JP2003295650A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2003295650A
JP2003295650A JP2002097791A JP2002097791A JP2003295650A JP 2003295650 A JP2003295650 A JP 2003295650A JP 2002097791 A JP2002097791 A JP 2002097791A JP 2002097791 A JP2002097791 A JP 2002097791A JP 2003295650 A JP2003295650 A JP 2003295650A
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fixing
roller
heat transfer
transfer member
fixing roller
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English (en)
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Kimiaki Furukawa
公昭 古川
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Publication date
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙を定着ベルトから剥離することができな
かった場合には、剥離できなかったことをユーザに確実
に認識させることができるようにする。 【解決手段】定着ローラ1及びこの定着ローラ1に離間
対向して設けられた加熱ローラ3と、この加熱ローラ3
と定着ローラ1との間に掛け渡されて回転し、加熱ロー
ラ3の熱を定着ローラ1に伝達する定着ベルト6と、こ
の定着ベルト6を介して定着ローラ1に圧接され、定着
ローラ1とにより用紙P上のトナー像を加熱するととも
に加圧して定着させる加圧ローラ2と、定着時に定着ベ
ルト6に付着した用紙Pを定着ベルト6から剥離させる
剥離部材9と、この剥離部材9により剥離されずに定着
ベルト6に付着されたまま搬送され、加熱ローラ3に掛
け渡される定着ベルト6の曲率を小とする部位で剥離さ
れる用紙Pを定着ベルト6に沿うようにガイドして巻き
付けるガイド体17とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子写真
装置に備えられ用紙に転写されたトナー像を定着させる
定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の定着装置は通常、定着ローラと
この定着ローラに圧接する加圧ローラとを備えている。
トナー像が転写された用紙は定着ローラと加圧ローラと
の間のニップ部に送り込まれて通過することにより、加
熱されるとともに加圧されてトナー像が用紙に定着され
る。
【0003】ところで、定着ローラはその内部にヒータ
を備え、このヒータの発熱により加熱される。しかしな
がら、定着ローラを内部から加熱すると、定着ローラの
外表面が使用可能な温度になるまでの時間が長くかかっ
てしまうという不都合がある。
【0004】そこで、近時においては、定着ローラから
離間する位置に加熱ローラを設け、この加熱ローラと定
着ローラとの間に薄肉熱伝達ベルトを掛け渡すものが開
発されている。この定着装置では、加熱ローラで発生し
た熱を薄肉熱伝達ベルトを介して定着ローラの外表面に
伝達することにより直接加熱し、薄肉熱伝達ベルトであ
るため、短時間で使用可能な温度に上昇させることがで
きるようになっている。
【0005】ところで、この熱伝達ベルトを用いるもの
にあっては、定着時において、用紙が熱伝達ベルトに付
着してしまうことがある。このため、剥離部材により用
紙を熱伝達ベルトから剥離するようにしている。
【0006】しかしながら、用紙の搬送方向先端側に高
濃度の画像が転写されていた場合には、低濃度の画像が
転写された場合と比較して剥離ミスが発生し易く、定着
ベルトに用紙が付着してしまうことがある。
【0007】用紙が定着ベルトに付着した場合、定着ベ
ルト全周に渡って完全に巻付いたままになるか、或い
は、加熱ローラに掛け渡される定着ベルトの曲率が小さ
な部位で自然に剥離して定着ベルト周上のスペースに滞
留してしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、用紙が
定着ベルト周上のスペースに滞留すると、ユーザが発見
することが困難となり、放置されてしまうことが多い。
用紙が放置されると、高温状態に長期間さらされること
になり、発煙したり発火し、或いは定着ベルトを損傷さ
せてしまうことがあった。
【0009】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、被定着体を熱伝達部材か
ら剥離することができなかった場合には、剥離できなか
ったことをユーザに確実に認識させ、しかも、剥離でき
なかった被定着体を容易に除去できるようにした定着装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、定着ローラ及びこの定着ロ
ーラに離間対向して設けられた加熱ローラと、この加熱
ローラと前記定着ローラとの間に掛け渡されて回転し、
前記加熱ローラの熱を前記定着ローラに伝達する熱伝達
部材と、この熱伝達部材を介して前記定着ローラに圧接
され、前記定着ローラとにより被定着体を加熱するとと
もに加圧して定着させる加圧ローラと、前記定着時に前
記熱伝達手段に付着した被定着体を前記熱伝達部材から
剥離させる剥離手段と、この剥離手段により剥離されず
に前記熱伝達部材に付着されたまま搬送され、前記加熱
ローラに掛け渡される前記熱伝達部材の曲率を小とする
部位で剥離される被定着体を前記熱伝達部材に沿うよう
にガイドして巻き付けるガイド手段とを具備する。
【0011】請求項4記載の発明は、定着ローラ及びこ
の定着ローラに離間対向して設けられた加熱ローラと、
この加熱ローラと前記定着ローラとの間に掛け渡されて
回転し、前記加熱ローラの熱を前記定着ローラに伝達す
る熱伝達部材と、この熱伝達部材を介して前記定着ロー
ラに圧接され、前記定着ローラとにより被定着体を加熱
するとともに加圧して定着させる加圧ローラと、前記定
着時に前記熱伝達手段に付着した被定着体を前記熱伝達
部材から剥離させる剥離手段と、この剥離手段により剥
離されずに前記熱伝達部材に付着されたまま搬送され、
前記加熱ローラに掛け渡される前記熱伝達部材の曲率を
小とする部位で剥離される被定着体を前記熱伝達部材に
押し付けて巻き付ける押付手段とを具備する。
【0012】請求項6記載の発明は、定着ローラ及びこ
の定着ローラに離間対向して設けられた加熱ローラと、
この加熱ローラと前記定着ローラとの間に掛け渡されて
回転し、前記加熱ローラの熱を前記定着ローラに伝達す
る熱伝達部材と、この熱伝達部材を介して前記定着ロー
ラに圧接され、前記定着ローラとにより被定着体を加熱
するとともに加圧して定着させる加圧ローラと、前記定
着時に前記熱伝達手段に付着した被定着体を前記熱伝達
部材から剥離させる第1の剥離手段と、この第1の剥離
手段により剥離されずに前記熱伝達部材に付着したまま
搬送される被定着体を前記加熱ローラに掛け渡される前
記熱伝達部材の曲率を小とする部位で剥離する第2の剥
離手段と、この第2の剥離手段により剥離された被定着
体を外部に向かってガイドするガイド手段とを具備す
る。
【0013】請求項7記載の発明は、定着ローラ及びこ
の定着ローラに離間対向して設けられた加熱ローラと、
この加熱ローラと前記定着ローラとの間に掛け渡されて
回転し、前記加熱ローラの熱を前記定着ローラに伝達す
る熱伝達部材と、この熱伝達部材を介して前記定着ロー
ラに圧接され、前記定着ローラとにより被定着体を加熱
するとともに加圧して定着させる加圧ローラと、前記加
熱ローラ、定着ローラ及び加圧ローラを回転駆動する駆
動手段と、前記定着時に前記熱伝達手段に付着した被定
着体を前記熱伝達部材から剥離させる剥離手段と、前記
定着ローラと加圧ローラとの間のニップ部を前記被定着
体が所定時間内で通過したか否かを判別する判別手段
と、この判別手段が所定時間を経過しても前記被定着体
が通過しないと判別したことに基づいて前記駆動手段の
駆動を停止させて前記被定着体の搬送方向後端側を前記
ニップ部から突出させる制御手段とを具備する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態
である定着装置を示す構成図である。この定着装置は例
えば電子写真複写機に備えられ、その本体フレームH内
には弾性ローラによって構成される定着ローラ1が設け
られている。この定着ローラ1の下部側には加圧ローラ
2が設けられている。加圧ローラ2は定着ローラ1より
も高硬度の弾性ローラによって構成され、内部にはハロ
ゲンランプ等のヒータ2aが内蔵されている。
【0015】定着ローラ1の上方部には加熱ローラ3が
設けられ、この加熱ローラ3の内部にはハロゲンランプ
等のヒータ4が内蔵されている。定着ローラ1、加圧ロ
ーラ2及び加熱ローラ3は本体フレームHのサイドフレ
ーム部間に互いに平行な状態で回転自在に支持されてい
る。定着ローラ1と加熱ローラ3との間には熱伝達部材
としての定着ベルト6が掛け渡されている。定着ベルト
6はベルト材6aとこのベルト材6aの外面部にコーテ
ィングされた耐熱弾性剥離層6bとを有する。
【0016】定着ローラ1と加圧口―ラ2との軸間距離
は定着ローラ1の半径と加圧ローラ2の半径との和より
も若干短く設定されている。これにより、定着ローラ1
と加圧ローラ2とはお互いに圧力を受けながらニップ部
5を形成し、定着ローラ1が凹んだ状態になっている。
【0017】定着ベルト6の外表面には、シリコーンオ
イルを塗布すると共にこの定着ベルト6の外表面をクリ
ーニングするためのオイル塗布ローラ7が圧接されてい
る。このオイル塗布ローラ7の圧接により、定着ベルト
6に所定のテンションが付与されている。オイル塗布ロ
ーラ7にはクリーナ7aが転接されている。
【0018】定着ローラ1と加圧ローラ2のニップ部5
の用紙導入側には被定着体としての用紙Pをガイドする
ためのガイド体8a,8bが設けられている。定着ロー
ラ1の搬出側には定着ベルト6に付着する用紙Pを剥離
する剥離部材(第1の剥離手段)9が設けられている。
また、ニップ部5の用紙搬送方向下流側には用紙Pを排
出するための排出ローラ10が設けられている。
【0019】一方、定着装置の用紙搬送方向上流側に
は、画像形成部11が設けられている。画像形成部11
は用紙Pの搬送方向に亘って複数の感光体ドラム12
(一個のみ図示)を備え、これら感光体ドラム12上に
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色のトナー
像が形成されるようになっている。感光体ドラム12上
に形成された各色のトナー像は用紙Pに重ね転写されて
カラー画像が形成されるようになっている。
【0020】トナー像が転写された用紙Pは搬送ベルト
14の走行により定着装置に向かって搬送され、図2に
矢印で示すようにガイド体8a,8bにガイドされなが
ら定着ローラ1と加圧口―ラ2との間のニップ部5に送
込まれて通過する。この通過により用紙Pが加熱される
とともに加圧されてその転写トナー像が定着され、この
定着後、用紙Pは排出ローラ10により外部に排出され
る。
【0021】ところで、この定着時には、用紙Pが定着
ベルト6に付着してしまうことがあるが、この付着する
用紙Pは第1の剥離ポイントP1で剥離部材9によって
剥離される。
【0022】しかしながら、用紙Pの先端側に高濃度の
トナー像が転写されているような場合には、定着ベルト
6に対する付着力が強くなる。このため、剥離部材9に
よって用紙Pを剥離できず、用紙Pが定着ベルト6に付
着したまま搬送されてしまうことがある。
【0023】この搬送される用紙Pはそのまま定着ベル
ト6に完全に巻付いて搬送が継続されるか、或いは加熱
ローラ3に掛け渡される定着ベルト6の曲率の小さな部
位(第2の剥離ポイントP2)で自然に剥離される。第
2の剥離ポイントP2で自然に剥離された用紙Pは定着
ベルト6の周上で滞留してしまう。
【0024】このように定着ベルト6の周上で用紙Pが
滞留すると、ユーザが発見することが困難となり、長期
間放置されてしまうことが多い。この場合には、用紙P
が高温状態に長期間さらされることになり、発煙したり
発火し、或いは定着ベルト6を損傷させてしまうことに
なる。
【0025】そこで、この実施の形態では、加熱ローラ
3の上部側に所定間隔を存してガイド手段としてのガイ
ド体17を設けている。このガイド体17は加熱ローラ
3の曲面に沿って湾曲して形成され、加熱ローラ3との
間には用紙Pが通過できるスペースSが形成されてい
る。
【0026】定着ベルト6に付着して搬送されてくる用
紙Pが第2の剥離ポイントP2で剥離されると、破線矢
印で示すようにガイド体17によって定着ベルト6に沿
うようにガイドされて定着ベルト6に巻き付けられる。
この用紙Pはニップ部5へと搬送される。このため、後
続のトナー像転写済みの用紙Pがニップ部5に送込まれ
てもトナー像を良好に定着できず定着不良が発生する。
【0027】従って、定着不良の用紙Pが排出ローラ1
0を介して外部に排出されることになり、ユーザは定着
不良の用紙Pを目視することにより、定着ベルト6周上
のスペースに用紙Pが滞留されていると認識して除去す
ることが可能となる。
【0028】よって、従来のように、用紙Pが高温状態
で長期間さらされて発煙、発火したり、或いは定着ベル
ト6を損傷させてしまうということは確実に防止でき
る。
【0029】図3は本発明の第2の実施の形態である定
着装置を示すものである。
【0030】なお、上記した第1の実施の形態で示した
部分と同一部分については、同一番号を付してその説明
を省略する。
【0031】この第2の実施の形態では、押付手段とし
てのオイル塗布ローラ7を加熱ローラ3の近傍に設け、
このオイル塗布ローラ7により第2の剥離ポイントP2
を押圧している。
【0032】この第2の実施の形態によれば、第2の剥
離ポイントP2で剥離しようとする用紙Pはオイル塗布
ローラ7により定着ベルト6に押し付けられる。従っ
て、用紙Pは定着ベルト6に完全に巻き付けられてニッ
プ部5へと搬送される。
【0033】従って、上記第1の実施の形態と同様に、
後続の用紙Pが定着不良状態となって排出ローラ10を
介して外部に排出されることになり、ユーザは定着不良
の用紙Pを目視して定着ベルト6周上のスペースに用紙
Pが滞留されていることを認識し除去することができ
る。
【0034】図4は本発明の第3の実施の形態である定
着装置を示すものである。
【0035】なお、上記した第1の実施の形態で示した
部分と同一部分については、同一番号を付してその説明
を省略する。
【0036】この実施の形態では、第2の剥離ポイント
P2の近傍に第2の剥離部材20を設け、この第2の剥
離部材20の上部側にはガイド板21が所定間隔を存し
て設けられている。
【0037】第2の剥離部材20とガイド板21と間に
用紙搬出経路22が形成され、この用紙搬出経路22は
本体フレームHに形成された開口部23に連通されてい
る。
【0038】本体フレームHの開口部23の外方部には
用紙Pを下方に向かってガイドする外部ガイド体25が
対向して設けられている。
【0039】この第3の実施の形態では、定着ベルト6
に付着して第2の剥離ポイントP2に送られた用紙P
は、第2の剥離部材20によって定着ベルト6から剥離
される。この剥離された用紙Pは搬出経路22を介して
開口部23から矢印で示すように外部へ放出される。こ
の放出された用紙Pは外部ガイド体25によって矢印で
示すように下方にガイドされて再度ニップ部5側へ搬送
される。従って、ユーザはこのニップ部5側に搬送され
た用紙Pを目視して容易に除去することができる。
【0040】図5は本発明の第4の実施の形態である定
着装置を示すものである。
【0041】なお、上記した第1の実施の形態で示した
部分と同一部分については、同一番号を付してその説明
を省略する。
【0042】この第4の実施の形態では、定着装置の用
紙搬送方向上流側に第1の被定着体検知センサとしての
スタート検知センサ28を設け、用紙搬送方向下流側に
第2の被定着体検知センサとしての到着検知センサ29
を設けている。
【0043】搬送ベルト14に沿って搬送される用紙P
はスタート検知センサ28によって検知されたのち、定
着装置の定着ローラ1と加圧ローラ2のニップ部5に送
込まれて通過し到着検知センサ29によって検知される
ようになっている。
【0044】なお、この実施の形態では各種サイズの用
紙が定着ローラ1と加圧ローラ2との間のニップ部5に
送込まれるが、ニップ部5と到着検知センサ29との間
の距離は最小サイズの用紙Pの搬送方向の長さよりも短
くされている。従って、最小サイズの用紙Pがニップ部
5を通過した場合には確実に到着検知センサ29によっ
て検知できるようになっている。
【0045】また、スタート検知センサ28で検知され
た用紙Pが所定時間内で到着検知センサ29によって検
知されたときは用紙Pの後端側はニップ部5を通過する
ことなく、ニップ部5から後方に突き出た状態にある。
【0046】スタート検知センサ28と到着検知センサ
29とは図6に示すように信号回路を介して判別手段と
しての判別装置30に接続されている。判別装置30は
送信回路を介して制御手段としての制御装置31に接続
され、制御装置31には制御回路を介して駆動装置32
が接続されている。駆動装置32は上記した定着ローラ
1、加圧ローラ2及び加熱ローラ3を回転駆動させるも
のである。
【0047】判別装置30はスタート検知センサ28か
ら送信されてくる検知信号を受信してから所定時間経過
しても到着検知センサ29から検知信号が送られてこな
いときには用紙Pが所定時間内でニップ部5を通過しな
いと判別する。
【0048】制御装置31は、判別装置30によって用
紙Pが所定時間内でニップ部5を通過しないと判別され
たことに基づいて駆動装置32の運転を停止させて定着
ローラ1、加圧ローラ2、及び加熱ローラ3の回転を停
止させる。
【0049】従って、用紙Pが所定時間内で定着ローラ
1と加圧ローラ2との間のニップ部5を通過しない場合
には、用紙Pはその後端側がニップ部5から後方に突出
した状態で停止することになる。よって、ユーザはこの
用紙Pの後端側を目視して引っ張ることによりニップ部
5から容易に除去することが可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、加熱ローラに掛け渡される熱伝達部材の曲率を小
とする部位で剥離される被定着体を熱伝達部材に沿うよ
うにガイド手段によりガイドして巻き付けるため、熱伝
達部材に巻き付けられた被定着体はニップ部に送込まれ
る。
【0051】従って、ニップ部に送込まれる後続の被定
着体は定着が不良状態で排出され、これにより、ユーザ
は機体の異常を認識して被定着体を長期間放置すること
なく除去することができる。
【0052】請求項4記載の発明は、加熱ローラに掛け
渡される熱伝達部材の曲率を小とする部位で剥離される
被定着体を押付手段により熱伝達部材に押し付けて巻き
付けるため、熱伝達部材に巻き付けられた被定着体はニ
ップ部に送込まれる。
【0053】従って、ニップ部に送込まれる後続の被定
着体は定着が不良状態で排出され、これにより、ユーザ
は機体の異常を認識して被定着体を長期間放置すること
なく除去することができる。
【0054】請求項6記載の発明は、第1の剥離手段に
より剥離されずに熱伝達部材に付着したまま搬送される
被定着体を加熱ローラに掛け渡される熱伝達部材の曲率
を小とする部位で第2の剥離手段により剥離し、この第
2の剥離手段により剥離された被定着体をガイド手段に
よって外部に向かってガイドするため、ユーザが目視し
易い場所に被定着体を送り出して容易に除去することが
できる。
【0055】請求項7記載の発明は、定着ローラと加圧
ローラとの間のニップ部を被定着体が所定時間内で通過
したか否かを判別手段により判別し、この判別手段によ
り所定時間を経過しても被定着体が通過しないと判別し
たことに基づいて駆動手段の駆動を停止させて被定着体
の搬送方向後端側をニップ部から突出させるため、ユザ
ーはこの突出する被定着体の後端側を目視して引っ張る
ことにより容易に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である定着装置を示
す構成図。
【図2】用紙をガイドして定着ベルトに巻き付ける状態
を示す図。
【図3】本発明の第2の実施の形態である定着装置を示
す構成図。
【図4】本発明の第3の実施の形態である定着装置を示
す構成図。
【図5】本発明の第4の実施の形態である定着装置を示
す構成図。
【図6】図5の定着装置の駆動制御系を示すブロック
図。
【符号の説明】
1…定着ローラ、2…加圧ローラ、3…加熱ローラ、6
…定着ベルト(熱伝達部材)、7…オイル塗布ローラ
(押付手段)、9…第1の剥離手段、17…ガイド体
(ガイド手段)、20…第2の剥離手段、21…ガイド
体(ガイド手段)、25…ガイド体、30…判別装置
(判別手段)、31…制御手段、32…駆動装置(駆動
手段)。
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Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定着ローラ及びこの定着ローラに離間対向
    して設けられた加熱ローラと、 この加熱ローラと前記定着ローラとの間に掛け渡されて
    回転し、前記加熱ローラの熱を前記定着ローラに伝達す
    る熱伝達部材と、 この熱伝達部材を介して前記定着ローラに圧接され、前
    記定着ローラとにより被定着体を加熱するとともに加圧
    して定着させる加圧ローラと、 前記定着時に前記熱伝達手段に付着した被定着体を前記
    熱伝達部材から剥離させる剥離手段と、 この剥離手段により剥離されずに前記熱伝達部材に付着
    されたまま搬送され、前記加熱ローラに掛け渡される前
    記熱伝達部材の曲率を小とする部位で剥離される被定着
    体を前記熱伝達部材に沿うようにガイドして巻き付ける
    ガイド手段とを具備することを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】前記加熱ローラは内部に熱源を備えること
    を特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】前記熱伝達部材はベルト基材と、このベル
    ト基材の外面部にコーティングされた耐熱弾性離型層と
    を有することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  4. 【請求項4】定着ローラ及びこの定着ローラに離間対向
    して設けられた加熱ローラと、 この加熱ローラと前記定着ローラとの間に掛け渡されて
    回転し、前記加熱ローラの熱を前記定着ローラに伝達す
    る熱伝達部材と、 この熱伝達部材を介して前記定着ローラに圧接され、前
    記定着ローラとにより被定着体を加熱するとともに加圧
    して定着させる加圧ローラと、 前記定着時に前記熱伝達手段に付着した被定着体を前記
    熱伝達部材から剥離させる剥離手段と、 この剥離手段により剥離されずに前記熱伝達部材に付着
    されたまま搬送され、前記加熱ローラに掛け渡される前
    記熱伝達部材の曲率を小とする部位で剥離される被定着
    体を前記熱伝達部材に押し付けて巻き付ける押付手段と
    を具備することを特徴とする定着装置。
  5. 【請求項5】前記押付手段は押付ローラで、この押付ロ
    ーラは前記熱伝達部材をクリーニングするクリーニング
    ローラであることを特徴とする請求項4記載の定着装
    置。
  6. 【請求項6】定着ローラ及びこの定着ローラに離間対向
    して設けられた加熱ローラと、 この加熱ローラと前記定着ローラとの間に掛け渡されて
    回転し、前記加熱ローラの熱を前記定着ローラに伝達す
    る熱伝達部材と、 この熱伝達部材を介して前記定着ローラに圧接され、前
    記定着ローラとにより被定着体を加熱するとともに加圧
    して定着させる加圧ローラと、 前記定着時に前記熱伝達手段に付着した被定着体を前記
    熱伝達部材から剥離させる第1の剥離手段と、 この第1の剥離手段により剥離されずに前記熱伝達部材
    に付着したまま搬送される被定着体を前記加熱ローラに
    掛け渡される前記熱伝達部材の曲率を小とする部位で剥
    離する第2の剥離手段と、 この第2の剥離手段により剥離された被定着体を外部に
    向かってガイドするガイド手段とを具備することを特徴
    とする定着装置。
  7. 【請求項7】定着ローラ及びこの定着ローラに離間対向
    して設けられた加熱ローラと、 この加熱ローラと前記定着ローラとの間に掛け渡されて
    回転し、前記加熱ローラの熱を前記定着ローラに伝達す
    る熱伝達部材と、 この熱伝達部材を介して前記定着ローラに圧接され、前
    記定着ローラとにより被定着体を加熱するとともに加圧
    して定着させる加圧ローラと、 前記加熱ローラ、定着ローラ及び加圧ローラを回転駆動
    する駆動手段と、 前記定着時に前記熱伝達手段に付着した被定着体を前記
    熱伝達部材から剥離させる剥離手段と、 前記定着ローラと加圧ローラとの間のニップ部を前記被
    定着体が所定時間内で通過したか否かを判別する判別手
    段と、 この判別手段が所定時間を経過しても前記被定着体が通
    過しないと判別したことに基づいて前記駆動手段の駆動
    を停止させて前記被定着体の搬送方向後端側を前記ニッ
    プ部から突出させる制御手段とを具備することを特徴と
    する定着装置。
  8. 【請求項8】前記判別手段は前記定着ローラと加圧ロー
    ラとの間に被定着体搬送方向上流側に設けられた第1の
    検知センサと下流側に設けられた第2の検知センサとを
    備えることを特徴とする請求項9記載の定着装置。
  9. 【請求項9】前記定着ローラと加圧ローラとの間のニッ
    プ部には各種サイズの被定着体が送込まれて通過し、前
    記ニップ部から前記第2の検知センサまでの距離は前記
    被定着体のうちの最小サイズのものの搬送方向の長さよ
    りも短くしたことを特徴とする請求項8記載の定着装
    置。
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