JP4201810B2 - Mri装置用rfコイルおよびmri装置 - Google Patents

Mri装置用rfコイルおよびmri装置 Download PDF

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Description

本発明は、MRI装置用RFコイル、MRI装置用RFコイルの使用方法、およびMRI装置に関する。詳しくは、被検体にRFパルスを送信し、また被検体からの磁気共鳴信号を受信するための8の字型の形状を有するMRI装置用RFコイル、MRI装置用RFコイルの使用方法、およびそれを用いたMRI装置に関する。
MRI装置は、磁気共鳴現象を利用して磁気共鳴信号を発生させ、被検体の断層画像を撮影する装置である。MRI装置では、RFパルスの送信と磁気共鳴信号の受信を行うRFコイルの効率を向上させることが、画質の向上や撮像時間短縮等につながる重要な課題である。
図7は、8の字型コイルを示す図である。図7(a)は8の字型コイル2を上から見た図であり、図7(b)は8の字型コイル2を図7(a)の矢印の方向に見た図である。8の字型コイル2は導電経路が2つのループを形成し、その中心部のx点とy点において導電経路が交差する。8の字型コイル2はMRI装置においてRFパルスの送信や磁気共鳴信号の受信を行うために使用される(例えば、特許文献1参照)。
8の字型コイル2の導電経路は理想的にはa→b→c→d→e→f→g→h→aである。しかし、8の字型コイル2の中心部のx点とy点で導電経路が薄い絶縁体を通して重なるため、x点とy点の間に重なり部分の幾何学的形状で定まる浮遊容量3が生じる。このため、この導電経路の重なり部分において浮遊容量3を通して流れる電流iが存在する。送信するRFパルスの周波数、または受信する磁気共鳴信号の周波数(以下、磁気共鳴信号等の周波数という。)をω、浮遊容量3の大きさをCとすると、x点とy点の間のインピーダンスZは数式1で表される。なお、周波数ωは、f=ω/2πとも表される。
上式より浮遊容量3が大きいとき、または周波数ωが高いとき、インピーダンスZが小さくなり、電流iが増大する。
特開2002−306442号公報
従来、MRI装置の磁気共鳴信号等の周波数は64MHz程度までであり、低かったため、x点とy点の間のインピーダンスZが大きく、浮遊容量3を通して流れる電流iは微少であった。しかし、最近、再構成画像の画質を向上させるために、磁気共鳴信号等の周波数が100MHzを超えるMRI装置が開発された。このような高い周波数では、電流iによって生じる8の字型コイル2の左右のループの間の磁気的結合や左右のループと他の送信用RFコイルや他の受信用RFコイルとの間の磁気的結合の影響を無視できなくなる。このため、電流iが大きいときは、磁気的結合を除去するためのデカップリング回路を2個以上(左右のループに最低1個づつ)付加する必要が生じる。
また、MRI装置の磁気共鳴信号等の周波数が低い場合であっても、形状が大きく、導電経路の重なり部分の面積が広い8の字型コイル2を用いるときは、浮遊容量3が増大する。このため、同様に電流iによる左右のループの間の磁気的結合等の影響を無視できなくなる。
8の字型コイル2の交差部分の幅を狭くすることにより浮遊容量3を小さく抑えることもできるが、この方法では交差部分の導電経路の抵抗が大きくなるため、8の字型コイル2におけるRFパルスの送信効率と磁気共鳴信号の受信感度が低下する。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、8の字型の形状を有するRFコイルにおいて導電経路の交差部分の浮遊容量を通して流れる電流を削減することによって、MRI装置におけるデカップリング回路の個数を削減するとともに、8の字型の形状を有するRFコイルにおけるRFパルスの送信効率と磁気共鳴信号の受信感度を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のMRI装置用RFコイルは、8の字型の形状であって、導電経路が交差する8の字型コイルと、上記交差する導電経路の間を接続するインピーダンス調整用コイルとを有し、上記インピーダンス調整用コイルと上記交差する導電経路の間の浮遊容量によって上記交差する導電経路の間が並列に接続され、静磁場の強度に比例するラーモア周波数において、上記交差する導電経路の間のインピーダンスが増加し、上記交差する導電経路の間を流れる電流が減少する。
好ましくは、本発明のMRI装置用RFコイルは、上記インピーダンス調整用コイルと上記交差する導電経路の間に生ずる浮遊容量が、静磁場の強度に比例するラーモア周波数において並列共振する。
好ましくは、本発明のMRI装置用RFコイルは、上記交差する導電経路の間を接続するインピーダンス調整用キャパシタを有し、上記インピーダンス調整用キャパシタ、上記インピーダンス調整用コイル、及び上記交差する導電経路の間に生じる浮遊容量によって上記交差する導電経路の間が並列に接続される。
好ましくは、本発明のMRI装置用RFコイルは、上記インピーダンス調整用キャパシタ、上記インピーダンス調整用コイル、及び上記交差する導電経路の間に生ずる浮遊容量が、静磁場の強度に比例するラーモア周波数において並列共振する。
また、本発明のMRI装置用RFコイルの使用方法は、8の字型の形状であって導電経路が交差する8の字型コイルと、当該交差する導電経路の間を接続するインピーダンス調整用コイルとを有し、当該インピーダンス調整用コイルと当該交差する導電経路の間の浮遊容量によって当該交差する導電経路の間が並列に接続されるMRI装置用RFコイルの使用方法であって、上記交差する導電経路の間のインピーダンスが増加し、上記交差する導電経路の間を流れる電流が減少する強度の静磁場が印加される。
好ましくは、本発明のMRI装置用RFコイルの使用方法は、上記インピーダンス調整用コイルと上記交差する導電経路の間に生ずる浮遊容量が並列共振する強度の静磁場が印加される。
好ましくは、本発明のMRI装置用RFコイルの使用方法は、上記MRI装置用RFコイルが、上記交差する導電経路の間を接続するインピーダンス調整用キャパシタを有し、当該インピーダンス調整用キャパシタ、上記インピーダンス調整用コイル、及び上記交差する導電経路の間に生じる浮遊容量によって上記交差する導電経路の間が並列に接続される。
好ましくは、本発明のMRI装置用RFコイルの使用方法は、上記インピーダンス調整用キャパシタ、上記インピーダンス調整用コイル、及び上記交差する導電経路の間に生ずる浮遊容量が、並列共振する強度の静磁場が印加される。
また、本発明のMRI装置は、8の字型の形状であって、導電経路が交差する8の字型コイルと、当該交差する導電経路の間を接続するインピーダンス調整用コイルとを有し、当該インピーダンス調整用コイルと当該交差する導電経路の間の浮遊容量によって当該交差する導電経路の間が並列に接続され、静磁場の強度に比例するラーモア周波数において、当該交差する導電経路の間のインピーダンスが増加し、当該交差する導電経路の間を流れる電流が減少するRFコイルを含み、上記RFコイルによって、RFパルスの送信、または磁気共鳴信号の受信、またはRFパルスの送信と磁気共鳴信号の受信が行われる。
好ましくは、本発明のMRI装置は、上記インピーダンス調整用コイルと上記交差する導電経路の間に生ずる浮遊容量が、静磁場の強度に比例するラーモア周波数において並列共振する。
好ましくは、本発明のMRI装置は、上記RFコイルが、上記交差する導電経路の間を接続するインピーダンス調整用キャパシタを有し、上記インピーダンス調整用キャパシタ、上記インピーダンス調整用コイル、及び上記交差する導電経路の間に生じる浮遊容量によって上記交差する導電経路の間が並列に接続される。
好ましくは、本発明のMRI装置は、上記インピーダンス調整用キャパシタ、上記インピーダンス調整用コイル、及び上記交差する導電経路の間に生ずる浮遊容量が、静磁場の強度に比例するラーモア周波数において並列共振する。
本発明によれば、8の字型の形状を有するRFコイルにおいて導電経路の交差部分の浮遊容量を通して流れる電流を削減することによって、MRI装置におけるデカップリング回路の個数を削減するとともに、8の字型の形状を有するRFコイルにおけるRFパルスの送信効率と磁気共鳴信号の受信感度を向上させることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るRFコイルを示す図である。RFコイル1は、8の字型コイル2と、8の字型コイル2の導電経路が交差するx点とy点の間を接続するインピーダンス調整用コイル4で構成される。x点とy点の間には、重なり部分の幾何学的形状で定まる浮遊容量3が生じるため、x点とy点の間は浮遊容量3とインピーダンス調整用コイル4によって並列に接続される。なお、図1の8の字型コイル2は導電経路の交差部分を平面上に展開したものであり、8の字型コイル2の導電経路は実際には所定の幅を有するが、簡略化して線で示してある。
インピーダンス調整用コイル4のインダクタンスをLとすると、磁気共鳴信号等の周波数ωにおいて、x点とy点の間のインピーダンスZは次式となる。
ωCと1/ωLの値が近くなるほど、インピーダンスZは大きくなり、x点とy点の間を流れる電流iは小さくなる。
浮遊容量3とインピーダンス調整用コイル4が並列共振するとき、理想的にはインピーダンスZの絶対値が無限大となり、電流iは0となる。このとき、周波数ωは次式となる。
ただし、実際にはインダクタンスLのみのインピーダンス調整用コイルは存在せず、ごく小さなものではあるが抵抗Rがある。このため、並列共振時のインピーダンスZの絶対値は次式となる。
このように、磁気共鳴信号等の周波数ωで浮遊容量3とインピーダンス調整用コイル4が並列共振するようにインピーダンス調整用コイル4のインダクタンスLを設定すると、インピーダンスZは極値をとり、x点とy点の間を流れる電流iは最小となる。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るRFコイルが磁気共鳴信号の受信に用いられるMRI装置の一例を示す図である。MRI装置5は、図2に示すように、マグネットシステム51、傾斜磁場駆動部52、RF送信コイル駆動部53、データ収集部54、制御部55、クレードル56、オペレータコンソール57を有している。
マグネットシステム51は、図2に示すように、概ね円柱状の内部空間(ボア)511を有し、ボア511内には、クッションを介して被検体50を載せたクレードル56が図示しない搬送部によって搬入される。マグネットシステム51内には、図2に示すように、ボア511内のマグネットセンタ(走査する中心位置)の周囲に、RFコイル1、静磁場発生部512、傾斜磁場コイル部513、及びRF送信コイル部514が配置されている。
静磁場発生部512は、ボア511内に静磁場を形成する。静磁場の方向は、図2では、被検体50の体軸方向と平行である。すなわち、MRI装置5は水平磁場型MRI装置である。ただし、本実施形態のRFコイル1は、垂直磁場型MRI装置に対しても用いることができる。
傾斜磁場コイル部513は、例えば、腹部に置かれたRFコイル1が受信する磁気共鳴信号に3次元の位置情報を持たせるために、静磁場発生部512が形成した静磁場の強度に勾配を付ける傾斜磁場を発生する。傾斜磁場コイル部513が発生する傾斜磁場は、スライス選択傾斜磁場、周波数エンコード傾斜磁場及び位相エンコード傾斜磁場の3種類であり、これら3種類の傾斜磁場に対応して傾斜磁場コイル部513は3系統の傾斜磁場コイルを有する。傾斜磁場駆動部52は、制御部55の指示に基づいて駆動信号DR1を傾斜磁場コイル部513に与えて傾斜磁場を発生させる。傾斜磁場駆動部52は、傾斜磁場コイル部513の3系統の傾斜磁場コイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有する。
RF送信コイル部514は、静磁場発生部512が形成した静磁場空間内で被検体50の体内のプロトンのスピンを励起し、磁気共鳴信号を発生させるためにRFパルスを送信する。RF送信コイル駆動部53は、制御部55の指示に基づいて駆動信号DR2をRF送信コイル部514に与えてRFパルスを発生させる。
データ収集部54は、例えば、腹部を撮像するために置かれたRFコイル1によって受信した磁気共鳴信号を取り込み、オペレータコンソール57のデータ処理部571に出力する。
制御部55は、高速スピンエコー法や高速グラジエントエコー法等のパルスシーケンスに従って傾斜磁場駆動部52とRF送信コイル駆動部53を制御し、駆動信号DR1と駆動信号DR2を発生させる。また、制御部55は、データ収集部54を制御する。
オペレータコンソール57は、図2に示すように、データ処理部571、画像データベース572、操作部573、及び表示部574を有している。データ処理部571は、MRI装置5全体の制御や画像再構成処理等を行う。データ処理部571には、制御部55が接続されており、制御部55の上位にあってそれを統括する。また、データ処理部571には、画像データベース572、操作部573、及び表示部574が接続されている。画像データベース572は、例えば記録再生可能なディスク装置等により構成され、データ収集部54で収集されたデータ、及び再構成された再構成画像データを記録する。操作部573は、キーボードやマウス等により構成される。表示部574は、グラフィックディスプレイ等により構成される。
図3は、基本的なグラジエントエコー法のパルスシーケンスを示す図である。MRI装置5のボア511内では、静磁場発生部512によって静磁場が常に形成されている。まず、傾斜磁場コイル部513によってスライス選択傾斜磁場GSSが印加され、同時にRF送信コイル部514がRFパルスを送信する。スライス選択傾斜磁場GSSとRFパルスによって被検体の特定のスライスが選択され、そのスライス内のプロトンのスピンが励起される。次に、傾斜磁場コイル部513によってスライス選択傾斜磁場GSSに直交する方向に位相エンコード傾斜磁場GPEが印加され、スライス内のプロトンのスピンによって生成される磁気共鳴信号の位相が位相エンコード方向に変化する。最後に、傾斜磁場コイル部513によって周波数エンコード傾斜磁場GFEが印加され、周波数エンコード方向に磁気共鳴信号の周波数が変化する。そして、周波数エンコード傾斜磁場GFEが印加されている間に、RFコイル1によって磁気共鳴信号が受信される。
なお、図2と図3ではRFコイル1を磁気共鳴信号の受信に用いる例を示したが、RFコイル1をRFパルスの送信に用いても良い。RFコイル1を被検体の表面近くに配置することにより、撮像対象領域以外に照射されるRFパルスを最小限に抑えることができる。このため、撮像対象領域以外の単位重量あたりの熱吸収比(specific absorption rate、SAR)を低く抑えることができる。
図4は、傾斜磁場と静磁場の強度Bの関係を示す図である。図4(a)に示すように、ボア511内では常に一定の強度Bを持った静磁場が印加されている。そこに、傾斜磁場が印加されると、静磁場の強度Bに対して磁場を付け加えたり差し引いたりし、図4(b)に示すような磁場が発生する。中心(x=0)における合成磁場の強度は静磁場の強度Bである。ただし、静磁場の強度Bと比較すると、傾斜磁場の勾配は小さい。なお、スライス選択傾斜磁場GSS、位相エンコード傾斜磁場GPE、または周波数エンコード傾斜磁場GFEのいずれも静磁場の強度Bと図4に示す関係がある。
一方、送信されるRFパルスの中心周波数は、次式で表されるラーモア周波数ωである。
γは磁気回転比であり、Bは外部磁場の強度である。MRI装置5がスライスの位置を選択する方法は2種類あり、その方法によりRFパルスの中心周波数Bは異なる。
第1のスライス位置選択方法は、クレードル56を移動させて撮像対象であるスライスを磁場強度Bの位置、すなわち図4(b)におけるx=0の位置まで移動させる方法である。この場合、中心周波数B=γBである。RFパルスは、中心周波数γBを中心として、選択されるスライスの幅に対応する狭い幅の周波数帯域を有する。
第2のスライス位置選択方法は、RFパルスの周波数をスライスの位置xに対応させて変化させる方法である。この場合、Bは選択されるスライスの位置xに対応するスライス選択傾斜磁場の強度BSS(x)と静磁場の強度Bの和であり、B=B+BSS(x)である。このように、RFパルスの中心の磁場強度Bは静磁場の強度Bを中心として変化する。ただし、上述したように、スライス選択傾斜磁場GSSの勾配は小さい。このため、スライス選択傾斜磁場の強度BSS(x)は、静磁場の強度Bに比べて極めて小さく、RFパルスの中心周波数γBはラーモア周波数γBを中心としてごく狭い範囲で変化する。従って、RFパルスの周波数帯域の中にラーモア周波数γBが含まれるとは限らないが、RFパルスに含まれる周波数はラーモア周波数γBに極めて近い。
図5は、RFコイルのx点とy点の間のインピーダンスZの変化の一例を示す図である。静磁場の強度Bに対応するラーモア周波数γBで浮遊容量3とインピーダンス調整用コイル4が並列共振する場合の例である。横軸はRFコイル1の導電経路を流れる電流の周波数ω、縦軸はインピーダンスZの絶対値であり、ΔωはインピーダンスZの変化がフラットとみなせる周波数の範囲を示す。ラーモア周波数γBを中心としてラーモア周波数γBに近いほどインピーダンスZの変化はフラットに近くなる。
RFコイル1をRFパルスの送信に用いる場合、インピーダンスZの変化がフラットでないと、周波数領域におけるRFパルスのパワーのフラットさが損なわれる。このため、浮遊容量3とインピーダンス調整用コイル4はラーモア周波数γBで並列共振することが望ましい。このとき、RFパルスの周波数が変化する範囲においてインピーダンスZの変化がフラットとみなせる範囲がもっとも広くなり、x点とy点の間を流れる電流iが減少する程度が最も大きくなる。
ただし、必ずしもラーモア周波数γBで浮遊容量3とインピーダンス調整用コイル4が並列共振する必要はない。ラーモア周波数γBが極めて高いため、ラーモア周波数γBの近傍の周波数において、浮遊容量3とインピーダンス調整用コイル4が並列共振するならば、x点とy点の間のインピーダンスZが増加し、x点とy点の間を流れる電流iがRFコイル1の左右のループの間の磁気的結合の影響等を無視できる程度まで減少するという効果を得ることができる。
被検体50がRFパルスを受けると、選択されたスライス内のプロトンのスピンのみが励起され、RFパルスの周波数と同一の周波数の磁気共鳴信号を発生する。上述したように、RFパルスは一定の帯域幅を有するため、励起されたスライスから発せられる磁気共鳴信号の周波数も一定の範囲を有する。
周波数エンコード傾斜磁場GFEが印加されると、周波数エンコード傾斜磁場GFEの勾配に応じて周波数エンコード方向に磁気共鳴信号の周波数が変化する。スライスから発生する磁気共鳴信号は、この周波数が変化した磁気共鳴信号が重ね合わされたものである。その中心周波数は、上述したスライス位置の選択方法に応じて、ラーモア周波数γBまたはラーモア周波数γ{B+BSS(x)}である。ただし、周波数エンコード傾斜磁場GFEの印加によって生じる磁場強度の変化も、静磁場の強度Bに比べて極めて小さい。このため、周波数エンコード傾斜磁場GFEが印加されるとき、磁気共鳴信号の周波数はラーモア周波数γBを中心として狭い範囲で変化する。
RFコイル1をRFパルスの受信に用いる場合も、送信の場合と同様にインピーダンスZの変化がフラットであることは重要である。インピーダンスZの変化がフラットでないと、受信感度が周波数に依存することとなり、再構成画像の画質が低下する。このため、受信のときも浮遊容量3とインピーダンス調整用コイル4はラーモア周波数γBで並列共振することが望ましい。このとき、磁気共鳴信号の周波数が変化する範囲においてインピーダンスZの変化がフラットとみなせる範囲がもっとも広くなり、x点とy点の間を流れる電流iが減少する程度が最も大きくなる。
ただし、送信の場合と同様、RFコイル1を磁気共鳴信号の受信に用いる場合も、必ずしも静磁場の強度Bに比例するラーモア周波数γBで浮遊容量3とインピーダンス調整用コイル4が並列共振する必要はない。ラーモア周波数γBが極めて高いため、ラーモア周波数γBの近傍の周波数において、浮遊容量3とインピーダンス調整用コイル4が並列共振するならば、x点とy点の間のインピーダンスZが増加し、x点とy点の間を流れる電流iがRFコイル1の左右のループの間の磁気的結合の影響等を無視できる程度まで減少するという効果を得ることができる。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るRFコイルを示す図である。RFコイル6は、8の字型コイル2と、8の字型コイル2の導電経路が交差するx点とy点の間を並列に接続するインピーダンス調整用キャパシタ7とインピーダンス調整用コイル8で構成される。図6のRFコイル6も、第1の実施形態に係るRFコイル1と同様に、例えば、図2のMRI装置5で磁気共鳴信号を受信するために用いられ、また、RFパルスを送信するために用いられる。
インピーダンス調整用キャパシタ7の容量をC、インピーダンス調整用コイル8のインダクタンスをLとすると、RFコイル6における磁気共鳴信号等の周波数ωにおいてx点とy点の間のインピーダンスZは次式となる。
ω(C+C)と1/ωLの値が近くなるほど、インピーダンスZは大きくなり、x点とy点の間を流れる電流iは小さくなる。
浮遊容量3、インピーダンス調整用キャパシタ7、およびインピーダンス調整用コイル8が並列共振する場合、インピーダンスZの絶対値は無限大となり、電流iは0となる。このとき、周波数ωは次式となる。
ただし、実際にはインピーダンス調整用コイル8にはごく小さなものではあるが抵抗がある。このため、磁気共鳴信号の周波数ωで並列共振するようにインピーダンス調整用キャパシタ7の容量Cとインピーダンス調整用コイル8のインダクタンスLを設定すると、インピーダンスZは極値をとり、x点とy点の間を流れる電流iは最小となる。
上述したように、RFパルスに含まれる周波数は静磁場の強度Bに比例するラーモア周波数γBに極めて近い。このため、RFコイル6をRFパルスの送信に用いる場合、ラーモア周波数γBで浮遊容量3、インピーダンス調整用キャパシタ7、及びインピーダンス調整用コイル8が並列共振することが望ましい。このとき、RFパルスの周波数が変化する範囲においてインピーダンスZの変化がフラットとみなせる範囲がもっとも広くなり、x点とy点の間を流れる電流iが減少する程度が最も大きくなる。
ただし、必ずしもラーモア周波数γBで浮遊容量3、インピーダンス調整用キャパシタ7、及びインピーダンス調整用コイル8が並列共振する必要はない。ラーモア周波数γBが極めて高いため、ラーモア周波数γBの近傍の周波数おいて、浮遊容量3、インピーダンス調整用キャパシタ7、及びインピーダンス調整用コイル8が並列共振するならば、x点とy点の間のインピーダンスZが増加し、x点とy点の間を流れる電流iがRFコイル6の左右のループの間の磁気的結合の影響等を無視できる程度まで減少するという効果を得ることができる。
また、RFコイル6をRFパルスの受信に用いる場合も、送信の場合と同様にインピーダンスZの変化がフラットであることは重要である。このため、受信のときも浮遊容量3、インピーダンス調整用キャパシタ7、及びインピーダンス調整用コイル8はラーモア周波数γBで並列共振することが望ましい。このとき、磁気共鳴信号の周波数が変化する範囲においてインピーダンスZの変化がフラットとみなせる範囲がもっとも広くなり、x点とy点の間を流れる電流iが減少する程度が最も大きくなる。
ただし、送信の場合と同様、RFコイル6を磁気共鳴信号の受信に用いる場も、必ずしもラーモア周波数γBで浮遊容量3、インピーダンス調整用キャパシタ7、及びインピーダンス調整用コイル8が並列共振する必要はない。ラーモア周波数γBが極めて高いため、ラーモア周波数γBの近傍の周波数おいて、浮遊容量3、インピーダンス調整用キャパシタ7、及びインピーダンス調整用コイル8が並列共振するならば、x点とy点の間のインピーダンスZが増加し、x点とy点の間を流れる電流iがRFコイル6の左右のループの間の磁気的結合の影響等を無視できる程度まで減少するという効果を得ることができる。
第2の実施形態に係るRFコイル6は、ω(C+C)と1/ωLの大きさが近くなると、インピーダンスZが大きくなる。従って、第1の実施形態に係るRFコイル1で用いられるインピーダンス調整用コイル4のインダクタンスLと比べて、浮遊容量Cに容量Cが加算される分だけインダクタンスLは小さくても良くなる。このため、第1の実施形態に係るRFコイル1のインピーダンス調整用コイル4よりも第2の実施形態に係るRFコイル6のインピーダンス調整用コイル8の形状は小さくなる。
以上のように、第1の実施形態に係るRFコイル1と第2の実施形態に係るRFコイル6によれば、MRI装置5の共鳴周波数において導電経路の交差部分の浮遊容量を通して流れる電流を削減することができる。このため、RFコイル1またはRFコイル6をMRI装置5に用いることによって、磁気的結合を除去するためのデカップリング回路の個数を削減することができる。また、RFコイル1とRFコイル6は交差部分の導電経路の幅を広くすることができるため、交差部分の導電経路の抵抗を小さくすることができる。このため、RFパルスの送信効率と磁気共鳴信号の受信感度を向上させることができる。
更に、RFコイル1またはRFコイル6とループ型コイルを組み合わせ、クワドラチャコイルを構成することができる。クワドラチャコイルとすることで、送信に使用するとき、RFコイル1またはRFコイル6単体で用いる場合よりも送信効率を向上させることができる。また、受信に使用するとき、S/N比をRFコイル1またはRFコイル6単体で用いる場合よりも向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係るRFコイルを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るRFコイルが磁気共鳴信号の受信に用いられるMRI装置の一例を示す図である。 基本的なグラジエントエコー法のパルスシーケンスを示す図である。 傾斜磁場と静磁場の強度Bの関係を示す図である。 RFコイルのx点とy点の間のインピーダンスZの変化の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るRFコイルを示す図である。 8の字型コイルを示す図である。
符号の説明
1…RFコイル、2…8の字型コイル、3…浮遊容量、4…インピーダンス調整用コイル、5…MRI装置、6…RFコイル、7…インピーダンス調整用キャパシタ、8…インピーダンス調整用コイル

Claims (4)

  1. 導電経路が交差する8の字型の形状であって、静磁場の強度に比例する所定のラーモア周波数において共振する8の字型コイルと、
    前記交差する導電経路の間を接続するインピーダンス調整用コイルと、
    前記交差する導電経路の間を接続するインピーダンス調整用キャパシタとを有し、
    前記インピーダンス調整用コイル、前記記インピーダンス調整用キャパシタ及び前記交差する導電経路の間に生じる浮遊容量によって前記交差する導電経路の間が並列に接続され、
    前記ラーモア周波数において、前記記交差する導電経路の間のインピーダンスが増加し、前記記交差する導電経路の間を流れる電流が減少する
    MRI装置用RFコイル。
  2. 前記インピーダンス調整用コイル、前記インピーダンス調整用キャパシタ及び前記交差する導電経路の間に生ずる浮遊容量が、前記ラーモア周波数において並列共振する
    請求項1に記載のMRI装置用RFコイル。
  3. 導電経路が交差する8の字型の形状であって、静磁場の強度に比例する所定のラーモア周波数において共振する8の字型コイルと、前記交差する導電経路の間を接続するインピーダンス調整用コイルと、前記交差する導電経路の間を接続するインピーダンス調整用キャパシタとを有し、前記インピーダンス調整用コイル、前記記インピーダンス調整用キャパシタ及び前記交差する導電経路の間に生じる浮遊容量によって前記交差する導電経路の間が並列に接続され、前記ラーモア周波数において、前記記交差する導電経路の間のインピーダンスが増加し、前記記交差する導電経路の間を流れる電流が減少するRFコイルを含み、
    前記RFコイルによって、RFパルスの送信、または磁気共鳴信号の受信、またはRFパルスの送信と磁気共鳴信号の受信とが行われる
    MRI装置。
  4. 前記RFコイルにおいて、前記インピーダンス調整用コイル、前記インピーダンス調整用キャパシタ及び前記交差する導電経路の間に生ずる浮遊容量が前記ラーモア周波数において並列共振する
    請求項3に記載のMRI装置。
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