JPH04257965A - 文字訂正装置 - Google Patents

文字訂正装置

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JPH04257965A
JPH04257965A JP9120166A JP2016691A JPH04257965A JP H04257965 A JPH04257965 A JP H04257965A JP 9120166 A JP9120166 A JP 9120166A JP 2016691 A JP2016691 A JP 2016691A JP H04257965 A JPH04257965 A JP H04257965A
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JP
Japan
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character string
correction candidate
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Application number
JP9120166A
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Inventor
Shinichiro Takagi
伸一郎 高木
Yoichi Sakai
坂井 陽一
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された文字列を訂
正する文字訂正装置に関し、特に、計算機用入力装置の
キーボード,ペンタッチタブレットなどの入力装置から
入力された処理コマンドに生ずる文字誤りや日本語文書
データベータを作成する際に、入力装置から読み込まれ
た漢字かな混じりの漢字かな文字列に生ずる文字誤りを
訂正する文字訂正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】計算機が小型化,高機能化しており、各
種のサービスを実現したソフトウェアと共に広く普及し
てきている。これらの計算機では、キーボードのキーを
押下することにより文字コードとして処理コマンドを入
力する方式の他に、漢字かな混じり文字の入力のために
、英文字からなるローマ字をキーボードから打き込みこ
れを計算機の中で漢字かな混じり文字列に変換して入力
する方式(ローマ字かな漢字変換方式)、また、漢字か
な文字をペンタッチタブレット(以下タブレットという
)の盤面に並ベてペンタッチで文字を拾う入力方式(漢
字タブレット方式)などがある。ローマ字かな漢字変換
方式は日本語ワードプロセッサなどに広く採用されてい
る。
【0003】一般に、計算機でプログラムの作成や各種
の作業を行う場合、キーボードから処理コマンドを英字
で打つ込むことが多い。また、新聞記事,出版用原稿,
科学技術論文など日本語文書を電子ファイル化する場合
には、キーボードから打ち込んだローマ字をかな漢字変
換処理したり、タブレットから直接文字を拾う処理によ
り漢字かな混じり文字列を入力する方法が多くとられて
いる。これらの処理では人間がキーボードの各キーを押
下したり、ペンタッチで文字を拾う作業を行うので、そ
の際の操作ミスにより誤った文字コードが入力されたり
、誤った漢字かな混じり文の文字列が入力されたりする
場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の各々の入力方式によれば、誤った処理コマンド
が入力された時、該当する処理コマンドがない場合には
、その旨をエラーメッセージで表示し処理コマンドの再
度の入力を促すように構成されているだけであり、人間
が正確な処理コマンドを入力するまで何度でもキーボー
ドのキーを押下しなければならない。また、誤ったロー
マ字が入力されたとき、かな漢字変換処理では入力され
たローマ字の文字コードに応じた変換処理を強制的に行
うので、誤った漢字かな文字列が生成されてしまい、人
間が気づかない場合には誤字として文書中に混入してし
まう。これはキーボードを使わない漢字タブレット方式
でも同様であり、必要な文字を拾う際に誤った文字を拾
うことにより、誤字が混入してしまうことが多くなる。 これらの場合、人間は正確な文字コードが入力されるま
でキーボードのキー押下を行い、また、文字を拾う作業
を繰り返すことが必要となっている。
【0005】このように、計算機に対する処理コマンド
の入力や日本語ワードプロセッサなどよる電子化文書作
成のための漢字かな文字列の入力は人手で行わなくては
ならない作業なので、入力の際の入力誤りは必ず発生す
る可能性がある。しかし、従来手法により入力方法では
、入力した文字誤りが入力時に判明しても、人間は正確
な文字コードが入力されるまでキーボードのキーを押下
したり、文字を拾う作業を繰り返すことが必要であり、
人手での入力作業の効率が上がらないという問題点があ
った。
【0006】本発明の目的は、上述のような従来の入力
方式による欠点を解決し、計算機への処理コマンドの入
力や日本語ワードプロセッサなどのよる電子化文書作成
のための漢字かな文字列の入力において、入力した文字
誤りが入力時に判明した場合に、入力された文字列に対
して訂正候補文字列を抽出して、訂正精度を高くして処
理コマンド文字列や漢字かな混じり文字列の訂正文字列
の作成を行い、人手での入力作業の負荷を軽減して入力
作業の効率を上げることができる文字訂正装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明による第1の文字訂正装置では、計算機用キ
ーボードのタブレットなどの入力装置から入力された処
理コマンドの文字列に対して、入力装置から入力された
文字コードを処理可能な文字列に変換する入力処理手段
(6)と、予め正規の処理コマンドを文字列として格納
した文字列テーブル(2)と、変換された文字列につい
て文字列テーブルを検索して一致していない場合に当該
文字列を処理コマンドして不良な文字列として検出する
入力不良検出手段(7)と、予め入力装置のキー配置に
より各キーについてのキー文字と当該キー文字の周辺の
キー位置のキー文字と誤りやすす順序に訂正候補文字と
して対にして収集した訂正候補文字テーブル(3)と、
検出された文字列について各文字により前記訂正候補文
字テーブルを検索して訂正候補文字を抽出する訂正候補
文字抽出手段(8)と、検出された不良な文字列と各文
字について抽出された訂正候補文字を組合せて妥当な処
理コマンドを作成しその結果を表示装置に表示してオペ
レータに入力された処理コマンドの文字列の確認入力を
得る訂正候補選択手段(9)とを備えることを特徴とす
る。
【0008】また、本発明による第2の文字訂正装置で
は、計算機用キーボードまたはタブレットなどの入力装
置から入力された漢字かな混じり文字列に対しては、入
力装置から入力された文字コードを処理可能な漢字かな
文字列に変換する入力処理手段(6)と、予め正規の漢
字かな単語の文字列(見出し)をその使用頻度と共に格
納した文字列テーブル(2)と、変換された漢字かな文
字列について前記文字列テーブルを検索して一致する漢
字かな文字列が存在しない場合または使用頻度が低い場
合に当該文字列を不良な漢字かな文字列として検出する
入力不良検出手段(7)と、予め入力装置のキー配置に
より各キーについてのキー文字と当該キー文字の周辺の
キー位置のキー文字と誤りやすす順序に訂正候補文字と
して対にして収集した訂正候補文字テーブル(3)と、
入力不良として検出された文字列について各文字により
前記訂正候補文字テーブルを検索して訂正候補文字を抽
出する訂正候補文字抽出手段(8)と、検出された不良
な漢字かな文字列と各文字について抽出された訂正候補
文字を組合せて漢字かな文字列の訂正候補を作成しその
結果を表示装置に表示してオペレータに入力された漢字
かな混じり文字列の確認入力を得る訂正候補選択手段(
9)とを備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】これによれば、計算機用キーボードやタブレッ
トなどの入力装置から入力された処理コマンドや漢字か
な混じり文字列に対して、予め正規の文字列を文字列テ
ーブルに格納し、入力された文字列について、前記文字
列テーブルを検索し一致しない場合に、当該文字列の文
字誤りを検出する。ここでは予め入力装置のキー配置に
よりキーの文字と当該キーの周辺のキーの文字を誤りや
すい順序に訂正候補文字として対にして訂正候補文字テ
ーブルに格納しておき、文字誤りとして検出された文字
列について各文字で前記訂正候補文字テーブルを検索し
、訂正候補文字を抽出する。そして、抽出された訂正候
補文字と入力された文字列とを組合せて妥当な文字列を
作成し、その結果を表示装置に表示し、入力操作を行っ
たオペレータからの入力文字列の確認を得るため正しい
文字列の選択を促がす。これにより、操作ミスに対する
入力された処理コマンドまたは漢字かな混じり文字列が
訂正されて、正しい処理コマンドまたは日本語の文字列
を能率よく入力することができる。
【0010】すなわち、第1の文字訂正装置では、キー
ボードのキー操作ミスにより処理コマンドを誤って入力
した場合、文字列テーブル(2)と、入力不良検出手段
(7)とにより処理コマンドが誤りであることを検出し
た後、処理コマンドの文字列の各文字をキーとして、訂
正候補文字テーブル(3)を検索し、訂正候補文字抽出
手段(8)により操作ミスに対する正しいキーの文字を
抽出する。そして、訂正候補選択手段(9)により検出
した文字列と抽出された訂正候補文字とを組合せて妥当
な処理コマンドの文字列を作成し、表示装置に表示して
オペレータに選択を促がす。これにより、操作ミスに対
する処理コマンドの文字列が訂正されて、正しい文字列
の処理コマンドを能率よく入力することができる。
【0011】また、第2の文字訂正装置では、キーボー
ドのキーやタブレットの入力操作ミスにより誤ったかな
漢字変換処理や文字列入力が行われて文字誤りが生じた
場合に、文字列テーブル(2)と入力不良検出手段(7
)とにより、入力した漢字かな文字列が誤りであること
を検出した後、かな漢字変換処理の入力手段のときはロ
ーマ字の文字列の各文字をキーとして、訂正候補文字テ
ーブル(3)を検索し、訂正候補文字抽出手段(8)に
より操作ミスに対する正しいローマ字の文字を抽出する
。また、タブレットの入力手段のときにはピックアップ
した漢字かな文字列の各キーとして訂正候補文字テーブ
ル(3)を検索し、訂正候補文字抽出手段(8)により
操作ミスに対する正しいピックアップすべき文字を抽出
する。そして、訂正候補選択手段(9)により訂正候補
文字を用した漢字かな文字列を作成し、表示装置に表示
してオペレータに選択を促がす。これにより、操作ミス
に対する入力された漢字かな混じり文字列が訂正されて
、正しい日本語の文字列を能率よく入力することができ
る。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例にかかる文字訂正装
置の要部の構成を示すブロック図である。図1において
、1は計算機用キーボード,タブレットなどの入力装置
、2は文字列テーブル、3は訂正候補文字テーブル、4
は表示装置、5は訂正された入力済み原文文書データが
格納される出力ファイルである。また、6は入力処理部
、7は入力不良検出部、8は訂正候補文字抽出部、9は
訂正候補選択部であり、これらの処理要素6〜9が文字
訂正装置の本体部10を構成している。入力装置1から
は入力文書および処理コマンドなどがオペレータにより
キー入力される。文字列テーブル2には処理コマンドな
どの予め正規の文字列が格納され、また、訂正候補文字
テーブル3には予め当該入力装置1のキー配置に応じて
各キーの文字と当該キーの周辺のキーの文字とが誤り易
い順序に訂正候補文字として対で収集され格納されてい
る。表示装置4は、文字誤りが検出された場合に、誤り
文字と訂正候補文字列とを入力操作を行っているオぺレ
ータに画面表示して提示し、訂正候補の選択を促がすメ
ッセージなどを表示する。そして、オペレータの選択指
示により入力された訂正された入力済み原文文書データ
は、出力ファイル5に格納される。
【0013】文字訂正装置の本体部10には、上述のよ
うに、入力処理部6,入力不良検出部7,訂正候補文字
抽出部8,および訂正候補選択部9が備えられている。 入力処理部6は、入力装置1から入力された文字コード
を処理可能な文字列に変換する処理を行う。入力不良検
出部7は、入力された文字列について文字列テーブル2
を検索して一致しない場合に入力された文字列の文字誤
りを検出する処理を行う。訂正候補文字抽出部8は、入
力不良検出部7により入力不良として検出された文字列
について訂正候補文字テーブル4を検索して訂正候補文
字を抽出する。そして、訂正候補選択部9が、入力され
た文字列と各文字について抽出された訂正候補文字とを
組合せて妥当な文字列を作成し、その結果を表示装置4
に表示して入力操作を行ったオぺレータの確認を得て正
しい文字列を選択して、出力ファイル5に出力する。
【0014】このように、文字訂正装置では、計算機用
キーボードやタブレットなどの入力装置1から入力され
た処理コマンドや漢字かな混じり文字列に対して、予め
正規の文字列を格納した文字列テーブル2を作成してお
き、入力処理部6から入力された文字列について、入力
不良検出部7が文字列テーブル2を検索し一致しない場
合に、当該文字列の文字誤りを検出する。また、入力装
置1のキー配置に対応して、予め入力装置のキー配置に
よりキーの文字と当該キーの周辺のキーの文字を誤りや
すい順序に訂正候補文字として対にして訂正候補文字テ
ーブル4に格納されてあるので、訂正候補文字抽出部8
は、文字誤りとして検出された文字列について各文字で
訂正候補文字テーブル4を検索し、訂正候補文字を抽出
する。訂正候補選択部9が、その後、抽出された訂正候
補文字と入力された文字列とを組合せて妥当な文字列を
作成し、その結果を表示装置4に表示し、入力操作を行
っているオペレータからの入力文字列の確認を得て、正
しい文字列を選択する。
【0015】図2および図3(A),(B)は、英文字
で入力する処理コマンドに文字誤りが生じた場合の文字
訂正処理の一例を説明する図である。図2は入力装置1
として用いる計算機用キーボード11の各キーの配置例
と当該キーの配置により作成された訂正候補文字テーブ
ル3のテーブル内容13の一例を示している。訂正候補
文字テーブル3に格納されるテーブル内容13は、図2
に示すように、入力装置1として用いる計算機用キーボ
ード11の各々の英文字キー配置に対応して、誤り文字
に対する訂正候補文字が対として収集されて格納されて
いる。例えば、誤り文字が「M」に対しては当該Mキー
の周辺のNキー,Jキー,およびKキーの各キーの文字
「N,J,K」が訂正候補文字として格納され、同様な
関係から、誤り文字の「R」に対しては当該Rキーの周
囲のTキー,Eキー,Fキー,およびYキーの各キーの
文字および組合せ「T,E,F,TY」などが訂正候補
文字として格納される。
【0016】図3(A),(B)は処理コマンドの文字
列に対する文字誤りの訂正処理の一例を説明する図とな
っており、図3(A)は処理コマンド「PRINT」を
英文字入力すべきところ誤って「PTIMT」とキーを
打ってしまった場合の訂正処理の例を示し、また、図3
(B)は処理コマンド「TYPE」を英文字入力すべき
ところ誤って「TYUPE」とキー入力されてしまった
場合の訂正処理の例を示している。
【0017】入力装置1の例えば計算機用キーボード1
1から入力された各々の処理コマンドについて、予め正
規の処理コマンドの文字列を格納している文字列テーブ
ル2を検索して一致しない場合に、該文字列を処理コマ
ンドとして不良な文字列21として検出する。図3の例
では、処理コマンド「PTIMT」の文字列21が入力
された場合に、また、処理コマンド「TYUPE」の文
字列31が入力された場合に、文字列テーブル2に格納
された各々の処理コマンドの正規の文字列と照合した結
果、文字誤りを含む処理コマンドの文字列として検出さ
れる。次に、検出された文字誤りを含む処理コマンドの
文字列21,31の各文字22,22について、訂正候
補文字テーブル3のテーブル内容13を検索して、訂正
候補文字23,33を抽出する。なお、この場合の訂正
候補文字テーブル3におけるテーブル内容13は、入力
装置1として用いる計算機用キーボード11の各キーの
配置により各キーの文字について、予め各キーの文字と
その周辺のキーの文字とをローマ字の記号に対応して誤
りやすい順序に訂正候補文字として対で収集し格納して
作成されている。例えば文字『M』が誤って入力される
場合は、当該計算機用キーボード11におけるMキーの
周辺の各キーの文字の『N』,『J』,『K』などが正
規の文字である可能性が高いため、これらの文字「N,
J,K」が「M」と対にして訂正候補文字テーブル3の
テーブル内容13として格納されている。また、Yキー
により文字『Y』を入力しようとする場合、誤って『Y
U』などと隣接する不要文字までが入力されてしまう可
能性があるので、このよう不要文字の混入に対しても、
計算機用キーボード11の各キーの配置に応じて各キー
の文字ごとに誤りやすい文字を訂正候補文字として収集
してテーブル内容13として格納しておく。
【0018】このように、計算機用キーボード11より
入力された文字誤りを含む処理コマンド21,31の文
字列の各文字について、入力不良検出部7による処理コ
マンドの正規の文字列を格納した文字列テーブル2との
照合により、文字誤りが存在することが検出されると、
処理コマンドの文字列21,31の各文字22,32に
対してテーブル内容13から訂正候補文字23,33が
抽出される。これにより、訂正候補選択部9が、処理コ
マンド21,31の各文字とこれに対応する訂正候補文
字23,33とを組合せて文字列を作成して文字列テー
ブル3の処理コマンドの正規の文字列と照合しながら処
理コマンドとして妥当な文字列25を作成する訂正処理
24,34を行う。これにより、訂正候補文字23,3
3が使用されて、訂正が行なわれる。すなわち、「T→
R,M→N」「YU→Y」の訂正処理24,34により
誤り文字が訂正されて、この場合における妥当な処理コ
マンド「PRINT」の文字列25,処理コマンド「T
YPE」の文字列35が作成され表示装置4に表示され
る。入力操作を行っているオペレータはこれらの訂正候
補文字列を確認して選択を指示する。
【0019】図4は、かな漢字変換処理の誤りで文字誤
りが入力された場合の訂正処理の一例を説明する図であ
る。図4を参照して説明する。まず、計算機用キーボー
ド等の入力装置(1;図1)からローマ字入力方式によ
るかな漢字変換処理で入力された原文文字列41につい
て、予めかな漢字変換用の単語を漢字かな文字列と使用
頻度とローマ字表記の読みの組で格納した文字列テーブ
ル(2;図1)のテーブル内容42を検索して、一致す
る漢字かな文字が存在しない場合あるいは使用頻度が低
い場合に、当該文字列を不良な漢字かな文字列として検
出する。ここではテーブル内容42から「街道」の文字
列の使用頻度「2」,「故事」の文字列の使用頻度「0
」の判定を行い、それぞれの使用頻度は“2”,“0”
と低いため、文字誤りがある可能性があるとして検出す
る。
【0020】次に文字誤りがある可能性があるとして検
出した当該文字列のローマ字表記の読みを抽出して各文
字について、訂正候補文字テーブル(3;図1)のテー
ブル内容43を検索して訂正候補文字を抽出する。この
場合の訂正候補文字テーブルのテーブル内容43は、予
め入力装置の計算機用キーボード(11;図2)のキー
配置より各キーについてキーの文字とその周辺のキーの
文字を誤りやすい順序に訂正候補文字とを対として収集
し格納して作成されているものである(13;図2)。 すなわち、『K』が誤って入力される場合は、キーボー
ドにおけるKキーの周辺のキーの文字である『J』,『
L』などが正規の文字である可能性があるため、『K』
に対しては『J』,『L』などが訂正候補文字として収
集され格納されている。また、文字列『OU』や『OI
』を入力しようとする場合、誤ってOキーだけの入力で
文字『O』だけの入力となってしまい、必要な文字が脱
落して入力されてしまう可能性がある。このような場合
に対しても、キーボードのキーの配置に応じて各文字ご
とに誤りやすい文字および文字列を訂正候補文字として
収集して格納したテーブル内容43となっている。
【0021】次に、抽出したローマ字入力の訂正候補文
字を使用してローマ字表記の類似の読みを作成して、再
度かな漢字変換処理を行ない、変換候補の文字列を使用
頻度順に抽出する。この例では「街道」の読みの『KA
IDOU』について、訂正処理44によって、『D』を
『S』とみなした場合に訂正候補文字列「改装」が抽出
され、『K』を『L』とみなした場合には、訂正候補文
字列「雷同」が抽出される。また『D』を『L』とみな
した場合には訂正候補文字列「雷同」が抽出される。こ
れらの訂正候補文字列は、それぞれ使用頻度順に表示さ
れる。
【0022】同様にして「故事」の例の場合には、その
読みの『KOJI』について、母音の脱落を想定して『
O』を『OU』とみなした訂正候補文字列「工事」が抽
出される。また『O』についてはOキーと隣接するIキ
ーによる入力誤りであるとして『I』とみなした場合の
訂正候補文字列「記事」が抽出され、他の場合も同様に
して他の訂正候補文字列が抽出され、それぞれが使用頻
度順に表示される訂正処理45が行なわれる。そして、
入力操作を行っているオペレータに表示されるので、こ
れらの訂正候補文字列を確認して妥当な文字列を選択し
て、最終的に訂正された訂正候補選択後の原文文字列4
6が得られる。
【0023】図5および図6は、タブレットで入力した
漢字仮名文字に文字誤りがある場合の文字訂正処理の一
例を説明する図である。図5は入力装置1として用いる
タブレット51における各々の漢字かな文字配置の一部
の例と当該漢字かな文字配置により作成された訂正候補
文字テーブル3のテーブル内容53との一例を示してい
る。訂正候補文字テーブル3のテーブル内容53は、検
索キー文字53aに対して当該検索キー文字の漢字かな
文字配置の関係から当該検索キー文字が文字誤りの場合
の訂正候補文字群53bが格納される。例えば、検索キ
ー文字「課」にに対しては当該検索キー文字の漢字かな
文字配置52の関係から当該検索キー文字が文字誤りの
場合の訂正候補文字群「調,話,置,近,考,送,織,
込」が格納される。また、図6は、漢字仮名文字に文字
誤りがある場合の文字訂正処理の文字誤り訂正処理内容
を説明する図となっている。この例は漢字かな文字列『
業績調査の結果は』と入力すベきところ『業績課査の結
果は』と入力してしまった場合の訂正処理例を示してい
る。
【0024】入力装置(1;図1)として用いるタブレ
ット51(図5)からペンタッチにより直接漢字かな文
字を入力した原文文字列61について、予じめ存在可能
な単語を文字列と文字列長と単語の使用頻度の組で格納
した文字列テーブル(2;図1)のテーブル内容62を
検索して、一致する日本語文字列が存在しない場合、使
用頻度が低い文字列の見出しが検索された場合、また、
使用頻度が低い文字数1の見出しが連続して検索された
場合に、当該文字を文字誤りとして検出する。図6の例
では、原文文字列『業績課査の結果は』内の文字列につ
いて、文字列テーブルのテーブル内容62の検索の結果
、「課」「査」「の」「は」の文字数1の見出しとして
検索され、更にこのうち「課」「査」が文字数1の連続
した頻度の低い見出しなので、文字誤りの可能性がある
として検出される。
【0025】次に検出された当該文字「課」「査」につ
いて訂正候補文字テーブル(3;図1)のテーブル内容
63を検索して訂正候補文字を抽出する。ここでの訂正
候捕文字テーブルのテーブル内容63は、入力装置(1
;図1)として用いるタブレット51の漢字かな文字配
置52により、予め各文字についてその周辺の文字を誤
りやすい順序に訂正候補文字として対で収集し格納して
作成されているものである。すなわち、ある文字「課」
を誤ってタブレット盤面から拾った場合、その左右上下
などの隣接する周辺の文字に正規の文字が存在する可能
性があると仮定して訂正文字「調,話,置,近,考,送
,織,込」を収集する。例えば、『課』や『査』が誤っ
て入力される場合に対しては、タブレット盤面上の周辺
の文字である『調』,『話』などや『格』,『果』など
が、それぞれ訂正候補文字のテーブル内容63として格
納される。
【0026】そして、次に検出した文字数1の文字「課
」および「査」に対して、その訂正候補文字の『調』,
『話』などや『格』,『果』などとを組合せて文字列テ
ーブル(3;図1)との照合を行う訂正処理64を行い
、ここでの使用頻度の高い訂正文字列「調査」を作成す
る。この訂正処理64による文字列訂正の結果を、入力
操作を行っているオペレータに表示画面上で表示し、こ
れらの訂正候補文字列を確認して妥当な文字列の選択指
示を受けて、最終的に訂正された訂正候補選択後の原文
文字列65を得る。
【0027】以上に説明したように、本実施例にかかる
文字訂正装置では、人間は正確な文字コードを入力され
るまで、キーボードを押圧したり、文字を拾う作業を繰
り返す必要がなくなるので、人手での入力作業の負荷を
軽減でき、入力作業の効率を上げることができる。この
ような本実施例にかかる文字訂正装置の特徴点をまとめ
れば、次にようになる。すなわち、 (a)予め正規の文字列を文字列テーブルに格納してお
き、入給された文字列について文字列テーブルを検索し
て一致していない場合に、当該文字列の文字誤りを検出
する。 (b)予め入力装置のキーの配置により力キーの文字と
当該キーの周辺のキーの文字とを誤りやすい順序に訂正
候補文字して対で訂正候補文字テーブルに格納しておき
、文字誤りとして検出された文字列について各文字で前
記訂正候補文字テーブルを検索して訂正候補文字を抽出
する。 (c)入力された文字列と抽出された訂正候補文字を組
合せて妥当な文字列を作成しその結果を表示装置に表示
して入力操作を行ったオぺレータの確認を得て正しい文
字列を選択する。 (d)これにより、人間は正確な文字コードが入力され
るまで、キーボードのキーを押下したり、文字を拾う作
業を繰り返す必要がなくなるので人手での入力作業の負
荷を軽減でき、入力作業の効率を上げることができる。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の文字訂
正装置によれば、計算機用キーボードやタブレットなど
の入力装置から入力された処理コマンドや漢字かな混じ
り文字列に対して、入力した文字列の文字誤りが自動的
に訂正されて訂正候補文字列として表示されるので、人
間は正確な文字コードが入力されまで、キーボードのキ
ーを押下したり、文字を拾う作業を繰り返す必要がなく
なり、人手での入力作業の負荷を軽減でき、入力作業の
効率を上げることができる。
【0029】これにより、操作ミスに対する入力された
処理コマンドまたは漢字かな混じり文字列が訂正されて
、能率よく正しい処理コマンドまたは日本語の文字列を
入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例にかかる文字訂正装置
の要部の構成を示すブロック図、
【図2】図2は英文字で入力する処理コマンドに文字誤
りが生じた場合の文字訂正処理の一例を説明する第1の
説明図、
【図3】図3(A),(B)は英文字で入力する処理コ
マンドに文字誤りが生じた場合の文字訂正処理の一例を
説明する第2の説明図、
【図4】図4はかな漢字変換処理の誤りで文字誤りが入
力された場合の訂正処理の一例を説明する図、
【図5】
図5はタブレットで入力した漢字仮名文字に文字誤りが
ある場合の文字訂正処理の一例を説明する第1の説明図
【図6】図6はタブレットで入力した漢字仮名文字に文
字誤りがある場合の文字訂正処理の一例を説明する第2
の説明図である。
【符号の説明】
1  入力装置、 2  文字列テーブル、 3  訂正候補文字テーブル、 4  表示装置、 5  出力ファイル、 6  入力処理部、 7  入力不良検出部、 8  訂正候補文字抽出部、 9  訂正候補選択部、 10  文字訂正装置本体部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力装置から入力された処理コマンド
    の文字列に対して入力誤りから生じた文字誤りを訂正す
    る文字訂正装置であって、入力装置から入力された文字
    コードを処理可能な文字列に変換する入力処理手段と、
    予め正規の処理コマンドを文字列として格納した文字列
    テーブルと、変換された文字列について文字列テーブル
    を検索して一致していない場合に当該文字列を処理コマ
    ンドして不良な文字列として検出する入力不良検出手段
    と、予め入力装置のキー配置により各キーについてのキ
    ー文字と当該キー文字の周辺のキー位置のキー文字と誤
    りやすす順序に訂正候補文字として対にして収集した訂
    正候補文字テーブルと、検出された文字列について各文
    字により前記訂正候補文字テーブルを検索して訂正候補
    文字を抽出する訂正候補文字抽出手段と、入力不良とし
    て検出された不良な文字列と各文字について抽出された
    訂正候補文字を組合せて妥当な処理コマンドを作成しそ
    の結果を表示装置に表示してオペレータに入力された処
    理コマンドの文字列の確認入力を得る訂正候補選択手段
    とを備えることを特徴とする文字訂正装置。
  2. 【請求項2】  入力装置から入力された漢字かな混じ
    り文字列に対して入力誤りから生じた文字誤りを訂正す
    る文字訂正装置であって、入力装置から入力された文字
    コードを処理可能な漢字かな文字列に変換する入力処理
    手段と、予め正規の漢字かな単語の文字列の見出しと使
    用頻度と共に格納した文字列テーブルと、変換された漢
    字かな文字列について前記文字列テーブルを検索して一
    致する漢字かな文字列が存在しない場合または使用頻度
    が低い場合に当該文字列を不良な漢字かな文字列として
    検出する入力不良検出手段と、予め入力装置のキー配置
    により各キーについてのキー文字と当該キー文字の周辺
    のキー位置のキー文字と誤りやすす順序に訂正候補文字
    として対にして収集した訂正候補文字テーブルと、検出
    された文字列について各文字により前記訂正候補文字テ
    ーブルを検索して訂正候補文字を抽出する訂正候補文字
    抽出手段と、入力不良として検出された不良な漢字かな
    文字列と各文字について抽出された訂正候補文字を組合
    せて漢字かな文字列の訂正候補を作成しその結果を表示
    装置に表示してオペレータに入力された漢字かな混じり
    文字列の確認入力を得る訂正候補選択手段とを備えるこ
    とを特徴とする文字訂正装置。
JP9120166A 1991-02-13 1991-02-13 文字訂正装置 Pending JPH04257965A (ja)

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