JP2003296687A - Icカード - Google Patents
IcカードInfo
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Abstract
ICキャリアの外周に形成されたスリット部に設けられ
たブリッジに対して、その応力が集中しないようにし
て、曲げ応力によりブリッジが切断するのを防止したI
Cカードを提供する。 【解決手段】 板状枠体と、前記板状枠体の内側に取り
外し可能に形成された機器装着用のICキャリアとを有
するICカードであって、前記ICキャリアの外周に形
成されたスリット部と、前記スリット部を介して前記板
状枠体の所定部分とを接続するブリッジと、前記ブリッ
ジが形成された近傍の前記板状枠体に、曲げ応力を緩和
させるための応力緩和溝と、が設けられていることを特
徴とする。
Description
けられたICモジュールを搭載した小型のICキャリア
と板状枠体とを備えたICカードに関する。
票SIM(Subscriber Identity
Module)やUIM(User Identity
Module)等に使用するICキャリアは、小型の
基材(15×25mm程度)にCPUやメモリ及び電極
などを一体化させた構成を有するICモジュールを搭載
したものが使用されている。そして、携帯電話機のユー
ザは、必要に応じてSIMやUIM等に使用するこれら
のICキャリアを、携帯電話機に装着させて使用する場
合がある。
ード30は、例えば図8に示すように、ICキャリア3
1の外周において板状枠体32との間にスリット部33
が設けられ、またこのスリット部33を介して板状枠体
32の所定部分とを接続するブリッジ34が複数箇所に
形成されて、ブリッジ34から切り取ることで、ICキ
ャリア35の部分のみを取り外して使用できるように構
成されている。
いては、ICカード30に曲げ応力がかかった場合にブ
リッジ34が破壊されてしまい、板状枠体32からIC
キャリア31が不用意に落ちる危険性があるという問題
がある。また、曲げ応力により、一部のブリッジ34が
破壊されることで、ICキャリア31が板状枠体32か
ら簡単に外れやすくなるなどの不都合が生じるという問
題がある。
止するために、例えばブリッジが破壊されにくいように
ブリッジの部分を補強した場合には、板状枠体32から
ICキャリア31を取り外す際に簡単にブリッジを切断
することができないという支障が生じたり、板状枠体3
2から取り外したICキャリア31に丈夫なバリが残
り、このバリの影響でICキャリア31を携帯電話機な
どの装着部に装着する時に、バリが装着の邪魔をして正
確な位置に装着できないという問題が生じる恐れがあ
る。
に曲げ応力がかかった場合でも、ICキャリアの外周に
形成されたスリット部に設けられたブリッジに対して、
その応力が集中しないようにして、曲げ応力によりブリ
ッジが切断するのを防止したICカードを提供する。
板状枠体と、前記板状枠体の内側に取り外し可能に形成
された機器装着用のICキャリアとを有するICカード
であって、前記ICキャリアの外周に形成されたスリッ
ト部と、前記スリット部を介して前記板状枠体の所定部
分とを接続するブリッジと、前記ブリッジが形成された
近傍の前記板状枠体に、曲げ応力を緩和させるための応
力緩和溝と、が設けられていることを特徴とする。
和溝が、前記板状枠体を打抜かれた状態で形成されてい
ることを特徴とする。
和溝が、前記板状枠体の一方の面から凹状に形成されて
いることを特徴とする。
和溝が、前記板状枠体の中心部近傍に形成されているこ
とを特徴とする。
ジが複数設けられ、各々のブリッジに対して応力緩和溝
が設けられていることを特徴とする。
形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明
の第1実施形態に係るICカードの平面図、図2は、図
1のA−A線断面図、図3は、図1のB−B線断面図、
図4は、図2に示す状態においてICキャリアを板状枠
体から取り外した状態を示す断面図、図5は、本発明の
第1実施形態に係るICカードにおいて、ICキャリア
を板状枠体から取り外した状態を示した一部平面図、図
6は、本発明の第2実施形態に係るICカードの平面
図、図7は、図6のC−C線断面図、図8は、図6のD
−D線断面図、図9は、従来のICカードを示す平面
図、図10は、従来のICカードから取り外したICキ
ャリアの平面図である。
ードを、図1乃至図5に基づいて説明する。このICカ
ード1Aは、コアシート2と、コアシート2の両面に設
けられたオーバーシート3,4とにより積層されたカー
ド基材5を有し、このカード基材5のうち外側の枠体で
ある板状枠体6と、この板状枠体6の内部に設けられて
必要に応じて、板状枠体6から分離可能に形成したIC
モジュール7を有するICキャリア8とにより構成され
ている。尚、コアシート2とオーバーシート3,4は、
塩化ビニル樹脂、PET−G等の樹脂シートなどからな
る。
その一方の角部が傾斜状に切り欠き形成された切り欠き
辺12を有している。図1においては、ICキャリア8
の右下の角部が傾斜状の傾斜状切り欠き辺12を有して
いる。また、ICキャリア8の周縁と板状枠体6との間
には、カード基材5を打抜いて形成されたスリット部9
が設けられている。
すように、ICキャリア8の左側辺と傾斜状切り欠き辺
12の所定箇所とには、スリット部9を介して板状枠体
6と接続状態となるブリッジ10,11がそれぞれ備え
られている。
れた場合に、この曲げ応力が各々のブリッジ10,11
に対して強く影響しないようにするために、この各々の
ブリッジ10,11が形成された近傍の板状枠体6に、
ICカード1Bが曲げられた場合でも、この曲げ応力を
緩和させるための応力緩和溝13,14が形成されてい
る。
3に示すように、板状枠体6が打抜かれた状態で形成さ
れていて、少なくともブリッジ10,11の幅寸法より
も長い寸法を有する溝からなる。
の板状枠体6に形成した応力緩和溝14は、できるだけ
板状枠体6の中心部の近傍に形成することが好ましい。
板状枠体6の中心部の近傍に応力緩和溝14を形成する
ことで、ICカード1Aが天地左右のいずれの方向に対
して曲げ応力が加わっても、応力緩和溝14により応力
の緩和を図ることができる。
示すように、上方または下方から圧力を加えて押し出す
ことでブリッジ10,11が切断され、板状枠体6から
ICキャリア8を分離させることができる。この場合、
ブリッジ10,11の中間付近で切断されるため、IC
キャリア8の外周の所定部分にブリッジ10,11から
切断させた後に生じる残存突起10a,11aが残った
状態となることが予測される。また、板状枠体6側に
も、板状枠体6側における残存突起10b,11bが生
じる。
ードを、図6乃至図8に基づいて説明する。第2実施形
態に係るICカード1Bは、図6に示すように、第1実
施形態に係るICカード1Aと同様の積層構成を有する
カード基材5からなると共に、板状枠体6と、この板状
枠体6から分離可能に形成したICモジュール7を有す
るICキャリア8とにより構成されている。
枠体6との間には、カード基材5を打抜いて形成された
スリット部9を有し、更にICキャリア8の傾斜状切り
欠き辺12の所定箇所には、スリット部9を介して板状
枠体6と接続状態となるブリッジ11が備えられてい
る。そして、このブリッジ11が形成された近傍の板状
枠体6に曲げ応力を緩和させるための応力緩和溝15が
形成されている。
Bには、第1実施形態に係るICカード1Aに設けられ
たブリッジ10の代わりに、ブリッジ16がICキャリ
ア8の上辺の一部に形成され、ICキャリア8の一部分
でスリット部9を介して板状枠体6の一部分と接続状態
に構成されている。このブリッジ16が形成された近傍
の板状枠体6には、ICカード1Bが曲げられた場合で
も、この曲げ応力を緩和させるための応力緩和溝17が
形成されている。
15,17は、図7及ぶ図8に示すように、カード基材
5の厚みの中間部分までの深さで削り取られて、板状枠
体6の一方の面から凹状になるように形成されている。
限定されず、板状枠体と、前記板状枠体の内側に取り外
し可能に形成された機器装着用のICキャリアとを有す
るICカードであって、ICキャリアの外周に形成され
たスリット部と、このスリット部を介して板状枠体の所
定部分とを接続するブリッジとが設けられている構成を
有するICカードであれば、これらのブリッジが形成さ
れた部分の近傍において、板状枠体に曲げ応力を緩和さ
せるための応力緩和溝を設けていればよい。
ドは、ICカードに曲げ応力がかかった場合でも、IC
キャリアの外周に形成されたスリット部に設けられたブ
リッジの近傍の板状枠体に、曲げ応力を緩和させるため
の応力緩和溝が設けられているので、ブリッジに対し
て、その応力が集中するのを避けることが可能であり、
曲げ応力によりブリッジが切断されるのを防止すること
ができるという効果がある。
図である。
体から取り外した状態を示す断面図である。
て、ICキャリアを板状枠体から取り外した状態を示し
た一部平面図である。
図である。
アの平面図である。
突起 10b,11b 板状枠体側における残存突起 12 傾斜状切り欠き辺 13,14,15,17 応力緩和溝 30 従来のICカード
Claims (5)
- 【請求項1】 板状枠体と、前記板状枠体の内側に取り
外し可能に形成された機器装着用のICキャリアとを有
するICカードであって、 前記ICキャリアの外周に形成されたスリット部と、前
記スリット部を介して前記板状枠体の所定部分とを接続
するブリッジと、前記ブリッジが形成された近傍の前記
板状枠体に、曲げ応力を緩和させるための応力緩和溝
と、が設けられていることを特徴とするICカード。 - 【請求項2】 前記応力緩和溝が、前記板状枠体を打抜
かれた状態で形成されていることを特徴とする請求項1
記載のICカード。 - 【請求項3】 前記応力緩和溝が、前記板状枠体の一方
の面から凹状に形成されていることを特徴とする請求項
1記載のICカード。 - 【請求項4】 前記応力緩和溝が、前記板状枠体の中心
部近傍に形成されていることを特徴とする請求項1記載
のICカード。 - 【請求項5】 前記ブリッジが複数設けられ、各々のブ
リッジに対して応力緩和溝が設けられていることを特徴
とする請求項1記載のICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002098173A JP4011948B2 (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | Icカード |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2002098173A JP4011948B2 (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | Icカード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003296687A true JP2003296687A (ja) | 2003-10-17 |
JP4011948B2 JP4011948B2 (ja) | 2007-11-21 |
Family
ID=29387879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002098173A Expired - Fee Related JP4011948B2 (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | Icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4011948B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009199108A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-09-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 開口部付きカード |
JP2012198701A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-18 | Toshiba Corp | カード状支持体付き個人認証媒体 |
JP2013097433A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 板状枠体付きuim及び板状枠体付きuimの使用方法 |
-
2002
- 2002-04-01 JP JP2002098173A patent/JP4011948B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013097433A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 板状枠体付きuim及び板状枠体付きuimの使用方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4011948B2 (ja) | 2007-11-21 |
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