JP3335859B2 - 文書作成装置およびシフトミス訂正方法 - Google Patents

文書作成装置およびシフトミス訂正方法

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JP3335859B2
JP3335859B2 JP00298797A JP298797A JP3335859B2 JP 3335859 B2 JP3335859 B2 JP 3335859B2 JP 00298797 A JP00298797 A JP 00298797A JP 298797 A JP298797 A JP 298797A JP 3335859 B2 JP3335859 B2 JP 3335859B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は文書作成装置およ
びシフトミス訂正方法に関し、特に仮名シフトと英数シ
フトとの切替によって仮名文字および英数文字を入力す
る文書作成装置において誤って英数シフトで入力された
英数文字を仮名文字に訂正できるように改良された文書
作成装置およびシフトミス訂正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ技術の発達に伴い、
日本語入力に関する様々な支援機能を持つワードプロセ
ッサやワープロソフトが開発されている。通常、これら
ワードプロセッサやワープロソフトにおける日本語入力
では、仮名シフトと英数シフト(英大/英小シフト)と
の切替によって仮名文字および英数文字がキー入力さ
れ、仮名シフトで入力された仮名文字(ローマ字入力モ
ードにおいてはローマ字)が日本語フロントエンドプロ
セッサと称される仮名漢字変換プログラムによって漢字
に変換される。一方、英数シフトで入力された英大/英
小、数字、記号などの英数文字については、そのまま作
成文書に張り付けられる。
【0003】したがって、仮名シフトと英数シフトとを
使い分けることにより、仮名、英大/英小、数字、漢字
などが混在した日本語文書を効率よく作成することがで
きる。
【0004】しかし、日本語文書においては、仮名文字
列の間に英文字が含まれることが多く、このような文書
を作成する場合には、仮名シフトから英数シフトの切り
替え、および仮名シフトから英数シフトへの切替を頻繁
に行う必要がある。このため、仮名入力すべきところ
を、間違って英数シフトのままキー入力してしまうとい
うシフトミスが発生しやすい。このようなシフトミスに
より、間違って英数シフトで入力された英数文字を仮名
文字に訂正するためには、従来では、仮名シフトに切り
替えた後に同一のキー操作を再度繰り返すことにより、
仮名文字をキーから再入力することが必要とされた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では、間違って英数シフトで入力された英数文字を仮名
文字に訂正するためには、仮名シフトに切り替えた後に
同一のキー操作を再度繰り返すといった作業が必要とな
り、これにより文書作成効率が低下するという欠点があ
った。
【0006】この発明はこのような点に鑑みてなされた
ものであり、キーから再入力することなく、間違って英
数シフトで入力された英数文字を仮名シフト時に入力さ
れる文字に訂正できるシフトミス訂正機能を実現し、且
つそのシフトミス訂正の実行タイミングに自由度を持た
せることにより、英数シフトでの入力直後でなくともシ
フトミス訂正を行うことが可能な文書作成装置およびシ
フトミス訂正方法を提供することを目的とする。
【0007】また、この発明は、仮名漢字変換のための
読み入力中におけるシフトミスについてもその訂正が可
能な文書作成装置およびシフトミス訂正方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
仮名シフトと英数シフトとの切替によって仮名文字およ
び英数文字を入力する文書作成装置において、入力文字
列を保持する入力文字列保持手段と、英数シフトでキー
から入力された英数文字を、仮名シフト時にそのキーか
ら入力される文字に変換するための文字変換テーブル
と、前記入力文字列保持手段の入力文字列について最後
尾から順に文字単位で仮名シフトで入力可能な文字に訂
正可能な文字であるか否かを判別し、訂正可能な文字列
をシフトミス訂正対象範囲として決定するシフトミス訂
正対象範囲決定手段と、このシフトミス訂正対象範囲決
定手段によって決定されたシフトミス訂正対象範囲の文
字を、前記文字変換テーブルを用いて仮名シフト時に入
力される文字に訂正するシフトミス訂正手段とを具備
し、前記シフトミス訂正対象範囲決定手段は、前記入力
文字列の最後尾の文字が訂正可能な文字でないとき、前
記最後尾の文字が入力文字とは直接関係ない所定の制御
文字であるか否かを判別し、所定の制御文字であるとき
は前記最後尾よりも前の入力文字列に対して前記訂正可
能か否かの判別処理を継続して実行することを特徴とす
る。
【0009】この文書作成装置においては、例えばシフ
トミス訂正を指示するキー入力がなされると、入力文字
列保持手段に保持されている入力文字列がそのときのカ
ーソル位置によって指定される入力文字列の最後尾から
順に仮名シフト時に入力される文字に訂正可能な文字で
あるか否かが判断されることによって、仮名シフトで入
力可能な文字に対応するキーから入力された英数文字列
がシフトミス訂正対象範囲として自動的に決定される。
そして、シフトミス訂正対象範囲に属する各文字は入力
文字列保持手段から取得され、英数シフトでキーから入
力された英数文字と仮名シフト時にそのキーから入力さ
れる文字との対応関係が定義された文字変換テーブルを
利用することにより、仮名シフト時に入力される文字に
訂正される。したがって、キーから再入力することな
く、間違って英数シフトで入力された英数文字を仮名シ
フト時に入力される文字に訂正できるようになり、日本
語文書を効率よく作成することが可能となる。また、最
後尾の文字が訂正可能な文字でない場合であっても、そ
の文字が例えばスペース、改行、濁点などの所定の制御
文字である場合には、最後尾よりも前の入力文字列に対
して前記訂正可能か否かの判別処理が継続して実行され
る。これにより、誤って英数シフトで英数文字を入力し
た直後でなくてもその英数文字を訂正することが可能と
なり、シフトミス訂正のタイミングに自由度を持たせる
ことができる。
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1には、この発明の一実施形態
に係る文書作成装置のシステム構成が示されている。こ
の文書作成装置はワープロ専用機またはワープロソフト
が導入されたパーソナルコンピュータによって実現され
ており、仮名シフトと英数シフト(英大/英小シフト)
との切替によって仮名文字および英数文字をキー入力す
るという日本語入力処理システムを搭載している。ワー
プロ専用機およびワープロソフトが導入されたパーソナ
ルコンピュータのどちらにおいても日本語入力処理シス
テムの基本構成は同様である。以下では、ワープロ専用
機の場合を例示して、その構成を説明する。
【0013】この文書作成装置は、図示のように、CP
U10、RAM11、ROM12、キーボード16、キ
ーボードコントローラ17、LCD18、表示コントロ
ーラ19、表示用メモリ20、プリンタ23、プリンタ
インタフェース24、FDD21、およびFDDインタ
ーフェース22が設けられている。RAM11は主メモ
リとして使用されるものであり、ここには、CPU10
によって実行されるプログラム(入力キー処理プログラ
ム121、仮名漢字変換プログラム122、シフトミス
訂正プログラム123など)がROM12からロードさ
れると共に、そのプログラムで使用される各種データお
よび作業領域として、キー入力バッファ31、読み入力
バッファ32、および文書バッファ33などが割り当て
られる。
【0014】キー入力バッファ31は、キーボード16
から入力されたキーコードがキューイングされるキーコ
ードキューであり、ここには入力された全てのキーコー
ドが一旦保持される。読み入力バッファ32は仮名漢字
変換の読み入力を保持するために使用される領域であ
り、キー入力バッファ31に仮名シフトで入力された仮
名文字のキーコードが入力された場合には、その仮名文
字は仮名漢字変換の読みとして読み入力バッファ32に
入力される。文書バッファ33は作成中または編集対象
の文書を構成する文字列を保持するために使用される領
域であり、ここには、キー入力バッファ31にキューイ
ングされた仮名文字以外の文字、および仮名漢字変換さ
れた後の文字が書き込まれる。
【0015】ROM12はプログラムメモリであり、こ
こには、前述の入力キー処理プログラム121、仮名漢
字変換プログラム122、シフトミス訂正プログラム1
23などのプログラムが格納されているプログラム領域
13と、文字フォントが格納されている文字パターン領
域14と、仮名漢字変換用辞書および英語辞書などが格
納された辞書領域15と、シフトミス訂正用の仮名文字
変換表を含む仮名文字変換テーブルが格納された領域1
6とが設けられている。
【0016】次に、図2を参照して、この実施形態の日
本語入力システムで実現されているシフトミス訂正機能
の原理を説明する。シフトミス訂正機能は、間違って英
数シフトで入力された英数文字を仮名シフト時に入力さ
れる文字に訂正して、それを再度仮名漢字変換できるよ
うにするためのものであり、入力キー処理プログラム1
21および仮名漢字変換プログラム122を含む通常の
日本語入力システムに、シフトミス訂正プログラム12
3を組み込むことによって実現されている。
【0017】この日本語入力システムでは、キー入力バ
ッファ31にキューイングされたキーコードは入力キー
処理プログラム121によって取得され、仮名シフトで
入力された仮名文字については読み入力バッファ32に
仮名漢字変換対象の読みとして入力され(ローマ字入力
モードにおいては、仮名シフトで入力された英文字は入
力キー処理プログラム121によって対応する仮名文字
のキーコードに変換された後、読み入力バッファ32に
入力される)、そして仮名漢字変換プログラム122で
仮名漢字変換された後に文書バッファ33に書き込まれ
る。一方、英数シフトなどで入力された文字について
は、直接文書バッファ33に書き込まれる。
【0018】シフトミス訂正を指示する機能キーがキー
入力バッファ31に入力されると、入力キー処理プログ
ラム121によってシフトミス訂正プログラム123の
シフトミス訂正処理が起動される。
【0019】このシフトミス訂正処理では、文書バッフ
ァ33に保持されている入力文字列がそのときのカーソ
ル位置から文頭に向かって順次調べられることによっ
て、仮名シフトで入力可能な文字に対応するキーから入
力された英数文字列がシフトミス訂正対象範囲として自
動的に決定される。そして、シフトミス訂正対象範囲に
属する各文字は文書バッファ33から取得され、英数シ
フトでキーから入力された英数文字と仮名シフト時にそ
のキーから入力される文字との対応関係が定義された文
字変換テーブル16を利用することにより、仮名シフト
時に入力される文字に訂正される。訂正された文字は、
キーボード16からの通常のキー入力の場合と同じく、
キー入力バッファ31に入力される。
【0020】したがって、キーボード16から再入力す
ることなく、間違って英数シフトで入力された英数文字
を仮名シフト時に入力される文字に訂正できるようにな
り、日本語文書を効率よく作成することが可能となる。
また、文書バッファ33から訂正対象文字列を取得する
と共に、キー入力バッファ31にシフトミス訂正により
得た仮名文字を再度キューイングする構成であるため、
入力文字列を保持するための専用のメモリ領域を設ける
ことなくシフトミス訂正を行うことができると共に、シ
フトミス訂正された仮名文字を再度仮名漢字変換するこ
とが可能となる。
【0021】次に、図3乃至図5のフローチャートを参
照して、入力キー処理プログラム121の処理手順を説
明する。図3は、本実施形態におけるキー入力処理の概
略を示したフローチャートである。同図に示されるよう
に、入力キー処理プログラム121は、ユーザによりキ
ーボード16を介してキーが入力されると、その入力キ
ーのキーコードをキー入力バッファ31から取得する
(ステップS11)。次に、取得したキーコードが文字
キーコードであるか、あるいはそれ以外の機能キー(選
択実行キー、仮名漢字変換キー、シフトミス訂正キー)
のコードであるかを判定し(ステップS12)、文字で
あるときは文字キー処理を行い(ステップS13)、機
能キーの場合には機能キー処理を行う(ステップS1
4)。
【0022】図4は、文字キー処理の手順を示したフロ
ーチャートである。すなわち、図3のステップS12に
おいて入力キーが文字キーであると判定された場合、入
力キー処理プログラム121は、まず入力キーがひらが
ななどの仮名キーであるか否かを判断し(ステップS2
1)、入力キーが仮名キーであるときは対応する仮名文
字のキーコードを読み入力バッファ32にセットする
(ステップS24)。入力キーが仮名キーでないとき
は、現在読み入力中であるか否かを判断し(ステップS
22)、読み入力中であるときは仮名キー以外の他の英
数キーや記号キーについても対応するキーコードを読み
入力バッファ32にセットする。一方、読み入力中でな
いときは、仮名キー以外の他の英数キーや記号キーにつ
いては文書バッファ33に直接張り付けられる(ステッ
プS23)。
【0023】なお、読み入力中とは、仮名漢字変換キー
が入力される前に仮名漢字変換対象の読みとして用いら
れる一連の文字入力が行われている状態である。したが
って、例えば「せいかいは1です」のように文字が入力
されたとすると、「せいかいはです」に相当する仮名文
字のキーコードだけでなく、「1」についても読み入力
バッファ32にセットされる。
【0024】図5は機能キー処理の手順を示すフローチ
ャートである。図3のステップS12において入力キー
が文字キー以外の機能キーであると判定された場合、入
力キー処理プログラム121は、その機能キーが仮名漢
字変換キーであるか否かを判定し(ステップS25)、
仮名漢字変換キーであるときは仮名漢字変換プログラム
122に仮名漢字変換を実行させる(ステップS2
6)。そうでない場合は、さらにシフトミス訂正キーで
あるか否かを判断し(ステップS27)、その結果に応
じてシフトミス訂正プログラム123の起動(ステップ
S28)、もしくは入力キーに応じたその他の処理の実
行(ステップS29)を行う。なお、その他の処理とは
例えば「移動」、「複写」などの文書編集処理や、「保
存」などの文書記憶処理など、各種機能キーに対応する
処理のことである。
【0025】次に、図6を参照して、本実施形態のシフ
トミス訂正処理の具体的な手順を説明する。同図に示さ
れるように、シフトミス訂正キーが入力されたのが読み
入力中であった場合には(ステップS31でYes)、
まず読み入力中の文字列のキーコードを読み入力バッフ
32から取得する(ステップS32)。さらに、これら
の文字列を構成する文字のキーコードに基づいて文字列
をシフトミス訂正可能な文字列とシフトミス訂正不可能
な文字列(正常に入力された仮名文字を含む)とに分け
(ステップS33)、仮名文字など、シフトミス訂正不
可とされた文字列をそのまま仮名漢字変換プログラム1
12により仮名漢字変換し(ステップS34)、シフト
ミス訂正可能な文字列については文書バッファ33に直
接張り付ける(ステップS35)。
【0026】ここで、シフトミス訂正可能な文字とは、
キー上に印刷されているひらがなに対応したかな文字を
直接入力する「ひらがな入力モード」、もしくはキー上
に印刷されているアルファベットによりローマ字を用い
て仮名文字を入力する「ローマ字入力モード」の各仮名
シフトモードにおいて、仮名文字の入力に使用されるキ
ーを使用して英数シフト状態で入力される文字を意味す
る。具体的には、「ひらがな入力モード」で仮名文字の
「た」を入力するキーに対応する「英大シフトモード」
の「Q」、「英小シフトモード」の「q」などがシフト
ミス訂正可能文字とされる。
【0027】このような読み入力中のステップS32〜
S35の処理は、読み入力中の文字についてもシフトミ
ス訂正を可能にするために実行されるものである。一
方、シフトミス訂正キーが読み入力中でなかった場合
(ステップS31でNo)、もしくはステップS35の
処理が終わった後は、シフトミス訂正対象範囲を自動的
に決定する処理あるいはユーザによる範囲指定等の処理
により、シフトミス訂正対象範囲を決定し(ステップS
36)、このシフトミス訂正対象範囲に対応する文字列
(指定文字列と称する)のキーコードを文書バッファ3
3から取得する(ステップS37)。
【0028】そして、シフトミス訂正用仮名文字変換テ
ーブル16を参照して、これら指定文字列を各々対応す
る仮名文字に変換し(ステップS38)、この結果得ら
れた仮名文字のキーコードをキー入力バッファ31にセ
ットする(ステップS39)。
【0029】なお、一般的に仮名文字は仮名漢字変換プ
ログラム122により仮名漢字変換処理してから文書バ
ッファ33に書き込むことが多いため、ステップS33
において、訂正後の文字に句読点、スペース等の文字が
含まれている場合には、自動的にかな漢字変換処理を実
行することにより、さらに入力作業が効率化される。
【0030】図7は、上述したシフトミス訂正用仮名文
字変換テーブル16の例を示している。同図に示される
ように、仮名文字変換テーブル16には、英数シフトで
入力される英文字、数字または記号などのキーコード
と、そのキーに対応する仮名文字のキーコードとが対応
して記憶されている。
【0031】ここで、シフトミス訂正用仮名文字変換テ
ーブル16は、図8に示されるように、英大シフト用と
英小シフト用との2つの変換テーブルを含んでいる。英
大シフト用の仮名文字変換テーブルは英大シフトでキー
から入力された英大文字と仮名シフト時にそのキーから
入力される文字との対応関係を示し、英小シフト用の仮
名文字変換テーブルは英小シフトでキーから入力された
英小文字と仮名シフト時にそのキーから入力される文字
との対応関係を示す。なお、図8において(a)は英大
シフト用の仮名文字変換テーブルを表し、(b)は英小
シフト用の仮名文字変換テーブルを表している。
【0032】また、シフトミス訂正用仮名変換テーブル
16は、実際には、「ひらがな入力モード」用と「ロー
マ字入力モード」用の2種類があり、それぞれが前述の
英大シフト用と英小シフト用との2つの変換テーブルを
含んでいる。
【0033】図9は「ひらがな入力モード」に対応した
変換例を示している。なお、図9において(a)は英大
/英小シフトで入力される文字とそれに対応する仮名文
字との対応を示しており、また(b)は英大/英小シフ
トの状態でさらにシフト(shift)キーが同時に押
されてた場合に対応する変換例である。このように、英
大用と英小用の2つの文字変換テーブルを使用するの
は、シフト状態によって例えば、「Z」、「z」と、
「っ」、「つ」との対応関係が異なるためであり、英大
用と英小用の2つの文字変換テーブルを使い分けること
により英大/英小シフトが混在した文字列を正確にシフ
トミス訂正することが可能となる。
【0034】図10は「ローマ字入力モード」に対応し
た変換例であり、図9と同じく(a)はシフトキーが押
されていない状態に相当し、(b)はシフトキーが押さ
れている状態に相当する。この「ローマ字入力モード」
においても先の「ひらがな入力モード」と同様の変換が
行われる。
【0035】図11は、図6に示されたシフトミス訂正
処理の具体例を示しており、(a)〜(e)は処理の各
過程におけるLCD18上の表示画面を表している。
(a)は仮名シフト状態で「目次」と入力した後に英小
シフトに切り替えて「(1)」を入力し、その後、英小
シフトのまま「きょうは」に対応するキー入力を誤って
行ってしまい、これによって英数文字「g)4f」が入
力された状態を示している。この状態でシフトミス訂正
キーが押下されると、(b)に示されるようにシフトミ
ス訂正対象領域が自動的に決定され、その範囲が反転カ
ーソル(斜線により示されている部分)によって画面表
示される。この後、ユーザによるカーソル操作でシフト
ミス訂正対象範囲の修正が(c)のように行われた後に
選択実行キーが押されると、図9で説明した変換表のう
ち英小シフトモード用のテーブルが参照されて、図11
(d)に示されるようにシフトミス訂正対象領域の文字
列が仮名文字である「きょうは」に変換される。さら
に、かな漢字変換キーが押下されると仮名漢字変換プロ
グラム122により仮名漢字変換処理が行われて、
(e)に示されるような「今日は」という文字列が得ら
れる。
【0036】図12は、シフトミス訂正キーが押下され
た際に、指定文字列を自動的に決定するための処理を示
したフローチャートである。まずシフトミス訂正キーが
押下された際のカーソル位置の1つ左の文字、すなわち
最後に入力された文字がシフトミス訂正可能文字である
か否かを判定し(ステップS41)、シフトミス訂正可
能文字でないときはそのまま処理を終了する。
【0037】カーソルの1つ左の文字がシフトミス訂正
可能文字であるときは(ステップS41でYes)、カ
ーソルを1つ左に移動させて(ステップS42)、その
位置をシフトミス訂正開始位置として記憶する(ステッ
プS43)。
【0038】この後、そのときのカーソル位置の左の文
字がシフトミス訂正可能な文字か否かを判定しながら
(ステップS44)、カーソルの左が訂正不可能な文字
になるまでカーソルの移動を繰返す(ステップS4
5)。そして、ステップS44においてカーソルの左の
文字が訂正不可能であると判定されたときのカーソルの
位置をシフトミス訂正終了位置として記憶して処理を終
了する(ステップS46)。
【0039】この場合、システムミス開始位置からシフ
トミス訂正位置までの文字列が指定文字列として決定さ
れる。図13は、ステップS41,44におけるシフト
ミス訂正可否判定処理の具体的な手順を示したフローチ
ャートである。この場合、まずシフトミス訂正キーが押
下された時点の入力モードが「ひらがな入力モード」で
あるか「ローマ字入力モード」であるかが判断され(ス
テップS51)、ローマ字入力モードである場合には
(ステップS51でYes)、まず、対象文字のキーコ
ードによりその対象文字がキーボード16上のどの位置
のキーによって入力されたものであるかを調べ、対象文
字がキーボード16の最上段に位置するキー(数字キー
など)から入力された場合にはシフトミス訂正不可であ
るとして処理を終了する。すなわち、「ローマ字入力モ
ード」においては通常キーボード16の最上段に配置さ
れているキーは仮名文字に訂正する必要がないため、図
6のステップS33において説明したように文字のキー
コードを参照するまでもなく、シフトミス訂正不可と判
定することができる。
【0040】また、ステップS51でNoもしくはステ
ップS52でNoの判定結果が得られた場合には、図6
のステップS33と同様に対象文字のキーコードに基づ
いてシフトミス訂正の可否を判定する(ステップS5
4)。
【0041】図14は、英大または英小シフトモードに
おいて入力された文字列をひらがなへと変換する処理を
説明するためのフローチャートである。シフトミス訂正
対象範囲が決定されると、まずこのシフトミス訂正対象
文字列の文字数を算出して記憶する(ステップS6
1)。次に、変数I=1として初期設定を行い(ステッ
プS62)、その時点の入力状態が英大シフトモードで
あるか英小シフトモードであるかを判定する(ステップ
S63)。
【0042】ステップS63によりその時点の入力状態
が英大シフトモードであると判定された場合には、訂正
対象文字列のうち訂正開始位置からI番目の文字を、図
8に示した英大シフト用変換テーブルを参照してそのキ
ーコードを仮名シフトモードで押下したときの文字への
変換を行う(ステップS63)。ステップS64におい
て変換が行えなかった場合には(ステップS65でN
o)、その時点のシフトとは逆のシフト、すなわち英小
シフト用の変換テーブルを参照して仮名文字への変換を
行う(ステップS66)。
【0043】一方、ステップS63によりその時点の入
力状態が英小シフトモードであると判定された場合に
は、まず英小シフト用変換テーブルを参照してひらがな
への変換を行った後(ステップS69)、変換が行えな
かった場合には(ステップS70でNo)、英大シフト
用の変換テーブルを参照してひらがなへの変換を行う
(ステップS71)。
【0044】この後、変数Iの値がシフトミス訂正対象
文字列の最大文字数に到達するまで(ステップS6
7)、変数Iの値を1つづつふやしながら(ステップS
68)、上述したステップS63〜S71の処理を繰り
返し、シフトミス訂正対象文字列の全てについて対応す
る仮名文字への変換を行って処理を終了する。
【0045】このように、まずシフトミス訂正キーが押
下された時点の英大もしくは英小のシフトモードに対応
した変換テーブルを参照し、変換が正しく行われなかっ
た場合にはその都度、現在参照しているテーブルとは逆
の英小もしくは英大の変換テーブルに切り替えることに
より、訂正対象文字列中に英大シフトによる文字と英小
シフトによる文字が混在している場合においても変換効
率を向上させることができる。
【0046】図15は、図14に示したステップS6
4,66,69および71において行われる英大または
英小シフト用変換テーブルからの仮名変換処理の具体的
な手順を示したフローチャートである。
【0047】まず変数J=1として初期設定を行い(ス
テップS81)、シフトミス訂正用の変換テーブルの最
初のエントリから順に変換対象文字が検索される(ステ
ップS82〜S84)。J番目のエントリの文字が指定
文字であるときは(ステップS82でYes)、その変
換テーブルのJ番目の仮名文字を変換結果ステータスと
してセットして(ステップS86)、処理を終了する。
【0048】一方、変数Jの値がテーブル要素数を越え
ると(ステップS84でYes)、変換できなかったこ
とを示すエラーステータスをセットする(ステップS8
5)。
【0049】ここで、英大シフトによる文字と英小シフ
トによる文字が混在している文字列に対してシフトミス
訂正処理が行われたときに、文字変換テーブルが切り替
えらる場合と切り替えられない場合との変換結果の違い
について、図16および図17を参照して説明する。な
お、図16は文字変換テーブルが切り替えられない場
合、図17はかな文字変換テーブルが切り替えられる場
合を表しており、また各図の(a)および(b)はシフ
トミス訂正処理の実行前と実行後におけるLCD18の
表示状態を表している。
【0050】まず、図16の(a)に示されるように英
小シフトモードで「g)4f」と入力され、英大シフト
モードにより「WYGT@9E」と入力された文字列に
対して文字変換テーブルを切り替えずにシフトミス訂正
処理を行う場合、シフトミス訂正キーが押下された時点
の英大シフトモードに対応した英大シフト用変換テーブ
ルを参照して変換が行われることから、英小シフトモー
ドで入力された文字列「g)4f」においては、英大シ
フトモードと文字コードが共通に用いられている「)
4」のみが変換され、「g」と「f」については変換で
きない。結果として(b)に示されるように「ょうてん
きがよい」といった誤った変換がなされる。
【0051】これに対して、図17の(a)に示される
ような同様の文字列に対して文字変換テーブルを切り替
えてシフトミス訂正処理をおこなう場合には、まずシフ
トミス訂正キーが押下された時点の英大シフトモードに
対応した英大シフト用変換テーブルを参照して変換が行
われ、さらに英小シフトモードで入力された文字列
「g)4f」のうち「)4」については、それぞれ変換
テーブルが英小シフト用変換テーブルに切り替えられて
変換が行われるので、(b)に示されるように「きょう
はてんきがよい」という正しい変換結果が得られる。
【0052】図18は、シフトミス訂正実行時の対象範
囲補正処理について説明したフローチャートである。こ
の場合、まず図14に示したステップS61と同様にシ
フトミス訂正対象文字列の文字数を求めて記憶し(ステ
ップS91)、変数Iを求められたシフトミス対象文字
列の最大文字数に設定する(ステップS92)。
【0053】次に、ROMの辞書領域15に記憶されて
いる英語辞書を参照して、1〜I文字目までの文字列、
すなわちシフトミス対象範囲の全文字によって示される
英文がこの英語辞書に存在するか否かを判断し(ステッ
プS93)、その文字列に対応する英文が存在した場合
には(ステップS93でYes)、I+1文字目から最
大文字数までのシフトミス訂正対象文字列が存在しない
ため、シフトミス訂正を行わずに処理を終了する(ステ
ップS97)。
【0054】一方、シフトミス対象範囲の全文字によっ
て示される英文が英語辞書に存在しなかった場合には
(ステップS93でNo)、変数Iの値を1つずつ減ら
しながら(ステップS95)、シフトミス対象範囲の文
頭位置から変数Iの値で示される位置の範囲に属する文
字列について英語辞書に存在するか否かを判断し(ステ
ップS93)、その文字列に対応する英文が存在した場
合には(ステップS93でYes)、その英文を除く残
りの文字列、つまりI+1文字目から最大文字数までの
シフトミス訂正対象文字列についてシフトミス訂正を行
なう(ステップS97)。
【0055】変数Iの値が1になると(ステップS94
でYes)、1文字目から最大文字数まで、すなわち全
てのシフトミス訂正対象文字列についてシフトミス訂正
処理を行って(ステップS96)、処理を終了する。
【0056】このようにすることで、自動的にシフトミ
ス訂正対象文字列として設定された文字列のうち必要な
部分のみを実際のシフトミス文字列の対象にすることが
できるので、より正確な訂正を行うことができる。な
お、英文辞書以外の外国語辞書を参照したり、ユーザに
よって予め設定される適当な文字列データを参照するよ
うにしてもよい。
【0057】図19は、シフトミス訂正キー押下時にシ
フトミス訂正が実行可能か否かを自動的に判断する手順
を示したフローチャートである。この場合、まず、現在
のシフトが英大シフトモードもしくは英小シフトモード
に設定されているか否かが判断され(ステップS10
1)、英大シフトモードもしくは英小シフトモードであ
れば(ステップS101でYes)、まず、キー入力バ
ッファ31などを参照してそのシフトミス訂正キーの1
つ前に入力されたキーのキーコードを調べ、それがシフ
トミス訂正可能文字に対応した文字キーであるかを判定
し(ステップS102)、そうである場合には図12で
説明した手順でシフトミス訂正対象範囲を決定して、シ
フトミスの訂正を行う(ステップS104)。
【0058】一方、ステップS102においてシフトミ
ス訂正キーの1つ前に入力されたキーがシフトミス訂正
可能文字に対応した文字キーではないと判定された場合
には、さらにこのキーが所定のシフトミス訂正継続キー
であるか否かを判定し(ステップS103)、そうであ
る場合には同様にしてステップS104によりシフトミ
ス訂正対象範囲の決定およびシフトミス訂正処理を実行
し、そうでない場合にはシフトミス訂正が不可であるも
のとしてそのまま処理を終了する。
【0059】ここで、シフトミス訂正継続キーとは、英
大/英小シフトで文字入力がなされた直後にシフトミス
訂正キーが押された場合でなくてもシフトミス訂正を有
効動作させるために割り当てられた幾つかの制御文字コ
ードであり、シフトに関するキーコード(英大、英小、
かな、カナ、漢数、テンキーシフト)、スペース、改
行、、仮名漢字変換を行うための変換/次候補キー、半
角、濁点および半濁点キーなどが予めシフトミス訂正継
続キーとして割り当てられている。
【0060】このようにすることで、入力文字列の最後
尾の文字がシフトミス訂正可能な文字であるときは、そ
の文字から訂正不可能な文字までの範囲を仮名シフトで
入力可能な文字に訂正でき、またシフトミス訂正可能な
文字の後にシフトミス訂正継続キーとして割り当てられ
たキーが押された後においては、そのシフトミス訂正継
続キーよりも前の入力文字列の最後尾から順にシフトミ
ス訂正可能な文字であるか否かが判別できる。これによ
り、シフトミスした文字列の入力直後のみなららず、シ
フトミス訂正対象文字キー以外のキー入力後にシフトミ
ス訂正キーを押した場合でもシフトミス訂正を行うこと
が可能となる。
【0061】図20は図19で説明した処理によって実
際にシフトミス訂正を行った場合の具体例を示したもの
であり、(a)〜(c)は処理の各過程におけるLCD
18の表示画面を示している。
【0062】(a)に示されるように、英小シフトモー
ドにおいてまず「g)4f」を入力した後、スペースを
入力した状態でシフトミス訂正キーを押下したことを考
えると、シフトミス訂正キーの1つ前に入力されたキ
ー、すなわちスペースキーは予めシフトミス訂正継続キ
ーに含まれているので、(b)に示されるようにこのス
ペースを含む「g)4f 」がシフトミス訂正対象文字
として決定され、(c)に示されるように「きょうは
」と正しいひらがなへと変換が行われる。
【0063】次に、図21のフローチャートを参照し
て、読み入力中の文字列をシフトミス訂正する場合の処
理手順を説明する。読み入力中のシフトミス訂正の基本
手順は図6で説明したとおりであるが、ここでは、その
具体例について説明する。
【0064】読み入力中にシフトミス訂正キーが押され
ると、まず読み入力バッファ32を参照して読み入力中
の文字数を求め(ステップS111)、求められた文字
数を変数Iの初期値として設定する(ステップS11
2)。次に、読み入力中の文字列のうちI文字目の文
字、つまり最後尾の文字がシフトミス訂正対象文字に対
応するキーコードであるかを判定し(ステップS11
3)、I番目の文字がシフトミス訂正対象文字でない場
合には読み入力中の文字列のうち1〜I番目の文字列
(ここでは、全ての文字列)に対してかな漢字変換プロ
グラム112によりかな漢字変換の処理を行い、得られ
た文字コードを文書バッファ33に格納する(ステップ
S117)。さらに、I+1文字目から読み入力中の文
字列の最後の文字目までの文字列(ここでは、対象文字
列はない)を対象としてシフトミス訂正処理を行う(ス
テップS118)。
【0065】一方、ステップS113により読み入力中
のI文字目がシフトミス訂正対象文字であると判定され
た場合には、変数Iの値を一つずつ減らしながらステッ
プS113からの処理を繰り返す。そして、I番目の文
字がシフトミス訂正対象文字でないことが検出された時
点で、それ以前の文字列つまり1〜I番目の文字列に対
しては漢字変換の処理を行い(ステップS117)、残
りの文字列についてはシフトミス訂正処理を行う(ステ
ップS118)。この場合、シフトミス訂正処理対象の
文字列は、まず、読み入力バッファ32から取り出され
て文書バッファ33の該当入力位置に書き込まれ、そし
てその文書バッファ33のシフトミス訂正処理対象の文
字列がシフトミス訂正された後に再びキー入力バッファ
31に入力されることになる。これにより、シフトミス
訂正により得られた仮名文字は再度仮名漢字変換の読み
として利用されるようになる。
【0066】図22は、図21で説明した処理によって
実際にシフトミス訂正を行った場合の具体例を示したも
のであり、(a)〜(d)は処理の各過程におけるLC
D18の表示画面を示している。
【0067】(a)に示されるように、仮名文字の「せ
いかいは」が入力され、続けて英小シフトモードで
「(1)w@r」が入力されており、これらの文字列が
未だ読み入力中である状態でシフトミス訂正キーが押下
されたとすると、(b)に示されるようにまず仮名文字
の文字コードを有する「せいかいは」の文字列が仮名漢
字変換プログラム112に入力されて「正解は」に仮名
漢字変換され、残りの文字列「(1)w@r」が文書バ
ッファ33に書き込まれ、シフトミス訂正処理の対象文
字列となる。
【0068】ここで、(c)に示されるようにユーザが
キーボード16上の矢印キーを用いて対象文字列を「w
@r」と設定し直した後にシフトミス訂正処理が行われ
ると、(d)に示されるように「正解は(1)です」と
いう変換結果が得られる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、キーから再入力することなく、間違って英数シフト
で入力された英数文字を仮名シフト時に入力される文字
に訂正でき、しかも英数シフトでの文字入力直後でなく
ともシフトミス訂正を行うことが可能となる。また、読
み入力中の文字列に対してもシフトミス訂正を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る文書作成装置のシス
テム構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態における日本語入力システムの構成
およびシフトミス訂正の原理を説明するためのブロック
図。
【図3】同実施形態におけるキー入力処理を説明するた
めのフローチャート。
【図4】同実施形態における文字キー処理を説明するた
めのフローチャート。
【図5】同実施形態における機能キー処理を説明するた
めのフローチャート。
【図6】同実施形態におけるシフトミス訂正処理を説明
するためのフローチャート。
【図7】同実施形態におけるシフトミス訂正用かな文字
変換テーブルを示す図。
【図8】同実施形態における英小および英大シフト用か
な文字変換テーブルを示す図。
【図9】同実施形態におけるかな入力モードでの変換表
を示す図。
【図10】同実施形態におけるローマ字入力モードでの
変換表を示す図。
【図11】同実施形態におけるシフトミス訂正処理の例
を示す図。
【図12】同実施形態におけるシフトミス訂正キー押下
時の自動範囲設定処理を説明するためのフローチャー
ト。
【図13】同実施形態におけるシフトミス訂正文字チェ
ックを説明するためのフローチャート。
【図14】同実施形態において英大または英小シフトで
入力した文字列をひらがなへ変換する処理を説明するた
めのフローチャート。
【図15】同実施形態における英大または英小シフト用
変換テーブルからの仮名変換処理を説明するためのフロ
ーチャート。
【図16】同実施形態におけるシフトミス訂正処理の別
の例を示す図。
【図17】同実施形態におけるシフトミス訂正処理の別
の例を示す図。
【図18】同実施形態におけるシフトミス訂正実行時の
対象範囲補正処理を説明するためのフローチャート。
【図19】同実施形態におけるシフトミス訂正キー押下
時のシフトミス訂正実行可能判断処理を説明するための
フローチャート。
【図20】同実施形態におけるシフトミス訂正処理の別
の例を示す図。
【図21】同実施形態における読み入力中のシフトミス
訂正実行処理を説明するためのフローチャート。
【図22】同実施形態におけるシフトミス訂正処理の別
の例を示す図。
【符号の説明】
16…シフトミス訂正用かな文字変換テーブル、31…
キー入力バッファ、32…読み入力バッファ、33…文
書バッファ、121…入力キー処理プログラム、122
…かな漢字変換プログラム、123…シフトミス訂正プ
ログラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/24 G06F 3/02 - 3/023

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮名シフトと英数シフトとの切替によっ
    て仮名文字および英数文字を入力する文書作成装置にお
    いて、 入力文字列を保持する入力文字列保持手段と、 英数シフトでキーから入力された英数文字を、仮名シフ
    ト時にそのキーから入力される文字に変換するための文
    字変換テーブルと、 前記入力文字列保持手段の入力文字列について最後尾か
    ら順に文字単位で仮名シフトで入力可能な文字に訂正可
    能な文字であるか否かを判別し、訂正可能な文字列をシ
    フトミス訂正対象範囲として決定するシフトミス訂正対
    象範囲決定手段と、 このシフトミス訂正対象範囲決定手段によって決定され
    たシフトミス訂正対象範囲の文字を、前記文字変換テー
    ブルを用いて仮名シフト時に入力される文字に訂正する
    シフトミス訂正手段とを具備し、 前記シフトミス訂正対象範囲決定手段は、 前記入力文字列の最後尾の文字が訂正可能な文字でない
    とき、前記最後尾の文字が入力文字とは直接関係ない所
    定の制御文字であるか否かを判別し、所定の制御文字で
    あるときは前記最後尾よりも前の入力文字列に対して前
    記訂正可能か否かの判別処理を継続して実行することを
    特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 仮名シフトと英数シフトとの切替によっ
    て仮名文字および英数文字を入力する文書作成システム
    上で実行されるシフトミス訂正方法であって、 入力文字列について最後尾から順に文字単位で仮名シフ
    トで入力可能な文字に訂正可能な文字であるか否かを判
    別し、 前記入力文字列の最後尾の文字が訂正可能な文字である
    とき、その文字から訂正不可能な文字までの範囲を仮名
    シフトで入力可能な文字に訂正し、 前記入力文字列の最後尾の文字が訂正可能な文字でない
    とき、前記最後尾の文字が入力文字とは直接関係ない所
    定の制御文字であるか否かを判別し、 所定の制御文字であるときは、前記最後尾よりも前の入
    力文字列の最後尾から順に仮名シフトで入力可能な文字
    に訂正可能な文字であるか否かを判別し、 その最後尾の文字が訂正可能な文字であるとき、その文
    字から訂正不可能な文字までの範囲を仮名シフトで入力
    可能な文字に訂正することを特徴とするシフトミス訂正
    方法。
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