JP2018002408A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018002408A
JP2018002408A JP2016132604A JP2016132604A JP2018002408A JP 2018002408 A JP2018002408 A JP 2018002408A JP 2016132604 A JP2016132604 A JP 2016132604A JP 2016132604 A JP2016132604 A JP 2016132604A JP 2018002408 A JP2018002408 A JP 2018002408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
alignment
full load
unit
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016132604A
Other languages
English (en)
Inventor
元気 高橋
Genki Takahashi
元気 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2016132604A priority Critical patent/JP2018002408A/ja
Publication of JP2018002408A publication Critical patent/JP2018002408A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Abstract

【課題】 排紙トレイの満載状態を検知した場合に、装置内部に記録材を残さないようにし、排紙トレイに載置された紙が取り出された場合には確実に満載状態が解除されるようにすること。【解決手段】 本発明は、整合手段に記録材を受け取らせる場合、第一の駆動手段によって整合手段を第二の位置から第一の位置へ移動させる前に、第二の駆動手段によって満載検知手段を退避位置へ移動させる制御手段と、を有し、満載検知手段によって載置部の満載状態が検知されたタイミングにおいて、収容部から給送された記録材があり、整合手段に前記給送された記録材を受け取らせるように制御手段が指示を受けている場合、制御手段は、少なくとも前記給送された記録材を整合手段に受け取らせた後、第一の駆動手段によって整合手段を前記第一の位置から前記第二の位置へ移動させ、整合手段から載置部へ記録材を排出させるまで動作を継続させることを特徴とする。【選択図】 図9

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置及びそれらの装置で用いられる後処理装置を有する画像形成システムに関する。
従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置で用いられる後処理装置としては、紙の幅方向に沿ってジョガー(整合板)を動かすことにより、紙の位置を整合するものがある。このような後処理装置には、ジョガーによって整合処理が行われた紙が排紙される排紙トレイが設けられていて、満載検知フラグによって排紙トレイの満載状態を検知することができるようになっている。
特許文献1に記載された後処理装置の構成について説明する。図14は後処理装置の上面図を示しており、図15及び図16は後処理装置の断面図を示している。図14(a)に示す通り、特許文献1の後処理装置には、ジョガー1aと1b(以下、まとめてジョガー1と表記する)が設けられており、紙の幅方向に沿って移動できる構成となっている。ここで、図14(a)の矢印方向は紙の搬送方向を示している。特許文献1の後処理装置にはさらに排紙トレイ2と満載検知フラグ3が設けられている。図14(a)に示すジョガー1の位置を退避位置と呼び、この状態で紙が搬送されると、紙はジョガー1を介することなく、直接排紙トレイ2に排紙される。一方、図14(b)に示すジョガー1の位置を受け取り位置と呼び、この状態で紙が搬送されると、紙はジョガー1によって受け取られる。
まず、ジョガー1を介することなく、直接排紙トレイ2に新たな紙S1を排紙する場合について詳細に説明する。この場合、ジョガー1は図14(a)に示す退避位置にある。図15(a)に示す通り、満載検知フラグ3は軸4を中心に回転することができるようになっており、排紙トレイ2の方向へ向かって垂れ下がった構成となっている。下側の排紙ローラ5と上側の排紙ローラ6によって、新たな紙S1が排紙トレイ2に排紙されることに伴い、満載検知フラグ3は矢印方向へ回転する。ここで、図14(a)に示す通り、ジョガー1は退避位置にあるので、満載検知フラグ3が回転したとしても、ジョガー1と満載検知フラグ3が衝突することはない。そして、新たな紙S1の排紙が完了すると、満載検知フラグ3は再度図15(a)の位置に戻る。図15(c)に示す通り、排紙トレイ2に排紙された紙の枚数が多くなり、ある角度まで満載検知フラグ3が回転すると、不図示の検知手段によって排紙トレイ2の満載状態が検知される。
次に、ジョガー1に新たな紙S1を受け取らせる場合について詳細に説明する。この場合、ジョガー1は図14(b)に示す受け取り位置に移動する必要がある。受け取り位置においてはジョガー1と満載検知フラグ3が幅方向において重なってしまうので、特許文献1では満載検知フラグ3を一旦退避させる構成をとっている。これについて図16を用いて説明する。図16(a)及び(b)に示す通り、特許文献1の後処理装置においては、上側の排紙ローラ6が下側の排紙ローラ5に対して当接/離間できるような構成となっている。また、上側の排紙ローラ6の回転軸7は幅方向に沿って延びており、満載検知フラグ3と接触できるような構成となっている。従って、図16(b)に示す通り、下側の排紙ローラ5と離間するように上側の排紙ローラ6を移動させた場合、回転軸7と満載検知フラグ3が接触して、満載検知フラグ3も矢印方向に回転する。これによって、満載検知フラグ3を退避させることができる。満載検知フラグ3を退避させた状態で、ジョガー1を図14(a)に示す退避位置から図14(b)に示す受け取り位置まで移動させる。そして、図16(c)に示す通り、下側の排紙ローラ5と再度当接するように上側の排紙ローラ6を移動させることによって、満載検知フラグ3をジョガー1の上に載せることができる。これにより、ジョガー1は新たな紙S1を受け取ることができる。なお、満載検知フラグ3がジョガー1の上に載った状態では、満載検知フラグ3によって排紙トレイ2の満載状態を検知することはできない。
特開2006−151570号公報
特許文献1では、後処理装置が満載検知フラグ3によって排紙トレイ2の満載状態を検知すると、装置の動作を中止している。しかしながら、後処理装置が満載を検知したタイミングで、既に次のプリントジョブが開始され画像形成装置のカセットから紙が給紙されている場合がある。この場合、装置の動作を中止すると、画像形成装置又は後処理装置の内部に搬送途中の紙が残留することとなり、ユーザがこれらの紙を除去する手間が生じる。
そのため、満載が検知された場合は、既にカセットから給紙された紙を装置の外部に自動排紙させ、その後、装置の動作を中止させるという方法が考えられる。ここで、次のプリントジョブが、整合処理などジョガー1を用いた後処理動作の対象であった場合、ジョガー1の上に満載検知フラグ3が載った状態でジョガー1は自動排紙された紙を受け取ることになる。そして、ジョガー1が自動排紙された紙を受け取った状態で装置の動作が中止されると、ユーザが排紙トレイ2に排紙された紙及びジョガー1に自動排紙された紙を取り出しても、満載状態が解除されないという問題が生じる。
本発明の目的は、排紙トレイの満載状態を検知した場合に、装置内部に記録材を残さないようにし、排紙トレイに排紙された紙が取り出されたことに応じて、確実に満載状態が解除されるようにすることである。
上記の目的を達成するための本発明の画像形成システムは、記録材が収容された収容部から給送された記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像が形成された記録材を受け取る第一の位置と、受け取った前記記録材を排出する第二の位置の間を移動可能であって、受け取った前記記録材の位置を整合する整合手段と、前記整合手段を前記第一の位置と前記第二の位置の間で移動させる第一の駆動手段と、前記第一の駆動手段によって前記整合手段を前記第一の位置から前記第二の位置へ移動させることで前記整合手段から排出された記録材が載置される載置部と、前記載置部の満載状態を検知する満載検知手段と、前記満載検知手段を前記載置部の満載状態を検知できない退避位置へ移動させる第二の駆動手段と、前記整合手段に前記記録材を受け取らせる場合、前記第一の駆動手段によって前記整合手段を前記第二の位置から前記第一の位置へ移動させる前に、前記第二の駆動手段によって前記満載検知手段を前記退避位置へ移動させる制御手段と、を有する画像形成システムにおいて、前記満載検知手段によって前記載置部の満載状態が検知されたタイミングにおいて、前記収容部から給送された記録材があり、前記整合手段に前記給送された記録材を受け取らせるように前記制御手段が指示を受けている場合、前記制御手段は、少なくとも前記給送された記録材を前記整合手段に受け取らせた後、前記第一の駆動手段によって前記整合手段を前記第一の位置から前記第二の位置へ移動させ、前記整合手段から前記載置部へ前記記録材を排出させるまで動作を継続させることを特徴とする。
本発明によれば、排紙トレイの満載状態を検知した場合に、装置内部に記録材を残さないようにし、排紙トレイに排紙された紙が取り出されたことに応じて、確実に満載状態が解除されるようにすることができる。
画像形成システムの構成を示す断面図 後処理装置の斜視図 単純排紙を実行する場合の後処理装置の上面図及び断面図 整合処理を実行する場合に満載検知フラグを退避させる様子を示した図 整合処理を実行する場合の後処理装置の上面図及び断面図 満載検知フラグを退避させなかった場合の様子を示した図 画像形成システムの制御ブロック図 後処理装置制御部の詳細図 満載が検知された場合の後処理装置制御部の処理を示すフローチャート 実施例1における予約の禁止判断のフローチャート 実施例1における受信したページ予約情報の一例を示す図 実施例2における予約の禁止判断のフローチャート 実施例2における受信したページ予約情報の一例を示す図 従来技術の構成を示す後処理装置の上面図 従来技術の構成を示す後処理装置の断面図 従来技術の満載検知フラグを退避させる様子を示した図
[実施例1]
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成システムの概略構造を示す図である。なお、本実施例の画像形成システムは画像形成装置と後処理装置から構成されている。画像形成装置としてはレーザビームプリンタの例を示す。
図1において、レーザビームプリンタ100(以下、プリンタ100と表記する)には、画像形成部101と、記録材である紙Sを画像形成部101に給送する給送部102と、紙Sに形成された画像を定着する定着部103と、排出部104が設けられている。また、プリンタ100に対して着脱可能な後処理装置200が、プリンタ100の上側に取り付けられている。
画像形成部101は、図1中で時計回りに回転する感光ドラム111と、感光ドラム111の表面を帯電する帯電ローラ112と、感光ドラム111に光Lを照射して静電潜像を形成する露光装置113を有している。さらに、画像形成部101は、感光ドラム111に形成された静電潜像にトナーを載せて、トナー像を形成する現像ローラ114と、給送部102によって給送された紙Sに、感光ドラム111に形成されたトナー像を転写する転写ローラ115を有している。画像形成部101は、このような画像形成プロセスによって紙Sにトナー像を形成する。定着部103は、定着ローラ116と、定着ローラ116に下方から当接させた加圧ローラ117と、定着排紙ローラ118を有している。定着ローラ116と加圧ローラ117によって紙Sをニップし、熱と圧力によって紙Sに転写されたトナー像を紙Sに定着させる。
給送部102は、複数枚の紙Sが収容されているカセット105(収容部)と、カセット105に収容された紙Sを給紙するピックアップローラ106を有している。さらに、給送部102は、ピックアップローラ106によって給紙された紙Sを搬送ガイド109へ給紙する給紙ローラ107を有している。さらに、給送部102は、搬送ガイド109を通過した紙Sを感光ドラム111と転写ローラ115によって形成される転写ニップ部へ搬送するレジストレーションローラ110を有している。
排出部104は、フラッパ120と、搬送ローラ119と、排紙ローラ123と、排紙トレイ124を有している。フラッパ120は、定着部103によって画像が定着された紙Sを排紙トレイ124又は後処理装置200へと導く。紙Sを排紙トレイ124、つまり搬送ガイド128へと導く場合、フラッパ120は図1の実線で示した位置に移動する。そして、紙Sを後処理装置200、つまり搬送ガイド122へ導く場合、フラッパ120は図1の破線で示した位置に移動する。フラッパ120は不図示のアクチュエータによって移動可能な構成となっている。排紙トレイ124はプリンタ100の上面に設けられており、搬送ローラ119及び排紙ローラ123によって搬送された紙Sが積載される。
次に、図1、図2を用いて後処理装置200について説明する。なお、図2は後処理装置200の斜視図である。
201はプリンタ100から紙Sを受け取る入り口ローラ対である。後処理装置200に搬送された紙Sは搬送ガイド202を通り、搬送ローラ203へ送られる。搬送ローラ203の下流には紙Sを一時的に蓄える中間積載トレイ207(中間載置部)が有り、その下流側には、紙Sの幅方向において両端部を支持するとともに紙Sの位置をそろえるジョガー206がある。ここで、紙Sの幅方向とは、中間積載トレイ207の載置面と平行であって、紙Sの搬送方向と直交する方向である。ジョガー206は図2に示すように、第一の整合部材206aと第二の整合部材206bから構成され、整合モータ402により幅方向に往復移動して紙Sの幅方向の位置を整合する。搬送ローラ203によって搬送された紙Sは、ジョガー206と中間積載トレイ207に跨って積載される。中間積載トレイ207の上側には整合パドル204と排紙ローラ205(回転部材)がある。詳しくは後述するが、排紙ローラ205は中間積載トレイ207に積載された紙Sと当接する位置と離間する位置に移動可能な構成となっている。ステイプラ208は、中間積載トレイ207に積載され、ジョガー206によって整合された紙Sの端部を綴じる。ジョガー206の鉛直方向下方には排紙トレイ209が配置されている。排紙ローラ205が中間積載トレイ207に積載された紙Sと当接した状態で回転し、ジョガー206が退避位置(詳しくは後述する)に移動すると、中間積載トレイ207に積載された紙Sが排紙トレイ209(載置部)へ排紙される。満載検知フラグ213は鉛直方向において下方に垂れ下がった構成となっており、排紙トレイ209の満載状態を検知することができる。より詳細には、排紙トレイ209に排紙された紙Sの枚数が多くなり、満載検知フラグ213の先端部(検知部)が最上位の紙Sと接触してある一定の角度まで回転すると、後述する満載検知センサ405の状態が変化する。後処理装置200は、この満載検知センサ405の検知結果に基づいて、排紙トレイ209の満載状態を検知している。
このように、後処理装置200はジョガー206やステイプラ208を備えているため、紙Sに対して複数の後処理を実行することができる。具体的には整合処理やステイプル処理を実行することができる。ここで、整合処理とは、ジョガー206を用いて、中間積載トレイ207に積載されている紙Sの位置を整合した後、紙Sを排紙トレイ209に排紙する処理である。ステイプル処理とは、ステイプラ208を用いて、中間積載トレイ207に積載されている紙Sに綴じ処理を実行した後、紙Sを排紙トレイ209に排紙する処理である。これら2つの後処理を実行する場合は、ジョガー206が搬送ローラ203によって搬送された紙Sを受け取る必要がある。
また、後処理装置200によって紙Sに対し後処理を実行することなく、搬送ローラ203から搬送された紙Sを単純に排紙トレイ209へ排紙することもできる。この動作を単純排紙と呼び、以下詳細に説明する。
図3(a)は後処理装置200の一部を抜粋した上面図を示しており、図3(b)は断面図を示している。単純排紙を行う場合、ジョガー206は搬送ローラ203によって搬送された紙Sを受け取る必要が無いので、図3(a)に示す退避位置に移動する。退避位置における第一の整合部材206aと第二の整合部材206bの間隔をAとする。間隔Aは搬送される紙Sの幅方向の長さよりも長い。また、図3(b)に示す通り、排紙ローラ205は中間積載トレイ207に積載された紙Sと当接できる位置に移動し、回転する。これによって、搬送ローラ203によって搬送された紙Sは、ジョガー206に受け取られることなく、排紙ローラ205を介して排紙トレイ209へ排紙される。満載検知フラグ213は軸212を中心に回転することができるようになっており、排紙トレイ209へ排紙される紙Sによって持ち上げられ、回転する。排紙トレイ209に紙Sが排紙されると、満載検知フラグ213は元の位置に戻る。この状態においては、満載検知フラグ213によって排紙トレイ209の満載状態を検知することができる。
次に、整合処理を実行する場合について詳細に説明する。図4(a)は後処理装置200の一部を抜粋した上面図を示しており、図4(b)は断面図を示している。整合処理を行う場合、ジョガー206は搬送ローラ203によって搬送された紙Sを受け取る必要がある。そのため、ジョガー206は図4(a)に示す受け取り位置に移動する必要がある。受け取り位置における第一の整合部材206aと第二の整合部材206bの間隔をBとする。間隔Bは間隔Aよりも短く、搬送される紙Sの幅方向の長さに応じて設定される。ここで、図4(a)に示す通り、受け取り位置においてはジョガー206と満載検知フラグ213が幅方向において重なってしまう。そのため、本実施例においては、ジョガー206を退避位置から受け取り位置に移動させる前に、満載検知フラグ213を退避させる構成をとっている。図4(b)にこの様子を示す。排紙ローラ205は後述する排紙モータによって、中間積載トレイ207に積載された紙Sから離間する位置に移動することができる。211は排紙ローラ205の回転軸で幅方向に沿って延びており、幅方向において排紙ローラ205とは異なる位置で満載検知フラグ213と接触することができる。従って、図4(b)に示す通り、排紙ローラ205が離間位置に移動することに伴って、満載検知フラグ213も図4(b)の矢印方向に回転する。これによって、満載検知フラグ213を退避させることができる。
満載検知フラグ213を退避させた状態でジョガー206を退避位置から受け取り位置まで移動させる。ジョガー206の移動が完了したら、排紙ローラ205を再び元の位置に戻す。この様子を図5に示す。図5(a)は後処理装置200の一部を抜粋した上面図を示しており、図5(b)は断面図を示している。図5(b)に示す通り、排紙ローラ205が当接位置に移動することに伴って、満載検知フラグ213も図5(b)の矢印方向に回転する。その結果、満載検知フラグ213はジョガー206の上に載った形で停止する。この状態で搬送ローラ203によって紙Sを搬送することにより、ジョガー206が紙Sを受け取ることができる。なお、この状態においては、満載検知フラグ213によって排紙トレイ209の満載状態を検知することはできない。
満載検知フラグ213を退避させることなく、ジョガー206を退避位置から受け取り位置に移動させた場合について図6を用いて説明する。図6(a)は後処理装置200の一部を抜粋した上面図を示しており、図6(b)は断面図を示している。図6(b)に示す通り、満載検知フラグ213は搬送ローラ203によって搬送される紙Sによって押し上げられ、ジョガー206と衝突する。その結果、ジョガー206が紙Sを受け取ることができないだけでなく、ジャムが発生してしまう可能性もある。以上の理由から、本実施例においては図4、図5で説明した通り、満載検知フラグ213を退避させてから、ジョガー206を移動させる構成をとっている。
満載検知フラグ213をジョガー206の上に載せた後の整合処理について説明する。搬送ローラ203によって搬送された紙Sは、ジョガー206と中間積載トレイ207に跨って積載される。ジョガー206と中間積載トレイ207に跨って積載された紙Sは、ジョガー206によって幅方向における両端部が支持される。つまり、第一の整合部材206aは紙Sの幅方向における一方の端と接触し、第二の整合部材206bは紙Sの幅方向における他方の端と接触する。
ジョガー206は後述する整合モータ402によって駆動され、紙Sの幅方向の位置を整合する。本実施例においては、第二の整合部材206bは不図示のメカストッパによって整合の基準位置に停止している。そして、第一の整合部材206aのみが幅方向に沿って移動することによって、紙Sの側端を第二の整合部材206bに突き当てる。このようにして、紙Sの幅方向の位置を整合する。なお、第一の整合部材206aが停止して、第二の整合部材206bのみが移動する構成であってもよいし、第一の整合部材206aと第二の整合部材206bのどちらも移動するような構成であってもよい。その後、整合パドル204によって紙Sの搬送方向の位置を整合する。紙Sの搬送方向の位置が整合された後、排紙ローラ205が中間積載トレイ207に積載された紙Sと当接した状態で回転し、さらにジョガー206が受け取り位置から退避位置に移動することで、紙Sが排紙トレイ209へ排紙される。また、ジョガー206が退避位置に移動することに伴い、ジョガー206の上に載っていた満載検知フラグ213がジョガー206から落下し、図3に示した状態に移行する。ゆえに、満載検知フラグ213によって排紙トレイ209の満載状態を検知することができるようになる。
図7は、本実施例の画像形成システムにおける制御ブロック図である。プリンタ100はコントローラ301、プリンタ制御部302を有し、後処理装置200は後処理装置制御部303を有している。コントローラ301は、ホストコンピュータ等の外部機器300と通信を行って印刷データを受信する。また、コントローラ301は、シリアルI/Fによってプリンタ制御部302に対して、印刷データから作成した印刷条件を指定し、印刷指示を行う。プリンタ制御部302は、コントローラ301から受信した印刷条件に従って、各機構を制御する。具体的には、画像形成部101や定着部103を制御してシートSに画像を形成し、給送部102や排出部104を制御してシートSの給送や排出を行う。そして、コントローラ301はシリアルI/Fにより、後処理装置制御部303に対して印刷データから作成した後処理条件を指定する。後処理装置制御部303は、コントローラ301から受信した後処理条件に従って各機構を制御する。以下、後処理装置制御部303について詳しくは図8を用いて説明する。
図8は、本実施例における後処理装置制御部303の詳細図である。後処理装置制御部303はCPU400を有しており、シリアル通信手段450を介してコントローラ301と通信する。シリアル通信手段450は、CPU400とコントローラ301を複数の信号線で接続する。外部機器300を通じて印刷データ414がコントローラ301に通知されると、コントローラ301はシリアル通信手段450を介して搬入予告信号412、後処理情報413、ページ予約情報415をCPU400に通知する。ここで、搬入予告信号412とは、プリンタ100から後処理装置200に紙Sが搬入されることを後処理装置制御部303に事前に通知するための信号である。また、後処理情報413にはステイプル実施の有無やオフセット実施の有無等の情報が含まれ、ページ予約情報415には搬入される紙Sの種類、サイズ、枚数等の情報が含まれる。CPU400からシリアル通信手段450を介して、コントローラ301に満載通知信号416が送信されると、コントローラ301は外部機器300に満載情報417を通知する。つまり、PC等の画面上にトレイが満載であることを示すメッセージを表示させる。CPU400からシリアル通信手段450を介して、コントローラ301にページ予約禁止信号418が通知されると、コントローラ301からCPU400に対して新たなページ予約情報415が送信されなくなる。
次にCPU400に接続される各アクチュエータについて説明する。CPU400の出力端子にはモータドライバ406が接続される。モータドライバ406は搬送モータ401を駆動する。搬送モータ401を回転させることにより、入り口ローラ対201、搬送ローラ203が回転し、プリンタ100から搬送された紙Sが中間積載トレイ207へ搬送される。CPU400の出力端子にはモータドライバ407が接続される。モータドライバ407は整合モータ402を駆動する。整合モータ402をCW方向に回転させることにより、ジョガー206は積載された紙Sを整合する方向に移動する。整合モータ402をCCW方向に回転させることにより、ジョガー206は退避する方向に移動する。CPU400の出力端子にはモータドライバ408が接続される。モータドライバ408は排出モータ403を駆動する。排出モータ403を回転させることにより、紙Sに対して当接する位置と離間する位置の間で排紙ローラ205が移動し、回転する。CPU400の出力端子にはモータドライバ409が接続される。モータドライバ409はパドルモータ404を駆動する。パドルモータ404を回転させることにより、整合パドル204が搬送方向における紙Sの位置を整合する。CPU400の出力端子にはモータドライバ452が接続される。モータドライバ452はステイプルモータ451を駆動する。ステイプルモータ451を回転させることにより、ステイプラ208が紙Sに対して綴じ処理を行う。満載検知センサ405は、プルアップ410を使用し、バッファ411を介し、ON/OFF状態をCPU400に入力する。満載検知センサ405は、満載検知フラグ213によってON/OFF状態が変化する。満載検知フラグ213が排紙トレイ209に排紙された紙Sによって押し上げられ、ある一定の角度まで回転すると、満載検知センサ405がOFF状態からON状態へと変化する。CPU400は所定時間満載検知センサ405がON状態のままであることを検知すると、排紙トレイ209が満載であると判断する。
次に、本実施例における満載状態を検知した場合の制御について図9のフローチャートを用いて説明する。図9のフローチャートに基づく制御は、CPU400がROM等に記憶されているプログラムに基づき実行する。
CPU400は満載検知センサ405がON状態となり、排紙トレイ209が満載になったと判断した場合(S500)、新規のページ予約情報415がコントローラ301から通知されているかを確認する(S501)。新規のページ予約情報415が通知されていない場合、CPU400はコントローラ301に満載通知信号416を送信し、プリンタ100の動作を停止させる(S506)。一方、新規のページ予約情報415が通知されている場合、既にプリンタ100では次のプリントジョブが開始されていて、少なくとも1枚の紙Sがカセット105から給紙されている。そのため、CPU400は後処理装置200の動作を継続させ、プリンタ100から搬送される紙Sを受け入れられるようにする。なお、本実施例において、次のプリントジョブは整合処理やステイプル処理など、ジョガー206が搬送された紙Sを受け取る必要がある後処理動作の対象であるものとする。
次に、CPU400はコントローラ301から更なるページ予約情報415が通知されることを禁止するかどうかを判断する(S502)。この判断処理について詳しくは後述する。予約を禁止しないと判断した場合、CPU400はコントローラ301から新たなページ予約情報415を受信するまで待つ(S503)。新たなページ予約情報415を受信すると、CPU400は再度S502に戻って判断処理を行う。一方、予約を禁止すると判断した場合、CPU400はページ予約禁止信号418をコントローラ301に送信する(S504)。そして、CPU400は、予約された分の全ての紙Sがプリンタ100から後処理装置200へ搬送されるまで待つ(S505)。予約された分の全ての紙Sの搬送が完了したら、CPU400はコントローラ301に満載通知信号416を送信し、プリンタ100の動作を停止させる(S506)。以上で本フローチャートの制御を終了する。
S502の判断処理について、図10のフローチャートを用いて詳細に説明する。まず、CPU400は受信済みのページ予約情報415の最終予約の情報が、ジョガー206から束排出する区切りとなるものかを判断する(S510)。例えば、CPU400が図11(a)に示すページ予約情報415を受信している場合、最終予約のページ予約情報415(ページID=5)はジョガー206に積載する対象であり、またジョガー206から束排出する対象である。従って、この場合CPU400はコントローラ301から更なるページ予約情報415が通知されることを禁止する(S512)。一方、CPU400が図11(b)に示すページ予約情報415を受信している場合、最終予約のページ予約情報415(ページID=5)はジョガー206に積載する対象であるが、ジョガー206から束排出する対象ではない。従って、この場合CPU400はコントローラ301から更なるページ予約情報415が通知されることを禁止しない(S511)。よって、この後もコントローラ301からは新たなページ予約情報415が通知されることになる。以上で本フローチャートの制御を終了する。
本実施例においては、CPU400が満載状態を検知したタイミングにおいて、既にプリンタ100が次のプリントジョブを開始している場合に、区切りのよいタイミングまで装置の動作を継続させる。例えば、次のプリントジョブが10枚の紙Sに対して整合処理を行うジョブである場合、その10枚目の紙Sが後処理装置200に搬送されるまで装置の動作を継続させる。これにより、ジョガー206に積載された紙束を排紙トレイ209へ排紙させ、整合処理を最後まで完了することができる。またこれに伴い、満載検知フラグ213もジョガー206の上に載った状態から元の状態に復帰することができる。ゆえに、排紙トレイ209に積載された紙Sをユーザが取り出したことに応じて、満載状態が解除されるようになる。
なお、本実施例において、満載検知フラグ213及び満載検知センサ405はある程度のマージンをもった形で排紙トレイ209の満載状態を検知する構成となっている。具体的には、排紙トレイ209に500枚の紙Sが排紙された時点で満載検知フラグ213及び満載検知センサ405は排紙トレイ209が満載であると検知する。しかし、排紙トレイ209に550枚の紙Sが排紙されたとしても、満載検知フラグ213及び満載検知センサ405は壊れないようになっている。このマージン(50枚)は、整合処理やステイプル処理を実行する場合に、1回のプリントジョブにおいてユーザが指定できる最大枚数以上であるものとする。
以上より、本実施例によれば、排紙トレイの満載状態を検知した場合に、装置内部に記録材を残さないようにし、排紙トレイに載置された紙が取り出された場合には確実に満載状態が解除されるようにすることができる。
[実施例2]
実施例1では、次のプリントジョブが整合処理やステイプル処理など、ジョガー206が搬送された紙Sを受け取る必要がある後処理動作の対象である場合について説明した。本実施例では、CPU400が満載を検知したタイミングで複数のプリントジョブが予約されていて、その複数のプリントジョブの中に単純排紙などジョガー206が搬送された紙Sを受け取る必要のないものが混在している場合について説明する。主な部分の説明は実施例1と同様であり、ここでは実施例1と異なる部分のみを説明する。
本実施例における予約禁止の判断処理(図9のフローチャートのS502)について、図12のフローチャートを用いて詳細に説明する。まず、CPU400は受信済みのページ予約情報415の最終予約の情報が、ジョガー206から束排出する区切りとなるものかを判断する(S510)。ジョガー206から束排出する区切りとなる場合、CPU400はコントローラ301から更なるページ予約情報415が通知されることを禁止する(S512)。一方、ジョガー206から束排出する区切りとならない場合、CPU400は受信済みのページ予約情報415の最終予約の情報が、ジョガー206に積載するものであるかを判断する(S520)。例えば、CPU400が図13(a)に示すページ予約情報415を受信している場合、最終予約のページ予約情報415(ページID=5)はジョガー206に積載する対象でなく、またジョガー206から束排出する対象ではない。つまり、単純排紙である。従って、この場合CPU400はコントローラ301から更なるページ予約情報415が通知されることを禁止する(S512)。一方、CPU400が図13(b)に示すページ予約情報415を受信している場合、最終予約のページ予約情報415(ページID=5)はジョガー206に積載する対象であるが、ジョガー206から束排出する対象ではない。従って、この場合CPU400はコントローラ301から更なるページ予約情報415が通知されることを禁止しない(S511)。よって、この後もコントローラ301からは新たなページ予約情報415が通知されることになる。以上で本フローチャートの制御を終了する。
単純排紙などジョガー206を用いないプリントジョブを実行する場合は、そもそも満載検知フラグ213がジョガー206の上には載っていない。そのため、装置の動作を停止させたとしても、満載検知フラグ213によって排紙トレイ209の満載状態が解除されたことを検知することができる。
以上より、本実施例によれば、排紙トレイの満載状態を検知した場合に、装置内部に記録材を残さないようにし、排紙トレイに載置された紙が取り出された場合には確実に満載状態が解除されるようにすることができる。
上記の実施例1及び2において、後処理装置制御部303は、排紙トレイ209の満載状態を検知した場合であっても、コントローラ301から指定された条件に従って動作していた。しかし、これに限定されない。後処理装置制御部303が排紙トレイ209の満載状態を検知した場合に、コントローラ301から指定された条件に従わず、異なる動作をするように構成してもよい。
例えば、満載状態を検知したタイミングにおいて、CPU400が実施例1の図11(a)に示すページ予約情報415をコントローラ301から受信していたとする。ここで、ページID=1〜5はジョガー206に積載する対象であると指定されているが、CPU400はこの条件に従わず、後続する全ての紙Sをジョガー206に積載させないように制御してもよい。
例えば、満載状態を検知したタイミングにおいて、CPU400が実施例1の図11(b)に示すページ予約情報415をコントローラ301から受信していたとする。ここで、ページID=5はジョガー206から束排出する対象ではないと指定されているが、CPU400はこの条件に従わず、以下の通り制御してもよい。つまり、CPU400はコントローラ301からの新規の予約を禁止し、ページID=5に対応する紙Sがジョガー206に積載されたら強制的にジョガー206を退避位置へと移動させて束排出させるように制御してもよい。
また、コントローラ301が後処理装置制御部303に対して既に指定した条件を、コントローラ301が後で変更するように構成してもよい。
例えば、満載状態を検知したタイミングにおいて、CPU400が実施例2の図13(a)に示すページ予約情報415をコントローラ301から受信していたとする。またこのタイミングにおいて、カセット105から既に給紙されている紙SはページID=1に対応する1枚目の紙Sだけであるとする。この場合、ページID=1が単純排紙のため、コントローラ301がページID=2〜5の予約情報を削除し、ページID=1に対応する紙Sが後処理装置200に搬送された時点で装置の動作を停止させるようにしてもよい。つまり、満載状態を検知した場合、CPU400は即座にコントローラ301に満載である旨を通知する。そして、コントローラ301はこの通知に応じて、ページID=2〜5の予約情報を削除し、ページID=2〜5に対する印刷動作を行わないように制御してもよい。
また、以上説明したコントローラ301及び後処理装置制御部303の構成を組み合わせてもよい。
例えば、満載状態を検知したタイミングにおいて、CPU400が実施例1の図11(a)に示すページ予約情報415をコントローラ301から受信していたとする。またこのタイミングにおいて、カセット105から既に給紙されている紙SはページID=1に対応する1枚目の紙Sだけであるとする。この場合、まずコントローラ301がページID=2〜5の予約情報を削除し、ページID=2〜5に対する印刷動作を行わないように制御してもよい。そして、ページID=1はジョガー206に積載する対象であり、ジョガー206から束排出する対象ではないと指定されているが、CPU400はこの条件に従わず、以下の通り制御してもよい。つまり、CPU400はコントローラ301からの新規の予約を禁止し、ページID=1に対応する紙Sをジョガー206に積載させない、又は積載させた後強制的に束排出させるように制御してもよい。
また、上記の実施例1及び2においては、後処理装置200がプリンタ100に対して着脱可能な構成として説明を行ったが、プリンタ100と一体化されていてもよい。その場合は、プリンタ100に設けられた制御部が後処理装置200の制御を行えばよい。
また、上記の実施例1及び2においては、紙Sが中間積載トレイ207とジョガー206にまたがった状態で積載される構成について説明した。しかし、これに限定されない。ジョガー206のみで構成され、中間積載トレイ207が存在しない構成であっても本発明を適用することができる。この場合、排紙ローラ205を用いなくとも、ジョガー206を受け取り位置から退避位置に移動させることによって、ジョガー206に積載された紙Sを排紙トレイ209へ排紙させることができる。
また、上記の実施例1及び2においては、後処理装置200が満載通知、予約禁止の送信タイミングを制御することで、ジョガー206に紙Sが積載されない状態で印刷を停止させる方法について説明した。しかし、これに限定されない。プリンタ100に設けられたコントローラ301がこの役割を担ってもよい。
100 レーザビームプリンタ
101 画像形成部
105 カセット
200 後処理装置
206 ジョガー
209 排紙トレイ
213 満載検知フラグ
301 コントローラ
302 プリンタ制御部
303 後処理装置制御部
402 整合モータ
403 排出モータ

Claims (10)

  1. 記録材が収容された収容部から給送された記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成された記録材を受け取る第一の位置と、受け取った前記記録材を排出する第二の位置の間を移動可能であって、受け取った前記記録材の位置を整合する整合手段と、
    前記整合手段を前記第一の位置と前記第二の位置の間で移動させる第一の駆動手段と、
    前記第一の駆動手段によって前記整合手段を前記第一の位置から前記第二の位置へ移動させることで前記整合手段から排出された記録材が載置される載置部と、
    前記載置部の満載状態を検知する満載検知手段と、
    前記満載検知手段を前記載置部の満載状態を検知できない退避位置へ移動させる第二の駆動手段と、
    前記整合手段に前記記録材を受け取らせる場合、前記第一の駆動手段によって前記整合手段を前記第二の位置から前記第一の位置へ移動させる前に、前記第二の駆動手段によって前記満載検知手段を前記退避位置へ移動させる制御手段と、を有する画像形成システムにおいて、
    前記満載検知手段によって前記載置部の満載状態が検知されたタイミングにおいて、前記収容部から給送された記録材があり、前記整合手段に前記給送された記録材を受け取らせるように前記制御手段が指示を受けている場合、前記制御手段は、少なくとも前記給送された記録材を前記整合手段に受け取らせた後、前記第一の駆動手段によって前記整合手段を前記第一の位置から前記第二の位置へ移動させ、前記整合手段から前記載置部へ前記記録材を排出させるまで動作を継続させることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記満載検知手段によって前記載置部の満載状態が検知されたタイミングにおいて、前記収容部から給送された記録材があり、前記整合手段に所定の枚数の記録材を受け取らせ、前記所定の枚数の記録材に対して所定の後処理動作を実行させるように前記制御手段が指示を受けている場合、前記制御手段は、前記所定の枚数の記録材を前記整合手段に受け取らせ、前記所定の枚数の記録材に対して前記所定の後処理動作を実行させた後、前記第一の駆動手段によって前記整合手段を前記第一の位置から前記第二の位置へ移動させ、前記整合手段から前記載置部へ前記所定の枚数の記録材を排出させるまで動作を継続させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記所定の後処理動作とは、前記整合手段によって前記所定の枚数の記録材の位置を整合させる動作であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記整合手段が受け取った記録材にステイプル処理を実行するステイプラを有し、
    前記所定の後処理動作とは、前記ステイプラによる前記ステイプル処理であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  5. 記録材が収容された収容部から給送された記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成された記録材を受け取る第一の位置と、受け取った前記記録材を排出する第二の位置の間を移動可能であって、受け取った前記記録材の位置を整合する整合手段と、
    前記整合手段を前記第一の位置と前記第二の位置の間で移動させる第一の駆動手段と、
    前記第一の駆動手段によって前記整合手段を前記第一の位置から前記第二の位置へ移動させることで前記整合手段から排出された記録材が載置される載置部と、
    前記載置部の満載状態を検知する満載検知手段と、
    前記満載検知手段を前記載置部の満載状態を検知できない退避位置へ移動させる第二の駆動手段と、
    前記整合手段に前記記録材を受け取らせる場合、前記第一の駆動手段によって前記整合手段を前記第二の位置から前記第一の位置へ移動させる前に、前記第二の駆動手段によって前記満載検知手段を前記退避位置へ移動させる制御手段と、を有する画像形成システムにおいて、
    前記満載検知手段によって前記載置部の満載状態が検知されたタイミングにおいて、前記収容部から給送された記録材があり、前記整合手段に前記給送された記録材を受け取らせるように前記制御手段が指示を受けている場合、前記制御手段は、前記第一の駆動手段によって前記整合手段を前記第一の位置から前記第二の位置へ移動させた後、前記給送された記録材を前記載置部へ排出させるまで動作を継続させることを特徴とする画像形成システム。
  6. 前記載置部よりも鉛直方向において上側の位置に配置され、前記整合手段とともに前記画像形成手段によって画像が形成された記録材を受け取る中間載置部と、を有し、
    前記整合手段は、前記中間載置部の載置面と平行であって、記録材の搬送方向と直交する方向において前記記録材の位置を整合することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  7. 前記整合手段は、前記直交する方向における記録材の一方の端と接触する第一の整合部材と、前記直交する方向における記録材の他方の端と接触する第二の整合部材を含み、
    前記第一の駆動手段は、前記第一の整合部材と前記第二の整合部材の少なくともいずれか一方を前記直交する方向に沿って移動させることにより、前記整合手段を前記第一の位置と前記第二の位置の間で移動させることを特徴とする請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 前記第一の駆動手段によって前記整合手段が前記第一の位置に移動した場合、前記直交する方向における前記第一の整合部材と前記第二の整合部材の間隔は第一の間隔となり、
    前記第一の駆動手段によって前記整合手段が前記第二の位置に移動した場合、前記直交する方向における前記第一の整合部材と前記第二の整合部材の前記間隔は前記第一の間隔よりも広い第二の間隔となることを特徴とする請求項7に記載の画像形成システム。
  9. 前記中間載置部と前記整合手段に載置された記録材と当接する当接位置と、前記記録材から離間した離間位置に移動可能であって、前記中間載置部と前記整合手段に載置された記録材を前記載置部へ排出するために回転する回転部材を有し、
    前記第二の駆動手段は前記回転部材を前記当接位置から前記離間位置へと移動させることにより、前記回転部材の回転軸と前記満載検知手段を接触させ、前記満載検知手段を前記退避位置へ移動させることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  10. 前記満載検知手段は前記載置部に載置された記録材と接触することが可能な検知部を含み、前記検知部において前記満載検知手段が前記載置部に載置された記録材に押し上げられると、前記満載検知手段は回転するようになっており、前記満載検知手段が所定の角度まで回転したことに応じて、前記載置部の満載状態を検知し、
    前記第二の駆動手段によって前記満載検知手段が前記退避位置に移動した場合、前記検知部は鉛直方向において前記整合手段の載置面よりも上側にあることを特徴とする請求項9に記載の画像形成システム。
JP2016132604A 2016-07-04 2016-07-04 画像形成システム Pending JP2018002408A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016132604A JP2018002408A (ja) 2016-07-04 2016-07-04 画像形成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016132604A JP2018002408A (ja) 2016-07-04 2016-07-04 画像形成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018002408A true JP2018002408A (ja) 2018-01-11

Family

ID=60948316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016132604A Pending JP2018002408A (ja) 2016-07-04 2016-07-04 画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018002408A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001202226A (ja) * 2000-01-19 2001-07-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005096902A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2006151570A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Canon Inc 整合ガイドスライド搬入ガイド用上面規制部材を備えたシート整合後処理装置
JP2007062865A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Sharp Corp 用紙排出装置およびそれを備えてなる印字装置
JP2016018080A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 シャープ株式会社 画像形成装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001202226A (ja) * 2000-01-19 2001-07-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005096902A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2006151570A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Canon Inc 整合ガイドスライド搬入ガイド用上面規制部材を備えたシート整合後処理装置
JP2007062865A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Sharp Corp 用紙排出装置およびそれを備えてなる印字装置
JP2016018080A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 シャープ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11112743B2 (en) Recording material processing apparatus including alignment unit for aligning recording materials and image forming apparatus
JP4827646B2 (ja) シート積載装置とシート処理装置、及びそれらを備えた画像形成装置
JP4054822B2 (ja) シート搬送システム及びその制御方法、並びに制御プログラム及び記憶媒体
JP2003300656A (ja) 排出処理装置及び画像形成装置
JP2007106559A (ja) 画像形成装置、シート処理装置および画像形成システム
US9617090B2 (en) Image forming apparatus that includes a plurality of sheet storage portions
US8672314B2 (en) Sheet stacking apparatus
JP2007153543A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2003300654A (ja) 排出処理装置及び画像形成装置
US9285749B2 (en) Image forming apparatus which receives an instruction to take out sheets stored in a storage portion
JP2006321648A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の搬送制御方法
US20170329264A1 (en) Image forming apparatus and method for image forming apparatus
JP2018002408A (ja) 画像形成システム
JP7306146B2 (ja) シート後処理装置およびそれを備えた画像形成システム
JP5314965B2 (ja) 排紙処理装置、画像形成装置
JP2018101049A (ja) シート搬送装置、及び画像形成装置、及び制御方法
JP5556161B2 (ja) 画像形成システム、用紙搬送異常検出方法、及び用紙搬送異常検出制御プログラム
JP7434836B2 (ja) 後処理装置、画像形成装置、後処理方法
JP2005075569A (ja) シート処理装置及びシート搬送装置
JP2017213777A (ja) 画像形成システム
JP2015030620A (ja) 画像形成システム及びシート処理装置
JP2000219375A (ja) シート積載装置
JP2017071490A (ja) 用紙後処理装置
JP4746307B2 (ja) 用紙後処理装置の制御方法
JP2007320661A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210517

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210517

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210528

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210601

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20210709

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20210713

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220215

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220412

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20220524

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220705

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220823

C302 Record of communication

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C302

Effective date: 20220824

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20220906

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20221011

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20221011