JP2010026718A - 文字入力装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】誤認識、誤入力を削減する。
【解決手段】1字ずつ文字の入力を入力文字として受け付ける受付手段101と、1字の文字を1以上含む第1文字セットから、入力文字に対応する1文字を選択文字として選択する選択手段104と、ある文字変換において文字列として意味を有する1字以上の文字を記録している記録手段102と、選択文字と一致する文字を記録手段から記録文字として選択し、この記録文字ごとに直後に続く1文字を記録手段から入力可能文字セットとしてすべて抽出する抽出手段103と、第1文字セットを入力可能文字セットに設定して新たな入力文字を受け付ける設定手段103と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、何らかの入力デバイスを介してユーザが入力した文字を判定する文字入力装置および方法に関する。
日本語をアルファベット用のキーボードで入力する場合に、日本語の読みであるローマ字の文字列を、キーボードを通してアルファベット文字で入力し、仮名の文字列を経由して漢字交じりの文章に変換するために、「ローマ字仮名変換」、「仮名漢字変換」といった文字変換技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この場合、次のように文字列の変換が行われる。すなわち、「入力→アルファベット列→(ローマ字変換)→仮名→(仮名漢字変換)→漢字交じりの文章」の順序で文字列の変換が行われる。
また、中国語をアルファベット用のキーボードで入力する場合に、中国語の読みであるピンイン文字列を、キーボードを通してアルファベット文字で入力し、アルファベットの文字列を中国漢字の文字列に変換するために、「ピンイン変換」という文字変換技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。この場合、次のように文字列の変換が行われる。すなわち、「入力→アルファベット列→(ピンイン変換)→漢字の文字列」の順序で文字列の変換が行われる。
キーボードの代わりに、座標入力装置を経由して入力された筆跡に対して文字を認識する手書き文字認識(例えば、特許文献3参照)を使う場合にも、上記の文字変換技術が使われることがある。
特開平7−105202号公報 特開平11−238051号公報 特開2002−203208公報
手書き文字認識は、誤認識を発生する可能性がある。キーボード、特に、仮想キーボードにおいては、キーを押したときの触覚的なフィードバックが得られないため、どのキーを押したかがわかりづらく、キーの押し間違えが発生しやすい。つまり、手書き文字認識、仮想キーボード、どちらも、ユーザが意図した文字列とは異なる文字列を誤って出力する可能性がある。
ローマ字変換やピンイン変換を使って文字を入力する場合を考えると、入力されるアルファベットの組み合わせを限定できる。例えば、ローマ字変換の場合、
あ:“a”、い:“i”…
か:“ka”、き:“ki”…
等と、日本語の仮名は少数のアルファベットの組み合わせで表記できるため、仮名にローマ字変換できるアルファベットの文字列は限定される。
ところが、文字認識や仮想キーボードで入力できる文字セットは通常固定であるため、誤認識や誤入力によって、文字認識や仮想キーボードが判定した結果が、ローマ字変換によって仮名へ変換できないアルファベットの組み合わせとなることが少なくない。例えば、「か」を入力するために、文字認識を経由して“ka”という筆跡を入力する場合を考えてみる。“a”と“d”の形状が類似しているため、文字認識では“a”を“d”と誤認識しやすい。ユーザが書いた“a”を“d”と誤認識して“kd”と判定されると、ローマ字入力では有り得ない組み合わせになることがある。
文字認識においては、1位の認識結果だけではなく、2位以下の認識結果が得られる。この場合、複数の認識結果を組み合わせて文字列の候補を作成して、誤認識に対応する方法が考えられる。仮に“a”を“d”と誤認識したとしても、2位以下の認識結果の中に“a”が含まれていれば、“ka”というユーザが意図した文字列を候補に含めることができるのである。しかし、文字を限定せずすべての文字を対象に認識処理を行うと、文字認識した結果の文字列が必ずローマ字として正しい組み合わせになる保証はない。なお、同様のことは、ピンイン変換を通して中国語を入力する場合にも発生する。このように、文字認識やソフトキーボードを使った文字入力装置の場合、誤入力する可能性があるため、ユーザが入力したい文章を正確に入力できないことがある。
この発明は、上述した事情を考慮してなされたものであり、文字を変換する装置を経由してユーザが文章を入力する場合における誤認識、誤入力を削減する文字入力装置および方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の文字入力装置は、1字ずつ文字の入力を入力文字として受け付ける受付手段と、1字の文字を1以上含む第1文字セットから、前記入力文字に対応する1文字を選択文字として選択する選択手段と、ある文字変換において文字列として意味を有する1字以上の文字を記録している記録手段と、前記選択文字と一致する文字を前記記録手段から記録文字として選択し、該記録文字ごとに直後に続く1文字を前記記録手段から入力可能文字セットとしてすべて抽出する抽出手段と、前記第1文字セットを前記入力可能文字セットに設定して新たな入力文字を受け付ける設定手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の文字入力装置は、1字ずつ文字の入力を入力文字として受け付ける受付手段と、1字の文字を1以上含む第1文字セットから、前記入力文字に対応する1文字を第1選択文字として選択する第1選択手段と、1字の文字を1以上含む第2文字セットから、前記入力文字に対応する1文字を第2選択文字として選択する第2選択手段と、前記第1選択文字を蓄積する第1蓄積手段と、前記第2選択文字を蓄積する第2蓄積手段と、ある文字変換において文字列として意味を有する1字以上の文字を記録している第1記録手段と、前記第2選択文字と一致する文字を前記第1記録手段から記録文字として選択し、該記録文字ごとに直後に続く1文字を前記第1記録手段から入力可能文字セットとしてすべて抽出する第1抽出手段と、前記第2文字セットを前記入力可能文字セットに設定して新たな入力文字を受け付ける第1設定手段と、1字以上の文字と、該文字を前記文字変換した1以上の変換文字とを関連付けて記録している第2記録手段と、前記第2選択文字と一致する文字を一致文字として前記第2記録手段で検索し、該一致文字に関連付けられているすべての変換文字を抽出文字として抽出する第2抽出手段と、前記第1選択文字と前記抽出文字とのうちから1文字を選択するか1文字も選択しないかを判定する判定手段と、前記第1選択文字と前記抽出文字とのうちから1文字を選択すると判定された場合には前記第1蓄積手段と前記第2蓄積手段との内容を空に設定して新たな入力文字を受け付け、前記第1選択文字と前記抽出文字とのうちから1文字も選択しないと判定された場合には前記第1蓄積手段と前記第2蓄積手段との内容を維持して該内容に続く入力文字を受け付ける第2設定手段と、を具備することを特徴とする。
本発明の文字入力装置および方法によれば、文字を変換する装置を経由してユーザが文章を入力する場合における誤認識、誤入力を削減することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る文字入力装置および方法について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の番号を付した部分については同様の動作を行うものとして、重ねての説明を省略する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態の文字入力装置について図1を参照して説明する。
本実施形態の文字入力装置は、入力取得部101、入力可能文字記録部102、入力可能文字抽出部103、文字判定部104、文字蓄積部105、文字列出力部106を含む。
入力取得部101は、ユーザが入力した文字入力情報を取得し、文字判定部104へ文字入力情報を渡す。
入力取得部101は、例えば、ユーザからの入力が文字を表す筆跡である場合には、画面(図示せず)上にユーザが筆記した筆跡情報を表示し、その筆跡情報を取得する。この場合、筆跡情報は以下の複数画からなる座標の時系列で表現される。
(X[1][1]、Y[1][1])、(X[1][2],Y[1][2])、…、(X[1][K[1]],Y[[1]K[1]])
(X[2][1]、Y[2][1])、(X[2][2],Y[2][2])、…、(X[2][K[2]],Y[[2]K[2]])

(X[N][1]、Y[N][1])、(X[N][2],Y[N][2])、…、(X[N][K[N]],Y[[N]K[N]])
ただし、Nは1文字の画数であり、K[i]はi画目の筆跡の点数、(X[i][k]、Y[i][k])はi画目の筆跡のk番目の点の座標である。このk番目の点は、入力取得部101によって一定時間ごとにサンプリングされる。
また、入力取得部101は、例えば図2に示すような仮想キーボードであり、表示一体型のタッチパネル等の画面上に表示し、ユーザからの座標入力を受け付ける。入力の場合にはユーザがタップした画面上の座標(X,Y)を文字判定部104へ渡す。また入力取得部101は、例えばキーボードであり、入力の場合にはユーザが押したキーボード中のキーの文字を文字判定部104へ渡す。入力取得部101は画面上に表示された仮想キーボードにタップしたときの座標情報を入力文字として受け付ける。
入力可能文字記録部102は、文字として意味を有する1字以上の文字を記録している。例えばローマ字変換の場合には図3のような表を保持する。すなわち、入力可能文字記録部102は仮名として意味を有する1字以上のローマ字がすべて記録されている。ピンイン変換の場合には図3のような表に加えて、四声に対応する変換文字(例えば、それぞれ数字の「1」、「2」、「3」、「4」)を割り当てる。
入力可能文字抽出部103は、文字蓄積部105の蓄積文字列を検索キーとして、入力可能文字記録部102について検索を行い、入力可能文字セットを文字判定部104へ渡す。入力可能文字抽出部103が行う検索処理としては、検索キーと先頭から部分的に一致する文字列を検索し、一致した文字列に続く文字を抜き出して入力可能文字セットとする。
入力可能文字抽出部103は、例えば“k”を検索キーとした場合では(i)(ii)のように検索処理を行う。
(i) “ka”,“ki”,“ku”,“ke,“ko”,“kya”,“kyu”,“kyo”が入力可能文字記録部から“k”と先頭から部分的に一致する
(ii) (i)の文字列から、“k”に続く文字{a,i,u,e,o,y}を抜き出し、入力可能文字セットとする
検索キーが“ ”(NULL)(すなわち、文字蓄積部105に文字列が蓄積されていない)の場合は、入力可能文字記録部102のすべての文字列の先頭文字の集合が入力可能文字セットとなる。また、入力可能文字抽出部103は、検索キーの先頭からの一部が入力可能文字記録部102の全文字と一致する場合、全一致する部分を削除して、残りの文字列を検索キーとして再検索を行う。例えば、検索キーが“syak”の場合、“sya”の部分が全一致するので、“sya”を削除し、残りの“k”を検索キーとして再検索する。入力可能文字記録部102が図3に示す表を記憶している場合、入力可能文字抽出部103は図4に示すように、文字蓄積部105に蓄積されている蓄積文字列に対応して入力可能文字セットを取得する。
文字判定部104は、入力可能文字抽出部103が出力する入力可能文字セット(文字セット1)の中から、入力取得部の入力情報に最も合致した文字を選択し、その文字を文字蓄積部105へ渡す。
文字判定部104は、例えば入力取得部101が筆跡情報を取得する場合、上記の特開2002−203208公報に開示されている文字認識処理を行えばよい。入力筆跡に対して入力可能文字セットに相当する標準パタンの中から最も類似した標準パタンを選び、その標準パタンに対応する文字を文字蓄積部105へ渡す。
他に、文字判定部104は、例えば入力取得部101が仮想キーボードである場合、入力取得部101からの座標情報(X,Y)をもとに判定を行う。文字判定部104は、入力取得部101が取得した座標情報に対応する座標と仮想キーボードの各キーの位置座標とを参照して、キーを選択する。仮想キーボードが図2に示すようなキーボードの配置である場合には、図5のような各キーの位置情報を持ち、入力可能文字セットに対応するキーの中から(X,Y)にもっともに近いキーを選択し、そのキーに対応する文字を文字蓄積部105へ渡す。図5は入力取得部で用いられる仮想キーボードの各キーの位置を記述するキー位置データベースである。文字判定部104はユーザから入力された座標に対応するキーをこのDBの位置情報を元に判定する。図5の座標は、図2の左上を原点とし、右に行くほどx座標が増加し、下に行くほどy座標が増加するように決められている。ノードがキーボード上の各キーを表し、アークがキー同士の位置関係を表している。ノードに距離を割り当ててキー同士の距離を記述してもよい。
さらに、文字判定部104は、例えば入力取得部101がキーボードである場合、入力取得部101が押下されたとしたキーとキーボードに配置されている複数のキーの配列情報とを参照して、文字を選択する。より具体的に文字判定部104は、例えば入力取得部101がキーボードである場合、入力取得部101からの出力キーが入力可能文字セットに含まれる場合には、出力キーに対応する文字をそのまま出力する。一方、入力取得部101からの出力キーが入力可能文字セットに含まれない場合には、文字判定部104は入力可能文字セットに含まれるキーの中で位置関係が最も近い出力キーに対応する文字を出力する。ここで、キー同士の近さは、例えば、図6のようなキー同士の位置関係を記述するグラフ構造から求めればよい。各ノードがキーを表し、各アークがキーとキーの間の位置関係を表し、各アークに距離を割りあてる。最も近いキーが最も選択されている可能性が高いと判定するために、例えば、あるキーからのノードにはこのキーに近いほど大きな重み係数を付与しておく。
さらに、文字判定部104は、入力可能文字記録部102に記録されているすべての文字に設定するモードを用意して、このモードに切り替えられるように設定されていてもよい。
文字蓄積部105は、文字判定部104が出力する文字を時間順に並べた文字列として蓄積する。
文字列出力部106は、文字蓄積部に蓄積された文字列を出力する。文字列出力部106が出力した文字列をユーザが削除した場合には、文字判定部104は、入力可能文字記録部102に記録されているすべての文字に設定するモードを用意して、このモードに切り替えられるように設定されていてもよい。
次に、第1の実施形態の文字入力装置の動作の一例について図7、図8、図9を参照して説明する。ここで示す例では、文字判定部104が筆跡情報を使用して文字認識処理を行い、入力可能文字記録部102が図3のようにローマ字変換表を記録している場合の処理の流れを説明する。具体例として「か」という文字を入力するために“ka”と筆記する場合について説明する。
(i) まず、入力可能文字抽出部103が、図8に示すように、1文字目が入力される前に、あらかじめ1文字目に入力されうる入力可能文字セットを算出する(ステップS703)。この場合、文字蓄積部105には文字は蓄積されていないので、入力可能文字抽出部103は、図8に示すように、入力可能文字記録部102(図3)に含まれる全文字列の先頭文字の集合、
{a,i,u,e,o,k,s,t,n,h,m,y,r,w,g,z,d,b,p,c} (*)
を入力可能文字セットとして算出する(ステップS703)。
(ii) 次に、図8に示すように、入力取得部101が1文字目に“k”を入力すると、文字判定部104は、入力可能文字セット(*)を文字セット1とし、文字セット1の中から入力筆跡に類似した“k”と判定する(ステップS701)。文字蓄積部105は“k”を蓄積する(ステップS702)。また、文字列出力部106は“k”を出力する(ステップS704)。入力可能文字抽出部103は、“k”を検索キーとして入力可能文字記録部102(図3)について検索を行い、図8に示すように、
{a,i,u,e,o,y} (**)
を、次に入力可能な入力可能文字セットとして算出する(ステップS703)。
(iii) 続いて、2文字目として“a”が入力されると、図9に示すように、文字判定部104は入力可能文字セット(**)を文字セット1とし、文字セット1の中から入力筆跡に類似した“a”を選択する(ステップS701)。文字蓄積部105は“ka”を蓄積する(ステップS702)。また、文字列出力部106は“ka”を出力する(ステップS704)。入力可能文字抽出部103は、図9に示すように、“ka”を検索キーとして入力可能文字記録部102(図3)について検索処理を行う。ここで、入力可能文字抽出部103は、“ka”は図3中の文字列と完全に一致するので、文字蓄積部105に文字列が蓄積されていないときと同様に(*)を入力可能文字セットとして算出する。
3文字目以降は、文字が入力されるごとに、同様の処理を繰り返せばよい。
ここに示した例で仮に、2文字目で文字セットを限定せずに文字判定を行うと、2文字目が“a”なのか“d”なのかあいまいな筆跡を入力された場合に、“d”と誤認識する可能性が高くなるが、文字セットを限定することにより、文字判定部104が、“a”を“d”と誤認識しなくなる。
以上の第1の実施形態によれば、文字組み合わせ表とそれまでに入力された文字列から、次に入力される可能性がある文字セットに限定して、次の入力文字の文字判定を行うことにより、誤認識、誤入力の可能性を削減できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の文字入力装置について図10を参照して説明する。
本実施形態の文字入力装置は、第1の実施形態の文字入力装置に加えて、変換文字列記録部1001、文字列変換部1002、第1文字判定部1003、第1文字蓄積部1004、候補文字列出力部1005、蓄積文字列制御部1006を含む。なお、第2文字判定部104と第2文字蓄積部105は、それぞれ第1の実施形態の文字判定部104と文字蓄積部105と名称は異なるが同様である。
変換文字列記録部1001は、検索のための検索文字列とこの文字列に対応する変換文字列とを記録している。変換文字列記録部1001は、例えばローマ字仮名変換の場合では図11に示すようなローマ字仮名変換表を記録している。図11は、変換文字列記録部で記録されているデータベースの1例であり、ローマ字と変換仮名の対応関係を表にしたものである。
文字列変換部1002は、文字列出力部106が出力した文字列を検索キーとして変換文字列記録部1001について検索を行う。文字列変換部1002は、変換文字列を検索するために変換文字列記録部1001を参照する。図11中のローマ字を検索し、検索されたローマ字に対応する仮名(変換文字列)を出力する。より詳しくは、文字列変換部1002は、まず、検索キーと一致する検索文字列を検索し、一致した検索文字列に対応する変換文字列を抽出し出力する。また、文字列変換部1002は、一致した検索文字列が複数ある場合には、対応するすべての変換文字列を出力する。
第1文字判定部1003は、文字判定部104とは文字セットが異なる他は同様である。第1文字判定部で判定対象となる文字セット1は固定の文字セットである。文字セット1は、例えば全文字とする。なお、文字判定部104の文字セット2は、第1の実施形態と同様であり入力可能文字セットである。
第1文字蓄積部1004は、第1文字判定部1003が出力する文字を時間順に並べた文字列として蓄積する。
候補文字列出力部1005は、第1文字蓄積部1004からの文字列と、文字列変換部1002からの変換文字列とを候補文字列として1つあるいは複数の候補文字列を出力する。候補文字列出力部1005は、第1文字蓄積部1004からの文字列と文字列変換部1002からの変換文字列とが共通する文字列である場合には、これらの文字列を1つにまとめる。
蓄積文字列制御部1006は、候補文字列出力部1005から出力された候補文字列の中からユーザが1つを選択したときに、第1文字蓄積部1004および第2文字蓄積部105の文字列バッファの中身を消去して、第1文字蓄積部1004と第2文字蓄積部105の内容を空にする。すなわち、蓄積文字列制御部1006は、候補文字列出力部1005から出力された候補文字列の中から1文字を選択すると判定した場合には第1文字蓄積部1004と第2文字蓄積部105との内容を空に設定して新たな入力文字を受け付け、候補文字列出力部1005から出力された候補文字列の中から1文字も選択しないと判定した場合には前記第1蓄積手段と前記第2蓄積手段との内容を維持して該内容に続く入力文字を受け付けるように設定する。
次に、第2の実施形態の文字入力装置の動作の一例について図12、図13、図14を参照して説明する。ここで示す例では、第1文字判定部1003と第2文字判定部104とが筆跡情報を使用して文字認識処理を行い、入力可能文字記録部102が図3のようにローマ字変換表を記録している場合の処理の流れを説明する。具体例として「か」という文字を入力するため、“ka”と入力する場合について説明する。
(i) まず、入力可能文字抽出部103が、図13に示すように、1文字目が入力される前に、1文字目に入力されうる入力可能文字セットを算出する(ステップS703)。第2文字蓄積部105には文字列は蓄積されていないので、入力可能文字抽出部103は、図13に示すように、入力可能文字記録部102(図3)に含まれる全文字列の先頭文字の集合
{a,i,u,e,o,k,s,t,n,h,m,y,r,w,g,z,d,b,p,c} (*)
を入力可能文字セットとして算出する(ステップS703)。
(ii) 次に、図13に示すように、入力取得部101が1文字目に“k”を入力すると、第1文字判定部1003は文字セット1(=全文字)の中から、入力筆跡に類似した“k”と判定し(ステップS1201)、第1文字蓄積部1004は“k”が蓄積する(ステップS1202)。一方、第2文字判定部104は、図13に示すように、入力可能文字セット(*)を文字セット2とし、文字セット2の中から、入力筆跡に類似した“k”と判定し(ステップS701)、第2文字蓄積部105は“k”を蓄積する(ステップS702)。入力可能文字抽出部103は、図13に示すように、第2文字蓄積部105に蓄積された“k”を検索キーとして入力可能文字記録部102(図3)について検索処理を行い、
{a,i,u,e,o,y} (**)
を入力可能文字セットとして算出する(ステップS703)。そして、文字列変換部1002は文字列出力部106からの出力である“k”を検索キーとして変換文字列記録部1001(図11)から検索し、“k”を変換文字列として出力する(ステップS1203)。次に、候補文字列出力部1005は、第1文字蓄積部1004に蓄積された文字列と文字列変換部1002からの出力をあわせて、候補文字列として“k”を出力とする(ステップS1204)。最後に蓄積文字列制御部1006が、ユーザが1つを選択したときに、第1文字蓄積部1004および第2文字蓄積部105の文字列バッファの中身を消去して、第1文字蓄積部1004と第2文字蓄積部105の内容を空にする(ステップS1205)が、この時点でユーザは選択をしないので、何もしない。
(iii)続いて、図14に示すように、2文字目として、“d”と類似した形状で“a”が筆記されたものとする。このとき、第1文字判定部1003は、図14に示すように、文字セット1(=全文字)の中から、入力筆跡に類似した“d”と判定する(ステップS1201)。第1文字蓄積部1004は“kd”を蓄積する(ステップS1202)。一方、第2文字判定部104は、図14に示すように、入力可能文字セット(**)を文字セット2とし、文字セット2の中から入力筆跡に類似した“a”と判定する(ステップS701)。第2文字蓄積部105は“ka”を蓄積する(ステップS702)。入力可能文字抽出部103は、図14に示すように、“ka”を検索キーとして入力可能文字記録部102(図3)について検索処理を行う(ステップS703)。ここで、“ka”は図3中の文字列と完全に一致するので、第2文字蓄積部に文字列が蓄積されていないときと同様に、(*)を入力文字セットとして算出する。文字列変換部1002は、文字列出力部106からの出力である“ka”を検索キーとして変換文字列記録部1001(図11)について検索処理を行い、“か”を変換文字列として出力する(ステップS1203)。また、文字列変換部1002は、図14に示すように、検索文字列である“ka”もそのまま候補文字列出力部1005に渡してもよい。次に、候補文字列出力部1005は、第1文字蓄積部1004に蓄積された文字列と文字列変換部1002からの出力をあわせて、“kd”、“か”を候補文字列として出力する(ステップS1204)。最後に蓄積文字列制御部1006が、図14に示すように、候補文字列である“kd”と“か”からユーザが1つを選択したときに、第1文字蓄積部1004および第2文字蓄積部105の文字列バッファの中身を消去して、第1文字蓄積部1004と第2文字蓄積部105の内容を空にする(ステップS1205)。
3文字目以降は、文字が入力されるごとに、同様の処理を繰り返せばよい。なお、ここに記載した例では、文字列変換部1002は図11に基づきローマ字仮名変換を行った結果と変換前の文字列(上の例では、“ka”)のみ変換文字として出力しているが、以下のような文字列を変換文字列に加えてもよい。
仮名漢字変換した文字列(例えば、“か”に対する“可”、“課”など)
前方一致した予測文字列(例えば、“か”に対する“かなり”、“看板”など)
以上に示した第2の実施形態によれば、第1の実施形態の文字入力装置が、ローマ字変換を行って必ず文字を入力するという前提に立っているのに対して、第2の実施形態の文字入力装置では、ローマ字変換を行わずに直接文字を入力することも考慮に入れている。上の例で、ユーザがローマ字変換を使わず「kd」と筆記するつもりだったとしても、「kd」が候補文字列に残っているため、文字を入力しなおす必要がない。第2の実施形態の文字入力装置では、直接アルファベット文字列を入力する場合も、ローマ字変換などの文字列変換を使って別の文字列を入力したい場合も、どちらの場合でもモードを切り替えずに入力することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態の文字入力装置について図15、図16を参照して説明する。
本実施形態の文字入力装置は、第2の実施形態の文字入力装置とほとんど同様であるが、第1文字判定部1501のみが異なる。
第1文字判定部1501は、第2文字判定部104と同様に入力可能文字セットを入力可能文字抽出部103から受け取り、この入力可能文字セットに応じて文字セット1を決定して、文字セット1の中から、入力取得部101の入力情報に最も合致した文字を選択し、その文字を第1文字蓄積部1004へ渡す。
第2の実施形態では、第1文字判定部1003が固定の文字セット1(通常は全文字)で文字判定を行っているのに対して、第3の実施形態では、第1文字判定部1501が入力可能文字抽出部103で求められる入力可能文字セットを元に文字判定対象の文字セット1を決定する。通常、文字セット1としては、全文字から入力可能文字セットを除いた文字セットを用いる。
第3の実施形態の文字入力装置の動作の一例は図16に示すようになり、第2の実施形態の文字入力装置とは図12のステップS1201が図16のステップS1601に変更になるだけである。変更された内容は、第1文字判定部1501の文字セット1が、入力可能文字セットに応じて決定されていることだけである。
以上の第3の実施形態によれば、第1文字判定部の文字セット1の内容と第2文字判定部の文字セット2の内容で重複する文字を少なくすることができ、候補文字列出力部が重複した文字を1つにまとめる処理量が減少させることができる。また、全文字により文字判定をするよりも効率的に文字判定をすることができる。
以上に示した実施形態によれば、ローマ字変換、あるいはピンイン変換等で変換可能なアルファベットの文字組み合わせ表をあらかじめ用意しておき、それまでに入力された文字列と文字組み合わせ表を照合することで、次に入力可能な文字セットを算出し、次に入力される文字について文字セットを限定して文字判定を行う。このように、文字組み合わせ表とそれまでに入力された文字列から、次に入力される可能性がある文字セットに限定して、次の入力文字の文字判定を行うことにより、誤認識、誤入力の可能性を削減できる。
第1の実施形態の文字入力装置のブロック図。 図1の入力取得部が仮想キーボードである一例を示す図。 図1の入力可能文字記録部が記録している表の一例を示す図。 図1の入力可能文字抽出部が抽出する、蓄積文字列に応じた入力可能文字セットの一例を示す図。 図2の仮想キーボードのキー位置を示すデータベースを示す図。 図2の仮想キーボードのキー同士の位置関係を示すグラフを示す図。 第1の実施形態の文字入力装置の動作の一例を示すフローチャート。 図7の具体的な一例を示す図。 図7の具体的な一例を示す図。 第2の実施形態の文字入力装置のブロック図。 図10の変換文字列記録部が記憶している内容を示す図。 第2の実施形態の文字入力装置の動作の一例を示すフローチャート。 図12の具体的な一例を示す図。 図12の具体的な一例を示す図。 第3の実施形態の文字入力装置のブロック図。 第3の実施形態の文字入力装置の動作の一例を示すフローチャート。
符号の説明
101・・・入力取得部、102・・・入力可能文字記録部、103・・・入力可能文字抽出部、104・・・文字判定部、第2文字判定部、105・・・文字蓄積部、106・・・文字列出力部、1001・・・変換文字列記録部、1002・・・文字列変換部、1003、1501・・・第1文字判定部、1004・・・第1文字蓄積部、1005・・・候補文字列出力部、1006・・・蓄積文字列制御部。

Claims (20)

  1. 1字ずつ文字の入力を入力文字として受け付ける受付手段と、
    1字の文字を1以上含む第1文字セットから、前記入力文字に対応する1文字を選択文字として選択する選択手段と、
    ある文字変換において文字列として意味を有する1字以上の文字を記録している記録手段と、
    前記選択文字と一致する文字を前記記録手段から記録文字として選択し、該記録文字ごとに直後に続く1文字を前記記録手段から入力可能文字セットとしてすべて抽出する抽出手段と、
    前記第1文字セットを前記入力可能文字セットに設定して新たな入力文字を受け付ける設定手段と、を具備することを特徴とする文字入力装置。
  2. 前記抽出手段は、前記選択文字がない場合には、前記記録手段に記録されている文字のうちの先頭の文字として使用される1以上の文字を初期可能文字セットとしてすべて抽出し、
    前記選択手段は、前記初期可能文字セットから、前記入力文字に対応する1文字を選択文字として選択することを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。
  3. 前記受付手段は前記入力文字の筆跡情報を受け付け、
    前記選択手段は前記筆跡情報を使用して文字認識処理を行い、前記選択文字を選択することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の文字入力装置。
  4. 前記受付手段は画面上に表示された仮想キーボードにタップしたときの座標情報を前記入力文字として受け付け、
    前記選択手段は前記座標情報に対応する座標と前記仮想キーボードの各キーの位置座標とを参照して、前記選択文字を選択することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の文字入力装置。
  5. 前記受付手段はキーボードの押下されたキーに対応する文字を前記入力文字として受け付け、
    前記選択手段は前記キーと前記キーボードに配置されている複数のキーの配列情報とを参照して、前記選択文字を選択することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の文字入力装置。
  6. 前記記録手段は、ローマ字入力で入力されるアルファベットを前記文字列として意味を有する1字以上の文字列として記録していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の文字入力装置。
  7. 前記記録手段は、中国語のピンイン入力で入力されるアルファベットを前記文字列として意味を有する1字以上の文字列として記録していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の文字入力装置。
  8. 前記第1文字セットを前記第1記録手段に記録されているすべての文字に設定するモードに切り替える切替手段をさらに具備することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の文字入力装置。
  9. 前記切替手段は、前記選択文字が削除されるべきと判定された場合に一時的に前記モードに切り替えることを特徴とする請求項8に記載の文字入力装置。
  10. 1字ずつ文字の入力を入力文字として受け付ける受付手段と、
    1字の文字を1以上含む第1文字セットから、前記入力文字に対応する1文字を第1選択文字として選択する第1選択手段と、
    1字の文字を1以上含む第2文字セットから、前記入力文字に対応する1文字を第2選択文字として選択する第2選択手段と、
    前記第1選択文字を蓄積する第1蓄積手段と、
    前記第2選択文字を蓄積する第2蓄積手段と、
    ある文字変換において文字列として意味を有する1字以上の文字を記録している第1記録手段と、
    前記第2選択文字と一致する文字を前記第1記録手段から記録文字として選択し、該記録文字ごとに直後に続く1文字を前記第1記録手段から入力可能文字セットとしてすべて抽出する第1抽出手段と、
    前記第2文字セットを前記入力可能文字セットに設定して新たな入力文字を受け付ける第1設定手段と、
    1字以上の文字と、該文字を前記文字変換した1以上の変換文字とを関連付けて記録している第2記録手段と、
    前記第2選択文字と一致する文字を一致文字として前記第2記録手段で検索し、該一致文字に関連付けられているすべての変換文字を抽出文字として抽出する第2抽出手段と、
    前記第1選択文字と前記抽出文字とのうちから1文字を選択するか1文字も選択しないかを判定する判定手段と、
    前記第1選択文字と前記抽出文字とのうちから1文字を選択すると判定された場合には前記第1蓄積手段と前記第2蓄積手段との内容を空に設定して新たな入力文字を受け付け、前記第1選択文字と前記抽出文字とのうちから1文字も選択しないと判定された場合には前記第1蓄積手段と前記第2蓄積手段との内容を維持して該内容に続く入力文字を受け付ける第2設定手段と、を具備することを特徴とする文字入力装置。
  11. 前記第1抽出手段は、前記第2選択文字がない場合には、前記第1記録手段に記録されている文字のうちの先頭の文字として使用される1以上の文字を初期可能文字セットとしてすべて抽出し、
    前記第2選択手段は、前記初期可能文字セットから、前記入力文字に対応する1文字を第2選択文字として選択することを特徴とする請求項10に記載の文字入力装置。
  12. 前記第1文字セットは、前記第1記録手段に記録されているすべての文字を含むことを特徴とする請求項10に記載の文字入力装置。
  13. 前記第1文字セットは、前記第1記録手段に記録されているすべての文字から前記入力可能文字セットを除いた文字を含むことを特徴とする請求項10に記載の文字入力装置。
  14. 前記受付手段は前記入力文字の筆跡情報を受け付け、
    前記第1選択手段および前記第2選択手段は前記筆跡情報を使用して文字認識処理を行い、それぞれ前記第1選択文字および前記第2選択文字を選択することを特徴とする請求項10から請求項13のいずれか1項に記載の文字入力装置。
  15. 前記受付手段は画面上に表示された仮想キーボードにタップしたときの座標情報を前記入力文字として受け付け、
    前記第1選択手段および前記第2選択手段は前記座標情報に対応する座標と前記仮想キーボードの各キーの位置座標とを参照して、それぞれ前記第1選択文字および前記第2選択文字を選択することを特徴とする請求項10から請求項13のいずれか1項に記載の文字入力装置。
  16. 前記受付手段はキーボードの押下されたキーに対応する文字を前記入力文字として受け付け、
    前記第1選択手段および前記第2選択手段は前記キーと前記キーボードに配置されている複数のキーの配列情報とを参照して、それぞれ前記第1選択文字および前記第2選択文字を選択することを特徴とする請求項10から請求項13のいずれか1項に記載の文字入力装置。
  17. 前記第1記録手段は、ローマ字入力で入力されるアルファベットを前記文字列として意味を有する1字以上の文字列として記録していることを特徴とする請求項10から請求項16のいずれか1項に記載の文字入力装置。
  18. 前記第1記録手段は、中国語のピンイン入力で入力されるアルファベットを前記文字列として意味を有する1字以上の文字列として記録していることを特徴とする請求項10から請求項16のいずれか1項に記載の文字入力装置。
  19. 1字ずつ文字の入力を入力文字として受け付け、
    1字の文字を1以上含む第1文字セットから、前記入力文字に対応する1文字を選択文字として選択し、
    ある文字変換において文字列として意味を有する1字以上の文字を記録している記録手段を用意し、
    前記選択文字と一致する文字を前記記録手段から記録文字として選択し、該記録文字ごとに直後に続く1文字を前記記録手段から入力可能文字セットとしてすべて抽出し、
    前記第1文字セットを前記入力可能文字セットに設定して新たな入力文字を受け付けることを特徴とする文字入力方法。
  20. 1字ずつ文字の入力を入力文字として受け付け、
    1字の文字を1以上含む第1文字セットから、前記入力文字に対応する1文字を第1選択文字として選択し、
    1字の文字を1以上含む第2文字セットから、前記入力文字に対応する1文字を第2選択文字として選択し、
    前記第1選択文字を蓄積する第1蓄積手段を用意し、
    前記第2選択文字を蓄積する第2蓄積手段を用意し、
    ある文字変換において文字列として意味を有する1字以上の文字を記録している第1記録手段を用意し、
    前記第2選択文字と一致する文字を前記第1記録手段から記録文字として選択し、該記録文字ごとに直後に続く1文字を前記第1記録手段から入力可能文字セットとしてすべて抽出し、
    前記第2文字セットを前記入力可能文字セットに設定して新たな入力文字を受け付け、
    1字以上の文字と、該文字を前記文字変換した1以上の変換文字とを関連付けて記録している第2記録手段を用意し、
    前記第2選択文字と一致する文字を一致文字として前記第2記録手段で検索し、該一致文字に関連付けられているすべての変換文字を抽出文字として抽出し、
    前記第1選択文字と前記抽出文字とのうちから1文字を選択するか1文字も選択しないかを判定し、
    前記第1選択文字と前記抽出文字とのうちから1文字を選択すると判定された場合には前記第1蓄積手段と前記第2蓄積手段との内容を空に設定して新たな入力文字を受け付け、前記第1選択文字と前記抽出文字とのうちから1文字も選択しないと判定された場合には前記第1蓄積手段と前記第2蓄積手段との内容を維持して該内容に続く入力文字を受け付けることを特徴とする文字入力方法。
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