JP2003305156A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003305156A
JP2003305156A JP2002115589A JP2002115589A JP2003305156A JP 2003305156 A JP2003305156 A JP 2003305156A JP 2002115589 A JP2002115589 A JP 2002115589A JP 2002115589 A JP2002115589 A JP 2002115589A JP 2003305156 A JP2003305156 A JP 2003305156A
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JP2002115589A
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Takayuki Yonezeki
孝之 米積
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Yamasa Co Ltd
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Yamasa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技媒体が払い出される払出口70と、この払
出口70から払い出された遊技媒体を受け止めて貯留する
ための受け皿80とを備えた遊技機10において、紙幣や硬
貨やプリペイドカードなどの小物をはさめるようにしつ
つも、表示装置や遊技盤面などの視認を妨げないように
する。 【解決手段】 受け皿80に、小物をはさむための溝であ
る小物用溝90を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メダルや球などの
遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機、すなわち、スロッ
トマシンやパチンコ機などの遊技機に関し、更に詳しく
は、遊技媒体の受け皿に小物をはさめるようにした遊技
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、メダルや球などの遊技媒体を
用いて遊技を行う遊技機として、例えば、スロットマシ
ンやパチンコ機などが提供されている。ここで、スロッ
トマシンでの遊技について説明する。スロットマシンで
は、遊技媒体としてのメダルを投入し、その後にスター
トスイッチを操作すると、3個すべての回転リールの回
転が開始し、その後に3個のストップスイッチのうちの
1個を操作すると、当該ストップスイッチに対応した回
転リールの回転が停止する。そして、3個すべてのスト
ップスイッチを操作し終えると、3個すべての回転リー
ルの回転が停止する。このとき、所定の図柄が所定の位
置に停止すると、入賞となる。そして、入賞態様に応じ
た枚数のメダルが、クレジットされるか、又は払出口か
ら払い出される。また、払出口から払い出されたメダル
は、受け皿に受け止められて貯留される。そして、クレ
ジットされているメダルを投入するか、又は受け皿に貯
留されているメダルを投入して、次回の遊技を行うので
ある。
【0003】ところで、スロットマシンやパチンコ機な
どの遊技機で遊技を行うには、メダルや球などの遊技媒
体を借りる必要があり、更に、遊技を円滑に進めるため
には、メダルや球などの遊技媒体をすぐに借りられるよ
うに、手元に紙幣や硬貨やプリペイドカードなどを用意
しておく必要がある。このため、スロットマシンであれ
ば、前面パネルとメダル投入口との間などに、また、パ
チンコ機であれば、前面ガラスと枠との間などに、紙幣
や硬貨やプリペイドカードなどをはさんで遊技が行われ
ることがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スロットマシ
ンであれば、前面パネルには、メダルの投入枚数や抽選
結果などを遊技者に知らせるための種々の表示装置が設
けられ、また、パチンコ機であれば、前面ガラスの奥に
は、球が流下する遊技盤面が設けられている。このた
め、前面パネルとメダル投入口との間や、前面ガラスと
枠との間などに、紙幣や硬貨やプリペイドカードなどを
はさむと、表示装置や遊技盤面が見えにくくなってしま
うことがあった。
【0005】(請求項1)そこで、請求項1記載の発明
は、受け皿に小物用溝を設け、この小物用溝に紙幣や硬
貨やプリペイドカードなどの小物をはさめるようにする
ことにより、紙幣や硬貨やプリペイドカードなどを手元
に用意しておいて、遊技を円滑に進められるようにしつ
つも、表示装置や遊技盤面などの視認を妨げないように
した遊技機を提供することを目的とする。
【0006】(請求項2)また、請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明の目的に加え、受け皿の側板に
小物用溝を直接設けることにより、受け皿に小物用溝を
設けるにあたって部品点数を増やさなくても済むように
し、更には、小物用溝を側板の上面から下面まで貫通さ
せるとともに、小物用溝の内周面には多数の突起を設け
ることにより、小物用溝内にゴミやホコリなどが溜まら
ないようにしつつも、紙幣や硬貨やプリペイドカードな
どの小物は小物用溝の下側の開口部から落下しないよう
にした遊技機を提供することを目的とする。
【0007】(請求項3)また、請求項3記載の発明
は、請求項1又は2記載の発明の目的に加え、小物が挿
入される奥方向へ向けて小物用溝の幅が次第に狭くなる
ように形成することにより、厚さが異なる紙幣や硬貨や
プリペイドカードなどの種々の小物を確実にはさめるよ
うにした遊技機を提供することを目的とする。
【0008】(請求項4)また、請求項4記載の発明
は、請求項1記載の発明の目的に加え、受け皿に小物を
はさむためのクリップを設け、このクリップに小物用溝
を設けることにより、部品点数は増えるものの、従来の
遊技機をそのままの形で利用できるようにした遊技機を
提供することを目的とする。
【0009】(請求項5)更に、請求項5記載の発明
は、請求項4記載の発明の目的に加え、クリップを受け
皿に着脱自在に形成することにより、小物用溝内にゴミ
やホコリなどが溜まってしまったような場合には、クリ
ップを受け皿から取り外して小物用溝内を容易に掃除で
きるようにした遊技機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】(請求項1)請求項1記
載の発明は、遊技媒体が払い出される払出口(70)と、
この払出口(70)から払い出された遊技媒体を受け止め
て貯留するための受け皿(80)とを備えた遊技機(10)
であって、前記受け皿(80)には、小物をはさむための
溝である小物用溝(90)が設けられていることを特徴と
する。
【0011】すなわち、本発明に係る遊技機(10)は、
受け皿(80)に小物用溝(90)を設け、この小物用溝
(90)に紙幣や硬貨やプリペイドカードなどをはさめる
ようにしたものである。ここで、「遊技媒体」として
は、例えば、メダルや球などがある。また、「遊技媒体
が払い出される払出口(70)と、この払出口(70)から
払い出された遊技媒体を受け止めて貯留するための受け
皿(80)とを備えた遊技機(10)」としては、例えば、
スロットマシンやパチンコ機などがある。
【0012】また、「払出口(70)」は、遊技媒体を払
い出すためのものである。この払出口(70)は、遊技機
(10)の前面下部に設けることができる。また、「受け
皿(80)」は、払出口(70)から払い出された遊技媒体
を受け止めて貯留するためのものである。この受け皿
(80)は、遊技機(10)の前面下部であって払出口(7
0)よりも下方に設けることができる。
【0013】また、「小物」としては、例えば、紙幣や
硬貨やプリペイドカードなどがある。また、「小物用溝
(90)」は、小物をはさむための溝である。この小物用
溝(90)は、受け皿(80)に設けられる。また、この小
物用溝(90)は、受け皿(80)に直接的に設けてもよ
く、また、間接的に設けてもよい。
【0014】具体的には、例えば、受け皿(80)の側板
(82)に小物用溝(90)を直接設けることができるし、
また、受け皿(80)にクリップ(100)を設け、このク
リップ(100)に小物用溝(90)を設けることもでき
る。また、受け皿(80)の側板(82)に小物用溝(90)
を直接設ける場合にあっては、受け皿(80)の側板(8
2)の上面から下面まで貫通するように小物用溝(90)
を形成してもよく、また、側板(82)の下面までは貫通
しないように小物用溝(90)を形成してもよい。
【0015】また、この小物用溝(90)は、受け皿(8
0)の右端から左端にまで達するように設けてもよく、
また、受け皿(80)の右端付近にのみ設けてもよい。ま
た、この小物用溝(90)は、受け皿(80)に一つだけ設
けてもよく、また、受け皿(80)に複数設けてもよい。
また、パチンコ機のように上下に二つの受け皿(80)が
設けられる場合にあっては、一方の受け皿(80)にのみ
小物用溝(90)を設けてもよく、また、双方の受け皿
(80)に小物用溝(90)を設けてもよい。
【0016】このように、受け皿(80)に小物用溝(9
0)を設け、この小物用溝(90)に紙幣や硬貨やプリペ
イドカードなどの小物をはさめるようにすることによ
り、紙幣や硬貨やプリペイドカードなどを手元に用意し
ておいて、遊技を円滑に進められるようにしつつも、表
示装置や遊技盤面などの視認を妨げないようにすること
ができるのである。
【0017】また、スロットマシンやパチンコ機などの
遊技機(10)で比較的長時間に渡って遊技を行う場合に
あっては、遊技者が食事などのために遊技の途中で一時
的に席を離れることがある。このような場合、一時的な
離席であることを他人に知らせるために、従来は、受け
皿(80)にメダルやライターなどを入れておくことが一
般的に行われていた。しかし、受け皿(80)にメダルや
ライターなどを入れておくだけでは、一時的な離席であ
ることがわかりにくかった。そこで、受け皿(80)に小
物用溝(90)を設け、この小物用溝(90)にメダルや一
時的な離席であることを明示したカードなどをはさめる
ようにすることにより、一時的な離席であることをわか
りやすくすることができるのである。
【0018】(請求項2)また、請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明の特徴に加え、前記受け皿(8
0)は、底板(81)と、この底板(81)の周囲から上方
へ向けて突出する側板(82)とを有し、前記小物用溝
(90)は、側板(82)の上面から下面まで貫通するよう
に形成されているとともに、小物用溝(90)の内周面に
は、小物用溝(90)の上側の開口部から挿入した小物が
小物用溝(90)を通過して小物用溝(90)の下側の開口
部から落下しないようにするための多数の突起(91)が
設けられていることを特徴とする。
【0019】ここで、受け皿(80)は、底板(81)と、
この底板(81)の周囲から上方へ向けて突出する側板
(82)とを有している。そして、小物用溝(90)は、受
け皿(80)の側板(82)に直接設けられている。このよ
うに、小物用溝(90)を受け皿(80)の側板(82)に直
接設けることにより、受け皿(80)に小物用溝(90)を
設けるにあたって、部品点数を増やさなくても済むよう
にすることができるのである。
【0020】また、小物用溝(90)は、側板(82)の上
面から下面まで貫通するように形成されている。このよ
うに、小物用溝(90)を側板(82)の上面から下面まで
貫通させることにより、小物用溝(90)内にゴミやホコ
リなどが溜まらないようにすることができ、これによ
り、掃除の手間を省くことができるのである。
【0021】更に、小物用溝(90)の内周面には、小物
用溝(90)の上側の開口部から挿入した小物が小物用溝
(90)を通過して小物用溝(90)の下側の開口部から落
下しないようにするための多数の突起(91)が設けられ
ている。ここで、「突起(91)」は、小物用溝(90)に
挿入された小物が小物用溝(90)を通過して落下しない
ようにするためのものである。
【0022】したがって、突起(91)の位置、大きさ、
数、間隔などは、小物用溝(90)の長さ、幅、深さなど
に応じて適宜定められるものである。このように、小物
用溝(90)の内周面に、小物用溝(90)の上側の開口部
から挿入した小物が小物用溝(90)を通過して小物用溝
(90)の下側の開口部から落下しないようにするための
多数の突起(91)を設けることにより、小物用溝(90)
内にゴミやホコリなどが溜まらないようにしつつも、紙
幣や硬貨やプリペイドカードなどの小物は小物用溝(9
0)の下側の開口部から落下しないようにすることがで
きるのである。
【0023】(請求項3)また、請求項3記載の発明
は、請求項1又は2記載の発明の特徴に加え、前記小物
用溝(90)は、小物が挿入される開口部から、小物が挿
入される奥方向へ向けて、その幅が次第に狭くなるよう
に形成されていることを特徴とする。ここで、「小物が
挿入される開口部」とは、小物が挿入される側の開口部
を意味するものである。
【0024】例えば、小物用溝(90)が側板(82)の上
面から下面まで貫通するように形成され、側板(82)の
上面及び下面の双方に小物用溝(90)の開口部が設けら
れている場合には、側板(82)の上面に設けられている
開口部が、小物が挿入される開口部となる。また、「小
物が挿入される奥方向」とは、開口部から挿入された小
物が進む奥方向を意味するものである。
【0025】例えば、小物用溝(90)が側板(82)の上
面から下面まで貫通するように形成され、側板(82)の
上面及び下面の双方に小物用溝(90)の開口部が設けら
れている場合には、小物用溝(90)の下側が、小物が挿
入される奥方向となる。このように、小物が挿入される
開口部から、小物が挿入される奥方向へ向けて、小物用
溝(90)の幅が次第に狭くなるように形成することによ
り、厚さが異なる紙幣や硬貨やプリペイドカードなどの
種々の小物を確実にはさめるようにすることができるの
である。
【0026】(請求項4)また、請求項4記載の発明
は、請求項1記載の発明の特徴に加え、前記受け皿(9
0)には、小物をはさむためのクリップ(100)が設けら
れ、このクリップ(100)に、小物をはさむための溝で
ある小物用溝(90)が設けられていることを特徴とす
る。
【0027】すなわち、本発明に係る遊技機(10)は、
受け皿(90)にクリップ(100)を設け、このクリップ
(100)に小物用溝(90)を設けたものであり、つま
り、受け皿(90)に間接的に小物用溝(90)を設けたも
のである。このように、受け皿(90)に小物をはさむた
めのクリップ(100)を設け、このクリップ(100)に小
物用溝を設けることにより、部品点数は増えるものの、
従来の遊技機をそのままの形で利用できるようにするこ
とができるのである。
【0028】(請求項5)更に、請求項5記載の発明
は、請求項4記載の発明の特徴に加え、前記受け皿(8
0)は、底板(81)と、この底板(81)の周囲から上方
へ向けて突出する側板(82)とを有し、前記クリップ
(100)は、小物をはさむためのはさみ部(101)と、側
板(82)に係止される係止部(102)とを有し、前記は
さみ部(101)に、小物をはさむための溝である小物用
溝(90)が設けられ、前記係止部(102)は、側板(8
2)に着脱自在に形成されていることを特徴とする。
【0029】このように、クリップ(100)を受け皿(8
0)に着脱自在に形成することにより、小物用溝(90)
内にゴミやホコリなどが溜まってしまったような場合に
は、クリップ(100)を受け皿(80)から取り外して、
小物用溝(90)内を容易に掃除できるようにすることが
できるのである。
【0030】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態) (図面の説明)図1ないし図6は、第1の実施の形態を
示すものである。図1は、本実施の形態に係る遊技機10
の外観正面図、図2は、本実施の形態に係る遊技機10の
受け皿80の外観斜視図、図3は、本実施の形態に係る遊
技機10の受け皿80の要部断面図、図4及び図5は、本実
施の形態に係る遊技機10の小物用溝90の上面図、図6
は、本実施の形態に係る遊技機10の受け皿80の外観斜視
図である。
【0031】(遊技機10)遊技機10は、図1に示すよう
に、四角箱状の筐体20を備え、この筐体20の内部に、横
並びに設けた3個の回転リール30を備えている。すなわ
ち、本実施の形態に係る遊技機10は、スロットマシンで
ある。また、筐体20の前面には、前面パネル21が設けら
れ、また、前面パネル21のほぼ中央には、図柄表示窓22
が設けられている。また、図柄表示窓22の下方には、メ
ダル投入口40、スタートスイッチ51、ストップスイッチ
52、ベットスイッチ53、及び精算スイッチ54などが設け
られている。また、図柄表示窓22の周囲には、液晶ディ
スプレイ61や7セグメントLED62などの表示装置が設
けられている。また、前面パネル21の下部には、払出口
70が設けられ、また、払出口70の下方には、受け皿80が
設けられている。また、受け皿80には、小物をはさむた
めの溝である小物用溝90が設けられている。
【0032】すなわち、本実施の形態に係る遊技機10
は、受け皿80に小物用溝90を直接設けたものである。 (メダル投入口40)メダル投入口40は、メダルを投入す
るためのものであって、図1に示すように、図柄表示窓
22の右斜め下方に設けられている。
【0033】(スタートスイッチ51)スタートスイッチ
51は、各回転リール30の回転を開始させるためのもので
あって、図1に示すように、図柄表示窓22の左斜め下方
に設けられている。そして、このスタートスイッチ51を
操作すると、3個すべての回転リール30の回転が開始す
る。
【0034】(ストップスイッチ52)ストップスイッチ
52は、各回転リール30の回転を停止させるためのもので
あって、図1に示すように、各回転リール30の下方に1
個ずつ設けられている。そして、左側の回転リール30の
下方に設けられているストップスイッチ52を操作する
と、左側の回転リール30の回転が停止し、中央の回転リ
ール30の下方に設けられているストップスイッチ52を操
作すると、中央の回転リール30の回転が停止し、右側の
回転リール30の下方に設けられているストップスイッチ
52を操作すると、右側の回転リール30の回転が停止す
る。
【0035】(ベットスイッチ53)ベットスイッチ53
は、クレジットされているメダルの枚数を減じてメダル
の投入に代えるためのものであって、図1に示すよう
に、図柄表示窓22の左斜め下方に設けられている。 (精算スイッチ54)精算スイッチ54は、クレジットされ
ているメダルを払い出すためのものであって、図1に示
すように、図柄表示窓22の左斜め下方に設けられてい
る。
【0036】(液晶ディスプレイ61)液晶ディスプレイ
61は、遊技者に当選又は入賞などを知らせるためのもの
であって、図1に示すように、図柄表示窓22の右方に設
けられている。 (7セグメントLED62)7セグメントLED62は、遊
技者にメダルの投入枚数や貯留枚数などを知らせるため
のものであって、図1に示すように、図柄表示装置22の
下方に複数設けられている。
【0037】(払出口70)払出口70は、メダルを払い出
すためのものであって、図1に示すように、前面パネル
21の下部に設けられている。 (受け皿80)受け皿80は、払出口70から払い出されたメ
ダルを受け止めて貯留するためのものであって、図1に
示すように、払出口70の下方に設けられている。
【0038】この受け皿80は、上側に開口部を有する箱
型に形成されている。具体的には、この受け皿80は、底
板81と、この底板81の周囲から上方へ向けて突出する側
板82とを有している。また、側板82のうち、遊技者から
見て手前側にあるのが手前側側板83であり、また、遊技
者から見て右側にあるのが右側側板84であり、また、遊
技者から見て左側にあるのが左側側板85である。
【0039】(小物用溝90)小物用溝90は、小物をはさ
むための溝であって、図1及び図2に示すように、受け
皿80に設けられている。具体的には、この小物用溝90
は、図1及び図2に示すように、手前側側板83の右端付
近に設けられている。また、この小物用溝90は、手前側
側板83に直接設けられている。
【0040】また、この小物用溝90は、図1及び図2に
示すように、手前側側板83の上面から下面まで貫通する
ように形成され、これにより、手前側側板83の上面及び
下面の双方に開口部を有している。そして、この小物用
溝90は、上側の開口部から小物が挿入されるとともに、
下側の開口部からゴミやホコリなどが落下するようにな
っている。
【0041】また、この小物用溝90の内周面には、図3
及び図4に示すように、小物用溝90の上側の開口部から
挿入した小物が小物用溝90を通過して小物用溝90の下側
の開口部から落下しないようにするための多数の突起91
が設けられている。また、突起91は、図4に示すよう
に、小物用溝90の両側の内周面を連結するように形成さ
れている。また、突起91の間隔は、紙幣や硬貨やプリペ
イドカードなどの小物の幅よりも狭く形成されている。
【0042】また、この小物用溝90は、図3に示すよう
に、上側の開口部から下側の開口部へ向けて、その幅が
次第に狭くなるように形成されている。すなわち、この
小物用溝90は、小物が挿入される開口部から、小物が挿
入される奥方向へ向けて、その幅が次第に狭くなるよう
に形成されているのである。なお、突起91は、小物用溝
90の上側の開口部から挿入した小物が小物用溝90を通過
して小物用溝90の下側の開口部から落下しないように形
成されればよい。したがって、突起91は、図4に示すよ
うに、小物用溝90の両側の内周面を連結するように形成
される場合に限られず、例えば、図5に示すように、小
物用溝90の一方の内周面から他方の内周面へ向けて交互
に突出させるように形成することもできる。
【0043】このように、本実施の形態に係る遊技機10
は、受け皿80に小物用溝90を設け、この小物用溝90に紙
幣や硬貨やプリペイドカードなどをはさめるようにした
ものであり、これにより、紙幣や硬貨やプリペイドカー
ドなどを前面パネル21とメダル投入口40との間にはさま
なくても済むようにして、7セグメントLED62などの
表示装置の視認を妨げることがないようにしているので
ある。
【0044】また、本実施の形態に係る遊技機10では、
遊技者が食事などのために遊技の途中で一時的に席を離
れる際に、受け皿80に設けた小物用溝90にメダルや一時
的な離席であることを明示したカードなどをはさむこと
ができ、これにより、一時的な離席であることをわかり
やすくすることができるのである。また、本実施の形態
に係る遊技機10は、小物用溝90を受け皿80の側板82に直
接設けることにより、受け皿80に小物用溝90を設けるに
あたって、部品点数を増やさなくても済むようにしてい
るのである。
【0045】また、本実施の形態に係る遊技機10は、小
物用溝90を側板82の上面から下面まで貫通させることに
より、小物用溝90内にゴミやホコリなどが溜まらないよ
うにしているのである。また、本実施の形態に係る遊技
機10は、小物用溝90の内周面に、小物用溝90の上側の開
口部から挿入した小物が小物用溝90を通過して小物用溝
90の下側の開口部から落下しないようにするための多数
の突起91を設けることにより、小物用溝90内にゴミやホ
コリなどが溜まらないようにしつつも、紙幣や硬貨やプ
リペイドカードなどの小物は小物用溝90の下側の開口部
から落下しないようにしているのである。
【0046】更に、本実施の形態に係る遊技機10は、小
物が挿入される開口部から、小物が挿入される奥方向へ
向けて、小物用溝90の幅が次第に狭くなるように形成す
ることにより、厚さが異なる紙幣や硬貨やプリペイドカ
ードなどの種々の小物を確実にはさめるようにしている
のである。なお、本実施の形態では、小物用溝90は、図
1及び図2に示すように、手前側側板83の右端付近に一
つだけ設けたが、小物用溝90は、例えば、図6に示すよ
うに、手前側側板83の右端から左端にまで達するように
形成してもよく、更には、右側側板84や左側側板85にも
設けるなど、複数設けてもよい。
【0047】また、遊技機10は、スロットマシンに限ら
れるものではなく、例えば、パチンコ機などであっても
よい。また、パチンコ機のように上下に二つの受け皿80
が設けられる場合にあっては、一方の受け皿80にのみ小
物用溝90を設けてもよく、また、双方の受け皿80に小物
用溝90を設けてもよい。
【0048】(第2の実施の形態) (図面の説明)図7及び図8は、第2の実施の形態を示
すものである。図7は、本実施の形態に係る遊技機10の
受け皿80の外観斜視図、図8は、本実施の形態に係る遊
技機10の受け皿80の要部断面図である。
【0049】(遊技機10)本実施の形態に係る遊技機10
は、図7に示すように、受け皿80にクリップ100を設
け、このクリップ100に小物用溝90を設けたものであ
り、すなわち、受け皿80に間接的に小物用溝90を設けた
ものである。なお、本実施の形態に係る遊技機10は、受
け皿80にクリップ100を設け、このクリップ100に小物用
溝90を設けた点以外については、第1の実施の形態と同
様である。
【0050】(クリップ100)クリップ100は、受け皿80
に小物用溝90を設けるためのものである。このクリップ
100は、図7及び図8に示すように、断面S字形に形成
されており、小物をはさむためのはさみ部101と、側板8
2に係止される係止部102とを有している。
【0051】また、はさみ部101には、図7及び図8に
示すように、小物をはさむための溝である小物用溝90が
設けられている。また、係止部102は、図7及び図8に
示すように、フック状に形成されており、受け皿80の手
前側側板83に係止可能に形成されている。これにより、
クリップ100は、受け皿80に着脱自在とされている。
【0052】更に、図8に示すように、係止部102の所
定位置には、半球状の係合突起103が設けられていると
ともに、手前側側板83の所定位置には、半球状の係合穴
104が設けられている。そして、クリップ100の係止部10
2を、受け皿80の手前側側板83の所定位置に係止させる
と、係合突起103と係合穴104とが係合するようになって
いる。これにより、小物用溝90に紙幣や硬貨やプリペイ
ドカードなどの小物を抜き差しする程度では、クリップ
100が手前側側板83に沿って横方向に移動したり、ある
いはクリップ100が手前側側板83から簡単に外れてしま
ったりしないようにしているのである。
【0053】このように、本実施の形態に係る遊技機10
は、受け皿90に小物をはさむためのクリップ100を設
け、このクリップ100に小物用溝を設けたものであり、
これにより、部品点数は増えるものの、従来の遊技機を
そのままの形で利用できるようにしているのである。ま
た、本実施の形態に係る遊技機10は、クリップ100を受
け皿80に着脱自在に形成することにより、小物用溝90内
にゴミやホコリなどが溜まってしまったような場合に
は、クリップ100を受け皿80から取り外して、小物用溝9
0内を容易に掃除できるようにしているのである。
【0054】なお、本実施の形態では、クリップ100
は、図7に示すように、手前側側板83の右端付近に一つ
だけ設けたが、クリップ100は、複数設けてもよい。ま
た、遊技機10は、スロットマシンに限られるものではな
く、例えば、パチンコ機などであってもよい。また、パ
チンコ機のように上下に二つの受け皿80が設けられる場
合にあっては、一方の受け皿80にのみクリップ100を設
けて、このクリップ100に小物用溝90を設けてもよく、
また、双方の受け皿80にクリップ100を設けて、各クリ
ップ100に小物用溝90を設けてもよい。
【0055】
【発明の効果】(請求項1)以上説明したように、請求
項1記載の発明によれば、受け皿に小物用溝を設けたこ
とから、この小物用溝に紙幣や硬貨やプリペイドカード
などの小物をはさむことができ、これにより、紙幣や硬
貨やプリペイドカードなどを手元に用意しておいて、遊
技を円滑に進めることができるようにしつつも、表示装
置や遊技盤面などの視認が妨げられない遊技機を提供す
ることができるのである。
【0056】(請求項2)また、請求項2記載の発明に
よれば、受け皿の側板に小物用溝を直接設けたことか
ら、受け皿に小物用溝を設けるにあたって部品点数を増
やさずに済み、更に、小物用溝を側板の上面から下面ま
で貫通させるとともに、小物用溝の内周面には多数の突
起を設けたことから、小物用溝内にゴミやホコリなどが
溜まらないようにしつつも、紙幣や硬貨やプリペイドカ
ードなどの小物は小物用溝の下側の開口部から落下しな
い遊技機を提供することができるのである。
【0057】(請求項3)また、請求項3記載の発明に
よれば、小物が挿入される開口部から、小物が挿入され
る奥方向へ向けて、小物用溝の幅が次第に狭くなるよう
に形成したことから、厚さが異なる紙幣や硬貨やプリペ
イドカードなどの種々の小物を確実にはさめる遊技機を
提供することができるのである。
【0058】(請求項4)また、請求項4記載の発明に
よれば、受け皿に小物をはさむためのクリップを設け、
このクリップに小物用溝を設けたことから、部品点数は
増えるものの、従来の遊技機をそのままの形で利用でき
る遊技機を提供することができるのである。
【0059】(請求項5)更に、請求項5記載の発明に
よれば、クリップを受け皿に着脱自在に形成したことか
ら、小物用溝内にゴミやホコリなどが溜まってしまった
ような場合には、クリップを受け皿から取り外して小物
用溝内を容易に掃除できる遊技機を提供することができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る遊技機の外観正面図。
【図2】第1の実施の形態に係る遊技機の受け皿の外観
斜視図。
【図3】第1の実施の形態に係る遊技機の受け皿の要部
断面図。
【図4】第1の実施の形態に係る遊技機の小物用溝の上
面図。
【図5】第1の実施の形態に係る遊技機の小物用溝の上
面図。
【図6】第1の実施の形態に係る遊技機の受け皿の外観
斜視図。
【図7】第2の実施の形態に係る遊技機の受け皿の外観
斜視図。
【図8】第2の実施の形態に係る遊技機の受け皿の要部
断面図。
【符号の説明】
10 遊技機 20 筐体 21 前面パネル 22 図柄表示窓 30 回転リール 40 メダル投入
口 51 スタートスイッチ 52 ストップス
イッチ 53 ベットスイッチ 54 清算スイッ
チ 61 液晶ディスプレイ 62 7セグメン
トLED 70 払出口 80 受け皿 81 底板 82 側板 83 手前側側板 84 右側側板 85 左側側板 90 小物用溝 91 突起 100 クリップ 101 はさみ部 102 係止部 103 係合突起 104 係合穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技媒体が払い出される払出口と、この
    払出口から払い出された遊技媒体を受け止めて貯留する
    ための受け皿とを備えた遊技機であって、 前記受け皿には、小物をはさむための溝である小物用溝
    が設けられていることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記受け皿は、底板と、この底板の周囲
    から上方へ向けて突出する側板とを有し、 前記小物用溝は、側板の上面から下面まで貫通するよう
    に形成されているとともに、小物用溝の内周面には、小
    物用溝の上側の開口部から挿入した小物が小物用溝を通
    過して小物用溝の下側の開口部から落下しないようにす
    るための多数の突起が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記小物用溝は、小物が挿入される開口
    部から、小物が挿入される奥方向へ向けて、その幅が次
    第に狭くなるように形成されていることを特徴とする請
    求項1又は2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記受け皿には、小物をはさむためのク
    リップが設けられ、このクリップに、小物をはさむため
    の溝である小物用溝が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記受け皿は、底板と、この底板の周囲
    から上方へ向けて突出する側板とを有し、 前記クリップは、小物をはさむためのはさみ部と、側板
    に係止される係止部とを有し、 前記はさみ部に、小物をはさむための溝である小物用溝
    が設けられ、 前記係止部は、側板に着脱自在に形成されていることを
    特徴とする請求項4記載の遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005204700A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Samii Kk 遊技機
JP2005204698A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Samii Kk 遊技機
JP2008206810A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Samii Kk メダル式遊技機
US7530440B2 (en) 2002-10-30 2009-05-12 Aruze Corp Gaming machine

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