JP2003298301A - ロータリージョイント - Google Patents

ロータリージョイント

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洋二 荒巻
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Moriyasu Miyazaki
守▲やす▼ 宮▲ざき▼
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明夫 飯田
Izuru Naito
出 内藤
Sosuke Horie
聡介 堀江
Yutaka Shimawaki
豊 島脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型で広帯域特性を有し、低損失で耐電力性
にも優れたロータリージョイントを提供する。 【解決手段】 円形あるいは正方形導波管断面形状を有
する共通側端子と、上記共通側端子に入力された相互に
直行する2つの偏波が分離して取り出される2つの分岐
側端子とを有する第1および第2の偏分波器と、一端が
上記第1の偏分波器の共通側端子に接続され、他端が上
記第2の偏分波器の共通側端子に接続され、回転可能な
接続部を有する円形あるいは正方形導波管部とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主としてVHF
帯、UHF帯、マイクロ波帯およびミリ波帯で用いられ
るロータリージョイントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、例えば、特公昭56−515
22号公報に示された従来のロータリージョイントの構
成を示す平面図である。図12において、101および
102は相互に断面寸法が略同一で且つ間軸が略共通な
円形導波管、103は円形導波管101と102の接続
面のフランジ部に形成されたチョーク溝、104はベア
リング、105はチョーク溝とベアリングから成る接続
部、106および107は直線偏波−円偏波変換用凸
部、108および109は入力方形導波管、110およ
び111は出力方形導波管、112および113は短絡
板、114〜117は結合孔である。チョーク溝103
は、円形導波管101と102の間の隙間が円形導波管
内101および102を伝搬する周波数において等価的
に短絡となるように通常用いられている手段である。円
形導波管101と102は、チョーク溝105を有する
接続部105の働きにより所定の隙間を保ちながら相互
に高周波的に接続されている。円形導波管102は、ベ
アリング104の働きにより、円形導波管101と管軸
を共通に保ちながらこの管軸を中心に所定の回転角分だ
け円形導波管102に対して回転することが可能であ
る。直線偏波−円偏波変換用凸部106の位置は入力方
形導波管108のTE10モードの電界方向に対して+
45°あるいは−45°の位置に設定され、このとき、
直線偏波−円偏波変換用凸部107の位置は前者に対し
ては出力方形導波管110のTE10モードの電界方向
に対して−45°、後者に対しては+45°の位置にそ
れぞれ設定されている。結合孔114および116は短
絡板112および113の一部を切除して形成されてい
る。結合孔115および117は円形導波管101およ
び102の側壁の一部を切除して形成されている。
【0003】次に動作について説明する。いま、入力方
形導波管108から入射するTE10モードの電波は結
合孔114を介して効率よく円形導波管101のTE1
1モードに変換された後、直線偏波−円偏波変換用凸部
106により直線偏波から円偏波に変換される。変換さ
れた円偏波はモードの回転対称性から円形導波管102
の回転角とは無関係に接続部105を介して円形導波管
102に伝送され、前述の過程とは逆に過程を経て出力
方形導波管110に導かれる。すなわち、円形導波管1
02中の直線偏波−円偏波変換用凸部107により円偏
波から直線偏波に変換された後、結合孔116を介して
出力方形導波管110に伝送される。
【0004】一方、入力方形導波管109から入射する
他のTE10モードの電波は結合孔115を介して効率
よく円形導波管101のTE11モードに変換される。
このとき変換されるTE11モードの電界方向は入力方
形導波管108からの入射波によるTE11モードのそ
れとは直交する。このため、結合孔115を介して変換
された上記TE11モードの電波は直線偏波−円偏波変
換用凸部106により結合孔114を介したTE11モ
ードに対するのとは逆旋の円偏波に変換される。このと
き、変換された円偏波はモードの回転対称性から円形導
波管102の回転角とは無関係に接続部105を介して
円形導波管102に伝送され、前述の過程とは逆に過程
を経て出力方形導波管111に導かれる。すなわち、円
形導波管102中の直線偏波−円偏波変換用凸部107
により円偏波から直線偏波に変換された後、結合孔11
7を介して出力方形導波管111に伝送される。
【0005】以上のように、図12に示す従来のロータ
リージョイントは、円形導波管102および出力方形導
波管110の回転の有無にかかわらず、入力方形導波管
内108の信号は出力方形導波管110へ、また、入力
方形導波管内109の信号は出力方形導波管111へ導
かれる。すなわち、従来のロータリージョイントは、異
なる2つの信号を同時に伝送できる2チャンネルロータ
リージョイントとしての機能を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のロータリージョ
イントでは、軸比特性の良好な円偏波を得るためには、
直線偏波−円偏波変換用凸部106および107の長さ
を比較的長く設ける必要があるため、総合の長さが長く
なるという問題点があった。
【0007】また、一般に、直線偏波−円偏波変換用凸
部106および107は、軸比特性の良好な円偏波が得
られる周波数範囲が比較的狭いため、ロータリージョイ
ントとしても広帯域なものが得にくいという問題点があ
った。
【0008】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、薄型で広帯域特性を有し、
低損失で耐電力性にも優れたロータリージョイントを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るロータリ
ージョイントは、円形あるいは正方形導波管断面形状を
有する共通側端子と、上記共通側端子に入力された相互
に直行する2つの偏波が分離して取り出される2つの分
岐側端子とを有する第1および第2の偏分波器と、一端
が上記第1の偏分波器の共通側端子に接続され、他端が
上記第2の偏分波器の共通側端子に接続され、回転可能
な接続部を有する円形あるいは正方形導波管部とを備え
るものである。
【0010】また、第1から第4の端子を有する90°
ハイブリッドを備えるとともに、上記90°ハイブリッ
ドの第2の端子は上記第1の偏分波器の一方の分岐側端
子に接続され、上記90°ハイブリッドの第3の端子は
上記第1の偏分波器の他方の分岐側端子に接続されるも
のである。
【0011】また、各々が第1から第4の端子を有する
第1および第2の90°ハイブリッドと、第1および第
2の移相器とを備えるとともに、上記第1の90°ハイ
ブリッドの第2の端子は上記第1の移相器を介して上記
第2の90°ハイブリッドの第3の端子に接続され、上
記第1の90°ハイブリッドの第3の端子は上記第2の
移相器を介して上記第2の90°ハイブリッドの第2の
端子に接続され、上記第2の90°ハイブリッドの第1
の端子は上記第1の偏分波器の一方の分岐側端子に接続
され、上記第2の90°ハイブリッドの第4の端子は上
記第1の偏分波器の他方の分岐側端子に接続されるもの
である。
【0012】また、上記円形あるいは正方形導波管部
は、円形導波管TE11モードあるいは正方形導波管T
E10モードのみが伝搬可能な断面寸法である。
【0013】また、上記円形あるいは正方形導波管部の
接続部は、上記円形あるいは正方形導波管部の側壁から
外側に向かって形成されたチョーク構造および回転機構
を備えるものである。
【0014】また、上記90°ハイブリッドは、第1の
端子が入力端子、第2および第3の端子が分配端子、第
4の端子がアイソレーション端子であり、上記第1の端
子から上記第2の端子への電波の通過位相と上記第1の
端子から上記第3の端子への通過位相が略90°の相対
差を有し、上記第4の端子から上記第2の端子への電波
の通過位相と上記第4の端子から上記第3の端子への通
過位相も略90°の相対差を有するものである。
【0015】また、上記偏分波器は、円形あるいは正方
形断面を有する第1の主導波管と、上記第1の主導波管
に対して略直角に分岐する第1から第4の方形分岐導波
管と、上記第1の主導波管の一方の端子に接続された短
絡板と、上記短絡板上に設けられた金属突起と、上記第
1の主導波管の他方の端子に接続され、かつ、上記分岐
導波管側に向かって開口径が狭まる1つの導波管ステッ
プと、上記導波管ステップに接続され円形あるいは正方
形断面を有する第2の主導波管とを備えるものである。
【0016】また、上記偏分波器は、正方形断面を有す
る第1の主導波管と、上記第1の主導波管に対して略直
角に分岐する第1から第4の方形分岐導波管と、上記第
1の主導波管の一方の端子に接続された短絡板と、上記
短絡板上に設けられた金属突起と、上記第1の主導波管
の他方の端子に接続された1つの円形−正方形導波管ス
テップと、上記円形−正方形導波管ステップに接続され
た円形断面を有する第2の主導波管とを備えるものであ
る。
【0017】また、上記偏分波器は、円形あるいは正方
形断面を有する第1の主導波管と、上記第1の主導波管
に対して略直角に分岐する第1から第4の方形分岐導波
管と、上記第1の主導波管の一方の端子に接続された短
絡板と、上記短絡板上に設けられた金属突起と、上記第
1の主導波管の他方の端子に接続され、かつ、上記分岐
導波管側に向かって開口径が広がる1つの導波管ステッ
プと、上記導波管ステップに接続され円形あるいは正方
形断面を有する第2の主導波管とを備えるものである。
【0018】また、上記偏分波器は、正方形断面を有す
る第1の主導波管と、上記第1の主導波管に対して略直
角に分岐する第1から第4の方形分岐導波管と、上記第
1の主導波管の一方の端子に接続された短絡板と、上記
短絡板上に設けられた金属突起と、上記第1の主導波管
の他方の端子に接続され、かつ、上記分岐導波管側に向
かって開口径が狭まる1つの正方形導波管ステップと、
上記正方形導波管ステップに接続された正方形断面を有
する第2の主導波管と、上記第2の正方形主導波管に接
続された1つの円形−正方形導波管ステップと、上記円
形−正方形導波管ステップに接続された円形断面を有す
る第3の主導波管とを備えるものである。
【0019】また、上記金属突起として、1つの四角錐
状または階段状または円弧状の切り欠きをもつ金属ブロ
ックを設けるものである。
【0020】また、上記金属突起として、2枚の円弧状
または直線状または階段状の切り欠きをもつ金属薄板を
直交させて設けるものである。
【0021】また、前記偏分波器は、第1の分岐導波管
に接続され、かつ、管軸の湾曲した第1の方形導波管多
段変成器と、上記第2の分岐導波管に接続され、かつ、
管軸の湾曲した第2の方形導波管多段変成器と、上記第
1および第2の方形導波管多段変成器に接続された第1
の方形導波管E面T分岐回路と、上記第3の分岐導波管
に接続され、かつ、管軸の湾曲した第3の方形導波管多
段変成器と、上記第4の分岐導波管に接続され、かつ、
管軸の湾曲した第4の方形導波管多段変成器と、上記第
3および第4の分岐導波管に接続された第2の方形導波
管E面T分岐回路とを備えるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本実施の
形態1におけるロータリージョイントの構成図である。
図1において、21及び22は偏分波器、23は円形導
波管回転部、P1〜P6は端子である。偏分波器21及
び22の構成を図2〜図4に、円形導波管回転部23の
構成を図5に示す。偏分波器21と22とでは同じ構成
の偏分波器を用いている。
【0023】図2は、本実施の形態1におけるロータリ
ージョイントの一部を示す斜視図である。図2は偏分波
器21(22)の一部を示すものであり、図2におい
て、1は垂直偏波の電波および水平偏波の電波を伝送す
る第1の正方形主導波管、2a〜2dは正方形主導波管
1の管軸に対して直角かつ対称に分岐する第1〜第4の
方形分岐導波管、3は正方形主導波管1の一方の端子を
塞ぐ短絡板、4は正方形主導波管内1に、かつ、短絡板
3上に設けられた四角錘状の金属ブロック、9は正方形
主導波管1の一方の端子に接続され、かつ、上記分岐部
に向かって開口径が狭まり、かつ、その段差が使用周波
数帯の自由空間波長に比べて十分小さい円形−正方形導
波管ステップ、10は円形−正方形導波管ステップ9に
接続され、かつ、垂直偏波の電波および水平偏波の電波
を伝送する円形主導波管、P21、P22、P31、P
32は端子、Hは水平偏波の電波、Vは垂直偏波の電波
である。
【0024】図3及び図4は、本実施の形態1における
ロータリージョイントの一部を示す平面図である。図3
及び図4は偏分波器21(22)を示すものであり、図
2の構成を用いた偏分波器である。図3及び図4におい
て、11a〜11dは第1〜第4の方形分岐導波管2a
〜2dに各々接続され、かつ、管軸がそのH面において
湾曲し、かつ、その開口径が方形分岐導波管2a〜2d
から離れるに従って小さくなる第1〜第4の方形導波管
多段変成器、12aは第1の方形導波管多段変成器11
aおよび第2の方形導波管多段変成器11bに接続され
た第1の方形導波管E面T分岐回路、12bは第3の方
形導波管多段変成器11cおよび第4の方形導波管多段
変成器11dに接続された第2の方形導波管E面T分岐
回路である。
【0025】図5は、本実施の形態1におけるロータリ
ージョイントの一部を示す平面図である。図5は円形導
波管回転部23を示すものであり、図5において、1
3、14は円形導波管、15は円形導波管13と14の
接続面のフランジ部に形成されたチョーク溝、16はベ
アリング、17はチョーク溝とベアリングから成る接続
部である。
【0026】以下に、図1〜5を用いて本実施の形態1
におけるロータリージョイントの動作について説明す
る。まず図2において、水平偏波の電波Hの基本モード
(TE01モード)が端子P1から入力されたとする
と、この電波は円形−正方形導波管ステップ9、正方形
主導波管1、方形分岐導波管2aおよび2bを伝搬して
端子P21およびP22から各分岐導波管の基本モード
(TE10モード)として出力される。
【0027】ここで、電波Hは、方形分岐導波管2cお
よび2dの上下の側壁間隔を使用周波数帯の自由空間波
長の半分以下となるように設計しているため、それらの
遮断効果により端子P31およびP32側へほとんど漏
れることはない。また、図6に示すように、電界の向き
が金属ブロック4および短絡板3に沿って変えられるの
で、等価的に反射特性に優れた2つの方形導波管E面マ
イタ−ベンドが対称に置かれた状態の電界分布となって
いる。このため、端子P1から入力された電波Hは、端
子P1への反射および端子P31、P32への漏洩を抑
えつつ、端子P21、P22へ効率的に出力される。更
に、円形−正方形導波管ステップ9はその段差を使用周
波数帯の自由空間波長に比べて十分小さく設計してお
り、その反射特性は電波Hの基本モードの遮断周波数近
傍の周波数帯域では反射損が大きく、遮断周波数よりあ
る程度高い周波数帯域では反射損が非常に小さい。これ
は、上記分岐部の反射特性に類似しており、従って、遮
断周波数帯近傍において分岐部からの反射波と円形−正
方形導波管ステップ9による反射波が打ち消し合う位置
に円形−正方形導波管ステップ9を設置することによ
り、電波Hの基本モードの遮断周波数よりある程度高い
周波数帯域での良好な反射特性を損なうことなく遮断周
波数近傍の周波数帯域における反射特性劣化を抑制する
ことが可能となる
【0028】一方、垂直偏波の電波Vの基本モード(T
E10モード)が端子P1から入力されたとすると、こ
の電波は円形−正方形導波管ステップ9、正方形主導波
管1、方形分岐導波管2cおよび2dを伝搬して端子P
31およびP32から各分岐導波管の基本モード(TE
10モード)として出力される。
【0029】ここで、電波Vは、方形分岐導波管2aお
よび2bの上下の側壁間隔を使用周波数帯の自由空間波
長の半分以下となるように設計しているため、それらの
遮断効果により端子P21およびP22側へほとんど漏
れることはない。また、電波Hの場合と同様に、電界の
向きが金属ブロック4および短絡板3に沿って変えられ
るので、等価的に反射特性に優れた2つの方形導波管E
面マイタ−ベンドが対称に置かれた状態の電界分布とな
っている。このため、端子P1から入力された電波V
は、端子P1への反射および端子P21、P22への漏
洩を抑えつつ、端子P31、P32へ効率的に出力され
る。更に、円形−正方形導波管ステップ9はその段差を
使用周波数帯の自由空間波長に比べて十分小さく設計し
ており、その反射特性は電波Vの基本モードの遮断周波
数近傍の周波数帯域では反射損が大きく、遮断周波数よ
りある程度高い周波数帯域では反射損が非常に小さい。
これは、上記分岐部の反射特性に類似しており、従っ
て、遮断周波数帯近傍において分岐部からの反射波と円
形−正方形導波管ステップ9による反射波が打ち消し合
う位置に円形−正方形導波管ステップ9を設置すること
により、電波Vの基本モードの遮断周波数よりある程度
高い周波数帯域での良好な反射特性を損なうことなく遮
断周波数近傍の周波数帯域における反射特性劣化を抑制
することが可能となる。
【0030】上記の動作原理は、端子P1を入力端子、
端子P21〜P32を出力端子とした場合についての記
述であるが、端子P21〜P32を入力端子、端子P1
を出力端子とし、端子P21およびP22からの入力波
を逆相かつ等振幅とし、端子P31およびP32からの
入力波を逆相かつ等振幅とした場合についても同様であ
る。
【0031】次に、上記図2の構成を用いた図3の偏分
波器の動作について説明する。図3において、水平偏波
の電波Hの基本モード(TE01モード)が端子P1か
ら入力されたとすると、この電波は円形−正方形導波管
ステップ9、正方形主導波管1、方形分岐導波管2aお
よび2b、方形導波管多段変成器11aおよび11bを
伝搬し、方形導波管E面T分岐回路12aにて再び合成
されて端子P2から各分岐導波管の基本モード(TE1
0モード)として出力される。
【0032】ここで、電波Hは、方形分岐導波管2cお
よび2dの上下の側壁間隔を使用周波数帯の自由空間波
長の半分以下となるように設計しているため、それらの
遮断効果により方形導波管2cおよび2d側へほとんど
漏れることはない。また、図6に示すように、電界の向
きが金属ブロック4および短絡板3に沿って変えられる
ので、等価的に反射特性に優れた2つの方形導波管E面
マイタ−ベンドが対称に置かれた状態の電界分布となっ
ている。このため、端子P1から入力された電波Hは、
端子P1への反射および方形導波管2cおよび2dへの
漏洩を抑えつつ、方形導波管2aおよび2bへ効率的に
出力される。また、円形−正方形導波管ステップ9はそ
の段差を使用周波数帯の自由空間波長に比べて十分小さ
く設計しており、その反射特性は電波Hの基本モードの
遮断周波数近傍の周波数帯域では反射損が大きく、遮断
周波数よりある程度高い周波数帯域では反射損が非常に
小さい。これは、上記分岐部の反射特性に類似してお
り、従って、遮断周波数帯近傍において分岐部からの反
射波と円形−正方形導波管ステップ9による反射波が打
ち消し合う位置に円形−正方形導波管ステップ9を設置
することにより、電波Hの基本モードの遮断周波数より
ある程度高い周波数帯域での良好な反射特性を損なうこ
となく遮断周波数近傍の周波数帯域における反射特性劣
化を抑制することが可能となる。更に、方形導波管多段
変成器11aおよび11bは、管軸を湾曲させ、かつ、
上側壁面に複数の段差を設け、かつ、各段差の間隔を導
波管中心線について管内波長の約1/4としているた
め、結局、方形分岐導波管2aおよび2bに分離された
電波Hを、方形導波管E面T分岐回路12aにて合成
し、かつ、反射特性を損なうことなく端子P2へ効率的
に出力することができる。
【0033】一方、垂直偏波の電波Vの基本モード(T
E10モード)が端子P1から入力されたとすると、こ
の電波は円形−正方形導波管ステップ9、正方形主導波
管1、方形分岐導波管2bおよび2d、方形導波管多段
変成器11cおよび11dを伝搬し、方形導波管E面T
分岐回路12bにて再び合成されて端子P3から各分岐
導波管の基本モード(TE10モード)として出力され
る。
【0034】ここで、電波Vは、方形分岐導波管2aお
よび2bの上下の側壁間隔を使用周波数帯の自由空間波
長の半分以下となるように設計しているため、それらの
遮断効果により方形導波管2aおよび2b側へほとんど
漏れることはない。また、電波Hの場合と同様に、電界
の向きが金属ブロック4および短絡板3に沿って変えら
れるので、等価的に反射特性に優れた2つの方形導波管
E面マイタ−ベンドが対称に置かれた状態の電界分布と
なっている。このため、端子P1から入力された電波V
は、端子P1への反射および方形導波管2aおよび2b
への漏洩を抑えつつ、方形導波管2cおよび2dへ効率
的に出力される。また、円形−正方形導波管ステップ9
はその段差を使用周波数帯の自由空間波長に比べて十分
小さく設計しており、その反射特性は電波Vの基本モー
ドの遮断周波数近傍の周波数帯域では反射損が大きく、
遮断周波数よりある程度高い周波数帯域では反射損が非
常に小さい。これは、上記分岐部の反射特性に類似して
おり、従って、遮断周波数帯近傍において分岐部からの
反射波と円形−正方形導波管ステップ9による反射波が
打ち消し合う位置に円形−正方形導波管ステップ9を設
置することにより、電波Vの基本モードの遮断周波数よ
りある程度高い周波数帯域での良好な反射特性を損なう
ことなく遮断周波数近傍の周波数帯域における反射特性
劣化を抑制することが可能となる。更に、方形導波管多
段変成器11cおよび11dは、管軸を湾曲させ、か
つ、下側壁面に複数の段差を設け、かつ、各段差の間隔
を導波管中心線について管内波長の約1/4としている
ため、結局、方形分岐導波管2cおよび2dに分離され
た電波Vを、方形導波管多段変成器11a、11bおよ
び方形導波管E面T分岐回路12aとの干渉を避けて方
形導波管E面T分岐回路12bにて合成し、かつ、反射
特性を損なうことなく端子P3へ効率的に出力すること
ができる。
【0035】上記の動作原理は、端子P1を入力端子、
端子P2〜P3を出力端子とした場合についての記述で
あるが、端子P2〜P3を入力端子、端子P1を出力端
子とした場合についても同様である。
【0036】さらに、図5の円形導波管回転部の動作に
ついて説明する。図5において、端子P1から入射する
電波は円形導波管TE11モードとして円形導波管13
を伝搬した後、接続部17を介して円形導波管14に伝
送され、端子P4に導かれる。このとき、接続部17の
働きにより、円形導波管13に対して円形導波管14が
共通の管軸を軸に回転した場合でも反射等の特性劣化を
生じない。このように、図5に示す円形導波管回転部2
3は、円形導波管14の回転の有無にかかわらず、端子
P1からの入力信号を端子P4へ導く機能を有する。
【0037】以上が図1における各部それぞれの動作で
あるが、以下に図1における全体の動作について説明す
る。端子P2とP3から等位相で振幅の2つの電波が入
射されると、これらの電波は偏分波器21の内部におい
て直交2偏波として合成され、上記2つの電波の振幅比
に依存した偏波角を有する円形導波管TE11モードの
合成波が端子P1に導かれる。この合成波は円形導波管
回転部23を伝送した後偏分波器22において再び直交
2偏波に分離され、端子P5およびP6に分配出力され
る。
【0038】ここで、円形導波管14と偏分波器22が
機械的に接続されて同時に回転する場合、偏分波器22
に入る円形導波管TE11モードの偏波角は円形導波管
14の回転角に応じて変化し、これに対応して端子P5
とP6に導かれる電波の振幅が変化する。このとき、偏
分波器22および円形導波管回転部23では反射は生じ
ない。
【0039】一方、端子P2とP3から位相差が90°
で等振幅の2つの電波が入射されると、これらの電波は
偏分波器21の内部において直交2偏波として合成さ
れ、円形導波管TE11モードの円偏波として合成され
端子P1に導かれる。この合成波は円形導波管回転部2
3を伝送した後偏分波器22において再び直交2偏波に
分離され、端子P5およびP6に分配出力される。
【0040】ここで、円形導波管14と偏分波器22が
機械的に接続されて同時に回転する場合、円偏波の軸対
称性から、円形導波管14および偏分波器22の回転の
有無にかかわらず、偏分波器22および円形導波管回転
部23では反射を生じることなく位相差が90°で等振
幅の2つの電波が端子P5とP6に分配出力される。
【0041】従って、図1〜6に示す実施の形態1の発
明は、異なる2つの信号を同時に伝送できる2チャンネ
ルロータリージョイントとしての機能を有する。
【0042】以上のように、実施の形態1におけるロー
タリージョイントは、偏分波器21および22を薄型か
つ広帯域に構成でき、且つ、軸長の長く比較的周波数帯
域の狭い円偏波発生部が不要なため、薄型で広帯域特性
を有するという効果および利点を有する。また、導波管
のみで構成されるため、低損失で耐電力性にも優れてい
るという利点を有する。
【0043】なお、本実施の形態1では、図2において
垂直偏波の電波および水平偏波の電波を伝送する導波管
として正方形主導波管を用いる場合について説明した
が、円形導波管を用いても同様の効果を得ることができ
る。
【0044】また、本実施の形態1では、図5において
円形導波管を用いる場合について説明したが、正方形導
波管を用いても同様の効果を得ることができる。
【0045】また、本実施の形態1では、図6に示すよ
うな電界の向きを変えるものとして、四角錘状の金属ブ
ロック4を設ける場合について説明したが、図6に示す
ように電界の向きを変えられればこれに限られず、階段
状あるいは円弧状の切り欠きをもつ金属ブロックを設け
ても同様の効果を得ることができる。またさらに、図7
に示すような2枚の円弧状の切り欠きをもつ金属薄板4
aを設けても同様の効果を得ることができ、2枚の直線
状または階段状の切り欠きを持つ金属薄板を直交させて
設けても同様の効果を得ることができる。
【0046】また、本実施の形態1では、図2において
正方形主導波管1の一方の端子に接続され、かつ、上記
分岐部に向かって開口径が狭まり、かつ、その段差が使
用周波数帯の自由空間波長に比べて十分小さい円形−正
方形導波管ステップ9を用いる場合について説明した
が、上記分岐部に向かって開口径が広がる円形−正方形
導波管ステップを用いても同様の効果を得ることができ
る。
【0047】実施の形態2.本実施の形態2では、上記
実施の形態1のロータリージョイントにハイブリッドを
追加した場合について説明する。図8は、本実施の形態
2におけるロータリージョイントの構成図である。図8
において、24は90°ハイブリッド、P7、P8は端
子である。その他同一の符号を付したものは、上記実施
の形態1と同様である。
【0048】以下に動作について説明する。端子P7か
ら入射した電波は、90°ハイブリッド24により相互
に90°の位相差をもって端子P2とP3に等振幅で分
配される。分配されたこれらの電波は偏分波器21にお
いて円偏波として合成される。このため、円形導波管回
転部23における回転角には依らずに偏分波器22に導
かれ、端子P5およびP6に位相差90°等振幅にて再
分配される。
【0049】以上のように、本実施の形態2におけるロ
ータリージョイントは、上記実施の形態1の発明と同様
の機能、効果、および利点を有する上に、円形導波管回
転部23の回転角に依らずに2つの電波を伝送できると
いう効果および利点を有する。
【0050】実施の形態3.本実施の形態3では、上記
実施の形態2のロータリージョイントに更に90°ハイ
ブリッドと移相器を追加した場合について説明する。図
9は、本実施の形態3におけるロータリージョイントの
構成図である。図9において、25は90°ハイブリッ
ド、26、27は移相器、P9〜P12は端子である。
その他同一の符号を付したものは、上記実施の形態2と
同様である。
【0051】以下に動作について説明する。90°ハイ
ブリッド24、25、移相器26、27は一般によく用
いられる可変電力分配器を構成している。端子P11か
ら入射した電波は、移相器26の通過位相を0°から−
90°の範囲で、また、移相器27の通過位相を0°か
ら+90°の範囲で、両移相器の移相量の絶対値が等し
くなるように変化させることで、端子P7およびP8に
等位相かつ任意の分配比で分配される。このため、円形
導波管回転部23における回転角に応じて移相器26お
よび27の移相量を変化させて偏分波器21で合成され
る円形導波管TE11モードの偏波角を調整することに
より、端子P5およびP6には等位相で任意の振幅比の
電波が導かれる。
【0052】以上のように、本実施の形態3におけるロ
ータリージョイントは、上記実施の形態1の発明と同様
の機能、効果、および利点を有する上に、円形導波管回
転部23の上下において等位相、且つ、任意の分配比で
電波を再分配あるいは再合成できるという効果および利
点を有する。
【0053】実施の形態4.本実施の形態4では、上記
実施の形態1のロータリージョイントにおいて、円形−
正方形導波管ステップ9及び円形導波管10の代わり
に、正方形導波管ステップ及び正方形導波管を用いた場
合について説明する。図10は、本実施の形態4におけ
るロータリージョイントの一部を示す構成図である。図
10において、7は正方形導波管ステップ、8は正方形
導波管である。その他同一の符号を付したものは、上記
実施の形態1と同様である。
【0054】本実施の形態4におけるロータリージョイ
ントは、正方形導波管ステップ7及び正方形導波管8を
用いることにより、上記実施の形態1の発明と同様の動
作原理、機能、効果、および利点を有する他、導波管ス
テップの形状が異なり反射振幅位相も異なるため、偏分
波器としてのインピーダンス整合の範囲が広がるという
効果および利点を有する。
【0055】なお、本実施の形態4では、正方形導波管
ステップ7及び正方形導波管8を用いる場合について説
明したが、円形導波管ステップ及び円形導波管を用いて
もよい。
【0056】実施の形態5.本実施の形態5では、上記
実施の形態1のロータリージョイントにおいて、円形−
正方形導波管ステップ9及び円形導波管10の部分に、
更に正方形導波管ステップ及び正方形導波管を追加した
場合について説明する。図11は、本実施の形態5にお
けるロータリージョイントの一部を示す構成図である。
図11において、7は第1の正方形主導波管1の一方の
端子に接続され、かつ、分岐部に向かって開口径が狭ま
る正方形導波管ステップ、8は正方形導波管ステップ7
に接続され、かつ、垂直偏波の電波および水平偏波の電
波を伝送する第2の正方形主導波管、9は第2の正方形
主導波管8に接続された円形−正方形導波管ステップ、
10は円形−正方形導波管ステップ9に接続され、か
つ、垂直偏波の電波および水平偏波の電波を伝送する円
形主導波管である。その他同一の符号を付したものは、
上記実施の形態1と同様である。
【0057】本実施の形態5におけるロータリージョイ
ントは、円形−正方形導波管ステップ9、正方形主導波
管8、および、正方形導波管ステップ7が円形−方形導
波管多段変成器として動作するため、円形主導波管10
の直径、正方形主導波管8の径、および、正方形主導波
管8の管軸長を適当に設計することにより、上記実施の
形態1の発明と同様の機能、効果、および利点を有する
上に、さらに広帯域なインピーダンス整合が得られると
いう効果および利点を有する。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明のロータリージョ
イントによれば、円形あるいは正方形導波管断面形状を
有する共通側端子と、上記共通側端子に入力された相互
に直行する2つの偏波が分離して取り出される2つの分
岐側端子とを有する第1および第2の偏分波器と、一端
が上記第1の偏分波器の共通側端子に接続され、他端が
上記第2の偏分波器の共通側端子に接続され、回転可能
な接続部を有する円形あるいは正方形導波管部とを備え
ることにより、薄型で広帯域特性を有するという効果が
ある。
【0059】また、第1から第4の端子を有する90°
ハイブリッドを備えるとともに、上記90°ハイブリッ
ドの第2の端子は上記第1の偏分波器の一方の分岐側端
子に接続され、上記90°ハイブリッドの第3の端子は
上記第1の偏分波器の他方の分岐側端子に接続されるこ
とにより、円形あるいは正方形導波の回転可能な接続部
の回転角に依らずに2つの電波を伝送できる。
【0060】また、各々が第1から第4の端子を有する
第1および第2の90°ハイブリッドと、第1および第
2の移相器とを備えるとともに、上記第1の90°ハイ
ブリッドの第2の端子は上記第1の移相器を介して上記
第2の90°ハイブリッドの第3の端子に接続され、上
記第1の90°ハイブリッドの第3の端子は上記第2の
移相器を介して上記第2の90°ハイブリッドの第2の
端子に接続され、上記第2の90°ハイブリッドの第1
の端子は上記第1の偏分波器の一方の分岐側端子に接続
され、上記第2の90°ハイブリッドの第4の端子は上
記第1の偏分波器の他方の分岐側端子に接続されること
により、円形あるいは正方形導波の回転可能な接続部の
上下において等位相、且つ、任意の分配比で電波を再分
配あるいは再合成できる。
【0061】また、上記円形あるいは正方形導波管部
は、円形導波管TE11モードあるいは正方形導波管T
E10モードのみが伝搬可能な断面寸法であることによ
り、薄型で広帯域特性を有するという効果がある。
【0062】また、上記円形あるいは正方形導波管部の
接続部は、上記円形あるいは正方形導波管部の側壁から
外側に向かって形成されたチョーク構造および回転機構
を備えることにより、薄型で広帯域特性を有するという
効果がある。
【0063】また、上記90°ハイブリッドは、第1の
端子が入力端子、第2および第3の端子が分配端子、第
4の端子がアイソレーション端子であり、上記第1の端
子から上記第2の端子への電波の通過位相と上記第1の
端子から上記第3の端子への通過位相が略90°の相対
差を有し、上記第4の端子から上記第2の端子への電波
の通過位相と上記第4の端子から上記第3の端子への通
過位相も略90°の相対差を有することにより、円形あ
るいは正方形導波の回転可能な接続部の回転角に依らず
に2つの電波を伝送できる。
【0064】また、上記偏分波器は、円形あるいは正方
形断面を有する第1の主導波管と、上記第1の主導波管
に対して略直角に分岐する第1から第4の方形分岐導波
管と、上記第1の主導波管の一方の端子に接続された短
絡板と、上記短絡板上に設けられた金属突起と、上記第
1の主導波管の他方の端子に接続され、かつ、上記分岐
導波管側に向かって開口径が狭まる1つの導波管ステッ
プと、上記導波管ステップに接続され円形あるいは正方
形断面を有する第2の主導波管とを備えることにより、
薄型で広帯域特性を有するという効果がある。
【0065】また、上記偏分波器は、正方形断面を有す
る第1の主導波管と、上記第1の主導波管に対して略直
角に分岐する第1から第4の方形分岐導波管と、上記第
1の主導波管の一方の端子に接続された短絡板と、上記
短絡板上に設けられた金属突起と、上記第1の主導波管
の他方の端子に接続された1つの円形−正方形導波管ス
テップと、上記円形−正方形導波管ステップに接続され
た円形断面を有する第2の主導波管とを備えることによ
り、薄型で広帯域特性を有するという効果がある。
【0066】また、上記偏分波器は、円形あるいは正方
形断面を有する第1の主導波管と、上記第1の主導波管
に対して略直角に分岐する第1から第4の方形分岐導波
管と、上記第1の主導波管の一方の端子に接続された短
絡板と、上記短絡板上に設けられた金属突起と、上記第
1の主導波管の他方の端子に接続され、かつ、上記分岐
導波管側に向かって開口径が広がる1つの導波管ステッ
プと、上記導波管ステップに接続され円形あるいは正方
形断面を有する第2の主導波管とを備えることにより、
薄型で広帯域特性を有するという効果がある。
【0067】また、上記偏分波器は、正方形断面を有す
る第1の主導波管と、上記第1の主導波管に対して略直
角に分岐する第1から第4の方形分岐導波管と、上記第
1の主導波管の一方の端子に接続された短絡板と、上記
短絡板上に設けられた金属突起と、上記第1の主導波管
の他方の端子に接続され、かつ、上記分岐導波管側に向
かって開口径が狭まる1つの正方形導波管ステップと、
上記正方形導波管ステップに接続された正方形断面を有
する第2の主導波管と、上記第2の正方形主導波管に接
続された1つの円形−正方形導波管ステップと、上記円
形−正方形導波管ステップに接続された円形断面を有す
る第3の主導波管とを備えることにより、広帯域なイン
ピーダンス整合が得られるという効果がある。
【0068】また、上記金属突起として、1つの四角錐
状または階段状または円弧状の切り欠きをもつ金属ブロ
ックを設けることにより、薄型で広帯域特性を有すると
いう効果がある。
【0069】また、上記金属突起として、2枚の円弧状
または直線状または階段状の切り欠きをもつ金属薄板を
直交させて設けることにより、薄型で広帯域特性を有す
るという効果がある。
【0070】また、前記偏分波器は、第1の分岐導波管
に接続され、かつ、管軸の湾曲した第1の方形導波管多
段変成器と、上記第2の分岐導波管に接続され、かつ、
管軸の湾曲した第2の方形導波管多段変成器と、上記第
1および第2の方形導波管多段変成器に接続された第1
の方形導波管E面T分岐回路と、上記第3の分岐導波管
に接続され、かつ、管軸の湾曲した第3の方形導波管多
段変成器と、上記第4の分岐導波管に接続され、かつ、
管軸の湾曲した第4の方形導波管多段変成器と、上記第
3および第4の分岐導波管に接続された第2の方形導波
管E面T分岐回路とを備えることにより、薄型で広帯域
特性を有するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1におけるロータリージョイント
の構成図
【図2】 実施の形態1におけるロータリージョイント
の一部を示す斜視図
【図3】 実施の形態1におけるロータリージョイント
の一部を示す平面図
【図4】 実施の形態1におけるロータリージョイント
の一部を示す平面図
【図5】 実施の形態1におけるロータリージョイント
の一部を示す平面図
【図6】 実施の形態1におけるロータリージョイント
の分波の動作を示す説明図
【図7】 実施の形態1におけるロータリージョイント
の一部を示す斜視図
【図8】 実施の形態2におけるロータリージョイント
の構成図
【図9】 実施の形態3におけるロータリージョイント
の構成図
【図10】 実施の形態4におけるロータリージョイン
トの一部を示す構成図
【図11】 実施の形態5におけるロータリージョイン
トの一部を示す構成図
【図12】 従来のロータリージョイントの構成を示す
平面図
【符号の説明】
1 正方形主導波管、 2a〜2d 方形分岐導波管、
3 短絡板、 4 四角錐状金属ブロック、 4a
切り欠き、 7 正方形導波管ステップ、 8正方形主
導波管、 9 円形−正方形導波管ステップ、 10
円形主導波管、11a〜11d 方形導波管多段変成
器、 12a〜12b 方形導波管E面T分岐回路、1
3および14 円形導波管、 15 チョーク溝、 1
6 ベアリング、 17 接続部、 21および22
偏分波器、 23 円形導波管回転部、 24および2
5 90°ハイブリッド、27および28 移相器、
P1〜P12 端子、 P21〜P32 端子
フロントページの続き (72)発明者 宮▲ざき▼ 守▲やす▼ 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 飯田 明夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 内藤 出 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 堀江 聡介 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 島脇 豊 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J011 EA01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形あるいは正方形導波管断面形状を有
    する共通側端子と、上記共通側端子に入力された相互に
    直行する2つの偏波が分離して取り出される2つの分岐
    側端子とを有する第1および第2の偏分波器と、 一端が上記第1の偏分波器の共通側端子に接続され、他
    端が上記第2の偏分波器の共通側端子に接続され、回転
    可能な接続部を有する円形あるいは正方形導波管部とを
    備えることを特徴とするロータリージョイント。
  2. 【請求項2】 第1から第4の端子を有する90°ハイ
    ブリッドを備えるとともに、 上記90°ハイブリッドの第2の端子は上記第1の偏分
    波器の一方の分岐側端子に接続され、上記90°ハイブ
    リッドの第3の端子は上記第1の偏分波器の他方の分岐
    側端子に接続されることを特徴とする請求項1記載のロ
    ータリージョイント。
  3. 【請求項3】 各々が第1から第4の端子を有する第1
    および第2の90°ハイブリッドと、第1および第2の
    移相器とを備えるとともに、 上記第1の90°ハイブリッドの第2の端子は上記第1
    の移相器を介して上記第2の90°ハイブリッドの第3
    の端子に接続され、上記第1の90°ハイブリッドの第
    3の端子は上記第2の移相器を介して上記第2の90°
    ハイブリッドの第2の端子に接続され、上記第2の90
    °ハイブリッドの第1の端子は上記第1の偏分波器の一
    方の分岐側端子に接続され、上記第2の90°ハイブリ
    ッドの第4の端子は上記第1の偏分波器の他方の分岐側
    端子に接続されることを特徴とする請求項1記載のロー
    タリージョイント。
  4. 【請求項4】 上記円形あるいは正方形導波管部は、円
    形導波管TE11モードあるいは正方形導波管TE10
    モードのみが伝搬可能な断面寸法であることを特徴とす
    る請求項1ないし3記載のロータリージョイント。
  5. 【請求項5】 上記円形あるいは正方形導波管部の接続
    部は、上記円形あるいは正方形導波管部の側壁から外側
    に向かって形成されたチョーク構造および回転機構を備
    えることを特徴とする請求項1ないし3記載のロータリ
    ージョイント。
  6. 【請求項6】 上記90°ハイブリッドは、第1の端子
    が入力端子、第2および第3の端子が分配端子、第4の
    端子がアイソレーション端子であり、上記第1の端子か
    ら上記第2の端子への電波の通過位相と上記第1の端子
    から上記第3の端子への通過位相が略90°の相対差を
    有し、上記第4の端子から上記第2の端子への電波の通
    過位相と上記第4の端子から上記第3の端子への通過位
    相も略90°の相対差を有することを特徴とする請求項
    1ないし3記載のロータリージョイント。
  7. 【請求項7】 上記偏分波器は、円形あるいは正方形断
    面を有する第1の主導波管と、上記第1の主導波管に対
    して略直角に分岐する第1から第4の方形分岐導波管
    と、上記第1の主導波管の一方の端子に接続された短絡
    板と、上記短絡板上に設けられた金属突起と、上記第1
    の主導波管の他方の端子に接続され、かつ、上記分岐導
    波管側に向かって開口径が狭まる1つの導波管ステップ
    と、上記導波管ステップに接続され円形あるいは正方形
    断面を有する第2の主導波管とを備えることを特徴とす
    る請求項1ないし3記載のロータリージョイント。
  8. 【請求項8】 上記偏分波器は、正方形断面を有する第
    1の主導波管と、上記第1の主導波管に対して略直角に
    分岐する第1から第4の方形分岐導波管と、上記第1の
    主導波管の一方の端子に接続された短絡板と、上記短絡
    板上に設けられた金属突起と、上記第1の主導波管の他
    方の端子に接続された1つの円形−正方形導波管ステッ
    プと、上記円形−正方形導波管ステップに接続された円
    形断面を有する第2の主導波管とを備えることを特徴と
    する請求項1ないし3記載のロータリージョイント。
  9. 【請求項9】 上記偏分波器は、円形あるいは正方形断
    面を有する第1の主導波管と、上記第1の主導波管に対
    して略直角に分岐する第1から第4の方形分岐導波管
    と、上記第1の主導波管の一方の端子に接続された短絡
    板と、上記短絡板上に設けられた金属突起と、上記第1
    の主導波管の他方の端子に接続され、かつ、上記分岐導
    波管側に向かって開口径が広がる1つの導波管ステップ
    と、上記導波管ステップに接続され円形あるいは正方形
    断面を有する第2の主導波管とを備えることを特徴とす
    る請求項1ないし3記載のロータリージョイント。
  10. 【請求項10】 上記偏分波器は、正方形断面を有する
    第1の主導波管と、上記第1の主導波管に対して略直角
    に分岐する第1から第4の方形分岐導波管と、上記第1
    の主導波管の一方の端子に接続された短絡板と、上記短
    絡板上に設けられた金属突起と、上記第1の主導波管の
    他方の端子に接続され、かつ、上記分岐導波管側に向か
    って開口径が狭まる1つの正方形導波管ステップと、上
    記正方形導波管ステップに接続された正方形断面を有す
    る第2の主導波管と、上記第2の正方形主導波管に接続
    された1つの円形−正方形導波管ステップと、上記円形
    −正方形導波管ステップに接続された円形断面を有する
    第3の主導波管とを備えることを特徴とする請求項1な
    いし3記載のロータリージョイント。
  11. 【請求項11】 上記金属突起として、1つの四角錐状
    または階段状または円弧状の切り欠きをもつ金属ブロッ
    クを設けることを特徴とする請求項7ないし10記載の
    ロータリージョイント。
  12. 【請求項12】 上記金属突起として、2枚の円弧状ま
    たは直線状または階段状の切り欠きをもつ金属薄板を直
    交させて設けることを特徴とする請求項7ないし10記
    載のロータリージョイント。
  13. 【請求項13】 前記偏分波器は、第1の分岐導波管に
    接続され、かつ、管軸の湾曲した第1の方形導波管多段
    変成器と、上記第2の分岐導波管に接続され、かつ、管
    軸の湾曲した第2の方形導波管多段変成器と、上記第1
    および第2の方形導波管多段変成器に接続された第1の
    方形導波管E面T分岐回路と、上記第3の分岐導波管に
    接続され、かつ、管軸の湾曲した第3の方形導波管多段
    変成器と、上記第4の分岐導波管に接続され、かつ、管
    軸の湾曲した第4の方形導波管多段変成器と、上記第3
    および第4の分岐導波管に接続された第2の方形導波管
    E面T分岐回路とを備えることを特徴とする請求項7な
    いし12記載のロータリージョイント。
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