JP2003308316A - キーボードによる誤入力修正方法 - Google Patents

キーボードによる誤入力修正方法

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JP2003308316A
JP2003308316A JP2002113055A JP2002113055A JP2003308316A JP 2003308316 A JP2003308316 A JP 2003308316A JP 2002113055 A JP2002113055 A JP 2002113055A JP 2002113055 A JP2002113055 A JP 2002113055A JP 2003308316 A JP2003308316 A JP 2003308316A
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Takahiro Usami
貴弘 宇佐美
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーボードを用いて文字列を入力する電子機
器におけるキーボードによる誤入力修正方法に関する。 【解決手段】 キーボード1aを用いて文字列を入力す
る際に発生する誤った前記入力に対して修正を行う誤入
力修正方法において、前記誤文字列入力により必要とさ
れる前記文字列入力後の前記文字列の修正を行う際に、
制御部は前記キーボードのバックスペースキー、又はデ
リートキーの押下に対応させて、修正前の文字列と、前
記修正前の文字列を修正した修正後の文字列とを関連付
けてメモリ1fに記憶させ、前記誤文字列入力のうち同
じ誤文字列入力の修正回数を計数部1gで計数させ、前
記同じ誤文字列入力の修正回数が所定回数になった場合
にそれ以降の前記同じ誤文字列入力に対する修正を、前
記メモリの中から前記同じ誤文字列入力に対応した前記
修正後の文字列を選択して自動的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ、コ
ンピュータ端末、ワードプロセッサ(ワープロ)、電子
タイプライタのようなキーボードを用いて単語、文節、
及び記号等の文字列を入力する電子機器(装置)のキー
ボードによる誤入力修正方法に関する。 【0002】 【従来の技術】キーボードによる誤入力の修正を補助す
るシステムとして、入力したひらがなの文字列を漢字変
換する際に、以前に同様のひらがなを漢字変換した際に
使用した漢字を記録しておくことで、複数ある変換候補
の中からその漢字を優先的に変換するシステムがある。 【0003】また、入力する文字列が複数回使用される
場合、その文字列を記録することで、同様の文字列の先
頭の数文字が入力された際に、文字列の残りを補完する
かどうかを入力側が選択することで入力の労力を軽減す
るシステムがある。 【0004】またさらに、ワードプロセッサ(ワープ
ロ)等の電子機器に使用される、誤入力検出辞書を用意
して誤入力の修正を行う入力ミス修正装置(特開平8−
297663号公報)があり、この従来の入力ミス修正
装置について図4及び図5と共に以下に説明する。 【0005】図4は、従来の入力ミス修正装置の一例の
簡単なブロック構成を示した図である。従来のワードの
入力ミス修正装置は、文字を入力するための入力部41
と、この入力部41から入力された誤入力文字を検出す
る誤入力検出部42と、誤入力文字及びこの誤入力文字
に対応した修正文字に関する誤入力文字パターンを登録
した誤入力検出用辞書46と、誤入力文字を対応した修
正文字に変換する変換処理部50とより構成されてい
る。 【0006】図5は上記した入力修正装置の一例の具体
的なブロック構成を示した図であり、ローマ字から、か
な漢字文字に変換する動作について以下に説明する。図
5において、変換処置部50は候補選択部43、ひらが
な変換部44、かな漢字変換部45、及びかな漢字変換
用辞書47より構成されている。 【0007】まず、ローマ字入力部41からローマ字入
力がなされた場合、誤入力検出部42はこの入力された
ローマ字が誤入力検出用辞書46に誤入力文字パターン
として登録されているか否かを調べ、この入力されたロ
ーマ字が誤入力文字か否かを判断する。 【0008】この入力されたローマ文字が誤入力文字で
ないと判断された場合、入力されたローマ字はひらがな
変換部44でかな文字に変換され、更にかな漢字変換部
45でかな漢字変換用辞書47を参照して、かな漢字に
変換され出力される。 【0009】入力された文字が誤入力検出部42で誤入
力文字であると判断された時には候補選択部43におい
て、誤入力検出用辞書46に登録されている誤入力文字
と修正文字とを選択されるべき候補からローマ字でディ
スプレイ装置上に表示される。例えば、ローマ字入力に
よって、「KAITTEN」と入力された場合、候補と
して、「KAITTEN」と「KAITEN」とが表示
される。 【0010】操作者はこれらの表示された候補のうち、
かな文字に変換しようとする文字、例えば「KAITE
N」をその中から選択キーを押下することにより選択す
る。誤入力検出用辞書46に登録されていない誤入力文
字パターンに関しては、従来のかな漢字変換用辞書への
単語登録を行う方法と同様な方法を用いることで、誤入
力文字パターンを誤入力検出辞書46へ登録することが
出来る。 【0011】さらに具体的に説明すると、ローマ字入力
で「SHOSUKI」と入力された後、この入力を一度
すべて削除して、「SHOSIKI」と入力し直された
後、操作者が「しょしき」から「書式」にかな漢字変換
した場合、「SHOSUKI」の入力に対応して「SH
OSIKI」のローマ字をこの誤入力検出用辞書46に
登録する。同様に上記した[KAITTEN」の入力が
「KAITEN」を訂正されると、「KAITEN」の
入力に対して「KAITEN」のローマ字をも、この入
力検出用辞書46に登録する。 【0012】操作者が表示された候補から所望のローマ
字をローマ字入力部41を用いて選択キーを押下して選
択し、選択されたローマ字はひらがな変換部44でかな
文字に変換され、更にかな漢字変換部45でかな漢字変
換用辞書47を参照してかな漢字に変換される。 【0013】誤入力検出部42において誤入力文字を検
出する場合、部分一致による検索を行うことで、入力ミ
スの修正効率がよくなる。例えば、誤入力検出用辞書4
6に、誤入力文字として「SHOKUTI」、修正文字
として「SHOKITI」のように誤入力パターンが登
録されているとき、「SHOKUTIGA」のようにロ
ーマ字入力をした場合、部分一致による検索法を使用す
ることにより「SHOKITIGA」のように修正変換
することが可能である。 【0014】また、誤入力検出用辞書46への誤入力パ
ターンの登録方法として、操作者が「SHOSUKI」
と入力した後、修正登録をするための操作を行い(例え
ば、候補選択キーを押下し)、誤入力文字にカーソルを
移動させ修正を行うと同時に、誤入力検出用辞書46に
誤入力パターンを登録出来る。 【0015】さらに具体的に説明すると、まず、入力さ
れた文字列の最後の文字、「I」の修正候補を表示す
る。修正候補としては、例えば、JISキーボードの配
置で「I」に隣接する「U」、「O」、「J」、
「K」、及び「L」等の英文字を番号を付して表示する
ことが考えられる。 【0016】この例の場合、最後の文字「I」には誤り
がないため、注目する文字をカーソルキーを押下するこ
とにより左へ移動させ、以下、順次操作者が修正したい
位置までカーソルキーを移動させる。 【0017】上記の例では、後から3番目の文字「U」
に対して「Y」、「I」、「H」、「J」、及び「K」
が表示され、操作者が「I」を選択すると、入力した
「SHOSUKI」は「SHOSIKI」と修正され、
以後、「しょしき」から「書式」とかな漢字変換される
と、「SHOSUKI」に対応した「SHOSIKI」
を誤入力検出用辞書46に登録する。この後は、操作者
が「SHOSUKI」と誤入力しても、修正キーを押下
するだけで「SHOSIKI」と訂正された漢字を得る
ことが出来る。 【0018】つぎに、従来の入力修正装置を利用して英
文入力を行う場合の動作について説明する。英文入力時
において、ワードの区切りを示すキー操作(例えば、ス
ペース、カンマ、ピリオド等)を行うことにより誤入力
検出用辞書46を索引して入力ミスの修正を行う。 【0019】具体的には、”processor”と入
力しようとして、”prosessor”と入力した場
合、この後にワードの区切りを示す操作を行うことによ
り、誤入力検出用辞書46を索引して、修正文字であ
る”processor”を出力する。 【0020】入力ミスのチェックを行う方法としては、
まず誤入力検出用辞書46を索引し、誤入力パターンと
して登録されていない場合に、スペルチェック用の辞書
を索引する。これによりきめ細かな入力ミスのチェック
を行うことが出来る。 【0021】一方、修正法としては誤入力検出用辞書4
6に登録されている場合の入力ミスの修正は、該当する
ワードの表示色を例えば、反転表示し、操作者が該当す
るワードについて入力ミスの修正をするための操作を行
う。例えば、確認のキーを押すことにより該当ワードの
修正を行うことが出来る。 【0022】誤入力検出用辞書46に誤入力パターンを
登録する方法としては、従来の単語登録法以外に、自動
登録させる方法がある。例えば、スペルチェック用辞書
による入力ミスのチェックが行われた場合における修正
操作を行った場合に、一定の基準を満たした誤入力パタ
ーンを誤入力検出用辞書46に登録する。 【0023】基準の一例としては、JISキーボードの
配列で隣接する8方向の文字が誤入力文字であるような
(例えば、”w”を打つ代わりに”q”を打ってしまっ
た)場合や、英単語における文字パターン(例えば、”
q”のつぎには”u”が来るというようなパターン)に
よる誤入力チェックがなされた場合を基準とする。 【0024】以上に説明したようにこの入力ミス修正装
置の効果としては、入力時において入力ミスを修正する
ことにより、効率的な入力を行うことが出来る。また、
利用者により入力ミスのパターンが異なっているためこ
の方式を利用すれば、利用者に適した入力ミスの修正が
行われることで効率的、かつ、きめ細かな入力チェック
がなされる。 【0025】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
入力修正装置はキーボードを用いて文字列を入力する際
に誤った文字列を入力する場合は、誤った文字列の修正
は自動的に判断して行われるわけではないため、入力側
の操作者が文字列をいちいち選択して、手動により確認
のキーを一回毎に押してそれぞれの修正をしなければな
らないという課題がある。また、有効に活用するには前
もって誤った文字列入力の修正に使用する誤入力検出用
辞書を準備して用意しなければならず、その誤入力検出
用辞書を準備するのが大変であるという課題がある。 【0026】そこで、本発明は、かかる課題を解決する
ためになされたものであり、誤った文字列入力をした場
合に修正対象となる修正前の文字列と、修正後の文字列
とを記憶(記録)しておき、同じ誤った文字列入力を所
定回数修正した場合には、それ以降の同じ誤った文字列
入力の修正は自動的に入力操作側ではなく、システム側
で行うようにして入力側の労力を軽減させること、及び
簡単な構成で実現させることを目的とするものである。 【0027】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、キーボード(1a)を有
する電子機器(1b)の制御部(1d)に前記キーボー
ドを用いて文字、記号、単語、文節等の文字列を入力す
る際に発生する誤った前記文字列入力に対して修正を行
うキーボードによる誤入力修正方法において、前記誤っ
た文字列入力により必要とされる前記文字列入力後の前
記文字列の修正を行う際に、前記制御部は前記キーボー
ドのバックスペースキー、またはデリートキーの押下に
対応させて、修正前の前記誤った文字列と、前記修正前
の誤った文字列を修正した修正後の文字列とを関連付け
て前記電子機器のメモリ(1f)に記憶させ、前記誤っ
た文字列入力のうち同じ誤った文字列入力の修正回数を
計数部(1g)でその都度計数させて、前記同じ誤った
文字列入力の修正回数が所定回数になった場合には、そ
れ以降の前記同じ誤った文字列入力に対する修正を、前
記メモリの中から前記同じ誤った文字列入力に対応して
関連付けした前記修正後の文字列を選択して自動的に行
うことを特徴としたキーボードによる誤入力修正方法を
提供しようとするものである。 【0028】 【発明の実施の形態】本発明のキーボードによる誤入力
修正方法の実施の形態につき、好ましい実施例により、
以下に図と共に説明する。 【0029】図1に本発明のキーボードによる誤入力修
正方法が適用されるキーボードによる誤入力修正装置の
一実施例のブロック構成を示す。本発明はキーボード
(1a)による入力を必要とする電子機器(1b)にお
いて、この電子機器(1b)の内部にキーボードによる
誤入力を修正する誤入力修正装置(キーボード入力補助
システム、1c)を組み込むことで、キーボード(1
a)からの誤った入力を修正するものである。 【0030】本発明のキーボードによる誤入力修正方法
が適用されるキーボード誤入力修正装置(キーボード入
力補助システム、1c)は、キーボード(1a)からの
入力が随時記憶(記録)されていく記録テーブル(1
e)と、バックスペース(Backspace key)、デリート
キー(Delete key)などの文字を削除する修正キーをト
リガーとして、その後に入力された文字、数字、及び記号
等の文字列による修正結果、及び修正前の状態を記憶
(記録)し、表示部(ディスプレイ、1h)に出力する
修正テーブル(メモリ、1f)と、同じ誤った入力の修
正回数を計数する修正回数計数部(修正回数カウンタ、
1g)と、自動的に誤入力の修正を行う自動修正機能を
有すると共にシステム全体の動作を制御するメインシス
テム制御部(CPU、1d)とで構成される。 【0031】図2は本発明のキーボードによる誤入力修
正方法のメインシステム制御部(CPU、1d)の一実
施例の動作をフローチャートにより示したものである。
まず、キーボードにより、文字、単語、文節、数字、及び記
号等の文字列のキーボード入力を行わせる(図2のステ
ップ2a)。 【0032】ステップ2aによりキーボード入力が行な
われると、文字、単語、文節、記号等の文字列は記録テ
ーブル(1e)に記憶(記録)させる(ステップ2b)。 【0033】新しい文字、単語、文節、記号等の文字列
の入力がある場合は、記録テーブル(1e)の容量の許す
限り記憶(記録)する。これらの文字列の入力により、
記録テーブル(1e)の容量が不足する場合には、使用頻
度が低く、古いものから順に消去し記憶(記録)させる
(ステップ2c)。 【0034】入力した文字、単語、文節、記号等の文字
列に誤りがある場合、入力側は入力した文字、単語、文
節、記号等の文字列の誤り部分をバックスペースキー
(Backspace key)やデリートキー(Delete key)の修
正キーで消去し、正しい文字、単語、文節、記号等の文
字列に修正を行うが、この際の消去した文字、数字、及
び記号等の文字列と修正した文字、数字、及び記号等の
文字列と修正前の文字、数字、及び記号等の文字列とを
修正テーブル(1f)にそれぞれ記録させる(ステップ
2d)。 【0035】修正テーブル(1f)ヘ同じ文字、単語、
文節、及び記号等の文字列の修正内容の入力が所定回数
行われると、その修正回数を修正回数計数部(1g)に
より計数して、所定回数に達したことを示す信号をメイ
ンシステム制御部(CPU、1d)に供給(伝達)させ
る。 【0036】この修正回数計数部(1g)からの伝達信
号を受けて、所定回数に達した同じ誤りの文字、数字、
及び記号等の文字列に対して、それ以降は修正テーブル
(1f)を参照して自動的に修正を行うメインシステム
制御部(CPU、1d)の自動修正機能を動作状態(オ
ン)にする(ステップ2e)。 【0037】よって、それ以降システム側が常に修正テ
ーブル(1f)と入力される文字、数字、及び記号等の
文字列とを比較することにより、入力側の同じ誤った入
力を修正テーブル(1f)を参照して検出し、入力側が
修正を行うことなく、システム側で修正を自動的に行わ
せる(ステップ2f)。 【0038】入力側の誤った入力及びその誤入力の修正
回数は図示しない表示選択ボタンを押すことによって、
それぞれ表示部(1h)に表示させることが出来る。この
表示部(1h)に、同じ誤った入力及びその誤入力の修正
回数(自動的に行われた修正回数またはその時までの全
体の修正回数)を表示させることにより、操作者に同じ
誤った入力を何回したかを正確に認識させることが出
来、その操作者固有のキーボード入力誤りの傾向を認識
させることが出来る。 【0039】図3は本発明のキーボードによる誤入力修
正方法の一実施例の誤入力修正手順を模式的に説明した
図である。構成は図1と同様とし、キーボード(1a)
入力を必要とする電子機器(1b)をパーソナルコンピ
ュータとする。 【0040】パーソナルコンピュータにおける作業の一
つであるプログラムを行う際、プログラム言語の1つで
あるC言語のコマンドのprintfという単語を入力
することがある。 【0041】入力側が誤った入力であるprontfを
キーボード(1a)より入力したとする。prontf
と入力し、スペースキー(Space key)を入力すること
で、そこまでの文字列は単語として記録テーブル(1
e)に記憶(記録)される。 【0042】その後に入力の誤りに気が付いた入力側が
修正を行うことで、修正内容printf、修正前の単
語prontfが修正テーブル(1f)にそれぞれ記憶
(記録)される。 【0043】所定回数(この回数は入力側で任意の回数
に設定出来る)同様の修正を行った場合、修正テーブル
(1f)中のその単語、文節、記号等の文字列に対する
自動修正機能がオンになる。よって所定回数以降の誤入
力の単語、文節、記号等の文字列に対しその誤入力の修
正が自動でなされる。 【0044】本発明のキーボードによる誤入力修正シス
テムである自動修正システムがオンになった場合、同様
にして誤った入力”prontf”を入力すると、シス
テム側が修正テーブル(1f)と文字、数字、及び記号
の入力を比較することにより入力側の誤った入力”pr
ontf”を検出し、入力側の誤った入力”pront
f”はprintfに自動的に修正される。 【0045】これにより、所定回数同様の修正を行った
場合、所定回数以降は入力側が誤った入力をした場合に
自動的に修正されるのでいちいち修正する労力を軽減さ
せることが出来る。 【0046】前記に記載したキーボードによる誤入力修
正方法において、前記誤った入力とその自動修正回数ま
たはその全体の修正回数に関するデータを表示部(1
h)に表示して操作者に案内する。数が多い場合には最
大のものから所定数表示させるようにしてもよい。 【0047】つぎに、かな入力の場合について、以下に
説明する。構成は図1と同様とし、キーボード(1a)
入力を必要とする電子機器(1b)をワードプロセッサ
またはワード変換用ソフトが挿入されたパーソナルコン
ピュータとする。 【0048】(a 文節の場合について) 例えば、スペースキー(Space key)、または漢字変換
キーをトリガーに使用して、 「きょうは」 ↓ 漢字変換キーを押して、 「今日は」 ↓ この漢字変換キーを押した時点で「きょうは」が修
正前の文字列として認識され、記録テーブル(1e)に
「今日は」が記憶(記録)される。 ↓ 「は」を「も」に修正 「今日も」 ↓ この時点で、「今日は」修正前の文字列として、修
正した文字「は」、修正後文字列「今日も」は修正後の
文字列として修正テーブル(1f)に関連付けて記憶
(記録)される。 ↓ 同一の誤った文字列に対して所定回数の同様の手動
操作の修正を行い、所定回数の修正後に自動修正機能を
オンさせる。すなわち、所定回数修正後は、 「今日は」 ↓ 修正テーブル(1f)を参照して「今日も」に自動
的に変換される。 「今日も」 【0049】(b 文章中の単語の場合について) 「きょいは」 ↓ 間違いに気が付いて「い」をバックスペースキー、
またはデリートキーを使用し、修正して 「きょうは」 ↓ その時点での修正前の「きょいは」、修正対象文字
「い」、修正後文字列「きょうは」は修正テーブル(1
f)にそれぞれ記憶(記録)される。 ↓ 最後の文字でない文字が修正された場合、例外的に
その修正文字までの文字列を記憶(記録)させるように
してもよい。 ↓ 記録テーブル「きょい」、修正対象文字「い」、修
正後文字列「きょう」 ↓ 所定回数、同じ誤りの文字列の修正を行うと、 「きょいは」 ↓ 所定回数後に、自動的に「きょうは」に変換され
る。 「きょうは」 【0050】(c 間違いに気が付くのが遅かった場合
について) 「きょいはわたしの」 ↓ バックスペースキー、またはデリートキーを使用
し、修正して、 「きょうはわたしの」 この場合は修正テーブル(1f)に修正前の「きょいは
わたしの」、修正対象文字「い」、修正後文字列「きょ
うはわたしの」をそれぞれ記憶(記録)する。 【0051】ただこの修正の場合は辞書ソフトなどで使
われているような、「きょう」名詞、「きょうは」文
節、「わたし」名詞、「わたしの」文節、と認識するこ
とが出来るので、修正テーブル(1f)の修正前の文字
列には「きょい」、「きょいは」、修正テーブル(1
f)の修正後の文字列に「きょう」、「きょうは」とい
うのを加えることが可能である。 【0052】つぎに数字、記号の修正の場合について説
明する。 「cbo7242@pop1.aruru.no.j」 ↓ この瞬間間違いに気が付く 「cbo7242@pop1.aruru.ne.j」 ↓ 修正テーブル(1f)の修正前の文字列に「cbo724
2@pop1.aruru.no.j」、修正テーブル(1f)の修正後
の文字列に修正対象文字「三番目のo」、修正後文字列
「cbo7242@pop1.aruru.ne.j」をそれぞれ記憶(記録)
する。以下は他の場合と同様である。 【0053】なお、修正テーブル(1f)中の修正対象
文字には場所も記憶(記録)する。修正テーブル(1
f)に記憶(記録)する時のトリガーにはバックスペー
スキー(Backspace key)、デリートキー(Delete ke
y)を使用する。他にも、漢字変換、仮名変換等の辞書
を備えている場合とかなら修正後の文字列から単語の文
字が分かるので、例えば修正後「きょうも」とかになっ
ていたら「きょう」が単語ということが分かるので「き
ょいは」からの修正なら、単語を間違えたんだとシステ
ム的に記憶(記録)出来る。そういう場合は、修正後の
文字列「きょう」、修正前の文字列「きょい」を修正テ
ーブルにそれぞれ記憶(記録)することになる。 【0054】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
キーボードによる誤入力修正方法の発明によると、キー
ボードを有する電子機器の制御部に前記キーボードを用
いて文字、記号、単語、文節等の文字列を入力する際に
発生する誤った前記文字列入力に対して修正を行うキー
ボードによる誤入力修正方法において、前記誤った文字
列入力により必要とされる前記文字列入力後の前記文字
列の修正を行う際に、前記制御部は前記キーボードのバ
ックスペースキー、またはデリートキーの押下に対応さ
せて、修正前の前記誤った文字列と、前記修正前の誤っ
た文字列を修正した修正後の文字列とを関連付けて前記
電子機器のメモリに記憶させ、前記誤った文字列入力の
うち同じ誤った文字列入力の修正回数を計数部でその都
度計数させて、前記同じ誤った文字列入力の修正回数が
所定回数になった場合には、それ以降の前記同じ誤った
文字列入力に対する修正を、前記メモリの中から前記同
じ誤った文字列入力に対応して関連付けした前記修正後
の文字列を選択して自動的に行うようにしたので、キー
ボード誤入力における誤った入力の修正作業をシステム
が記録、学習することにより、頻繁に同じ誤りを修正す
る必要がなくなり、入力側の労力の軽減が可能となり、
キーボード入力の入力効率が上がる。 【0055】また、請求項1に記載の発明によると、修
正のために特別な誤字修正用の誤入力検出用辞書を前以
て用意しておく必要はなく、簡単な構成によりキーボー
ドによる文字列入力の入力誤りの修正が出来る。 【0056】また、請求項1に記載の発明によると、普
通の単語に限定されずに、アルファベットの順序が正し
くない場合にも正しい順序に修正するので、入力は文
字、記号を問わず、大変融通性に富んでいて、一般の文
章入力、コンピュータプログラムの入力等に利用出来、
その利用範囲は広く便利である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のキーボードによる誤入力修正システム
の一実施例の簡単な構成を示した図である。 【図2】本発明のキーボードによる誤入力修正方法のメ
インシステム制御部(CPU)の一実施例の動作をフロ
ーチャートにより示した図である。 【図3】本発明のキーボードによる誤入力修正方法の一
実施例の誤入力の修正手順を模式的に説明した図であ
る。 【図4】従来のワードの入力ミス修正装置の一例の簡単
なブロック構成を示した図である。 【図5】従来のワードの入力ミス修正装置の具体的なブ
ロック構成の一例を示した図である。 【符号の説明】 1a キーボード 1b キーボード入力を必要とする電子機器 1c キーボード入力補助システム 1d メインシステム制御部(CPU) 1e 記録テーブル 1f 修正テーブル(メモリ) 1g 修正回数計数部(修正回数カウンタ) 1h 表示部(ディスプレイ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】キーボードを有する電子機器の制御部に前
    記キーボードを用いて文字、記号、単語、文節等の文字
    列を入力する際に発生する誤った前記文字列入力に対し
    て修正を行うキーボードによる誤入力修正方法におい
    て、 前記誤った文字列入力により必要とされる前記文字列入
    力後の前記文字列の修正を行う際に、前記制御部は前記
    キーボードのバックスペースキー、またはデリートキー
    の押下に対応させて、修正前の前記誤った文字列と、前
    記修正前の誤った文字列を修正した修正後の文字列とを
    関連付けて前記電子機器のメモリに記憶させ、前記誤っ
    た文字列入力のうち同じ誤った文字列入力の修正回数を
    計数部でその都度計数させて、 前記同じ誤った文字列入力の修正回数が所定回数になっ
    た場合には、それ以降の前記同じ誤った文字列入力に対
    する修正を、前記メモリの中から前記同じ誤った文字列
    入力に対応して関連付けした前記修正後の文字列を選択
    して自動的に行うことを特徴としたキーボードによる誤
    入力修正方法。
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JP2011141681A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Yahoo Japan Corp 類似語検索サーバ及び方法
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