き部11dを設ける一
方、ケース50の開口縁部に係合用突起50bを設けて
もよい。そして、ベース11のくさび状切り欠き部11
dにケース50の係合用突起50bを係合することによ
り、ケース50の側壁が外方に膨らむことを阻止しても
よい。
ス50の内側面とベース11の外側面との間に隙間が生
じず、前記隙間からリード線屑が落下することがないの
で、短絡を防止して絶縁性を高めることができるという
利点がある。
すように、着脱用レバー60の耐振性,耐衝撃性を高
め、リレー70のガタツキや脱落を防止するようにした
場合である。なお、前述の実施形態と同一部分には同一
番号を附して説明を省略する。
突設した回転軸62から離れた傾斜抑制アーム部66の
先端面に回動運動を規制する係止爪66aを設けてあ
る。この係止爪66aはケース50に係止することによ
り、前記レバー60の回動を規制し、振動によるリレー
70の脱落を防止する。さらに、前記係止爪66aの外
向面にはガイド部66bが形成されている。前記ガイド
部66bは前記係止爪66aのロックを解除するための
操作棒(図示せず)をガイドするためのものである。
部66だけでなく、レバー本体61の水平部63に設け
てもよい。また、前記係止爪66aはハウジングを構成
するベース11に係止してもよい。
は、前記傾斜抑制アーム部66および前記ネームプレー
ト取付部65を補強するため、両者を連結する補助側壁
67aを有している。この補助側壁67aの内向面のう
ち、装着したリレー70の重心と対向する位置に、前記
リレー70の外側面に当接する突条67bを突設してあ
る。また、前記傾斜抑制アーム部66の対向する内向面
にも前記リレー70の外側面に当接し、ガタツキを規制
する突部66cを突設してある。
部51には、前記レバー60の底面に当接し、レバー6
0のガタツキを規制する位置規制用突部51aを突設し
てある。なお、前記位置規制用突部はベース11に突設
してもよく、あるいは、前記レバー60の底面に突設し
てもよい。
接続ターミナル10によれば、図22に示すように、着
脱用レバー60の係止爪66aがケース50にロックさ
れている。このため、レバー60が振動等で回動するこ
とがなく、リレー70が脱落することはない。
がリレー70の重心に対向する外側面に当接して位置規
制する。さらに、傾斜抑制アーム部66の突部66cが
リレー70の外側面に当接する。このため、着脱レバー
60内に装着したリレー70の巾方向のガタツキを効果
的に防止できる。
51aがレバー60の底面に当接してレバー60のガタ
ツキを規制する。このため、本実施形態によれば、対衝
撃性,耐振性に優れ、電気機器が脱落しにくい着脱用レ
バー60を得られるという利点がある。
別体のベース11およびケース50からなる場合につい
て説明したが、ベースおよびケースが一体化したハウジ
ングに適用してもよいことは勿論である。
水平部で電気機器の底面を押し上げることにより、電気
機器が所定角度だけ傾いたときに、前記水平部の先端か
ら延在した傾斜抑制アーム部が、電気機器の側面に当接
して所定角度以上の傾きを規制する。このため、電気機
接続ターミナルのソケットから電気機器をスムーズに取
り外すことができ、電気機器の端子が折れ曲がらないと
いう効果がある。
1実施形態を示す分解斜視図である。
方法を説明するための斜視図である。
面図である。
Aは異なる角度から見た斜視図、図4Bは要部拡大斜視
図、図4Cは図4Aの部分断面図である。
Aは異なる角度から見たケースの斜視図、図5Bは図5
Aの要部拡大図、図5Cは異なる角度から見たベースの
斜視図、図5Dは図5Cの要部拡大図である。
Aはベースにケースを嵌合する途中を示す正面図、図6
Bはベースにケースを嵌合した状態を示す正面図、図6
Cは図6BのC−C線断面図、図6Dは図6BのD−D
線断面図である。
方法を説明するための部分拡大斜視図である。
施形態の部分拡大斜視図および部分断面図であり、図8
Cおよび8Dは図8Aで示した実施形態の変形例に係る
部分拡大斜視図および部分断面図である。
形態の他の変形例に係る部分拡大斜視図および部分断面
図であり、図9Cおよび9Dは図8Aで示した実施形態
の別の変形例に係る部分拡大斜視図および部分断面図で
ある。
状を説明するための概略図であり、図10Aおよび図1
0Bは初期段階の平面図および斜視図であり、図10C
および図10Dは中期段階の変形例を示す平面図および
斜視図であり、図10Eおよび図10Fは最終段階の変
形例を示す平面図および斜視図である。
A,11Bは斜視図、図11Cは正面図である。
レバーの動作前後を示す正面図である。
た着脱用レバーの使用方法を説明するための部分断面図
である。
変形例を示す斜視図、図14Cおよび図14Dは着脱用
レバーの他の変形例を示す斜視図である。
別の変形例を示す斜視図、図15Cおよび図15Dは着
脱用レバーの異なる変形例を示す斜視図である。
よび図16Bはケースの斜視図および要部拡大図、図1
6Cおよび図16Dはベースの斜視図および要部拡大
図、図16Eは異なる角度から見たベースの斜視図であ
る。
示し、図16Aは部分断面図、図16Bは部分斜視図で
あり、図16Cはベースの部分斜視図、図16Dはケー
スの部分斜視図である。
示し、図18Aはベースにケースを嵌合する途中を示す
正面図、図18Bはベースにケースを嵌合した状態を示
す正面図、図18Cは図18BのC−C線断面図であ
る。
電気機器接続ターミナルの底面図および斜視図を示し、
図19Cは第2実施形態のベースの変形例を示す部分斜
視図である。
0Aはベースの斜視図、図20Bは図20Aの要部拡大
図、図20Cはケースの斜視図、図20Dは図20Cの
要部拡大図である。
1Aはベースの斜視図、図21Bは図21Aの要部拡大
図、図21Cはケースの斜視図、図21Dは図21Cの
要部拡大図である。
2Aはリレーを搭載した斜視図、図22Bは要部拡大断
面図である。
3Aは斜視図、図23Bは平面図、図23Cは縦断面図
である。
使用方法を説明するための説明図である。
…係合用孔、15…リード線用挿入孔、16…操作棒用
挿入孔、16a…ガイド面、20…ポケット部、21…
クランプバネ収納部、22…ストッパー、23…仕切
壁、30…レール取付構造、31c…外向面、31d…
支持突部、32…弾性フック、33…直線状脚部、34
…円弧状脚部、35…可動爪部、35a…円弧面、35
c…操作用凹部、36…ガイド用突条、37…係止爪、
40,41…接続機構部、42,43,44,45,4
6…リード金具、47…ソケット部、48…折り曲げ
部、48a…ホールド孔、49…クランプバネ、49…
接続孔、50…ケース、51…凹部、51a…位置規制
用突部、53…端子孔、54…リード線用挿入孔、55
…操作棒用挿入孔、55a…ガイド面、56…開口部、
57…破損防止用舌片、58…突部、59…仕切壁、5
9a…係合用突起、60…レバー、61…レバー本体、
63…水平部、63a…円弧面、64…垂直部、64a
…上端部、65…ネームプレート取付部、66…傾斜抑
制アーム部、66a…係止爪、66b…ガイド部、66
c…突部、67…補助アーム部、67a…補助側壁、6
7b…突条68…係止爪、69…ネームプレート、70
…リレー、71…端子、72…位置決め用突起、80…
操作棒。
Claims (5)
- 【請求項1】 正面略L字形のレバー本体からなり、こ
のレバー本体の角部両側面に同一軸心上に突設した回動
軸をハウジングに組み込んで回動可能に支持し、回動す
る前記レバー本体の水平部で前記ハウジングに装着した
前記電気機器の底面を押し上げて取り外す着脱用レバー
において、 前記レバー本体を所定角度傾けて前記電気機器を押し上
げたときに、前記電気機器の側面のうち、前記レバー本
体の垂直部の向こう正面に位置する側面に当接する傾斜
抑制アーム部を、前記レバー本体の水平部の先端から延
在したことを特徴とする着脱用レバー。 - 【請求項2】 傾斜抑制アーム部が、ハウジングから取
り外す電気機器の周囲を包囲する枠形状であることを特
徴とする請求項1に記載の着脱用レバー。 - 【請求項3】 傾斜抑制アーム部とレバー本体の垂直部
とを補助アーム部で連結一体化したしたことを特徴とす
る請求項1または2に記載の着脱用レバー。 - 【請求項4】 レバー本体の垂直部の少なくとも片側側
面に、ハウジングに装着した電気機器に係止する係止爪
を設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
1項に記載の着脱用レバー。 - 【請求項5】 レバー本体の垂直部の上端部近傍に、ネ
ームプレート取付部を設けたことを特徴とする請求項1
ないし4のいずれか1項に記載の着脱用レバー。
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