JP2003293120A - 蒸発源及びこれを用いた薄膜形成装置 - Google Patents

蒸発源及びこれを用いた薄膜形成装置

Info

Publication number
JP2003293120A
JP2003293120A JP2002098638A JP2002098638A JP2003293120A JP 2003293120 A JP2003293120 A JP 2003293120A JP 2002098638 A JP2002098638 A JP 2002098638A JP 2002098638 A JP2002098638 A JP 2002098638A JP 2003293120 A JP2003293120 A JP 2003293120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaporation
evaporation source
hole
evaporating
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002098638A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4153713B2 (ja
Inventor
Toshio Negishi
敏夫 根岸
Tatsuhiko Koshida
達彦 越田
Yasuo Mihara
康雄 美原
Hiroshi Kikuchi
博 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ulvac Inc filed Critical Ulvac Inc
Priority to JP2002098638A priority Critical patent/JP4153713B2/ja
Publication of JP2003293120A publication Critical patent/JP2003293120A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4153713B2 publication Critical patent/JP4153713B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】膜厚を均一化して画素内の充填率を向上させる
蒸発源及びこれを用いた薄膜形成装置を提供する。 【解決手段】本発明の蒸発源3は、所定の蒸発材料を収
容する長尺の容器本体30を備える。この蒸発源3は、
容器本体30の長手方向に沿ってホール形状の蒸発孔3
4が設けられている。各蒸発孔34は、そのアスペクト
比が1以上になるように構成されている。本発明によれ
ば、指向性の強い蒸発特性となるため、画素内における
膜厚の均一化を図ることができ、これにより画素内への
蒸発材料の充填率を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、有機EL
素子の発光層に用いられる有機薄膜を蒸着によって形成
するための薄膜形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フルカラーフラットパネルディス
プレイ用の素子として、有機EL素子が注目されてい
る。有機EL素子は、蛍光性有機化合物を電気的に励起
して発光させる自発光型素子で、高輝度、高視野角、面
発光、薄型で多色発光が可能であり、しかも数Vという
低電圧の直流印加で発光する全固体素子で、かつ低温に
おいてもその特性の変化が少ないという特徴を有してい
る。
【0003】図7は、従来の有機EL素子を作成するた
めの薄膜形成装置の概略構成図である。図7に示すよう
に、この薄膜形成装置101にあっては、真空槽102
の下部に蒸発源103が配設されるとともに、この蒸発
源103の上方に成膜対象物である基板104が配置さ
れている。そして、蒸発源103から蒸発される有機材
料の蒸気を、マスク105を介して基板104に蒸着さ
せることによって所定パターンの有機薄膜を形成するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、有機
EL素子の大型化に伴い、膜厚の均一化が大きな課題と
なっている。例えば、1枚の基板から複数の有機EL素
子を作成するような場合には、各画素領域に対して斜め
方向から入射する蒸発材料の成分が存在するため、画素
の縁部の膜厚が薄くなってしまい画素内の充填率が悪く
なるという問題がある。
【0005】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、膜厚を均一化して画素
内の充填率を向上させる蒸発源及びこれを用いた薄膜形
成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、所定の蒸発材料を収
容する長尺の容器本体を備え、前記容器本体の長手方向
に沿って設けられた蒸発孔を有する蒸発源であって、前
記蒸発孔は、そのアスペクト比が1以上になるように構
成されていることを特徴とする。請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明において、前記蒸発孔が、ホー
ル形状であることを特徴とする。請求項3記載の発明
は、請求項1記載の発明において、前記蒸発孔が、スリ
ット形状であることを特徴とする。請求項4記載の発明
は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の発明におい
て、前記蒸発材料を間接的に加熱するヒータを有するこ
とを特徴とする。請求項5記載の発明は、請求項4記載
の発明において、前記ヒータが、複数の発熱体から構成
されていることを特徴とする。請求項6記載の発明は、
請求項1乃至5のいずれか1項記載の発明において、所
定の径の穴形状に形成されたるつぼ型の収容部を有する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の
蒸発源。請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明に
おいて、前記収容部がグラファイトからなることを特徴
とする。請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明に
おいて、前記収容部の表面に当該蒸発材料の含浸を防止
するための含浸防止膜が形成されていることを特徴とす
る。請求項9記載の発明は、請求項1乃至8のいずれか
1項記載の発明において、真空槽内に、請求項1乃至8
のいずれか1項記載の蒸発源が設けられていることを特
徴とする薄膜形成装置。
【0007】このような構成を有する本発明において
は、蒸発孔のアスペクト比が1以上になるように構成す
ることによって、指向性の強い蒸発特性となるため、画
素内における膜厚の均一化を図ることができ、これによ
り画素内への蒸発材料の充填率を向上させることが可能
になる。
【0008】また、本発明においては、所定の隔壁を介
して蒸発材料を間接的に加熱するヒータを設けることに
よって、例えば、輻射加熱による場合に比べて蒸発速度
の制御性を向上させることが可能になる。
【0009】この場合、ヒータを、独立して制御可能な
複数の発熱体から構成すれば、蒸発容器内の蒸発材料を
均一に消費させることが可能になる。
【0010】また、所定の径の穴形状に形成されたるつ
ぼ型の収容部を設けることにより、蒸発材料への均一な
熱伝導が可能になるため、蒸発材料を均一に消費するこ
とが可能になる。
【0011】さらに、グラファイトからなる収容部の表
面に当該蒸発材料の含浸を防止するための含浸防止膜を
形成すれば、収容部(るつぼ)の洗浄が不要になるとと
もに、グラファイトによる収容部の汚染の防止を図るこ
とができ、また、蒸発材料を有効に利用することが可能
になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る蒸発源及びこ
れを用いた薄膜形成装置の好ましい実施の形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る蒸発源
を用いた薄膜形成装置の一実施の形態を示す概略構成図
である。
【0013】図1に示すように、本実施の形態の薄膜形
成装置1は、図示しない真空排気系に接続された真空槽
2を有し、この真空槽2内の下方に、後述する蒸発源3
が配設されている。
【0014】真空槽2内の上部には、成膜対象物である
基板5が基板ホルダー4に固定された状態で配置され
る。なお、基板5の下方近傍にはマスク6が設けられて
いる。
【0015】本実施の形態の場合は、図示しない移動機
構によって基板5が真空槽2内を水平方向に移動するよ
うに構成されている。
【0016】図2(a)は、本実施の形態の蒸発源の外
観構成を示す平面図、図2(b)は、同蒸発源の容器本
体の平面図、図2(c)は、同蒸発源の側面図である。
また、図3(a)は、図2(a)のA−A線断面図、図
3(b)は、図3(a)の部分Pの拡大図である。
【0017】図2(a)〜(c)に示すように、本実施
の形態の蒸発源3は、所定の蒸発材料を収容するための
長尺の容器本体30を有している。
【0018】この容器本体30は、ほぼ長方体形状の上
カバー31と、板形状の下カバー32とから構成され
る。これら上カバー31及び下カバー32は、それぞれ
熱伝導性の良い材料であるグラファイト等のからなるも
ので、この容器本体30の内部には、長尺のるつぼ型の
収容部33が配置されるようになっている。
【0019】図2(a)に示すように、上カバー31の
上面31aの中央部には、多数の蒸発孔34が上カバー
31の長手方向に沿って設けられている。
【0020】本実施の形態の蒸発孔34は、所定の大き
さの真円形状に形成されている。図3に示すように、本
実施の形態の蒸発孔34は、その直径dに対する深さ
(アスペクト比)Lの値が、1以上になるように構成さ
れている。
【0021】この場合、蒸発孔34のアスペクト比の好
ましい範囲は、1.0〜5.0であり、より好ましく
は、1.5 〜3.0である。
【0022】蒸発孔34のアスペクト比が1.0以下で
あると、 画素内における膜厚分布が不均一になるとい
う不都合があり、5.0より大きいと、蒸着速度が遅く
なり生産効率が下がるという不都合がある。
【0023】図4は、本実施の形態の蒸発源の収容部の
構成を示す断面図である。図4に示すように、本実施の
形態の収容部33には、その上部に凹部33aが形成さ
れ、この凹部33aの底部に、蒸発材料7を収容するた
めの多数の収容穴33bが設けられている。
【0024】ここで、図2(b)及び図4に示すよう
に、収容部33の収容穴33bは、真円形のホール状に
形成されている。
【0025】本発明の場合、収容穴33bの直径は特に
限定されるものでははいが、蒸発材料に対する均一な熱
伝導を確保する観点からは、8mm以下となるように設
定することが好ましい。
【0026】本実施の形態の収容部33は、グラファイ
トを用いて作成される。そして、収容部33の凹部33
a及び収容穴33bの表面には、BN(Boron N
itride)又はGC(ガラス状カーボンコーティン
グ)による含浸防止膜35が形成されている。
【0027】ここで、含浸防止膜35の厚さは特に限定
されることはないが、 蒸発材料の含浸を確実にする観
点からは、20〜100μmとすることが好ましい。
【0028】また、含浸防止膜35の形成方法は特に限
定されることはないが、均一な膜を形成する観点から
は、CVD法や浸漬法によって形成することが好まし
い。
【0029】図2(c)及び図3(a)に示すように、
容器本体30の上カバー31の両側壁31bには、蒸発
材料7を加熱するためのヒータ8が設けられている。
【0030】これにより、ヒータ8の熱は、上カバー3
1の側壁31b及び収容部33を介して間接的に蒸発材
料7に伝達されるようになっている。
【0031】本実施の形態のヒータ8は、複数(本実施
の形態の場合は三つ)の発熱体81、82からなり、そ
れぞれ図示しないヒータ電源に接続され、独立して制御
されるようになっている。
【0032】この場合、容器本体30の中央部には大き
めの第1の発熱体81が設けられ、さらに容器本体30
の両端部には、第1の発熱体81より小さな第2の発熱
体82a、82bがそれぞれ設けられている。
【0033】以上述べたように本実施の形態によれば、
蒸発容器30に設けた蒸発孔34のアスペクト比が1以
上になるようにしたことから、指向性の強い蒸発特性と
なるため、画素内における膜厚の均一化を図ることがで
き、これにより画素内への蒸発材料7の充填率を向上さ
せることができる。
【0034】また、本実施の形態によれば、容器本体3
0の上カバー31の両側壁31bにヒータ8を設け、上
カバー31の側壁31b及び収容部33を介して蒸発材
料7を間接的に加熱するようにしたことから、輻射加熱
による場合に比べて蒸発速度の制御性を向上させること
ができる。
【0035】さらに、本実施の形態においては、ヒータ
8が、独立して制御可能な複数の発熱体81、82a、
82bから構成されているので、蒸発容器30内の蒸発
材料7を均一に消費させることが可能になる。
【0036】さらにまた、グラファイトからなる収容穴
33bの表面に当該蒸発材料7の含浸を防止するための
含浸防止膜35が形成されているので、収容部(るつ
ぼ)の洗浄が不要になるとともに、グラファイトによる
収容部の汚染の防止を図ることができ、また、蒸発材料
を有効に利用することが可能になる。
【0037】図5は、本発明に係る蒸発源の他の実施の
形態の要部を示す平面図、図6は、図5の部分Qの拡大
図である。以下、上記実施の形態と対応する部分につい
ては同一の符号を付しその詳細な説明を省略する。
【0038】図5に示すように、本実施の形態の蒸発源
3Aにおいては、上カバー31の上面31aの中央部
に、スリット形状の蒸発孔34Aが、上カバー31の長
手方向に沿って多数設けられている。
【0039】この場合、各蒸発孔34Aは、上カバー3
1の長手方向に延びる短辺(長さd 1)と幅方向に延び
る長辺(長さd2)とを有している。
【0040】そして、本実施の形態の場合は、蒸発孔の
短辺の長さD1に対する深さLの値(アスペクト比)
が、1以上になるように構成されている。
【0041】この場合、蒸発孔34のアスペクト比の好
ましい範囲は、1.0〜5.0であり、より好ましく
は、1.5 〜3.0である。
【0042】蒸発孔34のアスペクト比が1.0以下で
あると、 画素内における膜厚分布が不均一になるとい
う不都合があり、5.0より大きいと、蒸着速度が遅く
なり生産効率が下がるという不都合がある。
【0043】このような構成を有する本実施の形態によ
れば、上記実施の形態と同様に、画素内における膜厚の
均一化を図ることができ、これにより画素内への蒸発材
料7の充填率を向上させることができる。その他の構成
及び作用効果については上述の実施の形態と同一である
のでその詳細な説明を省略する。
【0044】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。例えば、
蒸発孔の大きさ及びピッチ等は、成膜条件や装置構成に
応じて適宜変更することができる。
【0045】また、上記実施の形態においては、蒸発孔
をホール状又はスリット状に形成するようにしたが、本
発明はこれに限られず、例えば、楕円形状、長円形状、
多角形状、十文字形状等に形成することも可能である。
【0046】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例とともに詳細
に説明する。
【0047】<実施例1>図2(a)に示すホール状の
蒸発孔を有する蒸発源を用い、蒸発源の温度を275℃
に制御し、圧力5×10-5Pa、時間100秒の条件下
で、代表的な蒸発材料であるAlq3を蒸着した。
【0048】本実施例の場合は、アスペクト比を2.5
に設定し、大きさ250mm×250mm、膜厚50n
mの画素端部から20μm及び30μm離れた部位の充
填率を測定した。その結果を表1に示す。
【0049】<実施例2>蒸発孔のアスペクト比を1に
設定した以外は実施例1と同様の条件で蒸着を行い、上
記画素端部から20μm及び30μm離れた部位の充填
率を測定した。その結果を表1に示す。
【0050】<実施例3>図5に示すスリット状の蒸発
孔(アスペクト比=2.5)を有する蒸発源を用いた以
外は実施例1と同一の条件で蒸着を行い、上記画素端部
から20μm及び30μm離れた部位の充填率を測定し
た。その結果を表1に示す。
【0051】<比較例>図5に示すスリット状の蒸発孔
(アスペクト比=0.5)を有する蒸発源を用いた以外
は実施例1と同一の条件で蒸着を行い、上記画素端部か
ら20μm及び30μm離れた部位の充填率を測定し
た。その結果を表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】本明細書において、充填率とは、最大膜厚
を100%とした場合における画素端部から20μm及
び30μm離れた部位の膜厚の比率をいう。なお、膜厚
測定装置としては、日本ビーコ社製DEKTAKを用い
た。
【0054】表1から明らかなように、本発明によれ
ば、画素端部から20μm及び30μm離れた部位の充
填率が向上していることが理解される。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、画素
内における膜厚を均一にして画素内への蒸発材料の充填
率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蒸発源を用いた薄膜形成装置の一
実施の形態を示す概略構成図
【図2】(a):本実施の形態の蒸発源の外観構成を示
す平面図 (b):同蒸発源の容器本体の平面図 (c):同蒸発源の側面図
【図3】(a):図2(a)のA−A線断面図 (b):図3(a)の部分Pの拡大図
【図4】同実施の形態の蒸発源の収容部の構成を示す断
面図
【図5】本発明に係る蒸発源の他の実施の形態の要部を
示す平面図
【図6】図5の部分Qの拡大図
【図7】従来の有機EL素子を作成するための薄膜形成
装置の概略構成図
【符号の説明】
1…薄膜形成装置 2…真空槽 3…蒸発源 5…基板
7…蒸発材料 8…ヒータ 30…容器本体 33…
収容部 34…蒸発孔 35…含浸防止膜 81…第1
の発熱体 82…第2の発熱体
フロントページの続き (72)発明者 美原 康雄 神奈川県茅ヶ崎市萩園2500 株式会社アル バック内 (72)発明者 菊地 博 神奈川県茅ヶ崎市萩園2500 株式会社アル バック内 Fターム(参考) 3K007 AB11 AB18 DB03 FA01 4K029 BA64 BC07 DB00 DB12 DB13 DB18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の蒸発材料を収容する長尺の容器本体
    を備え、前記容器本体の長手方向に沿って設けられた蒸
    発孔を有する蒸発源であって、 前記蒸発孔は、そのアスペクト比が1以上になるように
    構成されていることを特徴とする蒸発源。
  2. 【請求項2】前記蒸発孔が、ホール形状であることを特
    徴とする請求項1記載の蒸発源。
  3. 【請求項3】前記蒸発孔が、スリット形状であることを
    特徴とする請求項1記載の蒸発源。
  4. 【請求項4】前記蒸発材料を間接的に加熱するヒータを
    有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    記載の蒸発源。
  5. 【請求項5】前記ヒータが、複数の発熱体から構成され
    ていることを特徴とする請求項4記載の蒸発源。
  6. 【請求項6】所定の径の穴形状に形成されたるつぼ型の
    収容部を有することを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れか1項記載の蒸発源。
  7. 【請求項7】前記収容部がグラファイトからなることを
    特徴とする請求項6記載の蒸発源。
  8. 【請求項8】前記収容部の表面に当該蒸発材料の含浸を
    防止するための含浸防止膜が形成されていることを特徴
    とする請求項7記載の蒸発源。
  9. 【請求項9】真空槽内に、請求項1乃至8のいずれか1
    項記載の蒸発源が設けられていることを特徴とする薄膜
    形成装置。
JP2002098638A 2002-04-01 2002-04-01 蒸発源及びこれを用いた薄膜形成装置 Expired - Fee Related JP4153713B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002098638A JP4153713B2 (ja) 2002-04-01 2002-04-01 蒸発源及びこれを用いた薄膜形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002098638A JP4153713B2 (ja) 2002-04-01 2002-04-01 蒸発源及びこれを用いた薄膜形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003293120A true JP2003293120A (ja) 2003-10-15
JP4153713B2 JP4153713B2 (ja) 2008-09-24

Family

ID=29240552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002098638A Expired - Fee Related JP4153713B2 (ja) 2002-04-01 2002-04-01 蒸発源及びこれを用いた薄膜形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4153713B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004028214A1 (en) * 2002-09-20 2004-04-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Fabrication system and manufacturing method of light emitting device
FR2870547A1 (fr) * 2004-05-20 2005-11-25 Pioneer Tohoku Corp Source de formation de film, appareil de formation de film sous vide, procede de fabrication d'un dispositif electroluminescent organique et dispositif electroluminescent organique
JP2006120474A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Fuji Electric Holdings Co Ltd 有機発光素子用基板に有機層を蒸着させる装置および方法
JP2006144113A (ja) * 2004-11-20 2006-06-08 Applied Films Gmbh & Co Kg 材料を気化するための装置
JP2006225757A (ja) * 2005-01-21 2006-08-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 真空蒸着装置
JP2006225699A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Ulvac Japan Ltd 有機材料用蒸発源及び有機蒸着装置
EP1927674A2 (en) 2006-11-16 2008-06-04 Yamagata Promotional Organization for Industrial Technology Evaporation source and vacuum evaporator using the same
WO2008066697A1 (en) * 2006-11-30 2008-06-05 Eastman Kodak Company Depositing organic material onto an oled substrate
JPWO2007135870A1 (ja) * 2006-05-19 2009-10-01 株式会社アルバック 有機蒸着材料用蒸着装置、有機薄膜の製造方法
JP2010150663A (ja) * 2009-12-28 2010-07-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 真空蒸着装置及び温度調整方法
JP2010270396A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Samsung Mobile Display Co Ltd 薄膜蒸着装置
US20120070928A1 (en) * 2010-09-17 2012-03-22 Jung-Yeon Kim Thin film deposition apparatus and method of manufacturing organic light-emitting display device by using the same
JP2012132049A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 真空蒸着装置及び真空蒸着方法
JP2013245372A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 蒸着用ルツボの製造方法
JP2014114491A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Yuutekku:Kk 蒸着源及び蒸着装置

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004028214A1 (en) * 2002-09-20 2004-04-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Fabrication system and manufacturing method of light emitting device
US8168483B2 (en) 2002-09-20 2012-05-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Manufacturing method for light emitting device
US8377764B2 (en) 2002-09-20 2013-02-19 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Manufacturing method for light emitting device
US8609476B2 (en) 2002-09-20 2013-12-17 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Manufacturing method of light emitting device
US7943443B2 (en) 2002-09-20 2011-05-17 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Manufacturing method of light-emitting device
JP2005330551A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Tohoku Pioneer Corp 成膜源、真空成膜装置、有機el素子の製造方法、有機el素子
FR2870547A1 (fr) * 2004-05-20 2005-11-25 Pioneer Tohoku Corp Source de formation de film, appareil de formation de film sous vide, procede de fabrication d'un dispositif electroluminescent organique et dispositif electroluminescent organique
DE102005020666B4 (de) * 2004-05-20 2011-03-10 Tohoku Pioneer Corp., Tendo-shi Schichtbildungsquelle, vakuumunterstützte Vorrichtung zur Schichtbildung, Verfahren zur Herstellung eines organischen elektrolumineszierenden Bauelements
JP2006120474A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Fuji Electric Holdings Co Ltd 有機発光素子用基板に有機層を蒸着させる装置および方法
JP4552184B2 (ja) * 2004-10-22 2010-09-29 富士電機ホールディングス株式会社 有機発光素子用基板に有機層を蒸着させる装置および方法
JP2006144113A (ja) * 2004-11-20 2006-06-08 Applied Films Gmbh & Co Kg 材料を気化するための装置
JP2006225757A (ja) * 2005-01-21 2006-08-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 真空蒸着装置
JP2006225699A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Ulvac Japan Ltd 有機材料用蒸発源及び有機蒸着装置
US8308866B2 (en) 2006-05-19 2012-11-13 Ulvac, Inc. Vapor deposition apparatus for an organic vapor deposition material and a method for producing an organic film
JPWO2007135870A1 (ja) * 2006-05-19 2009-10-01 株式会社アルバック 有機蒸着材料用蒸着装置、有機薄膜の製造方法
JP4815447B2 (ja) * 2006-05-19 2011-11-16 株式会社アルバック 有機蒸着材料用蒸着装置、有機薄膜の製造方法
US8177912B2 (en) 2006-11-16 2012-05-15 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Evaporation source and vacuum evaporator using the same
EP1927674A2 (en) 2006-11-16 2008-06-04 Yamagata Promotional Organization for Industrial Technology Evaporation source and vacuum evaporator using the same
WO2008066697A1 (en) * 2006-11-30 2008-06-05 Eastman Kodak Company Depositing organic material onto an oled substrate
JP2010270396A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Samsung Mobile Display Co Ltd 薄膜蒸着装置
US11624107B2 (en) 2009-05-22 2023-04-11 Samsung Display Co., Ltd. Thin film deposition apparatus
US11920233B2 (en) 2009-05-22 2024-03-05 Samsung Display Co., Ltd. Thin film deposition apparatus
JP2010150663A (ja) * 2009-12-28 2010-07-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 真空蒸着装置及び温度調整方法
US20120070928A1 (en) * 2010-09-17 2012-03-22 Jung-Yeon Kim Thin film deposition apparatus and method of manufacturing organic light-emitting display device by using the same
JP2012132049A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 真空蒸着装置及び真空蒸着方法
JP2013245372A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 蒸着用ルツボの製造方法
JP2014114491A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Yuutekku:Kk 蒸着源及び蒸着装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4153713B2 (ja) 2008-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100823508B1 (ko) 증발원 및 이를 구비한 증착 장치
JP2003293120A (ja) 蒸発源及びこれを用いた薄膜形成装置
JP4897190B2 (ja) 有機薄膜形成装置の加熱容器
JP4648868B2 (ja) 無機蒸着源の加熱源制御方法
TWI394854B (zh) 具最小化凝結效應之汽相沈積源
KR100805531B1 (ko) 증발원
JP2003002778A (ja) 薄膜堆積用分子線セル
KR101106289B1 (ko) 증착 공정을 위한 선형 증착 소스
JP2004107764A (ja) 薄膜形成装置
JP2006131995A (ja) 加熱容器とそれを備えた蒸着装置
JP3756458B2 (ja) 薄膜堆積用分子線源セル
JPH10195639A (ja) 有機材料用蒸発源及びこれを用いた有機薄膜形成装置
JP4584105B2 (ja) 蒸着方法及びそのための蒸着装置
JP4216522B2 (ja) 蒸発源及びこれを用いた薄膜形成装置
JP3616586B2 (ja) 薄膜堆積用分子線源セル
KR100461283B1 (ko) 유기전기발광소자 제조장치용 유기물증발보트구조
JP2004211110A (ja) 蒸着用るつぼ、蒸着装置および蒸着方法
KR100829736B1 (ko) 진공 증착장치의 가열용기
JP2003222472A (ja) ルツボ
KR100583044B1 (ko) 선형 증착물질 가열장치
KR100589937B1 (ko) 금속 박막 형성용 증발원
JP4002769B2 (ja) 蒸発容器とその蒸発容器を有する成膜装置
KR100598717B1 (ko) 불균일하게 배치된 가열수단을 포함하는 유기 전계 발광소자의 증착원
JP2005082833A (ja) 薄膜堆積用分子線源セル
KR20140083503A (ko) 증발원 및 이를 구비한 증착장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080306

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080701

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4153713

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140711

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees