JP2003300654A - 排出処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

排出処理装置及び画像形成装置

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JP2003300654A JP2002107515A JP2002107515A JP2003300654A JP 2003300654 A JP2003300654 A JP 2003300654A JP 2002107515 A JP2002107515 A JP 2002107515A JP 2002107515 A JP2002107515 A JP 2002107515A JP 2003300654 A JP2003300654 A JP 2003300654A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート後処理を行なうための整合部へ適切に
シートを搬送可能にする。 【解決手段】 シートを整合して所定のシート処理を行
った後、排出する排出処理装置において、シートを整合
する整合ステージと、該整合ステージへシートを搬送す
る中間ローラ3と、前記整合ステージよりもシート搬送
方向上流側に配置され、前記シート処理後のシート束を
排出する束排出ローラ5とを有し、束排出ローラ5はシ
ートを挟持して搬送し得る搬送状態と、シートを搬送し
ない非搬送状態とを選択可能であり、中間ローラ3によ
って整合ステージへ搬送される複数枚のシートのうち、
最初のシートが搬送されるときに前記搬送状態が選択さ
れ、2枚目以降のシートが搬送されるときに前記非搬送
状態が選択されるよう構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置に接続さ
れる排出処理装置の搬送制御に関し、シートを的確に搬
送し得る排出処理装置及びこれを備えた画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタ等の画像形成装置で
は、画像形成(記録)した複数枚のシートについて、各
端部を整合させてステイプル(針打ち)等の後処理を施
して排出する排出処理装置を備えているものがある。こ
のような排出処理装置としては、画像形成装置本体のシ
ート排出口側の側面や上面に設けられ、画像形成装置本
体側で記録されたシートを、順次排出処理装置に搬入
し、各端部を整合して、後処理を施して排出するタイプ
のものが知られている。
【0003】整合動作は、シート毎に整合トレイへ積載
した後行なうが、整合機構を独立させるために、通常は
搬送路より1段落としたトレイを設置し、そこへシート
を積載して整合機構によって整合を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成にすると装置が大きくなる、コストが上がる、といっ
たデメリットが生じる。高速のプリンタや、複写機なら
ば本体につりあった装置の大きさで問題はないが、デス
クトップのプリンタでは大きさのバランスが悪くなった
り、設置に条件がついたり、価格が上がったりと問題は
多い。
【0005】そこで、搬送路上の延長に整合機構を設置
することにより、コンパクトな排出処理装置にすること
が考えられるが、整合手段はシートの搬送方向とは直角
に動作する整合機構が必要であり、搬送路上で整合機構
を独立させると、どうしても搬送路を分断しなければな
らなくなる。
【0006】そして、この分断位置で搬送上の様々な問
題が発生する。そのひとつにシートのカールによるジャ
ムが考えられる。先端がカールしたシートは、分断した
搬送路から外れ、整合機構にあたってシート搬送を妨げ
てしまう。
【0007】本発明は上記課題を解決するものであり、
その目的は、シート後処理を行なうための整合部へ適切
にシートを搬送可能な排出処理装置並びにこれを備えた
画像形成装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、シートを整合して所定
のシート処理を行った後、排出する排出処理装置におい
て、シートを整合する整合手段と、前記整合手段へシー
トを搬送する搬送手段と、前記整合手段よりもシート搬
送方向上流側に配置され、前記シート処理後のシート束
を排出する束排出手段と、を有し、前記束排出手段はシ
ートを挟持して搬送し得る搬送状態と、シートを搬送し
ない非搬送状態とを選択可能であり、前記搬送手段によ
って前記整合手段へ搬送される複数枚のシートのうち、
最初のシートが搬送されるときに前記搬送状態が選択さ
れ、2枚目以降のシートが搬送されるときに前記非搬送
状態が選択されるよう構成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態に係る排
出処理装置について、これを備えた画像形成装置として
レーザビームプリンタを例示して説明する。
【0010】〔第1実施形態〕
【0011】図1は排出処理装置を備えた画像形成装置
の断面説明図、図2は本発明における排出処理装置の搬
送路断面の概略説明図、図3は整合処理部の平面概略説
明図、図4は同整合処理部を排出口方向から見た断面概
略説明図、図5は電気ブロック図である。
【0012】{排出処理装置を備えた画像形成装置の全
体構成}
【0013】まず、図1を用いて画像形成装置A及び排
出処理装置Bの概略構成について説明する。画像形成装
置Aは単独にコンピュータに接続され、或いはLAN等
のネットワークに接続され、これらコンピュータやネッ
トワークから送られた画像情報やプリント信号等に基づ
いて、所定の画像形成プロセスによってシートに画像形
成(記録)し、排出する装置である。
【0014】画像形成装置Aにおいては、給送カセット
110内にシートSが複数枚積載され、各種ローラによっ
てこれらのうちの最上位のシートが順次1枚ずつ分離給
送されるようになっている。そして、コンピュータやネ
ットワークから供給された所定のプリント信号により、
給送カセット110から給送されたシートSは、画像形成
装置A内において、所謂レーザービーム方式の画像形成
プロセスによりトナー画像を形成する画像形成部111で
シート上面にトナー画像が転写され、続いて、下流側の
定着器112で熱及び圧力を加えられることにより、当該
トナー画像が永久定着される。
【0015】画像を定着されたシートSは、排出ローラ
113に至るまでの略U字状のシート搬送路で折り返され
ることにより画像面が反転し、画像面が下側になった状
態で排出ローラ113によって画像形成装置Aの上部に設
けられたフェイスダウン排出トレイ114に排出される。
ここで、当該シートSは、不図示の制御部からの制御信
号に基づいて画像形成装置Aのフラッパ115の位置が選
択されることにより、フェイスダウン排出トレイ114に
排出されるか、排出処理装置Bに排出されるかが選択さ
れる。
【0016】排出処理装置Bは、画像形成装置Aの上方
に配置され、画像形成装置Aから画像を記録されて排出
されたシートに対し、複数枚を整合してシート束とし、
ステープル(針打ち)やパンチ(穴あけ)等の所定の後
処理を行う装置である。また後処理を実行せずに単純に
排出、積載する機能も有する。ここで、排出処理装置B
と画像形成装置Aは、不図示のケーブルコネクターで電
気的に接続されており、排出処理装置Bは画像形成装置
Aに対して着脱可能に取り付けられている。
【0017】{排出処理装置}
【0018】次に排出処理装置Bの構成について説明す
る。画像形成装置Aから供給されるシートは、入口セン
サ1によって検知され、搬送ローラ2で搬送されるとと
もに、搬送手段としての中間ローラ3によって整合ステ
ージ4に搬送される。そして、束排出手段としての束排
出ローラ対5(5L,5U)によって離間、ニップが選
択され、所定の後処理が行われた後に積載トレイ7へ排
出される。
【0019】搬送ローラ2、中間ローラ3、束排出下ロ
ーラ5L、束排出上ローラ5Uの回転は搬送モータM1
によって駆動される。束排出ローラ対5のニップ、離間
位置は、離間モータM3によって駆動されるカムによっ
て位置決めする。このカムには位置センサフラグが接続
されており、このフラグがフォトセンサである束排出ロ
ーラホームポジションセンサ11を遮光した位置が離間位
置、透光した位置がニップ位置となっている。
【0020】6はシート束の横方向の整合を行なう整合
手段としての整合板であり、整合モータM4(ステッピ
ングモータ)によって位置決めされる。整合板6は、図
3に示すとおり、シート左側を押さえる左整合板6L
と、シート右側を押さえる右整合板6Rから構成されて
おり、退避位置A、待機位置B、整合位置C、ルーズ整
合位置C′のいずれかに移動する。退避位置Aには退避
位置を検出する整合板ホームポジションセンサ12が配置
される。右整合板6Rは待機位置Bから内側へは移動し
ない機構になっており、シートサイズに合わせて左整合
板6Lだけで整合動作を行なう。
【0021】7は積載トレイである。8は整合ステージ
4上から飛び出したシートを引き戻すためのパドルであ
り、パドルモータM2によって時計回りに回転する。パ
ドル機構はパドルホームポジションセンサ19を有してお
り、パドルモータM2の回転制御に使用される。
【0022】9は整合したシート束を押さえるためのス
タンプであり、プランジャータイプのソレノイドSLに
よって離間、押下される。ソレノイドSLをオンにする
と離間、オフにすると押下する機構となっている。
【0023】10は満載検知センサフラグであり、束排出
上ローラ5Uの上に位置しており、束排出ローラ対5が
ニップしている状態で、積載トレイ7上のシートが満載
高さになると満載検知センサ13を遮光する。この満載検
知センサフラグ10は、束排出ローラ対5が離間している
ときは上部に退避されてしまうため、満載検知してはい
けない状態になる。また、図4に示すように、満載検知
センサフラグ10は、ステープル位置のシート束の盛り上
がりも正しく検知できるように、シート束の中央部だけ
でなく両端にも配置されている。従って、整合板6の動
作範囲と満載検知センサフラグ10の動作範囲は干渉して
いることが分かる。
【0024】15は、ステープラであり、ステープルモー
タM5を駆動することによって、整合ステージ4上で整
合されたシート束の右奥に斜めに針打ちを行なう。この
ステープラ15は、ステープラの初期位置を示すステープ
ラホームポジションセンサ16と、針無し予告検知を行な
う針有無センサ17を有している。
【0025】18は整合ステージ4上のシート束有無検知
センサであり、ステープル後の束排出、積載が正しく行
なわれたかを判断するために使用される。
【0026】{制御構成}
【0027】図5のCPU41はROM、RAM内蔵のワ
ンチップマイコンであり、各駆動回路へ駆動信号を出力
し、各センサ入力回路からセンサ信号を入力する。ま
た、図示しないプリンタコントローラとシリアル通信に
よって、制御情報、状態情報を授受するものである。
【0028】以下、前述した排出処理装置Bの各機構を
使って、電源オン時の初期化処理、の搬送とシート束の
後処理、エラー検知とエラー処理をCPU41がどのよう
な制御で行なうか、をフローチャートによって説明す
る。
【0029】(1) 初期化処理
【0030】図6は装置の初期化処理を示すフローチャ
ートである。電源が投入されると、CPU41は、ステッ
プ501で図示しないプリンタコントローラとの通信を開
通させる。通信が開通すると、ステップ502でプリンタ
コントローラとCPU41は互いの装置情報を送受信す
る。
【0031】ステップ503では、初期化可能状態をプリ
ンタコントローラに通知し、ステップ504でプリンタコ
ントローラからの初期化指令を待つ。排出処理装置Bを
含んだプリンタシステムでの初期化動作は、プリンタ内
の残留シートの検知、排出も含んでいるので、排出処理
装置B単独で初期化動作を行なうと、残留シートにダメ
ージを与えかねない。そこで、プリンタコントローラ
は、図示しないプリンタエンジンコントローラとも通信
を行い、システム全ての装置がすべて初期化可能となっ
たとき、全ての装置に対して初期化指令を送信すること
になっている。
【0032】プリンタコントローラから初期化指令を受
信すると、ステップ505でステープラの初期化を行い、
以下、ステップ506で機内残留シート検知処理、ステッ
プ507で整合板の初期化処理、ステップ508でパドル機構
の初期化処理、ステップ509で束排出ローラ対5の初期
化処理、ステップ510で整合ステージ4に残留したシー
トの排出処理を行なう。ここで重要なのは、
【0033】整合板6の初期化処理を束排出ローラ対
5の初期化処理より先に行なうことである。仮に、束排
出ローラ対5がニップ状態にあり、整合板6が退避位置
にあったとき、ユーザーが誤って整合板6を中央方向に
押し込んでしまうと、満載検知センサフラグ10は、整合
板6の下部に潜り込んだような位置関係になる。この状
態でステップ509の束排出ローラ対5の初期化を先に行
なってしまうと、満載検知センサフラグ10と整合板6が
干渉してしまい、破損してしまうといった弊害を生じて
しまう。従って、整合板6の初期化処理を束排出ローラ
対5の初期化処理より先に行なわなければならない。
【0034】もうひとつは、ステープラの初期化を機
内残留シート検知の前に行なうことである。ステープラ
がシート束を噛んだまま、いわゆる針ジャム状態のまま
初期化処理が行なわれることはよくありえることであ
る。このとき、機内残留シートを検知してシートジャム
と判断してしまって、以後の初期化処理を停止してしま
うと、ユーザーがシート束を取り除こうとしても、ステ
ープラがシート束を噛んだままなので除去できない、と
いった不具合が発生してしまう。従って、ステープラの
初期化を行なった後、機内残留シート処理を行なわなけ
ればならない。
【0035】次に各初期化の処理手順をそれぞれ、フロ
ーチャートに従って説明する。図7はステープラの初期
化処理を示すフローチャートである。
【0036】ステップ601でまず、制御用のタイマーを
スタートさせる。ステップ602でステープラ15のステー
プラホームポジションセンサ16を確認し、ステープラが
初期状態にあるかを判断する。初期状態でなければ、ス
テップ603でステープラリカバリ処理を行なう。ステー
プラリカバリ処理は、ステープルモータM5をステープ
ルするときとは逆方向に所定時間回転させることによっ
て行なう。ステップ604、605で所定時間、ステープラ15
のステープラホームポジションセンサ16を確認し、ステ
ープラが初期状態に戻ったかを確認する。ここでステー
プラホームポジションを検知できなかった場合、ステッ
プ606で一旦ステープルモータM5を停止し、ステップ6
07で所定時間の休止を行なう。そして、ステップ608で
再度ステープルモータを逆転させ、ステップ609、610で
ステップ604、605と同じステープラリカバリ処理を再度
行なう。そして、ステップ609でやはりステープラホー
ムポジションを確認できなかった場合、ステップ611の
ステープラ故障処理を行なう。ステップ602、604、609
でステープラホームポジションを検知ればステープラの
初期化処理終了であるのでステップ612でステープルモ
ータを停止する。ステップ611のステープラ故障処理で
は、ステープラ故障を図示しないプリンタコントローラ
に通知するとともに、初期化処理全てを中止する。
【0037】図8は機内残留シート検知処理と整合板初
期化処理を示すフローチャートである。
【0038】まずステップ700で制御用のタイマーをス
タートさせる。ステップ701で入口センサ1を確認し、
シートが排出処理装置B内に残留しているかを判断す
る。シートが残留していればステップ702の機内残留シ
ートジャム処理を行なう。ジャム処理は、ジャムを図示
しないプリンタコントローラに通知するとともに、以後
の初期化処理を中断する。残留シートを検知しなけれ
ば、次に整合板の初期化処理を行なう。
【0039】まず、ステップ703で整合板ホームポジシ
ョンセンサ12が整合板を検知しているかを確認する。も
し検知していなければステップ709の処理に移る。もし
検知していればステップ704で整合モータM4を正転方
向に駆動し、ステップ705で整合板ホームポジションセ
ンサ12が整合板を検知しなくなるのを確認する。ここで
モータM4の駆動時間を計測しておき、ステップ706で
所定時間以上駆動したと判断したならば、整合モータM
4の故障と判断してステップ720の故障処理を行なう。
故障処理では、図示しないプリンタコントローラに整合
モータ故障を通知するとともに、以後の初期化処理を行
なわない。所定時間以内ならば、ステップ705の処理に
戻る。ステップ705で整合板ホームポジションセンサ12
が整合板を検知しなくなれば、ステップ707で更に整合
モータM4を正転方向に所定量だけ駆動する。ここでモ
ータ回転方向切り換えのための所定期間の停止処理ステ
ップ708、709を設けた後、ステップ710で整合モータM
4を逆転方向に駆動し、ステップ711で整合板ホームポ
ジションセンサ12が整合板を検知するのを確認する。こ
こでもモータM4の駆動時間を計測しており、ステップ
712で所定時間以上駆動したと判断したならば、整合モ
ータM4の故障と判断してステップ720の故障処理を行
なう。所定時間に達していなければ、ステップ711の処
理に戻る。ステップ711で整合板ホームポジションセン
サ12が整合板を検知すれば、更にステップ713で所定量
だけ整合モータM4を逆転方向に駆動し、ステップ714
でモータを停止する。これで整合板の初期化処理は終了
である。
【0040】図9はパドル機構の初期化処理を示すフロ
ーチャートである。
【0041】まず、ステップ800で制御用のタイマーを
スタートさせる。ステップ801でパドルモータM2を正
転方向に駆動し、ステップ802でパドルホームポジショ
ンセンサ19がパドルとともに回転する図示しないパドル
センサフラグを検知しているかを確認する。もし検知し
ていなければステップ807の処理に移る。もし検知して
いればステップ803、804で所定時間内にパドルホームポ
ジションセンサ19がパドルセンサフラグを検知しなくな
るのを確認する。所定時間以上駆動したにもかかわらず
パドルセンサフラグを検知したままであれば、整合モー
タM2の故障と判断してステップ810の故障処理を行な
う。故障処理では図示しないプリンタコントローラにパ
ドルモータ故障を通知するとともに以後の初期化処理を
中止する。ステップ803でパドルホームポジションセン
サ19がパドルセンサフラグを検知しなくなれば、そのま
まパドルモータM2を更に正転方向に駆動し、ステップ
807、808で所定時間内にパドルホームポジションセンサ
19がパドルセンサフラグを検知するのを確認する。ステ
ップ808で所定時間以上駆動したと判断したならば、パ
ドルモータM2の故障と判断してステップ810の故障処
理を行なう。ステップ807でパドルホームポジションセ
ンサ19がパドルセンサフラグを検知すれば、ステップ80
9でパドルモータM2を停止し、パドル機構の初期化処
理を終了する。
【0042】図10は束排出ローラの初期化処理、束排出
処理を示すフローチャートである。
【0043】まず、ステップ900で制御用のタイマーを
スタートする。ステップ901で離間モータM3を正転方
向に駆動し、ステップ902で束排出ホームポジションセ
ンサ11が束排出ローラ位置決めカムとともに回転する図
示しない位置センサフラグを検知しているかを確認す
る。もし検知していなければステップ907の処理に移
る。もし検知していればステップ903、904で束排出ロー
ラホームポジションセンサ11が位置センサフラグを検知
しなくなるのを確認する。ステップ904で所定時間以上
駆動したと判断したならば、離間モータM3の故障と判
断してステップ915の故障処理を行なう。故障処理では
図示しないプリンタコントローラに離間モータ故障を通
知するとともに以後の初期化処理を中止する。ステップ
903で束排出ローラホームポジションセンサ11が位置セ
ンサフラグを検知しなくなれば、さらに離間モータM3
を更に正転方向に駆動し、ステップ907、908で所定時間
内にパドルホームポジションセンサ19がパドルセンサフ
ラグを検知するのを確認する。ステップ908で所定時間
以上駆動したと判断したならば、離間モータM3の故障
と判断してステップ915の故障処理を行なう。ステップ9
07で束排出ローラホームポジションセンサ11が位置セン
サフラグを検知すれば、更に回転を継続させ、ステップ
909で束排出ローラホームポジションセンサ11が位置セ
ンサフラグを検知しなくなるのを確認するまでステップ
909の処理を繰り返す。検知しなくなった時点でステッ
プ910で離間モータM3を停止し、束排出ローラの初期
化処理を終了する。すなわち、束排出ローラ対5は、ニ
ップ状態で初期化終了である。
【0044】ステップ911では搬送モータM1を駆動す
る。ここでも駆動時間を計測し、ステップ912で所定時
間駆動したかを確認する。束排出ローラ対5はニップ状
態にあり、整合板も退避位置にあるので、もし整合ステ
ージ4にシートが残留していれば、この処理でシート束
が積載トレイに排出されるはずである。そこでステップ
913では束排出センサ18を確認し、もしシートがあれば
ステップ914で機内残留シートジャム処理を行なう。シ
ートがなければ、ここで全ての初期化処理が終了する。
【0045】スタンプ機構は、CPU41のポート設定で
ソレノイドSLをオフにしており、オフでスタンプ押下
であるので、特に初期化処理は必要ない。
【0046】(2) シート搬送管理処理
【0047】プリンタからシートが搬入される前に、通
信によって図示しないプリンタコントローラから、ジョ
ブ情報と搬入されるシートのページ情報がCPU41に送
られる。ジョブ情報には、そのジョブで行なう後処理情
報が付加されている。本実施形態の排出処理装置Bは、
ステープル機能と、後処理を施さない単純積載機能があ
るので、そのいずれかの指定がジョブ情報としてプリン
タコントローラから送られる。ページ情報情報は、ペー
ジID、ディスクリプタ、シートサイズで構成される。
ページIDはページ毎に付けられる固有の番号である。
ディスクリプタは、ジョブ内でのシートの位置付けを示
す情報であり、ジョブの先頭ページにはSOJ(Start o
f JOB)が、ジョブの最終ページにはEOJ(End of JOB)
という情報が付加されている。
【0048】プリンタコントローラからジョブ情報、ペ
ージ情報を受け取ったCPU41は、これらの情報を記憶
し、プリンタコントローラに対して必要シート間時間を
送る。通常は0秒であるが、ステープル処理などの場合
は所定のステープル動作時間をあけなければならない。
この必要シート間時間を受け取ったプリンタコントロー
ラは、そのページに対するプリント開始を指定された時
間だけ遅らせることにより、シート間をあける。その
後、CPU41はプリンタコントローラからの搬入予告指
令を待つ。搬入予告指令は、シートが排出処理装置Bに
搬入される直前に発行される。搬入予告指令を受け取っ
たCPU41は、シート排出処理を実行する。
【0049】図11はシート搬送管理処理を示すフローチ
ャートである。この処理は、所定の短い周期で実行され
る。ステップ1001でジョブ情報を受け取ったかを判断
し、ジョブ情報を受け取ったならばステップ1002でこれ
を記憶する。ステップ1003ではページ情報を受け取った
かを判断し、もし受け取ったならば、ステップ1004で受
け取ったページ情報を搬送管理テーブルに追加登録す
る。搬送管理テーブルは、4ページ分のページ情報を登
録できるリングバッファである。搬送管理テーブルのペ
ージ情報には、図12に示すように、プリンタコントロー
ラから受け取ったページ情報のほかに、ステップ1001で
記憶している1ビットのジョブ情報と、搬送状況を示す
2ビットの搬送情報が付加される。搬送情報が00Bであ
れば、ページ情報を受け取っただけで、搬入予告指令を
受け取っていない状況を示しており、搬送情報が01Bで
あれば、シート搬送動作を行なっていることを示し、搬
送情報が10Bであれば搬送終了を示し、搬送情報が11B
であれば搬送中にエラーが発生したことを示す。
【0050】ステップ1005では、搬入予告指令を受け取
ったかを判断し、もし、受け取っていれば、ステップ10
06で最も古く登録された搬送情報を検索し、その搬送情
報に01Bをセットするとともにステップ1007でそのペー
ジ情報のジョブ情報を確認し、単純積載ジョブであれば
ステップ1008で単純積載搬送処理タスクを、ステープル
ジョブであればステップ1009でステープル搬送処理タス
クを起動する。これらのタスクには、このページ情報の
アドレスが渡され、それぞれのタスクもまた、このペー
ジ情報を元に搬送処理を行なう。
【0051】ステップ1010では搬送管理テーブルを検索
し、搬送情報が10Bであるものをピックアップする。搬
送情報が10Bとなっているページ情報を見つけた場合、
ステップ1011でプリンタコントローラにページIDとと
もに搬送終了を通知する。さらにステップ1012で、その
ページ情報のディスクリプタを確認し、もしEOJが付
加されていれば、ステップ1013でプリンタコントローラ
にジョブ終了を通知する。そしてステップ1014で搬送管
理テーブルからこのページ情報を削除する。ステップ10
10で搬送情報が10Bのものがなければ、次のステップ10
15の処理に移る。
【0052】ステップ1015では、搬送管理テーブルを検
索し、搬送情報が11Bであるものをピックアップする。
11Bの搬送情報は、搬送エラー発生を示しているので、
ステップ1016で搬送停止処理を行なう。搬送停止処理で
は、全ての搬送タスクの停止削除、モータなど全ての駆
動系の停止、エラー情報のプリンタコントローラへの通
知、搬送情報の削除、を行なう。
【0053】(3) 単純積載搬送処理
【0054】図13は単純積載の処理を示すフローチャー
トである。この処理、及び後述するステープル搬送処理
はシート毎に行なわれるタスク処理であり、シート搬送
制御中に別のシートが搬入されると、同様の処理タスク
が起動され、前ページの搬送処理とともに並行処理する
プログラム構成となっている。
【0055】ステップ1201では、まずタイマーをスター
トさせる。次にステップ1202で搬送モータM1駆動開始
指示を搬送モータ駆動処理に与える。ステップ1203では
入口センサ1を確認し、シートが排出処理装置Bに搬入
されてきたかを確認する。搬入されていなければ、ステ
ップ1204でタイマー値を確認し、所定時間以上経過して
いれば遅延ジャムと判断して、ステップ1215のジャム処
理を行なう。所定時間以内であればステップ1203の処理
に戻る。
【0056】ステップ1203でシートを検知した場合、ス
テップ1205で入口センサ1を確認し、シート後端を確認
する。シート後端を確認していなければ、ステップ1206
でタイマー値を確認し、シートサイズごとに設定された
所定時間以上経過していれば滞留ジャムと判断して、ス
テップ1215のジャム処理を行なう。所定時間以内であれ
ばステップ1205の処理に戻る。
【0057】ステップ1205でシート後端を検知した場
合、ステップ1207でタイマーカウンタをリセットして新
たにタイマーをカウントさせる。入口センサ1から束排
出センサ18までの搬送距離は、最小のシートサイズより
小さいのでステップ1208では、束排出センサ18を確認
し、シート後端を確認する。シート後端を確認していな
ければ、ステップ1209でタイマー値を確認し、所定時間
以上経過していれば滞留ジャムと判断して、ステップ12
15のジャム処理を行なう。所定時間以内であればステッ
プ1208の処理に戻る。
【0058】ステップ1208でシート後端を検知したなら
ば、ステップ1210で搬送モータM1停止指示を搬送モー
タ駆動処理に与える。図示しない搬送モータ駆動処理
は、オンオフカウンタを持っており、駆動開始指示を受
けると、このオンオフカウンタを1インクリメントし、
駆動停止指示を受けると、オンオフカウンタを1デクリ
メントする。そしてこのオンオフカウンタが0から1に
変化した時、搬送モータM1を駆動開始し、1から0に
変化したとき搬送モータM1を停止する。その他のカウ
ント値では搬送モータの状態を保持する処理となってい
る。このように制御することにより、複数の搬送処理タ
スクから駆動、停止指示を与えられても正確に搬送処理
を行なうことができる。ステップ1211では、搬送管理処
理から与えられたページ情報の搬送情報に10Bをセット
し、搬送処理を終了する。
【0059】ステップ1215のジャム処理では、与えられ
たページ情報の搬送情報に11Bをセットし、それぞれの
ジャム種別を図示しないエラー情報エリアにセットし
て、搬送処理を終了する。
【0060】(4) ステープル搬送処理
【0061】次に図14に示すフローチャートによって、
ステープル搬送処理を説明する。まずステップ1301でタ
イマーをスタートさせる。次にステップ1302で搬送モー
タM1の駆動開始指示を搬送モータ駆動処理に与える。
ステップ1303では、ページ情報のディスクリプタを参照
し、SOJであるかを判断する。SOJであればジョブ
の先頭ページであるので、以下のステップ1304からステ
ップ1312の処理を行なう。
【0062】まず、ステップ1304では、離間モータM3
を駆動し、初期化処理でニップしていた束排出手段とし
ての束排出ローラ対5を離間させる。ステップ1305で離
間動作完了待ちのため、所定時間待ち合わせ、ステップ
1306で離間モータM3を停止する。そして、ステップ13
07で整合モータM4を駆動し、整合手段としての整合板
6を待機位置Bまで移動させる。
【0063】ステップ1304で束排出ローラ対5を一旦離
間させたのは、離間させずに整合板6を待機位置Bまで
移動すると、束排出上ローラ5Uによって退避位置に移
動する満載検知センサフラグ10が整合板6で押さえ込ま
れてしまい、シート搬送を妨げてしまうからである。
【0064】ステップ1308で整合板6の待機位置Bへの
移動完了を所定時間で待ち合わせた後、ステップ1309で
整合モータM4を停止し、ステップ1310で離間させた束
排出ローラ対5を再びニップさせるために離間モータM
3を駆動する。そしてステップ1311でニップ動作完了を
所定時間で待ち合わせ、ステップ1312で離間モータM3
を停止する。
【0065】次にステップ1313では入口センサ1を確認
し、シートが排出処理装置Bに搬入されてきたかを確認
する。搬入されていなければ、ステップ1314でタイマー
値を確認し、所定時間以上経過していれば遅延ジャムと
判断して、ステップ1327のジャム処理を行なう。所定時
間以内であればステップ1313の処理に戻る。
【0066】一方、ステップ1313でシートを検知した場
合、ステップ1315で入口センサ1を確認し、シート後端
を確認する。シート後端を確認していなければ、ステッ
プ1316でタイマー値を確認し、シートサイズごとに設定
された所定時間以上経過していれば滞留ジャムと判断し
て、ステップ1327のジャム処理を行なう。所定時間以内
であればステップ1315の処理に戻る。この時点で、1枚
目(SOJ)のシートS1の先端は、束排出ローラ対5
をニップした状態(搬送可能状態)で整合板6内に搬入
される。
【0067】ステップ1315でシート後端を検知した場
合、ステップ1317でタイマーカウンタをリセットし、新
たにタイマーをカウントさせる。この後、ステップ1318
で再びページ情報のディスクリプタを参照し、SOJか
どうかを判断する。SOJであれば、ステップ1319で束
排出ローラ対5を離間するため、離間モータM3を駆動
する。ステップ1320で離間動作完了待ちのため、所定時
間待ち合わせ、ステップ1321で離間モータM3を停止す
る。
【0068】ステープル搬送では、シートを次々と整合
ステージ4に積載し、整合動作を行なうが、このとき束
排出ローラ対5がニップしていると、搬送モータM1が
駆動しているため、シートを整合ステージ4から排出し
てしまう。これを防ぐため、束排出ローラ対5を離間す
る。
【0069】では、ジョブの1枚目だけなぜ束排出ロー
ラ対5をニップするのか、図15を用いて説明する。プリ
ンタから搬入されてくるシートは熱定着器112を通過し
たシートであり、かなりのカール量をもっている。その
ため束排出ローラ対5を離間したままシート搬送を行な
うと、図15(a)に示すように、束排出ローラ対5と整合
板6の入口の間の搬送路ギャップからシートS1が外れ
てしまい、整合板6の下部にもぐりこんでしまう可能性
がある。
【0070】束排出ローラ対5は、束排出上ローラ5U
と束排出下ローラ5Lとが互い違いに組まれており、束
排出ローラ対5にシートを搬送させると、シートに強い
腰が発生し、整合板6に真っ直ぐに搬送されることにな
る。このため、1枚目だけは束排出ローラ対5をニップ
してシートを搬送する。
【0071】一方、2枚目以降は、1枚目のシートS1
が束排出ローラ対5と整合板6の橋渡しとなるため、束
排出ローラ対5が離間(非搬送状態)していても、ジャ
ムすることなくスムースに整合板6にシートを搬送する
ことができ、整合ステージ4にシートを積載することが
できる。
【0072】次に図14におけるステップ1322ではシート
を整合ステージ4に積載するまでの所定時間待ち合わせ
て、ステップ1323で搬送モータM1の停止指示を搬送モ
ータ駆動処理に与える。ステップ1324では、搬送管理処
理から与えられたページ情報の搬送情報に10Bをセット
し、搬送処理を終了する。
【0073】次に、ステップ1325で整合動作を行なうべ
く整合処理タスクを、ページ情報のアドレスを添えて起
動し、ステープル搬送処理を終了する。
【0074】ステップ1327のジャム処理では、与えられ
たページ情報の搬送情報に11Bをセットし、それぞれの
ジャム種別を図示しないエラー情報エリアにセットし
て、搬送処理を終了する。
【0075】(5) 整合処理
【0076】図16は整合処理を示すフローチャートであ
り、図17は整合処理でのタイミングチャートである。ま
ずステップ1501でタイマーをスタートさせる。ステップ
1502でスタンプソレノイドSLを起動して、すぐにステ
ップ1503で整合モータM4を駆動し、整合板6を整合位
置Cまで移動する。通常はスタンプ9が完全に離間して
からステップ1503の処理を行なうが、整合板6が整合位
置Cに移動完了する時間よりも、スタンプ9が離間完了
する時間より十分短いため、ソレノイドSLと整合モー
タM4を同時に駆動しても問題ない。また、仮にスタン
プ9と整合されるシートが干渉したとすれば、ステップ
1502の処理とステップ1503の処理の間にディレイ時間を
設けて調整しても良い。
【0077】ステップ1504ではタイマーを確認して、所
定時間の待ち合わせを行い、ステップ1505でパドル8を
回転すべく、パドルモータM2を駆動する。次にステッ
プ1506で整合板6が整合位置Cに達するための所定時間
を待ち合わせ、ステップ1507で整合モータM4をホール
ドさせる。ステップ1508で更に所定時間待ち合わせ、ス
テップ1509で整合モータM4を逆転させ、整合板6を整
合位置Cからわずかに開いたC′位置に移動する(図3
参照)。ステップ1510で所定時間待ち合わせ、ステップ
1511で整合モータM4をホールドする。整合モータホー
ルド処理は、ステッピングモータに同じ励磁パターンを
周期的に送りモータのロータを固定する処理を行なって
いる。この時点で、ステップ1505のパドルモータM2で
回転しているパドル8の先端が、整合ステージ4上のシ
ートに着地し、そのまま、ステージ4から飛び出したシ
ートを引き戻す。すなわち、スタンプ9をシート面から
離間させてから、整合板6による横方向の整合を行い、
横方向の整合が終了した時点で、わずかに整合板6を開
いて、パドル8によって縦整合を行なうシーケンスが成
立する。パドル8による縦整合時に整合板6を開くの
は、整合板6とシートの摩擦力によって、シートを引き
戻せなくなるのを防止するためである。
【0078】ステップ1512でパドル8がシート面を離陸
するまでの所定時間待ち合わせ、ステップ1513で整合完
了したシートをスタンプ9で押圧すべく、スタンプソレ
ノイドSLの駆動を停止する。スタンプ9によって整合
された束が押圧されているので、カールした次のシート
が整合ステージ4上に搬入されてきても、そのシートで
整合されたシート束の最上部のシートを押し出すことを
防止できる。そしてステップ1514でホールドしていた整
合モータM4を更に逆転させ、整合板6を待機位置Bま
で戻す。
【0079】これらの一連の処理は1つ1つの動作を完
了してから次の動作を行なえばよいが、プリンタが高速
になり、シート間隔が十分に取れない場合、短い時間で
これら一連の処理を行なわなければならない。従って、
本発明では、ステップ1502とステップ1503の処理、ステ
ップ1505とステップ1507、ステップ1509の処理のよう
に、動作時間を考慮して最短時間で整合処理を終わらせ
るようにした。
【0080】ステップ1515では、パドル8が元のホーム
ポジション位置に戻るまでの所定時間待ち合わせを行
い、全ての整合動作が終了するのを待つ。
【0081】ステップ1516ではページ情報のディスクリ
プタを参照し、整合処理したページがEOJ(最終ペー
ジ)であるかを判断し、EOJでなければこの整合処理
を完了する。EOJであれば、ステップ1517でステープ
ル処理を行なうべく、ページ情報のアドレスを添えて、
ステープル処理タスクを起動し、この整合動作を終了す
る。
【0082】なお、説明を省いたが、前述した(1)の初
期化処理で検知したモータ故障はこの整合動作でも行な
っており、故障を検知した場合、同様の故障処理を行な
う。
【0083】(6) ステープル処理
【0084】図18、図19は、ステープル処理を示すフロ
ーチャートである。まずステップ1701でタイマーをスタ
ートさせる。ステップ1702でスタンプSLを駆動してス
タンプを離間し、ステップ1703で整合モータM4を駆動
し、整合板6を整合位置まで移動させる。ステップ1704
で整合板移動完了のための所定時間待ち合わせを行い、
ステップ1705で整合モータM4のホールドを行なう。そ
して、ステップ1706でスタンプSLを駆動停止し、スタ
ンプをシート束に押下する。
【0085】ステップ1707では、ページ情報のディスク
リプタを参照し、SOJ+EOJ、すなわち1枚ステー
プルであるかを確認する。SOJ+EOJであればステ
ープルを行なわないのでステップ1725の処理に移る。1
枚ステープルでなければ、次にステップ1708でエラー情
報を参照してステープルオーバーとなっているかを判断
する。ステープルオーバー処理については後述する。ス
テープルオーバーであれば、ステープルを行なわないの
でステップ1725の処理に移る。ステープルオーバーでな
ければ、ステップ1709でステープルすべくステープルモ
ータを駆動する。ステップ1710では、所定時間の待ち合
わせを行い、ステップ1711でステープル完了を示す、ス
テープラホームポジション検知を確認する。ホームポジ
ションを検知していなければ、ステップ1712で所定時間
をオーバーしているかを確認し、オーバーしていなけれ
ば、ステップ1711の処理に戻る。
【0086】ステップ1712で所定時間をオーバーしてい
ると判断した場合、ステップ1713でステープルモータを
停止し、ステップ1714でさらに所定時間の待ち合わせを
行い、ステップ1715でステープルモータを逆転方向へ駆
動する。ステップ1716では再度ステープラホームポジシ
ョン検知を確認する。ホームポジションを検知できなけ
れば、ステップ1717で所定時間をオーバーしているかを
確認し、オーバーしていなければ、ステップ1716の処理
に戻る。所定時間をオーバーした場合、ステップ1718で
ステープルモータを停止し、ステップ1719でさらに所定
時間の待ち合わせを行い、ステップ1720でステープルモ
ータを逆転方向へ駆動する。ステップ1721では再度ステ
ープラホームポジション検知を確認する。ホームポジシ
ョンを検知できなければ、ステップ1722で所定時間をオ
ーバーしているかを確認し、オーバーしていなければ、
ステップ1721の処理に戻る。
【0087】ステップ1722で所定時間オーバーした場
合、ステープルモータ故障と判断して、ステップ1723の
故障処理を行う。ステップ1716、およびステップ1721で
ステープラホームポジションを検知した場合、ステープ
ラ針ジャムが発生したと判断して、ステップ1724の針ジ
ャム処理を行う。
【0088】ステップ1711でステープラホームポジショ
ンを検知した場合、ステープル動作が正常に終了したと
判断され、ステップ1725で離間モータM3を駆動し、ス
テップ1726で束排出ローラニップ完了を所定時間で待ち
合わせた後、ステップ1727でスタンプSLを再び駆動
し、ステップ1728で搬送モータM1を駆動し、ステープ
ルしたシート束の排出動作を開始させる。ステップ1729
では所定時間待ち合わせ、ステップ1730で整合モータM
4を逆転駆動し、整合板6の退避位置Aへの移動を開始
する。ステップ1731では、所定時間の待ち合わせにより
整合板6の退避位置Aへの移動完了を待ち、ステップ17
32で整合モータを停止する。ステップ1733では束排出セ
ンサを監視し、シート束が排出されたかを確認する。ス
テップ1734でタイムオーバーとなれば、ステップ1735で
束排出ジャム処理を行なう。
【0089】ステップ1733で束排出完了を検知した場
合、ステップ1736で搬送モータ停止、ステップ1737でス
タンプSL駆動停止を行い、ステップ1738で図示しない
プリンタコントローラへジョブ終了を通知する。
【0090】ステップ1739ではステープル時の満載検知
処理を行なうべく、ステープル満載検知フラグをセット
し、ステップ1740で所定の検知時間を待ち、ステップ17
41でステープル満載検知フラグをリセットする。
【0091】以上でステープル処理は終了である。
【0092】(7) ステープルオーバー処理
【0093】ステープル装置は、ステープル許容枚数を
持っている。本装置では15枚である。しかし、ユーザー
が指定するジョブには、このステープル許容枚数15を上
回る枚数指定が行われる場合がある。この場合、ステー
プル許容枚数オーバーを、プリンタドライバー、プリン
タコントローラ、排出処理装置Bのいずれかでプロテク
トしなければならない。本発明では排出処理装置Bでプ
ロテクトする方法を説明する。
【0094】図20はCPU41のステープルオーバー処理
を示すフローチャートである。この処理は図11に示すシ
ート搬送管理処理のステップ1003の搬送管理テーブルへ
のページ情報登録の直前に行われる。
【0095】まず、ステップ1901では、記憶したジョブ
情報を確認し、ステープルジョブでなければ以下のチェ
ックを省略する。ステープルジョブであれば、ステップ
1902でページ情報のディスクリプタを確認し、SOJで
あるならばステップ1903でステープル枚数カウンタを0
に初期化する。ステップ1904では、ステープル枚数カウ
ンタをカウントアップしこれを記憶する。ステップ1905
ではカウントアップしたステープル枚数がステープル許
容枚数を超えたかを判断する。もし、ステープル許容枚
数を超えたならば、ステップ1906でプリンタコントロー
ラにステープルオーバーを通知し、ステップ1907で以後
のシートに対してステープルオーバー処理を行うべくス
テープルオーバー処理中フラグをセットして記憶する。
また、ステップ1908ではステープルオーバーを検知した
シートの一つ前の搬送管理テーブル上のページ情報に、
強制的にEOJを追記する。このようにしておけば図1
8、図19で示したステープル処理でステープルモータ駆
動することなく、束排出を実行できる。
【0096】ステップ1909では束排出処理を行なうため
の必要時間を、ステップ1908でEOJを強制セットした
次のシートのページIDとともに、プリンタコントロー
ラに通知するとともにステップ1920では、記憶していた
ジョブ情報を単純積載ジョブに強制的に書き換える。こ
のようにしておけば、図11に示すシート搬送管理処理の
ステップ1003の搬送管理テーブルへのページ情報登録時
には、以後、次のジョブのSOJ直前までのページは、
単純積載ジョブとしてページ情報が搬送管理テーブルに
書き込まれる。
【0097】以上のような処理を行うことによって、ス
テープル許容枚数以上のジョブをプロテクトすることが
でき、仕様外のステープルによるステープル装置の損傷
を未然に防ぐことができる。
【0098】(8) 満載検知処理
【0099】前述したように、束排出上ローラ5Uが、
束排出下ローラ5Lと離間している場合、満載検知セン
サフラグ10は非検知状態となっている。また、排出処理
装置Bがステープルジョブを実行している、あるいはス
テープルジョブのために整合ステージ4にシートを積載
している状態では、積載トレイ7の積載状態を検知する
ことはできない。そこで、少なくとも以下の2つの条件
を満足しているときだけ、積載トレイ7上の排出積載量
を検知する制御が必要になる。条件は、束排出ローラ
対5がニップしていることであり、整合板が6がホー
ムポジションにあることである。
【0100】さらに、単純積載の際は、シートとシート
の間隔が非常に短く、わずかな時間で積載量を検知する
のは、誤った判断(満載でないのに満載と判断)をする
可能性がある。一方、ステープルされたシート束を積載
トレイ7に積載している場合、シート束が厚いため、時
間をかけて積載量検知を行なうと、満載と判断するまで
に積載したシート束が排出口をふさいでしまう可能性が
ある。
【0101】以上の問題点を考えると、排出モードによ
って、すなわち単純積載モードとステープルモードによ
って、更には搬送している場合とスタンバイ状態では満
載検知方法を変える必要がある。
【0102】図21及び図22は満載検知処理を示すフロー
チャートであり、他の処理とは独立するタスクとして処
理される。
【0103】まずステップ2001で排出処理装置Bが初期
化中であるかを判断し、初期化中であれば満載検知を行
なわない。ステップ2002では満載検知条件である整合板
6がホームポジションにあること、ステップ2003で束排
出ローラ対5がニップしていることを確認し、条件から
外れれば満載検知を行なわない。
【0104】ステップ2004ではステープル処理でセット
されるステープル満載検知可能フラグを確認し、セット
されていればステープル時の満載検知を行なうべくステ
ップ2019の処理に移る。前記フラグがリセットされてい
れば、ステップ2005で満載検知センサ13を確認し、満載
であればステップ2006で単純積載時の満載検知カウンタ
を+1し、ステップ2007でこのカウンタがあらかじめ記
憶されているmax値を超えたかを判断し、超えていれば
ステップ2008でこのカウンタにmax値を書込み、ステッ
プ2009で満載検知フラグをセットする。
【0105】ステップ2005で満載を検知していなければ
ステップ2013で単純積載時の満載検知カウンタを−5と
し、ステップ2014でこのカウンタがあらかじめ記憶され
ているmin値を下回ったかを判断し、下回っていればス
テップ2015でこのカウンタにmin値を書込み、ステップ2
016で満載検知フラグをリセットする。
【0106】すなわち、単純積載時における満載検知時
はゆっくりと、満載解除検知時はすばやく行なうことを
目的として本処理は行なわれ、max値とカウントアップ
値は、本排出処理装置Bが取り扱うことのできる最大サ
イズのシートを最も遅い搬送速度で満載検知フラグを通
過する時間より大きくなるよう設定されている。min値
とカウントダウン値は、最小のシート間隔時間以内で満
載解除を検知できるよう設定されている。このように処
理すれば、満載検知フラグをシート通過中であるか否か
を意識することなく、満載状況を確認することができ
る。
【0107】ステップ2010では満載検知フラグを確認
し、セットされていればステップ2011ですでに満載をプ
リンタコントローラに通知しているかを判断し、通知し
ていなければステップ2012で満載通知をプリンタコント
ローラに行なう。ステップ2010でリセットされていれ
ば、ステップ2017ですでに満載解除をプリンタコントロ
ーラに通知しているかを判断し、通知していなければス
テップ2018で満載通知をプリンタコントローラに行な
う。
【0108】ステップ2004でステープル満載検知可能フ
ラグがセットされていれば、ステップ2019で満載検知セ
ンサを確認し、満載であればステップ2020でステープル
時の満載検知カウンタを+5し、ステップ2021でこのカ
ウンタがあらかじめ記憶されているmax値を超えたかを
判断し、超えていればステップ2022でこのカウンタにma
x値を書込み、ステップ2023で満載検知フラグをセット
する。ステップ2019で満載を検知していなければステッ
プ2024でステープル時の満載検知カウンタを−5とし、
ステップ2025でこのカウンタがあらかじめ記憶されてい
るmin値を下回ったかを判断し、下回っていればステッ
プ2026でこのカウンタにmin値を書込み、ステップ2027
で満載検知フラグをリセットする。
【0109】すなわち、ステープル時における満載検知
時、満載解除検知時はジョブ間時間が限られていること
から、すばやく行なうことを目的として本処理は行なわ
れ、max値とカウントアップ値、min値とカウントダウン
値は、最小のジョブ間隔時間以内で満載検知、満載解除
を検知できるよう設定されている。本発明では単純積載
時のシート間時間以下となるよう設定している。
【0110】なお、前述した実施形態ではシート処理手
段としてステープル機構を例示したが、これは孔開けパ
ンチ処理等の他の機構であってもよい。
【0111】
【発明の効果】以上、本発明によれば、整合手段の上流
に位置する搬送可能/非搬送状態を選択し得る束排出手
段を利用し、所定のシート処理を行うためのシート束の
最初のシートを整合手段に搬入する時は、束排出手段を
搬送可能状態にし、束排出手段によって腰付けしたシー
トを整合手段に搬入し、そのシートを搬送路の一部とし
て利用することにより、カールしたシートなど状態のよ
くないシートであっても、問題なく整合手段へ搬送で
き、ジャムなどユーザーが処理しなければならない問題
を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】排出処理装置を備えた画像形成装置の断面説明
図である。
【図2】本発明における排出処理装置の搬送路断面の概
略説明図である。
【図3】整合処理部の平面概略説明図である。
【図4】同整合処理部を排出口方向から見た断面概略説
明図である。
【図5】電気ブロック図である。
【図6】装置の初期化処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】ステープラの初期化処理を示すフローチャート
である。
【図8】機内残留シート検知処理と整合板初期化処理を
示すフローチャートである。
【図9】パドル機構の初期化処理を示すフローチャート
である。
【図10】束排出ローラの初期化処理、束排出処理を示
すフローチャートである。
【図11】シート搬送管理処理を示すフローチャートで
ある。
【図12】排出処理装置のシート搬送のための制御情報
説明図である。
【図13】単純積載の処理を示すフローチャートであ
る。
【図14】ステープル搬送処理を示すフローチャートで
ある。
【図15】最初のシートを整合ステージへ搬送するとき
の束排出ローラの状態説明図である。
【図16】整合処理を示すフローチャートである。
【図17】整合処理でのタイミングチャートである。
【図18】ステープル処理を示すフローチャートであ
る。
【図19】ステープル処理を示すフローチャートであ
る。
【図20】CPUのステープルオーバー処理を示すフロ
ーチャートである。
【図21】満載検知処理を示すフローチャートである。
【図22】満載検知処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A …画像形成装置 B …排出処理装置 M1 …搬送モータ M2 …パドルモータ M3 …離間モータ M4 …整合モータ M5 …ステープルモータ S …シート SL …ソレノイド 1 …入口センサ 2 …搬送ローラ 3 …中間ローラ 4 …整合ステージ 5 …束排出ローラ対 5L …束排出下ローラ 5U …束排出上ローラ 6 …整合板 6L …左整合板 6R …右整合板 7 …積載トレイ 8 …パドル 9 …スタンプ 10 …満載検知センサフラグ 11 …束排出ローラホームポジションセンサ 12 …整合板ホームポジションセンサ 13 …満載検知センサ 15 …ステープラ 16 …ステープラホームポジションセンサ 17 …針有無センサ 18 …シート束有無検知センサ 19 …パドルホームポジションセンサ 41 …CPU 110 …給送カセット 111 …画像形成部 112 …定着器 113 …排出ローラ 114 …フェイスダウン排出トレイ 115 …フラッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F049 AA01 DA12 LA01 LB03 3F054 AA01 AC01 BA04 BB01 BB09 BH14 DA01 3F108 GA01 GB01 HA02 HA32

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを整合して所定のシート処理を行
    った後、排出する排出処理装置において、 シートを整合する整合手段と、 前記整合手段へシートを搬送する搬送手段と、 前記整合手段よりもシート搬送方向上流側に配置され、
    前記シート処理後のシート束を排出する束排出手段と、 を有し、 前記束排出手段はシートを挟持して搬送し得る搬送可能
    状態と、シートを搬送し得ない非搬送状態とを選択可能
    であり、前記搬送手段によって前記整合手段へ搬送され
    る複数枚のシートのうち、最初のシートが搬送されると
    きに前記搬送状態が選択され、2枚目以降のシートが搬
    送されるときに前記非搬送状態が選択されるよう構成し
    たことを特徴とする排出処理装置。
  2. 【請求項2】 前記束排出手段は、シートを挟持搬送す
    るローラ対で構成され、前記搬送可能状態は前記ローラ
    対によってシートをニップ可能な状態であり、前記非搬
    送状態は前記ローラ対によってシートをニップしない状
    態であることを特徴とする請求項1記載の排出処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記ローラ対は、一方のローラ群と他方の
    ローラ群のローラ対で構成され、前記一方のローラ群と
    他方のローラ群の位置が互い違いに組まれていることを
    特徴とする請求項2記載の排出処理装置。
  4. 【請求項4】 前記束排出手段の搬送状態は前記最初の
    シートが前記整合手段に達するまで継続するよう構成し
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1
    項に記載の排出処理装置。
  5. 【請求項5】 シートに画像形成し、該シートを整合し
    て排出する画像形成装置において、 シートに画像を形成するための記録装置と、 前記画像が形成されたシートを整合して所定の処理を行
    った後、排出する請求項1乃至請求項4のいずれか1項
    に記載の排出処理装置と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
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