JP2001309900A - Rfコイルおよび磁気共鳴撮影装置 - Google Patents

Rfコイルおよび磁気共鳴撮影装置

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JP2001309900A JP2000125489A JP2000125489A JP2001309900A JP 2001309900 A JP2001309900 A JP 2001309900A JP 2000125489 A JP2000125489 A JP 2000125489A JP 2000125489 A JP2000125489 A JP 2000125489A JP 2001309900 A JP2001309900 A JP 2001309900A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁場強度を均一化することが容易なRFコイ
ルおよびそのようなRFコイルを有する磁気共鳴撮影装
置を実現する。 【解決手段】 RFコイルは、互いに平行に配置された
複数の直線状の電流経路を含む第1の電流経路群182
〜186と、第1の電流経路群と鏡像を成す関係で配置
された第2の電流経路群182’〜186’と、第1お
よび第2の電流経路群を迂回しつつ両群を通じて全ての
直線状の電気経路を電流方向が同じになるように直列に
接続する第3の電流経路群192〜196’とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RFコイル(ra
dio frequency coil)および磁気共
鳴撮影装置に関し、特に、平面型のRFコイルおよびそ
のようなRFコイルを有する磁気共鳴撮影装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴撮影(MRI:Magneti
c Resonance Imaging)装置では、
マグネットシステム(magnet system)の
内部空間すなわち静磁場を形成した空間に撮影する対象
を搬入し、勾配磁場および高周波磁場を印加して対象内
に磁気共鳴信号を発生させ、その受信信号に基づいて断
層像を生成(再構成)する。
【0003】静磁場を発生するのに永久磁石を用いるマ
グネットシステムでは、互いに対向する1対の永久磁石
の磁極面に近接して平面型のRFコイルを設け、このR
Fコイルによって高周波磁場の印加を行う。
【0004】平面型のRFコイルとしては、例えば図1
0に示すような電流経路のパターン(pattern)
を持つものが用いられる。同図に示すように、RFコイ
ルは1対のメインパス(main pass)26、お
よび、それらメインパスをそこに流れる電流の方向が同
じになるように直列に接続するリターンパス(retu
rn pass)27を有する。
【0005】撮影空間における高周波磁場の強度分布を
均一化するために、例えば図11に示すように、メイン
パスを、並列接続した2つの電流経路26a,26bお
よび26a’,26b’でそれぞれ構成することが行わ
れる。2つの電流経路26a,26bおよび26a’,
26b’所定の間隔を保って平行に配置される。
【0006】これら2つの電流経路26a,26b(2
6a’,26b’)に均等に、あるいは、適宜に比例配
分した電流を流すことにより、高周波磁場の強度分布の
均一化を図る。電流の比率は経路に挿入するキャパシタ
(capacitor)等回路部品の値を選ぶことによ
って調節される。
【0007】他の技法としては、例えば図12に示すよ
うに、メインパス26を幅広の導体で構成しそこを流れ
る分布電流によって高周波磁場を形成することが行われ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】回路部品は、一般に、
その公称値に対して規格上許容される誤差を持つので、
図11に示した構成のRFコイルでは、誤差を補正しな
がら2つの電流経路の電流比率を正確に調節しなければ
ならず、多大な作業工数を要する。また、図12に示し
た構成のRFコイルでは、幅広の導体に勾配磁場による
渦電流が流れるので勾配磁場特性が悪くなる。
【0009】そこで、本発明の課題は、磁場強度を均一
化することが容易なRFコイルおよびそのようなRFコ
イルを有する磁気共鳴撮影装置を実現することである。
また、勾配磁場による渦電流が生じないRFコイルおよ
びそのようなRFコイルを有する磁気共鳴撮影装置を実
現すること課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
するための1つの観点での発明は、平面上に互いに平行
に配置された複数の直線状の電流経路を含む第1の電流
経路群と、互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み
前記第1の電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記平
面上に配置された第2の電流経路群と、前記平面に沿っ
て前記第1および第2の電流経路群を迂回しつつ両群を
通じて全ての直線状の電気経路を電流方向が同じになる
ように直列に接続する第3の電流経路群と、を具備する
ことを特徴とするRFコイルである。
【0011】この観点での発明では、第1および第2の
電流経路群を通じて全ての直線状の電気経路を電流方向
が同じになるように直列に接続するので、全ての直線状
の電気経路すなわちメインパスの電流は何ら調整するこ
となく同一になる。このため、高周波磁場の均一性は直
線状の電気経路の空間的配置によって一義的に定まる。
【0012】(2)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、第1の平面上に互いに平行に配置された
複数の直線状の電流経路を含む第1の電流経路群と、互
いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の電
流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第1の平面上に
配置された第2の電流経路群と、前記第1の平面に沿っ
て前記第1および第2の電流経路群を迂回しつつ両群を
通じて全ての直線状の電気経路を電流方向が同じになる
ように直列に接続する第3の電流経路群と、空間を隔て
て前記第1の平面と平行に対向する第2の平面上に前記
第1の電流経路群の電流経路の方向と平行に配置された
複数の直線状の電流経路を含む第4の電流経路群と、互
いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第4の電
流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第2の平面上に
配置された第5の電流経路群と、前記第2の平面に沿っ
て前記第4および第5の電流経路群を迂回しつつ両群を
通じて全ての直線状の電気経路を電流方向が同じになる
ように直列に接続する第6の電流経路群と、を具備する
ことを特徴とするRFコイルである。
【0013】この観点での発明では、(1)に記載のR
Fコイルと同じ構成を持つ2つのRFコイルを空間を隔
てて対向配置したので、両者の間の空間に合成高周波磁
場を形成することができる。
【0014】(3)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、第1の平面上に互いに平行に配置された
複数の直線状の電流経路を含む第1の電流経路群と、互
いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の電
流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第1の平面上に
配置された第2の電流経路群と、前記第1の平面に沿っ
て前記第1および第2の電流経路群を迂回しつつ両群を
通じて全ての直線状の電気経路を電流方向が同じになる
ように直列に接続する第3の電流経路群と、前記第1の
平面に近接して平行に対向する第3の平面上に前記第1
の電流経路群の電流経路の方向とは垂直な方向に沿って
互いに平行に配置された複数の直線状の電流経路を含む
第7の電流経路群と、互いに平行な複数の直線状の電流
経路を含み前記第7の電流経路群と平行な鏡像を成す関
係で前記第3の平面上に配置された第8の電流経路群
と、前記第3の平面に沿って前記第7および第8の電流
経路群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経
路を電流方向が同じになるように直列に接続する第9の
電流経路群と、を具備することを特徴とするRFコイル
である。
【0015】この観点での発明では、(1)に記載のR
Fコイルと同じ構成を持つ2つRFコイルをメインパス
同士が互いに垂直になるように組み合わせたので、クワ
ドラチャ方式により高周波磁場を形成することができ
る。
【0016】(4)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、第1の平面上に互いに平行に配置された
複数の直線状の電流経路を含む第1の電流経路群と、互
いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の電
流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第1の平面上に
配置された第2の電流経路群と、前記第1の平面に沿っ
て前記第1および第2の電流経路群を迂回しつつ両群を
通じて全ての直線状の電気経路を電流方向が同じになる
ように直列に接続する第3の電流経路群と、前記第1の
平面に近接して平行に対向する第3の平面上に前記第1
の電流経路群の電流経路の方向とは垂直な方向に沿って
互いに平行に配置された複数の直線状の電流経路を含む
第7の電流経路群と、互いに平行な複数の直線状の電流
経路を含み前記第7の電流経路群と平行な鏡像を成す関
係で前記第3の平面上に配置された第8の電流経路群
と、前記第3の平面に沿って前記第7および第8の電流
経路群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経
路を電流方向が同じになるように直列に接続する第9の
電流経路群と、空間を隔てて前記第1の平面と平行に対
向する第2の平面上に前記第1の電流経路群の電流経路
の方向と平行に配置された複数の直線状の電流経路を含
む第4の電流経路群と、互いに平行な複数の直線状の電
流経路を含み前記第4の電流経路群と平行な鏡像を成す
関係で前記第2の平面上に配置された第5の電流経路群
と、前記第2の平面に沿って前記第4および第5の電流
経路群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経
路を電流方向が同じになるように直列に接続する第6の
電流経路群と、前記第2の平面に近接して平行に対向す
る第4の平面上に前記第4の電流経路群の電流経路の方
向とは垂直な方向に沿って互いに平行に配置された複数
の直線状の電流経路を含む第10の電流経路群と、互い
に平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第10の電
流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第4の平面上に
配置された第11の電流経路群と、前記第4の平面に沿
って前記第10および第11の電流経路群を迂回しつつ
両群を通じて全ての直線状の電気経路を電流方向が同じ
になるように直列に接続する第12の電流経路群と、を
具備することを特徴とするRFコイルである。
【0017】この観点での発明では、(3)に記載のR
Fコイルと同じ構成を持つ2つクワドラチャ方式のRF
コイルを空間を隔てて対向配置したので、両者の間の空
間に合成高周波磁場を形成することができる。
【0018】(5)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、静磁場、勾配磁場および高周波磁場を用
いて獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を構成する磁
気共鳴撮影装置であって、前記高周波磁場を発生するR
Fコイルとして、平面上に互いに平行に配置された複数
の直線状の電流経路を含む第1の電流経路群と、互いに
平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の電流経
路群と平行な鏡像を成す関係で前記平面上に配置された
第2の電流経路群と、前記平面に沿って前記第1および
第2の電流経路群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線
状の電気経路を電流方向が同じになるように直列に接続
する第3の電流経路群と、を有するRFコイル、を具備
することを特徴とする磁気共鳴撮影装置である。
【0019】この観点での発明では、高周波磁場発生用
のRFコイルとして、第1および第2の電流経路群を通
じて全ての直線状の電気経路を電流方向が同じになるよ
うに直列に接続し、全ての直線状の電気経路すなわちメ
インパスの電流は何ら調整することなく同一になるよう
にしたものを用いる。このため、高周波磁場の均一性は
直線状の電気経路の空間的配置によって一義的に定ま
る。
【0020】(6)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、静磁場、勾配磁場および高周波磁場を用
いて獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を構成する磁
気共鳴撮影装置であって、前記高周波磁場を発生するR
Fコイルとして、第1の平面上に互いに平行に配置され
た複数の直線状の電流経路を含む第1の電流経路群と、
互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の
電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第1の平面上
に配置された第2の電流経路群と、前記第1の平面に沿
って前記第1および第2の電流経路群を迂回しつつ両群
を通じて全ての直線状の電気経路を電流方向が同じにな
るように直列に接続する第3の電流経路群と、空間を隔
てて前記第1の平面と平行に対向する第2の平面上に前
記第1の電流経路群の電流経路の方向と平行に配置され
た複数の直線状の電流経路を含む第4の電流経路群と、
互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第4の
電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第2の平面上
に配置された第5の電流経路群と、前記第2の平面に沿
って前記第4および第5の電流経路群を迂回しつつ両群
を通じて全ての直線状の電気経路を電流方向が同じにな
るように直列に接続する第6の電流経路群と、を有する
RFコイル、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影
装置である。
【0021】この観点での発明では、高周波磁場発生用
のRFコイルとして、(1)に記載のRFコイルと同じ
構成を持つ2つのRFコイルを空間を隔てて対向配置し
たものを用いるので、両者の間の空間に合成高周波磁場
を形成することができる。
【0022】(7)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、静磁場、勾配磁場および高周波磁場を用
いて獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を構成する磁
気共鳴撮影装置であって、前記高周波磁場を発生するR
Fコイルとして、第1の平面上に互いに平行に配置され
た複数の直線状の電流経路を含む第1の電流経路群と、
互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の
電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第1の平面上
に配置された第2の電流経路群と、前記第1の平面に沿
って前記第1および第2の電流経路群を迂回しつつ両群
を通じて全ての直線状の電気経路を電流方向が同じにな
るように直列に接続する第3の電流経路群と、前記第1
の平面に近接して平行に対向する第3の平面上に前記第
1の電流経路群の電流経路の方向とは垂直な方向に沿っ
て互いに平行に配置された複数の直線状の電流経路を含
む第7の電流経路群と、互いに平行な複数の直線状の電
流経路を含み前記第7の電流経路群と平行な鏡像を成す
関係で前記第3の平面上に配置された第8の電流経路群
と、前記第3の平面に沿って前記第7および第8の電流
経路群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経
路を電流方向が同じになるように直列に接続する第9の
電流経路群と、を有するRFコイル、を具備することを
特徴とする磁気共鳴撮影装置である。
【0023】この観点での発明では、高周波磁場発生用
のRFコイルとして、(1)に記載のRFコイルと同じ
構成を持つ2つRFコイルをメインパス同士が互いに垂
直になるように組み合わせたものを用いるので、クワド
ラチャ方式により高周波磁場を形成することができる。
【0024】(8)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、静磁場、勾配磁場および高周波磁場を用
いて獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を構成する磁
気共鳴撮影装置であって、前記高周波磁場を発生するR
Fコイルとして、第1の平面上に互いに平行に配置され
た複数の直線状の電流経路を含む第1の電流経路群と、
互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の
電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第1の平面上
に配置された第2の電流経路群と、前記第1の平面に沿
って前記第1および第2の電流経路群を迂回しつつ両群
を通じて全ての直線状の電気経路を電流方向が同じにな
るように直列に接続する第3の電流経路群と、前記第1
の平面に近接して平行に対向する第3の平面上に前記第
1の電流経路群の電流経路の方向とは垂直な方向に沿っ
て互いに平行に配置された複数の直線状の電流経路を含
む第7の電流経路群と、互いに平行な複数の直線状の電
流経路を含み前記第7の電流経路群と平行な鏡像を成す
関係で前記第3の平面上に配置された第8の電流経路群
と、前記第3の平面に沿って前記第7および第8の電流
経路群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経
路を電流方向が同じになるように直列に接続する第9の
電流経路群と、空間を隔てて前記第1の平面と平行に対
向する第2の平面上に前記第1の電流経路群の電流経路
の方向と平行に配置された複数の直線状の電流経路を含
む第4の電流経路群と、互いに平行な複数の直線状の電
流経路を含み前記第4の電流経路群と平行な鏡像を成す
関係で前記第2の平面上に配置された第5の電流経路群
と、前記第2の平面に沿って前記第4および第5の電流
経路群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経
路を電流方向が同じになるように直列に接続する第6の
電流経路群と、前記第2の平面に近接して平行に対向す
る第4の平面上に前記第4の電流経路群の電流経路の方
向とは垂直な方向に沿って互いに平行に配置された複数
の直線状の電流経路を含む第10の電流経路群と、互い
に平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第10の電
流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第4の平面上に
配置された第11の電流経路群と、前記第4の平面に沿
って前記第10および第11の電流経路群を迂回しつつ
両群を通じて全ての直線状の電気経路を電流方向が同じ
になるように直列に接続する第12の電流経路群と、を
有するRFコイル、を具備することを特徴とする磁気共
鳴撮影装置である。
【0025】この観点での発明では、高周波磁場発生用
のRFコイルとして、(3)に記載のRFコイルと同じ
構成を持つ2つクワドラチャ方式のRFコイルを空間を
隔てて対向配置したものを用いるので、両者の間の空間
に合成高周波磁場を形成することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。図1に磁気共鳴撮影装置の
ブロック(block)図を示す。本装置は本発明の実
施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明
の装置に関する実施の形態の一例が示される。
【0027】図1に示すように、本装置はマグネットシ
ステム100を有する。マグネットシステム100は、
主磁場マグネット部102、勾配コイル部106および
送信コイル部108を有する。これら主磁場マグネット
部102および各コイル部は、いずれも空間を挟んで互
いに対向する1対のものからなる。また、いずれも概ね
円板状の形状を有し中心軸を共有して配置されている。
マグネットシステム100の内部空間(ボア:bor
e)に、対象300がクレードル(cradle)50
0に搭載されて図示しない搬送手段により搬入および搬
出される。対象300の撮影部位には受信コイル部11
0が装着されている。
【0028】主磁場マグネット部102はマグネットシ
ステム100の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の
方向は概ね対象300の体軸方向と直交する。すなわち
いわゆる垂直磁場を形成する。主磁場マグネット部10
2は例えば永久磁石等を用いて構成される。なお、永久
磁石に限らず超伝導電磁石あるいは常伝導電磁石等を用
いて構成しても良いのはもちろんである。
【0029】勾配コイル部106は静磁場強度に勾配を
持たせるための勾配磁場を生じる。発生する勾配磁場
は、スライス(slice)勾配磁場、リードアウト
(read out)勾配磁場およびフェーズエンコー
ド(phase encode)勾配磁場の3種であ
り、これら3種類の勾配磁場に対応して勾配コイル部1
06は図示しない3系統の勾配コイルを有する。
【0030】3系統の勾配コイルは、互いに直交する3
方向において静磁場にそれぞれ勾配を付与するための3
つの勾配磁場をそれぞれ発生する。3方向のうちの1つ
は静磁場の方向(垂直方向)であり、通常これをz方向
とする。他の1つは水平方向であり、通常これをy方向
とする。残りの1つはz,y方向に垂直な方向であり、
通常これをx方向とする。x方向は垂直面内でz方向に
垂直であり、水平面内でy方向に垂直である。以下、
x,y,zを勾配軸ともいう。
【0031】x,y,zはいずれもスライス勾配の軸と
することができる。いずれか1つをスライス勾配の軸と
したとき、残り2つのうちの1つをフェーズエンコード
勾配の軸とし、他をリードアウト勾配の軸とする。3系
統の勾配コイルについては後にあらためて説明する。
【0032】送信コイル部108は静磁場空間に対象3
00の体内のスピンを励起するためのRF励起信号を送
信する。送信コイル部108は本発明のRFコイルの実
施の形態の一例である。送信コイル部108の構成によ
って、本発明のRFコイルに関する実施の形態の一例が
示される。送信コイル部108については後にあらため
て説明する。
【0033】勾配コイル部106には勾配駆動部130
が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部1
06に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配駆
動部130は、勾配コイル部106における3系統の勾
配コイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有
する。
【0034】送信コイル部108にはRF駆動部140
が接続されている。RF駆動部140は送信コイル部1
08に駆動信号を与えてRF励起信号を送信し、対象3
00の体内のスピンを励起する。
【0035】受信コイル部110は励起されたスピンが
生じる磁気共鳴信号を受信する。受信コイル部110に
はデータ(data)収集部150が接続されている。
データ収集部150は受信コイル部110が受信した受
信信号を取り込み、それをビューデータ(view d
ata)として収集する。
【0036】勾配駆動部130、RF駆動部140およ
びデータ収集部150には制御部160が接続されてい
る。制御部160は、勾配駆動部130ないしデータ収
集部150をそれぞれ制御して撮影を遂行する。
【0037】データ収集部150の出力側はデータ処理
部170に接続されている。データ処理部170は、例
えばコンピュータ(computer)等を用いて構成
される。データ処理部170は図示しないメモリ(me
mory)を有する。メモリはデータ処理部170用の
プログラムおよび各種のデータを記憶している。本装置
の機能は、データ処理部170がメモリに記憶されたプ
ログラムを実行することによりを実現される。
【0038】データ処理部170は、データ収集部15
0から取り込んだデータをメモリに記憶する。メモリ内
にはデータ空間が形成される。データ空間は2次元フ−
リエ(Fourier)空間を構成する。データ処理部
170は、これら2次元フ−リエ空間のデータを2次元
逆フ−リエ変換して対象300の画像を生成(再構成)
する。2次元フ−リエ空間をkスペース(k−spac
e)ともいう。
【0039】データ処理部170は制御部160に接続
されている。データ処理部170は制御部160の上位
にあってそれを統括する。データ処理部170には、ま
た、表示部180および操作部190が接続されてい
る。表示部180は、グラフィックディスプレー(gr
aphic display)等で構成される。操作部
190はポインティングデバイス(pointing
device)を備えたキーボード(keyboar
d)等で構成される。
【0040】表示部180は、データ処理部170から
出力される再構成画像および各種の情報を表示する。操
作部190は、操作者によって操作され、各種の指令や
情報等をデータ処理部170に入力する。操作者は表示
部180および操作部190を通じてインタラクティブ
(interactive)に本装置を操作する。
【0041】図2に、本装置で撮影を行うときのパルス
シーケンス(pulse sequence)の一例を
示す。このパルスシーケンスは、グラディエントエコー
(GRE:Gradient Echo)法のパルスシ
ーケンスである。
【0042】すなわち、(1)はGRE法におけるRF
励起用のα°パルスのシーケンスであり、(2)、
(3)、(4)および(5)は、同じくそれぞれ、スラ
イス勾配Gs、リードアウト勾配Gr、フェーズエンコ
ード勾配GpおよびグラディエントエコーMRのシーケ
ンスである。なお、α°パルスは中心信号で代表する。
パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行す
る。
【0043】同図に示すように、α°パルスによりスピ
ンのα°励起が行われる。フリップアングル(flip
angle)α°は90°以下である。このときスラ
イス勾配Gsが印加され所定のスライスについての選択
励起が行われる。
【0044】α°励起後、フェーズエンコード勾配Gp
によりスピンのフェーズエンコードが行われる。次に、
リードアウト勾配Grにより先ずスピンをディフェーズ
(dephase)し、次いでスピンをリフェーズ(r
ephase)して、グラディエントエコーMRを発生
させる。グラディエントエコーMRの信号強度は、α°
励起からエコータイム(echo time)TE後の
時点で最大となる。グラディエントエコーMRはデータ
収集部150によりビューデータとして収集される。
【0045】このようなパルスシーケンスが周期TR
(repetition time)で64〜512回
繰り返される。繰り返しのたびにフェーズエンコード勾
配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエンコードを行
う。これによって、kスペースを埋める64〜512ビ
ューのビューデータが得られる。
【0046】磁気共鳴撮影用パルスシーケンスの他の例
を図3に示す。このパルスシーケンスは、スピンエコー
(SE:Spin Echo)法のパルスシーケンスで
ある。
【0047】すなわち、(1)はSE法におけるRF励
起用の90°パルスおよび180°パルスのシーケンス
であり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じ
くそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配G
r、フェーズエンコード勾配GpおよびスピンエコーM
Rのシーケンスである。なお、90°パルスおよび18
0°パルスはそれぞれ中心信号で代表する。パルスシー
ケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0048】同図に示すように、90°パルスによりス
ピンの90°励起が行われる。このときスライス勾配G
sが印加され所定のスライスについての選択励起が行わ
れる。90°励起から所定の時間後に、180°パルス
による180°励起すなわちスピン反転が行われる。こ
のときもスライス勾配Gsが印加され、同じスライスに
ついての選択的反転が行われる。
【0049】90°励起とスピン反転の間の期間に、リ
ードアウト勾配Grおよびフェーズエンコード勾配Gp
が印加される。リードアウト勾配Grによりスピンのデ
ィフェーズが行われる。フェーズエンコード勾配Gpに
よりスピンのフェーズエンコードが行われる。
【0050】スピン反転後、リードアウト勾配Grでス
ピンをリフェーズしてスピンエコーMRを発生させる。
スピンエコーMRの信号強度は、90°励起からTE後
の時点で最大となる。スピンエコーMRはデータ収集部
150によりビューデータとして収集される。このよう
なパルスシーケンスが周期TRで64〜512回繰り返
される。繰り返しのたびにフェーズエンコード勾配Gp
を変更し、毎回異なるフェーズエンコードを行う。これ
によって、kスペースを埋める64〜512ビューのビ
ューデータが得られる。
【0051】なお、撮影に用いるパルスシーケンスはG
RE法またはSE法に限るものではなく、例えば、FS
E(Fast Spin Echo)法、ファーストリ
カバリFSE(Fast Recovery Fast
Spin Echo)法、エコープラナー・イメージ
ング(EPI:Echo Planar Imagin
g)等、他の適宜の技法のものであって良い。
【0052】データ処理部170は、kスペースのビュ
ーデータを2次元逆フ−リエ変換して対象300の断層
像を再構成する。再構成した画像はメモリに記憶し、ま
た、表示部180で表示する。
【0053】図4に、送信コイル部108付近のマグネ
ットシステム100の構造を断面図により模式的に示
す。同図において、Oは静磁場の中心すなわちマグネッ
トセンター(magnet center)であり、
x,y,zは前述した3方向である。
【0054】マグネットセンターOを中心とする半径R
の球形領域SV(sphericvolume)が撮影
領域であり、マグネットシステム100はこのSVにお
いて静磁場および勾配磁場が所定の精度を持つように構
成される。
【0055】1対の主磁場マグネット部102は互いに
対向する1対の磁極片(ポールピース:pole pi
ece)202を有する。磁極片202は例えば軟鉄等
の高透磁率の磁性材料で構成され、静磁場空間における
磁束分布を均一化する働きをする。
【0056】磁極片202は概ね円板形状を成すが、周
縁部が板面に垂直な方向(z方向)、すなわち、磁極片
202同士が互いに対向する方向に突出している。これ
により、磁極片202は底板部と突出した周縁部を有す
るものとなる。突出した周縁部は磁極片202の周縁に
おける磁束密度の低下を補う働きをする。
【0057】突出した周縁部の内側に形成される磁極片
202の凹部に、勾配コイル部106および送信コイル
部108が設けられる。各コイル部はいずれも概ね円板
形状を成し、磁極片202の磁極面に、図示しない適宜
の取り付け手段により、順次に層を成すように取り付け
られている。
【0058】図5に、送信コイル部108の電流経路の
パターンを略図によって示す。同図に示すように、送信
コイル部108は、円の中心Oに近い部分ではy方向に
平行な直線状の複数の主電流経路(メインパス:mai
n pass)182,184,186,182’,1
84’,186’を有する。メインパス182は中心O
に最も近いものである。メインパス184,186順次
中心Oから遠ざかる。メインパス182’,184’,
186’も同様である。
【0059】メインパス182,184,186は、本
発明における第1の電流経路群の実施の形態の一例であ
る。メインパス182’,184’,186’は、本発
明における第2の電流経路群の実施の形態の一例であ
る。
【0060】メインパス182,184,186とメイ
ンパス182’,184’,186’は、xy面内で、
円の中心Oを通るy軸に関して鏡像の関係にある。ここ
ではメインパスが3つずつ計6つの例を示すが、個数は
4以上の適宜の偶数であって良い。
【0061】メインパスの帰路(リターンパス:ret
urn pass)192,194,196,19
2’,194’,196’は円周に沿って形成される。
リターンパス192,194,196,192’,19
4’,196’は、本発明における第3の電流経路群の
実施の形態の一例である。
【0062】リターンパス192はメインパス182と
184を電流方向が同一となるように直列に接続する。
リターンパス194はメインパス184と186を電流
方向が同一となるように直列に接続する。リターンパス
196はメインパス186と182’を電流方向が同一
となるように直列に接続する。
【0063】リターンパス192’はメインパス18
2’と184’を電流方向が同一となるように直列に接
続する。リターンパス194’はメインパス184’と
186’を電流方向が同一となるように直列に接続す
る。リターンパス196’はメインパス186’と18
2を電流方向が同一となるように直列に接続する。
【0064】リターンパス192’にはキャパシタ40
2が直列に接続され、メインパス182〜186’およ
びリターンパス192〜196’とともにLC回路を構
成する。LC回路の共振周波数は磁気共鳴周波数に同調
している。キャパシタ402の両端には、RF駆動部1
40からRF駆動信号が供給される。
【0065】なお、同調用のキャパシタは、キャパシタ
402に加えて、メインパス182〜186’およびリ
ターンパス192〜196’の適宜の1つまたは複数の
箇所に直列接続するようにしても良い。
【0066】メインパス182,184,186,18
2’,184’,186’は、リターンパス192,1
94,196,192’,194’,196’により、
電流方向が同一となるように全て直列に接続される。こ
れによってメインパス182,184,186,18
2’,184’,186’に流れる電流の値は、何らの
調節も要せず全て同一となる。
【0067】撮影空間における高周波磁場の強度分布
は、xy面におけるメインパス182〜186’の配置
によって定まる。高周波磁場の強度分布を均一化あるい
は所望の分布状態にするメインパス182〜186’の
配置は、計算によって求めることができる。
【0068】メインパス182〜186’の配置の一例
は、図に示すように、3つのメインパスのうち相対的に
中心Oから遠い2つのメインパス184,186(18
4’,186’)を互いに近接して配置した形となる。
【0069】このようにすることにより、撮影空間に対
してはメインパス184,186(184’,18
6’)は単一のメインパスに2倍の電流を流したのと同
等の作用を及ぼす。これは、実質的に、図11に示した
従来のRFコイルにおいて、2つのメインパス26a,
26bに電流を1:2に比例配分したものに相当する。
すなわち、本コイルでは実質的な電流配分を回路部品の
値等に左右されることなく正確に行うことができる。ま
た、メインパス用に幅広の導体を用いることがないので
勾配磁場による渦電流は問題にならない。
【0070】また、全てのパスが直列に接続されること
により、パスを構成する導体の長さが長くなり、コイル
のインダクタンス(inductance)が大きくな
る。このため、同調用のキャパシタ402はキャパシタ
ンスの小さいものを用いることができ、受信コイル部1
10により磁気共鳴信号を受信するときに送信コイル部
108をディスエーブル(disable)状態にする
ためのブロッキングインピーダンス(blocking
impedance)を大きくすることができる。
【0071】さらに、全てのメインパスに直列に電流が
流れるので、メインパスの数に比例して起磁力が増す。
このため、図11または図12に示した従来のRFコイ
ルよりも供給電力あたりの磁場強度が増す。逆にいえ
ば、同一磁場強度を達成するための所要電力を低減する
ことができる。
【0072】このようなコイルパターンを持つ1対の送
信コイル部108が、図6に示すように、撮影空間SV
を挟んで互いに対向している。1対の送信コイル部10
8には互いに逆位相の駆動信号が供給される。これによ
って撮影空間SVには1対の送信コイル部108が生じ
る高周波磁場の和が印加される。
【0073】1対の送信コイル部108の一方における
メインパス182,184,186は、本発明における
第1の電流経路群の実施の形態の一例であり、メインパ
ス182’,184’,186’は、本発明における第
2の電流経路群の実施の形態の一例であり、リターンパ
ス192,194,196,192’,194’,19
6’は、本発明における第3の電流経路群の実施の形態
の一例である。
【0074】1対の送信コイル部108の他方における
メインパス182,184,186は、本発明における
第4の電流経路群の実施の形態の一例であり、メインパ
ス182’,184’,186’は、本発明における第
5の電流経路群の実施の形態の一例であり、リターンパ
ス192,194,196,192’,194’,19
6’は、本発明における第6の電流経路群の実施の形態
の一例である。
【0075】送信コイル部108には、例えば図7に示
すように、メインパスの方向をxy面内で90゜異なら
せたコイルパターンを持つ送信コイル部118を重ね合
わせるようにしても良い。両者を相互に絶縁するのはい
うまでもない。
【0076】送信コイル部118のコイルパターンを図
8に示す。同図に示すように、送信コイル部118は、
図5に示したコイルパターンを90゜回転したものに相
当する。
【0077】あらためて説明すれば、送信コイル部11
8は、円の中心Oに近い部分ではx方向に平行な直線状
の複数のメインパス282,284,286,28
2’,284’,286’を有する。メインパス282
は中心Oに最も近いものである。メインパス284,2
86順次中心Oから遠ざかる。メインパス282’,2
84’,286’も同様である。
【0078】メインパス282,284,286は、本
発明における第7の電流経路群の実施の形態の一例であ
る。メインパス282’,284’,286’は、本発
明における第8の電流経路群の実施の形態の一例であ
る。
【0079】リターンパス292,294,296,2
92’,294’,296’は円周に沿って形成され
る。リターンパス292,294,296,292’,
294’,296’は、本発明における第9の電流経路
群の実施の形態の一例である。
【0080】リターンパス292はメインパス282と
284を電流方向が同一となるように直列に接続する。
リターンパス294はメインパス284と286を電流
方向が同一となるように直列に接続する。リターンパス
296はメインパス286と282’を電流方向が同一
となるように直列に接続する。
【0081】リターンパス292’はメインパス28
2’と284’を電流方向が同一となるように直列に接
続する。リターンパス294’はメインパス284’と
286’を電流方向が同一となるように直列に接続す
る。リターンパス296’はメインパス286’と28
2を電流方向が同一となるように直列に接続する。
【0082】リターンパス292’にはキャパシタ50
2が直列に接続され、メインパス282〜286’およ
びリターンパス292〜296’とともにLC回路を構
成する。LC回路の共振周波数は磁気共鳴周波数に同調
している。キャパシタ502の両端には、RF駆動部1
40からRF駆動信号が供給される。
【0083】このようなコイルパターンを持つ1対の送
信コイル部118が、例えば図9に示すように、1つの
送信コイル部108とともに、撮影空間SVを挟んで互
いに対向している。1対の送信コイル部118には互い
に逆位相の駆動信号が供給される。これによって撮影空
間には1対の送信コイル部118が生じる高周波磁場の
和が印加される。
【0084】1対の送信コイル部118の一方における
メインパス282,284,286は、本発明における
第7の電流経路群の実施の形態の一例であり、メインパ
ス282’,284’,286’は、本発明における第
8の電流経路群の実施の形態の一例であり、リターンパ
ス192,194,196,192’,194’,19
6’は、本発明における第9の電流経路群の実施の形態
の一例である。
【0085】1対の送信コイル部118の他方における
メインパス282,284,286は、本発明における
第10の電流経路群の実施の形態の一例であり、メイン
パス282’,284’,286’は、本発明における
第11の電流経路群の実施の形態の一例であり、リター
ンパス192,194,196,192’,194’,
196’は、本発明における第12の電流経路群の実施
の形態の一例である。
【0086】送信コイル部108の駆動信号と送信コイ
ル部118の駆動信号は、位相を90゜異ならせる。こ
れによって、送信コイル部108と送信コイル部118
はいわゆるクワドラチャ(quadrature)動作
を行い、撮影空間SVにはxy面内で回転する高周波磁
場が生じる。
【0087】以上、送信専用のRFコイルの例で説明し
たが、全く同じ構成のRFコイルを磁気共鳴信号の受信
に用いることもできる。その場合は、キャパシタ40
2,302の両端から受信信号を取り出すようにする。
なお、送信コイルにおける磁場強度の均一化は、受信コ
イルにおける感度分布の均一化に相当する。
【0088】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、磁場強度を均一化することが容易なRFコイルお
よびそのようなRFコイルを有する磁気共鳴撮影装置を
実現することができる。また、勾配磁場による渦電流が
生じないRFコイルおよびそのようなRFコイルを有す
る磁気共鳴撮影装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】図1に示した装置が実行するパルスシーケンス
の一例を示す図である。
【図3】図1に示した装置が実行するパルスシーケンス
の一例を示す図である。
【図4】図1に示した装置におけるマグネットシステム
の送信コイル部付近の構成を示す模式図である。
【図5】図4に示した送信コイル部の電流経路のパター
ンを示す略図である。
【図6】図4に示した送信コイル部の電流経路のパター
ンを示す略図である。
【図7】図4に示した送信コイル部の電流経路のパター
ンを示す略図である。
【図8】図4に示した送信コイル部の電流経路のパター
ンを示す略図である。
【図9】図4に示した送信コイル部の電流経路のパター
ンを示す略図である。
【図10】送信コイルの従来例の電流経路のパターンを
示す略図である。
【図11】送信コイルの従来例の電流経路のパターンを
示す略図である。
【図12】送信コイルの従来例の電流経路のパターンを
示す略図である。
【符号の説明】
100 マグネットシステム 102 主磁場マグネット部 106 勾配コイル部 108 送信コイル部 110 受信コイル部 130 勾配駆動部 140 RF駆動部 150 データ収集部 160 制御部 170 データ処理部 180 表示部 190 操作部 300 対象 500 クレードル 182〜186’,282〜286’ メインパス 192〜196’,292〜296’ リターンパス 402,502 キャパシタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 和哉 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 佐藤 健志 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C096 AB06 AB34 AD10 BA05 BA06 CC01 CC07 CC08 CC13 CC17 CC40

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面上に互いに平行に配置された複数の
    直線状の電流経路を含む第1の電流経路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記平面上に配置
    された第2の電流経路群と、 前記平面に沿って前記第1および第2の電流経路群を迂
    回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を電流方
    向が同じになるように直列に接続する第3の電流経路群
    と、を具備することを特徴とするRFコイル。
  2. 【請求項2】 第1の平面上に互いに平行に配置された
    複数の直線状の電流経路を含む第1の電流経路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第1の平面上
    に配置された第2の電流経路群と、 前記第1の平面に沿って前記第1および第2の電流経路
    群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を
    電流方向が同じになるように直列に接続する第3の電流
    経路群と、 空間を隔てて前記第1の平面と平行に対向する第2の平
    面上に前記第1の電流経路群の電流経路の方向と平行に
    配置された複数の直線状の電流経路を含む第4の電流経
    路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第4の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第2の平面上
    に配置された第5の電流経路群と、 前記第2の平面に沿って前記第4および第5の電流経路
    群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を
    電流方向が同じになるように直列に接続する第6の電流
    経路群と、を具備することを特徴とするRFコイル。
  3. 【請求項3】 第1の平面上に互いに平行に配置された
    複数の直線状の電流経路を含む第1の電流経路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第1の平面上
    に配置された第2の電流経路群と、 前記第1の平面に沿って前記第1および第2の電流経路
    群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を
    電流方向が同じになるように直列に接続する第3の電流
    経路群と、 前記第1の平面に近接して平行に対向する第3の平面上
    に前記第1の電流経路群の電流経路の方向とは垂直な方
    向に沿って互いに平行に配置された複数の直線状の電流
    経路を含む第7の電流経路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第7の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第3の平面上
    に配置された第8の電流経路群と、 前記第3の平面に沿って前記第7および第8の電流経路
    群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を
    電流方向が同じになるように直列に接続する第9の電流
    経路群と、を具備することを特徴とするRFコイル。
  4. 【請求項4】 第1の平面上に互いに平行に配置された
    複数の直線状の電流経路を含む第1の電流経路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第1の平面上
    に配置された第2の電流経路群と、 前記第1の平面に沿って前記第1および第2の電流経路
    群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を
    電流方向が同じになるように直列に接続する第3の電流
    経路群と、 前記第1の平面に近接して平行に対向する第3の平面上
    に前記第1の電流経路群の電流経路の方向とは垂直な方
    向に沿って互いに平行に配置された複数の直線状の電流
    経路を含む第7の電流経路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第7の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第3の平面上
    に配置された第8の電流経路群と、 前記第3の平面に沿って前記第7および第8の電流経路
    群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を
    電流方向が同じになるように直列に接続する第9の電流
    経路群と、 空間を隔てて前記第1の平面と平行に対向する第2の平
    面上に前記第1の電流経路群の電流経路の方向と平行に
    配置された複数の直線状の電流経路を含む第4の電流経
    路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第4の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第2の平面上
    に配置された第5の電流経路群と、 前記第2の平面に沿って前記第4および第5の電流経路
    群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を
    電流方向が同じになるように直列に接続する第6の電流
    経路群と、 前記第2の平面に近接して平行に対向する第4の平面上
    に前記第4の電流経路群の電流経路の方向とは垂直な方
    向に沿って互いに平行に配置された複数の直線状の電流
    経路を含む第10の電流経路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第10
    の電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第4の平面
    上に配置された第11の電流経路群と、 前記第4の平面に沿って前記第10および第11の電流
    経路群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経
    路を電流方向が同じになるように直列に接続する第12
    の電流経路群と、を具備することを特徴とするRFコイ
    ル。
  5. 【請求項5】 静磁場、勾配磁場および高周波磁場を用
    いて獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を構成する磁
    気共鳴撮影装置であって、 前記高周波磁場を発生するRFコイルとして、 平面上に互いに平行に配置された複数の直線状の電流経
    路を含む第1の電流経路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記平面上に配置
    された第2の電流経路群と、 前記平面に沿って前記第1および第2の電流経路群を迂
    回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を電流方
    向が同じになるように直列に接続する第3の電流経路群
    と、を有するRFコイル、を具備することを特徴とする
    磁気共鳴撮影装置。
  6. 【請求項6】 静磁場、勾配磁場および高周波磁場を用
    いて獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を構成する磁
    気共鳴撮影装置であって、 前記高周波磁場を発生するRFコイルとして、 第1の平面上に互いに平行に配置された複数の直線状の
    電流経路を含む第1の電流経路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第1の平面上
    に配置された第2の電流経路群と、 前記第1の平面に沿って前記第1および第2の電流経路
    群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を
    電流方向が同じになるように直列に接続する第3の電流
    経路群と、 空間を隔てて前記第1の平面と平行に対向する第2の平
    面上に前記第1の電流経路群の電流経路の方向と平行に
    配置された複数の直線状の電流経路を含む第4の電流経
    路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第4の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第2の平面上
    に配置された第5の電流経路群と、 前記第2の平面に沿って前記第4および第5の電流経路
    群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を
    電流方向が同じになるように直列に接続する第6の電流
    経路群と、を有するRFコイル、を具備することを特徴
    とする磁気共鳴撮影装置。
  7. 【請求項7】 静磁場、勾配磁場および高周波磁場を用
    いて獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を構成する磁
    気共鳴撮影装置であって、 前記高周波磁場を発生するRFコイルとして、 第1の平面上に互いに平行に配置された複数の直線状の
    電流経路を含む第1の電流経路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第1の平面上
    に配置された第2の電流経路群と、 前記第1の平面に沿って前記第1および第2の電流経路
    群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を
    電流方向が同じになるように直列に接続する第3の電流
    経路群と、 前記第1の平面に近接して平行に対向する第3の平面上
    に前記第1の電流経路群の電流経路の方向とは垂直な方
    向に沿って互いに平行に配置された複数の直線状の電流
    経路を含む第7の電流経路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第7の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第3の平面上
    に配置された第8の電流経路群と、 前記第3の平面に沿って前記第7および第8の電流経路
    群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を
    電流方向が同じになるように直列に接続する第9の電流
    経路群と、を有するRFコイル、を具備することを特徴
    とする磁気共鳴撮影装置。
  8. 【請求項8】 静磁場、勾配磁場および高周波磁場を用
    いて獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を構成する磁
    気共鳴撮影装置であって、 前記高周波磁場を発生するRFコイルとして、 第1の平面上に互いに平行に配置された複数の直線状の
    電流経路を含む第1の電流経路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第1の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第1の平面上
    に配置された第2の電流経路群と、 前記第1の平面に沿って前記第1および第2の電流経路
    群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を
    電流方向が同じになるように直列に接続する第3の電流
    経路群と、 前記第1の平面に近接して平行に対向する第3の平面上
    に前記第1の電流経路群の電流経路の方向とは垂直な方
    向に沿って互いに平行に配置された複数の直線状の電流
    経路を含む第7の電流経路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第7の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第3の平面上
    に配置された第8の電流経路群と、 前記第3の平面に沿って前記第7および第8の電流経路
    群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を
    電流方向が同じになるように直列に接続する第9の電流
    経路群と、 空間を隔てて前記第1の平面と平行に対向する第2の平
    面上に前記第1の電流経路群の電流経路の方向と平行に
    配置された複数の直線状の電流経路を含む第4の電流経
    路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第4の
    電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第2の平面上
    に配置された第5の電流経路群と、 前記第2の平面に沿って前記第4および第5の電流経路
    群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経路を
    電流方向が同じになるように直列に接続する第6の電流
    経路群と、 前記第2の平面に近接して平行に対向する第4の平面上
    に前記第4の電流経路群の電流経路の方向とは垂直な方
    向に沿って互いに平行に配置された複数の直線状の電流
    経路を含む第10の電流経路群と、 互いに平行な複数の直線状の電流経路を含み前記第10
    の電流経路群と平行な鏡像を成す関係で前記第4の平面
    上に配置された第11の電流経路群と、 前記第4の平面に沿って前記第10および第11の電流
    経路群を迂回しつつ両群を通じて全ての直線状の電気経
    路を電流方向が同じになるように直列に接続する第12
    の電流経路群と、を有するRFコイル、を具備すること
    を特徴とする磁気共鳴撮影装置。
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