JP2003296959A - 波長選択性開口制限素子と波長選択性ビームスプリッタ及びそれを備えた光ピックアップ装置 - Google Patents

波長選択性開口制限素子と波長選択性ビームスプリッタ及びそれを備えた光ピックアップ装置

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JP2003296959A JP2002086815A JP2002086815A JP2003296959A JP 2003296959 A JP2003296959 A JP 2003296959A JP 2002086815 A JP2002086815 A JP 2002086815A JP 2002086815 A JP2002086815 A JP 2002086815A JP 2003296959 A JP2003296959 A JP 2003296959A
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Naoki Kaiho
直樹 海保
Ichiro Morishita
一郎 森下
Tomoyoshi Takeya
智良 竹谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CD、DVD、HD−DVD等、情報記録密
度およびカバー層の厚みの異なる3種類の光ディスクを
1つの対物レンズを用いて記録・再生を行うことが可能
な波長選択性開口制限素子と波長選択性ビームスプリッ
タ及びそれを備えた光ピックアップ装置を提供する。 【解決手段】 本発明の光ピックアップ装置は、対物レ
ンズ15の近傍に、ガラス基板23の一方の面に第1の
フィルタ24を、他方の面に第2のフィルタ25を形成
した波長選択性開口制限フィルタ21を設け、第1のフ
ィルタ24は、レーザ光L1のみを透過する波長選択フ
ィルタ24aと、レーザ光L1〜L3を透過する透過波
面位相整合膜24bとを有し、第2のフィルタ25は、
レーザ光L1、L2を透過する波長選択フィルタ25a
と、レーザ光L1〜L3を透過する透過波面位相整合膜
25bとを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、20GB以上の大
容量の光情報記録媒体に情報を記録・再生する際に用い
て好適な波長選択性開口制限素子と波長選択性ビームス
プリッタ及びそれを備えた光ピックアップ装置に関し、
特に詳しくは、CD(コンパクトディスク)、DVD
(ディジタル・ヴァーサタイル・ディスク)、次世代大
容量光ディスク(HD−DVD)等、記録密度や光透過
保護層(カバー層)の厚みが異なる3種類の光情報記録
媒体に一つの対物レンズを用いて情報を記録・再生する
ことが可能な波長選択性開口制限素子と波長選択性ビー
ムスプリッタ及びそれを備えた光ピックアップ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量の情報の記録/再生への要
求に対応するために、20GBを超える記憶容量を有す
る光ディスク(光情報記録媒体)が提案され、特に、最
近では27GB程度の情報を記録することが可能な次世
代大容量光ディスク(HD−DVD)の規格が策定され
ている。このHD−DVDは、405nmの波長の青紫
色レーザダイオード(LD)、レンズの開口数(NA:
Numerical Aperture)が0.85の対物レンズ、光透過
保護層の厚みが0.1mmの光ディスク構造を採用する
ことにより、光ディスクの大容量化が可能となったもの
である。
【0003】このようなHD−DVD及びその記録再生
装置が実現した場合、従来のCDやDVDの記録再生の
需要が残っているために、HD−DVD用の記録再生装
置を用いてCDやDVDの記録再生を行うことは重要な
技術となる。そこで、このHD−DVDでは、従来のC
DやDVDとの互換性を図るために、光ディスクの大き
さを従来のCDやDVDと同一とする必要があり、そこ
で、トラックピッチを約半分(0.32μm)にして2
7GB程度の情報記録を可能としている。
【0004】ところで、CDの記録・再生と、DVDの
記録・再生と、HD−DVDの記録・再生とでは、下記
のように光学的な条件が異なる。なお、対物レンズのN
A(開口数)は、有効径/2/焦点距離で求められる無
次元の数である。 光ディスク 情報記録容量(GB) カバー層の厚み(mm) 対物レンズのNA CD 0.65 1.2 0.45 DVD 4.7 0.6 0.60 HD−DVD 20以上 0.1 0.85
【0005】従来のCD・DVD光記録再生装置では、
DVDの記録・再生用に設計された対物レンズを用いて
CDとDVDの双方を記録・再生する構成であるから、
この対物レンズをそのままCDの記録・再生に適用する
と、球面収差はカバー層の厚み及びNAの4乗それぞれ
に比例して大きくなってしまうために、対物レンズによ
り集光スポットを十分に小さく絞り込むことができず、
再生信号が劣化してしまい、その結果、再生する音の質
や画像の質が低下することとなる。そこで、この対物レ
ンズを用いてDVDの記録再生を行う場合、上記の対物
レンズに平行光束を入射させるようにして(無限共役
系)、この対物レンズの有効径をNAが0.6になるよ
うにするとともに、カバー層の厚みが0.6mmのとき
に発生する球面収差を補正することにより、集光スポッ
トを十分小さく絞るようにしている。
【0006】一方、この対物レンズを用いてCDの記録
・再生を行う場合、カバー層の厚みが1.2mmとDV
Dの2倍にもなるために、無限共役系としたのでは球面
収差が増大してしまう。そこで、この対物レンズに所定
の角度で発散する発散光束を入射させるようにする(有
限共役系)。この対物レンズは無限共役系で設計された
ものであるから、有限共役系で用いると負の球面収差が
生じるが、光ディスクはそのカバー層の厚みに比例して
正の球面収差を生じさせるので、最適な共役比を選択す
ることで、光ディスクのカバー層の厚みに対応した球面
収差の補正を行っている。
【0007】しかしながら、球面収差はNAの4乗に比
例して増大するものであるから、上記の補正にもかかわ
らず球面収差が残存する可能性がある。そこで、CDの
記録・再生を行う場合には、上記の対物レンズのNAが
0.45になるように開口制限を行う必要がある。そこ
で、波長選択性開口制限フィルタを用いた光ピックアッ
プ装置が提案され実用に供されている。
【0008】図8は、従来の光ピックアップ装置を示す
構成図であり、CD再生機能を有する光学系と、DVD
再生機能を有する光学系を1つの装置に組み込んだもの
である。図において、符号1はCD再生用光源である7
80nmの波長の光を出射する半導体レーザ(LD:発
光素子)、2はCD再生光信号を受光するホトダイオー
ド(PD:受光素子)、3はホトダイオード2に信号光
を偏向させるホログラム素子、4は半導体レーザ1、ホ
トダイオード2、ホログラム素子3を一体化したパッケ
ージである。
【0009】また、符号5はDVD再生用光源である6
50nmの波長の光を出射する半導体レーザ(LD:発
光素子)、6はDVD再生光信号を受光するホトダイオ
ード(PD:受光素子)、7はホトダイオード6に信号
光を偏向させるホログラム素子、8は半導体レーザ5、
ホトダイオード6、ホログラム素子7を一体化したパッ
ケージである。また、11はビームスプリッタ、12は
集光レンズ、13は全反射ミラー、14は波長選択性開
口制限フィルタ、15は対物レンズ、16はCD用光デ
ィスク、17はDVD用光ディスクである。
【0010】この波長選択性開口制限フィルタ14は、
中央の円形領域が650nm及び780nmの波長の光
を全て透過させるとともに、この円形領域の周囲が65
0nmの波長の光を全て透過させ、かつ、780nmの
波長の光を反射または吸収するもので、例えば、誘電体
多層膜等によるダイクロイックフィルタにより構成され
ている。この波長選択性開口制限フィルタ14は、DV
D再生時には、650nmの波長の光の対物レンズのN
Aが0.6となるように、対物レンズ15の有効径と同
じ直径の円形フィルタとしてはたらき、CD再生時に
は、780nmの波長の光の対物レンズのNAが0.4
5となるように、対物レンズ15の有効径より小さい直
径の円形フィルタとしてはたらく。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光ピ
ックアップ装置では、波長選択性開口制限フィルタ14
により対物レンズのNAを0.6、0.45の2通りに
変化させることでCD及びDVD双方の記録・再生を行
うことができるが、対物レンズのNAを0.85、0.
6、0.45の3通りに変化させることはできない。し
たがって、従来の光ピックアップ装置では、CD、DV
D、HD−DVDという情報記録密度およびカバー層の
厚みの異なる3種類の光ディスクを1つの対物レンズを
用いて記録・再生することができない。
【0012】これら3種類の光ディスクを1つの対物レ
ンズを用いて記録・再生するには、HD−DVDの記録
・再生には対物レンズを無限共役で用い、CD及びDV
Dの記録・再生には、各カバー層の厚みに対応した球面
収差の補正を実現するのに最適な有限共役比を用いれば
よいが、この場合、カバー層の厚みが厚い光ディスクほ
ど記録・再生の際の有限共役比(光源側共役長/光ディ
スク側共役長)が小さくなるために、光源であるCD用
半導体レーザやDVD用半導体レーザを対物レンズの近
傍に配置しなければならなくなり、1つの光源が他の波
長の光路を塞いでしまうという問題点が生じる。
【0013】このように、情報記録密度およびカバー層
の厚みの異なる3種類の光ディスクを1つの対物レンズ
を用いて記録・再生を行う光ピックアップ装置は、いま
だに提案されておらず、実用化もされていないのが現状
である。
【0014】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、波長の異なる3つの光各々に対応してレン
ズの開口数を変化させることにより、CD用光ディス
ク、DVD用光ディスク、HD−DVD用光ディスク等
の様に、情報記録密度およびカバー層の厚みの異なる3
種類の光ディスクを1つの対物レンズを用いて記録・再
生を行うことが可能な波長選択性開口制限素子と波長選
択性ビームスプリッタ及びそれを備えた光ピックアップ
装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような波長選択性開口制限素子と波長
選択性ビームスプリッタ及びそれを備えた光ピックアッ
プ装置を提供した。すなわち、請求項1記載の波長選択
性開口制限素子は、波長の異なる第1ないし第3の光各
々に対応してレンズの開口数を変化させる波長選択性開
口制限素子であって、光軸上に、第1の波長選択部及び
第2の波長選択部を配置し、前記第1の波長選択部は、
前記第1の光のみを透過する第1の領域と、該第1の領
域内に形成されて前記第1ないし第3の光を透過する第
2の領域とを備え、前記第2の波長選択部は、前記第1
及び第2の光のみを透過する第3の領域と、該第3の領
域内に形成されて前記第1ないし第3の光を透過する第
4の領域とを備えていることを特徴とする。
【0016】この波長選択性開口制限素子では、第1の
光は、第1の波長選択部及び第2の波長選択部をそのま
ま透過し、第2の光は、第1の波長選択部で第2の領域
のみを透過した後第2の波長選択部をそのまま透過し、
第3の光は、第1の波長選択部で第2の領域のみを透過
した後、第2の波長選択部で第4の領域のみを透過す
る。ここでは、第1の光ないし第3の光は、第1の波長
選択部及び第2の波長選択部を順次透過することによ
り、対物レンズにおけるNA(開口数)が、この順に小
さくなる。これにより、波長の異なる3つの光各々に対
応してレンズのNA(開口数)を変化させることが可能
になり、情報記録密度およびカバー層の厚みの異なる3
種類の光ディスクを1つの対物レンズを用いて記録・再
生を行うことが可能になる。
【0017】請求項2記載の波長選択性開口制限素子
は、請求項1記載の波長選択性開口制限素子において、
前記第2の領域及び前記第4の領域の中心は、光軸上に
あることを特徴とする。
【0018】請求項3記載の波長選択性開口制限素子
は、請求項1または2記載の波長選択性開口制限素子に
おいて、前記第2の領域は、前記第1の領域との間で、
透過する前記第1の光の波面の位相を整合する透過波面
位相整合膜からなり、前記第4の領域は、前記第3の領
域との間で、透過する前記第1及び第2の光の波面の位
相を整合する透過波面位相整合膜からなることを特徴と
する。
【0019】この波長選択性開口制限素子では、第2の
領域を透過する第1の光の波面の位相を、第1の領域を
透過する第1の光の波面の位相に整合させ、第4の領域
を透過する第1及び第2の光の波面の位相を、第3の領
域を透過する第1及び第2の光の波面の位相に整合させ
ることにより、透過する領域の光学特性が異なるにもか
かわらず、第1の波長選択部を透過する第1の光の波面
の位相、及び第2の波長選択部を透過する第1及び第2
の光の波面の位相が揃ったものとなる。これにより、第
1ないし第3の光各々の波面の位相が整合され、各々の
光のコヒーレント性が向上する。
【0020】請求項4記載の波長選択性開口制限素子
は、請求項1、2または3記載の波長選択性開口制限素
子において、前記第1の波長選択部及び第2の波長選択
部は、透明基材を挟んで一体化されていることを特徴と
する。
【0021】請求項5記載の波長選択性ビームスプリッ
タは、波長の異なる3つの光のうち1つ以上の光を透過
し、他の光を反射させる波長選択性ビームスプリッタで
あって、透明基材の両面に半透過膜を形成してなること
を特徴とする。
【0022】この波長選択性ビームスプリッタでは、透
明基材の両面に半透過膜を形成したことにより、透明基
材にそり等の不具合が生じるおそれが無くなり、分光透
過率特性が向上する。これにより、光の透過波面が乱れ
ることなく、十分小さな集光スポットが得られる。
【0023】請求項6記載の波長選択性ビームスプリッ
タは、請求項5記載の波長選択性ビームスプリッタにお
いて、前記半透過膜は、誘電体多層膜であることを特徴
とする。
【0024】請求項7記載の光ピックアップ装置は、互
いに波長の異なる光を出射させる3つの発光素子と、こ
れらの発光素子からの出射光を所定の径に絞り込み光情
報記録媒体に集光させ、かつ、該光情報記録媒体からの
反射戻り光を集光・透過させるレンズ系と、この反射戻
り光を検知する受光素子とを備えた光ピックアップ装置
において、前記レンズ系の前記発光素子側に、請求項1
ないし4のいずれか1項記載の波長選択性開口制限素子
を備えてなることを特徴とする。
【0025】この光ピックアップ装置では、前記レンズ
系の前記発光素子側に、請求項1ないし4のいずれか1
項記載の波長選択性開口制限素子を備えたことにより、
波長の異なる3つの光各々に対応してレンズのNA(開
口数)を変化させることが可能になり、情報記録密度お
よびカバー層の厚みの異なる3種類の光ディスクを1つ
の対物レンズを用いて記録・再生を行うことが可能にな
る。
【0026】請求項8記載の光ピックアップ装置は、請
求項7記載の光ピックアップ装置において、前記波長選
択性開口制限素子の前記発光素子側に、凹レンズを備え
てなることを特徴とする。
【0027】請求項9記載の光ピックアップ装置は、請
求項7または8記載の光ピックアップ装置において、前
記レンズ系に、請求項5または6記載の波長選択性ビー
ムスプリッタを備えてなることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の波長選択性開口制限素子
と波長選択性ビームスプリッタ及びそれを備えた光ピッ
クアップ装置の各実施形態について、図面に基づき説明
する。なお、係る実施の形態は、本発明の一態様を示す
ものであり、本発明はこれらの実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変
更可能である。
【0029】「第1の実施形態」図1は本発明の第1の
実施形態の光ピックアップ装置の要部を示す断面図であ
り、光ディスクに対向する対物レンズ近傍の構成を示
す。なお、図1中、図7と同一の構成要素には同一の符
号を付し、説明を省略する。図1において、符号21は
レンズ系を構成する対物レンズ15の発光素子側に設け
られた波長選択性開口制限フィルタ(波長選択性開口制
限素子)、22はカバー層の厚みが0.1mmのHD−
DVD用光ディスクである。
【0030】この波長選択性開口制限フィルタ21は、
3つの発光素子各々から発せられる波長の異なる3つの
光、すなわちHD−DVD記録・再生用の405nmの
波長のレーザ光(第1の光)L1、DVD記録・再生用
の650nmの波長のレーザ光(第2の光)L2、CD
記録・再生用の780nmの波長のレーザ光(第3の
光)L3各々に対応してレンズの開口数を変化させる素
子で、円板状のガラス基板(透明基材)23と、このガ
ラス基板23の一方の主面に形成され一体化された第1
のフィルタ(第1の波長選択部)24と、他方の主面に
形成され一体化された第2のフィルタ(第2の波長選択
部)25とにより構成されている。そして、その光軸が
光路及び対物レンズの中心軸Axに一致するように配置
されている。
【0031】第1のフィルタ24は、レーザ光L1のみ
を透過する環状の波長選択フィルタ(第1の領域)24
aと、この波長選択フィルタ24aの中心部に形成され
てレーザ光L1〜L3を透過する円形状の透過波面位相
整合膜(第2の領域)24bとを備えている。この透過
波面位相整合膜24bは、波長選択フィルタ24aとの
間で、透過するレーザ光L1の波面の位相を整合する膜
である。
【0032】第2のフィルタ25は、レーザ光L1、L
2を透過する環状の波長選択フィルタ(第3の領域)2
5aと、この波長選択フィルタ25aの中心部に形成さ
れてレーザ光L1〜L3を透過する円形状の透過波面位
相整合膜(第4の領域)25bとを備えている。この透
過波面位相整合膜25bは、波長選択フィルタ25aと
の間で、透過するレーザ光L1、L2それぞれの波面の
位相を整合する膜である。
【0033】また、波長選択フィルタ24aと波長選択
フィルタ25a各々の直径D0は等しいとされ、透過波
面位相整合膜25bの直径D3は、透過波面位相整合膜
24bの直径D2より小、すなわち表面積が小とされ、
これらの中心は中心軸Ax上にある。ここで、波長選択
フィルタ24a、25a、及び透過波面位相整合膜24
b、25bは、ガラス基板23の両面に特性の異なる誘
電体多層膜等をコーティングすることで得られる。この
ように、ガラス基板23の一方の面に第1のフィルタ2
4を、他方の面に第2のフィルタ25をそれぞれ形成す
ることにより、反り等が発生するおそれがなくなり、透
過波面を良好に保持することが可能になる。
【0034】図2は、上記の波長選択性開口制限フィル
タ21の分光透過率特性を示す図であり、図中、Aは波
長選択フィルタ24aのの分光透過率特性を、Bは波長
選択フィルタ25aの分光透過率特性を、それぞれ示し
ている。
【0035】次に、本実施形態の光ピックアップ装置を
用いて、CD、DVD及びHD−DVDの3種類の光デ
ィスクの記録・再生を行う方法について説明する。ま
ず、記録密度が最も高くカバー層の厚みが最も薄いHD
−DVDの記録・再生を行うためには、半導体レーザ
(発光素子)から発した405nmの波長のレーザ光L
1を、集光レンズあるいはコリメートレンズを用いて光
束の直径がD1の平行光束とし、最も高い開口数(有効
径/2/焦点距離)であるNA1が0.85となるよう
に、対物レンズ15に入射させる。このレーザ光L1は
対物レンズ15により所定の径に絞り込まれてHD−D
VD22の情報記録面に集光される。
【0036】一方、記録密度が中程度でカバー層の厚み
も中程度のDVDの記録・再生、または記録密度が最も
低くカバー層の厚みが最も厚いCDの記録・再生を行う
場合には、各々のカバー層の厚みに応じた球面収差の補
正を実現するのに最適な有限共役比(光源側共役長/光
ディスク側共役長)を用いればよい。このとき、カバー
層の厚みが厚い光ディスク程、記録・再生の際の有限共
役比は小さなものとなる。
【0037】ここで、 HD−DVDの記録・再生の際の開口数:NA1=0.
85(ただし、レーザ光L1の波長:λ1=405n
m) DVDの記録・再生の際の開口数:NA2=0.60
(ただし、レーザ光L2の波長:λ2=650nm) CDの記録・再生の際の開口数:NA3=0.45(た
だし、レーザ光L3の波長:λ3=780nm) とすれば、対物レンズ15に入射するレーザ光L1〜L
3に対して、第1及び第2のフィルタ24、25は、そ
れぞれ次の様な機能を有する。
【0038】まず、第1のフィルタ24では、光束の直
径がD1のレーザ光L1をそのままの直径D1で波長選
択フィルタ24a及び透過波面位相整合膜24bを透過
させるとともに、レーザ光L2、L3を直径D2(D2
<D1)で透過波面位相整合膜24bを透過させる。す
なわち、レーザ光L2、L3は、波長選択フィルタ24
aの領域では遮光される。なお、レーザ光L1は、透過
波面位相整合膜24bにより波長選択フィルタ24aと
の間で生じる波面の位相が整合される。
【0039】次に、第2のフィルタ25では、レーザ光
L1を直径D1で、レーザ光L2を直径D2で、波長選
択フィルタ25a及び透過波面位相整合膜25bを透過
させるとともに、レーザ光L3を直径D3(D3<D2
<D1)で透過波面位相整合膜25bを透過させる。す
なわち、レーザ光L3は、波長選択フィルタ25aの領
域では遮光される。なお、レーザ光L1、L2は、透過
波面位相整合膜25bにより波長選択フィルタ25aと
の間で生じる波面の位相がそれぞれ整合される。
【0040】ここで、直径D1、D2、D3が、それぞ
れNA1、NA2、NA3に対応する寸法になっていれ
ば、波長の異なる3つのレーザ光L1〜L3を波長選択
性開口制限フィルタ21を透過させることで、NAを、
NA1=0.85、NA2=0.60、NA3=0.4
5の3段階に変化させることができる。
【0041】以上説明したように、本実施形態の光ピッ
クアップ装置によれば、レンズ系を構成する対物レンズ
15の発光素子側に波長選択性開口制限フィルタ21を
設けたので、波長の異なる3つのレーザ光L1、L2、
L3各々に対応してレンズのNAを変化させることがで
き、CD、DVD及びHD−DVDのように、情報記録
密度およびカバー層の厚みの異なる3種類の光ディスク
の記録・再生を1つの対物レンズ15を用いて行うこと
ができる。また、波長選択性開口制限フィルタ21は簡
単な構成であり、しかも駆動機構を別途設ける必要もな
いので、小型で優れた分光透過率特性を有する光ピック
アップ装置を提供することができる。
【0042】「第2の実施形態」図3は本発明の第2の
実施形態の光ピックアップ装置を示す断面図であり、第
1の実施形態の波長選択性開口制限フィルタ21を適用
することにより、対物レンズ15のNAを0.85、
0.6、0.45の3通りに変化させ、CD、DVD及
びHD−DVDの3種類の光ディスクの記録・再生を行
う構成である。なお、図3中、図7と同一の構成要素に
は同一の符号を付し、説明を省略する。
【0043】図3において、符号31はHD−DVD再
生用光源である405nmの波長の光を出射する半導体
レーザ(LD:発光素子)、32はHD−DVD再生光
信号を受光するホトダイオード(PD:受光素子)、3
3、34はビームスプリッタ、35は780nmの波長
の光を集光する集光レンズ、36は650nmの波長の
光を集光する集光レンズ、37は405nmの波長の光
を集光する集光レンズ、38は凹レンズである。
【0044】この光ピックアップ装置は、DVDの記録
・再生、CDの記録・再生のいずれか一方、または双方
の有限共役比が、各々の光源である半導体レーザ1、5
を対物レンズ15の近傍に配置しなければならない程小
さく、他の波長の光の光路を塞いでしまう様な場合に有
効である。
【0045】この場合、CDの記録・再生用の半導体レ
ーザ1から発したレーザ光L31、DVDの記録・再生
用の半導体レーザ5から発したレーザ光L21、のいず
れか一方または双方を、集光レンズ35、36により集
光及び収束させて、その焦点の位置を対物レンズ15の
半導体レーザ1、5側共役点と一致(共焦点)させれ
ば、半導体レーザ1、5各々の対物レンズ15からの距
離を一定に保持した状態で有限共役比を小さく保つこと
ができる。
【0046】この光ピックアップ装置では、半導体レー
ザ1から発したレーザ光L31を集光レンズ35により
集光及び収束させることで、その焦点の位置を対物レン
ズ15の半導体レーザ1側の共役点と一致(共焦点)さ
せている。また、半導体レーザ5から発したレーザ光L
21を集光レンズ36により集光させることで、レーザ
光L31の光束の場合よりも対物レンズ15から離れた
位置に、対物レンズ15の半導体レーザ5側の共役点と
一致(共焦点)させるようにしている。この光ピックア
ップ装置では、波長の異なる3つのレーザ光L11、L
21、L31各々に対応してレンズのNAを変化させる
方法は、第1の実施形態と全く同様である。
【0047】本実施形態の光ピックアップ装置によれ
ば、半導体レーザ1、5を対物レンズ15の近傍に配置
しなければならない程小さく、他の波長の光の光路を塞
いでしまう様な場合においても、波長の異なる3つのレ
ーザ光L11、L21、L31各々に対応してレンズの
NAを変化させることができ、CD、DVD及びHD−
DVDのように、情報記録密度およびカバー層の厚みの
異なる3種類の光ディスクの記録・再生を1つの対物レ
ンズ15を用いて行うことができる。
【0048】「第3の実施形態」図4は本発明の第3の
実施形態の光ピックアップ装置を示す断面図であり、本
実施形態の光ピックアップ装置が、上述した第2の実施
形態の光ピックアップ装置と異なる点は、ビームスプリ
ッタ11、34間に凹レンズ(負レンズ)41を挿入し
た点である。
【0049】この光ピックアップ装置では、CDの記録
・再生用の半導体レーザ1から発したレーザ光L32を
集光レンズ35により平行光束または略平行光束とし、
DVDの記録・再生用の半導体レーザ5から発したレー
ザ光L22を集光レンズ36により平行光束または略平
行光束とし、これらの光束をビームスプリッタ11で光
軸を一致させた後、凹レンズ41に入射させる。
【0050】ここで、凹レンズ41を透過した各々の光
束においては、半導体レーザ5から発したレーザ光L2
2の光束の見かけ上の発光点位置が、DVD17の記録
・再生に最適な半導体レーザ5側の共役点に一致し、か
つ、半導体レーザ1から発したレーザ光L32の光束の
見かけ上の発光点位置が、CD16の記録・再生に最適
な半導体レーザ1側の共役点に一致するようにすれば、
半導体レーザ1、5各々の対物レンズ15からの距離を
一定に保持した状態で有限共役比を小さく保つことがで
きる。
【0051】この光ピックアップ装置では、半導体レー
ザ1から発したレーザ光L32は、集光レンズ35によ
り平行光束に変換されてビームスプリッタ11により反
射され、また、半導体レーザ5から発したレーザ光L2
2は、集光レンズ36によりやや収斂する略平行光束に
変換されてビームスプリッタ11を透過する。ビームス
プリッタ11を反射または透過した各々の光束は、光軸
を一致させた後、凹レンズ41により屈折されてビーム
スプリッタ34により反射される。この光ピックアップ
装置では、波長の異なる3つのレーザ光L12、L2
2、L32各々に対応してレンズのNAを変化させる方
法は、第1の実施形態と全く同様である。
【0052】本実施形態の光ピックアップ装置において
も、第2の実施形態の光ピックアップ装置と同様に、波
長の異なる3つのレーザ光L12、L22、L32各々
に対応してレンズのNAを変化させることができ、C
D、DVD及びHD−DVDのように、情報記録密度お
よびカバー層の厚みの異なる3種類の光ディスクの記録
・再生を1つの対物レンズ15を用いて行うことができ
る。
【0053】「第4の実施形態」図5は本発明の第4の
実施形態の光ピックアップ装置の波長選択性ビームスプ
リッタを示す断面図であり、第2及び第3の実施形態の
ビームスプリッタ34に適用可能である。この波長選択
性ビームスプリッタ51は、平板状のガラス基板52の
両面に誘電体多層膜からなる半透過膜53、54が形成
され、波長の異なる3つの光のうち1つ以上の光、例え
ば、405nmの波長のレーザ光L13を透過し、65
0nmの波長のレーザ光L23及び780nmの波長の
レーザ光L33を反射させる構成である。
【0054】図6は本実施形態の波長選択性ビームスプ
リッタ51の分光透過率特性を示す図であり、図中、A
はP偏光の分光透過率特性を、BはS偏光の分光透過率
特性をそれぞれ示している。
【0055】この光ピックアップ装置では、HD−DV
Dの記録・再生用の半導体レーザから発したレーザ光L
13を集光レンズ(またはコリメートレンズ)により平
行光束とし、最も高い開口数(NA1)が0.85とな
るように対物レンズに入射させる過程において、この平
行光束を波長選択性ビームスプリッタ51を透過させる
ようにする。
【0056】また、DVDの記録・再生用の半導体レー
ザから発したレーザ光L23は、集光レンズを屈折・透
過した後、ビームスプリッタを透過する。また、CDの
記録・再生用の半導体レーザから発したレーザ光L33
は、集光レンズを屈折・透過した後、ビームスプリッタ
で反射される。レーザ光L23、L33はビームスプリ
ッタを透過または反射することで光軸が一致し、その
後、波長選択性ビームスプリッタ51で反射される。こ
の様に、波長選択性ビームスプリッタ51は、HD−D
VDの記録・再生用のレーザ光L13を透過させ、か
つ、DVDの記録・再生用のレーザ光L23及びCDの
記録・再生用のレーザ光L33を反射させる機能を有す
る。
【0057】本実施形態の波長選択性ビームスプリッタ
51によれば、平板状のガラス基板52の両面に誘電体
多層膜からなる半透過膜53、54を形成したので、ガ
ラス基板52にそり等の不具合が生じるおそれが無く、
ビームスプリッタとしての分光透過率特性を向上させる
ことができる。したがって、光の透過波面が乱れるおそ
れがなく、十分小さな集光スポットを得ることができ、
波長の異なる3つのレーザ光L13、L23、L33を
効率良く、1つの対物レンズに入射させることができ
る。
【0058】「第5の実施形態」図7は本発明の第5の
実施形態の波長選択性開口制限フィルタ(波長選択性開
口制限素子)を示す断面図であり、図中、図1と同一の
構成要素には同一の符号を付してあり、説明を省略す
る。この波長選択性開口制限フィルタ61は、上述の第
1の実施形態の波長選択性開口制限フィルタ21と同
様、レーザ光L1、L2、L3各々に対応してレンズの
開口数を変化させる素子で、上述したガラス基板23よ
り十分厚みのある円板状のガラス基板(透明基材)62
と、このガラス基板62の一方の主面に形成され一体化
された第1のフィルタ(第1の波長選択部)24と、他
方の主面に形成され一体化された第2のフィルタ(第2
の波長選択部)63とにより構成されている。
【0059】第2のフィルタ63は、上述の第1の実施
形態の第2のフィルタ25と同様、レーザ光L1、L2
を透過する環状の波長選択フィルタ(第3の領域)63
aと、この波長選択フィルタ63aの中心部に形成され
てレーザ光L1〜L3を透過する円形状の透過波面位相
整合膜(第4の領域)63bとを備えている。ここで
は、波長選択フィルタ24aと波長選択フィルタ63a
各々の直径D0は等しいとされ、透過波面位相整合膜6
3bの直径D13は、透過波面位相整合膜24bの直径
D2より大、すなわち表面積が大とされ、これらの中心
は中心軸Ax上にある。
【0060】この波長選択性開口制限フィルタ61で
は、透過波面位相整合膜24bを透過したレーザ光L
2、L3は、ガラス基板62を透過する間に進行方向に
発散し、それぞれの径が大きく広がった状態で第2のフ
ィルタ63に入射することになる。この第2のフィルタ
63では、レーザ光L2は、その直径が直径D2より大
きく広がった状態で波長選択フィルタ63a及び透過波
面位相整合膜63bをそのまま透過し、レーザ光L3
は、その直径が透過波面位相整合膜24bの直径D2よ
り大きく広がるために、透過波面位相整合膜63bの直
径D13を透過波面位相整合膜24bの直径D2より大
(D13>D2)とすることで、レーザ光L3の光量を
有効に利用することができる。なお、レーザ光L2は、
透過波面位相整合膜63bにより波長選択フィルタ63
aとの間で生じる波面の位相が整合される。
【0061】この波長選択性開口制限フィルタ61にお
いても、第1の実施形態の波長選択性開口制限フィルタ
21と同様、波長の異なる3つのレーザ光L1、L2、
L3各々に対応してレンズのNAを変化させることがで
きる。したがって、この波長選択性開口制限フィルタ6
1を光ピックアップ装置に適用すれば、CD、DVD及
びHD−DVDのように、情報記録密度およびカバー層
の厚みの異なる3種類の光ディスクの記録・再生を1つ
の対物レンズを用いて行うことができる。
【0062】なお、本発明の各実施形態では、波長選択
性開口制限素子として波長選択性開口制限フィルタ2
1、61を用いたが、この波長選択性開口制限素子はH
D−DVD記録・再生用の405nmの波長のレーザ光
L1、DVD記録・再生用の650nmの波長のレーザ
光L2、CD記録・再生用の780nmの波長のレーザ
光L3各々に対応してレンズの開口数を変化させるもの
であればよく、波長選択性開口制限フィルタ21、61
の替わりに、液晶シャッタ、あるいはホログラム素子を
用いてもよい。
【0063】また、本発明の各実施形態では、波長選択
フィルタ及び透過波面位相整合膜の外形形状を円形とし
たが、形状は1つの態様を示したものであるから、円形
に限定されることはない。例えば、発光時のレーザ光の
断面形状に合わせて楕円形とする等、様々な形状が可能
である。さらに、透過波面位相整合膜24b、25b
(63b)各々の直径は、第1のフィルタ24と第2の
フィルタ25(63)との間の距離、レーザ光L1〜L
3の広がり等を考慮して設定すればよく、これらの間の
大小関係は上述した各実施形態に限定されない。
【0064】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の請求項1記
載の波長選択性開口制限素子によれば、光軸上に、第1
のフィルタ及び第2の波長選択部を配置し、前記第1の
波長選択部を、前記第1の光のみを透過する第1の領域
と、該第1の領域内に形成されて前記第1ないし第3の
光を透過する第2の領域とを備えたものとし、前記第2
の波長選択部を、前記第1及び第2の光のみを透過する
第3の領域と、該第3の領域内に形成されて前記第1な
いし第3の光を透過する第4の領域とを備えたので、波
長の異なる3つの光各々に対応してレンズのNA(開口
数)を変化させることができ、情報記録密度およびカバ
ー層の厚みの異なる3種類の光ディスクを1つの対物レ
ンズを用いて記録・再生を行うことができる。
【0065】前記第2の領域を、前記第1の領域との間
で透過する前記第1の光の波面の位相を整合する透過波
面位相整合膜とし、前記第4の領域を、前記第3の領域
との間で透過する前記第1及び第2の光の波面の位相を
整合する透過波面位相整合膜とすれば、第1の波長選択
部を透過する第1の光の波面の位相、及び第2の波長選
択部を透過する第1及び第2の光の波面の位相を揃える
ことができ、したがって、第1ないし第3の光各々の波
面の位相を整合することで各々の光のコヒーレント性を
向上させることができる。
【0066】請求項5記載の波長選択性ビームスプリッ
タによれば、波長の異なる3つの光のうち1つ以上の光
を透過し、他の光を反射させる波長選択性ビームスプリ
ッタであり、透明基材の両面に半透過膜を形成したの
で、透明基材に反り等の不具合が生じるおそれが無く、
分光透過率特性を向上させることができる。したがっ
て、光の透過波面が乱れることなく、十分小さな集光ス
ポットを得ることができる。
【0067】請求項7記載の光ピックアップ装置によれ
ば、互いに波長の異なる光を出射させる3つの発光素子
からの出射光を所定の径に絞り込み光情報記録媒体に集
光させ、かつ、該光情報記録媒体からの反射戻り光を集
光・透過させるレンズ系の前記発光素子側に、請求項1
ないし4のいずれか1項記載の波長選択性開口制限素子
を備えたので、波長の異なる3つの光各々に対応してレ
ンズのNA(開口数)を変化させることができ、情報記
録密度およびカバー層の厚みの異なる3種類の光ディス
クを1つの対物レンズを用いて記録・再生を行うことが
できる。
【0068】以上により、波長の異なる3つの光各々に
対応してレンズの開口数を変化させることができる波長
選択性開口制限素子と波長選択性ビームスプリッタ、及
びCD、DVD、HD−DVD等、情報記録密度および
カバー層の厚みの異なる3種類の光ディスクを1つの対
物レンズを用いて記録・再生を行うことができる光ピッ
クアップ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の光ピックアップ装
置の要部を示す断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態の波長選択性開口制
限フィルタの分光透過率特性を示す図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態の光ピックアップ装
置を示す断面図である。
【図4】 本発明の第3の実施形態の光ピックアップ装
置を示す断面図である。
【図5】 本発明の第4の実施形態の波長選択性ビーム
スプリッタを示す断面図である。
【図6】 本発明の第4の実施形態の波長選択性ビーム
スプリッタの分光透過率特性を示す図である。
【図7】 本発明の第5の実施形態の波長選択性開口制
限フィルタを示す断面図である。
【図8】 従来の光ピックアップ装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体レーザ(発光素子) 2 ホトダイオード(受光素子) 3 ホログラム素子 4 パッケージ 5 半導体レーザ(発光素子) 6 ホトダイオード(受光素子) 7 ホログラム素子 8 パッケージ 11 ビームスプリッタ 12 集光レンズ 13 全反射ミラー 14 波長選択性開口制限フィルタ 15 対物レンズ 16 CD用光ディスク 17 DVD用光ディスク 21 波長選択性開口制限フィルタ(波長選択性開口制
限素子) 22 HD−DVD用光ディスク 23 ガラス基板(透明基材) 24 第1のフィルタ(第1の波長選択部) 24a 波長選択フィルタ(第1の領域) 24b 透過波面位相整合膜(第2の領域) 25 第2のフィルタ(第2の波長選択部) 25a 波長選択フィルタ(第3の領域) 25b 透過波面位相整合膜(第4の領域) 31 半導体レーザ(発光素子) 32 ホトダイオード(受光素子) 33、34 ビームスプリッタ 35、36、37 集光レンズ 38 凹レンズ 41 凹レンズ 51 波長選択性ビームスプリッタ 53、54 半透過膜 61 波長選択性開口制限フィルタ(波長選択性開口制
限素子) 62 ガラス基板(透明基材) 63 第2のフィルタ(第2の波長選択部) 63a 波長選択フィルタ(第3の領域) 63b 透過波面位相整合膜(第4の領域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹谷 智良 神奈川県横浜市鶴見区菅沢町2−7 株式 会社サムスン横浜研究所内 Fターム(参考) 5D119 AA11 AA22 AA41 BA01 DA01 DA05 JA26 JA58 JB02 LB07 5D789 AA11 AA22 AA41 BA01 DA01 DA05 JA26 JA58 JB02 LB07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長の異なる第1ないし第3の光各々に
    対応してレンズの開口数を変化させる波長選択性開口制
    限素子であって、 光軸上に、第1の波長選択部及び第2の波長選択部を配
    置し、 前記第1の波長選択部は、前記第1の光のみを透過する
    第1の領域と、該第1の領域内に形成されて前記第1な
    いし第3の光を透過する第2の領域とを備え、 前記第2の波長選択部は、前記第1及び第2の光のみを
    透過する第3の領域と、該第3の領域内に形成されて前
    記第1ないし第3の光を透過する第4の領域とを備えて
    いることを特徴とする波長選択性開口制限素子。
  2. 【請求項2】 前記第2の領域及び前記第4の領域の中
    心は、光軸上にあることを特徴とする請求項1記載の波
    長選択性開口制限素子。
  3. 【請求項3】 前記第2の領域は、前記第1の領域との
    間で、透過する前記第1の光の波面の位相を整合する透
    過波面位相整合膜からなり、前記第4の領域は、前記第
    3の領域との間で、透過する前記第1及び第2の光の波
    面の位相を整合する透過波面位相整合膜からなることを
    特徴とする請求項1または2記載の波長選択性開口制限
    素子。
  4. 【請求項4】 前記第1の波長選択部及び第2の波長選
    択部は、透明基材を挟んで一体化されていることを特徴
    とする請求項1、2または3記載の波長選択性開口制限
    素子。
  5. 【請求項5】 波長の異なる3つの光のうち1つ以上の
    光を透過し、他の光を反射させる波長選択性ビームスプ
    リッタであって、 透明基材の両面に半透過膜を形成してなることを特徴と
    する波長選択性ビームスプリッタ。
  6. 【請求項6】 前記半透過膜は、誘電体多層膜であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の波長選択性ビームスプリ
    ッタ。
  7. 【請求項7】 互いに波長の異なる光を出射させる3つ
    の発光素子と、これらの発光素子からの出射光を所定の
    径に絞り込み光情報記録媒体に集光させ、かつ、該光情
    報記録媒体からの反射戻り光を集光・透過させるレンズ
    系と、この反射戻り光を検知する受光素子とを備えた光
    ピックアップ装置において、 前記レンズ系の前記発光素子側に、請求項1ないし4の
    いずれか1項記載の波長選択性開口制限素子を備えてな
    ることを特徴とする光ピックアップ装置。
  8. 【請求項8】 前記波長選択性開口制限素子の前記発光
    素子側に、凹レンズを備えてなることを特徴とする請求
    項7記載の光ピックアップ装置。
  9. 【請求項9】 前記レンズ系に、請求項5または6記載
    の波長選択性ビームスプリッタを備えてなることを特徴
    とする請求項7または8記載の光ピックアップ装置。
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