JP2003305762A - 樹脂成形品の製造装置及び方法 - Google Patents
樹脂成形品の製造装置及び方法Info
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Abstract
配置の変更のように大幅な層構成の変更を行う際にも、
熱や酸化による樹脂の劣化を抑制し、変更に要する時間
や原料ロスを減少することができる。 【解決手段】溶融した複数の樹脂を成形してなる樹脂成
形品の層構成を決定するフィードブロック12を備えた
樹脂成形品の製造装置において、フィードブロック12
を、貫通孔25が形成されたフィードブロック本体32
と、貫通孔25に抜き差し可能に嵌入されると共に異な
る層構成に対応する層構成流路50がそれぞれ形成され
た複数の交換用ブロック33とで構成し、変更する層構
成に対応した層構成流路50を有する交換用ブロック3
3bで貫通孔25から変更前の交換用ブロック33aを
押し出すことにより、層構成の変更を行う
Description
装置及び方法に係り、大幅な層構成の変更、特に大幅な
層配置の変更を行う場合に、層配置を効率的に変更でき
る樹脂成形品の製造装置及び方法に関する。
の樹脂成形品を成形する製造装置において、層数、各層
の厚み、各層の配置等の層構成を変更するには押出機に
供給する樹脂の変更、フィードブロック全体の交換、マ
ルチマニフォールドダイの変更、フィードブロックの中
間プラグの交換等が行われるが、これらの交換を行う場
合には押出機を止める必要がある。通常、樹脂成形品を
成形する工程は高温であるため、押出機を止めると装置
内部に存在する樹脂は熱劣化を生じ易くなる。またプラ
グの交換など装置から抜き差しを行う場合、交換の際に
樹脂が空気と触れる構造であったため、酸化が促進され
て更に劣化の進行を早めることになる。熱劣化した樹脂
が製品内に混入すると不良品となってしまう。そのた
め、装置の温度を熱劣化、酸化劣化しにくい温度まで下
げて交換することが行われてきたが、温度を変更した場
合、再度使用する際に温度を上げる必要があり、時間や
原料ロスが大きいという問題があった。
て、層数、各層の層厚、各層の層配置等の層構成を変更
する際には、主として多大な時間や原料のロス、熱
劣化の問題、空気と触れることによる酸化劣化の問
題、があり、これらの改善対策が要望されていた。
側面に交換可能なアダプターを取り付け、アダプターの
交換により積層順や層数を変更する方法(特許第311
2358号公報)や、ジャンクションブロックとダイの
間に側面から抜き差しが可能なセレクタープレートを取
り付け、このセレクタープレートを交換することで層数
や押出機の使用/ 未使用を変更する方法(特公平6−5
5402号公報)が提案されてきた。
体側面にアダプターを取り付ける方法は、アダプターを
交換する際に、装置の温度を樹脂が劣化しない温度まで
十分下げる必要があり、時間や原料の多大なロスを免れ
ることができないという欠点がある。
プレートを交換する方法は、セレクタープレート自体は
小型かつ軽量であるが、ジャンクションブロック及びダ
イとの接続部における漏れを生じ易く、漏れを防ぐため
にきつく取り付けると次の交換作業の際に多大な労力を
要するという欠点がある。
とは異種の樹脂を配置するエッジ積層の層配置から他の
層配置への変更、あるいはこの逆の変更のように、大幅
な層構成の変更には従来の方法では対応できないという
問題がある。
もので、層構成の変更を簡単に行うことができ、特に層
配置の変更のように大幅な層構成の変更を行う際にも、
熱や酸化による樹脂の劣化を抑制し、変更に要する時間
や原料ロスを減少することができる樹脂成形品の製造装
置及び方法を提供することを目的とする。
目的を達成するために、溶融した複数の樹脂を成形して
なる樹脂成形品の層構成を決定するフィードブロックを
備えた樹脂成形品の製造装置において、前記フィードブ
ロックを、貫通孔が形成されたフィードブロック本体
と、前記貫通孔に抜き差し可能に嵌入されると共に異な
る層構成に対応する層構成流路がそれぞれ形成された複
数の交換用ブロックとで構成し、変更する層構成に対応
した層構成流路を有する交換用ブロックで前記貫通孔か
ら変更前の交換用ブロックを押し出すことにより、層構
成の変更を行うことを特徴とする。
貫通孔を形成すると共に、該貫通孔に、前記層構成を決
定するための層構成流路が形成された交換用ブロックを
抜き差し可能に嵌入する所謂入れ子構造としたので、層
構成の異なる複数の交換用ブロックを用意しておけば、
所望の層構成に対応した交換用ブロックを貫通孔に抜き
差しするだけで簡単に層構成の変更を行うことができ
る。これにより、層構成の変更に要する時間を減少し、
且つ原料ロスも減少できる。しかも、本発明では、変更
する層構成に対応した層構成流路を有する交換用ブロッ
クで貫通孔から変更前の交換用ブロックを押し出すこと
により層構成の変更がなされる構造としたので、交換用
ブロックの交換時に貫通孔からフィードブロック本体の
内部に空気が入り込むことはない。これにより、熱や酸
化による樹脂の劣化を抑制することができる。この場
合、フィードブロック本体には、フィードブロックに供
給された溶融樹脂を交換用ブロックの層構成流路に導入
する入口流路や、層構成流路で層構成された複層樹脂を
押出ダイに供給する出口流路が形成されているが、交換
用ブロックの交換時、流路の開口は交換用ブロックの外
面によってシールされるため、交換時に流路内の樹脂が
空気と触れることがなく、酸化劣化が生じにくい。
構成の種類を規定したもので、層構成は、樹脂成形品の
層数、各層の層厚、各層の層配置の少なくとも1つをい
う。
いて、フィードブロック本体と交換用ブロックとは、該
交換用ブロックを前記貫通孔から抜き差しする方向にの
み移動可能なガイド機構を介して相互に支持されるよう
にした。これにより、変更する層構成に対応した交換用
ブロックで変更前の層構成に対応した交換用ブロックを
スムーズに押出しながら連続的に交換することができ
る。従って、大幅な層構成、特に熱や酸化による樹脂の
劣化、交換時間のロス、原料ロス等の発生し易い大幅な
層配置の変更であっても樹脂の劣化を防止し、迅速に行
うことが可能となる。その結果、層構成の変更を請求項
1よりも更に効率的に行うことができる。
ブロックに形成される層構成流路をフィードブロック本
体に対して正確に位置決めすることができる。
か1において、複数の交換用ブロックの1つは、樹脂成
形品の両端部に中央部の樹脂とは異種の樹脂を配置する
エッジ積層を行うための層構成流路が形成されているよ
うにした。これにより、エッジ積層を行う場合と行わな
い場合のような大幅は層配置の変更を、樹脂劣化を防止
して迅速に変更することが可能となる。その結果、時間
や原料ロスを低減することが可能となり、層配置の変更
を効率的に行うことができる。
するために、請求項1〜請求項4に記載の何れか1の樹
脂成形品の製造装置を用いて、フイルム状もしくはシー
ト状の樹脂膜を製造することを特徴とする。
するために、請求項1〜請求項4に記載の何れか1の樹
脂成形品の製造装置を用いて、フイルム状もしくはシー
ト状の樹脂膜を金属又は非金属の支持体にラミネートし
たラミネート積層体を製造することを特徴とする。
製品品質及び製品歩留りのよい樹脂膜又はフイルム状積
層体を製造することができる。
係る樹脂成形品の製造装置及び方法並びに樹脂成形品の
好ましい実施の形態について詳説する。
全体構成図であり、樹脂膜を支持体にラミネートしたフ
イルム状積層体の製造装置の例で説明する。
態の樹脂が押し出され、配管11を経由後、フィードブ
ロック12にて層構成が決定され、樹脂膜を形成する押
出ダイ14から樹脂膜15が押し出される。押出ダイ1
4の下方には、冷却ローラ16とニップローラ17とが
平行に隣接配置されると共に、冷却ローラ16を挟んで
ニップローラ17の反対側には、剥離ローラ18が冷却
ローラに平行して隣接配置される。押出ダイ14から押
し出された樹脂膜15は上流側から搬送される帯状の支
持体22と貼り合わされた後、冷却ローラ16とニップ
ローラ17との間、冷却ローラ16と剥離ローラ18と
の間を通って冷却ローラ16の周面に接触しながら走行
し、剥離ローラ18の位置で冷却ローラから離れる。こ
れによりフイルム状積層体24が製造される。支持体2
2としては、必要とするフイルム状積層体24に応じ
て、紙、樹脂、又は金属を使用することができる。
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
系樹脂をはじめとする公知の熱可塑性樹脂を使用するこ
とができる。
ブロック12の構造を説明するものであり、2種類の溶
融樹脂で層構成する例である。
は、フィードブロック本体32と交換用ブロック33と
で構成される。フィードブロック本体32には、交換用
ブロック33を抜き差しする貫通孔25が形成されると
共に、貫通孔25と配管11とを連通する入口流路31
及び貫通孔25と押出ダイ14を連通する出口流路34
が形成される。そして、フィードブロック本体32の貫
通孔25に、層構成流路50(図5、図6参照)が形成
された交換用ブロック33が抜き差し可能に嵌入される
入れ子構造で構成される。貫通孔25の片端側には、交
換用ブロック33とフィードブロック本体32とを連結
させるためのプレート36が設けられ、フィードブロッ
ク本体32の側壁にボルト(不図示)でボルト締めされ
る。通常、交換用ブロック33とフィードブロック本体
32の連結は貫通孔25の両サイドから行なわれるが、
図2に示したように、交換用ブロック33とフィードブ
ロック本体32との連結は一端側のみで行い、他端側は
交換用ブロック33の交換時に交換用ブロック33を貫
通孔25に容易に押し込めるように、交換用ブロック3
3の長さを貫通孔25の長さよりも短くしておくと便利
である。また、貫通孔25と交換用ブロック33とのシ
ール性がよくなるように、貫通孔25の内壁面と交換用
ブロック33の外面の少なくとも一方に、シール剤をコ
ーティングしておくとよい。
ブロック33とは、該交換用ブロック33を貫通孔25
から抜き差しする方向にのみ移動可能なガイド機構37
を介して相互に支持されている。ガイド機構37は、フ
ィードブロック本体32の貫通孔25の内壁面に、交換
用ブロック33を抜き差しする方向に形成された凸状の
ガイド部材38と、交換用ブロック33にガイド部材に
対応して形成された凹状のガイド溝39とで構成され
る。これにより、交換用ブロック33のガイド溝39が
貫通孔25のガイド部材にガイドされるので、交換用ブ
ロック33を貫通孔25にスムーズに抜き差しすること
ができる。
12によれば、配管11から供給される溶融樹脂はフィ
ードブロック本体32内の入口流路31に流れこみ、層
構成を決定する交換用ブロック33内の層構成流路50
にて合流し、層構成流路50で層構成が決定される。そ
して、層構成が決定された複層の溶融樹脂は出口流路3
4から押出ダイ14の中へと流れ込み、押出ダイ14の
スリット(不図示)から押し出されて支持体22にラミ
ネートされる。
表わす例であり、(a)は各層の厚みが均一な3層フイ
ルム又はシート、(b)は各層の厚みが不均一な3層フ
イルム又はシート、(c)は巾方向両端部に異種樹脂を
積層した3層フイルムまたはシートである。
(b)への層構成(層厚み)の変更を行う場合、各層4
1、42、44の樹脂の物性に大きな差がなく、各層4
1、42、44の厚みの不均一性が小さい場合、例えば
各層41、42、44の粘度が同じで層厚みの比が1:
1.3:1.2のような場合は、各層41、42、44
に対応する樹脂の流量を変更することで対応できる。し
かし、各層41、42、44の樹脂の物性が大きく異な
る場合や、各層の層厚みの比が大きい場合は、単に各層
41、42、44に対応する樹脂の流量を変更しただけ
では、均一な層厚み分布が得られにくく、図4に示すよ
うに各層41、42、44間の界面が湾曲する現象が生
じ易い。この界面の湾曲現象が生じないようにするため
には、各層41、42、44に対応した樹脂の温度を調
整して物性の差を小さくすることも良い方法であるが、
樹脂の温度は最終的な製品に要求される性能から決定さ
れていることが殆どであり、調整できる幅が小さい。従
って、各層41、42、44に対応した樹脂の温度を調
整することで均一な層厚みを得ることは困難である。
にするための他の方法として、各層41、42、44の
層構成を決定する層構成流路50の形状を変更し、湾曲
する方向と逆の形状で各層を合流させるとよい。そのた
めには、製品に要求される層厚みに応じて層構成を変更
を行うが、その場合に熱や酸化による樹脂の劣化を抑制
し、変更時間や原料ロスを減少するように層構成の変更
をすることが要求される。
用いて、図3中の層構成を(a)から(b)へ変更する
際の手順の一例を表わしたものである。
25に嵌入されている交換用ブロック33aとフィード
ブロック本体32を連結しているボルトを緩めてプレー
ト36を取り外し、交換用ブロック33aを固定しない
状態とすると共に貫通孔25の両端を露出する。そし
て、貫通孔25の両端のうち、プレート36を接続して
いた側とは反対側から交換する交換用ブロック33bを
貫通孔25に押し込み、既に貫通孔25に嵌入されてい
る交換用ブロックツ33aを貫通孔25から押し出す。
これにより、(a)の層構成を決定する交換用ブロック
33aを(b)の層構成を決定する交換用ブロック33
bに交換することができる。このように、交換用ブロッ
ク33aから交換用ブロック33bに連続的に交換する
ことができるので、交換時に貫通孔25からフィードブ
ロック本体32内に空気が入り込むことがない。従っ
て、フィードブロック本体32の内部の樹脂が空気と触
れることがないため、交換時の樹脂の劣化を極力抑制す
ることができる。
交換用ブロック33の径とフィードブロック本体32に
設けた貫通孔25の径は、可能な限り同じにしたほう
が、隙間から樹脂が流れ出る樹脂漏れを生じにくくさせ
ることができるが、交換用ブロック33の大きさと貫通
孔25の径の差が小さすぎる場合には、交換用ブロック
33の抜き差しが困難になる。そのような場合には、交
換用ブロック33を油圧ジャッキ等によって手動で交換
したり、油圧シリンダ等によって自動で交換してもよ
く、これら装置と組み合わせることで交換が可能とな
る。また、貫通孔25の内壁面と交換用ブロック33の
外面の少なくとも一方にコーティングするシール剤とし
て滑り易い性質のシール剤を用いると良い。
したが、上述した各層間の界面が湾曲する問題に対して
は、湾曲を防止させるための層構成流路50を有する交
換用ブロック33に交換すればよい。また、図3中の
(a)から(c)への層配置の変更を行なう場合は、図
6に示すように、両端の層44を形成する溶融樹脂を、
中央の2層41、42を形成する溶融樹脂が流れる箇所
の両端部へ流すことのできる層構成流路50を有する交
換用ブロック33へ交換すればよい。従来、図3中の
(a)と(c)の層配置を入れ替えることはダイを交換
するか、フィードブロック全体を交換するか、もしくは
フィードブロック中のパーツを数箇所交換する必要があ
り、交換には多大な時間を要したが、本発明の構造を有
するフィードブロック33を用いることで、このような
大幅な層構成の変更も迅速に行なうことができる。
た押出機10を稼働する場合、停止していた押出機10
内部の樹脂は非常に劣化しており、層数変更後に多くの
劣化物が発生し、その除去に多大な時間を要することが
知られている。
出する構造を有する交換用ブロック33を貫通孔25に
押し込むことでフィードブロック本体32内や押出ダイ
14内に劣化樹脂が混入することを防止することができ
る。劣化樹脂の排出用の交換用ブロック33で劣化樹脂
を十分排出した後、所望の層構成に対応した交換用ブロ
ック33へ交換を行なう一連の操作により、交換用ブロ
ック33の交換に要する時間は長くなるが、劣化樹脂を
除去するための時間を短くでき、トータルとして交換時
間や原料ロスを減少せしめることができる。
として表わしたが、交換用ブロック33の形状は角柱状
でもよく、貫通孔25の形状と対応しておれば円柱状に
限られるものではない。
持体22にラミネートしたフイルム状積層体24を製造
する例で示したが、本発明は、フイルム状製品を製造し
たり、ポリエステル製品を製造したりする装置や、塗布
液を膜状に吐出して支持体に塗布する塗布装置にも適用
が可能である。
しての具体的な実施例を説明する。
0min.、密度0.917g/cm3の低密度ポリエチレ
ン溶融物に酸化チタンを10wt%混ぜたものを樹脂の
温度310°Cにて成形するものとする。
Cで2310gの力(44psi)受けたときに、直径
2.1mm、長さ8mmのオリフィスから10分間押し
出される量のg(グラム)数をいい(測定方法はJIS K
7210、ASTMD1238 参照)、一般に、MFRの大きい樹脂
ほど溶融時の流動性や加工性が良好であるが、引っ張り
強さ等は低下する。
の樹脂膜を製造するため、従来の合流構造を有するフィ
ードブロックを用い、フィードブロック内にて層厚み比
率が1:1で2層の層構成を形成させ、押出ダイから押
し出して製品を製造後、2層の層厚み比率を5:1に変
更するため、フィードブロック内の2層が合流する合流
する部位の交換を行った。尚、合流する部位を交換する
際、内部の樹脂が空気と触れて劣化することを防止する
ため、押出機から押出ダイまでの温度を180°Cまで
冷却して合流する部位の交換を行ない、交換終了後、再
度押出機から押出ダイまでの温度を310°Cまで加熱
し、その後、フィードブロック内に生じた劣化樹脂がな
くなるまで吐出を行った。
の樹脂膜を形成するため、本発明における交換用ブロッ
クを備えたフィードブロックを用い、フィードブロック
内にて層厚み比率が1:1で2層の層構成を形成させ、
押出ダイから押し出して製品を製造後、2層の層厚み比
率を5:1に変更するため、その層厚み比率に対応する
交換用ブロックに交換した。尚、交換用ブロックを交換
する際、フィードブロック本体の内部の樹脂は空気と直
接触れない構造となっているため温度設定は殆ど下げる
必要がないが、交換の作業性を考慮して押出機から押出
ダイまでの温度を260°Cまで冷却して交換用ブロッ
クの交換を行ない、交換終了後、再度押出機から押出ダ
イまでの温度を310°Cまで加熱し、その後、フィー
ドブロック内に生じた劣化樹脂がなくなるまで吐出を行
った。
の樹脂膜を製造するため、従来の構造を有するフィード
ブロックを用い、フィードブロック内を1層で流動さ
せ、押出ダイから押し出して製品を製造後、層厚み比率
が1:1の2層の層数に変更するため、フィードブロッ
ク内の層構成を形成する部位の交換を行なった。尚、使
用していた押出機から押出ダイまでの温度を180°C
まで冷却し、使用を停止していた押出機から配管までを
180°Cまで加熱して層構成を形成する部位の交換を
行い、交換終了後、再度全ての押出機からダイまでの温
度を310°Cまで加熱し、その後、フィードブロック
内に生じた劣化樹脂がなくなるまで吐出を行った。
の樹脂膜を製造するため、本発明における交換用ブロッ
クを備えたフィードブロックを用い、フィードブロック
内を1層で流動させ、押出ダイから押し出して製品を製
造後、層厚み比率が1:1の2層の層数に変更するた
め、その層数に対応する交換用ブロックに交換した。交
換用ブロックを交換する際、フィードブロック本体の内
部の樹脂は空気と直接触れない構造となっているため温
度設定は殆ど下げる必要がないが、交換の作業性を考慮
して使用していた押出機から押出ダイまでの温度を26
0°Cまで冷却し、使用を停止していた押出機から配管
までを260°Cまで加熱して、対応する交換用ブロッ
クへの交換を行い、交換終了後、再度全ての押出機から
押出ダイまでの温度を310°Cまで加熱し、その後、
フィードブロック内に生じた劣化樹脂がなくなるまで吐
出を行った。
の樹脂膜を製造するため、本発明における交換用ブロッ
クを備えたフィードブロックを用い、フィードブロック
内を1層で流動させ、押出ダイから押し出して製品を製
造後、層厚み比率が1:1の2層の層数に変更するた
め、まず、使用を停止していた押出機内の劣化樹脂をフ
ィードブロック外へ排出するための交換用ブロックに交
換した。尚、排出用の交換用ブロックを交換する際、フ
ィードブロック本体の内部の樹脂は空気と直接触れない
構造となっているため温度設定は殆ど下げる必要がない
が、交換の作業性を考慮して使用していた押出機から押
出ダイまでの温度を260°Cまで冷却し、使用を停止
していた押出機から配管までを260°Cまで加熱し
て、劣化樹脂の排出用の交換用ブロックへの交換を行
い、交換終了後、劣化物がなくなるまで吐出を行った。
その後、層厚み比率が1:1の2層配置に対応した交換
用ブロックへの交換を行ない、交換終了後、再度全ての
押出機から押出ダイまでの温度を310°Cまで加熱
し、その後、フィードブロック内に生じた劣化樹脂がな
くなるまで吐出を行った。
の樹脂膜を製造するため、従来の合流構造を有するフィ
ードブロックを用い、フィードブロック内にて層厚み比
率が1:1で2層の層構成を形成させ、押出ダイから押
し出して製品を製造後、2層の層厚み比率を5:1に変
更するため、この層厚みを形成するフィードブロックに
交換した。尚、フィードブロック全体を交換する際、押
出機内の樹脂の劣化を防止するため、押出機から押出ダ
イの温度を180°Cまで冷却してフィードブロックの
交換を行い、交換終了後、再度押出機からダイまでの温
度を310°Cまで加熱し、その後、フィードブロック
内に生じた劣化樹脂がなくなるまで吐出を行った。
3について、温度変更に要した時間、合流する部位、交
換用ブロック、フィードブロック全体のそれぞれの交換
に要した時間、交換終了後に劣化樹脂を除去するための
吐出に要した時間を合計して、層構成の変更に要するト
ータルの所要時間を比較した。
りわかるように、2層の層厚み比率が1:1から5:1
へ層構成の変更を行なう際に、本発明における交換用ブ
ロックを有するフィードブロックを用いた場合は、パー
ツ交換時に樹脂が空気と触れることなく、酸化劣化を生
じにくいため、温度を冷却する下げ幅が少なくてすむこ
とから劣化樹脂の排出に要する時間が短くてすみ、また
交換用ブロックの交換に要する時間も短くてすむ。この
結果、実施例1は、トータルで層構成の変更に要する時
間を比較例の5.5時間から3時間へと1.5時間短く
することができた。
ように、1層から2層へ層構成の変更を行なう際にも、
本発明における交換用ブロックを有するフィードブロッ
クを用いた場合は、トータルで比較例2の6.5時間か
ら4.3時間へと2.2時間短縮することができた。
かるように、1層から2層へ層数の変更を行なう際に、
実施例3ではいったん使用していなかった樹脂をフィー
ドブロック外へ排出する排出用の交換用ブロックを使用
することで、交換用ブロックの交換に要する時間は比較
例2よりも長くなるものの、トータルでの層配置に要す
る時間を短くできることがわかった。また、劣化樹脂を
排出する交換用ブロックを用いることで、劣化樹脂が押
出ダイ内へ混入することもないため、より高品質な製品
を製造することが期待できる。
を変更するためにフィードブロック全体を交換する方法
は、多大な時間と原料ロスを生じることがわかる。そし
て、比較例3と実施例1の比較から分かるように、本発
明における交換用ブロックを有するフィードブロックを
使用した実施例1の場合は、トータルで層配置の変更に
要する時間を比較例3の半分以下にできた。
品の製造装置及び方法によれば、大幅な層構成の変更を
行なう場合でも、層構成を決定する交換用ブロックの交
換時に樹脂が空気と触れることがないため、酸化劣化を
防止でき、また交換する際に装置を冷却する温度も少な
くてすむ。また、交換用ブロックの交換がスムーズに行
なえるため、交換に要する時間も短くできることから、
トータルで層配置の変更に要する時間を短くすることが
できる。
ことができ、時間や原料のロスを低減することができ、
生産効率を向上させることができる。
状積層体を製造するための全体構成図
ドブロックの構造を説明する説明図
層配置を模式的に示した図
成の変更例を説明する説明図で、層配置を図3中の
(a)から(b)へ変更する際の手順例を示す図
成の変更例を説明する説明図で、層配置を図3中の
(a)から(c)へ変更するために使用する交換用ブロ
ックの模式図
の交換用ブロックの模式図
13…樹脂膜、14…押出ダイ、15…樹脂膜、16…
冷却ローラ、17…ニップローラ、18…剥離ローラ、
22…支持体、24…フイルム状積層体、31…フィー
ドブロックの入口流路、32…フィードブロック本体、
33…交換用ブロック、33a…層構成を変更する前の
交換用ブロック、33b…層構成を変更後の交換用ブロ
ック、34…フィードブロックの出口流路、36…交換
用ブロックとフィードブロック本体を固定するためのプ
レート、37…ガイド機構、38…ガイド部材、39…
ガイド溝、41、42、44…樹脂膜の層を構成する各
層樹脂、50…層構成流路
Claims (6)
- 【請求項1】溶融した複数の樹脂を成形してなる樹脂成
形品の層構成を決定するフィードブロックを備えた樹脂
成形品の製造装置において、 前記フィードブロックを、貫通孔が形成されたフィード
ブロック本体と、前記貫通孔に抜き差し可能に嵌入され
ると共に異なる層構成に対応する層構成流路がそれぞれ
形成された複数の交換用ブロックとで構成し、 変更する層構成に対応した層構成流路を有する交換用ブ
ロックで前記貫通孔から変更前の交換用ブロックを押し
出すことにより、層構成の変更を行うことを特徴とする
樹脂成形品の製造装置。 - 【請求項2】前記層構成は、前記樹脂成形品の層数、各
層の層厚、各層の層配置の少なくとも1つであることを
特徴とする請求項1の樹脂成形品の製造装置。 - 【請求項3】前記フィードブロック本体と前記交換用ブ
ロックとは、該交換用ブロックを前記貫通孔から抜き差
しする方向にのみ移動可能なガイド機構を介して相互に
支持されていることを特徴とする請求項1又は2の樹脂
製品の製造装置。 - 【請求項4】前記複数の交換用ブロックの1つは、前記
樹脂成形品の両端部に中央部の樹脂とは異種の樹脂を配
置するエッジ積層を行うための層構成流路が形成されて
いることを特徴とする請求項1〜3の何れか1に記載の
樹脂製品の製造装置。 - 【請求項5】請求項1〜請求項4に記載の何れか1の樹
脂成形品の製造装置を用いて、フイルム状もしくはシー
ト状の樹脂膜を製造することを特徴とする樹脂成形品の
製造方法。 - 【請求項6】請求項1〜請求項4に記載の何れか1の樹
脂成形品の製造装置を用いて、フイルム状もしくはシー
ト状の樹脂膜を金属又は非金属の支持体にラミネートし
たフイルム状積層体を製造することを特徴とする樹脂成
形品の製造方法。
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