JP2003288399A

JP2003288399A - 座席予約方法および座席予約プログラム

Info

Publication number: JP2003288399A
Application number: JP2002093200A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Sugimoto; 賢一杉本; Shogo Hayashi; 省吾林
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 2002-03-28
Filing date: 2002-03-28
Publication date: 2003-10-10

Abstract

(57)【要約】【課題】本発明は、座席の予約状況を管理する座席予
約方法および座席予約プログラムに関し、店舗のテーブ
ル、座席の位置情報をもとに予約を空とした予約管理テ
ーブルを自動作成し、予約があったときに空のテーブ
ル、座席を検索して予約済み、予約時間帯などを登録
し、店舗内のテーブル、座席の配置情報を入力するのみ
で、予約管理テーブルを自動作成して簡易かつ正確に座
席の予約状況を提示したり、予約を管理したりすること
を目的とする。【解決手段】店舗内のテーブルおよび当該テーブルの
座席の位置情報を取り込むステップと、取り込んだテー
ブルおよび当該テーブルの座席の位置情報をもとに、店
舗内のテーブルおよび当該テーブルの座席の配置を表す
レイアウト、およびテーブルの各座席を空とした予約テ
ーブルを作成するステップとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、座席の予約状況を
管理する座席予約方法および座席予約プログラムに関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、飲食店の店舗は、顧客の予約を管
理するために、店舗内のテーブル番号に対応づけて受け
付けた予約時間帯、予約者、人数、連絡先などを記入
し、予約を管理するようにしていた。また、テーブル番
号がいずれの場所にあるのか、座席数がいくつかについ
ては、テーブルレイアウトを用意してこれを参照して判
断するようにしていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このため、予約があっ
たときには予約のあった人数分の空の座席のあるテーブ
ルを、テーブルレイアウトを参照して見つけて当該見つ
けたテーブルについて、予約テーブルに予約の旨、時間
帯、人数、連絡先などを記入して予約を管理するという
面倒な作業が要求されてしまうという問題があった。

【０００４】本発明は、これらの問題を解決するため、
店舗のテーブル、座席の位置情報をもとに予約を空とし
た予約管理テーブルを自動作成し、予約があったときに
空のテーブル、座席を検索して予約済み、予約時間帯な
どを登録し、店舗内のテーブル、座席の配置情報を入力
するのみで、予約管理テーブルを自動作成して簡易かつ
正確に座席の予約状況を提示したり、予約を管理したり
することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】図１を参照して課題を解
決するための手段を説明する。

【０００６】図１において、座席予約システム１は、店
舗内のテーブルの座席を予約するものであって、ここで
は、予約管理テーブル作成手段１２、予約手段１３、予
約管理テーブル２などから構成されるものである。

【０００７】予約管理テーブル作成手段１２は、店舗の
テーブル、座席の配置情報をもとに予約管理テーブル２
を作成などするものである。

【０００８】予約手段１３は、予約管理テーブル２を参
照して予約を行うものである。

【０００９】予約管理テーブル２は、店舗内のテーブル
と座席のレイアウト、および座席の予約状況を登録し、
管理するものである。

【００１０】次に、動作を説明する。

【００１１】予約管理テーブル作成手段１２が取り込ん
だ店舗内のテーブルおよび当該テーブルの座席の位置情
報をもとに、テーブルおよび当該テーブルの座席の配置
を表すレイアウト、およびテーブルの各座席を空とした
予約テーブル２３を作成するようにしている。

【００１２】この際、予約手段１３が予約があったとき
に、予約テーブル２３中で空の座席から隣接する他の空
の座席を、予約のあった人数の数だけ確保できたときに
予約可を提示するようにしている。

【００１３】また、予約手段１３が予約があったとき
に、予約テーブル２３中で空のテーブルを見つけ当該見
つけた空のテーブル中の座席から隣接する他の空の座席
を、予約のあった人数の数だけ確保できたときに予約可
を提示するようにしている。

【００１４】また、予約手段１３が空の１つのテーブル
で予約のあった人数の数だけ確保できなかったときに、
隣接する他の空のテーブル中の座席を、不足の人数の数
だけ確保できたときに予約可を提示するようにしてい
る。

【００１５】また、予約手段１３がテーブルと当該テー
ブルの座席のレイアウトを表示すると共に予約済み座席
および予約可の座席を区別して強調表示するようにして
いる。

【００１６】また、予約手段１３が予約できなかったと
きに予約テーブル１３に登録されている予約時間帯のう
ちの早く空になる席あるいはテーブルから順に予約を確
保できる予約時間帯を見つけて当該見つけた予約時間帯
の終わりの時間に予約可を提示するようにしている。

【００１７】従って、店舗のテーブル、座席の位置情報
をもとに予約を空とした予約管理テーブル２を自動作成
し、予約があったときに空のテーブル、座席を検索して
予約済み、予約時間帯などを登録することにより、店舗
内のテーブル、座席の配置情報を入力するのみで、予約
管理テーブル２を自動作成して簡易かつ正確に座席の予
約状況を提示したり、予約を管理したりすることが可能
となる。

【００１８】

【発明の実施の形態】次に、図１から図９を用いて本発
明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。

【００１９】図１は、本発明のシステム構成図を示す。

【００２０】図１において、座席予約システム１は、外
部記憶装置あるいは記録媒体から読み込んだプログラム
を主記憶にローディングして起動し、各種処理を実行す
るものであって、ここでは、入力手段１１、予約管理テ
ーブル作成手段１２、予約手段１３、予約管理テーブル
２、表示装置１４、および入力装置１５などから構成さ
れるものである。

【００２１】入力手段１１は、店舗内のテーブル、座席
の位置などを入力するものであって、例えば画面上から
店舗内に配置したテーブルの位置、大きさ、座席の位置
などを入力するものである。

【００２２】予約管理テーブル作成手段１２は、店舗の
テーブル、座席の位置情報をもとに予約管理テーブル２
を作成するものである（図２から図４を用いて後述す
る）。

【００２３】予約手段１３は、予約管理テーブル２を参
照して予約を行うものである（図５から図９を用いて後
述する）。

【００２４】予約管理テーブル２は、店舗内のテーブル
と座席のレイアウト、および座席の予約状況を登録して
管理するものであって、テーブルレイアウトＤＢ２１、
座席レイアウトＤＢ２２、予約テーブル２３から構成さ
れるものである。

【００２５】テーブルレイアウトＤＢ２１は、店舗内の
テーブル、座席のレイアウトを登録したものである（図
３の（ｂ）参照）。

【００２６】座席レイアウトＤＢ２２は、テーブルに配
置した座席のレイアウトを登録したものである（図３の
（ｃ）参照）。

【００２７】予約テーブル２３は、テーブル、座席の予
約状況（空、予約済み）を登録して管理するものである
（図４の（ｂ），図６参照）。

【００２８】表示装置１４は、テーブルレイアウトおよ
び座席の予約済み、空の状況などを表示するものである
（図７から図９参照）。

【００２９】入力装置１５は、各種操作指示やデータを
入力するものであって、マウスやキーボードなどの入力
装置である。

【００３０】端末３は、顧客が操作して座席予約システ
ム１に接続し、席の予約を行うものであって、電話（携
帯電話）やパソコンである。

【００３１】ネットワーク／公衆回線４は、パソコンを
座席予約システム１に接続して座席予約システム１に座
席の予約を申し込んだり、携帯電話で座席予約システム
１を呼び出して座席の予約を申し込んだりなどするため
のものである。

【００３２】次に、図２のフローチャートの順番に従
い、店舗内のテーブル、座席の配置情報の入力について
詳細に説明する。

【００３３】図２は、本発明の動作説明フローチャート
（入力）を示す。

【００３４】図２において、Ｓ１は、店舗内の形状を入
力する。これは、例えば後述する図３の（ａ）に示す店
舗内のテーブルや座席を設ける全体の形状（レイアウ
ト）を入力する。

【００３５】Ｓ２は、テーブル配置を入力する。図３の
（ａ）で、店舗内の概略のテーブル配置（位置、大き
さ）を入力する。

【００３６】Ｓ３は、、座敷テーブルの配置を入力す
る。店舗内の概略の座敷内のテーブル配置（位置、大き
さ）を入力する。これらＳ２、Ｓ３を繰り返すことで、
後述する図３の（ｂ）のテーブルレイアウトＤＢ２１が
自動作成される。

【００３７】Ｓ４は、終了か判別する。ＹＥＳの場合に
は、図３の（ａ）に示すように、店舗内の全てのテーブ
ルを配置したので、Ｓ５に進む。一方、ＮＯの場合に
は、次のテーブル（座敷テーブル）についてＳ２以降を
繰り返す。

【００３８】Ｓ５は、テーブルの配置情報を取得する。
これは、Ｓ２からＳ３で入力したテーブル（座敷テーブ
ル）の配置情報を読み出す。

【００３９】Ｓ６は、テーブルの座席の位置を入力す
る。これは。図３の（ａ）で、店舗内に配置したテーブ
ルについて、座席の位置をそれぞれ入力する。これらＳ
５、Ｓ６を繰り返すことにより、後述する図３の（ｃ）
の座席レイアウトＤＢ２２が自動作成されることとな
る。

【００４０】Ｓ７は、終了か判別する。ＹＥＳの場合に
は、各テーブルについて全ての座席の位置を入力したの
で、終了する。一方、ＮＯの場合には、次のテーブルい
ついてＳ５以降を繰り返す。

【００４１】以上によって、後述する図３の（ａ）に示
す店舗レイアウト（テーブル、座席の位置情報）が全て
入力して作成すると共に、図３の（ｂ）のテーブルレイ
アウトＤＢ２１および図３の（ｃ）の座席レイアウトＤ
Ｂ２２が自動的に作成されたこととなる。

【００４２】図３は、本発明の説明図を示す。

【００４３】図３の（ａ）は、店舗レイアウトマップ例
を示す。これは、既述した図２のフローチャートで、利
用者が画面上で店舗内の形状、テーブル配置、座席配置
をそれぞれ入力し、テーブルＩＤ、座席ＩＤ（テーブル
ＩＤ＋テーブル内の座席のＩＤ）を自動採番した昇順の
値（あるいは利用者から指定された値）をＩＤとして付
与し、表示したものである。ここで、テーブルＩＤは０
１から０５で表す。座席ＩＤは、テーブルＩＤ＋（テー
ブル内の座席のＩＤ）で表し、例えばテーブルＩＤ＝０
５の座席ＩＤは、テーブルＩＤ＝０５、テーブル内の座
席ＩＤ＝０１から０８であるから、０５０１，０５０
２，０５０３・・・０５０８の図示のようになる。

【００４４】図３の（ｂ）は、テーブルレイアウトＤＢ
例を示す。テーブルレイアウトＤＢ２１は、図示の下記
のデータを対応付けて登録したものである。

【００４５】・テーブルＩＤ：・Ｘ座標：・Ｙ座標：・座席個数：・座席種類：椅子あるいは座敷・その他：ここで、テーブルＩＤは店舗内に配置したテ
ーブルに一意に付与されたＩＤである。Ｘ座標、Ｙ座標
は図３の（ａ）の店舗レイアウトマップ上でテーブルの
例えば左上のＸ座標、Ｙ座標である。座席個数はテーブ
ルＩＤのテーブルの座席の個数である。座席種類は座席
が椅子か、あるいは座敷かの種別を表す。

【００４６】以上のように、テーブルレイアウトＤＢ２
１に店舗内に配置したテーブルの位置、座席個数、座席
種別を登録して管理することが可能となる。

【００４７】図３の（ｃ）は、座席レイアウトＤＢ例を
示す。座席レイアウトＤＢ２２は、図示の下記のデータ
を対応付けて登録したものである。

【００４８】・咲きＩＤ：・Ｘ座標：・Ｙ座標：・その他：ここで、座席ＩＤはテーブルに配置した一意
に付与した座席のＩＤである。Ｘ座標、Ｙ座標は図３の
（ａ）の店舗レイアウトマップ上でテーブルに配置した
座脊駅の例えば左上のＸ座標、Ｙ座標である。

【００４９】以上のように、座席レイアウトＤＢ２２に
テーブルに配置した座席の位置を登録して管理すること
が可能となる。

【００５０】図４は、本発明の説明図（予約テーブル作
成）を示す。

【００５１】図４において、Ｓ１１は、入力する。これ
は、例えば・店舗の開店時間（例えば１７：００から２４：００）・単位時間（例えば３０分間）などを入力する。

【００５２】Ｓ１２は、座席レイアウトＤＢ２２から座
席ＩＤを取り出す。

【００５３】Ｓ１３は、開店時間と単位時間をもとに予
約セルを作成する。これは、例えば後述する図４の
（ｂ）の予約テーブル２３に示すように、Ｓ１２で図３
の（ｃ）の座席レイアウトＤＢ２２から順に取り出した
１つの座席ＩＤに対応づけて、店舗の開店時間から単位
時間（例えば２０分）毎に予約セル（予約が未の状態の
セル）を閉店時間まで作成する。同様に、他の座席ＩＤ
についても同様に繰り返す、Ｓ１４は、団体ＩＤ用のセ
ルを追加する。これは、図４の（ｂ）の予約テーブル２
３に示すように、団体ＩＤ用のセルを追加する。

【００５４】Ｓ１５は、予約テーブル完成する。

【００５５】以上の手順により、既述した図３の（ｃ）
の座席レイアウトＤＢ２３をもとに、座席毎に単位時間
の予約セルを開店時間から閉店時間まで自動作成および
団体ＩＤ用のセルを追加し、図４の（ｂ）の予約テーブ
ル２３を自動作成することが可能となる。

【００５６】図４の（ｂ）は、予約テーブル例を示す。
予約テーブル２３には、図示の下記の情報を対応づけ作
成する。

【００５７】・座席ＩＤ：・団体ＩＤ：・セル（図４の（ａ）のＳ１１で指定された単位時間毎
のセル）ここで、座席ＩＤは図３の（ｃ）の座席レイアウトＤＢ
２２に設定されている座席ＩＤである。団体ＩＤは、団
体専用の予約用のＩＤを設定するセルである。セルは、
単位時間毎に設けて予約のときに１、予約未のときにな
しを設定して予約状況を設定するセルである。

【００５８】図５は、本発明の動作説明フローチャート
（予約）を示す。

【００５９】図５において、Ｓ２１は、予約依頼を受け
る。

【００６０】Ｓ２２は、任意に指定された起点、または
自動で指定された起点に近い空席を選択する。これは、
画面上に、例えば後述する図８の店舗レイアウトマップ
を表示させ、利用者が任意の空の席を指定、あるいはシ
ステムが自動的に所定の空の席を指定するか、または空
の席の近傍を指定すると指定されたまたは指定された点
に一番近い空の席を起点に、近い空席を選択する。

【００６１】Ｓ２３は、選択された空席を起点として予
約依頼の人数分の空席を検索する。

【００６２】Ｓ２４は、人数分の空席有りか判別する。
ＹＥＳの場合には、Ｓ２７に進む。ＮＯの場合には、人
数分の空席がなしと判明したので、Ｓ２５に進む。

【００６３】Ｓ２５は、Ｓ２４のＮＯで人数分の空席な
しと判明したので、他の起点を検索（例えば図７の店舗
レイアウトマップ上の左上、右上、左下、右下、中心と
その近傍の空席を順に検索）し、Ｓ２６ですべての起点
探索終了か判別し、ＮＯの場合に次の起点についてＳ２
２以降を繰り返し、一方、Ｓ２６のＹＥＳの場合には全
て起点から探索しても人数分の空席を確保できないと判
明（当該予約のあった人数分を確保できない満席と判
明）したので、Ｓ３１以降に進む。

【００６４】Ｓ２７は、Ｓ２４のＹＥＳで人数分の空席
が選択できたので、選択された予約可能な座席の候補を
店舗レイアウトマップ上にブランク表示し、利用者に知
らせる。

【００６５】Ｓ２８は、選択された候補の空席でＯＫか
判別する。ＹＥＳの場合には、Ｓ２９で予約ＩＤを予約
団体のＩＤ付与して予約テーブル２３に追加する。ＮＯ
の場合には予約可能な別の候補の座席を表示する。例え
ば後述する図６の予約テーブル２３の団体ＩＤの欄に団
体ＩＤ（例えばＡ）と、予約人数、予約座席ＩＤ，予約
の開始時刻、終了時刻を登録する。

【００６６】以上によって、予約依頼があったときに、
任意の起点あるいは指定点の近くの空席を選択して予約
依頼を受けた人数分だけ選択できればこれら選択した空
席、選択できかったときは他の起点（店舗レイアウトマ
ップの左上、右上、左下、右下、中央などを起点）とし
て繰り返して空席が選択できればこれら選択した空席を
候補として予約者に提示し．ＯＫのときに団体ＩＤを付
与して図６の予約テーブル２３に、団体ＩＤ，予約人
数、予約座席ＩＤ，予約開始時間、終了時間を登録し、
一連の予約処理を完了することが可能となる。

【００６７】また、Ｓ３１は、Ｓ２６のＹＥＳで予約し
ようとした人数の空席が選択できなかったので、現在時
刻に一番近い予約終了時刻を取り出す。これは、例えば
図６の予約テーブル２３から現在時刻（あるいは予約時
刻）に一番近い予約終了時刻を取り出す。

【００６８】Ｓ３２は、取り出した予約終了時刻の席を
全て仮に空席とする。

【００６９】Ｓ３３は、検索処理を行う。これは、既述
したＳ２２からＳ２７の検索処理を行い、起点から人数
分の空席の選択を行う。

【００７０】Ｓ３４は、予約可能か判別する。Ｓ３３の
空席の選択で予約可か判別する。ＹＥＳの場合には、Ｓ
３６で予約可能な時刻を提示し、予約者に知らせ、遅れ
た時間でもよければ予約し、そうでなければ予約しな
い。一方、Ｓ３４のＮＯの場合には、Ｓ３５で現在時刻
（あるいは予約時刻）に次に近い予約時刻を取り出し、
Ｓ３２以降を繰り返す。

【００７１】以上によって、予約しようとした人数分の
空席を選択できなかったときは、予約テーブル２３を参
照して現在時刻（あるいは予約時刻）に予約終了時刻が
近い順に仮に空席とし、Ｓ２２からＳ２７により近い空
席が人数分だけ選択できれば当該選択できたときの予約
終了時刻なら予約可能とその予約可能な空席を店舗レイ
アウトマップ上に例えば後述する図９に示すように提示
し、ＯＫのときに予約テーブル２３に団体ＩＤ，予約人
数、予約座席ＩＤ，開始時刻、終了時刻を登録し、予約
を完了することが可能となる。

【００７２】図６は、本発明の予約テーブル例を示す。
予約テーブル２３には、ここでは、図示の下記の情報を
対応づけて登録する。

【００７３】・団体ＩＤ：・予約人数：・予約座席ＩＤ：・開始時刻：・終了時刻：・その他：ここで、団体ＩＤは予約した予約者を識別す
る名称（Ａ会社、総務部様など）である。予約人数は予
約した総数である。予約座席ＩＤは既述した図５のフロ
ーチャートに従い選択した全ての空席の座席ＩＤであ
る。開始時刻、終了時刻は予約した開始時刻と終了時刻
である。

【００７４】図７から図９は、店舗レイアウトマップの
画面例を示す。

【００７５】図７の店舗レイアウトマップは、斜線の座
席が予約済みを表し、空白（□）が予約未の座席を表
す。

【００７６】以上の図７のように、店舗レイアウトマッ
プを表示することにより、現時刻（あるいは指定した時
刻）における予約状況を、ひと目で認識できるように表
示することが可能となる。

【００７７】図８の店舗レイアウトマップは、斜線の座
席が予約済みを表し、□の中に◎がある座席が現時刻
（あるいは表示させた予約時刻など）から３０分後に空
席（ここでは、７人分の座席）となる旨が提示されてい
る。

【００７８】以上の図８のように、店舗レイアウトマッ
プを表示することにより、現時刻（あるいは指定した時
刻）の予約状況と、３０分後に空席となる状況が合わせ
て表示され、３０分後であれば予約可能な旨を、ひと目
で認識できるように表示することが可能となる。

【００７９】図９の店舗レイアウトマップは、斜線の座
席が予約済みを表し、□の中に◎がある座席が現時刻
（あるいは表示させた予約時刻など）から３０分後に空
席（ここでは、７人分の座席）となる旨が提示されてい
る。この状態で、□の中に◎が表示されている３０分後
に空席（既述した図５のＳ３１からＳ３６の処理により
３０分後に空となると判明した空席）について、下段に
示すように、「この座席を予約しますか」とメッセージ
を表示し、図示の登録ボタンを押下すると、当該空席の
情報が図６の予約テーブル２３に示すように登録され。
予約されることとなる。

【００８０】以上の図９のように、店舗レイアウトマッ
プを表示することにより、現時刻（あるいは指定した時
刻）の予約状況と、３０分後に空席となる状況と、更に
「この座席を予約しますか」と表示し、登録ボタンを押
下して予約することが可能となる。

【００８１】（付記１）座席の予約状況を管理する座席
予約方法において、店舗内のテーブルおよび当該テーブ
ルの座席の位置情報を取り込むステップと、上記取り込
んだテーブルおよび当該テーブルの座席の位置情報をも
とに、店舗内のテーブルおよび当該テーブルの座席の配
置を表すレイアウト、およびテーブルの各座席を空とし
た予約テーブルを作成するステップとを有する座席予約
方法。

【００８２】（付記２）予約があったときに、上記予約
テーブル中で空の座席から隣接する他の空の座席を、予
約のあった人数の数だけ確保できたときに予約可を提示
するステップを有する付記１記載の座席予約方法。

【００８３】（付記３）予約があったときに、上記予約
テーブル中で空のテーブルを見つけ当該見つけた空のテ
ーブル中の座席から隣接する他の空の座席を、予約のあ
った人数の数だけ確保できたときに予約可を提示するス
テップを有する付記１記載の座席予約方法。

【００８４】（付記４）上記空の１つのテーブルで予約
のあった人数の数だけ確保できなかったときに、隣接す
る他の空のテーブル中の座席を、当該不足の人数の数だ
け確保できたときに予約可を提示する付記３記載の座席
予約方法。

【００８５】（付記５）上記テーブルと当該テーブルの
座席のレイアウトを表示すると共に予約済み座席および
上記予約可の座席を区別して強調表示することを特徴と
する付記２から付記５のいずれかに記載の座席予約方
法。

【００８６】（付記６）上記予約できなかったときに上
記予約テーブルに登録されている予約時間帯のうちの早
く空になる席あるいはテーブルから順に上記予約を確保
できる予約時間帯を見つけて当該見つけた予約時間帯の
終わりの時間に予約可を提示するステップを有する付記
２から付記５のいずれかに記載の座席予約方法。

【００８７】（付記７）座席の予約状況を管理する座席
予約プログラムにおいて、店舗内のテーブルおよび当該
テーブルの座席の位置情報を取り込むステップと、上記
取り込んだテーブルおよび当該テーブルの座席の位置情
報をもとに、店舗内のテーブルおよび当該テーブルの座
席の配置を表すレイアウト、およびテーブルの各座席を
空とした予約テーブルを作成するステップとしてコンピ
ュータに機能させるための座席予約プログラム。

【００８８】（付記８）座席の予約状況を管理する座席
予約システムにおいて、店舗内のテーブルおよび当該テ
ーブルの座席の位置情報を取り込む手段と、上記取り込
んだテーブルおよび当該テーブルの座席の位置情報をも
とに、店舗内のテーブルおよび当該テーブルの座席の配
置を表すレイアウト、およびテーブルの各座席を空とし
た予約テーブルを作成する手段とを備えたことを特徴と
する座席予約システム。

【００８９】（付記９）座席の予約状況を管理するプロ
グラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体にお
いて、店舗内のテーブルおよび当該テーブルの座席の位
置情報を取り込むステップと、上記取り込んだテーブル
および当該テーブルの座席の位置情報をもとに、店舗内
のテーブルおよび当該テーブルの座席の配置を表すレイ
アウト、およびテーブルの各座席を空とした予約テーブ
ルを作成するステップととして機能させるプログラムを
記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。

【００９０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
店舗のテーブル、座席の位置情報をもとに予約を空とし
た予約管理テーブル２を自動作成し、予約があったとき
に空のテーブル、座席を検索して予約済み、予約時間帯
などを登録する構成を採用しているため、店舗内のテー
ブル、座席の配置情報を入力するのみで、予約管理テー
ブル２を自動作成して簡易かつ正確に座席の予約状況を
提示したり、予約を管理したりすることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のシステム構成図である。

【図２】本発明の動作説明フローチャート（入力）であ
る。

【図３】本発明の説明図である。

【図４】本発明の説明図（予約テーブル作成）である。

【図５】本発明の動作説明フローチャート（予約））で
ある。

【図６】本発明の予約テーブル例である。

【図７】本発明の画面例（その１）である。

【図８】本発明の画面例（その２）である。

【図９】本発明の画面例（その３）である。

【符号の説明】

１：座席予約システム１１：入力手段１２：予約管理テーブル作成手段１３：予約手段１４：表示装置１５：入力装置２：予約管理テーブル２１：テーブルレイアウトＤＢ２２：座席レイアウトＤＢ２３：予約テーブル３：端末（顧客）４：ネットワーク／公衆回線

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】座席の予約状況を管理する座席予約方法に
おいて、店舗内のテーブルおよび当該テーブルの座席の位置情報
を取り込むステップと、上記取り込んだテーブルおよび当該テーブルの座席の位
置情報をもとに、店舗内のテーブルおよび当該テーブル
の座席の配置を表すレイアウト、およびテーブルの各座
席を空とした予約テーブルを作成するステップとを有す
る座席予約方法。
【請求項２】予約があったときに、上記予約テーブル中
で空のテーブルを見つけ当該見つけた空のテーブル中の
座席から隣接する他の空の座席を、予約のあった人数の
数だけ確保できたときに予約可を提示するステップを有
する請求項１記載の座席予約方法。
【請求項３】座席の予約状況を管理する座席予約プログ
ラムにおいて、店舗内のテーブルおよび当該テーブルの座席の位置情報
を取り込むステップと、上記取り込んだテーブルおよび当該テーブルの座席の位
置情報をもとに、店舗内のテーブルおよび当該テーブル
の座席の配置を表すレイアウト、およびテーブルの各座
席を空とした予約テーブルを作成するステップとしてコ
ンピュータに機能させるための座席予約プログラム。