JP2002236899A - タグ付きicキャリア - Google Patents

タグ付きicキャリア

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JP2002236899A
JP2002236899A JP2001031725A JP2001031725A JP2002236899A JP 2002236899 A JP2002236899 A JP 2002236899A JP 2001031725 A JP2001031725 A JP 2001031725A JP 2001031725 A JP2001031725 A JP 2001031725A JP 2002236899 A JP2002236899 A JP 2002236899A
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Masayuki Ishikawa
石川  雅之
Tetsuo Ono
哲生 大野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の板状枠体を不要にすることで省資源化
を図り、またICキャリアを取り外す際に残存突起によ
り指を切る危険性がなく、更にICキャリアの利用者及
び発行者がICキャリアに関する情報の控えを入手でき
るようにすることで、情報管理を行うことができるよう
にしたタグ付きICキャリアを提供する。 【解決手段】 ICキャリアと、前記ICキャリアの一
辺で分離可能な連接部により連なるタグと、を有するタ
グ付きICキャリアであって、前記タグに、前記ICキ
ャリアの記憶情報もしくは用途または当該ICキャリア
の使用者の情報を表示する表示部を有し、更に前記IC
キャリアもしくは前記タグに、前記ICキャリアの記憶
情報もしくは用途または当該ICキャリアの使用者の情
報を表示する表示部が取り外し可能に設けられているこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICモジュールを
搭載した小型のICキャリアとタグとを備えたタグ付き
ICキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、携帯電話の加入者識別票
となるSIM(SUBSCRIBEDIDENTIFI
CATION MODULE、または、 SUBSCR
IBERIDENTITY MODULE)カードとし
て使用するICキャリアは、小型の基材(15×25m
m程度)にCPUやメモリ及び電極などを一体化したI
Cモジュールを搭載したものが使用されている。そし
て、携帯電話のユーザは、電話加入権に相当する加入者
認識票を取得すれば、共通仕様の携帯電話機にその加入
者認識票であるICキャリアを装着して使用できるよう
になっている。
【0003】従来このICキャリアは、横方向(長手方
向)が約85.6mmで、縦方向(長手方向)が約5
4.0mmを有する規格サイズのICカードにおけるI
Cカードの外縁部分を構成する板状枠体から、ICモジ
ュールを含むICキャリアを取り外せるように形成され
ていた。
【0004】しかしながら、ICカードからSIMカー
ドとなるICキャリアの部分を取り外した後の板状枠体
は、不要部分となり廃棄してしまうので資源の無駄が生
じて好ましくないという問題がある。
【0005】また、板状枠体に各種の表示情報を表示す
ることで、控え用の媒体として用いる場合もあるが、取
り扱いの際に、板状枠体に残存するブリッジ部の残存突
起により、指を引っかけて切る危険性があり問題であ
る。
【0006】更に、板状枠体からICキャリアを取り外
す際に、簡単に取り外しにくく、ICキャリアを取り外
す時に板状枠体に残存するブリッジ部の残存突起によ
り、指を切る危険性があり問題である。
【0007】また、これらのICキャリアは、例えばS
IMカードとして携帯電話内に組み込むと外部から簡単
に見ることができないこともあり、利用者においてもS
IMカードの情報管理を行うことができないで不便であ
る。更に、SIMカードであるICキャリアの発行者に
おいても、顧客に販売したSIMカードに関する情報管
理を行う場合でも、発行したSIMカードの管理情報の
控えを簡単に取ることができないという不便がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の規格
サイズのICカード等のような板状枠体を不要にするこ
とで省資源化を図り、またICキャリアを取り外す際に
板状枠体に残存するブリッジ部の残存突起により、指を
切る危険性がなく、更にICキャリアの利用者及び発行
者が、購入及び発行されたICキャリアに関する情報の
控えを入手できるようにすることで、情報管理を行うこ
とができるようにしたタグ付きICキャリアを提供す
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のタグ付きICキ
ャリアは、ICキャリアと、前記ICキャリアの一辺で
分離可能な連接部により連なるタグと、を有するタグ付
きICキャリアであって、前記タグに、前記ICキャリ
アの記憶情報もしくは用途または当該ICキャリアの使
用者の情報を表示する表示部を有し、更に前記ICキャ
リアもしくは前記タグに、前記ICキャリアの記憶情報
もしくは用途または当該ICキャリアの使用者の情報を
表示する表示部が取り外し可能に設けられていることを
特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記表示部が剥離可能な
シールであることを特徴とする。
【0011】更に、本発明のタグ付きICキャリアは、
ICキャリアと、前記ICキャリアの一辺で分離可能な
連接部により連なるタグと、を有するタグ付きICキャ
リアであって、前記ICキャリアには、前記ICキャリ
アの記憶情報もしくは用途または当該ICキャリアの使
用者の情報を表示する表示部を有する複数のタグが、分
離可能な連接部により連接してなることを特徴とする。
【0012】また、本発明は、前記複数のタグは2枚の
タグからなり、前記ICキャリアの発行者控え用タグと
前記ICキャリアの利用者控え用タグであることを特徴
とする。
【0013】更に、本発明は、前記タグの一部に孔が形
成されていることを特徴とする。また、本発明は、前記
ICキャリアと前記タグが、同一または略同一の幅で連
なっており、一体成形されていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のタグ付きICキャ
リアの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図
1は、本発明のタグ付きICキャリアに係る第1実施形
態の平面図、図2は、本発明のタグ付きICキャリアに
係る実施形態の裏面図、図3は、図1のA−A線断面
図、図4は、図1に示したタグ付きICキャリアの連接
部から切り離した状態を示す平面図、図5は、本発明に
係るタグの孔に棒を差し込んで複数枚のタグを管理して
いる状態を示す斜視図、図6は、本発明のタグ付きIC
キャリアに係る第2実施形態の平面図、図7及び図8
は、本発明のタグ付きICキャリアに係る第2実施形態
の他の例の平面図である。
【0015】本発明に係る第1実施形態のタグ付きIC
キャリア1Aは、ICキャリア2と、このICキャリア
2の一辺に分離可能になるように形成された連接部6に
より連なるタグ3とを有する。このICキャリア2とタ
グ3とは、一体成形されていて、同一または略同一の幅
で連なっている。ICキャリア2は、横方向に長辺を有
する長方形の右下側の一隅付近を、傾斜状に切り取った
切り欠き部4を有し、その他の残りの三隅を丸めたよう
な形状を有する。
【0016】ICキャリア2の右下部分に傾斜状の切り
欠き部4を形成することで、ICキャリア2を例えば携
帯電話にセットする際に正確な取り付けが行えるように
してある。この切り欠き部4の切り欠きの長さは、IC
キャリア2を装着する対象機器の仕様に応じて適応でき
るように定めればよい。
【0017】ICキャリア2は、図1に示すように、外
形の縦寸法が約15mm、横寸法が約25mm程度をし
ていて、これに縦寸法が約10.6mm〜11.8m
m、横寸法が約12.0mm〜13.0mm程度のIC
モジュール7が搭載されている。また、このICキャリ
ア2の右下部分に形成された切り欠き部4の長さは、I
Cキャリア2の右端から約3mm程度の部分から傾斜状
に形成されている。
【0018】更に、ICキャリア2の切り欠き部4を有
する側の短辺が、分離可能な連接部6によりタグ3の短
辺と連接されている。ICキャリア2とタグ3を連接す
る分離可能な連接部6には、切り取り用のミシンまたは
ハーフカットなどの加工が施されていて、ICキャリア
2とタグ3を分離する際に、ICキャリア2とタグ3を
それぞれ持って上下方向に繰り返し折り反すことで容易
に連接部6から切り取ることができるようにしてある。
【0019】また、タグ3は、横方向に長辺を有する長
方形の左下側の一隅付近を、傾斜状に切り取った切り欠
き部5を有し、その他の残りの三隅を丸めたような形状
を有し、タグ3の切り欠き部5を有する側の短辺が、分
離可能な連接部6によりICキャリア2の短辺と連接さ
れている。つまり、このICキャリア2とタグ3とは、
同一または略同一の幅で連なっており、一体成形されて
いる。
【0020】ICキャリア2とタグ3の連接部6側の一
隅にそれぞれ切り欠き部4,5が設けられているので、
切り欠き部4,5が設けられた分だけ連接部6が短くな
り、ICキャリア2からタグ3を切り離す際に簡単に切
り取ることができる。
【0021】そして、ICキャリア2は、ICモジュー
ル7を有し、このICモジュール7の表面には、8個の
電極端子8が2行4列(または4行2列)に形成されて
いる。また、ICキャリア2の表面には、ICキャリア
2のICモジュール7に記憶された記憶情報もしくは用
途または当該ICキャリアの使用者などの情報を表示す
る表示部9を有している。図1においては、ID番号が
表示された状態を示しているが、その他必要に応じて各
種の情報を表示することができる。
【0022】タグ3のICキャリア2から遠い側の一隅
付近には、孔10が形成されており、この孔に棒、紐、
リングを通すことで複数枚のタグ3を紛失せずに管理す
ることができるようにしてある。更に、タグ3の表面に
は、ICキャリア2のICモジュール7に記憶された記
憶情報もしくは用途または当該ICキャリアの使用者な
どの情報を表示する表示部11を有している。
【0023】尚、ICキャリア2またはタグ3の表面に
表示するICキャリア2のICモジュール7に記憶され
た記憶情報もしくは用途または当該ICキャリアの使用
者などの情報は、印刷に限らずプリンターで印字したり
するなど各種の方法で表示すればよい。
【0024】タグ3のICキャリア2から遠い側の一隅
付近には、孔10が形成されており、この孔に棒、紐、
リングを通すことで複数枚のタグ3を紛失せずに管理す
ることができるようにしてある。更に、タグ3の表面に
は、ICキャリア2のICモジュール7に記憶された記
憶情報もしくは用途または当該ICキャリアの使用者な
どの情報を表示する表示部11を有している。
【0025】更に,ICキャリア2の裏面には、ICキ
ャリア2の記憶情報もしくは用途または当該ICキャリ
アの使用者の情報を表示する表示部19を有する剥離可
能なシール20が貼付されている。シール20は、IC
キャリア2の裏面に貼付後に剥離することができる剥離
可能な接着剤21により、一時的にICキャリア2の裏
面に貼付されている。したがって、ICキャリア2の利
用者の必要に応じて、ICキャリア2の裏面からシール
20を剥離し、接着剤21により他の媒体などに貼り替
えることができる。
【0026】本発明に係る第1実施形態のタグ付きIC
キャリア1Aの積層構成について、図3に基づいて説明
する。タグ付きICキャリア1Aは、2枚のセンターコ
アシート12a,12bと、このセンターコアシート1
2a,12bのそれぞれの両面に設けられたオーバーシ
ート13a,13bとにより積層されたカード基材14
を有し、このカード基材14の略中央付近にハーフカッ
ト15が形成され、ICキャリア2の部分とタグ3の部
分とが分離できるようにしてある。このハーフカット1
5は、カード基材の両面側から形成させても、片面側か
ら形成させてもよい。
【0027】また、カード基材14の材料の内、センタ
ーコアシート12a,12bは、塩化ビニル樹脂、PE
T−G、PBT、アクリル、ポリメタクリル酸メチル、
ポリカーボネート、アクリルニトリル−ブタジエン−ス
チレン共重合体(ABS)樹脂またはこれらの樹脂の組
み合わせによるポリマーアロイ樹脂等の各種の硬質樹脂
などの白色樹脂シートを使用することができる。
【0028】オーバーシート13a,13bの材質およ
び厚さは、全光線透過率で測定して80%以上のものが
好ましい。光線透過率の高いものは、目視したときに、
透明で印刷絵柄の色調、美観を損なわずに見ることがで
きる。このようなオーバーシートには、センターコアシ
ート12a,12bとの熱融着性が良好である限り、ポ
リ塩化ビニル、PET−G、ポリカーボネート、ポリメ
タクリル酸メチル、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、酢酸セルロース、ナイロン、
エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物、ポリプロピレ
ン、ポリビニルブチラール、アクリルニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合体樹脂、メタクリル酸メチル−ブ
タジエン−スチレン共重合体樹脂もしくはそれらのポリ
マーアロイ樹脂などの透明樹脂シートを使用することが
できる。
【0029】カード基材14のICキャリア1となる部
分には、凹部16が形成され、この凹部16にICモジ
ュール7が埋設されている。ICキャリア2の部分とタ
グ3の部分のセンターコアシート12aの上面には、そ
れぞれICキャリア2のICモジュール7に記憶された
記憶情報もしくは用途または当該ICキャリアの使用者
などの情報が印刷表示17,18が施されている。
【0030】次に、本発明に係る第1実施形態のタグ付
きICキャリア1Aの製造方法について説明する。厚さ
280μmのセンターコアシート12a,12bとなる
白色塩化ビニル樹脂シートを2枚重ね、その白色塩化ビ
ニル樹脂シートを挟んだ状態で、厚さ100μmのオー
バーシート13a,13bとなる透明な塩化ビニル樹脂
シートを2枚重ね、所定の位置に仮止めして固定し、上
下方向から熱プレスを行なってカード基材14を一体化
する。尚、白色塩化ビニル樹脂シートの表面には、あら
かじめICモジュール7に記憶された記憶情報もしくは
用途または当該ICキャリアの使用者などの情報の印刷
表示17,18が施されているものとする。
【0031】次にカード基材14の中央部にハーフカッ
ト15を形成し、ICキャリア2となる部分とタグ3と
なる部分とに区分けし、カード基材14となる部分の所
定領域にザグリ加工で凹部16を形成する。次に、凹部
16内にICモジュール7を埋設して接着する。そし
て、カード基材14から所定寸法のICキャリア2とな
る部分とタグ3となる部分とを打抜く。
【0032】次に、表面にICモジュール7に記憶され
た記憶情報もしくは用途または当該ICキャリアの使用
者などの情報、例えばID番号などを印字したシール2
0を、剥離可能な接着剤21によりICキャリア2の裏
面に貼付することで、本発明のタグ付きICキャリア1
Aを製造する。
【0033】尚、上記のような熱融着方法に限らず、ポ
リカーボネートやABSなどを用いて射出成形加工によ
りカード基材14を形成してもよい。
【0034】次に、本発明のタグ付きICキャリア1A
を用いて、SIMカードとなるICキャリア2を顧客な
どに発行する手順について説明する。本発明のタグ付き
ICキャリア1AのICモジュール7に、SIMカード
となるICキャリア2を特定できる固有番号であるID
番号情報を記憶させる。更に、このID番号情報は、S
IMカードとなるICキャリア2の表面と、タグ3の表
面、シールの表面に印字するなどして表示する。尚、あ
らかじめID番号情報が定まっている場合には、印刷で
表示させておいてもよい。
【0035】そして、図4に示すように、顧客に発行す
る前にタグ付きICキャリア1Aを接続部6から繰り返
し折り曲げることで、SIMカードとなるICキャリア
2とタグ3とを分離した後、SIMカードとなるICキ
ャリア2を顧客に渡して発行する。また、そのICキャ
リア2から切り離したタグ3は、図5に示すようにタグ
3の孔10を管理用の棒に差し込むことで紛失しないよ
うに管理する。ID番号となるICキャリア2の発行者
は、管理用の棒に差し込まれて保管されたタグ3に表示
されたID番号を見ることで、必要に応じて発行したI
D番号となるICキャリア2の確認を行うことができ
る。
【0036】また、SIMカードとなるICキャリア2
の利用者は、ICキャリア2の裏面からシール20を剥
離して、自らが管理しやすい物や場所などにシール20
を貼るなどしていつでも必要に応じて情報の確認が行え
るようにしておくことができる。
【0037】次に、本発明のタグ付きICキャリアの第
2実施形態を、図5に基づいて説明する。第2実施形態
のタグ付きICキャリア1Bは、ICモジュール7を有
するICキャリア22と、このICキャリア22の一辺
に分離可能になるような連接部25により連なるタグ2
3と、更にこのタグ23の連接部25と対向するもう一
辺側に分離可能になるような連接部26により連なるタ
グ24とを有する。
【0038】各連接部25,26には、切り取り用のミ
シンまたはハーフカットなどの加工が施されていて、I
Cキャリア22と2枚のタグ23,24を切り離す際
に、各片をそれぞれ持って上下方向に繰り返し折り反す
ことで容易に各連接部25,26から切り取ることがで
きるように形成されている。また、タグ24の一部に
は、孔32が形成されていて、この孔に棒、紐、リング
を通すことで複数枚のタグを紛失せずに管理することが
できるようにしてある。
【0039】このICキャリア22とタグ23とタグ2
4の3片は、一体成形されていて、同一または略同一の
幅で連なっている。ICキャリア22は、横方向に長辺
を有する長方形の右下側の一隅付近を、傾斜状に切り取
った切り欠き部27を有し、その他の残りの三隅を丸め
たような形状を有する。
【0040】また、タグ23とタグ24のそれぞれの左
下側の一隅付近にも、傾斜状に切り取ったそれぞれの切
り欠き部28,29を有し、その他の残りの三隅を丸め
たような形状を有する。タグ23とタグ24の表面に
は、前記ICキャリアの記憶情報もしくは用途または当
該ICキャリアの使用者の情報を表示する表示部30,
31をそれぞれ有している。
【0041】第2実施形態のタグ付きICキャリア1B
を使用して利用者にICキャリア22を発行する際に
は、ICモジュール7を有するICキャリア22と、こ
のICキャリア22の一辺に分離可能になるような連接
部25により連なるタグ23の2片を利用者に渡すこと
で、タグ23を利用者控え用タグとし、連接部26の部
分からタグ24を切り離し、タグ24を発行者控え用タ
グとして発行者側でタグ24に形成された孔32に棒、
紐、リングを通すことで、紛失しないようにして管理す
ることができる。したがって、ICキャリア22の発行
者と利用者が、1枚づつのタグを保有することができ、
いつでも必要に応じてタグの表示部の情報を確認するこ
とができる。
【0042】また、ICキャリア22に、利用者控え用
タグであるタグ23と、発行者控え用タグであるタグ2
4と、を分離可能になるような連接部により連なるよう
にした例として、図7または図8に示すように、ICキ
ャリア22に対して上下左右方向にタグ23とタグ24
を連なるように構成してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のタグ付き
ICキャリアは、従来の規格サイズのICカード等のよ
うな板状枠体を用いる必要がないので、カード基材を構
成する材料の省資源化を図ることができ、また従来のよ
うにICキャリアを取り外す際に板状枠体に残存するブ
リッジ部の残存突起により、指を切る危険性もなく安全
にICキャリアを分離でき、更にICキャリアの利用者
及び発行者が、購入及び発行されたICキャリアに関す
る情報の控えを保有することができるので、いつでも必
要に応じてタグの表示部の情報を確認することができ
る。
【0044】また、タグの一部に孔が形成されているの
で紛失を予防でき、更にICキャリアとタグが、同一ま
たは略同一の幅で連なっており、一体成形されているこ
とで製造しやすく管理もしやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタグ付きICキャリアに係る実施形態
の平面図である。
【図2】本発明のタグ付きICキャリアに係る実施形態
の裏面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1に示したタグ付きICキャリアの連接部か
ら切り離した状態を示す平面図である。
【図5】本発明に係るタグの孔に棒を差し込んで複数枚
のタグを管理している状態を示す斜視図である。
【図6】本発明のタグ付きICキャリアに係る第2実施
形態の平面図である。
【図7】本発明のタグ付きICキャリアに係る第2実施
形態の他の例の平面図である。
【図8】本発明のタグ付きICキャリアに係る第2実施
形態の他の例の平面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B タグ付きICキャリア 2,22 ICキャリア 3,23,24 タグ 4,5,27,28,29 切り欠き部 6,25,26 連接部 7 ICモジュール 8 電極端子 9,11,30,31 表示部 10,32 孔 12a,12b センターコアシート 13a,13b オーバーシート 14 カード基材 15 ハーフカット 16 凹部 17,18 印刷表示

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICキャリアと、前記ICキャリアの一
    辺で分離可能な連接部により連なるタグと、を有するタ
    グ付きICキャリアであって、 前記タグに、前記ICキャリアの記憶情報もしくは用途
    または当該ICキャリアの使用者の情報を表示する表示
    部を有し、更に前記ICキャリアもしくは前記タグに、
    前記ICキャリアの記憶情報もしくは用途または当該I
    Cキャリアの使用者の情報を表示する表示部が取り外し
    可能に設けられていることを特徴とするタグ付きICキ
    ャリア。
  2. 【請求項2】 前記表示部が剥離可能なシールであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のタグ付きICキャリア。
  3. 【請求項3】 ICキャリアと、前記ICキャリアの一
    辺で分離可能な連接部により連なるタグと、を有するタ
    グ付きICキャリアであって、 前記ICキャリアには、前記ICキャリアの記憶情報も
    しくは用途または当該ICキャリアの使用者の情報を表
    示する表示部を有する複数のタグが、分離可能な連接部
    により連接してなることを特徴とするタグ付きICキャ
    リア。
  4. 【請求項4】 前記複数のタグは2枚のタグからなり、
    前記ICキャリアの発行者控え用タグと前記ICキャリ
    アの利用者控え用タグであることを特徴とする請求項3
    記載のタグ付きICキャリア。
  5. 【請求項5】 前記タグの一部に孔が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項3に記載のタグ付
    きICキャリア。
  6. 【請求項6】 前記ICキャリアと前記タグが、同一ま
    たは略同一の幅で連なっており、一体成形されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項3に記載のタグ付
    きICキャリア。
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