JP2002067446A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

画像形成装置およびその制御方法

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JP2002067446A
JP2002067446A JP2000262371A JP2000262371A JP2002067446A JP 2002067446 A JP2002067446 A JP 2002067446A JP 2000262371 A JP2000262371 A JP 2000262371A JP 2000262371 A JP2000262371 A JP 2000262371A JP 2002067446 A JP2002067446 A JP 2002067446A
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image forming
forming apparatus
color
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Kazuhiro Takemoto
和広 竹本
Ryuichiro Kobayashi
隆一郎 小林
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モノクロ印刷に比し多くの時間を要するカラ
ー印刷用の立ち上げ動作は、必要に応じて行なうことが
できるようになり、ユーザーが不要な待ち時間に煩わさ
れることがなくなり、しかもトナー消費を抑制すること
ができる画像形成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 プリンター1のウォーミングアップ手段
を、モノクロ印刷とカラー印刷の夫々に必要な立ち上げ
手段を実行するモノクロとカラーのウォーミングアップ
に分割構成し、カラーウォーミングアップを、前記モノ
クロウォーミングアップ完了後の任意の段階、例えば印
刷ジョブ中のカラーデータの有無の判別結果に基づき立
ち上げを制御して行わせるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ装置、プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラープリンターの普及と共に、
写真画質印刷などカラー機能の高度化に伴ってそれらの
制御機能も複雑化し、印刷可能な状態にする立ち上げ動
作を実行するウオーミングアップ時間が、モノクロ専用
プリンタのそれに比し極めて長い時間を必要とし、この
立ち上げ動作は、電源が投入された際、または、プリン
ターが所定時間使用されずスリープ状態となった時に印
刷を実行した際に行われる。
【0003】ところで、オフィスなどでカラープリンタ
ーが導入されても、日常の印刷出力は殆どがモノクロ印
刷を主体とする使われ方が多いにも拘わらず、従来のカ
ラープリンターでは、モノクロ印刷を行う場合であって
も、カラー印刷が可能な状態に立ち上げ動作が行われて
いるという実情にある。例えば、カラーレーザープリン
ターにおける立ち上げ動作は、定着装置の昇温、ドラム
上へのトナー像形成条件調整、カラー画像の重ね合わせ
位置調整などであるが、これらのうち、カラー印刷には
必要でもモノクロ印刷には不要な前記重ね合わせ位置調
整や、定着装置の必要以上の昇温が立ち上げ動作に組み
込まれていた。このため、モノクロ印刷を行うユーザに
取って不必要な待ち時間を作ることとなり、特に急いで
印刷したい場合などに対応することができず、待ち時間
によるいらいらを増大させてしまうという欠点を有して
いた。また、カラー画像の重ね合せ位置調整は、実際に
像担持体上に複数のトナー像を重ね合せ、そのずれを光
学センサ等で検知するので、モノクロ印刷のみを行うに
もかかわらずカラー画像の重ね合せ位置調整のためのト
ナーが無駄に使われていた。そして、なお、従来におい
て、画像成形プロセスに要する時間の短縮、印刷データ
の展開や転送に要する時間の短縮の改善を図ったものが
見参されるが、これらは何れもウォームアップ時間の短
縮に寄与するものでなく、そのまま採用することはでき
ない。
【0004】一方、昨今、多くのオフィスにおいて、資
源の有効利用やゴミの抑制などを図るうえで、複写機や
プリンターなどで片面にコピーや印刷をした使用済み用
紙の裏面を活用する所謂裏紙使用が定着している。この
裏紙として使用される用紙は、ミスコピーとなったも
の、一端ホチキス止めされたもの、紙表面に汚れがつい
たもの、帯電量の多いもの等種々のものが用いられる
が、これらのものの中には裏紙使用に適さないものが混
在しておりジャム発生の要因となることが多く、一端ジ
ャムが発生すると用紙の取り除き作業に時間を要するな
どの問題がある。
【0005】ところで、従来、特開平10−22202
1号公報に開示された如く、フルカラー画像の作像工程
で、既に片面にトナー等が載っている裏紙を用いると、
転写工程の繰返し等により皺が発生しやすく、ジャム多
発の原因となってしまうことから、フルカラー印刷モー
ドにおいては裏紙の使用を極力避けるようにしたものが
知られている。
【0006】しかしながら、このものは、裏紙であるか
否かのを判別する検知手段を給紙トレイに設け、フルカ
ラー印刷モードの際に、裏紙が収納されている給紙トレ
イが選択された場合、単に警告を発するようにしたもの
であるため、警告を気づかずに或いは無視して実行して
しまえば依然としてジャム要因は残ったままであり、ま
た、ホチキス針やクリップが残ったままのもの等種々の
ジャム要因に対応できるものではなかった。
【0007】このように、プリンターのウォームアップ
に要する待ち時間やジャム発生に起因する取り除きに要
する作業時間は、ユーザに取って不必要な時間であり、
これらを解消した使い勝手の良い画像形成装置の出現が
望まれていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
問題点を一掃すべく創案されたものであって、1の目的
は、ウオーミングアップに時間を要するカラー印刷可能
な画像形成装置でありながら、モノクロ印刷に必要な立
ち上げ動作とカラー印刷に必要な立ち上げ動作とが夫々
個別のウオーミングアップ手段として制御できるように
なり、印刷ジョブがモノクロデータのみである場合に
は、カラー印刷のみに必要な立ち上げ動作を省略し、モ
ノクロ印刷可能な状態に立ち上げて直ちに印刷実行する
ことができ、モノクロ印刷に比し多くの時間を要するカ
ラー印刷用の立ち上げ動作は、必要に応じて行なう立ち
上げ管理が可能となり、モノクロ印刷を行おうとするユ
ーザーが不要な待ち時間に煩わされることがなくなり、
しかもトナー消費を抑制することのできる画像形成装置
およびその制御方法を提供することを目的とする。
【0009】また、他の1の目的は、ウオーミングアッ
プに時間を要するカラー印刷可能な画像形成装置であり
ながら、モノクロ印刷に必要な立ち上げ動作とカラー印
刷に必要な立ち上げ動作とが夫々個別のウオーミングア
ップ手段として制御できるようになり、ウォーミングア
ップ中に、複数の印刷ジョブによる印刷命令があったと
きに、夫々の印刷情報中にカラーデータが存在するか否
かを判別して、モノクロデータのみの印刷ジョブを優先
的に実行することができ、待機する印刷ジョブをスムー
ズに処理できる管理を行うことができる画像形成装置お
よびその制御方法を提供することを目的とする。
【0010】また、他の1の目的は、ドラフト印刷モー
ドや本番モノクロ/カラー印刷モードのモード切換機能
を有するプリンターにおいて出力される用紙特性が、例
え夫々の印刷モードおいて異なるものであっても、選択
された印刷モードに応じて許容する用紙スペックの閾値
を可変とした管理ができるようになり、しかも、当該閾
値は検知すべき異なる種類の異常毎に設定することも可
能とし、異常と判別された用紙をその種類に応じた的確
な排出制御が行え、用紙の管理が容易に行える画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0011】また、他の1の目的は、裏紙として使用さ
れるものの中に、社外秘、保管、シュレッダー、裏紙使
用禁止などの書類管理マークが付されていて、本来裏紙
として使用してはいけない書類が混在していたとして
も、これらの識別マークを検知し、これを用紙異常とし
て検出して画像形成手段による印刷出力することなく排
出することのできる画像形成装置およびその制御方法を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、少なくとも入力された印刷データに基づき
モノクロ画像およびカラー画像を画像形成可能な画像形
成装置であって、前記カラー画像形成を画像形成可能な
状態に立ち上げるためのカラー画像形成立ち上げ手段、
前記モノクロ画像形成を画像形成可能な状態に立ち上げ
るためのモノクロ画像形成立ち上げ手段、前記入力され
た印刷データにカラー印刷が含まれるかどうかを判別す
るカラー印刷判別手段、前記カラー印刷の判別結果に基
づき、前記カラー画像形成立ち上げ手段およびモノクロ
画像形成立ち上げ手段を制御する制御手段を有すること
を特徴とする。
【0013】また、上記課題を解決するために本発明
は、少なくとも、入力された印刷データに基づきモノク
ロ画像およびカラー画像を画像形成可能な画像形成装置
の制御方法であって、前記入力された印刷データにカラ
ー印刷が含まれるかどうかを判別する工程、前記カラー
印刷の判別結果に基づきモノクロ画像を形成可能な状態
に立ち上げる工程、前記入力された印刷データに基づき
モノクロ画像を形成する工程を含むことを特徴とする。
【0014】また、上記課題を解決するために本発明
は、少なくとも、入力された印刷データに基づき、モノ
クロ画像およびカラー画像を画像形成可能な画像形成装
置であって、前記入力された印刷データに基づく画像形
成を印刷ジョブとして記憶する記憶手段、前記入力され
た印刷データにカラー印刷が含まれるかどうかを判別す
るカラー印刷判別手段、前記カラー印刷の判別結果に基
づき前記記憶された印刷ジョブの実行優先順位を管理す
る印刷ジョブ管理手段を有することを特徴とする。
【0015】また、上記課題を解決するために本発明
は、少なくとも、入力された印刷データに基づき、モノ
クロ画像およびカラー画像を画像形成可能な画像形成装
置の制御方法であって、前記入力された印刷データに基
づく画像形成を印刷ジョブとして記憶する工程、前記入
力された印刷データにカラー印刷が含まれるかどうかを
判別する工程、前記カラー印刷の判別結果に基づき前記
記憶された印刷ジョブの実行優先順位を管理する工程を
含むことを特徴とする。
【0016】また、上記課題を解決するために本発明
は、少なくとも第1のモード又は第2のモードで記録媒
体上に画像形成可能な画像形成装置であって、少なくと
も前記第1のモードと第2のモードとの切換を検知する
モード切換検知手段、前記記録媒体の特性を検知する媒
体特性検知手段、予め少なくとも前記第1のモードと対
応付けられた記録媒体特性の第1の閾値、および前記第
2のモードと対応付けられた記録媒体特性の第2の閾値
とを記憶している媒体特性閾値記憶手段、前記検知した
特性と前記第1の閾値又は前記第2の閾値とを比較する
特性比較手段、前記比較結果に基づき前記画像形成装置
の画像形成機能を制御する制御手段を有する画ことを特
徴とする。
【0017】また、上記課題を解決するために本発明
は、印刷済み記録媒体の裏面に画像形成可能な画像形成
装置であって、前記記録媒体に対して予め付与された識
別マークを検知する識別マーク検知手段、前記識別マー
クの検知に基づき前記画像形成装置の画像形成機能を制
御する制御手段を有することを特徴とする。
【0018】また、上記課題を解決するために本発明
は、印刷データに基づく画像形成を行い、かつ画像形成
済み記録媒体の裏面に画像形成可能な画像形成装置の制
御方法であって、記録媒体上に印刷データに基づく画像
を形成する工程、前記記録媒体上に前記印刷データに基
づく画像に加えて識別マーク画像を形成する工程、前記
画像形成済みの記録媒体上の前記識別マークを検知する
工程、前記検知に基づき前記画像形成済みの記録媒体裏
面への画像形成を制限する工程を含むことを特徴とする
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を好適
な実施の形態として例示する画像形成装置としてのカラ
ープリンターに基づいて詳細に説明する。図1は本発明
の実施の形態によるプリンターの構成を示す概略断面図
である。
【0020】この実施の形態によるプリンター1は、用
紙21が積載された給紙トレイ2と、ホストコンピュー
タ(図示しない)より入力された印刷情報(画像情報)
を前記給紙トレイ2より搬送された用紙21上に形成出
力する画像形成手段3と、プリンター1の動作制御をお
こなう制御手段4と、該制御手段4に連繋されて前記画
像形成手段に供給すべき用紙に異常があるか否かを検出
する検知手段5とが備えられている。
【0021】給紙トレイ2に積載された用紙21は、ピ
ックアップコロ61の当接によってトレイから繰り出さ
れ、搬送ローラ62と分離コロ63によって1枚ずつに
分離され上方へ搬送され、反転後、タイミングを計りつ
つ前記画像形成手段3へ送られ、ここで印刷ジョブ実行
による所定の印字出力が成されて排出される。なお、用
紙21はこれに限定されずフィルム等任意の記録媒体で
あればよいことは勿論である。
【0022】画像形成手段3は、レーザ光による走査で
静電気のパターン(静電潜像)が表面に形成される感光
体31(31Y,31M,31C,31K)と、感光体3
1を予め帯電させる帯電器32(32Y,32M,32
C,32K)と、静電潜像に負に帯電したトナーを付着
させてトナー像にする現像器33(33Y,33M,33
C,33K)と、感光体31上に形成されたトナー像を
用紙21に転写する転写器34(34Y,34M,34
C,34K)と,除電作用によって紙を感光体31の周面
より分離する分離器35(35Y,35M,35C,35
K)と、加熱された定着加熱ローラと加圧ローラとで用
紙21を挟んで加熱加圧して用紙に載ったトナーを熱で
溶かして用紙21に定着させる定着器36と,感光体3
1上の残留トナーを除去するためのクリーニング装置
と、共通の転写搬送ベルトに臨ませてイエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色
トナーの作像ステーションを有し、転写搬送ベルトによ
り給紙搬送される同一の用紙21上に順次各色トナー像
を重ね合わせる転写工程を繰り返すことでフルカラー印
刷が可能に構成されている。なお、使用するトナーを1
色のみとすれば単色カラー印刷も可能であり、ブラック
トナーのみを使用すれば白黒印刷も可能であることは言
うまでもない。
【0023】制御手段4は、プリンターの構成各部の状
態を管理し制御を行うと共にホストコンピュータより入
力された印刷情報の処理等を行うための画像制御と、主
として画像形成手段3の駆動制御を行うためのプリンタ
制御とを行う基板により構成される。
【0024】プリンタ制御には、ホストコンピュータよ
り入力された印刷情報を印刷ジョブとして記憶する記憶
手段と、該印刷ジョブ中のカラーデータの有無を判別す
る印刷判別手段と、電源投入またはスリープ状態から所
定の立ち上げ手段を実行して印刷可能な状態にするウオ
ーミングアップ手段と、カラー印刷の判別結果に基づき
前記記憶された印刷ジョブの実行優先順位を管理する印
刷ジョブ管理手段とを含んでおり、入力される画像デー
タがカラーであるかモノクロであるかの判別結果に基づ
き、前記カラー画像形成立ち上げ手段およびモノクロ画
像形成立ち上げ手段を制御するようになっており、モノ
クロの場合はカラー印刷のみに必要な立ち上げ動作を省
略し、また、立ち上げ中にモノクロとカラーの両方の印
刷指示を受信した場合はモノクロが優先的に出力される
よう制御されている。
【0025】また、プリンタ制御は、ドラフト印刷モー
ドを第1のモードとし、本番モノクロ/カラー印刷モー
ドを第2のモードとして、ドラフト時と本番時で用紙の
スペックを可変とする制御を行うこと、つまり、第1の
モードと第2のモードとを検知するモード切替検知手段
によりモードを切り替えて用紙21上に印刷制御する機
能を有している。ここに、第1のモードは、印刷ドッ
トを間引いたり、最大印字濃度を下げることによる使用
トナー量削減、カラー画像にあっては、モノクロ素材
のみによる画像成形、複数ページを縮小して、1枚の
用紙上に割り付けて印刷する縮小割付、の〜の少な
くとも何れか1つを実行して使用トナー量削減、使用用
紙量削減を行うものである。
【0026】前記ウオーミングアップ手段は、モノクロ
印刷に必要な立ち上げ手段を実行するモノクロウォーミ
ングアップ(モノクロ画像形成立ち上げ手段)と、カラ
ー印刷に必要な立ち上げ手段を実行するカラーウォーミ
ングアップ(カラー画像形成立ち上げ手段)とで構成さ
れており、前記判別手段に連繋することで、モノクロ印
刷が実行された後を含み入力された印刷情報にカラーデ
ータが含まれているか否かの判別結果に基づいて、モノ
クロウォーミングアップ立ち上げ時間を要するカラーウ
ォーミングアップに先がけて実行し、その後カラーウオ
ーミングアップに対する立ち上げ手段を実行するタイミ
ング制御がなされるようになっている。つまり、これら
制御は、前記入力された印刷データにカラー印刷が含ま
れるかどうかを判別する工程、前記カラー印刷の判別結
果に基づきモノクロ画像を形成可能な状態に立ち上げる
工程、前記入力された印刷データに基づきモノクロ画像
を形成する工程により行われる。そして、前記モノクロ
ウォーミングアップの終了後にモノクロ印刷が可能であ
る旨の表示を、前記カラーウォーミングアップの終了後
にカラー印刷が可能である旨の表示を、ホストコンピュ
ータ、画像形成装置の表示パネルの何れかに若しくは双
方に表示するようこう構成されている。
【0027】モノクロウォーミングアップは、少なくと
も紙上に転写されたトナー像を定着するための画像形成
装置を構成する定着手段に対して、モノクロ実行用に温
度を上昇せしめる定着昇温を含み、ポリゴン回転、現像
器回転、ドラム電位調整、トナー温度調整などの、主と
してモノクロ印刷に必要でかつカラー印刷と共通する立
ち上げ手段により構成され、各立ち上げ手段が順次実行
されるようになっている。
【0028】また、カラーウォーミングアップは、少な
くともトナー像を担持体上に複数形成するためのプリン
タ装置を構成するトナー像形成手段に対して、重ね合わ
せ像形成位置を調整せしめる像形成位置調整を含み、前
記モノクロ用に定着昇温された温度をカラー実行用に更
に上昇せしめる定着昇温、用紙の種類を識別するセンサ
ーの初期化など、主としてカラー印刷のみに必要な立ち
上げ手段により構成され、各立ち上げ手段が順次実行さ
れるようになっている。
【0029】図2は、そのウオーミングアップ制御を示
すフローチャートである。プリンター1に電源が投入さ
れ、または印刷命令に基づいてスリープ状態が解除され
ると、直ちにモノクロウォーミングアップが完了したか
否かの判別が成され、未完了である場合にはモノクロウ
ォーミングアップ開始のS1処理が実行され、完了済み
である場合には印刷データ判別のS2処理が実行され
る。
【0030】S1処理においては、前記モノクロウォー
ミングアップに必要な立ち上げ手段が順次実行される毎
に完了確認ループ処理がなされ、完了が確認されるとカ
ラーウォーミングアップ開始のS4処理が実行される。
【0031】S2処理においては、印刷情報中にカラー
データの存在があるか否かを判断する。この判別は、印
刷データ中に予めモノクロ印刷/カラー印刷のフラグが
含まれており、判別手段はこのフラグを検知し、カラー
データ無しと判別されれば、モノクロ印刷開始のS3処
理が実行した後に、カラーデータ有りと判別された場合
には直ちに、カラーウォーミングアップ開始のS4処理
が成される。
【0032】S4処理においては、カラーウォーミング
アップに必要な立ち上げ手段が順次実行される毎に完了
確認ループ処理が行われるが、その際、印刷ジョブ(印
刷命令)待ちが無いかどうかの確認が同時に行われる。
前記S1およびS3処理からの場合には、印刷ジョブ待
ちが無ければこれをプリンターの未使用時間(空き時
間)として判断して立ち上げを続行し、この続行中に若
しくはS2処理からの場合に、印刷ジョブ待ちの存在が
確認されると、当該立ち上げ手段が完了間近で有ればそ
のまま立ち上げを続行し、そうでない場合にはS2のデ
ータ判別処理が実行される。そして、印刷データがモノ
クロデータに基づくものであれば、当該立ち上げ実行を
中断させてモノクロ印刷ジョブを優先して実行する割込
処理S5が行われる。
【0033】この割込処理S5は、プリンター1の立ち
上げ動作中に入力された印刷データに基づく印刷ジョブ
の実行に対して、カラー印刷が含まれる印刷データに基
づく印刷ジョブの優先順位を、カラー印刷が含まれない
印刷データに基づく印刷ジョブよりも低くした優先順位
管理を行なうものである。図3は割込処理S5のフロー
チャートである。まず、印刷ジョブ待ちが複数有るか否
かの確認のためにジョブ待ち行列の参照が行われ、単数
である場合にはそのままS2処理へ制御を移し、複数で
ある場合には、カラーデータの存在が確認される。カラ
ーデータであればその実行順位をジョブ行列の後尾に変
更し、モノクロデータであれば、モノクロ印刷ジョブの
後尾に変更するする入れ替え処理が行われ、ホストコン
ピュータへジョブ実行順位の変更を通知を行ってモノク
ロ/カラーの印刷ジョブがグループ分けされる。なお、
変更通知の際に、カラー印刷ジョブであっても優先的に
印刷したい場合には、前記ジョブ実行順位の変更を通知
する際に、Yes/Noチェックボックスにて選択させ
るようにすれば良く、この場合Noが選択されれば、こ
れらの処理は解除され、カラーウォーミングアップが続
行される。
【0034】一方、5は、ウォーミングアップ後の印刷
実行時に用紙の異常を検知する検知手段であって、該検
知手段5は、用紙のカール量を光学的に検出するカール
センサー5a、用紙に装着されたホチキス針やクリップ
等の金属体を検出する金属センサー5b、および両面印
刷済み用紙や用紙表面の汚れ、異物付着等による不白色
度を検出する白色度センサー5c、裏紙使用禁止マーク
を検出する禁止マークセンサー5dのそれぞれ検知目的
の異なる異種検知センサーを組として構成され、図4に
示す如く前記給紙トレイ2から画像形成手段3に至る搬
送過程において配設されて、夫々が前記制御手段4に連
繋されている。
【0035】制御手段4には、予め少なくとも前記第1
のモードと対応付けられた用紙(記録媒体)特性の第1
の閾値、および前記第2のモードと対応付けられた用紙
特性の第2の閾値とを記憶している媒体特性閾値記憶手
段と、前記検知した特性と前記第1の閾値又は前記第2
の閾値とを比較する特性比較手段と、前記比較結果に基
づき前記画像形成装置の画像形成機能を制御する制御手
段を有している。
【0036】カールセンサー5aは、一対の赤外線投光
部と受光部により構成されたものを用い、図4に示す如
く、搬送ローラ64、64より送り出された用紙21が
搬送ガイド7、7間を通過する際に、用紙の搬送方向の
全長におけるカール量(湾曲した浮き上がり高さ)を光
学的に計測し、計測値が任意の閾値を越えると、用紙異
常として前記制御手段4に信号を与えるようになってい
る。
【0037】金属センサー5bは、磁力コイルを主体と
して構成され、搬送方向に対して平行(用紙の幅方向)
に適宜の数量が配設されており、用紙21に装着された
クリップ、ホチキス針等の金属が通過したことを渦電流
(磁界変化)で検出して前記制御手段4に検知信号を与
えるようになっている。
【0038】白色度センサー5cは、図5に示す如く一
対の反射型投光部と受光部とで構成され、投光部から4
5度の照射角をもって照射された光を用紙21に反射さ
せ、これを受光部に受光させる構造となっており、搬送
方向に対して平行(用紙の幅方向)に適宜の数量が拡散
配設されている。不白色度検出は、例えば、用紙21の
照射部分が白色であれば反射の光量は多いが、黒色等で
有れば光量は少なくなり、この反射光量の計測値が任意
の閾値を越えると、用紙異常として前記制御手段4に信
号を与えるようになっている。
【0039】禁止マークセンサー5dは、ラインスキャ
ナにより構成され、前記センサー5a、5b、5cが用
紙21の上面(印刷面)側に配設されているのに対し、
背面側に配設させて、スキャニングした画像データを解
析して、裏紙使用であるか否かの確認と共に、可否社外
秘、保管、シュレッダー、裏紙使用禁止などの所定の書
類管理マークを識別する。この識別にあたっては、例え
ば、朱印や青印などの特定色のみを認識させるようにし
て前記書類管理マークを識別するようになっており、識
別が確認されると用紙異常として前記制御手段4に信号
を与える。
【0040】前記異常値として認識させる各閾値は、用
紙サイズやドラフト、モノクロ、カラーの印刷モードと
の兼ね合いで、要求される用紙のスペックに差違があ
り、これらを勘案した検知が必要となる。図7は印刷モ
ードと各センサーとの用紙特性閾値を示した表である。
【0041】カール検知の閾値は、搬送路の形状によっ
てその値は大きく異なるが、一般にカラー印刷時は定着
温度が高く、定着時間も多めに設定されているのでカー
ルが発生しやすいのが実情である。そこで、ドラフト、
モノクロの印刷モード時よりもカール許容値を小さく設
定してある。
【0042】金属検知では、印刷モードに関わらずクリ
ップ等の存在が検知されると直ちに運転を停止するよう
にし、閾値を設けない。
【0043】白色度検知の閾値について、汚れ検知の場
合には、予め定めた値以上の濃度を有する領域(汚痕)
の個数をカウントする。ドラフト印刷モードでは、異物
に対する許容値を多めに取り、本番印刷の場合はカラー
/モノクロの印刷モードを問わず、汚れが検知されたら
印刷せずに排紙する。また白色度検知の場合には、JI
S P8123「紙およびパルプのハンター白色度試験
方法」に沿って導かれる反射率を、白色度としている。
ドラフト印刷モードでは許容値を設けない。モノクロ印
刷モードの本番では、再生紙相当の白色度(m=50
%)を許容値の下限とし、カラー印刷モードの本番で
は、上質紙相当の白色度(n=70%)を許容値の下限
として設定してある。また、光沢度検知の場合には、高
光沢度紙は1枚当たりの単価が高く、またカラー印刷に
おいてのみ顕著な画質向上が望めるので、ドラフト印刷
モード、本番モノクロ印刷モードにおいては使用を禁止
する。
【0044】裏紙使用および裏紙禁止検索では、特に閾
値を設けることをせず、カラー印刷モード本番におい
て、裏写り等によりカラー画像の色再現性に悪影響を与
えるので使用を禁止する。
【0045】この様に前記第1のモードと第2のモード
とに対応付けられた閾値は、閾値記憶手段に記憶され、
前記のように配設された検知手段5によって用紙21の
検知結果が前記制御手段4に信号が送信されると、該制
御手段4では、用紙特性の比較手段によって実行中の印
刷モード(第1のモードまたは第2のモード)に対応し
た用紙スペックの閾値(許容値)、伝送された用紙21
の検出値を比較し、これらのうち一つでも閾値を超えた
場合には、これを用紙異常と判別して運転を停止または
搬送による排出制御が行われる。これらは、即ち、前記
給紙トレイ21から画像形成手段3に至る搬送路には、
該搬送路から分岐させた第2の搬送手段としての排出路
9が設けられており、かつ、この分岐部分に前記検出結
果に連繋して作動する搬送切換手段としてのフラッパ8
が設けられていて、異常と判別された用紙21を直ちに
前記排出路9側に振り分けて排出するようになってい
る。
【0046】図8はその動作制御を示したフローチャー
トであり、複数の給紙トレイ21のうち一つを裏紙専用
トレイとして使用する場合を例示したものである。すな
わち、印刷モード情報が取得されると、裏紙使用モード
か否かの判別が成され、該判別に基づいて普通紙搬送か
裏紙搬送か選択される。裏紙搬送が開始された場合に
は、前記検知手段5を構成する各種センサー郡5a、5
b、5c、5dによる検知が行われ、前記カール量、白
色度の閾値比較が行われるものについては3回連続して
許容値オーバーがあったとき、および金属検知があった
ときは直ちに運転が停止され、異常表示が成され排出さ
せる。それ以外の用紙異常は、前記フラッパ8により排
出路に振り分けて排出し、裏紙使用に適さない旨の用紙
スペック未達表示が行われるようになっている。
【0047】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、まず、プリンター1を電源投入または印刷命
令によるスリーブ解除により立ち上げするのであるが、
本発明のプリンター1は、立ち上げを実行するウオーミ
ングアップ手段が、モノクロ印刷に必要な立ち上げ手段
を実行するモノクロウォーミングアップ(モノクロ画像
形成立ち上げ手段)とカラー印刷に必要な立ち上げ手段
を実行するカラーウォーミングアップ(カラー画像形成
立ち上げ手段)とで構成されているため、従来のように
バラバラな順位を持って行われていた各種立ち上げ手段
が、明確に区分けされ整然と実行できる立ち上げ制御管
理が行える。
【0048】しかも、このウオーミングアップ手段は、
前記判別手段に連繋されていて、入力された印刷データ
にカラー印刷が含まれるかどうかを判別するカラー印刷
判別手段、この判別結果に基づいて前記カラーウォーミ
ングアップおよびモノクロウォーミングアップを制御す
る制御手段により構成され、また、その制御方法は、入
力された印刷データにカラー印刷が含まれるかどうかを
判別する工程、前記カラー印刷の判別結果に基づきモノ
クロ画像を形成可能な状態に立ち上げる工程、前記入力
された印刷データに基づきモノクロ画像を形成する工程
により行われる。このため、例えば、前記カラーウォー
ミングアップを、前記モノクロウォーミングアップ完了
後や、モノクロ印刷が実行された場合または前記判別手
段によりカラーデータ有りと判別された場合のカラー印
刷実行時に、または判別手段からの応答がない場合のプ
リンターの空き時間にそれぞれ行われるよう構成するこ
とができる。特に、入力された印刷情報にカラーデータ
が含まれているか否かの判別結果に基づいて、モノクロ
ウォーミングアップを立ち上げ時間を要するカラーウォ
ーミングアップに先がけて実行し、その後カラーウオー
ミングアップに対する立ち上げ手段を実行するタイミン
グ制御が行えるようになる。したがって、ウオーミング
アップに時間を要するカラー印刷可能なプリンターであ
りながら、モノクロ印刷に必要な立ち上げ動作とカラー
印刷に必要な立ち上げ動作とが夫々個別のウオーミング
アップ手段として制御できるようになり、印刷ジョブが
モノクロデータのみである場合には、カラー印刷のみに
必要な立ち上げ動作を省略し、モノクロ印刷可能な状態
に立ち上げて直ちに印刷実行することができ、モノクロ
印刷に比し多くの時間を要するカラー印刷用の立ち上げ
動作は、必要に応じて行なう立ち上げ管理が可能とな
り、モノクロ印刷を行おうとするユーザーが不要な待ち
時間に煩わされることがなくなり、しかもトナー消費を
抑制することができる利点がある。
【0049】また、前記モノクロウォーミングアップ
は、カラーウォーミングアップと共通する立ち上げ手段
を含ませて構成され、前記カラーウォーミングアップ
は、カラー印刷のみに必要な立ち上げ手段によって構成
されているので、重複した立ち上げ手段を実行する必要
が無く、カラーウォーミングアップに要する立ち上げの
効率化を図ることができる。
【0050】つまり、前記モノクロウォーミングアップ
における画像形成立ち上げ手段は、少なくとも用紙21
上に転写されたトナー像を定着するためのプリンター1
を構成する定着手段に対して、温度を上昇せしめる昇温
手段を含む構成、および、これらの制御工程よりなって
いて、比較的トナー量が少なく、トナー像表面を平滑に
する必要のないモノクロ印刷において、その定着実行に
必要な温度上昇が行われ、カラー印刷を行うために必要
な温度まで上昇する時間が不要となり、モノクロウォー
ミングアップの立ち上げ時間を短縮させることができ
る。
【0051】さらに、カラークロウォーミングアップに
おける立ち上げ手段は、少なくともトナー像を担持体上
に複数形成するためのプリンター1を構成するトナー像
形成手段に対して像形成位置を調整せしめる像形成位置
調整手段を含む構成、および、これらは、カラー画像を
形成可能な状態に立ち上げる工程、前記入力された印刷
データに基づきカラー画像を形成する工程の制御方法に
より行われるようになっており、立ち上げに最も時間を
要する重ね合わせ位置調整が分離されているので、この
動作が省略された時間を要しないモノクロウォーミング
アップの立ち上げができる。
【0052】また、本発明のプリンター1は、入力され
た印刷データに基づく画像形成を印刷ジョブとして記憶
する記憶手段、前記入力された印刷データにカラー印刷
が含まれるかどうかを判別するカラー印刷判別手段、前
記カラー印刷の判別結果に基づき前記記憶された印刷ジ
ョブの実行優先順位を管理する印刷ジョブ管理手段を有
し、これらは、夫々に対応する工程を経た制御方法によ
り行われるので、ウオーミングアップに時間を要するカ
ラー印刷可能な画像形成装置でありながら、モノクロ印
刷に必要な立ち上げ動作とカラー印刷に必要な立ち上げ
動作とが夫々個別のウオーミングアップ手段として制御
できるようになり、ウォーミングアップ中に、複数の印
刷ジョブによる印刷命令があったときに、夫々の印刷情
報中にカラーデータが存在するか否かを判別して、モノ
クロデータのみの印刷ジョブを優先的に実行することが
でき、待機する印刷ジョブをスムーズに処理できる管理
が行える利点がある。
【0053】そして、この様な印刷ジョブ管理は、プリ
ンター1立ち上げ動作中に入力された印刷データに基づ
く印刷ジョブを管理すること、および、その様な制御方
法により行われるので、カラーウォーミングアップの実
行中にモノクロデータに基づく印刷情報を受信した場合
には、当該実行を中断せしめてモノクロ印刷ジョブを優
先して実行し、その後カラーウォーミングアップを継続
して実行することが可能となり、比較的カラー印刷出力
の少ないオフィスユースにおいて、プリント出力の早い
モノクロ印刷を優先的に割り込みさせたカラープリンタ
ーを提供することができ、必要に応じて「割込Yes/
NO」のチェックボックスを用いることで、カラー印刷
を優先して実行することもできる。
【0054】しかも、前記モノクロウォーミングアップ
の終了後にモノクロ印刷が可能である旨の表示を、前記
カラーウォーミングアップの終了後にカラー印刷が可能
である旨の表示を、ホストコンピュータ、画像形成装置
の表示パネルの何れかに若しくは双方に表示すべく構成
されているので、ユーザーは割込状況を容易に確認する
ことができる利点がある。
【0055】一方、この様にウォーミングアップが成さ
れたプリンター1において、印刷が開始されると給紙ト
レイ2より用紙21が搬送されて紙上に印刷出力される
のであるが、裏紙が使用される場合にあっては、その中
に種々のジャム発生の原因となる用紙が含まれている可
能性がある。ところが本発明の、プリンター1は、ま
た、給紙トレイ2から画像形成手段3に至る搬送過程に
おいて、前記のようなスペック未達の用紙を異常なもの
として検出する検知手段5が設けられており、該検知手
段5は、プリンターを制御する制御手段に連繋されてい
て、前記検知手段5からの検出結果に基づいて異常があ
ると判別された用紙を印刷出力することなく排出制御す
るよう構成されている。そのため、裏紙として使用され
るものの中に、ジャム発生となる種々の要因もつ用紙が
含まれていたとしても、これらを給紙トレイ2から画像
形成手段3に至る搬送過程において、そのスペースと用
紙の通過を利用した異常検出が行えるようになり、従っ
て、カーリングなど用紙の全面に異常があるものや、外
し忘れたホチキス針、汚れなど用紙の一部分に異常があ
るもの、これらの異常を複合的に有するものなど、夫々
の異なる異常検出に適した異種センサーを組み合わせる
などして配置でき、しかも、異常があると判別された用
紙21は画像形成手段3により印刷されることなく排出
できるため、ドラムなどの部材を傷つけることを回避で
きる利点がある。
【0056】また、本発明のプリンター1は、ドラフト
印刷モードと本番モノクロ/カラー印刷モードとの切換
機能を有するプリンターにおいては、印刷モードに対す
る少なくとも前記第1のモードと第2のモードとの切換
を検知するモード切換検知手段、前記用紙21の特性を
検知する媒体特性検知手段、予め少なくとも前記第1の
モードと対応付けられた用紙特性の第1の閾値、および
前記第2のモードと対応付けられた用紙特性の第2の閾
値とを記憶している媒体特性閾値記憶手段、前記検知し
た特性と前記第1の閾値又は前記第2の閾値とを比較す
る特性比較手段、前記比較結果に基づき前記画像形成装
置の画像形成機能を制御する制御手段によって用紙異常
が検知できるようになっている。
【0057】すなわち、前記制御手段4に、前記それぞ
れのモード印刷される用紙に対して予め対応付けられた
印刷可否の閾値を設定せしめた閾値記憶手段が設けられ
ており、前記用紙異常の判別を、前記各種センサー5
a、5c、5dによる検出値と前記閾値とを比較せし
め、検出値が閾値を超えた場合の値に基づいて行わし
め、これにより前記制御手段による用紙の排出制御が行
われるよう構成されていることにより、モード切換機能
を有するプリンターにおいて出力される用紙特性が、例
え夫々の印刷モードおいて異なるものであっても、選択
された印刷モードに応じた用紙スペックの閾値が管理で
きるようになり、しかも、当該閾値は検知すべき異なる
種類の異常毎に設定することができ、異常と判別された
用紙をその種類に応じた的確な排出制御が行え、裏紙使
用される用紙21の管理が容易に行えるようになる。
【0058】また、前記検知手段5からの検出結果に基
づいて異常があると判別された用紙21を印刷出力する
ことなく前記制御手段4によって排出制御するのである
が、前記給紙トレイ2から画像形成手段3に至る搬送路
に、該搬送路から分岐させた第2の搬送手段である排出
路9が設けられており、前記検出結果に連動して異常と
判別された用紙21のうち、プリンターを停止する必要
性のないスペック未達成の用紙について、排出路9側に
振り分けするフラッパ8により排出するように構成され
ているため、裏紙として使用されるものの中から、ジャ
ム発生の要因を有する異常があると判別された用紙21
を、前記フラッパー8により確実に振り分けて画像形成
手段3に至る通常の搬送路を通過させることなく排出で
き、ホチキス針の存在などによりドラム等の部材が傷つ
いてしまうような異常用紙と区別して管理でき、プリン
ターの効率的な稼働が図られ、しかも、排出路中にスト
ックヤードを介在させてストックさせておくことも可能
となり、異常があると判別された用紙の管理が容易に行
えるようになる。
【0059】そして、前記検知手段5は、用紙21の搬
送過程において、そのスペースと用紙の通過を利用して
配設できることに伴って、用紙のカール量を光学的に検
出するカールセンサー5a、用紙に装着されたホチキス
針やクリップ等の金属体を検出する金属センサー5b、
両面印刷済み用紙や用紙表面の汚れ、異物付着等による
不白色度を検出する白色度センサー5c、裏紙使用禁止
マークを検出する禁止マークセンサー5dなど、それぞ
れ検知方法や目的の異なる異種検知センサーを組として
構成することができるため、一枚の用紙に複合的なスペ
ック未達の要因があったとしても用紙異常として検知で
きるばかりか、給紙トレイ2内に納められた裏紙使用の
用紙の中に異なる用紙スペック未達のものが含まれてい
たとしても、用紙異常として確実に検知できるようにな
り、それぞれの検知結果に基づいてプリンターを停止さ
せての排出と、プリンターを停止させないでの排出との
排出制御管理がおこなえる。
【0060】さらに、本発明のプリンター1は、裏紙と
して使用される用紙21に、前記検知手段5により検出
可能な再利用等を禁止する印刷禁止マークを付する一
方、前記制御手段4は、この識別マークを検知する識別
マーク検知手段4と、前記検知手段4による前記禁止マ
ークの検出に基づいて、プリンターの画像形成機能を制
御する制御手段によって用紙21を印刷出力することな
く排出制御されるようになっており、これらは、用紙2
1上に、印刷データに基づく画像を形成する工程、前記
用紙21上に前記印刷データに基づく画像に加えて識別
マーク画像を形成する工程、前記画像形成済みの用紙2
1上の前記識別マークを検知する工程、前記検知に基づ
き前記画像形成済みの用紙21裏面への画像形成を制限
する工程による制御方法により行われる。したがって、
裏紙として使用されるものの中に、社外秘、保管、シュ
レッダー、裏紙使用禁止などの書類管理マークが付され
ていて、本来裏紙として使用してはいけない書類が混在
していたとしても、これらを給紙トレイ2から画像形成
手段3に至る搬送過程において用紙の通過を利用した異
常検出が行えるようになり、従って、それらのマークが
用紙のどの部分に付されていたとしても、これを異常と
して検出して画像形成手段3により印刷出力することな
く前記排出路9へ排出できる。
【0061】
【発明の効果】上記のように構成したことにより、請求
項1および4における本発明によれば、ウオーミングア
ップに時間を要するカラー印刷可能な画像形成装置であ
りながら、モノクロ印刷に必要な立ち上げ動作とカラー
印刷に必要な立ち上げ動作とが夫々個別のウオーミング
アップ手段として制御できるようになり、印刷ジョブが
モノクロデータのみである場合には、カラー印刷のみに
必要な立ち上げ動作を省略し、モノクロ印刷可能な状態
に立ち上げて直ちに印刷実行することができ、モノクロ
印刷に比し多くの時間を要するカラー印刷用の立ち上げ
動作は、必要に応じて行なう立ち上げ管理が可能とな
り、モノクロ印刷を行おうとするユーザーが不要な待ち
時間に煩わされることがなくなり、しかもトナー消費を
抑制することができる。
【0062】また、請求項8および10における本発明
によれば、ウオーミングアップに時間を要するカラー印
刷可能な画像形成装置でありながら、モノクロ印刷に必
要な立ち上げ動作とカラー印刷に必要な立ち上げ動作と
が夫々個別のウオーミングアップ手段として制御できる
ようになり、ウォーミングアップ中に、複数の印刷ジョ
ブによる印刷命令があったときに、夫々の印刷情報中に
カラーデータが存在するか否かを判別して、モノクロデ
ータのみの印刷ジョブを優先的に実行することができ、
待機する印刷ジョブをスムーズに処理できる管理を行う
ことができる。
【0063】また、請求項13における本発明によれ
ば、ドラフト印刷モードや本番モノクロ/カラー印刷モ
ードのモード切換機能を有するプリンターにおいて出力
される用紙特性が、例え夫々の印刷モードおいて異なる
ものであっても、選択された印刷モードに応じて許容す
る用紙スペックの閾値を可変とした管理ができるように
なり、しかも、当該閾値は検知すべき異なる種類の異常
毎に設定することも可能とし、異常と判別された用紙を
その種類に応じた的確な排出制御が行え、用紙の管理が
容易に行える。
【0064】また、請求項19および21における本発
明によれば、裏紙として使用されるものの中に、社外
秘、保管、シュレッダー、裏紙使用禁止などの書類管理
マークが付されていて、本来裏紙として使用してはいけ
ない書類が混在していたとしても、これらを給紙トレイ
2から画像形成手段3に至る搬送過程において用紙の通
過を利用した異常検出が行えるようになり、従って、そ
れらのマークが用紙のどの部分に付されていたとして
も、これを異常として検出して画像形成手段3による印
刷出力することなく排出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンターの構成を示す断面図
【図2】ウォーミングアップ制御を示すフローチャート
【図3】印刷ジョブ待ち行列の割込制御を示すフローチ
ャート
【図4】用紙センサーの配置図
【図5】カールセンサーの検知原理を示す側面図
【図6】白色度センサーの検知原理を示す側面図
【図7】各モードにおける用紙特性を示す閾値表
【図8】用紙異常の判別制御を示すフローチャート
【符号の説明】
1 プリンター 2 給紙トレイ 21 用紙 3 画像形成手段 31 感光体 32 帯電器 33 現像器 34 転写器 35 分離器 36 定着器 4 制御手段 5 検知手段 5a カールセンサー 5b 金属センサー 5c 白色度センサー 5d 禁止マークセンサー 7 搬送ガイド 8 フラッパ 9 排出路 S1 モノクロフォーミングアップ開始処理 S2 印刷データ判別処理 S3 モノクロ印刷開始処理 S4 カラーフォーミングアップ開始処理 S5 割込処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/29 G03G 21/00 382 5C079 1/46 H04N 1/46 C Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 AR01 HH13 HK07 HN20 HR01 HR06 HV12 2H027 DC01 DE02 DE07 EC06 EF01 EK10 FA28 FA30 FB03 FD08 FD10 ZA07 2H030 AB02 AD04 AD07 BB01 BB21 BB41 5B021 AA01 AA05 AA19 LG07 5C074 AA07 AA12 BB03 DD09 DD15 DD16 EE08 EE11 EE14 FF15 GG13 GG15 HH02 5C079 HA13 KA04 KA10 KA17 KA20 LA01 LA03 LA31 MA01 NA11 NA25 NA27 PA01 PA02 PA03

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、入力された印刷データに基
    づき、モノクロ画像およびカラー画像を画像形成可能な
    画像形成装置であって、前記カラー画像形成を画像形成
    可能な状態に立ち上げるためのカラー画像形成立ち上げ
    手段、前記モノクロ画像形成を画像形成可能な状態に立
    ち上げるためのモノクロ画像形成立ち上げ手段、前記入
    力された印刷データにカラー印刷が含まれるかどうかを
    判別するカラー印刷判別手段、前記カラー印刷の判別結
    果に基づき、前記カラー画像形成立ち上げ手段およびモ
    ノクロ画像形成立ち上げ手段を制御する制御手段を有す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置は、像担持体、前記像
    担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段、前記
    像担持体上に形成されたトナー像を記録媒体に転写する
    転写手段、前記記録媒体上のトナー像を加熱定着する定
    着手段を有し、前記モノクロ画像形成立ち上げ手段は、
    少なくとも前記定着手段の温度を上昇せしめる昇温手段
    を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成装置は、像担持体、前記像
    担持体上にトナー像を形成する、複数のトナー像形成手
    段、前記像担持体上に形成されたトナー像を記録媒体に
    転写する転写手段を有し、前記カラー画像形成立ち上げ
    手段は、少なくとも前記複数のトナー像形成手段による
    前記像担持体上への像形成位置を調整する像形成位置調
    整手段を含むことを特徴とする請求項1乃至2のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも、入力された印刷データに基
    づきモノクロ画像およびカラー画像を画像形成可能な画
    像形成装置の制御方法であって、前記入力された印刷デ
    ータにカラー印刷が含まれるかどうかを判別する工程、
    前記カラー印刷の判別結果に基づきモノクロ画像を形成
    可能な状態に立ち上げる工程、前記入力された印刷デー
    タに基づきモノクロ画像を形成する工程を含むことを特
    徴とする画像形成装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記画像形成装置は、少なくとも記録媒
    体上のトナー像を定着する定着手段を有し、前記モノク
    ロ画像を形成可能な状態に立ち上げる工程は、少なくと
    も前記定着手段の温度を上昇せしめる工程を含むことを
    特徴とする請求項4に記載の画像形成装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記カラー印刷の判別結果に基づきカラ
    ー画像を形成可能な状態に立ち上げる工程、前記入力さ
    れた印刷データに基づきカラー画像を形成する工程を含
    むことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置の制
    御方法。
  7. 【請求項7】 前記画像形成装置は、像担持体、前記像
    担持体上にトナー像を形成する複数のトナー像形成手
    段、前記像担持体上に形成されたトナー像を記録媒体に
    転写する転写手段を有し、前記カラー画像を形成可能な
    状態に立ち上げる工程は、少なくとも前記複数のトナー
    像形成手段による前記像担持体上への像形成位置を調整
    する工程を含むことを特徴とする請求項4に記載の画像
    形成装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも入力された印刷データに基づ
    きモノクロ画像およびカラー画像を画像形成可能な画像
    形成装置であって、前記入力された印刷データに基づく
    画像形成を印刷ジョブとして記憶する記憶手段、前記入
    力された印刷データにカラー印刷が含まれるかどうかを
    判別するカラー印刷判別手段、前記カラー印刷の判別結
    果に基づき前記記憶された印刷ジョブの実行優先順位を
    管理する印刷ジョブ管理手段を有することを特徴とする
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記印刷ジョブ管理手段は、前記画像形
    成装置を画像形成可能な状態に立ち上げる、画像形成立
    ち上げ動作中に入力された印刷データに基づく印刷ジョ
    ブを管理することを特徴とする請求項8に記載の画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも、入力された印刷データに
    基づき、モノクロ画像およびカラー画像を画像形成可能
    な画像形成装置の制御方法であって、前記入力された印
    刷データに基づく画像形成を印刷ジョブとして記憶する
    工程、前記入力された印刷データにカラー印刷が含まれ
    るかどうかを判別する工程、前記カラー印刷の判別結果
    に基づき前記記憶された印刷ジョブの実行優先順位を管
    理する工程を含むことを特徴とする画像形成装置の制御
    方法。
  11. 【請求項11】 前記印刷ジョブの実行優先順位管理
    は、前記画像形成装置の立ち上げ動作中に入力された印
    刷データに基づく印刷ジョブ対して行うことを特徴とす
    る請求項2または10のいずれかに記載の画像形成装置
    の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記印刷ジョブの実行優先順位管理
    は、カラー印刷が含まれる印刷データに基づく印刷ジョ
    ブの優先順位を、カラー印刷が含まれない印刷データに
    基づく印刷ジョブよりも低くしたことを特徴とする請求
    項2または10のいずれかに記載の画像形成装置の制御
    方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも第1のモード又は第2のモ
    ードで記録媒体上に画像形成可能な画像形成装置であっ
    て、少なくとも前記第1のモードと第2のモードとの切
    換を検知するモード切換検知手段、前記記録媒体の特性
    を検知する媒体特性検知手段、予め少なくとも前記第1
    のモードと対応付けられた記録媒体特性の第1の閾値、
    および前記第2のモードと対応付けられた記録媒体特性
    の第2の閾値とを記憶している媒体特性閾値記憶手段、
    前記検知した特性と前記第1の閾値又は前記第2の閾値
    とを比較する特性比較手段、前記比較結果に基づき前記
    画像形成装置の画像形成機能を制御する制御手段を有す
    ることを特徴とする像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記記録媒体を載置する記録媒体載置
    手段、前記記録媒体を前記画像形成装置の画像形成手段
    に搬送する第1の搬送手段、前記記録媒体を前記画像形
    成装置外に搬送する第2の搬送手段、前記記録媒体載置
    手段上にある記録媒体の搬送を前記第1の搬送手段又は
    第2の搬送手段に切り換える搬送切換手段、前記制御手
    段は少なくとも前記搬送切換手段を制御することを特徴
    とする請求項2に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記第1のモードは、印字色材量の削
    減、縮小割付から選ばれる少なくとも1つの画像形成を
    行う校正印刷モードであることを特徴とする請求項13
    乃至14のいずれかに記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記第2のモードは、カラー色材を使
    ったカラー画像形成モードであることを特徴とする請求
    項13乃至15のいずれかに記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記媒体特性検知手段は、カール量、
    光学反射量、金属の有無から選ばれる少なくとも1つを
    検知することを特徴とする請求項13乃至16のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記媒体特性検知手段は、前記記録媒
    体に予め付与された識別マークを検知することを特徴と
    する請求項13乃至15のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  19. 【請求項19】 印刷済み記録媒体の裏面に画像形成可
    能な画像形成装置であって、前記記録媒体に対して予め
    付与された識別マークを検知する識別マーク検知手段、
    前記識別マークの検知に基づき、前記画像形成装置の画
    像形成機能を制御する制御手段を有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記記録媒体を載置する記録媒体載置
    手段、前記記録媒体を前記画像形成装置の画像形成手段
    に搬送する第1の搬送手段、前記記録媒体を前記画像形
    成装置外に搬送する第2の搬送手段、前記記録媒体載置
    手段上にある記録媒体の搬送を、前記第1の搬送手段又
    は第2の搬送手段に切り換える搬送切換手段、前記制御
    手段は少なくとも前記搬送切換手段を制御することを特
    徴とする請求項19に記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 印刷データに基づく画像形成を行い、
    かつ画像形成済み記録媒体の裏面に画像形成可能な画像
    形成装置の制御方法であって、記録媒体上に印刷データ
    に基づく画像を形成する工程、前記記録媒体上に前記印
    刷データに基づく画像に加えて識別マーク画像を形成す
    る工程、前記画像形成済みの記録媒体上の前記識別マー
    クを検知する工程、前記検知に基づき前記画像形成済み
    の記録媒体裏面への画像形成を制限する工程を含むこと
    を特徴とする画像形成装置の制御方法。
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