JP2000134851A - 電動機のステータ - Google Patents

電動機のステータ

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JP2000134851A
JP2000134851A JP10298223A JP29822398A JP2000134851A JP 2000134851 A JP2000134851 A JP 2000134851A JP 10298223 A JP10298223 A JP 10298223A JP 29822398 A JP29822398 A JP 29822398A JP 2000134851 A JP2000134851 A JP 2000134851A
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JP
Japan
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connector
coil
terminal
stator
insulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP10298223A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kotani
敬博 小谷
Mototeru Kondo
元輝 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステータのコイル接続端子に装着するコネク
タの箱型形状の樹脂部に、結露などにより水分が溜まる
ことで、接合端子部の他部位との電気的絶縁性能が確保
できなくなったり、経年劣化によるコネクタ接合部の信
頼性確保が困難になるという品質的問題を招く可能性が
ある。 【解決手段】 コネクタ樹脂部を一体成形時、又は、樹
脂一体成形品の後加工により、必要個数分有するコネク
タ端子間に電気的絶縁を保持できる仕切り壁となり、か
つ、水分の侵入に対して箱型形状の必要辺分で水抜け構
造となるようにしたコネクタ完成品をコイル接続端子に
接合したステータ構造にすることで、接合端子部の他部
位との電気的絶縁性能確保や、経年劣化によるコネクタ
接合部の信頼性確保ができるという品質向上を可能にし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種家電製品の駆
動源として使用される電動機のステータに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のステータのコネクタ接続
図、図5は、従来のステータに使用するコネクタ斜視図
を示している。
【0003】3はコア積層品である。4は絶縁体であ
り、巻装するコイルとコア積層品3を絶縁するために、
コア積層品3の表面のコイル巻装部を外被している。5
は渡り線コイルであり、絶縁体4に巻装されたコイルの
コイル端である。6はコイル接続端子であり、渡り線コ
イル5のコイル末端を電気的に接続させ、絶縁体4の一
部に保持する。従来のコネクタ完成品は、必要個数分の
コネクタ端子2間に電気的絶縁用の仕切り壁となる箱型
形状となるようにコネクタ樹脂部7を予め樹脂にて一体
成形したものである。絶縁体4に保持したコイル接続端
子6に、コネクタ完成品のコネクタ端子部2を接合させ
ることで、渡り線コイル5との電気的接続を果たし、ス
テータを完成させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の構
成においては、家電製品本体に組付けた実使用状態の電
動機において、コイル接続端子を下向きにした場合、コ
イル接続端子に装着するコネクタの箱型形状の樹脂部
に、結露などにより水分が溜まることで、接合端子部の
他部位との電気的絶縁性能が確保できなくなったり、経
年劣化によるコネクタ接合部の信頼性確保が困難になる
という品質的問題を招く可能性がある。
【0005】本発明は、電動機ステータの接合端子部と
他部位との絶縁性能を保持し、端子まわりの浸水防止を
可能にしたコネクタを有することで、品質の安定化を図
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、コネクタ樹脂部を一体成形時、又は、樹脂
一体成形品の後加工により、必要個数分有するコネクタ
端子間に電気的絶縁を保持できる仕切り壁となり、か
つ、水分の侵入に対しては従来の箱型形状の必要辺分を
水抜け構造となるようにしたコネクタ完成品を有し、巻
装されたコイルのコイル末端を電気的に接続させ、コア
積層品に外被した絶縁体の一部に保持したコイル接続端
子に接合することで、渡り線コイル3との電気的接続を
果す構造としている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、コネクタ端子間壁部
と、外周壁部とは一体の樹脂部材であり、コネクタを一
体成形時、又は、樹脂一体成形品の後加工により、必要
個数分有するコネクタ端子間に電気的絶縁を保持できる
仕切り壁となり、かつ、水分の侵入に対して箱型形状の
必要辺分で水抜け構造となるようにしたコネクタ完成品
をコイル接続端子に接合したものであり、接合端子部の
他部位との絶縁性能を保持し、端子まわりの浸水防止を
可能にするという作用がある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1、2、
3を用いて説明する。
【0009】図1は、本発明のステータのコネクタ接続
図、図2、3は、本発明のステータに使用するコネクタ
斜視図A、Bを示している。
【0010】3はコア積層品である。4は絶縁体であ
り、巻装するコイルとコア積層品3を絶縁するために、
コア積層品3の表面のコイル巻装部を外被している。5
は渡り線コイルであり、絶縁体4に巻装されたコイルの
コイル端である。6はコイル接続端子であり、渡り線コ
イル5のコイル末端を電気的に接続させ、絶縁体4の一
部に保持する。コネクタ完成品は、必要個数分のコネク
タ端子2間に電気的絶縁を保持できる仕切り壁となり、
かつ、水分の侵入に対して箱型形状の1辺分を水分通過
に十分な1aまたは1bのような水抜け形状にして、水
抜け可能な構造となるようにコネクタ樹脂部1を予め樹
脂にて一体成形したり、又は、樹脂一体成形品を後加工
したものである。絶縁体4に保持したコイル接続端子6
に、コネクタ完成品のコネクタ端子部2を接合させるこ
とで、渡り線コイル5との電気的接続を果たし、ステー
タを完成させている。コイル接続端子を下向きにした場
合、電動機完成状態にて、コイル接続端子に装着するコ
ネクタの箱型形状の樹脂部には、結露などによる水が溜
まることなくコネクタ水抜け部より水が通過する構造と
している。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、家電製品
本体に組付けた実使用状態の電動機において、コイル接
続端子を下向きにした場合でも、コイル接続端子に装着
するコネクタの箱型形状の樹脂部には、結露などによる
水が溜まることなくコネクタ水抜け部より水が通過する
構造とすることで、接合端子部の他部位との電気的絶縁
性能確保や、経年劣化によるコネクタ接合部の信頼性確
保ができるという品質向上の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステータのコネクタ接続図
【図2】本発明のステータに使用するAのコネクタ斜視
【図3】本発明のステータに使用するBのコネクタ斜視
【図4】従来のステータのコネクタ接続図
【図5】従来のステータに使用するコネクタ斜視図
【符号の説明】
1 コネクタの樹脂部 1a 水抜け部形状A 1b 水抜け部形状B 2 コネクタの端子部 3 コア積層品 4 コイル絶縁体 5 渡り線コイル 6 コイル接続端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ端子の間に配設したコネクタ端
    子間壁部と、コネクタの外面である外周壁部とにより、
    接続部材の接続部を挿入するための開口部を備えるよう
    に、コネクタ端子を覆い、かつ前記外周壁部に水抜け穴
    部を設けたコネクタをステータ本体下方にある下向きの
    接続端子に取り付けた電動機のステータ。
  2. 【請求項2】 下向きの接続端子に取り付けるコネクタ
    において、コネクタ端子の間に配設したコネクタ端子間
    壁部と、コネクタの外面である外周壁部とにより、接続
    部材の接続部を挿入するための開口部を備えるように、
    コネクタ端子を覆い、かつ前記外周壁部に水抜け穴部を
    設けたコネクタ。
JP10298223A 1998-10-20 1998-10-20 電動機のステータ Pending JP2000134851A (ja)

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