JP2003282656A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2003282656A JP2002080708A JP2002080708A JP2003282656A JP 2003282656 A JP2003282656 A JP 2003282656A JP 2002080708 A JP2002080708 A JP 2002080708A JP 2002080708 A JP2002080708 A JP 2002080708A JP 2003282656 A JP2003282656 A JP 2003282656A
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浩 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の接続電極の配置がきわめて狭く
なった場合でも確実に検査することができ、検査装置の
テストパッド等の構成を簡易にして半導体装置の特性等
を容易に検査可能とする。 【解決手段】 電極端子と電気的に接続する接続パッド
12が設けられたウエハ10に対し、前記接続パッドが
形成された面を絶縁被膜により被覆し、前記接続パッド
が底面に露出する露出穴を設けたレジストパターン14
を形成する工程と、前記接続パッドのうち少なくとも検
査に使用する接続パッド12に、基端を前記接続パッド
に接合して起立する形状に接触端子16を形成する工程
と、はんだめっきにより前記露出穴内にはんだ20を盛
り上げる工程と、前記レジストパターン14を除去し
て、前記接続パッド12にはんだ20が接合されるとと
もに、前記接触端子16の先端側が前記はんだ20の外
面から突出して設けられた半導体装置を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置およびそ
の製造方法に関し、より詳細には電気的特性等の検査を
容易にかつ確実に行うことができる半導体装置およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンウエハに回路形成して多数個の
半導体素子を形成したウエハ体、あるいは、ウエハ状態
で再配線パターンあるいは外部接続用の接続端子を形成
し、ウエハをダイシングすることによってチップサイズ
の半導体装置(ウエハレベルパッケージ)を形成すると
いった場合に、ウエハ状態で個々の半導体素子あるいは
半導体装置の良否を検査することが行われている。この
ような検査を行う場合、従来は、ウエハ体に形成されて
いる検査用のパッドあるいは半導体装置の接続端子に検
査装置のプローブを接触させて検査する方法が一般的で
ある。
【0003】また、個片に形成した半導体装置の電気的
特性等を検査する方法としては、半導体装置の接続端子
の配置位置に合わせてプローブピンを配置した検査用の
ソケットを使用し、検査用のソケットに半導体装置をセ
ットし、プローブピンを半導体装置の接続端子に接触さ
せて検査するといった方法も行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにプローブあるいはプローブピンを用いてウエハレ
ベルあるいは単体の半導体装置の特性検査を行う場合、
被検査体の検査用のパッドあるいは半導体装置の接続端
子の配置間隔がプローブあるいはプローブピンの配置間
隔よりも狭くなった場合には検査できなくなる。ウエハ
体に形成した半導体素子、あるいはウエハレベルで形成
する半導体装置はますます小型になり、検査用パッドあ
るいは接続端子はますます高密度に配置されるようにな
ってきているから、従来のプローブあるいはプローブピ
ンを用いた検査方法では検査できないという問題が生じ
ている。
【0005】また、ウエハ体あるいはウエハレベルで形
成する半導体装置の場合には、ウエハ全体あるいはウエ
ハ内での一定の領域にわたって検査するから、検査領域
内でプローブやプローブピンの高さがばらついている
と、検査用のパッドとプローブとの非接触が生じたりし
て正確な検査ができないといった問題が生じる。また、
従来のようにプローブやプローブピンをパッドに当接さ
せて検査する方法の場合は、プローブやプローブピンに
汚れが付着したりしていると精度のよい検査ができない
し、プローブやプローブピンが摩耗するという問題もあ
った。
【0006】そこで、本発明はこれらの課題を解決すべ
くなされたものであり、その目的とするところは、ウエ
ハレベルパッケージのように接続端子の配置間隔がきわ
めて狭い製品の場合でも確実に検査をすることができ、
製造も容易で確実な検査が可能な半導体装置およびその
製造方法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため次の構成を備える。すなわち、半導体装置に
おいて、ウエハの電極端子形成面にウエハの電極端子と
電気的に接続する接続パッドが設けられ、該接続パッド
に基端が接合されて起立した形状に接触端子が設けら
れ、該接触端子の先端側が、前記接続パッドに接合して
設けられたはんだの外面から突出して設けられているこ
とを特徴とする。また、前記接続パッドに接合するはん
だが溶融されて球状に形成されていることを特徴とす
る。また、前記はんだの外面から外方に突出している接
触端子の突出部分が、はんだの外面位置で切り離され、
はんだの内部に接触端子の基端部が設けられていること
を特徴とする。また、前記接触端子が、なだらかに湾曲
して接続パッド上で起立する形状に設けられていること
により、検査装置のテストパッドに接触端子が押接され
やすくなって確実な検査が可能になる。また、前記接触
端子が、ワイヤ材によって形成されていることを特徴と
する。なお、上記半導体装置は単体の半導体装置がウエ
ハに多数個配列されたもの、ウエハから単体の半導体装
置として個片に分離されたものをともに含む。
【0008】また、半導体装置の製造方法として、電極
端子と電気的に接続する接続パッドが設けられたウエハ
に対し、前記接続パッドが形成された面を絶縁被膜によ
り被覆し、前記接続パッドが底面に露出する露出穴を設
けたレジストパターンを形成する工程と、前記接続パッ
ドのうち少なくとも検査に使用する接続パッドに、基端
を前記接続パッドに接合して起立する形状に接触端子を
形成する工程と、はんだめっきにより前記露出穴内には
んだを盛り上げる工程と、前記レジストパターンを除去
して、前記接続パッドにはんだが接合されるとともに、
前記接触端子の先端側が前記はんだの外面から突出して
設けられた半導体装置を得ることを特徴とする。また、
接続パッドに接合されたはんだを溶融して、接続パッド
に接合しているはんだを球状に形成する工程と、前記球
状に形成されたはんだの外面から外方に突出している接
触端子の突出部分を切り離す工程と、ウエハを個片に切
断して個片の半導体装置を得る工程とを備えることを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図面にしたがって詳細に説明する。図1は
本発明に係る半導体装置の製造方法を示す説明図であ
る。本実施形態の半導体装置はウエハ状態で実装可能状
態にまで形成して提供されるものであるが、図1ではウ
エハ10に形成した半導体装置の一つの単位部分につい
ての製造工程を示す。図1(a)で、10はウエハ、12
はウエハ10の電極端子形成面に形成した接続パッドで
ある。接続パッド12は実装用の外部接続端子を形成す
る部位として形成したもので、外部接続端子のはんだボ
ールを接合可能とする程度の大きさに形成されている。
接続パッド12は再配線パターン等とを介してウエハ1
0に形成されている電極端子と電気的に接続されるが、
その構成等についてはとくに限定されるものではない。
11は銅をスパッタリングして形成しためっき給電層で
ある。
【0010】図1(b)は、次に、ウエハ10の接続パッ
ド12を形成した面を絶縁被膜である感光性レジストに
より被覆し、露光および現像して接続パッド12を形成
した部位を露出させてレジストパターン14を形成した
状態を示す。接続パッド12の表面には、後工程でめっ
きによりはんだを厚く盛り上げて形成するから、感光性
レジストはドライフィルムレジスト等の比較的厚い材料
を使用する。なお、レジストパターン14を形成する方
法としては、感光性レジストをコーティングする方法、
感光性レジストフィルムをラミネートする方法等が使用
できる。
【0011】次に、図1(c)は、各々の接続パッド12
上で起立するように接触端子16を形成した状態を示
す。接触端子16は半導体装置の特性を検査する検査装
置のテストパッドに当接させることにより、テストパッ
ドと電気的に接続させるためのものである。本実施形態
ではボンディングワイヤに金ワイヤを使用し、ワイヤボ
ンディング法によって接触端子16を形成した。すなわ
ち、接続パッド12に金ワイヤの一端をボンディングし
た後、金ワイヤを上方に引き上げ、引き上げ端を溶断す
ることによって起立した形状に接触端子16を形成する
ことができる。
【0012】本実施形態では、検査時に接触端子16を
テストパッドに押接しやすくするため、接触端子16の
先端側を若干湾曲させた形状としている。接触端子16
を湾曲形状に形成するには、接続パッド12に金ワイヤ
をボンディングした後、金ワイヤを操作するキャビラリ
ーを引き上げながら横方向に若干移動させるようにすれ
ばよい。これによって、図1(c)に示すように、接続パ
ッドから起立した形状で、かつなだらかに湾曲した形状
に形成される。なお、接続パッド12にワイヤボンディ
ングしやすくするため、接続パッド12の表面にワイヤ
ボンディング性を良好にするパラジウムめっき等の適宜
めっきを施すとよい。
【0013】図1(d)は、接触端子16に弾性を付与す
るため、接触端子16の表面に剛性めっき18を施した
状態を示す。検査時には、接触端子16は検査装置のテ
ストパッドに弾性的に押接される。このため、接触端子
16は一定程度の弾性を有している必要がある。本実施
形態で使用している金ワイヤは弾性の点で劣るから、ニ
ッケル−コバルトめっき等の剛性めっき18を施して一
定の弾性を付与するようにするのがよい。剛性めっき1
8はめっき給電層11を使用して電解めっきによって形
成する。金ワイヤの表面と接続パッド12の表面に剛性
めっき18が施される。
【0014】接触端子16は検査装置のテストパッドに
弾性的に押接してテストパッドと接触端子16とを電気
的に接続するためのものである。本実施形態で接触端子
16を湾曲させて形成しているのは、接触端子16をテ
ストパッドに押接した際に、接触端子16に高さのばら
つきがあった場合でも、接触端子16が弾性的に変形し
てテストパッドに確実に押接されるようにしたものであ
る。したがって、接触端子16は上述した湾曲形状に限
らず、側面形状がL字形に屈曲する形状等に形成するこ
とももちろん可能である。
【0015】なお、接触端子16を形成するワイヤ材と
しては、金ワイヤの他に鉄ワイヤ、銅ワイヤ、白金ワイ
ヤ等を使用することが可能である。ワイヤの材質によっ
ては剛性めっきを施すことなく所要の弾性を得ることが
できる。また、ワイヤ材にかえて金属薄板をプレス加工
あるいはエッチング加工してリード片状に形成したもの
を接続パッド12に接合して接触端子16とすることも
できる。
【0016】図1(e)は、接続パッド12の露出部分に
はんだめっきによりはんだ20を盛り上げて形成した状
態を示す。はんだめっきも、めっき給電層11を使用し
て電解めっきによって行う。上述したように、レジスト
パターン14はある程度厚く形成し、本実施形態では接
触端子16の高さの1/2程度の厚さに形成し、接触端
子16の下半部側がはんだ20に埋没するようにしてい
る。
【0017】図1(f)は、はんだめっきを施した後、レ
ジストパターン14を除去し、レジストパターン14に
よって被覆されていた部位のめっき給電層11をエッチ
ングして除去した状態を示す。ウエハ10の接続パッド
12にはんだ20が盛り上げ形状に形成され、接触端子
16の基端が接続パッド12に接合され、接触端子16
の先端側がはんだ20から外方に突出した形態となる。
接続パッド12はウエハ10の電極端子に電気的に接続
され、接触端子16はウエハの電極端子と電気的に接続
されている。なお、本明細書において半導体装置という
場合は、ウエハ状態で多数個の半導体装置が形成された
ものと、ウエハから個片に形成された半導体装置をとも
に意味するものとする。
【0018】本実施形態では図1(f)に示す状態で半導
体装置の特性を検査する。この検査対象の半導体装置
は、ウエハに多数個の半導体装置が形成されているウエ
ハ状態となっているものである。図2に半導体装置を検
査する方法を示す。同図で30が半導体装置の特性の検
査に使用するテストカードである。テストカード30に
は半導体装置に形成されている接触端子16と同一の平
面配置にテストパッド32が形成されており、テストカ
ード30を半導体装置に位置合わせし、テストパッド3
2を半導体装置の接触端子16に対向させて押接するこ
とにより、半導体装置と検査装置とを電気的に接続して
半導体装置の特性を検査することができる。テストカー
ド30には個々のテストパッド32と検査装置とを電気
的に接続する配線パターンが形成されており、テストパ
ッド32を接触端子16に押接することによって半導体
装置と検査装置とが電気的に接続する。
【0019】図3(a)は、半導体装置の各々の接続パッ
ド12に形成されているはんだ20と接触端子16の平
面配置を示す。この半導体装置は接触端子16が縦横方
向に一定間隔で整列して配置されている。なお、図では
単体の半導体装置について示すが、検査対象品は半導体
装置がウエハに多数個形成されているウエハ状態のもの
である。図3(b)は、上記半導体装置を検査するテスト
カード30の平面図であり、接触端子16の先端位置と
同一の配置でテストパッド32が形成されていることを
示す。なお、図3(b)においても、テストカード30は
半導体装置の単体についてのテストパッド32の配置を
示すが、実際のテストカード30は被検査品のウエハの
大きさに合わせて形成し、個々の半導体装置の配置に合
わせてテストパッド32を形成したものである。
【0020】テストカード30に形成されるテストパッ
ド32は、図2に示すように、接触端子16がテストパ
ッド32に押接されやすくするため接触端子16が押接
される面を平坦面に形成する。前述したように、テスト
カード30にはテストパッド32とともにテストパッド
32と検査装置とを電気的に接続するための配線パター
ンが設けられる。テストパッド32と配線パターンを備
えるテストカード30は、たとえば、片面に銅箔を貼り
付けた片面銅張り基板を使用し、銅箔を所要のパターン
にエッチングすることによって得られる。テストパッド
32と所要の配線パターンを形成した後、基板の片面を
テストパッド32のみを露出させるようにソルダーレジ
スト等の保護膜によって被覆するとよい。
【0021】従来の配線基板を製造する方法、たとえば
フォトリソグラフィー法等を利用すれば、テストパッド
32と所要の配線パターンはきわめて微細なパターンに
形成することができるから、半導体装置に形成される接
触端子16の配置間隔がきわめて狭くなったような場合
でも、接触端子16の配置に合わせてテストパッド32
を形成することは容易である。また、テストパッド32
の配置等を製品に合わせて任意に設定することも容易で
あり、いろいろな製品に合わせてテストカード30を形
成することができる。また、テストカード30を形成す
る場合は、従来の配線基板を形成する方法、装置が利用
できるから製造コストの点においても有利である。な
お、本実施形態ではウエハ状態で半導体装置を検査する
場合について説明したが、ウエハをダイシングして個片
の半導体装置とした状態でも、上述した方法とまったく
同様にテストカード30を使用して検査することができ
る。
【0022】本実施形態の半導体装置は、半導体装置自
体にあらかじめ検査用の接触端子16を設けたことが特
徴である。このように半導体装置自体に検査用の接触端
子16を設ける構成とした場合は、接続パッド12の配
置間隔が従来のプローブあるいはプローブピンによって
は検査できない程度に狭くなっても検査装置のテストカ
ード30を利用することで確実にテストすることが可能
になるという利点がある。また、接触端子16自体に弾
性を付与することで、検査時に接触端子16が弾性変形
し、接触端子16の高さにばらつきがあったような場合
でもテストパッド32に確実に押接され、的確な検査が
可能になるという利点がある。
【0023】また、従来はプローブあるいはプローブピ
ンを検査のつど被検査体に押接して検査するため、プロ
ーブあるいはプローブピンが汚れて適格な検査ができな
いといった問題があるが、本実施形態の半導体装置の場
合は接触端子16が被検査体側に設けられているから、
接触端子16が汚れたり、摩耗するといった問題が生じ
ない。この場合、接触端子16が押接されるテストカー
ド30のテストパッド32については汚れ、あるいは摩
耗といった問題が生じ得るが、テストパッド32はプロ
ーブ等にくらべて汚れにくく、また摩耗しにくいし、テ
ストパッド32が汚れたりした場合にはテストカード3
0を交換して対処することができるという利点がある。
【0024】半導体装置に形成した接触端子16は検査
用として設けたものであり、検査終了後は接触端子16
の不要部を除去して、実装可能な半導体装置とする。図
4は、検査終了後の半導体装置を実装用の半導体装置に
形成する工程を示す。図4(a)は、図1(f)の状態の半導
体装置の状態ではんだ20を溶融して各々の接続パッド
12にボール状にはんだ20aを形成した状態を示す。
図1(f)に示す状態ではんだ20が溶融する温度まで加
熱することにより、はんだ20は表面張力によって図4
(a)に示すような球状となる。次いで、はんだ20aか
ら外方に突出している接触端子16の突出部分をはんだ
20aの外面位置で切断し、図4(b)に示すように、球
状に形成されたはんだ20aの内部に接触端子16の基
端部であるワイヤ片16aが残るようにする。図4(b)
に示す状態が半導体装置として実装基板に実装可能とな
った状態である。
【0025】なお、半導体装置の特性を検査する場合、
はんだ20を溶融して、図4(a)に示すように、はんだ
を球状に形成した状態で図2と同様にテストカード30
を用いて検査することももちろん可能である。ウエハ状
態で上述したはんだ20を球状にするといった加工を行
ってきた場合は、ウエハを個片にダイシングすることに
よって単体の半導体装置を得ることができる。
【0026】図5は、単体に分割された半導体装置を実
装基板40に実装した様子を示す。半導体装置のはんだ
20aと実装基板40の接続電極42とを位置合わせ
し、はんだリフローによりはんだ20aを溶融して半導
体装置を実装基板40に実装することができる。実装基
板40の接続電極42に、あらかじめはんだペーストを
塗布しておき、半導体装置を実装基板40に位置合わせ
して搭載し、はんだリフローしてもよい。半導体装置の
接続パッド12ははんだ20aを介して実装基板40の
接続電極42と電気的に接続して実装される。
【0027】本実施形態の半導体装置の場合は、各々の
接続パッド12にワイヤ片16aが起立した形状で取り
付けられているから、半導体装置を実装基板40に実装
した際にワイヤ片16aがスタンドオフとして作用し、
実装基板40から離間して半導体装置が実装されるよう
になる。ワイヤ片16aによって実装基板40から半導
体装置を離間させるようにすると、接続電極42と半導
体装置の接続パッド12とが確実にはんだ接続されるよ
うになる。このように、本実施形態の半導体装置は、実
装基板への実装信頼性の良好な製品になるという利点が
ある。
【0028】なお、上記実施形態の半導体装置では半導
体装置の接続パッド12のすべてに接触端子16を形成
したが、接触端子16は半導体装置の検査を目的として
形成するものであるから、接触端子16は少なくとも半
導体装置を検査する際に使用する接続パッド12に設け
ればよい。図6(a)は、半導体装置の他の実施形態の構
成を示すもので、接続パッド12aについては検査用端
子として使用しないことから接触端子16を接合せずは
んだ20のみを盛り上げ、接続パッド12bは検査用端
子としてのみ使用することからはんだ20を付着させな
い構成としたものである。図6(b)は、図6(a)に示す状
態ではんだ20を溶融して球状とし、はんだ20から突
出している接触端子16の突出部分を切断して除去した
状態を示す。接続パッド12bは実装用の端子として使
用されないことから、接触端子16全体を除去してい
る。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置によれば、上述
したように、接続パッドに接触端子を形成したことによ
り、検査時には接触端子をプローブとして半導体装置の
特性検査等を行うことができ、接続パッドの配置間隔が
きわめて狭くなったような場合でも的確な検査を行うこ
とが可能になる。半導体装置の接続パッドに接触端子を
形成する構成としたことで、検査装置のテストパッド等
の構成が容易になり、従来のような検査装置のプローブ
やプローブピンが汚れたり摩耗したりするといった問題
を解消することができる。また、本発明に係る半導体装
置の製造方法によれば、検査用の接触端子を備えた半導
体装置を容易にかつ確実に製造することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の製造方法を示す説明
図である。
【図2】半導体装置を検査する方法を示す説明図であ
る。
【図3】半導体装置とテストカードの平面図である。
【図4】半導体装置の製造方法を示す説明図である。
【図5】半導体装置を実装した状態の説明図である。
【図6】半導体装置の他の構成例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ウエハ 11 めっき給電層 12、12a、12b 接続パッド 14 レジストパターン 16 接触端子 16a ワイヤ片 18 剛性めっき 20、20a はんだ 30 テストカード 32 テストパッド 40 実装基板 42 接続電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/92 604J 604B (72)発明者 清水 浩 長野県長野市大字栗田字舎利田711番地 新光電気工業株式会社内 (72)発明者 経塚 正宏 長野県長野市大字栗田字舎利田711番地 新光電気工業株式会社内 (72)発明者 関 妙旦 長野県長野市大字栗田字舎利田711番地 新光電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2G132 AA00 AB01 AF01 AK01 AK02 AL09 AL11 4M106 AA01 AD08 AD09 AD10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハの電極端子形成面にウエハの電極
    端子と電気的に接続する接続パッドが設けられ、 該接続パッドに基端が接合されて起立した形状に接触端
    子が設けられ、 該接触端子の先端側が、前記接続パッドに接合して設け
    られたはんだの外面から突出して設けられていることを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 接続パッドに接合するはんだが溶融され
    て球状に形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置。
  3. 【請求項3】 はんだの外面から外方に突出している接
    触端子の突出部分が、はんだの外面位置で切り離され、
    はんだの内部に接触端子の基端部が設けられていること
    を特徴とする請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 接触端子が、なだらかに湾曲して接続パ
    ッド上で起立する形状に設けられていることを特徴とす
    る請求項1、2または3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 接触端子が、ワイヤ材によって形成され
    ていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記
    載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 電極端子と電気的に接続する接続パッド
    が設けられたウエハに対し、前記接続パッドが形成され
    た面を絶縁被膜により被覆し、前記接続パッドが底面に
    露出する露出穴を設けたレジストパターンを形成する工
    程と、 前記接続パッドのうち少なくとも検査に使用する接続パ
    ッドに、基端を前記接続パッドに接合して起立する形状
    に接触端子を形成する工程と、 はんだめっきにより前記露出穴内にはんだを盛り上げる
    工程と、 前記レジストパターンを除去して、前記接続パッドには
    んだが接合されるとともに、前記接触端子の先端側が前
    記はんだの外面から突出して設けられた半導体装置を得
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 接続パッドに接合されたはんだを溶融し
    て、接続パッドに接合しているはんだを球状に形成する
    工程と、 前記球状に形成されたはんだの外面から外方に突出して
    いる接触端子の突出部分を切り離す工程と、 ウエハを個片に切断して個片の半導体装置を得る工程と
    を備えることを特徴とする請求項6記載の半導体装置の
    製造方法。
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