JPH0317578Y2 - - Google Patents

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JPH0317578Y2
JPH0317578Y2 JP1986069756U JP6975686U JPH0317578Y2 JP H0317578 Y2 JPH0317578 Y2 JP H0317578Y2 JP 1986069756 U JP1986069756 U JP 1986069756U JP 6975686 U JP6975686 U JP 6975686U JP H0317578 Y2 JPH0317578 Y2 JP H0317578Y2
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terminal
case lid
lead wire
insulating resin
motor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 この考案は、モータケースのケース蓋から端子
を取り出した永久磁石界磁モータにおいて、整流
子面を摺動するブラシと、ブラシに接合されかつ
複数の端子係止部をもつ伝導性の端子部と、突起
部の中央部分に溝とこの溝中に貫通孔とを設けた
絶縁樹脂部とをそなえ、この貫通孔から上記端子
部に接合した端子を貫通せしめて取り出すと共
に、上記端子部に設けた複数の端子係止部が上記
絶縁樹脂部に埋設されて固定するよう構成し、リ
ード線を貫通孔から取り出した端子に接続した後
この端子を溝内に埋設する態様で折曲しかつ上記
リード線をケース蓋の外側面に沿うように配置し
て支持した上で、リード線引き出し口に導いてリ
ード線を引き出すようにしている。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ケース蓋の端子取り出し用の絶縁樹
脂部に溝を設け、リード線をこの溝内の貫通孔か
ら取り出した端子に接続し後当該端子を折曲した
上でリード線をケース蓋の外側面に沿つて配置し
て支持して薄形化を図つた永久磁石界磁モータに
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、小型モータに電流を給電するモータ端子
は、一般に第2図に示すように、ケース蓋33の
絶縁樹脂部32に固定した長方形の端子31のよ
うに構成されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
小型モータの端子は、第2図に示すように、ケ
ース蓋33の絶縁樹脂部32に長方形の端子31
を固定していたため、特にモータの直径に比較し
て軸方向を薄くする薄形モータを製造するには、
この長方形の端子31の長さ分だけモータの軸方
向が厚くなつてしまうという問題点があつた。ま
た、第2図図中位置Aに示すように長方形の端子
31を単に折曲したのでは、端子31を絶縁樹脂
部32に固定する当該端子31の根元の部分とが
同一線上にあるため、折曲によつてモータ内部の
ブラシの位置にずれが生じたり、更に端子31の
近傍の絶縁部が小さいために短絡が生じてしまう
という問題点があつた。更に、端子をケース蓋の
外側に出さないで内部でリード線に接続して引き
出したのでは、この接続のためのスペースが必要
となり、小型かつ薄形のモータが得られないとい
う問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記問題点を解決するために、ブラ
シに接合されかつ複数の端子係止部をもつ伝導性
の端子部と、突起部の中央部分に溝とこの溝中に
貫通孔とを設けた絶縁樹脂部とをそなえ、この貫
通孔から上記端子部に接合した端子を貫通せしめ
て取り出すと共に、上記端子部に設けた複数の端
子係止部が上記絶縁樹脂部に埋設されて固定する
よう構成し、リード線を貫通孔から取り出した蝶
子に接続した後この端子を溝中に折曲し、リード
線をケース蓋の外側面に沿うように配置して支持
した上でリード線引き出し口に導いて引き出すよ
うにしている。
次に第1図を用いて問題点を解決するための手
段を説明する。
第1図において、E字状の形状をもつ端子部1
7はブラシ8に接続された導電性のものであつ
て、E字状の形状の両側の脚部に当たる複数の端
子係止部19をもつているものである。
絶縁樹脂部18は、端子部17を絶縁した状態
でケース蓋2に固定するものである。
突起部18−1は、絶縁樹脂部18の他の突起
した部分であつて、端子10に接続されたリード
線21−1を規制するものである。
リード線引き出し口21は、リード線を1個所
から引き出すための引き出し口である。
〔作用〕
第1図を用いて説明した構成を採用し、端子部
17に設けた複数例えば2個の端子係止部19を
用いてケース蓋2の絶縁樹脂部18に埋設してケ
ース蓋2に固定する。この絶縁樹脂部18の中央
部分には、第1図ロに示すように、溝20とこの
溝20中に貫通孔とが設けられ、この貫通孔から
端子部17に接合された端子10が取り出されて
いる。この端子10にリード線21−1を接続し
た後この端子10を折曲する。次いで、リード線
21−1を溝20の周りに生成させた突起部を迂
回する態様で導き、更に別の部分に設けた突起部
18−1に規制するようにしてリード線引き出し
口21に導き、外部に引き出す。
以上のように、端子10を折曲することにより
モータの軸方向の厚さを薄くすることが可能とな
り、しかも複数の端子係止部19を用いて端子部
17を固定することにより端子10の折曲による
ブラシのずれを防止することが可能となる。
〔実施例〕
次に、第1図を用いて本考案の1実施例構成お
よび関連を詳細に説明する。
第1図において、端子部17にはブラシ8が接
合されていると共に、2個の端子係止部19が設
けられている。
絶縁樹脂部18は、ケース蓋2に固着されてお
り、第1図ロに示すように、中央部分に溝20と
この溝20中に端子10を取り出す貫通孔とが設
けられている。また、絶縁樹脂部18に連結した
突起部18−1が図示のように設けられ、リード
線21−1をガイドしている。
リード線引き出し口21は、端子10に接続さ
れたリード線21−1を1個所にまとめて外部に
引き出すためのものである。
尚、絶縁コアA(磁性の積層コアと同様な形状
をもち当該コアと巻線との非所望な接触を防ぐた
めに当該コアの端面をおおうもの)13の中空円
筒状部13−1は、積層コア6に対して巻回する
回転子巻線7が当該中空円筒状部13−1の内部
に巻回されないようにするものである。この中空
円筒状部13−1の内部には、コミユテータアセ
ンブリが埋込まれる態様で取りつけられる。これ
により、回転子の軸方向の厚さが薄くなる。モー
タ回転軸12は、モータケース1に固定された軸
受4およびケース蓋2に固定された軸受5によつ
て保持されている。このモータ回転軸12には、
積層コア6が圧入固定されている。モータケース
1の内側面に永久磁石3が取りつけられ、積層コ
ア6に巻回された回転子巻線7に対して鎖交する
磁界を発生させている。また、整流子面を摺動す
るブラシ8は、端子部17および端子10を介し
て外部に電気的に接続されている。
次に、モータ端子の構造を詳細に説明する。
第1図において、端子部17に設けた2個の端
子係止部19によつて当該端子部17はケース蓋
2に固着した絶縁樹脂部18に固定される。この
絶縁樹脂部18は、第1図ロに示すように、ケー
ス蓋2の外部に突起状に設けられ、この突起状の
中央部分に溝20が設けられかつこの溝20には
端子10を貫通させるための貫通孔が設けられて
いる。この貫通孔を貫通して取り出された端子1
0例えば円形状の端子10に対してリード線21
−1が接続される。この端子10は溝20に埋設
されるように折曲される。これにより、モータ回
転軸12の軸方向が薄くなり、モータの薄形化を
達成することができる。そして、折曲した端子1
0に接続したリード線21−1は、第1図ロに示
すように、溝20の周りの突出部を迂回する態様
に導かれ、更に絶縁樹脂部18に連結した突起部
18−1によつてガイドされ、1個所のリード線
引き出し口21にまとめられて外部にリード線2
1−1が取り出される。これにより、外に取り出
されたリード線21−1を引つ張つても、端子1
0には大きな力がつたわることがない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、ブラシ
に接合されかつ複数の端子係止部をもつ伝導性の
端子部と、中央部分に溝とこの溝中に貫通孔とを
設けた絶縁樹脂部とをそなえ、この貫通孔から上
記端子部に接合した端子を貫通する態様で取り出
すと共に、上記端子部に設けた複数の端子係止部
を上記絶縁樹脂部に埋設してケース蓋2に固着す
るよう構成し、リード線を貫通孔から取り出した
端子に接続した後この端子を溝を利用してリード
線引き出し口に導くようにしているため、端子を
溝に埋設する態様で折曲したモータを薄形化する
ことができる共に、この端子を絶縁性の溝に埋設
したため外部機器にモータを取り付ける場合にも
ケース蓋に設けた端子部を絶縁を施す必要がな
い。即ち、第1図ロ図示の面が他の基盤などによ
つておおわれるように当該基盤などが近接して
も、端子が当該基盤などに非所望に接触すること
がない。また、端子に接続したリード線を絶縁樹
脂部の突起部に迂回して1個所に導いて外部に引
き出すため、配線を容易に行うことができる。更
に、複数の端子係止部を設けると共に独立した部
分から端子を取り出しているため、端子を折曲し
てもモータ内部のブラシの位置などに悪影響を与
えることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例構成図、第2図は従
来のモータ端子斜視図を示す。 図中、1はモータケース、2はケース蓋、3は
永久磁石、4,5は軸受、6は積層コア、7は回
転子巻線、8はブラシ、10は端子、12はモー
タ回転軸、13は絶縁コアA、13−1は中空円
筒状部、14は絶縁コアB、17は端子部、18
は絶縁樹脂部、19は端子係止部、20は溝、2
1はリード線引き出し口、21−1はリード線を
表す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内周面に永久磁石を装着された円筒状のモータ
    ケースと、当該モータケース内に回転可能に支持
    される回転子と、上記モータケースの開口部をお
    おうように構成される円板状のケース蓋とをそな
    えた永久磁石界磁モータにおいて、 上記回転子にもうけられている整流子面を摺動
    するブラシと、 該ブラシに接合されかつ複数の端子係止部をも
    つ伝導性の端子部と、 ケース蓋に設けた孔に対して、当該ケース蓋の
    外側面に盛り上り部分をもつ態様で固定された絶
    縁樹脂部と、 該絶縁樹脂部の中央部分において上記盛り上り
    部分を2つに区分するように形成された溝と、 該溝の底部に穿けられて上記絶縁樹脂部を貫通
    するように形成された貫通孔と、 上記ケース蓋の外側面に盛り上るように形成さ
    れた柱状の突起部と、 上記ケース蓋の外周部にもうけられてリード線
    を放射方向に引き出しかつ当該ケース蓋の外側面
    に沿つて配置された上記リード線を挟持するリー
    ド線引き出し口とをそなえ、 かつ上記貫通孔から上記端子部に接合した端子
    を貫通せしめて上記ケース蓋の外側面に引き出す
    よう構成すると共に、上記端子部に設けた複数の
    端子係止部が上記絶縁樹脂部に埋設されて当該端
    子部を当該絶縁樹脂部に固定するよう構成してな
    り、 上記貫通孔を介して抽出された端子に対して上
    記リード線を接続した後に当該端子を溝内で折曲
    し、 当該リード線を上記溝の側壁に接すると共に上
    記絶縁樹脂部の上記盛り上り部分の外壁に沿うよ
    う配置した上で、 当該リード線が上記柱状の突起部の外壁に接し
    かつ上記リード線引き出し口において挟持され
    て、上記ケース蓋の外側面に沿うよう配置され、
    当該ケース蓋から放射方向に引き出された ことを特徴とする永久磁石界磁モータ。
JP1986069756U 1986-05-09 1986-05-09 Expired JPH0317578Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6031161B2 (ja) * 1978-04-17 1985-07-20 三菱電機株式会社 車両の位置検出装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6031161U (ja) * 1983-08-10 1985-03-02 東京パ−ツ工業株式会社 小型モ−タの給電装置

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