JP2001202226A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001202226A
JP2001202226A JP2000010889A JP2000010889A JP2001202226A JP 2001202226 A JP2001202226 A JP 2001202226A JP 2000010889 A JP2000010889 A JP 2000010889A JP 2000010889 A JP2000010889 A JP 2000010889A JP 2001202226 A JP2001202226 A JP 2001202226A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出トレイのオーバーフロー時でも、オーバ
ーフロー後の未処理ジョブを最後まで実行することがで
きる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 排出トレイがオーバーフローである場合
(S100)、ステープルトレイに紙があるかどうかを
確認する(S101)。後のジョブの紙があった場合
(S101;Y)、ジョブの途中かどうか判断する(S
102)。ジョブの途中である場合(S102;Y)、
次の紙をステープルトレイに排出させ(S103)、最
後の紙と判断されるまで(S102;N)、ステープル
トレイに紙を入れる処理(S102〜103)を繰り返
す。ジョブの途中でない、すなわち最後の紙と判断され
ると(S102;N)、ステープルして排出し(S10
4)、エンジンを停止して(S106)処理を終了す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に係
り、特に回線を介して複数のコンピュータにネットワー
ク接続されており、フィニッシャの排出トレイがオーバ
ーフローの場合でもプリント開始したジョブを最後まで
排出させ、途中で停止しないようにしたプリンタ、コピ
ー機などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、回線を介して複数のコンピュータ
にネットワーク接続されているプリンタ、コピー機等の
画像形成装置が広く利用されている。これら画像形成装
置は、ネットワーク接続されている複数の端末からの印
刷ジョブを制御し、画像形成を行う。このような画像形
成装置において、ネットワーク端末からステープルのジ
ョブが連続でプリント要求され、ジョブ間で排出トレイ
がオーバーフローになることがある。前のジョブと後の
ジョブが連続で実行されて、前のジョブがステープルし
て排出された際にオーバーフローになった場合、後のジ
ョブは既にその時点で給紙が始まっており、通紙されて
いる紙が数枚あることになり、その通紙された紙はステ
ープルトレイに収納されて停止する。このステープルト
レイ上の紙は、排出トレイ上にある紙束を取り除くこと
により、オーバーフローを解除して後のジョブの残りを
プリント排出される。
【0003】特開昭63−116167号公報には、排
出トレイではなく、ステープルトレイのオーバーフロー
に対処する発明が記載されている。また、特開平9−1
83564号公報には、オーバーフロー時に、他の排出
トレイに切り替えるという発明が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プリンタが回線を介し
てのネットワーク接続により使用されている場合、ステ
ープル枚数の多いジョブが、オーバーフローの状態にな
ると、ホストからプリント要求をしても、一定時間経過
後にプリントアウトを取りに行くと排出されていないと
いうことがある。ユーザーはこのようなオーバーフロー
の状態を解除するのに、他人のプリントアウトされた用
紙を取り除き、さらに残っている多くのジョブの続きの
プリントを待たなければならなかった。また、ユーザー
はプリントアウトされた用紙を取りに行ったときに、初
めてオーバーフローに気付くというようなこともある。
そのときユーザーは、プリンタの所まで行ってから、オ
ーバーフロー状態の対処(ジョブの残りをオーバーフロ
ーを無視して出すのか、排出トレイの紙束を取り除く
か)をしなくてはならなかった。フィニッシャのメカ機
構によっては、例えば、ステイプラー機能が1つのフィ
ニッシャでは、オーバーフロー検知後に無視して排出す
ると、紙束が排出トレイから落下したり、スタックされ
ていた紙束が乱れたりすることもある。
【0005】そこで、本発明の第1の目的は、フィニッ
シャの排出トレイのオーバーフロー時でも、排出トレイ
を切り替えないで後のジョブの途中で停止させず、最後
までステープルトレイ上に排出させることができる画像
形成装置を提供することである。本発明の第2の目的
は、フィニッシャの排出トレイのオーバーフローの場合
に、ステープルトレイへの用紙搬送を一旦停止後、ユー
ザーが操作パネル等から残ったジョブをプリントする
か、または従来通り排出トレイの紙束を取り除いたらオ
ーバーフローを解除するか選択することができる画像形
成装置を提供することである。本発明の第3の目的は、
フィニッシャの排出トレイのオーバーフローの場合に、
ステープルトレイへの用紙搬送が一旦停止し、ユーザー
のホストコンピュータに自分のジョブが途中で停止して
いることを通知することができる画像形成装置を提供す
ることである。本発明の第4の目的は、フィニッシャの
排出トレイのオーバーフローによって、ステープルトレ
イへの用紙搬送が一旦停止し、ユーザーはホストコンピ
ュータから、残ったジョブをプリントするか、または従
来通り排出トレイの紙束を取り除いたらオーバーフロー
を解除するか選択することができる画像処理装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、単数または複数の端末とネットワーク接続され、こ
の接続されている端末からのジョブに従って画像形成す
る画像形成装置において、画像形成した用紙をストック
してステープル処理を行うステープル手段と、このステ
ープル手段によってステープル処理された用紙を排出す
る排出トレイと、この排出トレイに用紙が所定枚数以上
あるオーバーフロー状態を検知する検知手段とを有する
フィニッシャを備え、前記フィニッシャは、前記端末か
ら複数プリントの連続ジョブを受けた際、全てのジョブ
が終了する前に前記検知手段が前記排出トレイのオーバ
ーフローを検知した場合、オーバーフロー検知後の未処
理ジョブを止めることなく最後まで実行して、前記ステ
ープル手段に用紙を搬送することにより、前記第1の目
的を達成する。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記検知手段が前記排出トレイのオーバ
ーフローを検知した場合、前記ステープル手段への用紙
搬送を一旦停止後、前記ステープル手段によるステープ
ル処理途中の前記未処理ジョブを最後まで実行して排出
させるか、または排出トレイのオーバーフローを解除し
て前記未処理ジョブを実行しないかを選択できる選択手
段を備えたことにより、前記第2の目的を達成する。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明において、前記検知手段が前記排出トレイのオーバ
ーフローを検知した際、前記ステープル手段によるステ
ープル処理途中の未処理ジョブが停止状態であることを
ネットワーク接続された前記端末に通知する通知手段を
さらに備えたことにより、前記第3の目的を達成する。
【0009】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明において、前記通知手段によって前記排出トレイが
オーバーフロー状態であり、前記ステープル手段による
ステープル処理途中の未処理ジョブが停止状態であるこ
とを通知された場合、前記端末を介してユーザーは、前
記選択手段によって前記ステープル手段によるステープ
ル処理途中の前記未処理ジョブを最後まで実行して排出
させるか、または排出トレイのオーバーフローを解除し
て前記未処理ジョブを実行しないかを選択できることに
より、前記第4の目的を達成する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1ないし図8を参照して詳細に説明する。図1は、
本実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示した図で
ある。本実施形態では、画像形成装置の一例としてレー
ザプリンタについて説明をする。また、図2は、フィニ
ッシャを接続した場合の画像形成装置の全体構成を示し
た図である。図1に示すように、レーザプリンタ本体1
01は、書込ユニット20、転写ユニット30および給
紙ユニット40を備えている。書込ユニット20は、書
込ユニット20の下方に設けられた転写ユニット30の
感光ドラム31にレーザ光を照射して、感光ドラム31
の表面に静電潜像を形成するものであり、レーザ出力ユ
ニット21、結像レンズ22およびミラー23を備えて
いる。レーザ出力ユニット21は、内部にレーザダイオ
ードからなるレーザ光源とモータにより高速に定速回転
するポリゴンミラーを有しており、レーザ光源から照射
されたレーザ光は、ポリゴンミラーにより偏光されて結
像レンズ22に導光される。結像レンズ22に導光され
たレーザ光は、ミラー23で反射されて感光ドラム31
に照射され、感光ドラム31の表面に静電潜像が形成さ
れる。感光ドラム31のレーザ照射位置の近傍には、主
走査同期信号を発生する図示しないビームセンサが設け
られており、このビームセンサにより発生された同期信
号に基づいて主走査方向の画像記録動作のタイミングや
画像信号の入出力の制御が行われるようになっている。
【0011】レーザプリンタ本体101の下側には、転
写ユニット30に記録紙を供給する給紙ユニット40が
設けられている。給紙ユニット40は、サイズが異なる
複数の記録紙を収納する給紙トレイ41、42および4
3に収納された記録紙各々を、給送ユニット41a、4
2aおよび43aによって1枚毎に給送し、給送された
記録紙を縦搬送ユニット44により感光ドラム31に当
接するよう上方に搬送する。また、給紙ユニット40
は、給紙トレイ41の上方に設けられた両面給紙ユニッ
ト45により、記録紙の両面に画像を記録出力する場
合、片面に画像が形成された記録紙を一時的にストック
するようになっている。
【0012】転写ユニット30は、感光ドラム31の表
面に形成された静電潜像から現像ユニット32によりト
ナー像を形成するとともに、給紙ユニット40から給紙
された記録紙を搬送ベルト33により感光ドラム31の
周速と同速度で搬送し、感光ドラム31の表面に形成さ
れたトナー像を記録紙に転写して記録出力する。トナー
像が転写された記録紙は、定着ユニット34によりトナ
ーが定着され、搬出ユニット35によりフィニッシャユ
ニット3または両面給紙ユニット45に排出されるよう
になっている。搬出ユニット35は、分岐爪36により
記録紙の搬出経路を切り替えるようになっており、通
常、下方に位置してあり記録紙をフィニッシャユニット
3に搬出するが、操作部により記録紙の両面に画像を記
録出力する両面モードが設定されている場合には、上方
に移動して記録紙を両面給紙ユニット45に搬出するよ
うになっている。
【0013】図2に示したようにフィニッシャユニット
3は、転写ユニット30の搬出ユニット35により搬出
された記録紙をスタックトレイ64に排出するものであ
り、分岐爪61により排出経路を切り替えて記録紙を排
出する。通常、フィニッシャユニット3は、搬出経路6
2を通して記録紙を排出するが、操作部により所定の枚
数の記録紙を綴じて排出するステープルモードが設定さ
れている場合、排出経路63を通してステープルトレイ
65に搬出するようになっている。所定ページ分の記録
紙がステープルトレイ65に搬出されると、ステープル
ユニット66により記録紙が綴じられスタックトレイ6
4に排出される。なお、感光ドラム31、現像ユニット
32、搬送ベルト33、定着ユニット34および搬出ユ
ニット35は、図示しないメインモータによって駆動さ
れる。また、給紙ユニット40の給送ユニット41a、
42aおよび43aは、図示しないそれぞれのクラッチ
によりメインモータの駆動が伝達される。縦搬送ユニッ
ト44は、図示しない中間クラッチによりメインモータ
の駆動が伝達されるようになっている。
【0014】図3は、本実施形態に係る画像形成装置の
構成を示したブロック図である。図3において、レーザ
プリンタ本体101は、画像処理を行うコントローラ1
02、画像形成を行うエンジン部103、エンジン部を
制御するエンジン制御ボード104および操作パネル1
05を備えている。エンジン部103およびエンジン制
御ボード104は、エンジンボードの入出力(I/O)
インターフェイス106を介してコマンドに従って画像
処理を行う。また、ホストコンピュータ116は、入出
力インターフェイス115を介してレーザプリンタ本体
101内のコントローラ102、操作パネル105、エ
ンジン部103およびエンジン制御ボード104とデー
タの送受信をする。
【0015】エンジン制御ボード104は、CPU(中
央処理装置)107、RAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)108、ROM(リード・オンリ・メモリ)10
9、EEPROM(不揮発性メモリ)110およびDI
P/SW111を備えている。CPU(中央処理装置)
107は、プログラムROM(リード・オンリ・メモ
リ)109のプログラム、操作パネル105からのモー
ド指示、コントローラ102からのコマンドによってエ
ンジン全体を制御する。RAM108は、CPU107
のワークメモリや入力データのインプットバッファであ
り、ROM109は、エンジン部103の制御プログラ
ムが格納されているメモリである。EEPROM110
は、エンジン部103のエラー履歴や操作パネル105
からのモード指示の内容などを記憶する。DIP/SW
111は、エンジン部103の制御モードを設定する。
エンジン部103は、書き込みユニット112、シーケ
ンス機械群113およびセンサ類114を備えている。
書き込みユニット112は、LDやポリゴンモータ等を
含んでいる。シーケンス機械群113は、定着系、現像
系、駆動系のエンジンシーケンスを司る部分である。セ
ンサ類114は、ペーパパス上やシーケンス状態をチェ
ックする。
【0016】図4は、排出トレイにおけるオーバーフロ
ー検知の一例を示した図である。排紙トレイ124にお
いて、積載されたシート121があふれ、シート121
の排出が不能になったり、整列やページ順が乱れること
を防止するために満杯検出手段120が設けられてい
る。この満杯検出手段120は、積載されたシート12
1の最上位置が予め定められた高さに到達したことをフ
ィラー122とフォトインタラプタ123とで検知する
ことでシート121の満杯検出を行う。
【0017】図5は、フィニッシャ排出トレイがオーバ
ーフローになった場合の処理手順を示したフローチャー
トである。まず、フィニッシャ排出トレイがオーバーフ
ローである場合(ステップ100)、ステープルトレイ
に紙があるかどうかを確認する(ステップ101)。す
なわち、前のジョブと後のジョブが連続で通紙され、前
のジョブがステープルして排出されたときにオーバーフ
ローである場合、後のジョブは既にその時点で給紙が始
まり通紙されている紙が数枚あり、その紙がステープル
トレイに入っていることがある。後のジョブの紙がステ
ープルトレイ上にない場合(ステップ101;N)、給
紙を受けず(ステップ105)、エンジンを停止して
(ステップ106)処理を終了する。後のジョブの紙が
ステープルトレイ上にあった場合(ステップ101;
Y)、ジョブの途中かどうか、ステープル要求の紙があ
るかどうか判断する(ステップ102)。そのジョブが
最後の紙かの判断は、各種情報(給紙口、排紙口、解像
度など)に、予めステープル要求情報(ビット)を付加
しておき、それによりステープルジョブの最後の紙かど
うか判断する(ステップ102)。
【0018】ジョブの途中である場合(ステップ10
2;Y)、次の紙をステープルトレイに排出させ(ステ
ップ103)、最後の紙と判断されるまで(ステップ1
02;N)、ステープルトレイに紙を入れる処理(ステ
ップ102〜103)を繰り返す。ジョブの途中でな
い、すなわち最後の紙と判断されると(ステップ10
2;N)、ステープルして排出し(ステップ104)、
エンジンを停止して(ステップ106)処理を終了す
る。図5の処理手順によると、他人のプリントアウトを
取り除き、さらに残っている多くのジョブの続きのプリ
ントを待つことをせずに、オーバーフロー時でもジョブ
の途中では停止させず、ステープルトレイに次のジョブ
の続きを排出させることができ、排出トレイから他人の
プリントアウトを取り除いたり、残りのプリントアウト
の終了を待たなくて済むことができる。
【0019】図6は、フィニッシャ排出トレイがオーバ
ーフローになった場合、ジョブを続行するか否かを選択
する処理手順を示したフローチャートである。まず、フ
ィニッシャ排出トレイがオーバーフローである場合(ス
テップ200)、ステープルトレイに紙があるかどうか
を確認する(ステップ201)。すなわち、前のジョブ
と後のジョブが連続で通紙され、前のジョブがステープ
ルして排出されたときにオーバーフローである場合、後
のジョブは既にその時点で給紙が始まり通紙されている
紙が数枚あり、その紙はステープルトレイに収納されて
エンジンが一旦、停止する。後のジョブの紙がステープ
ルトレイ上にない場合(ステップ201;N)、給紙を
受けず(ステップ210)、エンジンを停止して(ステ
ップ211)、処理を終了する。後のジョブの紙がステ
ープルトレイ上にあった場合(ステップ201;Y)、
次のジョブの続行するかどうかを選択するために一旦、
エンジンを停止して(ステップ202)、操作パネル1
05等からのオーバーフローを無視してジョブの残りを
排出するか否か(ジョブ継続モードか否か)の設定を判
断する(ステップ203)。
【0020】ジョブ続行モードでない場合(ステップ2
03;N)、フィニッシャ排出トレイの紙束を取り除い
てオーバーフローを解除し(ステップ206)、ジョブ
の残りをステープルトレイに入れて、ステープル後排出
して(ステップ207)エンジンを待機状態にしておく
(ステップ208)。ジョブ続行モードである場合(ス
テップ203;Y)、ジョブの途中かどうか、ステープ
ル要求の紙があるかどうか判断する(ステップ20
4)。ジョブの途中である場合(ステップ204;
Y)、次の紙をステープルトレイに排出させ(ステップ
205)、最後の紙と判断されるまで(ステップ20
4;N)、ステープルトレイに紙を入れる処理(ステッ
プ204〜205)を繰り返す。ジョブの途中でない、
すなわち最後の紙と判断されると(ステップ204;
N)、ステープルして排出し(ステップ209)、エン
ジンを停止して(ステップ211)処理を終了する。図
6の処理手順によると、ユーザーがプリントアウトを取
りに行ったときに選択できるので、紙束の落下や乱れを
ユーザーが監視や防止するができ、さらに他人の紙束を
取り除かなくても済むことができる。
【0021】図7は、フィニッシャ排出トレイがオーバ
ーフローになった場合、ホストコンピュータにエンジン
停止を通知する処理手順を示したフローチャートであ
る。この図7では、ステープルトレイに紙があるか否か
を判断後(ステップ301)、エンジンを一旦停止し、
このエンジンの停止状態をエンジン制御ボード104か
らコントローラ102に伝え、ホストコンピュータ11
6側に通達する(ステップ302)という処理以外は、
図6の処理手順と同様である。図7の処理手順による
と、エンジン制御ボード104からホストコンピュータ
116に自分のジョブがオーバーフローにより途中で停
止していることを通達するので、ジョブの残りをオーバ
ーフローを無視して出すのか、排出トレイの紙束を取り
除くか等の対処が早く行え、その状態で、次々に多数の
ユーザーがプリント要求し、ジョブに対してメモリーが
フル状態になってしまうことを避けることができる。
【0022】図8は、フィニッシャ排出トレイがオーバ
ーフローになった場合、ホストコンピュータからジョブ
続行を命令できる処理手順を示したフローチャートであ
る。この図8では、ジョブ続行モードの設定である場合
(ステップ403;Y)、ユーザーがホストコンピュー
タ116からエンジン制御ボード104にコマンド通達
する(ステップ404)という処理以外は、図7の処理
手順と同様である。図8の処理手順によると、ユーザー
がホストコンピュータ116からエンジン制御ボード1
04にコマンドで、ステープル途中のジョブを最後まで
通紙させることができるので、排出トレイから他人のプ
リントアウトを取り除いたり、残りのプリントアウトの
終了を待たなくて済むことができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、フィニッシャ
は、全てのジョブが終了する前に検知手段が排出トレイ
のオーバーフローを検知した場合、オーバーフロー検知
後の未処理ジョブを止めることなく最後まで実行して、
ステープルトレイに用紙を搬送するので、排出トレイか
ら他人のプリントアウトを取り除いたり、残りのプリン
トアウトの終了を待つ必要をなくすことができる。
【0024】請求項2記載の発明では、排出トレイのオ
ーバーフロー検知後に、ステープルトレイへの用紙搬送
を一旦停止後、ステープル処理途中の未処理ジョブを最
後まで実行して排出させるか、または排紙トレイのオー
バーフローを解除して未処理ジョブを実行しないか選択
できる選択手段をさらに備えたので、紙束の落下や乱れ
をユーザーが監視や防止でき、さらに他人の紙束を取り
除かなくても済むことができる。
【0025】請求項3記載の発明では、ネットワーク接
続された端末に、ステープルトレイへの用紙搬送が一旦
停止しており、ステープル処理途中の未処理ジョブが停
止状態であることを通知する通知手段をさらに備えたの
で、ジョブの残りをオーバーフローを無視して出すの
か、排出トレイの紙束を取り除くかなどの対処が早く行
え、その状態で、次々に多数のユーザーがプリント要求
し、ジョブに対してメモリーがフル状態になってしまう
ことを避けることができる。
【0026】請求項4記載の発明では、通知手段がステ
ープルトレイへの用紙搬送が一旦停止しており、ステー
プル処理途中の未処理ジョブが停止状態であることを通
知後、ユーザーは、ネットワーク接続された端末からス
テープル処理途中の未処理ジョブを最後まで実行して排
出させるか、または排紙トレイのオーバーフローを解除
して未処理ジョブを実行しないか選択できるので、排出
トレイから他人のプリントアウトを取り除いたり、残り
のプリントアウトの終了を待たなくて済むことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示
した図である。
【図2】フィニッシャを接続した場合の画像形成装置の
全体構成を示した図である。
【図3】本実施形態に係る画像形成装置の構成を示した
ブロック図である。
【図4】排出トレイにおけるオーバーフロー検知の一例
を示した図である。
【図5】フィニッシャ排出トレイがオーバーフローにな
った場合の処理手順を示したフローチャートである。
【図6】フィニッシャ排出トレイがオーバーフローにな
った場合、ジョブを続行するか否かを選択する処理手順
を示したフローチャートである。
【図7】フィニッシャ排出トレイがオーバーフローにな
った場合、ホストコンピュータにエンジン停止を通知す
る処理手順を示したフローチャートである。
【図8】フィニッシャ排出トレイがオーバーフローにな
った場合、ホストコンピュータからジョブ続行を命令で
きる処理手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
3 フィニッシャユニット 20 書き込みユニット 30 転写ユニット 40 給紙ユニット 64 スタックトレイ 65 ステープルトレイ 101 レーザプリンタ本体 102 コントローラ 103 エンジン部 104 エンジン制御ボード 105 操作部 106 入出力(I/O)インターフェース 116 ホストコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単数または複数の端末とネットワーク接
    続され、この接続されている端末からのジョブに従って
    画像形成する画像形成装置において、 画像形成した用紙をストックしてステープル処理を行う
    ステープル手段と、 このステープル手段によってステープル処理された用紙
    を排出する排出トレイと、 この排出トレイに用紙が所定枚数以上あるオーバーフロ
    ー状態を検知する検知手段とを有するフィニッシャを備
    え、 前記フィニッシャは、前記端末から複数プリントの連続
    ジョブを受けた際、全てのジョブが終了する前に前記検
    知手段が前記排出トレイのオーバーフローを検知した場
    合、オーバーフロー検知後の未処理ジョブを止めること
    なく最後まで実行して、前記ステープル手段に用紙を搬
    送することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段が前記排出トレイのオーバ
    ーフローを検知した場合、前記ステープル手段への用紙
    搬送を一旦停止後、前記ステープル手段によるステープ
    ル処理途中の前記未処理ジョブを最後まで実行して排出
    させるか、または排出トレイのオーバーフローを解除し
    て前記未処理ジョブを実行しないかを選択できる選択手
    段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段が前記排出トレイのオーバ
    ーフローを検知した際、前記ステープル手段によるステ
    ープル処理途中の未処理ジョブが停止状態であることを
    ネットワーク接続された前記端末に通知する通知手段を
    さらに備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記通知手段によって前記排出トレイが
    オーバーフロー状態であり、前記ステープル手段による
    ステープル処理途中の未処理ジョブが停止状態であるこ
    とを通知された場合、前記端末を介してユーザーは、前
    記選択手段によって前記ステープル手段によるステープ
    ル処理途中の前記未処理ジョブを最後まで実行して排出
    させるか、または排出トレイのオーバーフローを解除し
    て前記未処理ジョブを実行しないかを選択できることを
    特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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JP2012254873A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Ricoh Co Ltd シート排出装置及び画像形成装置
JP2018002408A (ja) * 2016-07-04 2018-01-11 キヤノン株式会社 画像形成システム

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