JP2003299633A - 磁気共鳴トモグラフィ装置のk空間トラジェクトリー最適化方法 - Google Patents

磁気共鳴トモグラフィ装置のk空間トラジェクトリー最適化方法

Info

Publication number
JP2003299633A
JP2003299633A JP2003098475A JP2003098475A JP2003299633A JP 2003299633 A JP2003299633 A JP 2003299633A JP 2003098475 A JP2003098475 A JP 2003098475A JP 2003098475 A JP2003098475 A JP 2003098475A JP 2003299633 A JP2003299633 A JP 2003299633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gradient
matrix
peripheral
sequence
magnetic resonance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003098475A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4283580B2 (ja
Inventor
Oliver Dr Heid
ハイト オリファー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JP2003299633A publication Critical patent/JP2003299633A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4283580B2 publication Critical patent/JP4283580B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/54Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/54Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
    • G01R33/543Control of the operation of the MR system, e.g. setting of acquisition parameters prior to or during MR data acquisition, dynamic shimming, use of one or more scout images for scan plane prescription

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気共鳴トモグラフィ装置に対し、測定平面
の任意のシフト、回転が増幅器の過負荷にならないよう
に、kマトリックスの最適で迅速な走査を行う。 【解決手段】 勾配コイル3に付属する勾配増幅器、入
力指示ターミナル21、シーケンス制御部18および設
備計算機20ならびにAD変換器を有する磁気共鳴トモ
グラフィ装置を用いて対象物を検査する際、入力指示タ
ーミナル21を介してシーケンス制御部18または設備
計算機20に与えられた周辺条件を入力し、この周辺条
件を考慮に入れてkマトリクスの走査経路を計算し、A
D変換器を使用して勾配コイル3への印加の際に先に計
算された走査経路に沿う走査に導く勾配電流経過を求め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に医学で患者を
検査するために応用されるような核スピントモグラフィ
(同義語:磁気共鳴トモグラフィ、MRT)に関する。
その際に本発明は特に磁気共鳴トモグラフィ装置の位置
コード化の際のk空間トラジェクトリーを最適化するた
めの方法に関する。それにより達成される最適に速いk
マトリックスの走査は使用されるシーケンスの最大可能
な効率を意味する。
【従来の技術】
【0002】MRTは核スピン共鳴の物理的な現象に基
づいており、撮像方法として15年以上前から医学およ
びバイオフィジックスで成功裡に使用されている。これ
らの検査方法では対象物が強い一定の磁界に曝される。
それによりそれ以前には不規則に向いていた対象物内の
原子の核スピンの向きが揃う。高周波がいまこれらの
“秩序正しい”核スピンを特定の振動に励起する。この
振動はMRTのなかに本来の測定信号を発生し、この信
号が適切な受信コイルにより検出される。勾配コイルに
より発生される不均等な磁界の使用により、測定対象物
はすべての3つの空間方向に空間的にコード化され、こ
のことは一般に“位置コード化”と呼ばれる。
【0003】MRTのなかのデータの受入れはいわゆる
k空間(同義語:周波数空間)のなかで行われる。いわ
ゆる像空間のなかのMRT像はフーリエ変換によりk空
間のなかのMRTデータと結び付けられている。k空間
を張る対象物の位置コード化はすべての3つの空間方向
の勾配により行われる。その際に層選択(対象物のなか
のデータの受入れを固定すると、通常はz軸線)、周波
数コーディング(層のなかの方向を固定すると、通常は
z軸線)および位相コーディング(層のなかの第2のデ
ィメンジョンを決定すると、通常はy軸線)が区別され
る。
【0004】すなわち先ず選択的に層がたとえばz方向
に励起される。層のなかの位置情報のコーディングは、
z方向に励起される層の例では同じく前記の勾配コイル
によりxおよびy方向に発生されるこれらの両方の前記
の直交する勾配磁界を用いて組み合わされた位相および
周波数コーディングにより行われる。
【0005】データをMRT実験のなかに受け入れるべ
き第1の可能な形態が図2aおよび2bに示されてい
る。使用されるシーケンスはスピンエコーシーケンスで
ある。このシーケンスでは90°励起パルスによりスピ
ンの磁化がx- y平面内で傾けられる。時間(1/2T
E;TEはエコー時間)の進行中に、共通にx- y平面内
の横磁化を形成するMxyを形成する磁化成分のディフェ
イジングが生ずることになる。特定の時間(たとえば1
/2TE)の後に180°パルスがx- y平面のなか
に、ディフェイズされた磁化成分が、個々の磁化成分の
歳差方向および歳差速度が変更されることなしに、反射
されるように、入射される。その後の時間1/2TE
後に磁化成分は再び等しい方向を示す、すなわち横磁化
の“リィフェイジング”と呼ばれる再生が生ずることに
なる。横磁化の完全な再生はスピンエコーと呼ばれる。
【0006】検査すべき対象物の全体層を測定するた
め、撮像シーケンスが位相コーディング勾配、たとえば
y、の種々の値に対してN回繰り返される。その際に
核共鳴信号(スピン エコー信号)の周波数が各シーケ
ンス通過の際に等間隔の時間部分Δtで読出し勾配Gx
の存在のもとにΔtクロックされるADC(アナログ-
ディジタル変換器)によりN回走査され、ディジタル化
され、記憶される。この仕方で図2bのようにN×Nの
データ点(N×Nの点を有する対称なマトリックスは一
例に過ぎず、非対称なマトリックスも発生され得る)を
有する行ごとに作成された数マトリックス(k空間内の
マトリックスまたはkマトリックス)が得られる。この
データセットからフーリエ変換により直接的にN×N画
素の分解能を有する考察される層のMR像が再構成され
得る。
【0007】kマトリックスを得るための別の方法は
“エコープラナー撮像”(“Echo planar imaging”E
PI)の方法である。この方法の基本アイディアは、各
個の(選択的な)HF励起の後に非常に短い時間で、適
切な勾配回路(位相コーディング勾配Gyの変調)によ
りkマトリックスのなかの種々の行に対応付けられる一
連のエコーを読出し勾配(Gx)のなかに発生すること
である。このようにしてkマトリックスのすべての行が
単一のシーケンス通過により獲得され得る。エコープラ
ナー技術の異なる変形例は最後に、どのように位相コー
ディング勾配が切換えられるか、すなわちどのようにk
マトリックスのデータ点が走査されるか、でのみ相違す
る。
【0008】図3aにはエコープラナーパルスシーケン
スの理想形態が示されている。読出し勾配Gxの切換時
点での針状のGyパルスはkマトリックスの図3bに示
されている蛇行状の通過に通じ、従って時間的に均等な
走査の際には測定点は等間隔でk平面内に位置すること
になる。
【0009】エコー列の読出しは、横磁化の崩壊に相当
する時間中に終了されなければならない。さもなければ
kマトリックスの種々の行がそれらの捕捉の順序に相応
して相異なって重み付けされることになる。即ち特定の
位置周波数は上回られ、これに対し他の位置周波数は下
回られることになる。このように高い必要な測定速度の
際にはエコープラナー技術は極端に高い要求を勾配シス
テムに課する。実際にはたとえば約25mT/mの勾配
振幅が使用される。特に勾配磁界を転極するためには大
きなエネルギーが非常に短い時間のうちに転換されなけ
ればならず、スイッチング時間はたとえば≦0.3ms
の範囲内にある。電流供給のために各勾配コイルはいわ
ゆる勾配増幅器に接続されている。勾配コイルは誘導性
の負荷であるから、前記の電流を発生するためには勾配
増幅器の相応に高い出力電圧が必要である。以下に説明
されるように、勾配増幅器の出力電圧は基本磁界磁石の
内部の任意の層を測定し得るために必ずしも充分ではな
い。
【0010】このような勾配回路は、オーム損失を補償
する集積された電流増幅器を有する電子的な振動回路に
より実現される。しかしながらこのような配置は一定の
振幅を有する正弦状に振動する勾配磁界に通ずる。
【0011】正弦状に振動する読出し勾配および一定の
位相コーディング勾配を有するEPIパルスシーケンス
が図4aに示されている。一定の位相コーディング勾配
は正弦状に振動する読出し勾配の際に、図4bに示され
ているように、k空間の同じく正弦状の走査に通ずる。
kマトリックスの正弦状の走査の際にはその後の像再構
成のためにフーリエ変換のみではもはや十分でない。付
加的にラスター歪み補正または一般的な積分変換が行わ
れなければならない。さらに、等しい位置分解能の際に
勾配振幅のピーク値が、図3aに示されているような台
形状の勾配パルスを有するEPIシーケンスの際よりも
大きくなければならない。
【0012】従来の技術によれば、通常台形の勾配パル
スを有するシーケンスが使用される(図2a、3a参
照)。これらの勾配パルスの振幅及び勾配変化率(スリ
ューレート)は相応して使用される増幅器に、またはそ
の可能出力に合わされている。与えられる勾配パルスの
スリューレートも振幅も最大値に制限されている。なぜ
ならば、増幅器が一方では特定の最大電圧しか発生し得
ないし、また他方ではこの最大電圧において勾配コイル
のインダクタンスにより同じく勾配磁界の制限された変
化速度しか生じさせ得ないからである。
【0013】各座標(x、y、z座標)は付属の増幅器
を有する勾配コイルを有するので、このことは、各個の
座標の振幅およびスリューレートがそれ自体制限されて
いることを意味する。2つまたは3つの勾配コイルの組
み合わせにより確かに、その振幅およびスリューレート
がそれぞれ個々のコイルの限界値を上回る磁界が発生さ
れ得よう。しかしこのような磁界は対角線のなかでしか
発生され得ない。個別コイルはこのオーダーの大きさの
磁界をその相応する軸線に沿って発生する立場にない。
【0014】実際上このことは、従来通常の勾配コイル
ではkマトリックスを走査するk空間トラジェクトリー
が位置する平面が、相応の勾配コイルの増幅器を過負荷
することなしに、任意に空間内を回転され得ないことを
意味する。換言すれば、各勾配コイルの振幅およびスリ
ューレートにより定義される測定シーケンスが、振幅お
よび(または)スリューレート限界値を超過することな
しに、測定が勾配システムに対して回転された層のなか
で行われるように変更され得ない。従来の測定シーケン
スは通常、勾配磁界方向により定義される座標系に対し
て測定座標系を回転する際にベクトル的な組み合わせに
より(個別コイルにより守られる)振幅- およびスリュ
ーレート制限が超過されるのを避けるのに困難を伴う台
形状または正弦状の勾配コイルを使用する。
【0015】解決すべき問題点は、kマトリックスを最
適に迅速に、しかも、個々のコイルの振幅および(また
は)スリューレート制限が超過されることなしに、勾配
電流関数が任意の回転を受け得るように走査することに
ある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、簡単な仕方で、また各々のMRT装置に対して、測
定平面の任意のシフトおよび(または)回転が増幅器の
過負荷に通ずることなしに、kマトリックスの最適に迅
速な走査が行われる方法を提案することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、勾配コイルに付属する勾配増幅器、入力指示ターミ
ナル、シーケンス制御部および設備計算機ならびにアナ
ログ- ディジタル変換器を有する磁気共鳴トモグラフィ
装置を用いて対象物を検査するために、与えられた周辺
条件のもとにkマトリクスの走査経路を計算するための
方法において、 −入力指示ターミナルを介してシーケンス制御部または
設備計算機に周辺条件を入力するステップと、 −シーケンス制御部または設備計算機により周辺条件を
考慮に入れてkマトリックスの走査経路を計算するステ
ップと、 −シーケンス制御部または設備計算機により、アナログ
- ディジタル変換器の使用のもとに勾配コイルへの印加
の際に先に計算された走査経路に沿う走査に導く勾配電
流経過を求めるステップと を含むことにより解決される。請求項2以下は特に有利
な仕方での本発明の中心的な考え方の実施に関するもの
である。
【0018】なかんずく付属の勾配コイルを有する勾配
増幅器、入力指示ターミナル、シーケンス制御および設
備計算機ならびにアナログ- ディジタル変換器(AD
C)を有する磁気共鳴トモグラフィ装置(MRT装置)
を用いて対象物を検査するために、与えられた周辺条件
のもとにkマトリクスの走査経路を計算するための方法
において、本発明は −入力指示ターミナルを介してシーケンス制御または設
備計算機に周辺条件を入力するステップと、 −シーケンス制御または設備計算機により周辺条件を考
慮に入れてkマトリックスの走査経路を計算するステッ
プと、 −同じくシーケンス制御または設備計算機により、AD
Cの使用のもとに相応の勾配コイルへの印加の際に先に
計算された走査経路に沿う走査に通ずる勾配電流経過を
求めるステップとを含んでいることを特徴とする。
【0019】以下には本発明による可能な周辺条件があ
げられている。 −基本磁界磁石の均等性ボリュウムのなかの走査すべき
kマトリクスの任意の回転の際の勾配増幅器の最大の負
荷可能性 (この周辺条件に関して注記すべきこととして、勾配増
幅器の最大の負荷可能性は既にシーケンス制御または設
備計算機のメモリのなかに存在しており、それ故わざわ
さ入力されなくてよい。) −検査すべき対象物のなかの走査すべきkマトリクスの
空間的な位置 −操作すべきkマトリックスのなかの測定点の配置 −走査のシーケンス形式 −kマトリクスの各測定点の出発速度および到着速度 −kマトリクスの測定点が走査されるべき順序 −勾配コイルの相応の限界値の非超過による検査すべき
対象物の神経刺激の回避−走査時間の最小化 −走査中のスリューレートの最小化
【0020】有利な仕方で走査経路の計算は上述の周辺
条件のすべてまたは部分集合の考慮のもとにバリエーシ
ョン計算により行われる。
【0021】数学的にその際計算された走査経路は二次
元または三次元に適切な座標(例えば球座標または円筒
座標)に記述される。
【0022】さらに本発明によれば、請求項1ないし1
4による方法を実行するために適している磁気共鳴トモ
グラフィ装置に係る。
【0023】本発明の他の利点、特徴および特性を、添
付図面に示す実施例により一層詳細に説明する。
【0024】図5は本発明により勾配パルスを発生する
ための核スピントモグラフィ装置の概要図である。その
際に核スピントモグラフィ装置の構成は従来通常の核ス
ピントモグラフィ装置の構成に相当する。基本磁界磁石
1がたとえば人体の検査すべき部分のような対象物の検
査範囲における核スピンを分極または方位付けをするた
め時間的に一定の強い磁界を発生する。核スピン共鳴測
定のために必要な基本磁石磁界の高い均等性が、人体の
検査すべき部分が入れられる球状の測定ボリュウムMの
なかで定義されている。均等性の要求を検査するため、
また特に時間的に不変の影響を消去するため、適切な個
所に強磁性材料から成るいわゆるシム板が取り付けられ
る。時間的に変化する影響は、シム電流供給源15によ
り駆動されるシムコイル2により消去される。
【0025】基本磁界磁石1のなかに、3つの部分巻線
から成る円筒状の勾配コイルシステム3が入れられてい
る。各部分巻線は増幅器14から、直角座標系の各方向
に直線的な勾配磁界を発生するための電流を供給され
る。その際に勾配コイルシステム3の第1の部分巻線は
x方向に勾配Gxを、第2の部分巻線はy方向に勾配Gy
を、また第3の部分巻線はz方向に勾配Gzを発生す
る。各増幅器14は、シーケンス制御部18により勾配
パルスを適時に発生するために駆動されるディジタル-
アナログ変換器を含んでいる。
【0026】勾配コイルシステム3に、高周波数電力増
幅器30から発せられる高周波パルスを検査すべき対象
物または対象物の検査すべき範囲の核を励起し、また核
スピンを方向付けるための交番磁界に変換する高周波ア
ンテナ4が存在する。高周波アンテナ4からは、歳差運
動する核スピンから出発する交番磁界、すなわち通常1
つまたは複数の高周波パルスおよび1つまたは複数の勾
配パルスから成るパルスシーケンスにより惹起される核
スピンエコー信号も、増幅器7を介して高周波システム
22の高周波受信チャネル8に供給される電圧に変換さ
れる。高周波システム22はさらに送信チャネル9を含
んでおり、そのなかで磁気的な核共鳴を励起するための
高周波パルスが発生される。その際に各高周波パルスは
設備計算機20により予め定められたパルスシーケンス
に基づいてシーケンス制御部18においてディジタルに
複素数の列として表される。この数列は実部分および虚
部分としてそれぞれ入力端12を経て高周波システム2
2のなかのディジタル- アナログ変換器に、またこれか
ら送信チャネル9に供給される。送信チャネル9におい
てパルスシーケンスは高周波搬送信号に変調される。そ
の基本周波数は測定ボリュウムのなかの核スピンの共鳴
振動数に相当する。
【0027】送信作動から受信作動への切換は送信受信
切換器6を介して行われる。高周波アンテナ4は測定ボ
リュウムMのなかに核スピンを励起するための高周波パ
ルスを入射し、その結果としてのエコー信号を走査す
る。相応して得られた核共鳴信号は高周波システム22
の受信チャネル8において位相に応じて復調され、また
各アナログ- ディジタル変換器を介して測定信号の実部
分および虚部分に変換される。像計算機17によりこう
して得られた測定信号から像が再構成される。測定デー
タ、像データおよび制御プログラムの管理は設備計算機
20を介して行われる。制御プログラムによる設定に基
づいてシーケンス制御部18がそれぞれ望まれるパルス
シーケンスの発生およびk空間の相応の走査をコントロ
ールする。特にシーケンス制御部18はその際に勾配の
時間的に正しい切換および定められた位相および振幅を
有する高周波パルスの送り出しならびに核共鳴信号の受
信を制御する。高周波システム22およびシーケンス制
御部18に対する時間ベースはシンセサイザー19から
与えられる。核スピン像を発生するための相応の制御プ
ログラムの選択ならびに発生された核スピン像の表示
は、キーボード及び1つまたは複数の像スクリーンを含
んでいるターミナル21を介して行われる。
【0028】本発明は、予め定められた周辺条件の考慮
のもとにk空間マトリックスのなかで最適な経路を見出
すことにある。そのために利用者はターミナル21を介
して先ずMRT測定のために重要なデータまたは前記の
周辺条件を入力する。周辺条件は、基本磁界磁石の均等
性ボリュウムのなかの走査すべきkマトリックスの任意
の回転の際の勾配増幅器の最大負荷可能性、検査する対
象物に対して相対的な走査すべきkマトリックスの方向
付け、走査すべきkマトリックスの測定点の配置、走査
のシーケンス形式、kマトリックスの各個の測定点の離
隔速度および近接速度、kマトリックスの測定点が走査
されるべき順序、勾配パルスの相応の限界値の非超過に
よる検査すべき対象物の神経刺激の回避、走査時間の最
小化、走査中のスリューレートの最小化であってよい。
【0029】これらの指定に基づいて以下に述べる方法
により、予め与えられた周辺条件のもとに最適の走査経
路を計算する。シーケンス制御部18が同じく、相応の
勾配コイルへの印加の際にADCの使用のもとに先に計
算された走査経路に沿う走査に通ずる勾配電流経過を求
める。
【0030】シーケンス制御部18の計算能力が本発明
による方法のために十分でないならば、設備計算機20
がk空間トラジェクトリーの計算ならびにそのために必
要な勾配コイルの設計を引き受け、またシーケンス制御
部に結果を前処理されたデータセットの形態で伝達す
る。
【0031】予め定められたk空間占有を手がかりにし
て予め定められた周辺条件の考慮のもとに最適のトラジ
ェクトリーを求める本発明による進行の仕方が、一般性
の制限なしに、下記の簡単化された問題を手がかりにし
て説明される。
【0032】k空間走査の枠内で第1のk空間位置ベク
トルk0から第2のk空間位置ベクトルk1へ(図1a中
の23、24参照)到達する問題が、一方では勾配変化
率(スリューレート)のユークリッド規準が制限されて
おり、
【数1】 、また勾配振幅のユークリッド規準も制限されている
【数2】 という周辺条件のもとに、また他方では走査が可能なか
ぎり迅速に行われるという周辺条件のもとに、解決され
なければならない。その他の周辺条件としてスリューレ
ートの最小化または相応の勾配パルス値の制限による検
査すべき対象物の神経刺激の回避が選ばれ得る。ユーク
リッド規準への両方の大きさの制限は物理的に、この問
題のジオメトリが、勾配増幅器が過負荷されることなし
に、空間内で任意にシフトかつ(または)回転され得る
ことを意味する。
【0033】いまの問題は、問題の基礎となっているハ
ミルトン式が予め定められた周辺条件の考慮のもとにラ
グランジェ乗数の助けもかりて解決され、またそれによ
り走査経路のk空間トラジェクトリー式が求められるバ
リエーション計算により解決される。
【0034】走査時間の最小化はすべての利用可能なス
リューレートの中断されない利用を必要とする。すなわ
ち課題として空間的なスリューレート方向の時間関数を
最適化することが残る。
【0035】二次元の場合ベクトルk=(x,y)には
スリューレートはその方向角度θ(t)により一義的に
決定されている。スリューレートの絶対値を1に正規化
した後にスリューレートの位置座標(時間に関するk空
間位置の2次微分と同一)は下記のように表される。
【数3】
【0036】わかりやすくするためk空間内の相応のベ
クトルk=(x,y)のx成分ま
【外1】 として表される。
【0037】
【外2】 れるべき最も簡単な場合を考察する。一般性の制限なし
に出発点は座標原点におかれる:x0=y0=0
【0038】いまのバリエーション計算問題のハミルト
ン関数 min!T (4) は上記の周辺条件のもとに
【数4】 により表される。
【0039】周辺条件に対するラグランジェ乗数だけ拡
張された関数は
【数5】 である。
【0040】オイラー- ラグランジェ式はそれによって
【数6】 となり、また制御角度θ(t)の最適化のための条件は
【数7】 である。
【0041】周辺条件は関数
【数8】 の周辺条件への積分定数の適合のもとにオイラー- ラグ
ランジェ式の積分により生ずるので、最適な制御角度に
対する関係は下記のように表される。
【数9】
【0042】
【外3】 れなければならない。
【0043】最適な、すなわち最小化された、終時間T
はt=Tに対する最適な制御法則に相当する横断性条件 0=Ω=1+H(T) (11) または
【数10】 を満足する。
【0044】最適な制御法則は角度αだけの座標回転に
より簡単化された、よりわかりやすい形態に変えること
ができる。
【数11】 により
【数12】 が成り立つ。
【0045】関数 astθ=Ar sinh(tanθ) (14) の導入のもとに積分の後に最後に速度成分が明示的に示
され、
【数13】 また再度の積分の後に位置座標
【数14】 も示される。
【0046】式(15)、(16)、(17)および(18)の
右辺は、式(15)ないし(18)の
【外4】 使用の後に数値的に、たとえばニュートン法により、求
められ得る4つの未知量α、T、θ0およびθ1を含んで
いる。
【0047】これらの4つの未知量の計算の後に式(1
3)により勾配変化率(スリューレート)および勾配振
幅に関するユークリッド規準による周辺条件のもとに最
適なk空間トラジェクトリーが求められ得る。そのとき
計算された時間Tは、課せられた問題が解決可能である
最小時間である。
【発明の実施の態様】
【0048】次に本発明による方法を図1a、1b、1
cおよび1dにより説明する。
【0049】図1aには、既に説明したように、適切な
計算すべき勾配パルスシーケンス(勾配変化率および勾
配振幅により定義される)により最短可能な時間中に結
【外5】 一方では勾配変化率および勾配振幅の上限値としてのユ
ークリッド規準である。
【外6】
【0050】これらの4つの予め定められた値及び上記
の限界値により式(15)ないし(18)を数値的に解
くことができる。それによって式(13)により最適化
されたk空間トラジェクトリーをたてることができる。
【0051】図1において生ずるk空間トラジェクトリ
ーは放物線に類似の形態を有する。
【外7】 接続直線に過ぎないであろう。
【0052】図1bにはk空間トラジェクトリーのx成
分またはy成分の時間微分が示さ
【外8】
【数15】 を介して勾配振幅Gと結び付けられているので、図1b
は求められたk空間トラジェクトリーを発生するために
必要な周波数コーディング勾配Gxまたは位相コーディ
ング勾配Gyの勾配パルスを示す。見られるように、両
勾配パルス列は台形状でも正弦形状でもなくこれまでと
異なる新種の形態を有する。t=1における位相コーデ
ィング勾配の誤って考えられた屈曲点は、図1c中に示
されているスリューレートのy成分の連続性により認識
され得るように、ソフトな方向変化である。
【0053】図1cは図1bの曲線の微分または式
(3)と式(13)との組み合わせにより得られる。こ
うして図1cはその各成分にわけられたk空間トラジェ
クトリーの加速度を示す。物理的に図1c中の両方の曲
線はその各勾配パルスの勾配変化率(スリューレート)
と見られる。スリューレートの角度θ(t)により与えら
れる方向依存性は図1d中に示されている。
【0054】以下では本発明の変形例または拡張例が説
明または図示される。
【0055】
【外9】 を最小化することが感心の対象であり得る。この場合に
はTが予め定められ、また式(3)が係数、たとえば式
(15)ないし(18)のなかに同じくこのようなもの
として現れ、また最終的に解かれるsにより乗算され
る。
【数16】
【0056】上述の最適化課題の第1の拡張は、決定す
べきk空間トラジェクトリーであ
【外10】 は、式(15)ないし(18)が出発点の既知の座標及び既
知の始点速度により予
【外11】 止状態からの出発による問題の解に相応する。
【0057】本発明に基づく問題の第2の拡張は、最適
化すべきk空間トラジェクトリーの経過を3次元の場合
に一般化することにある。この拡張された場合には、2
つの制御角θ(t)及びφ(t)がトラジェクトリーないし
その微分を記述するために使用される。スリューレート
を1に正規化後、位置座標の第2時間微分は次式のよう
になる。
【数17】
【0058】ハミルトン関数を形成し、オイラー- ラグ
ランジェ式を求めた後に、すべての周辺条件の考慮のも
とに最適化された制御法則が下記のように表され得る。
【数18】
【0059】代数的な変換によりスリューレート- 時間
関数の対称な直角座標表示
【数19】 が得られる。
【0060】これらは下記の補助積分により2回閉じら
れて積分され得る。
【数20】
【0061】
【外12】 へのこれらの値の代入は次いで最適化された三次元のk
空間トラジェクトリーの軌道式を生ずる。
【0062】以上に示された方法はただ2つの点の間の
走査経路を求める方法を記述したものである。一般にた
だ2つよりも多くの測定点(たとえば256×256)
を含んでいるすべてのkマトリックスの走査経路を求め
るためには、以上に説明されたアルゴリズムが測定点の
走査により隣接される各対に対して実行されなければな
らない。これは前記のようにシーケンス制御部または設
備計算機において行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を説明するための線図で、aは予め
定められた周辺条件を考慮して最適なk空間トラジェク
トリーにより結ばれたkマトリックスの2つの点の関係
を示す線図、bは最適なk空間トラジェクトリーのx方
向 およびy方向の、このトラジェクトリーによるk空
間走査を得るために必要な印加すべき勾配パルスに相当
する両速度成分の時間的経過を示す線図、cは最適なk
空間トラジェクトリーのx方向およびy方向の、このト
ラジェクトリーによるk空間走査を得るために必要な印
加すべき勾配パルスの勾配変化率(スリューレート)に
相当する両加速度成分の時間的経過を示す線図、dは最
適なトラジェクトリーに沿う走査を生じさせるために走
査過程の間に印加されなければならない加速度の角度依
存性を示す線図である。
【図2】aは勾配パルス電流関数の時間的経過を示す線
図、bはそのkマトリックスの時間的経過を示す線図で
ある。
【図3】aは台形状の読出し勾配を有するエコープラナ
ー撮像シーケンスの勾配パルス電流関数の時間的経過を
示す線図、bは図2aによるエコープラナー撮像シーケ
ンスの際のkマトリックスの時間的経過を示す線図であ
る。
【図4】aは正弦状の読出し勾配を有するエコープラナ
ー撮像シーケンスの勾配パルス電流関数の時間的経過を
示す線図、bは図3aによるエコープラナー撮像シーケ
ンスにおけるkマトリックスの時間的経過を示す線図で
ある。
【図5】本発明の核スピントモグラフィ装置の概要図で
ある。
【符号の説明】
1 基本磁界磁石 2 シムコイル 3 勾配磁界システム 4 高周波アンテナ 5 対象物デスク 6 受信切換器 7 増幅器 8 高周波受信チャネル 9 送信チャネル 11 出力端 12 入力端 13 増幅器 17 像計算機 18 シーケンス制御部 19 シンセサイザー 20 設備計算機 21 ターミナル 22 高周波システム 23 始点 24 終点

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 勾配コイル(3)に付属する勾配増幅
    器、入力指示ターミナル(21)、シーケンス制御部
    (18)および設備計算機(20)ならびにアナログ-
    ディジタル変換器(ADC)を有する磁気共鳴トモグラ
    フィ装置を用いて対象物を検査するために、与えられた
    周辺条件のもとにkマトリクスの走査経路を計算するた
    めの方法において、 −入力指示ターミナル(21)を介してシーケンス制御
    部(18)または設備計算機(20)に周辺条件を入力
    するステップと、 −シーケンス制御部(18)または設備計算機(20)
    により周辺条件を考慮に入れてkマトリックスの走査経
    路を計算するステップと、 −シーケンス制御部(18)または設備計算機(20)
    により、アナログ- ディジタル変換器(ADC)の使用
    のもとに勾配コイル(3)への印加の際に先に計算され
    た走査経路に沿う走査に導く勾配電流経過を求めるステ
    ップとを含んでいることを特徴とする磁気共鳴トモグラ
    フィ装置のk空間トラジェクトリー最適化方法。
  2. 【請求項2】 第1の周辺条件が基本磁界磁石(1)の
    均等性ボリュウム(M)の走査すべきkマトリックスの
    任意の回転の際の勾配増幅器の最大負荷可能性であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 勾配増幅器の最大の負荷可能性の周辺条
    件がシーケンス制御部(18)または設備計算機(2
    0)のメモリのなかに既に存在しており、わざわさ入力
    されなくてよいことを特徴とする請求項1または2記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 第2の周辺条件が検査すべき対象物の走
    査すべきkマトリックスの空間的な位置であることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 第3の周辺条件が走査すべきkマトリッ
    クスにおける測定点の配置であることを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 第4の周辺条件が走査のシーケンス形式
    であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1
    つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 第5の周辺条件がkマトリックスの各測
    定点の出発速度 および到着速度であることを特徴とす
    る請求項1ないし6のいずれか1つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 第6の周辺条件がkマトリックスの測定
    点が走査されるべき順序であることを特徴とする請求項
    1ないし7のいずれか1つに記載の方法。
  9. 【請求項9】 第7の周辺条件が勾配コイルの相応の限
    界値の非超過による検査すべき対象物の神経刺激の回避
    であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1
    つに記載の方法。
  10. 【請求項10】 第8の周辺条件が走査時間の最小化で
    あることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つ
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】 第9の周辺条件が走査中のスリューレ
    ートの最小化であることを特徴とする請求項1ないし1
    0のいずれか1つに記載の方法。
  12. 【請求項12】 走査経路の計算が請求項2ないし11
    にあげられている周辺条件のすべてまたは部分集合の考
    慮のもとにバリエーション計算により行われることを特
    徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 計算された走査経路が二次元に記述さ
    れることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1
    つに記載の方法。
  14. 【請求項14】 計算された走査経路が三次元に記述さ
    れることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1
    つに記載の方法。
  15. 【請求項15】 上記の請求項1ないし14による方法
    を実行するために適した磁気共鳴トモグラフィ装置。
JP2003098475A 2002-04-03 2003-04-01 磁気共鳴トモグラフィ装置のk空間トラジェクトリー最適化方法 Expired - Fee Related JP4283580B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10214736.1 2002-04-03
DE10214736A DE10214736B4 (de) 2002-04-03 2002-04-03 Verfahren zur Optimierung der k-Raum-Trajektorien bei der Ortskodierung eines Magnetresonanz-Tomographiegerätes und Gerät zur Durchführung des Verfahrens

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003299633A true JP2003299633A (ja) 2003-10-21
JP4283580B2 JP4283580B2 (ja) 2009-06-24

Family

ID=28458559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003098475A Expired - Fee Related JP4283580B2 (ja) 2002-04-03 2003-04-01 磁気共鳴トモグラフィ装置のk空間トラジェクトリー最適化方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6937015B2 (ja)
JP (1) JP4283580B2 (ja)
CN (1) CN100387188C (ja)
DE (1) DE10214736B4 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011034004A1 (ja) * 2009-09-17 2011-03-24 株式会社 日立メディコ 磁気共鳴イメージング装置及び傾斜磁場印加方法
KR101605778B1 (ko) 2012-03-20 2016-03-23 지멘스 악티엔게젤샤프트 자기 공명 시스템 활성화 시퀀스의 결정

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10214736B4 (de) * 2002-04-03 2005-03-31 Siemens Ag Verfahren zur Optimierung der k-Raum-Trajektorien bei der Ortskodierung eines Magnetresonanz-Tomographiegerätes und Gerät zur Durchführung des Verfahrens
US20040064033A1 (en) * 2002-05-14 2004-04-01 Brian Dale System and method for reconstructing k-space data
US7109707B2 (en) * 2003-04-08 2006-09-19 University Of Queensland Computer readable magnetic resonance method calculating on-line gradients during imaging
US7078899B2 (en) * 2003-05-15 2006-07-18 Case Western Reserve University Pareto-optimal magnetic resonance data acquisition
JP4309755B2 (ja) * 2003-12-22 2009-08-05 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置
DE102004002009B4 (de) * 2004-01-14 2006-07-06 Siemens Ag Verfahren zum Betrieb eines Magnetresonanzsystems, Magnetresonanzsystem und Computerprogrammprodukt
US7230429B1 (en) * 2004-01-23 2007-06-12 Invivo Corporation Method for applying an in-painting technique to correct images in parallel imaging
US8599898B2 (en) * 2004-12-22 2013-12-03 Universal Laser Systems, Inc. Slab laser with composite resonator and method of producing high-energy laser radiation
JP5042862B2 (ja) * 2005-02-11 2012-10-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 短いエコー時間での磁気共鳴イメージング
EP1851562A2 (en) * 2005-02-11 2007-11-07 Koninklijke Philips Electronics N.V. Magnetic resonance imaging with adjustment for magnetic resonance decay
CN101163982A (zh) * 2005-04-18 2008-04-16 皇家飞利浦电子股份有限公司 连续移动物体的磁共振成像
US7737690B2 (en) * 2007-05-18 2010-06-15 General Electric Company System and method for amplitude reduction in RF pulse design
US7791338B2 (en) * 2007-09-07 2010-09-07 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University MRI method of determining time-optimal gradient waveforms with gradient amplitude as a function of arc-length in k-space
JP5184049B2 (ja) * 2007-10-30 2013-04-17 株式会社日立製作所 磁気共鳴検査装置及び高周波パルス波形算出方法
US7548062B1 (en) * 2008-03-26 2009-06-16 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University 3D cones gradient waveform generation
DE102009020661B4 (de) 2009-05-11 2012-09-13 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Betrieb eines bildgebenden Systems sowie bildgebendes System und Computerprogrammprodukt
DE102010022522B4 (de) * 2010-06-02 2014-02-13 Siemens Aktiengesellschaft MRT-Empfangsspule mit lokaler Datenspeicherung
DE102010025640B4 (de) * 2010-06-30 2014-11-06 Siemens Aktiengesellschaft Magnetresonanz-Messsequenz für eine Mehrschichtmessung mit variablem Schichtabstand und/oder variabler Schichtdicke
DE102011005433B4 (de) 2011-03-11 2012-09-27 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und Hochfrequenz-Kontrolleinrichtung zur Kontrolle einer Hochfrequenzsendeeinrichtung eines Magnetresonanztomographiesystems
WO2014039080A1 (en) * 2012-09-07 2014-03-13 Heartvista, Inc. Methods for optimal gradient design and fast generic waveform switching
DE102012205864B4 (de) * 2012-04-11 2015-02-12 Siemens Aktiengesellschaft Ermittlung einer Ansteuersequenz für ein Magnetresonanzbildgebungssystem
DE102012209955B4 (de) * 2012-06-14 2014-02-20 Siemens Aktiengesellschaft Test eines Reordering-Algorithmus einer Spinecho-Magnetresonanzpulssequenz
DE102013202548B4 (de) * 2013-02-18 2015-01-08 Siemens Aktiengesellschaft Ermittlung einer Pulssequenz für eine Magnetresonanzanlage auf Basis von k-Raum-Stützpunkten
DE102014207100B4 (de) * 2014-04-14 2015-12-10 Siemens Aktiengesellschaft Optimierung einer MR-Sequenz durch Optimierung von Slew-Rates
DE102014207099B4 (de) * 2014-04-14 2015-12-10 Siemens Aktiengesellschaft Optimierung einer MR-Sequenz durch iterative Veränderung der Slew-Rate von zumindest einer Gradientenschaltung
DE102014219782A1 (de) * 2014-09-30 2016-03-31 Siemens Aktiengesellschaft Betrieb eines bildgebenden medizinischen Untersuchungsgeräts mit einer Mehrzahl an Teilsystemen
DE102014219779B4 (de) * 2014-09-30 2016-06-02 Siemens Aktiengesellschaft Betrieb eines bildgebenden medizinischen Untersuchungsgeräts mit einer Mehrzahl an Teilsystemen
CN109559327A (zh) * 2018-12-05 2019-04-02 宁波耀通管阀科技有限公司 核磁共振请求触发机构
CN112797933B (zh) * 2020-12-30 2022-07-12 中信渤海铝业控股有限公司 一种用于检测挤压压余流速线的摆放架及方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5270653A (en) * 1992-04-10 1993-12-14 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Selective three dimensional excitation for magnetic resonance applications
US5327088A (en) * 1992-07-31 1994-07-05 The University Of Michigan Multiplexed echo trains in nuclear magnetic resonance
US5402067A (en) * 1993-08-04 1995-03-28 Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Apparatus and method for rare echo imaging using k-space spiral coverage
US5604435A (en) * 1995-12-29 1997-02-18 General Electric Company Spiral scanning method for monitoring physiological changes
DE19636092A1 (de) * 1996-09-05 1998-03-12 Siemens Ag Verfahren zur Rekonstruktion eines Bildes aus MR-Signalen
DE19818292A1 (de) * 1997-05-28 1998-12-03 Siemens Ag Verfahren zur Steuerung der Pulssequenz für eine Kernspintomographieanlage und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
US6636038B1 (en) * 1997-05-28 2003-10-21 Siemens Aktiengesellschaft Method and apparatus for controlling a pulse sequence in a magnetic resonance tomography system
DE19923975C2 (de) * 1999-05-25 2001-04-26 Siemens Ag Verfahren zur Bestimmung des Gradientenstromverlaufs bei MR-Tomographiegeräten und MR-Tomographiegerät
US6230039B1 (en) * 2000-03-28 2001-05-08 Philips Electronics North America Corporation Magnetic resonance imaging method and system with adaptively selected flip angels
DE10021496C2 (de) * 2000-05-03 2002-12-05 Siemens Ag Verfahren und Kernspintomographiegerät zur Durchführung dieses Verfahrens zur Erzeugung eines Kernspinbildes eines Objektes mit verschiedenen Pulssequenzen im k-Raum
US7081750B1 (en) * 2000-05-11 2006-07-25 Fonar Corporation Dynamic real-time magnetic resonance imaging sequence designer
DE10118194A1 (de) * 2001-04-11 2002-12-05 Siemens Ag Verfahren zur Vorbereitung einer Magnetresonanzaufnahme unter Verwendung bereits erfolgter Aufnahmen sowie Kernspintomographievorrichtung, die das Verfahren verwendet
DE10214736B4 (de) * 2002-04-03 2005-03-31 Siemens Ag Verfahren zur Optimierung der k-Raum-Trajektorien bei der Ortskodierung eines Magnetresonanz-Tomographiegerätes und Gerät zur Durchführung des Verfahrens

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011034004A1 (ja) * 2009-09-17 2011-03-24 株式会社 日立メディコ 磁気共鳴イメージング装置及び傾斜磁場印加方法
US8981775B2 (en) 2009-09-17 2015-03-17 Hitachi Medical Corporation Magnetic resonance imaging apparatus and gradient magnetic field application method
JP5740307B2 (ja) * 2009-09-17 2015-06-24 株式会社日立メディコ 磁気共鳴イメージング装置及び傾斜磁場印加方法
KR101605778B1 (ko) 2012-03-20 2016-03-23 지멘스 악티엔게젤샤프트 자기 공명 시스템 활성화 시퀀스의 결정
US9562958B2 (en) 2012-03-20 2017-02-07 Siemens Aktiengesellschaft Determination of a magnetic resonance system activation sequence

Also Published As

Publication number Publication date
US6937015B2 (en) 2005-08-30
JP4283580B2 (ja) 2009-06-24
CN100387188C (zh) 2008-05-14
US20030191386A1 (en) 2003-10-09
DE10214736A1 (de) 2003-10-30
CN1449720A (zh) 2003-10-22
DE10214736B4 (de) 2005-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4283580B2 (ja) 磁気共鳴トモグラフィ装置のk空間トラジェクトリー最適化方法
JP5027438B2 (ja) 磁気共鳴画像化方法およびプログラム
US20120010497A1 (en) Single-Sided Magnetic Resonance Imaging System Suitable for Performing Magnetic Resonance Elastography
EP1666911A2 (en) Phase cycling method in SSFP pulse sequence and magnetic resonance imaging apparatus
US20140292337A1 (en) Decoupling of Parallel Transmission Arrays in Magnetic Resonance Imaging
US8456163B2 (en) Variable image resolution MR imaging system
US7230423B2 (en) Method for improving the image homogeneity of image data from phase-cycled steady state sequences
JPH0263009B2 (ja)
US11959986B2 (en) MR imaging with spiral acquisition
US20040160221A1 (en) Method to excite planar slices in a magnetic resonance tomography device, accounting for nonlinear gradient fields
JP2002125952A (ja) 核スピントモグラフィ装置およびその作動方法
JP2001299722A (ja) 勾配コイル製造方法および勾配コイル並びに磁気共鳴撮影装置
JP2001309900A (ja) Rfコイルおよび磁気共鳴撮影装置
JP4535882B2 (ja) 非線形磁場勾配を用いる磁気共鳴法
JPH0316851B2 (ja)
EP0265955B1 (en) Nuclear magnetic resonance imaging method
US20220206097A1 (en) Magnetic resonance image processing method and device, and computer readable storage medium
US4661776A (en) Nuclear magnetic resonance diagnostic apparatus
JPH06254063A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP3332951B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP2006519081A (ja) 磁気共鳴イメージング方法
JP2000342552A (ja) 磁気共鳴イメージング装置における静磁場不均一の補正方法
CN115586474A (zh) 一种磁共振成像方法
JPH09262218A (ja) 磁気共鳴測定装置
JPS6123954A (ja) Nmrイメ−ジング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090219

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees