JPH10320815A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JPH10320815A
JPH10320815A JP9144778A JP14477897A JPH10320815A JP H10320815 A JPH10320815 A JP H10320815A JP 9144778 A JP9144778 A JP 9144778A JP 14477897 A JP14477897 A JP 14477897A JP H10320815 A JPH10320815 A JP H10320815A
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JP
Japan
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wavelength
objective lens
laser
laser beam
filter
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JP9144778A
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English (en)
Inventor
Tokuhiro Suzuki
徳浩 鈴木
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の厚さが異なる複数種類の光ディスクを
共通に記録または再生するための光ピックアップ装置を
簡単な構成で実現する。 【解決手段】 半導体レーザ20からはDVD用の波長
635nmのレーザ光22が出射される。光検出一体型
レーザモジュール32からはCD用の波長780nmの
レーザ光34が出射される。波長偏光フィルタ30はレ
ーザ光22を直角に反射し、レーザ光34を透過する。
波長制限フィルタ42はレーザ光22をそのまま透過
し、レーザ光34を外径を制限して透過する。レーザ光
22,34は対物レンズ44で集束される。レーザ光2
2はDVDの基板の薄い記録面18に焦点を結んでビー
ムスポット22aを形成する。レーザ光34はCDの基
板の厚い記録面16に焦点を結んでビームスポット34
aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基板の厚さが異
なる複数種類の光ディスクを記録または再生するための
光ピックアップ装置に関し、簡単な構成でこれを実現し
たものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクには様々な規格があり、1台
の記録装置または再生装置で複数種類の光ディスクを記
録または再生可能にすることが要求されている。例えば
CD(コンパクト・ディスク)とDVD(ディジタル・
ビデオ・ディスク)では、CDが厚さが1.2mmの基
板1枚で構成されているのに対し、DVDは厚さが0.
6mmの基板を2枚貼り合わせた構造である。光ピック
アップ装置の対物レンズは、ディスクの厚さが設計値か
らずれると、収差のためにレーザ光を絞り込むことがで
きなくなる。このため、DVDの厚さ0.6mmの基板
用に設計した対物レンズは、そのままではCDに適用で
きない。CDとDVDの両方に対応するために、CD用
とDVD用で別々の光ピックアップ装置を用意してこれ
らを切り換えて使用することが考えられるが、このよう
にすると構造が複雑になり、コストがかさむ。
【0003】そこで、1つの光ピックアップ装置を用い
てCDとDVDの両方を再生できるようにするための工
夫が様々提案されている。その1つの方式として、2レ
ンズ方式がある。これは、CD用とDVD用の2つの対
物レンズを持ち、対物レンズを切り換えることでそれぞ
れの再生を行うようにしたものである。また、別の方式
として、2焦点方式がある。これは、ホログラムレンズ
を用いてCD用の深い焦点とDVD用の浅い焦点を得て
それぞれの再生を行うようにしたものである。さらに、
別の方式として、液晶シャッター方式がある。これは、
液晶シャッターを利用して見掛け上レンズの開口数を変
化させて、シャッター閉状態でCD用の大きいビームス
ポット径で厚い基板の焦点を得て、シャッター開状態で
DVD用の小さいビームスポット径で薄い基板の焦点が
得られるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記2レンズ方式では
2個の対物レンズとこれら2個の対物レンズを切り換え
るための機構が必要であり、構成が複雑になっていた。
また、前記2焦点方式では、レーザ光をCD用とDVD
用に分けるため、それぞれの光量が減り、記録用光ピッ
クアップ装置としては使用できなかった。また、ホログ
ラムレンズは製作が難しかった。また、前記液晶シャッ
ター方式は、液晶パネルとこれをオン、オフ駆動するた
めの駆動装置(電気回路等)が必要であった。また、い
ずれの方式もDVD用の波長635(650)nmのレ
ーザ光を用いており、CD−ROMは再生できるもの
の、波長780nmのレーザ光を必要とするCD−R
(CDレコーダブル)は再生することができなかった。
【0005】CD−Rを再生できるようにするために、
1つの光ピックアップ装置にCD−ROMおよびCD−
R用の波長780nmのレーザ光を出射する光学系とD
VD用の波長635(650)nmのレーザ光を出射す
る光学系を別々に具えた方式もあるが、対物レンズが2
個必要になるなど2つの光学系が必要になるため構成が
複雑となっていた。
【0006】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、基板の厚さが異なる複数種類の光ディス
クを簡単な構成で記録または再生できるようにした光ピ
ックアップ装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の光ピックアッ
プ装置は、対物レンズと、この対物レンズの光軸上に配
設された波長制限フィルタとを具備し、前記光軸上には
波長が異なる2種類のレーザ光が共通に通され、前記波
長制限フィルタは、その中央部に前記2種類のレーザ光
の両方を透過する部分とその周囲に一方のレーザ光を透
過し他方のレーザ光を遮断して当該他方のレーザ光に対
する前記対物レンズの有効径を当該一方のレーザ光に対
する前記対物レンズの有効径よりも狭める部分を有し、
前記波長制限フィルタおよび前記対物レンズを透過した
レーザ光を光ディスクの記録面に照射してなるものであ
る。
【0008】これによれば、波長制限フィルタの作用に
より、2種類のレーザ光のうち一方のレーザ光に対する
対物レンズの有効径は大きく確保されるので、見掛け上
の開口数は大きくなる。したがって、対物レンズを前記
一方のレーザ光を使用する薄い基板の光ディスク用に設
計することにより、薄い基板の光ディスクの記録または
再生を行うことができる。これに対し、他方のレーザ光
に対する対物レンズの有効径は狭められるので、見掛け
上の開口数は小さくなり、収差の影響が小さくなる。し
たがって、対物レンズが前記一方のレーザ光を使用する
薄い基板の光ディスク用に設計されていても、厚い基板
の光ディスクの記録または再生を行うことができる。
【0009】尚、前記一方のレーザ光の波長を前記他方
のレーザ光の波長よりも短波長とすれば当該一方のレー
ザ光に対する開口数が大きいことと相まって、当該一方
のレーザ光によるビームスポット径を小さく絞ることが
でき、高密度記録光ディスクの記録、再生に適したもの
となる。例えば、前記一方のレーザ光の波長を635
(または650)nmとし、前記他方のレーザ光の波長
を780nmに設定すれば、前記一方のレーザ光で高記
録密度光ディスクでかつ基板厚が薄い(0.6mm厚)
DVD(DVD,DVD−ROM,DVD−R,DVD
−RAM等)の記録、再生を行うことができ、前記他方
のレーザ光で基板厚が厚い(1.2mm厚)CD(C
D,CD−ROM,CD−R,CD−RW等)の記録、
再生を行うことができる。
【0010】また、この発明によれば、対物レンズ等の
光学系を2個用意する必要がなく、しかも対物レンズの
切換や液晶パネルのオン、オフ駆動のための駆動機構や
駆動装置が不要なため、簡単な構成で実現でき、コスト
も安価にすることができる。
【0011】なお、前記波長制限フィルタは、前記対物
レンズの下面に対面して配設し、当該対物レンズに連結
して、当該対物レンズのアクチュエータの駆動により当
該対物レンズとともに動くように配設することができ
る。これにより、対物レンズのトラッキング動作やフォ
ーカシング動作の影響を受けることなく各レーザ光のビ
ームスポットを安定に光ディスクの記録面に照射するこ
とができる。
【0012】また、前記2種類のレーザ光を対物レンズ
と波長制限フィルタの光軸に共通に通すための構成とし
ては、例えば前記2種類のレーザ光を発振する2個のレ
ーザ源と、この発振された2種類のレーザ光のうち一方
のレーザ光を反射し、他方のレーザ光を透過するフィル
タ面を有し、このフィルタ面の一面に前記一方のレーザ
光を入射して反射し、当該フィルタの他面に前記他方の
レーザ光を入射して透過して、これら2種類のレーザ光
を前記対物レンズと前記波長制限フィルタの前記光軸上
に共通に通す波長偏光フィルタで構成することができ
る。この場合、光ディスクからの戻り光を検出するため
の構成としては、例えば前記光ディスクの記録面で反射
され前記対物レンズおよび前記波長制限フィルタを透過
し前記波長偏光フィルタで反射された前記一方のレーザ
光の戻り光を受光する第1の光検出器と、前記光ディス
クの記録面で反射され前記対物レンズ、前記波長制限フ
ィルタおよび前記波長偏光フィルタを透過した前記他方
のレーザ光の戻り光を受光する第2の光検出器とで構成
することができる。
【0013】尚、前記一方のレーザ光の波長が780n
m、前記他方のレーザ光の波長が635nmまたは65
0nmである場合、前記対物レンズと前記波長制限フィ
ルタの組合せによる開口数が、前記一方の波長に対して
0.3以上0.4以下となり、前記他方のレーザ光の波
長に対してほぼ0.6となるように前記波長制限フィル
タを構成することにより、CD(CD,CD−ROM,
CD−R,CD−RW等)を高品位で記録または再生す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を以下説明
する。図1はこの発明による光ピックアップ装置10内
の構成を示したものである。この光ピックアップ装置1
0はCD(CD,CD−ROM,CD−R,CD−RW
等)とDVD(DVD,DVD−ROM,DVD−R,
DVD−RAM等)を記録または再生するように構成し
たものである。光ピックアップ装置10は、ボデー12
全体が送り機構によって光ディスク14(CDまたはD
VD)の径方向に駆動されて、記録または再生を行う。
光ディスク14の記録面は、CDの場合下面から1.2
mmの位置にあり(記録面16)、DVDの場合下面か
ら0.6mmの位置にある(記録面18)。
【0015】半導体レーザ20からは、DVD用の波長
635nm(または650nm)の記録用または再生用
のレーザ光22が光ディスク14の面に平行な方向に出
射される。レーザ光22の光軸24上には、コリメータ
レンズ26、偏光ビームスプリッタ28、1/4波長板
29(635nm用)、波長偏光フィルタ30が順次配
列されている。レーザ光22はコリメータレンズ26で
発散光から平行光に変換され、偏光ビームスプリッタ2
8を透過して1/4波長板29で直線偏光から円偏光に
変換され、波長偏光フィルタ30に入射される。
【0016】光検出一体型レーザモジュール32は半導
体レーザと光検出器を同軸上に一体化して構成したもの
で、従来からCDプレーヤ等で実用化されているホログ
ラムレーザ等で構成することができる。同モジュール3
2内の半導体レーザからは、CD用の波長780nmの
記録用または再生用のレーザ光34が光ディスク14の
面に垂直な方向に出射される。レーザ光34の光軸36
上には、コリメータレンズ38、波長偏光フィルタ3
0、波長制限フィルタ42、対物レンズ44が順次配列
されている。レーザ光34はコリメータレンズ38で発
散光から平行光に変換され、波長偏光フィルタ30に入
射される。波長制限フィルタ42と対物レンズ44は光
軸を一致させて機械的に連結されており、トラッキング
アクチュエータ43およびフォーカスアクチュエータ4
5の駆動により、トラッキング方向およびフォーカス方
向に一緒に駆動される。
【0017】波長偏光フィルタ30は、入射光をその波
長に応じて選択的に反射しあるいは透過する性質を有す
るもので、例えばダイクロイックミラー等で構成するこ
とができる。波長偏光フィルタ30内には、この反射あ
るいは透過を行うためのフィルタ面46がレーザ光2
2,34の光軸24,36に対しそれぞれ45°傾けて
構成されている。フィルタ面46の特性例を図2に示
す。これによれば、フィルタ面46は波長635nm
(または650nm)のレーザ光22はS波、P波とも
反射し、波長780nmのレーザ光34はS波、P波と
も透過するように構成されている。したがって、波長偏
光フィルタ30に入射されたレーザ光22は、フィルタ
面46の一面46aで直角に反射されて、光ディスク1
4の面に垂直な光軸36上に導かれる。また、波長偏光
フィルタ30に入射されたレーザ光34は、フィルタ面
46の他面46bから入射され、フィルタ面46を透過
して、光軸36上に導かれる。
【0018】波長偏光フィルタ30から同軸上に出射さ
れたレーザ光22,34は波長制限フィルタ42に入射
される。波長制限フィルタ42の構成例を図3に示す。
波長制限フィルタ42は、円形の透明ガラス板48の一
面に波長制限フィルタ膜50をリング状に成膜して構成
されている。ガラス板48の外径はレーザ光22,34
の外径よりも大きく形成され、波長制限フィルタ膜50
の開口部50aはレーザ光22,34の外径よりも小さ
く形成されている。
【0019】波長制限フィルタ膜50は、入射光をその
波長に応じて選択的に反射(もしくは吸収)しあるいは
透過する性質を有するもので、例えばダイクロイックフ
ィルタ等で構成することができる。波長制限フィルタ膜
50の特性例を図4に示す。これによれば、波長制限フ
ィルタ膜50は波長635nm(または650nm)の
レーザ光22を透過し、波長780nmのレーザ光34
を反射もしくは吸収するように構成されている。したが
って、レーザ光22は波長制限フィルタ膜50およびガ
ラス板48をそのまま透過する。また、レーザ光34は
波長制限フィルタ膜50に当たった部分が反射または吸
収され、開口部50a内の部分が開口部50aおよびガ
ラス板48を透過して外径が狭められる。
【0020】波長制限フィルタ42を透過したレーザ光
22,34は、対物レンズ44に入射される。対物レン
ズ44は0.6mm厚の基板の表面から入射したレーザ
光22が記録面18に焦点を結ぶようにDVD用に設計
された対物レンズで、それ自身の開口数(NA)は約
0.6に設定されている。また、対物レンズ44と波長
制限フィルタ42の組合せによる開口数(NA)は、C
D用の波長780nmのレーザ光34に対して0.3以
上0.4以下に設定する。すなわち、開口数が0.3よ
り小さくなると、スポット径が大きくなりCDが良好に
再生できなくなる。また、開口数が0.4より大きくな
ると、DVD用に設計された対物レンズ44を用いてい
るため、周辺の光からの収差が大きくなり、CDが良好
に再生できなくなる。開口数0.3以上0.4以下の範
囲がCDを良好に再生できる範囲である。尚、DVD用
の波長635nmのレーザ光22に対する開口数は対物
レンズ44自身の開口数すなわち約0.6となる。
【0021】波長635nmのDVD用のレーザ光22
は、対物レンズ44で集束されて、光ディスク14(D
VD)の浅い記録面18に焦点を結んでビームスポット
22aを形成し、記録または再生を行う。また、波長7
80nmのCD用のレーザ光34は、対物レンズ44で
集束されるが、波長制限フィルタ42で小径とされてい
るため、レーザ光34に対する対物レンズ44の有効径
は見掛け上狭められている。このため、基板厚違いによ
る収差の影響が小さくなり、レーザ光34は光ディスク
14(CD)の深い記録面16に焦点を結んでビームス
ポット34aを形成し、記録または再生を行う。尚、半
導体レーザ20と光検出一体型レーザモジュール32
は、使用する光ディスク14がDVDかCDかに応じて
いずれか一方が駆動されて、レーザ光22とレーザ光3
4のうちいずれか一方が出射される。
【0022】光ディスク14の記録面18,16からの
戻り光22′,34′は、対物レンズ44で平行光にさ
れ、波長制限フィルタ42を透過する(戻り光34′は
この時も透過制限を受ける。)。そして、波長635n
mの戻り光22′は波長偏光フィルタ30のフィルタ面
46で直角に反射され、1/4波長板29で円偏光から
直線偏光に変換され、さらに偏光ビームスプリッタ28
で直角に反射され、検出レンズ52で平行光から集束光
に変換され、シリンドリカルレンズ53を通り光検出器
54で受光される。DVDの記録または再生時には、光
検出器54の検出信号に基づいて信号の再生、トラッキ
ング制御、フォーカス制御等が行われる。尚、半導体レ
ーザ20と光検出器54を一体化して光検出一体型レー
ザモジュールとして構成して、偏光ビームスプリッタ2
8、1/4波長板29、検出レンズ52、シリンドリカ
ルレンズ53を不要にすることもできる。
【0023】また、波長780nmの戻り光34′は波
長偏光フィルタ30をそのまま透過して、コリメータレ
ンズ38で平行光から集束光に変換され、光検出一体型
レーザモジュール32内の光検出器で受光される。CD
の記録または再生時には、この光検出器の検出信号に基
づいて信号の再生、トラッキング制御、フォーカス制御
等が行われる。尚、光検出一体型レーザモジュール32
を半導体レーザと光検出器に分けて構成し、コリメータ
レンズ38と波長偏光フィルタ30との間に偏光ビーム
スプリッタおよび1/4波長板(780nm用)を配置
して、戻り光34′の光路をここでレーザ光34の光路
と分離して検出レンズおよびシリンドリカルレンズを介
して光検出器に入射する構成にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示す光ピックアップ
装置のボデー内の光学系の構成を示す側面図である。
【図2】 図1の波長偏光フィルタ30のフィルタ面4
6の光学特性例を示す図である。
【図3】 図1の波長制限フィルタ42の平面図および
断面図である。
【図4】 図3の波長制限フィルタ膜50の光学特性例
を示す図である。
【符号の説明】
10 光ピックアップ装置 14 光ディスク 16 記録面(CD) 18 記録面(DVD) 20 半導体レーザ(レーザ源) 22,34 レーザ光 22′,34′ 戻り光 30 波長偏光フィルタ 32 光検出器一体型レーザモジュール(レーザ源、第
2の光検出器) 36 光軸(対物レンズの光軸) 42 波長制限フィルタ 43 トラッキングアクチュエータ 45 フォーカスアクチュエータ 44 対物レンズ 46 フィルタ面 46a フィルタ面の一面 46b フィルタ面の他面 50 波長制限フィルタ膜(波長制限フィルタの2種類
のレーザ光の一方を透過し他方を遮断する部分) 50a 開口部(波長制限フィルタの2種類のレーザ光
の両方を透過する部分) 54 光検出器(第1の光検出器)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズと、この対物レンズの光軸上に
    配設された波長制限フィルタとを具備し、 前記光軸上には波長が異なる2種類のレーザ光が共通に
    通され、 前記波長制限フィルタは、その中央部に前記2種類のレ
    ーザ光の両方を透過する部分とその周囲に一方のレーザ
    光を透過し他方のレーザ光を遮断して、当該他方のレー
    ザ光に対する前記対物レンズの有効径を当該一方のレー
    ザ光に対する前記対物レンズの有効径よりも狭める部分
    を有し、 前記波長制限フィルタおよび前記対物レンズを透過した
    レーザ光を光ディスクの記録面に照射してなる光ピック
    アップ装置。
  2. 【請求項2】前記波長制限フィルタが、前記対物レンズ
    の下面に対面して配設され、当該対物レンズに連結され
    て当該対物レンズのアクチュエータの駆動により当該対
    物レンズとともに動くように配設されている請求項1記
    載の光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】前記2種類のレーザ光を発振する2個のレ
    ーザ源と、 この発振された2種類のレーザ光のうち一方のレーザ光
    を反射し、他方のレーザ光を透過するフィルタ面を有
    し、このフィルタ面の一面に前記一方のレーザ光を入射
    して反射し、当該フィルタの他面に前記他方のレーザ光
    を入射して透過して、これら2種類のレーザ光を前記対
    物レンズと前記波長制限フィルタの前記光軸上に共通に
    通す波長偏光フィルタとをさらに具備してなる請求項1
    または2記載の光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】前記光ディスクの記録面で反射され前記対
    物レンズおよび前記波長制限フィルタを透過し前記波長
    偏光フィルタで反射された前記一方のレーザ光の戻り光
    を受光する第1の光検出器と、 前記光ディスクの記録面で反射され前記対物レンズ、前
    記波長制限フィルタおよび前記波長偏光フィルタを透過
    した前記他方のレーザ光の戻り光を受光する第2の光検
    出器とをさらに具備してなる請求項3記載の光ピックア
    ップ装置。
  5. 【請求項5】前記一方のレーザ光の波長が780nm、
    前記他方のレーザ光の波長が650nmまたは635n
    mであり、前記対物レンズと前記波長制限フィルタの組
    合せによる開口数が、前記一方の波長に対して0.3以
    上0.4以下に設定され、前記他方のレーザ光の波長に
    対してほぼ0.6に設定されている請求項1から4のい
    ずれかに記載の光ピックアップ装置。
JP9144778A 1997-05-19 1997-05-19 光ピックアップ装置 Pending JPH10320815A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6345029B1 (en) 1997-08-30 2002-02-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical pickup apparatus and method
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KR100477259B1 (ko) * 2002-03-26 2005-03-17 삼성전기주식회사 파장 선택성 개구 제한 소자와 파장 선택성 빔 분할기 및이를 구비한 광 픽업장치

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