JP2003284282A - 減速機構付き電動モータのターミナル接続部構造 - Google Patents
減速機構付き電動モータのターミナル接続部構造Info
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/22—Auxiliary parts of casings not covered by groups H02K5/06-H02K5/20, e.g. shaped to form connection boxes or terminal boxes
- H02K5/225—Terminal boxes or connection arrangements
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- H02K5/14—Means for supporting or protecting brushes or brush holders
- H02K5/143—Means for supporting or protecting brushes or brush holders for cooperation with commutators
- H02K5/148—Slidably supported brushes
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/10—Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
- H02K7/116—Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears
- H02K7/1163—Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion
- H02K7/1166—Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion comprising worm and worm-wheel
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2186—Gear casings
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 別仕様を有する減速機構付きモータにおい
て、ブラシホルダユニットを両仕様間で共用化し、製品
コストの削減を図る。 【解決手段】 ブラシ側ターミナル３１ａ〜３１ｃと電
源側ターミナル片３２ａ〜３２ｃとの間の接続部３０が
モータ軸側方に対向配置されたＬ位置又はＲ位置に配設
される。ブラシ側ターミナル３１ａ等及び電源側ターミ
ナル片３２ａ等に対し着脱自在に設けられた接続ユニッ
ト３６にて両ターミナルを接続する。接続ユニット３６
は、ブラシ側ターミナル３１ａ等と接続される雄端子３
７ａ〜３７ｃと、電源側ターミナル片３２ａ等と接続さ
れる雌端子３８ａ〜３８ｃと、雄端子３７ａ等と雌端子
３８ａ等を接続し雑音防止用のコイル部を有する。ブラ
シホルダ１５を周方向に回転させることにより、接続部
３０をＬ位置又はＲ位置に設定でき、接続ユニット３６
は何れに位置にても使用できる。
て、ブラシホルダユニットを両仕様間で共用化し、製品
コストの削減を図る。 【解決手段】 ブラシ側ターミナル３１ａ〜３１ｃと電
源側ターミナル片３２ａ〜３２ｃとの間の接続部３０が
モータ軸側方に対向配置されたＬ位置又はＲ位置に配設
される。ブラシ側ターミナル３１ａ等及び電源側ターミ
ナル片３２ａ等に対し着脱自在に設けられた接続ユニッ
ト３６にて両ターミナルを接続する。接続ユニット３６
は、ブラシ側ターミナル３１ａ等と接続される雄端子３
７ａ〜３７ｃと、電源側ターミナル片３２ａ等と接続さ
れる雌端子３８ａ〜３８ｃと、雄端子３７ａ等と雌端子
３８ａ等を接続し雑音防止用のコイル部を有する。ブラ
シホルダ１５を周方向に回転させることにより、接続部
３０をＬ位置又はＲ位置に設定でき、接続ユニット３６
は何れに位置にても使用できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイパ装置等の車
両用電装品に用いられる減速機構付き電動モータにおけ
るターミナル接続部構造に関する。
両用電装品に用いられる減速機構付き電動モータにおけ
るターミナル接続部構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種の減速機構付きモータ
は、特開平8-275441号公報に示されているように、電動
モータとモータの回転出力を減速する減速機構部とから
構成される。減速機構部は、ウォーム減速機構とモータ
軸を支持する軸受とを収容したケースフレームと、ケー
スフレームに対しモータ軸の軸方向から組み込まれるケ
ースカバーとから構成される。ケースフレーム側にはブ
ラシホルダが固定され、そこに電動モータのコンミテー
タに摺接するブラシが収容される。ブラシホルダには、
ブラシと電気的に接続されるブラシ側ターミナルが設け
られる。一方、ケースカバー側には、電源供給用リード
線に電気的に接続される電源側ターミナルが設けられ
る。ブラシ側と電源側の両ターミナルは、モータ軸の上
方に配され、ケースカバーをケースフレームに取り付け
ると、両ターミナルが接続されてブラシと電源供給用リ
ード線とが電気的に接続される。
は、特開平8-275441号公報に示されているように、電動
モータとモータの回転出力を減速する減速機構部とから
構成される。減速機構部は、ウォーム減速機構とモータ
軸を支持する軸受とを収容したケースフレームと、ケー
スフレームに対しモータ軸の軸方向から組み込まれるケ
ースカバーとから構成される。ケースフレーム側にはブ
ラシホルダが固定され、そこに電動モータのコンミテー
タに摺接するブラシが収容される。ブラシホルダには、
ブラシと電気的に接続されるブラシ側ターミナルが設け
られる。一方、ケースカバー側には、電源供給用リード
線に電気的に接続される電源側ターミナルが設けられ
る。ブラシ側と電源側の両ターミナルは、モータ軸の上
方に配され、ケースカバーをケースフレームに取り付け
ると、両ターミナルが接続されてブラシと電源供給用リ
ード線とが電気的に接続される。
【０００３】ところが、このような減速機構付きモータ
では、前述のように両ターミナルがモータ軸の上方に配
されているため、モータ軸上方にターミナルの寸法が加
重されて装置の厚みが大きくなるという問題があった。
そこで、装置の小型化・薄型化を図るため、ターミナル
位置をモータ軸上方から側方に移動し、モータ軸上方の
寸法を切り詰める構成が開発されるに至った。図１３
は、従来の減速機構付きモータの構成を示す説明図であ
り、（ａ）はターミナル５１をモータ軸５２上方に配し
たセンター接続の装置、（ｂ）はターミナル５１をモー
タ軸５２側方に配したサイド接続の装置の構成を示して
いる。図１３から分かるように、ターミナル５１をセン
ター接続からサイド接続に変更することにより、ターミ
ナルの分だけ装置が薄くなり、装置の厚さがＴ1→Ｔ2に
小型化される。
では、前述のように両ターミナルがモータ軸の上方に配
されているため、モータ軸上方にターミナルの寸法が加
重されて装置の厚みが大きくなるという問題があった。
そこで、装置の小型化・薄型化を図るため、ターミナル
位置をモータ軸上方から側方に移動し、モータ軸上方の
寸法を切り詰める構成が開発されるに至った。図１３
は、従来の減速機構付きモータの構成を示す説明図であ
り、（ａ）はターミナル５１をモータ軸５２上方に配し
たセンター接続の装置、（ｂ）はターミナル５１をモー
タ軸５２側方に配したサイド接続の装置の構成を示して
いる。図１３から分かるように、ターミナル５１をセン
ター接続からサイド接続に変更することにより、ターミ
ナルの分だけ装置が薄くなり、装置の厚さがＴ1→Ｔ2に
小型化される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、減速機
構付きモータは、図１４（ａ）（ｂ）のように、設計条
件によって、ターミナルの位置が鏡像関係にある左右勝
手違いの仕様が存在する。このため、図１３（ｂ）のよ
うにターミナル５１をサイド接続とすると、ケースフレ
ームやケースカバーのみならず、ブラシ側ターミナルを
有するブラシホルダユニットも左右勝手違いの部品が必
要となる。すなわち、仕様ごとに同種の部品を製造する
必要が生じ、部品種類が増加すると共に、製造用の金型
もそれぞれ別個に作成しなければならず、製品コストが
増大するという問題があった。
構付きモータは、図１４（ａ）（ｂ）のように、設計条
件によって、ターミナルの位置が鏡像関係にある左右勝
手違いの仕様が存在する。このため、図１３（ｂ）のよ
うにターミナル５１をサイド接続とすると、ケースフレ
ームやケースカバーのみならず、ブラシ側ターミナルを
有するブラシホルダユニットも左右勝手違いの部品が必
要となる。すなわち、仕様ごとに同種の部品を製造する
必要が生じ、部品種類が増加すると共に、製造用の金型
もそれぞれ別個に作成しなければならず、製品コストが
増大するという問題があった。
【０００５】本発明の目的は、別仕様を有する減速機構
付きモータにおいて、ブラシホルダユニットを両仕様間
で共用化し、製品コストの削減を図ることにある。
付きモータにおいて、ブラシホルダユニットを両仕様間
で共用化し、製品コストの削減を図ることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の減速機構付き電
動モータのターミナル接続部構造は、電動モータの回転
出力を減速する減速機構が収容され、前記電動モータの
コンミテータに摺接するブラシを保持するブラシホルダ
及び前記ブラシに電気的に接続されるブラシ側ターミナ
ルとを備えるケースフレームと、前記ケースフレームに
取り付けられ、給電用電源と電気的に接続される電源側
ターミナルを備えるケースカバーとを有し、前記ブラシ
側ターミナルと前記電源側ターミナルとの間の接続部が
前記電動モータの回転軸側方に前記回転軸を挟んで対向
して設けられた第１位置又は第２位置に配設される減速
機構付き電動モータにおける前記接続部の構造であっ
て、前記ブラシ側ターミナル及び前記電源側ターミナル
と別体に形成され、前記ブラシ側ターミナルと接続され
る第１ターミナルと、前記電源側ターミナルと接続され
る第２ターミナルと、前記第１ターミナルと前記第２タ
ーミナルとの間を接続するジャンパ線とを有し、前記第
１位置又は第２位置にて前記ブラシ側ターミナル及び前
記電源側ターミナルに対し着脱自在に設けられた接続ユ
ニットを有することを特徴とする。
動モータのターミナル接続部構造は、電動モータの回転
出力を減速する減速機構が収容され、前記電動モータの
コンミテータに摺接するブラシを保持するブラシホルダ
及び前記ブラシに電気的に接続されるブラシ側ターミナ
ルとを備えるケースフレームと、前記ケースフレームに
取り付けられ、給電用電源と電気的に接続される電源側
ターミナルを備えるケースカバーとを有し、前記ブラシ
側ターミナルと前記電源側ターミナルとの間の接続部が
前記電動モータの回転軸側方に前記回転軸を挟んで対向
して設けられた第１位置又は第２位置に配設される減速
機構付き電動モータにおける前記接続部の構造であっ
て、前記ブラシ側ターミナル及び前記電源側ターミナル
と別体に形成され、前記ブラシ側ターミナルと接続され
る第１ターミナルと、前記電源側ターミナルと接続され
る第２ターミナルと、前記第１ターミナルと前記第２タ
ーミナルとの間を接続するジャンパ線とを有し、前記第
１位置又は第２位置にて前記ブラシ側ターミナル及び前
記電源側ターミナルに対し着脱自在に設けられた接続ユ
ニットを有することを特徴とする。
【０００７】本発明にあっては、接続ユニットをブラシ
ホルダと別体化し、第１位置又は第２位置にてブラシ側
ターミナルや電源側ターミナルに対し着脱自在に設けた
ことにより、第１位置・第２位置のように異なる仕様が
存在する場合であっても、別仕様品の方向性をブラシホ
ルダと接続ユニットにて吸収することができ、両仕様で
ブラシホルダを共用することが可能となる。このため、
部品種類を抑えることができると共に、製造用の金型も
それぞれ別個に作成する必要がなく、金型製造コストを
削減し製品のコストダウンが図られる。
ホルダと別体化し、第１位置又は第２位置にてブラシ側
ターミナルや電源側ターミナルに対し着脱自在に設けた
ことにより、第１位置・第２位置のように異なる仕様が
存在する場合であっても、別仕様品の方向性をブラシホ
ルダと接続ユニットにて吸収することができ、両仕様で
ブラシホルダを共用することが可能となる。このため、
部品種類を抑えることができると共に、製造用の金型も
それぞれ別個に作成する必要がなく、金型製造コストを
削減し製品のコストダウンが図られる。
【０００８】前記減速機構付き電動モータのターミナル
接続部構造において、前記回転軸を中心として前記ブラ
シホルダを周方向に回転させることにより、前記接続部
を前記第１位置又は前記第２位置に設定できるようにし
ても良い。
接続部構造において、前記回転軸を中心として前記ブラ
シホルダを周方向に回転させることにより、前記接続部
を前記第１位置又は前記第２位置に設定できるようにし
ても良い。
【０００９】また、前記減速機構付き電動モータのター
ミナル接続部構造において、前記ジャンパ線に雑音防止
用コイルを設けても良い。さらに、前記減速機構付き電
動モータを、自動車用ワイパ装置の駆動源として使用し
ても良い。
ミナル接続部構造において、前記ジャンパ線に雑音防止
用コイルを設けても良い。さらに、前記減速機構付き電
動モータを、自動車用ワイパ装置の駆動源として使用し
ても良い。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図１は本発明の一実施の形
態であるターミナル接続部構造を用いた減速機構付き電
動モータの構成を示す説明図、図２は図１の減速機構付
き電動モータの底面図である。図１，２の減速機構付き
電動モータは、自動車用ワイパ装置の駆動源として用い
られ、電動モータ１と減速機構部２とから構成され、電
動モータ１の回転出力が減速機構部２にて減速されて図
示しないワイパ機構を駆動するようになっている。
に基づいて詳細に説明する。図１は本発明の一実施の形
態であるターミナル接続部構造を用いた減速機構付き電
動モータの構成を示す説明図、図２は図１の減速機構付
き電動モータの底面図である。図１，２の減速機構付き
電動モータは、自動車用ワイパ装置の駆動源として用い
られ、電動モータ１と減速機構部２とから構成され、電
動モータ１の回転出力が減速機構部２にて減速されて図
示しないワイパ機構を駆動するようになっている。
【００１１】電動モータ１はステータ１０とロータ１１
とからなり、ステータ１０には、有底筒状のヨーク１２
と、ヨーク１２の内周面に固定された永久磁石１３と、
ブラシ１４及びブラシ１４を保持するブラシホルダ１５
とが設けられている。ロータ１１側には、ステータ１０
内に回動自在に支持されたモータ軸（回転軸）１６と、
モータ軸１６に固定されたアーマチュアコア１７と、ア
ーマチュアコア１７に巻装されたコイル１８と、アーマ
チュアコア１７の側方にてモータ軸１６に固定されたコ
ンミテータ１９とが設けられている。コンミテータ１９
はブラシ１４に摺接しており、これらの基本的構成は従
来の一般的モータと同様である。
とからなり、ステータ１０には、有底筒状のヨーク１２
と、ヨーク１２の内周面に固定された永久磁石１３と、
ブラシ１４及びブラシ１４を保持するブラシホルダ１５
とが設けられている。ロータ１１側には、ステータ１０
内に回動自在に支持されたモータ軸（回転軸）１６と、
モータ軸１６に固定されたアーマチュアコア１７と、ア
ーマチュアコア１７に巻装されたコイル１８と、アーマ
チュアコア１７の側方にてモータ軸１６に固定されたコ
ンミテータ１９とが設けられている。コンミテータ１９
はブラシ１４に摺接しており、これらの基本的構成は従
来の一般的モータと同様である。
【００１２】減速機構部２は、ヨーク１２の開口側端縁
部に一体的に組付けられるケースフレーム２１と、ケー
スフレーム２１の底部に取り付けられる蓋状のケースカ
バー２２とを有している。ケースフレーム２１の内部に
は、モータ軸１６の回転を減速して出力するための歯車
減速機構が内蔵されている。図３は、減速機構部２の構
成をケースカバー２２を外した状態で底面側から見た説
明図である。
部に一体的に組付けられるケースフレーム２１と、ケー
スフレーム２１の底部に取り付けられる蓋状のケースカ
バー２２とを有している。ケースフレーム２１の内部に
は、モータ軸１６の回転を減速して出力するための歯車
減速機構が内蔵されている。図３は、減速機構部２の構
成をケースカバー２２を外した状態で底面側から見た説
明図である。
【００１３】図３に示すように、ケースフレーム２１内
には、モータ軸１６の先端部がヨーク１２から突出して
収納される。モータ軸１６の先端部には、互いに逆捻れ
のねじ溝が刻設された一対のウォーム２３ａ，２３ｂが
形成されている。ウォーム２３ａ，２３ｂは、ケースフ
レーム２１の底面部に回動自在に支持された一対のウォ
ーム歯車２４ａ，２４ｂと噛合している。ウォーム歯車
２４ａ，２４ｂには、同軸上に小径の第１ギア２５ａ，
２５ｂが一体的に設けられており、それらは大径の第２
ギア２６と噛合している。第２ギア２６は、ケースフレ
ーム２１の底面部に回動自在に支持された出力軸２７と
一体に固定されている。出力軸２７には、図示しないワ
イパ機構が連結されている。電動モータ１の駆動力は、
ウォーム２３ａ、２３ｂ、ウォーム歯車２４ａ，２４
ｂ、第１ギア２５ａ，２５ｂ、第２ギア２６を経て減速
された状態で出力軸２７に出力され、ワイパ装置を作動
させる。
には、モータ軸１６の先端部がヨーク１２から突出して
収納される。モータ軸１６の先端部には、互いに逆捻れ
のねじ溝が刻設された一対のウォーム２３ａ，２３ｂが
形成されている。ウォーム２３ａ，２３ｂは、ケースフ
レーム２１の底面部に回動自在に支持された一対のウォ
ーム歯車２４ａ，２４ｂと噛合している。ウォーム歯車
２４ａ，２４ｂには、同軸上に小径の第１ギア２５ａ，
２５ｂが一体的に設けられており、それらは大径の第２
ギア２６と噛合している。第２ギア２６は、ケースフレ
ーム２１の底面部に回動自在に支持された出力軸２７と
一体に固定されている。出力軸２７には、図示しないワ
イパ機構が連結されている。電動モータ１の駆動力は、
ウォーム２３ａ、２３ｂ、ウォーム歯車２４ａ，２４
ｂ、第１ギア２５ａ，２５ｂ、第２ギア２６を経て減速
された状態で出力軸２７に出力され、ワイパ装置を作動
させる。
【００１４】ケースフレーム２１のヨーク１２側端部に
は、ブラシホルダ１５がねじ２８にて固定されている。
図４はブラシホルダ１５をケースフレーム２１側から見
た側面図、図５はその正面図である。ブラシホルダ１５
にはブラシ１４が内外径方向に移動自在に支持されてい
る。ブラシ１４は、スプリング２９によってコンミテー
タ１９側に向けて付勢されている。ブラシホルダ１５に
は、ブラシ給電用のブラシ側ターミナル３１ａ〜３１ｃ
が設けられている。各ブラシ側ターミナル３１ａ〜３１
ｃは図示しない導電板を介して、高速用、低速用、接地
用に３個設けられたブラシ１４のピグテールとそれぞれ
接続されている。
は、ブラシホルダ１５がねじ２８にて固定されている。
図４はブラシホルダ１５をケースフレーム２１側から見
た側面図、図５はその正面図である。ブラシホルダ１５
にはブラシ１４が内外径方向に移動自在に支持されてい
る。ブラシ１４は、スプリング２９によってコンミテー
タ１９側に向けて付勢されている。ブラシホルダ１５に
は、ブラシ給電用のブラシ側ターミナル３１ａ〜３１ｃ
が設けられている。各ブラシ側ターミナル３１ａ〜３１
ｃは図示しない導電板を介して、高速用、低速用、接地
用に３個設けられたブラシ１４のピグテールとそれぞれ
接続されている。
【００１５】ケースフレーム２１の底部には、開口部を
覆うようにケースカバー２２が取り付けられる。図６
は、ケースカバー２２を図１において上方向から見た平
面図である（底面図である図２とは鏡像関係に示されて
いる）。ケースカバー２２の底面には、ブラシホルダ１
５のブラシ側ターミナル３１ａ〜３１ｃと電気的に接続
される電源側ターミナル片３２ａ〜３２ｃが突設されて
いる。また、ケースカバー２２には、板ばね状のコンタ
クトプレート３３が取り付けられている。コンタクトプ
レート３３は、第２ギア２６と一体に回転するリレープ
レート３４と摺接する。電源側ターミナル片３２ａ〜３
２ｃのうち１個（３２ｃ）は、コンタクトプレート３３
及びリレープレート３４を介して、バッテリ等の給電用
電源と接続される電源接続用端子３５と電気的に接続さ
れている。他の２個（３２ａ，３２ｂ）は、ケースカバ
ー２２内部に一体成形された導電板を介して、電源接続
用端子３５と電気的に接続される。そして、電動モータ
１の駆動に伴う第２ギア２６の正逆回動に基づいて、コ
ンタクトプレート３３がリレープレート３４の導電部に
接触、離間し、電動モータ１の駆動制御が行われる。
覆うようにケースカバー２２が取り付けられる。図６
は、ケースカバー２２を図１において上方向から見た平
面図である（底面図である図２とは鏡像関係に示されて
いる）。ケースカバー２２の底面には、ブラシホルダ１
５のブラシ側ターミナル３１ａ〜３１ｃと電気的に接続
される電源側ターミナル片３２ａ〜３２ｃが突設されて
いる。また、ケースカバー２２には、板ばね状のコンタ
クトプレート３３が取り付けられている。コンタクトプ
レート３３は、第２ギア２６と一体に回転するリレープ
レート３４と摺接する。電源側ターミナル片３２ａ〜３
２ｃのうち１個（３２ｃ）は、コンタクトプレート３３
及びリレープレート３４を介して、バッテリ等の給電用
電源と接続される電源接続用端子３５と電気的に接続さ
れている。他の２個（３２ａ，３２ｂ）は、ケースカバ
ー２２内部に一体成形された導電板を介して、電源接続
用端子３５と電気的に接続される。そして、電動モータ
１の駆動に伴う第２ギア２６の正逆回動に基づいて、コ
ンタクトプレート３３がリレープレート３４の導電部に
接触、離間し、電動モータ１の駆動制御が行われる。
【００１６】ブラシ側ターミナル３１ａ〜３１ｃと電源
側ターミナル片３２ａ〜３２ｃとの間の接続部３０には
接続ユニット３６が取り付けられる。図７は接続ユニッ
ト３６の正面図、図８はその底面図である。接続ユニッ
ト３６は、ブラシホルダ１５及びケースカバー２２とは
着脱自在となっており、図７に示すように、合成樹脂製
の筐体３６ａに、金属製の端子やコイルを設けた構成と
なっている。
側ターミナル片３２ａ〜３２ｃとの間の接続部３０には
接続ユニット３６が取り付けられる。図７は接続ユニッ
ト３６の正面図、図８はその底面図である。接続ユニッ
ト３６は、ブラシホルダ１５及びケースカバー２２とは
着脱自在となっており、図７に示すように、合成樹脂製
の筐体３６ａに、金属製の端子やコイルを設けた構成と
なっている。
【００１７】接続ユニット３６の側面には、ブラシ側タ
ーミナル３１ａ〜３１ｃと接続される３個の雄端子３７
ａ〜３７ｃ（第１ターミナル）が設けられている。側面
にはさらに係合片４１が形成されており、ブラシホルダ
１５側と係合して接続ユニット３６の脱落防止が図られ
る。接続ユニット３６の底面には、電源側ターミナル片
３２ａ〜３２ｃと接続される３個の雌端子３８ａ〜３８
ｃ（第２ターミナル）が設けられている。さらに、雄端
子３７ａ〜３７ｃと雌端子３８ａ〜３８ｃの間には、両
端子間を電気的に接続するジャンパ線３９が配線され
る。なお、ジャンパ線３９に電動モータ１から発せされ
る雑音を防止するためのコイル部を電気的に接続するよ
うな構造としても良い。
ーミナル３１ａ〜３１ｃと接続される３個の雄端子３７
ａ〜３７ｃ（第１ターミナル）が設けられている。側面
にはさらに係合片４１が形成されており、ブラシホルダ
１５側と係合して接続ユニット３６の脱落防止が図られ
る。接続ユニット３６の底面には、電源側ターミナル片
３２ａ〜３２ｃと接続される３個の雌端子３８ａ〜３８
ｃ（第２ターミナル）が設けられている。さらに、雄端
子３７ａ〜３７ｃと雌端子３８ａ〜３８ｃの間には、両
端子間を電気的に接続するジャンパ線３９が配線され
る。なお、ジャンパ線３９に電動モータ１から発せされ
る雑音を防止するためのコイル部を電気的に接続するよ
うな構造としても良い。
【００１８】このような減速機構付き電動モータにおい
ては、まずケースフレーム２１にブラシホルダ１５を固
定する。次に、電動モータ１のヨーク１２をケースフレ
ーム２１に取り付ける。そして、ケースフレーム２１内
に、ウォーム歯車２４ａ，２４ｂ、第１ギア２５ａ，２
５ｂ、第２ギア２６、出力軸２７等を組み付ける。その
後、接続ユニット３６をブラシホルダ１５に取り付け、
コンタクトプレート３３等が取り付けられたケースカバ
ー２２をケースフレーム２１に組み付ける。
ては、まずケースフレーム２１にブラシホルダ１５を固
定する。次に、電動モータ１のヨーク１２をケースフレ
ーム２１に取り付ける。そして、ケースフレーム２１内
に、ウォーム歯車２４ａ，２４ｂ、第１ギア２５ａ，２
５ｂ、第２ギア２６、出力軸２７等を組み付ける。その
後、接続ユニット３６をブラシホルダ１５に取り付け、
コンタクトプレート３３等が取り付けられたケースカバ
ー２２をケースフレーム２１に組み付ける。
【００１９】図９はこのような組付工程における接続ユ
ニット３６の取付状態を模式的に示した説明図であり、
ケースフレーム２１側からブラシホルダ１５を見た状態
となっている。また、図１０はブラシホルダ１５に接続
ユニット３６を取り付けた状態を示す正面図である。な
お、図９は構成を端的に示すためブラシホルダ１５等は
要部のみ示されている。接続ユニット３６は、図９に示
すように、ケースフレーム２１に固定されたブラシホル
ダ１５に軸方向から取り付けられ、雄端子３７ａ〜３７
ｃがブラシ側ターミナル３１ａ〜３１ｃに挿入されて図
１０のような状態となる。次に、ケースフレーム２１に
ケースカバー２２を取り付けると、ケースカバー２２の
電源側ターミナル片３２ａ〜３２ｃが接続ユニット３６
の雌端子３８ａ〜３８ｃに挿入される。これにより、電
源側ターミナル片３２ａ〜３２ｃとブラシ側ターミナル
３１ａ〜３１ｃ、すなわち、ケースカバー２２の電源側
とブラシホルダ１５側とが、接続ユニット３６のジャン
パ線３９を介して電気的に接続される。
ニット３６の取付状態を模式的に示した説明図であり、
ケースフレーム２１側からブラシホルダ１５を見た状態
となっている。また、図１０はブラシホルダ１５に接続
ユニット３６を取り付けた状態を示す正面図である。な
お、図９は構成を端的に示すためブラシホルダ１５等は
要部のみ示されている。接続ユニット３６は、図９に示
すように、ケースフレーム２１に固定されたブラシホル
ダ１５に軸方向から取り付けられ、雄端子３７ａ〜３７
ｃがブラシ側ターミナル３１ａ〜３１ｃに挿入されて図
１０のような状態となる。次に、ケースフレーム２１に
ケースカバー２２を取り付けると、ケースカバー２２の
電源側ターミナル片３２ａ〜３２ｃが接続ユニット３６
の雌端子３８ａ〜３８ｃに挿入される。これにより、電
源側ターミナル片３２ａ〜３２ｃとブラシ側ターミナル
３１ａ〜３１ｃ、すなわち、ケースカバー２２の電源側
とブラシホルダ１５側とが、接続ユニット３６のジャン
パ線３９を介して電気的に接続される。
【００２０】ところで、当該減速機構付き電動モータで
はサイド接続が採用されている。すなわち、ブラシ側タ
ーミナル３１ａ〜３１ｃや電源側ターミナル片３２ａ〜
３２ｃはモータ軸１６の側方、つまりモータ軸１６及び
出力軸２７の延伸方向に共に垂直な方向に設けられてい
る。一方、このようなサイド接続を採用すると、前述の
ように、図１４に示すような鏡像関係にある左右勝手違
いの別仕様品が存在する。図１の装置は、図１４におい
ては（ａ）の仕様に相当し、ブラシ側ターミナル３１ａ
等は、図２，３においてモータ軸１６の底面側から見て
左方位置（第１位置）Ｌに設けられている。
はサイド接続が採用されている。すなわち、ブラシ側タ
ーミナル３１ａ〜３１ｃや電源側ターミナル片３２ａ〜
３２ｃはモータ軸１６の側方、つまりモータ軸１６及び
出力軸２７の延伸方向に共に垂直な方向に設けられてい
る。一方、このようなサイド接続を採用すると、前述の
ように、図１４に示すような鏡像関係にある左右勝手違
いの別仕様品が存在する。図１の装置は、図１４におい
ては（ａ）の仕様に相当し、ブラシ側ターミナル３１ａ
等は、図２，３においてモータ軸１６の底面側から見て
左方位置（第１位置）Ｌに設けられている。
【００２１】ところが、図１４（ｂ）の仕様の場合、接
続部３０は（ａ）仕様に対しモータ軸１６を挟んで対向
する位置、つまりモータ軸１６の底面側から見て右方位
置（第２位置）Ｒに設けられる。このため、ケースフレ
ーム２１やケースカバー２２のみならず、ブラシホルダ
１５も鏡像関係にあるものが必要となる。これに対し、
本発明の減速機構付き電動モータでは、接続ユニット３
６がブラシホルダ１５やケースカバー２２から着脱自在
となっているため、ブラシホルダ１５を仕様間で共用で
き、各仕様ごとに専用品を製造する必要はない。すなわ
ち、（ｂ）仕様の場合には、（ａ）仕様の状態からブラ
シホルダ１５を１８０ー回転させ、ブラシ側ターミナル
３１ａ〜３１ｃを図１１のようにモータ軸１６の右方位
置に配置する。そして、そこに図１２に示すように接続
ユニット３６を取り付ければ、図１４（ｂ）のような仕
様の装置が出来上がる。なお、ブラシホルダ１５を１８
０ー回転したため、ブラシ側ターミナル３１ａは雄端子
３７ｃ、ブラシ側ターミナル３１ｃは雄端子３７ａと嵌
合する。
続部３０は（ａ）仕様に対しモータ軸１６を挟んで対向
する位置、つまりモータ軸１６の底面側から見て右方位
置（第２位置）Ｒに設けられる。このため、ケースフレ
ーム２１やケースカバー２２のみならず、ブラシホルダ
１５も鏡像関係にあるものが必要となる。これに対し、
本発明の減速機構付き電動モータでは、接続ユニット３
６がブラシホルダ１５やケースカバー２２から着脱自在
となっているため、ブラシホルダ１５を仕様間で共用で
き、各仕様ごとに専用品を製造する必要はない。すなわ
ち、（ｂ）仕様の場合には、（ａ）仕様の状態からブラ
シホルダ１５を１８０ー回転させ、ブラシ側ターミナル
３１ａ〜３１ｃを図１１のようにモータ軸１６の右方位
置に配置する。そして、そこに図１２に示すように接続
ユニット３６を取り付ければ、図１４（ｂ）のような仕
様の装置が出来上がる。なお、ブラシホルダ１５を１８
０ー回転したため、ブラシ側ターミナル３１ａは雄端子
３７ｃ、ブラシ側ターミナル３１ｃは雄端子３７ａと嵌
合する。
【００２２】このように、当該装置では接続ユニット３
６をブラシホルダ１５と別体化し、Ｌ位置又はＲ位置に
てブラシ側ターミナル３１ａ等や電源側ターミナル片３
２ａ等に対し着脱自在に設けたので、接続ユニット３６
とブラシホルダ１５の組み換えによって勝手違いの方向
性を吸収することができる。このため、鏡像関係にある
仕様が存在する場合であっても、ブラシホルダ１５を両
仕様で共用することが可能となる。従って、部品種類を
抑えることができると共に、製造用の金型もそれぞれ別
個に作成する必要がなく、金型製造コストを削減し製品
のコストダウンを図ることが可能となる。
６をブラシホルダ１５と別体化し、Ｌ位置又はＲ位置に
てブラシ側ターミナル３１ａ等や電源側ターミナル片３
２ａ等に対し着脱自在に設けたので、接続ユニット３６
とブラシホルダ１５の組み換えによって勝手違いの方向
性を吸収することができる。このため、鏡像関係にある
仕様が存在する場合であっても、ブラシホルダ１５を両
仕様で共用することが可能となる。従って、部品種類を
抑えることができると共に、製造用の金型もそれぞれ別
個に作成する必要がなく、金型製造コストを削減し製品
のコストダウンを図ることが可能となる。
【００２３】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることは言うまでもない。例えば、前述の実施の形態
では、本発明の減速機構付き電動モータをワイパモータ
として使用した例を示したが、その用途はワイパ装置に
は限定されず、パワーウインド装置など、鏡像関係にあ
る別仕様品が存在する各種ユニットに適用可能である。
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることは言うまでもない。例えば、前述の実施の形態
では、本発明の減速機構付き電動モータをワイパモータ
として使用した例を示したが、その用途はワイパ装置に
は限定されず、パワーウインド装置など、鏡像関係にあ
る別仕様品が存在する各種ユニットに適用可能である。
【００２４】また、別仕様品に対応するためブラシホル
ダ１５を１８０°回転させる構成を示したが、ブラシ側
ターミナル３１ａ〜３１ｃを左右に２組設けても良く、
ブラシホルダ１５を回転させない構成も可能である。こ
の場合、第１位置・第２位置は鏡像関係になくとも良
く、本発明の第１位置・第２位置は鏡像関係の対象位置
には限定されない。
ダ１５を１８０°回転させる構成を示したが、ブラシ側
ターミナル３１ａ〜３１ｃを左右に２組設けても良く、
ブラシホルダ１５を回転させない構成も可能である。こ
の場合、第１位置・第２位置は鏡像関係になくとも良
く、本発明の第１位置・第２位置は鏡像関係の対象位置
には限定されない。
【００２５】
【発明の効果】本発明の減速機構付き電動モータによれ
ば、ブラシ側ターミナルと電源側ターミナルとの間の接
続部がモータ回転軸側方に回転軸を挟んで対向して設け
られた第１位置又は第２位置に配設される装置におい
て、接続ユニットをブラシホルダと別体化し、第１位置
又は第２位置にてブラシ側ターミナルや電源側ターミナ
ルに対し着脱自在に設けたことにより、第１位置・第２
位置のように異なる仕様が存在する場合であっても、別
仕様品の方向性をブラシホルダと接続ユニットにて吸収
することができ、両仕様でブラシホルダを共用すること
が可能となる。このため、部品種類を抑えることができ
ると共に、製造用の金型もそれぞれ別個に作成する必要
がなく、金型製造コストを削減し製品のコストダウンが
図られる。
ば、ブラシ側ターミナルと電源側ターミナルとの間の接
続部がモータ回転軸側方に回転軸を挟んで対向して設け
られた第１位置又は第２位置に配設される装置におい
て、接続ユニットをブラシホルダと別体化し、第１位置
又は第２位置にてブラシ側ターミナルや電源側ターミナ
ルに対し着脱自在に設けたことにより、第１位置・第２
位置のように異なる仕様が存在する場合であっても、別
仕様品の方向性をブラシホルダと接続ユニットにて吸収
することができ、両仕様でブラシホルダを共用すること
が可能となる。このため、部品種類を抑えることができ
ると共に、製造用の金型もそれぞれ別個に作成する必要
がなく、金型製造コストを削減し製品のコストダウンが
図られる。
【図１】本発明の一実施の形態であるターミナル接続部
構造を用いた減速機構付き電動モータの構成を示す説明
図である。
構造を用いた減速機構付き電動モータの構成を示す説明
図である。
【図２】図１の減速機構付き電動モータの底面図であ
る。
る。
【図３】減速機構部の構成をケースカバーを外した状態
で底面側から見た説明図である。
で底面側から見た説明図である。
【図４】ブラシホルダをケースフレーム側から見た側面
図である。
図である。
【図５】ブラシホルダの正面図である。
【図６】ケースカバーを図１において上方向から見た平
面図である。
面図である。
【図７】接続ユニットの正面図である。
【図８】接続ユニットの底面図である。
【図９】接続ユニットの取付状態を模式的に示した説明
図である。
図である。
【図１０】ブラシホルダに接続ユニットを取り付けた状
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
【図１１】接続ユニットをブラシホルダに取り付けた状
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
【図１２】別仕様品における接続ユニットの取付状態を
模式的に示した説明図である。
模式的に示した説明図である。
【図１３】従来の減速機構付きモータの構成を示す説明
図であり、（ａ）はターミナルをモータ軸上方に配した
センター接続の装置、（ｂ）はターミナルをモータ軸側
方に配したサイド接続の装置の構成を示している。
図であり、（ａ）はターミナルをモータ軸上方に配した
センター接続の装置、（ｂ）はターミナルをモータ軸側
方に配したサイド接続の装置の構成を示している。
【図１４】減速機構付きモータの鏡像関係にある２仕様
を示す説明図である。
を示す説明図である。
１ 電動モータ
２ 減速機構部
１０ ステータ
１１ ロータ
１２ ヨーク
１３ 永久磁石
１４ ブラシ
１５ ブラシホルダ
１６ モータ軸
１７ アーマチュアコア
１８ コイル
１９ コンミテータ
２１ ケースフレーム
２２ ケースカバー
２３ａ，２３ｂ ウォーム
２４ａ，２４ｂ ウォーム歯車
２５ａ，２５ｂ 第１ギア
２６ 第２ギア
２７ 出力軸
２８ ねじ
２９ スプリング
３０ 接続部
３１ａ〜３１ｃ ブラシ側ターミナル
３２ａ〜３２ｃ 電源側ターミナル片
３３ コンタクトプレート
３４ リレープレート
３５ 電源接続用端子
３６ 接続ユニット
３６ａ 筐体
３７ａ〜３７ｃ 雄端子（第１ターミナル）
３８ａ〜３８ｃ 雌端子（第２ターミナル）
３９ ジャンパ線
４１ 係合片
５１ ターミナル
５２ モータ軸
Ｌ 左方位置（第１位置）
Ｒ 右方位置（第２位置）
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 5H605 BB05 CC02 CC03 CC07 DD05
EC05 EC08 EC12 FF06 GG18
5H607 AA12 BB01 BB14 CC03 CC09
DD09 DD10 DD19 EE36 FF24
JJ01 JJ05 KK07
5H613 AA01 AA02 BB02 BB23 BB37
GA01 GA17 KK04 PP02
Claims (4)
- 【請求項１】 電動モータの回転出力を減速する減速機
構が収容され、前記電動モータのコンミテータに摺接す
るブラシを保持するブラシホルダ及び前記ブラシに電気
的に接続されるブラシ側ターミナルとを備えるケースフ
レームと、前記ケースフレームに取り付けられ、給電用
電源と電気的に接続される電源側ターミナルを備えるケ
ースカバーとを有し、前記ブラシ側ターミナルと前記電
源側ターミナルとの間の接続部が前記電動モータの回転
軸側方に前記回転軸を挟んで対向して設けられた第１位
置又は第２位置に配設される減速機構付き電動モータに
おける前記接続部の構造であって、 前記ブラシ側ターミナル及び前記電源側ターミナルと別
体に形成され、前記ブラシ側ターミナルと接続される第
１ターミナルと、前記電源側ターミナルと接続される第
２ターミナルと、前記第１ターミナルと前記第２ターミ
ナルとの間を接続するジャンパ線とを有し、前記第１位
置又は第２位置にて前記ブラシ側ターミナル及び前記電
源側ターミナルに対し着脱自在に設けられた接続ユニッ
トを有することを特徴とする減速機構付き電動モータの
ターミナル接続部構造。 - 【請求項２】 請求項１記載の減速機構付き電動モータ
のターミナル接続部構造において、前記回転軸を中心と
して前記ブラシホルダを周方向に回転させることによ
り、前記接続部を前記第１位置又は前記第２位置に設定
可能であることを特徴とする減速機構付き電動モータの
ターミナル接続部構造。 - 【請求項３】 請求項１または２記載の減速機構付き電
動モータのターミナル接続部構造において、前記ジャン
パ線は、雑音防止用コイルを有することを特徴とする減
速機構付き電動モータのターミナル接続部構造。 - 【請求項４】 請求項１〜３の何れか１項に記載の減速
機構付き電動モータのターミナル接続部構造において、
前記減速機構付き電動モータは、自動車用ワイパ装置の
駆動源として使用されるモータであることを特徴とする
減速機構付き電動モータのターミナル接続部構造。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002083431A JP4020675B2 (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 減速機構付き電動モータのターミナル接続部構造 |
| DE60329833T DE60329833D1 (de) | 2002-03-25 | 2003-03-20 | Anschlussverbindungsteilstruktur eines elektromotors mit geschwindigkeitsreduktionsmechanismus |
| US10/508,774 US7187093B2 (en) | 2002-03-25 | 2003-03-20 | Terminal connection part structure of electric motor with speed reduction mechanism |
| EP03708670A EP1489725B1 (en) | 2002-03-25 | 2003-03-20 | Terminal connection part structure of electric motor with speed reduction mechanism |
| PCT/JP2003/003433 WO2003081751A1 (fr) | 2002-03-25 | 2003-03-20 | Structure de raccordement de bornes d'un moteur electrique equipe d'un reducteur de vitesse |
| CNB038056100A CN100394676C (zh) | 2002-03-25 | 2003-03-20 | 带有减速机构的电动马达的端子连接部结构 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002083431A JP4020675B2 (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 減速機構付き電動モータのターミナル接続部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003284282A true JP2003284282A (ja) | 2003-10-03 |
| JP4020675B2 JP4020675B2 (ja) | 2007-12-12 |
Family
ID=28449181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002083431A Expired - Fee Related JP4020675B2 (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 減速機構付き電動モータのターミナル接続部構造 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7187093B2 (ja) |
| EP (1) | EP1489725B1 (ja) |
| JP (1) | JP4020675B2 (ja) |
| CN (1) | CN100394676C (ja) |
| DE (1) | DE60329833D1 (ja) |
| WO (1) | WO2003081751A1 (ja) |
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| JP2014197952A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社ミツバ | モータ装置 |
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| US7135801B2 (en) * | 2004-08-24 | 2006-11-14 | Asmo Co., Ltd. | Motor apparatus having rotational position detector |
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| DE102012218651A1 (de) * | 2012-10-12 | 2014-04-30 | Kiekert Ag | Antrieb für eine Stelleinheit |
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| US11689088B2 (en) * | 2020-08-12 | 2023-06-27 | Robert Willoughby Garrett, IV | Movable permanent magnet stator electric motor |
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| DE3930144A1 (de) | 1989-09-09 | 1991-03-21 | Swf Auto Electric Gmbh | Elektrischer motor, insbesondere elektrischer kleinmotor zum antrieb von scheibenwischern an kraftfahrzeugen |
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- 2002-03-25 JP JP2002083431A patent/JP4020675B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-03-20 DE DE60329833T patent/DE60329833D1/de not_active Expired - Lifetime
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- 2003-03-20 WO PCT/JP2003/003433 patent/WO2003081751A1/ja active Application Filing
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