JP2003278933A - 弁開閉装置 - Google Patents

弁開閉装置

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JP2003278933A JP2002086731A JP2002086731A JP2003278933A JP 2003278933 A JP2003278933 A JP 2003278933A JP 2002086731 A JP2002086731 A JP 2002086731A JP 2002086731 A JP2002086731 A JP 2002086731A JP 2003278933 A JP2003278933 A JP 2003278933A
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智博 平河
Akira Watanabe
昭 渡邉
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 弁の開閉時間を可変制御でき且つ操作ミスを
起こし難い弁開閉装置を提供する。 【解決手段】 始点と終点との間で往復回転可能な回転
軸4と、回転軸が始点から終点へ向けて回転することに
より巻き上げられると共に巻き戻る際に回転軸を終点か
ら始点へ向けて回転駆動するバネ7と、回転軸により回
転駆動されるカム9と、カムにより駆動されて弁を開閉
するカムロッド13と、回転軸が終点から始点へ向けて
回転すると回転軸と噛合する1方向クラッチ10と、1
方向クラッチを介して回転軸により駆動される発電装置
20と、発電装置に接続可能な第1負荷と第2負荷と、
ON/OFF操作されON時に第1負荷又は第2負荷の
何れか一方を発電装置に接続しOFF時に他方を発電装
置に接続するスイッチ20aと、スイッチ操作用カム1
04とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁開閉装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、国際公開WO01/75
238号において、始点と終点との間で往復回転可能な
回転軸と、回転軸が始点から終点へ向けて回転すること
により巻き上げられると共に巻き戻る際に回転軸を終点
から始点へ向けて回転駆動するバネと、回転軸により回
転駆動されるカムと、カムにより駆動されるカムロッド
と、回転軸が終点から始点へ向けて回転すると回転軸と
噛合する1方向クラッチと、1方向クラッチを介して回
転軸により駆動される発電装置と、発電装置に接続可能
な第1負荷と第2負荷と、ON/OFF操作されON時
に第1負荷又は第2負荷の何れか一方を発電装置に接続
しOFF時に他方を発電装置に接続するスイッチと、回
転軸を始点から終点へ向けて回転駆動する操作部材とを
備え、カムロッドにより弁を開閉する弁開閉装置であっ
て、操作部材の操作量に応じてスイッチをON/OFF
操作し、発電装置に接続する負荷を変えて終点から始点
へ向かう回転軸の回転速度を可変制御し、カムロッドに
よる弁の開閉時間を可変制御する弁開閉装置を提案し
た。国際公開WO01/75238号の弁開閉装置にお
いては、回転軸が終点から始点へ戻る間に、弁が開閉制
御される。回転軸が終点から始点へ向けて回転する際の
回転速度が発電装置により減速され、カムの回転速度ひ
いてはカムロッドの運動速度が減速され、弁が長時間に
亘って開閉制御される。操作部材の操作量に応じて、弁
の開閉時間が可変制御され、弁を介して吐出する流体の
吐出量が可変制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】国際公開WO01/7
5238号の弁開閉装置には、操作部材の操作量を間違
え易く、流体の吐出量が必要値以上になり易いという問
題があった。本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、弁の開閉時間を可変制御でき且つ操作ミスを起こ
し難い弁開閉装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、始点と終点との間で往復回転可
能な回転軸と、回転軸が始点から終点へ向けて回転する
ことにより巻き上げられると共に巻き戻る際に回転軸を
終点から始点へ向けて回転駆動するバネと、回転軸によ
り回転駆動されるカムと、カムにより駆動されて弁を開
閉するカムロッドと、回転軸が終点から始点へ向けて回
転すると回転軸と噛合する1方向クラッチと、1方向ク
ラッチを介して回転軸により駆動される発電装置と、発
電装置に接続可能な第1負荷と第2負荷と、ON/OF
F操作されON時に第1負荷又は第2負荷の何れか一方
を発電装置に接続しOFF時に他方を発電装置に接続す
るスイッチと、回転軸を始点から終点へ向けて回転駆動
する第1操作部材と、第1操作部材に係合可能で第1操
作部材を駆動可能な第2操作部材と、第2操作部材が操
作されると第2操作部材により第1方向へ駆動され且つ
終点から始点へ向けて回転する回転軸により第1方向と
は逆の第2方向へ駆動されてスイッチをON/OFF操
作し、第1操作部材が操作されると第1操作部材と回転
軸の何れによっても駆動されずスイッチをON/OFF
操作しないスイッチ操作用カムとを備えることを特徴と
する弁開閉装置を提供する。本発明に係る弁開閉装置に
おいては、第1操作部材又は第2操作部材の何れが択一
的に操作されることによって、スイッチの状態がON又
はOFFの何れかに設定され、発電装置に接続される負
荷が第1負荷又は第2負荷の何れかに設定され、終点か
ら始点へ向けて回転する回転軸の回転速度が第1速度又
は第2速度の何れかに設定され、カムロッドによる弁開
閉時間が第1時間又は第2時間の何れかに可変制御され
る。第2操作部材を操作してスイッチをON又はOFF
操作した場合には、終点から始点へ向けて回転する回転
軸によりスイッチが逆操作されて、スイッチは初期状態
に戻される。第1操作部材と第2操作部材とは別部材な
ので、操作対象を間違える可能性は低い。従って、本発
明に係る弁開閉装置は弁の開閉時間を可変制御でき且つ
操作ミスを起こし難い。
【0005】本発明の好ましい態様においては、スイッ
チ操作用カムは、第2操作部材の操作時に第2操作部材
により第1方向へ揺動駆動されると共に、回転軸の終点
から始点へ向かう回転時に回転軸により第1方向とは逆
の第2方向へ揺動駆動される揺動カムであり、更に、ス
イッチ操作用カムの揺動位置が所定位置よりも第1方向
側に在る時はスイッチ操作用カムを第1方向へ付勢し、
スイッチ操作用カムの揺動位置が所定位置よりも第2方
向側に在る時はスイッチ操作用カムを第2方向へ付勢す
る付勢部材を備える。スイッチ操作用カムを揺動カムと
して構成することができる。スイッチ操作用カムの揺動
位置が所定位置よりも第1方向側に在る時はスイッチ操
作用カムを第1方向へ付勢し、スイッチ操作用カムの揺
動位置が所定位置よりも第2方向側に在る時はスイッチ
操作用カムを第2方向へ付勢する付勢部材を配設するこ
とにより、スイッチとスイッチ操作用カムとの相対位置
のばらつきによるスイッチのON/OFFの切換タイミ
ングのばらつき、ひいては終点から始点へ向けて回転す
る回転軸によるスイッチの逆操作のタイミングのばらつ
きが抑制され、カムロッドによる弁の開閉時間のばらつ
きが抑制され、弁を介して吐出する流体の吐出量のばら
つきが抑制される。
【0006】本発明の好ましい態様においては、付勢部
材はバネである。バネを使用することにより、スイッチ
操作用カムやスイッチの状態のばらつきによるスイッチ
のON/OFFの切換タイミングのばらつき、ひいては
終点から始点へ向けて回転する回転軸によるスイッチの
逆操作のタイミングのばらつきが抑制され、カムロッド
による弁の開閉時間のばらつきが抑制され、弁を介して
吐出する流体の吐出量のばらつきが抑制される。
【0007】本発明の好ましい態様においては、弁開閉
装置は、複数対の第2操作部材とスイッチ操作用カムと
を備え、スイッチ操作用カムの形状は対毎に異なる。複
数の第2操作部中の何れの第2操作部を操作するかによ
って、終点から始点へ向けて回転する回転軸によるスイ
ッチの逆操作のタイミングが変わり、カムロッドによる
弁の開閉時間が変わる。この結果、弁の開閉時間のバリ
エーションが増える。
【0008】本発明においては、上記弁開閉装置と、カ
ムロッドにより開閉されるパイロット弁とを備えること
を特徴とするパイロット作動式弁装置を提供する。パイ
ロット作動式弁装置のパイロット弁の開閉制御に本発明
に係る弁開閉装置を使用すれば、出力の小さな小型の弁
開閉装置で大流量の通水、止水を行うことができる。
【0009】本発明においては、上記弁開閉装置を備え
る便器洗浄装置を提供する。本発明に係る弁開閉装置
は、便器洗浄装置等が有する弁装置の開閉制御に使用可
能である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る弁開閉装置
を説明する。図1、2に示すように、弁開閉装置Aは、
操作部1を介して回転駆動される操作軸2と、増速ギヤ
列3を介して操作軸2に係合する第1回転軸4とを備え
ている。第1回転軸4の一端に係合爪5が固定されてい
る。第1回転軸4の一端近傍部に可動爪6aが摺動回転
可能に外嵌合している。可動爪6aは、第1回転軸4の
後述する始点から終点へ向かう回転方向に関して係合爪
5の後方に配設されている。第1回転軸4の始点から終
点へ向かう回転方向に関して可動爪6aの後方に固定爪
6bが配設されている。固定爪6bは弁開閉装置Aの図
示しないケーシングに固定されている。係合爪5は可動
爪6aの周方向の一端6a′に当接しており、可動爪6
aの周方向の他端6a″の径方向先端部が固定爪6bに
当接している。第1回転軸4の他端近傍部に一端が固定
されたゼンマイバネ7が配設されている。
【0011】図3〜5に示すように、増速ギヤ列3の第
1回転軸4側の最終ギヤ3aと一体形成され、第1回転
軸4と一体的に回転する係合片8a、8bが配設されて
いる。係合片8a、8bは周方向に互いに180度間隔
を隔てて配設されている。係合片8a、8bと係合可能
な2個の係合突起9a、9bが形成された第1カム9が
第1回転軸4に摺動回転可能に外嵌合している。係合突
起9a、9bは周方向に互いに180度間隔を隔てて配
設されている。第1カム9は、螺旋状に径が拡大する第
1カム面9cと、第1カム面9cの最大径部に滑らかに
接続する円弧状の第2カム面9dとを有している。第2
カム面9dの終端は第1カム面9cの始端へ向けて略垂
直に落ち込んでいる。
【0012】図3〜6に示すように、1方向クラッチ1
0の第1部分10aが、第1回転軸4に対して長手方向
に相対移動可能に且つ第1回転軸4に対して相対回転不
能に、第1回転軸4に外嵌合している。図3、6に示す
ように、第1部分10aの端面に係合爪10a′が形成
されている。係合爪10a′は、周方向に延在すると共
に上に凸の滑らかな曲線を描いて第1部分10aの端面
から盛り上がる斜面10a′と、斜面10a′の最
高点から第1部分10aの端面へ向けて垂直に落ち込む
端面10a′とを有している。図3〜6に示すよう
に、1方向クラッチ10の第2部分10bが、第1部分
10aに隣接して配設されている。第2部分10bは、
第1回転軸4に対して長手方向に相対移動不能に且つ第
1回転軸4に対して相対回転可能に、第1回転軸4に外
嵌合している。図5、6に示すように、第2部分10b
の第1部分10aに向かい合う端面に、係合爪10a′
に噛合可能な係合爪10b′が形成されている。係合爪
10b′は螺旋状に第2部分10bの端面から盛り上が
る斜面10b′と、斜面10b′の最高点から第2
部分10bの端面へ向けて垂直に落ち込む端面10
′とを有している。図3〜6に示すように、第1部
分10aを第2部分10bへ向けて付勢するバネ11
が、第1回転軸4に外嵌合している。バネ11の付勢力
の下に、図4に示すように、第1部分10aは第2部分
10bに押し付けられている。
【0013】第2カム12が、1方向クラッチ10の第
2部分10bと一体形成されている。第2カム12は、
円弧状のカム面12aと、カム面12aを横断してカム
面12aに形成された横溝12bとを有している。カム
面12aの径は、第1カム9の第1カム面9cの第2カ
ム面9dに近接する部位の径と同一値に設定されてい
る。第1カム9と第2カム12とに対峙して、第1カム
ロッド13が配設されている。第1カムロッド13の一
端に、第1カム9の第1カム面9c、第2カム面9dに
当接可能な第1脚部13aと、第2カム12のカム面1
2aに当接可能で且つ横溝12bに嵌合可能な第2脚部
13bとが形成されている。第1カムロッド13の他端
は図示しない弁装置の第1弁に当接している。第1カム
ロッド13は図示しないバネにより第1カム9と第2カ
ム12とへ向けへ付勢されている。
【0014】1方向クラッチ10の第2部分10bは外
歯車14を形成している。図1、2に示すように、外歯
車14に噛合する外歯車15に、回転軸16が挿通固定
されている。回転軸16に第3カム17が固定されてい
る。図2に示すように、第3カム17は、螺旋状に径が
拡大するカム面17aを有している。略180度に亘っ
て延在するカム面17aの終端はカム面17aの始端へ
向けて略垂直に落ち込んでいる。図1、2に示すよう
に、第3カム17に対峙して、第2カムロッド18が配
設されている。第2カムロッド18の一端は第3カム1
7のカム面17aに当接可能であり、他端は図示しない
弁装置の第2弁に当接している。第2カムロッド18は
図示しないバネにより第3カム17へ向けて付勢されて
いる。
【0015】外歯車15に噛合する増速ギヤ列19に、
発電装置20が接続されている。図7に示すように、発
電装置20に可変抵抗器r0が接続されている。スイッ
チ20aを介して可変抵抗器r0に並列に接続可能に可
変抵抗器r1が配設されている。スイッチ20aがON
/OFF操作されることにより、発電装置20に接続さ
れる負荷が択一的に選択される。スイッチ20aがOF
Fされると第1負荷r0が発電装置20に接続され、ス
イッチ20aがONされると第2負荷(r0×r1)/
(r0+r1)が発電装置20に接続される。スイッチ
20aは初期状態ではOFFされている。
【0016】図1、8に示すように、操作部1は、操作
レバー101aと錘101bとを有し、図示しない1方
向クラッチを介して操作軸2に係合可能な第1操作部材
101を備えている。錘101bは操作レバー101a
に固定されている。操作レバー101aの図1、8で白
抜き矢印で示す第1方向への回転は図示しない1方向ク
ラッチを介して操作軸2へ伝達されるが、反対の第2方
向への回転は操作軸2へ伝達されない。操作部1は、操
作レバー101aに係合可能な操作レバー102aと操
作レバー102aに固定された錘102bとレバー10
2cとを有する第2操作部材102を備えている。操作
レバー102aを図1、8で白抜き矢印で示す第1方向
へ回転操作すると、操作レバー102aが操作レバー1
01aに係合し、操作レバー101aを第1方向へ回転
駆動する。操作レバー101aを第1方向へ回転操作し
ても、操作レバー102aは回転駆動されない。図8に
示すように、操作軸2にレバー103が固定されてい
る。
【0017】レバー102c、103に隣接して、揺動
カム104が配設されている。揺動カム104は、レバ
ー102cに係合可能なレバー104aと、レバー10
3に係合可能なレバー104bと、錘104cと、スイ
ッチ20aのレバー20a′に当接可能なカム面104
dとを有している。
【0018】図9〜13を参照しつつ、弁開閉装置Aの
作動を説明する。操作部1が操作されていない時は、操
作部1を構成する諸部材と揺動カムとは図1、8に示す
初期位置にあり、操作レバー102aは操作レバー10
1aに当接している。レバー104aはレバー102c
に接近する方向へ差し向けられているがレバー102c
から離れており、レバー104bはレバー103から遠
ざかる方向へ差し向けられてレバー103から離れてお
り、カム面104dはレバー20a′から離れている。
スイッチ20aは初期状態にあってOFFされており、
第1負荷r0が発電装置20に接続されている。錘10
4cは揺動カム104を図1、8で白抜き矢印で示す第
1方向へ付勢しており、揺動カム104は図示しないス
トッパーに当接して図1、8に示す初期位置に保持され
ている。第1回転軸4は始点に在る。ゼンマイバネ7は
弁開閉装置Aの組み立て時に予め所定量巻き上げられて
おり、ゼンマイバネ7により、第1回転軸4は、係合爪
5が可動爪6aの周方向の一端6a′に当接する方向へ
回転付勢されている。図1、2に示すように、係合爪5
が可動爪6aの周方向の一端6a′に当接し、可動爪6
aの周方向の他端6a″の径方向先端部が固定爪6bに
当接することにより、第1回転軸4は始点に保持されて
いる。1方向クラッチ10の係合爪10a′の端面10
′は係合爪10b′の端面10b′に当接してお
り、係合爪10a′は係合爪10b′と噛合している。
図9(a)に示すように、第1回転軸4と一体的に回転
する係合片8a、8bが第1カム9の係合突起9a、9
bに係合している。第1カム9は第1位置に在り、第1
カムロッド13の脚部13aは、第1カム9の第1カム
面9cの始端部に僅かな隙間を隔てて対峙している。第
2カム12は図10(a)に示す位置に在り、第1カム
ロッド13の脚部13bは、第2カム12の横溝12b
へ落ち込んでいる。この状態で、第1カムロッド13の
リフト量は図11に示すように零であり、第1カムロッ
ド13が係合する図示しない弁装置の第1弁のリフト量
も零であり、第1弁は閉じている。
【0019】図12に示すように、第1操作部材101
の操作レバー101aが初期位置から第1方向へ最終位
置まで回転操作されると、錘101b、レバー103も
初期位置から最終位置まで回転する。レバー103はレ
バー104bに係合せず、揺動カム104は初期位置に
保持される。スイッチ20aのOFF状態が維持され第
1負荷r0が発電装置20に接続された状態が維持され
る。第2操作部材102の操作レバー102aと第1操
作部材101の操作レバー101aとの係合は解除さ
れ、第2操作部材102の操作レバー102a、錘10
2b、レバー102cは初期位置に保持される。操作レ
バー101aの回転操作量が増速ギヤ列3を介して増幅
されて第1回転軸4へ伝達され、第1回転軸4が、始点
から終点へ向けて、図1、2で白抜き矢印で示す方向へ
回転を開始し、係合爪5が可動爪6aの周方向の一端6
a′から離れる。第1回転軸4が始点から終点へ向け回
転することにより、ゼンマイバネ7が巻き上げられる。
第1回転軸4が始点から終点へ向けて回転する際には、
1方向クラッチ10の第1部分10aは、図6で白抜き
矢印で示す方向へ回転するので、第1部分10aの係合
爪10a′は第2部分の係合爪10b′に噛合しない。
この結果、第2カム12は図10(a)に示す位置に保
持される。
【0020】第1回転軸4が90度回転すると、図9
(b)に示すように、係合片8aが第1カム9の係合突
起9bに係合し、係合片8bが第1カム9の係合突起9
aに係合する。第1回転軸4が更に回転すると、第1カ
ム9が、係合片8a、8bを介して第1回転軸4により
回転駆動され、回転を開始する。第1回転軸4が約16
0度回転すると、脚部13aが第1カム9の第1カム面
9cに当接する。第1回転軸4が更に回転するのに伴っ
て、図示しないバネを押し縮めつつ、図11に示すよう
に、第1カムロッド13ひいては第1弁のリフト量が零
から漸増する。
【0021】第1回転軸4が220度回転すると、図1
1に示すように、第1カムロッド13ひいては第1弁の
リフト量が1.5mmになり、図示しない弁装置の第1
弁が開弁する。第1回転軸4が更に回転すると、図11
に示すように、第1カムロッド13ひいては第1弁のリ
フト量が1.5mmを超え、図10(b)に示すよう
に、第1カムロッド13の脚部13bは、第2カム12
の横溝12bから離脱する。
【0022】第1回転軸4が270度回転すると、図9
(c)に示すように、第1カムロッド13の脚部13a
は、第1カム9の第2カム面9dに当接し、図11に示
すように、第1カムロッド13ひいては第1弁のリフト
量は2mmになる。第1回転軸4が更に回転しても、第
1カムロッド13ひいては第1弁のリフト量は2mmに
維持される。
【0023】第1回転軸4が略360度回転すると、係
合爪5が、固定爪6bに当接することなく、可動爪6a
の周方向の他端6a″の径方向基部に当接し、可動爪6
aを回転駆動する。従って、第1回転軸4は360度を
超えて回転することができる。
【0024】第1回転軸4が410度回転すると、第1
カム9は図9(d)に示す第2位置に到達し、第1カム
9に形成された突起9eが第1カムロッド13の脚部1
3aに係合し、第1回転軸4は終点に到達して回転を停
止する。第1回転軸4の始点から終点までの回転は、瞬
時に行われる。
【0025】第1回転軸4が終点に到達した直後に操作
レバー101aに印加されていた力が解除されると、操
作レバー101aは錘101bの付勢力を受けて直ちに
初期位置へ復帰する。揺動カム104は初期位置に保持
されており、発電装置20に第1負荷r0が接続された
状態は維持されている。ゼンマイバネ7に蓄積された歪
エネルギーが開放され、第1回転軸4は終点から始点へ
向けて回転を開始する。発電装置20は停止しており、
第1回転軸4には有為な制動トルクは印加されないの
で、第1回転軸4は高速で回転する。
【0026】第1回転軸4が終点から始点へ向けて50
度回転し、始点からの回転角度が360度の位置まで戻
ると、1方向クラッチ10の係合爪10a′の端面10
′が係合爪10b′の端面10b′に当接し、係
合爪10a′が係合爪10b′と噛合する。この結果、
第1回転軸4の回転が1方向クラッチ10の第2部分1
0bに伝達される。図10(a)、(b)に示す位置に
在った第2カム12が、図10(b)で矢印で示す方向
へ、回転を開始する。1方向クラッチ10の第2部分1
0bが形成する外歯車14に噛合する外歯車15が回転
を開始し、第3カム17が回転を開始する。増速ギヤ列
19を介して外歯車15に係合する発電装置20が始動
して発電を開始する。発生した電力が第1負荷r0で消
費される。発電のためのトルクが第1回転軸4の回転に
対する制動トルクとなり、第1回転軸4の回転速度が減
速する。図7(b)に示すように、第1回転軸4は角速
度ω1で回転する。操作レバー101aが回転操作され
た時点から第1回転軸4の終点から始点へ向かう回転の
角速度がω1になる迄の時間は瞬時であり、第1弁の開
閉制御は実質的に第1回転軸4の終点から始点へ向かう
回転の角速度がω1になった時点から開始される。
【0027】第1回転軸4が終点から始点へ向けて90
度回転し、始点からの回転角度が320度の位置まで戻
ると、図9(e)に示すように、係合片8bが第1カム
9の係合突起9bに係合し、係合片8aが第1カム9の
係合突起9aに係合する。第1回転軸4が更に回転する
と、第1カム9が、係合片8a、8bを介して第1回転
軸4により回転駆動され、第2位置から第1位置へ向け
て回転を開始する。
【0028】第1回転軸4が終点から始点へ向けて23
0度回転し、始点からの回転角度が180度の位置まで
戻ると、図9(f)に示すように、脚部13aが第1カ
ム9の第1カム面9cに当接する。第1回転軸4が更に
回転するのに伴って、図示しないバネの付勢力の下に、
図11に示すように、第1カムロッド13ひいては第1
弁のリフト量が漸減する。
【0029】第1回転軸4が終点から始点へ向けて28
0度回転し、始点からの回転角度が130度の位置まで
戻ると、図10(c)に示すように、脚部13bが第2
カム12のカム面12aに当接する。第1回転軸4が更
に回転すると、脚部13bと第2カム12のカム面12
aとの当接状態は維持されるが、脚部13aは第1カム
9の第1カム面9cから浮き上がり、脚部13aと第1
カム9の第1カム面9cとの当接状態は解除される。脚
部13bと第2カム12のカム面12aとの当接状態が
維持されることにより、図11に示すように、第1カム
ロッド13ひいては図示しない弁装置の第1弁のリフト
量は1.5mmに維持され、第1弁の開弁状態は維持さ
れる。
【0030】第1回転軸4が終点から始点へ向けて40
2度回転し、始点からの回転角度が8度の位置まで戻る
と、図10(d)に示すように、第1カムロッド13の
脚部13bが第2カム12の横溝12bへ落ち込み、図
11に示すように、第1カムロッド13のリフト量ひい
ては第1弁のリフト量が瞬時に零になる。第1弁のリフ
ト量が瞬時に零になることにより、図示しない弁装置の
第1弁が瞬時に閉じる。第1カムロッド13の脚部13
aが僅かの隙間を隔てて第1カム9の第1カム面9cの
始端近傍部に対峙する。
【0031】第1回転軸4が終点から始点へ向けて41
0度回転し、始点まで戻ると、第1カム9は図9(a)
に示す第1位置に戻り、第2カム12は図10(a)に
示す位置に戻る。第1カムロッド13は、脚部13aが
僅かな隙間を隔てて第1カム9の第1カム面9cの始端
部に対峙し、脚部13bが第2カム12の横溝12bへ
落ち込んだ状態に戻る。係合爪5が可動爪6aの周方向
の一端6a′に当接し、可動爪6aの周方向の他端6
a″の径方向先端部が固定爪6bに当接して、第1回転
軸4は始点位置で停止する。第1回転軸4が終点から始
点へ向かって回転するのに伴って、操作軸2も回転し、
レバー103も初期位置へ向けて回転する。レバー10
3から遠ざかる方向へ差し向けられた揺動カム104の
レバー104bにレバー103は係合せず、揺動カム1
04は初期位置に保持され、スイッチ20aのOFF状
態は維持され、発電装置20に第1負荷r0が接続され
た状態は維持される。この結果、第1弁の開閉制御中、
第1回転軸4の角速度は、図7(b)に示すように、ω
1に維持される。
【0032】第2カム12が回転するのに同期して、第
3カム17が回転する。第3カム17が1回転する間
に、第2カムロッド18のリフト量ひいては図示しない
弁装置の第2弁のリフト量が零から所定値まで漸増し、
所定値から瞬時に零になる。この結果、図示しない弁装
置の第2弁が開き、所定時間後に瞬時に閉じる。
【0033】図13に示すように、第2操作部材102
の操作レバー102aが初期位置から第1方向へ最終位
置まで回転操作されると、錘102b、レバー102c
も初期位置から最終位置まで回転する。操作レバー10
2aが係合する第1操作部材101の操作レバー101
aも、操作レバー102aに駆動されて初期位置から第
1方向へ最終位置まで回転し、錘101b、レバー10
3も初期位置から最終位置まで回転する。レバー102
cがレバー104aに係合して、揺動カム104を図示
しないストッパーから離脱させ、初期位置から図13に
示す最終位置へ揺動させる。レバー104bがレバー1
03に接近する方向へ差し向けられるが、レバー104
bはレバー103に係合しない。カム面104dがレバ
ー20a′に当接してレバー20a′を押し下げ、スイ
ッチ20aをONする。第2負荷(r0×r1)/(r
0+r1)が発電装置20に接続される。錘104cが
揺動カム104を図13で白抜き矢印で示す第2方向へ
付勢し、カム面104dがレバー20a′に当接してレ
バー20a′を押し下げた状態で、揺動カム104は図
13に示す最終位置に保持される。
【0034】前述の如く第1回転軸4が始点から終点へ
回転し、ゼンマイバネ7が巻き上げられる。第1回転軸
4が終点に到達した直後に操作レバー102aに印加さ
れていた力が解除されると、操作レバー102aは錘1
02bの付勢力を受けて直ちに初期位置へ復帰し、操作
レバー101aも錘101bの付勢力を受けて直ちに初
期位置へ復帰する。錘104cからの付勢力の下に、揺
動カム104は最終位置に保持されており、発電装置2
0に第2負荷(r0×r1)/(r0+r1)が接続さ
れた状態が維持される。ゼンマイバネ7に蓄積された歪
エネルギーが開放され、第1回転軸4は終点から始点へ
向けて回転を開始する。前述の如く、1方向クラッチ1
0が始動し、発電装置20が始動して発電を開始し、発
生した電力が第2負荷(r0×r1)/(r0+r1)
で消費され、発電のためのトルクが第1回転軸4の回転
に対する制動トルクとなって、高速で回転していた第1
回転軸4の回転速度が減速し、図7(c)に示すよう
に、第1回転軸4は角速度ω0で回転する。第2負荷
(r0×r1)/(r0+r1)で消費される電力は第
1負荷r0で消費される電力よりも小さく、発電装置2
0が第1回転軸4に印加する制動トルクは発電装置20
に第1負荷r0が接続された場合よりも大きいので、角
速度ω0は角速度ω1よりも小さい。操作レバー102
aが回転操作された時点から第1回転軸4の終点から始
点へ向かう回転の角速度がω0になる迄の時間は瞬時で
あり、第1弁の開閉制御は実質的に第1回転軸4の終点
から始点へ向かう回転の角速度がω0になった時点から
開始される。
【0035】第1回転軸4が終点から始点へ向かって回
転するのに伴って、操作軸2も回転し、レバー103も
初期位置へ向けて回転する。レバー103に接近する方
向へ差し向けられた揺動カム104のレバー104bに
レバー103が係合し、揺動カム104を図13に示す
最終位置から図1、8に示す初期位置へ戻す。カム面1
04dがレバー20a′から離れ、スイッチ20aはO
FFされ、第2負荷(r0×r1)/(r0+r1)に
代えて第1負荷r0が発電装置20に接続される。この
結果、第1弁の開閉制御中に、第1回転軸4の角速度
は、図7(c)に示すようにω0からω1に変更され
る。第1弁の開閉制御の終了まで第1回転軸4の角速度
はω1に維持される。
【0036】第1弁の開閉制御の途中まで、第1回転軸
4の角速度がω1よりも小さなω0に設定されることに
より、第1弁、第2弁の開閉制御時間が、第1操作部材
101の操作レバー101aを回転操作した場合に比べ
て長くなる。
【0037】上記説明から分かるように、弁開閉装置A
においては、第1回転軸4が終点から始点へ向けて回転
する際の回転速度が発電装置20により減速され、カム
9、12、17の回転速度ひいてはカムロッド13、1
8の運動速度が減速され、第1弁、第2弁が長時間に亘
って開閉制御される。弁開閉装置Aにおいては、第1操
作部材101又は第2操作部材102の何れかが択一的
に操作されることによって、スイッチ20aの状態がO
FF又はONの何れかに設定され、発電装置20に接続
される負荷が第1負荷r0又は第2負荷(r0×r1)
/(r0+r1)の何れかに設定され、終点から始点へ
向けて回転する回転軸の角速度が第1速度ω1又は第1
速度よりも小さな第2速度ω0に設定される。この結
果、カムロッド13、18による第1弁、第2弁の開閉
時間が長短いずれかに制御される。第1操作部材101
と第2操作部材102とは別部材なので、操作対象を間
違える可能性は低い。従って、弁開閉装置Aは第1弁、
第2弁の開閉時間を可変制御でき且つ操作ミスを起こし
難い。
【0038】揺動カム104の錘104cは、揺動カム
104が初期位置と最終位置との間の所定揺動位置、よ
り具体的には、錘104cの重心が揺動カム104の回
転中心の鉛直上方に在る位置、よりも初期位置側に在る
時は揺動カム104を初期位置へ向けて付勢し、揺動カ
ム104が前記所定揺動位置よりも最終位置側に在ると
きは揺動カム104を最終位置へ向けて付勢する。従っ
て、レバー102cに押されて揺動カム104が初期位
置から最終位置へ向けて回転する際には、揺動カム10
4が前記所定揺動位置を越えると、錘104cの付勢力
を受けて揺動カム104は瞬時に最終位置まで回転す
る。レバー103に押されて揺動カム104が最終位置
から初期位置へ向けて回転する際には、揺動カム104
が前記所定揺動位置を越えると、錘104cの付勢力を
受けて揺動カム104は瞬時に初期位置まで回転する。
この結果、スイッチ20aと揺動カム104との相対位
置に多少のばらつきがあっても、スイッチ20aのON
/OFFの切換タイミングのばらつき、ひいては終点か
ら始点へ向けて回転する第1回転軸4によるスイッチ2
0aの逆操作のタイミングのばらつきが抑制され、図7
(c)の角速度ω0がω1に切り替わるタイミングのば
らつきが抑制され、第1弁、第2弁の開閉時間のばらつ
きが抑制され、第1弁、第2弁を介して吐出する流体の
吐出量のばらつきが抑制される。
【0039】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
は上記実施例に限定されない。錘104cを用いて揺動
カム104を付勢するのに代えて、図14に示すよう
に、バネ104eを用いて揺動カム104を付勢しても
良い。バネ104eは、揺動カム104が図14(a)
で示す初期位置と図14(c)で示す最終位置との間の
所定揺動位置、より具体的には、図14(b)で示す、
バネ104eの固定点と揺動カム104への取付け点と
揺動カムの回転中心とが直線上に並ぶ位置、よりも初期
位置側に在る時は揺動カム104を初期位置へ向けて付
勢し、揺動カム104が前記所定揺動位置よりも最終位
置側に在るときは揺動カム104を最終位置へ向けて付
勢する。従って、レバー102cに押されて揺動カム1
04が初期位置から最終位置へ向けて回転する際には、
揺動カムが前記所定揺動位置を越えると、バネ104e
の付勢力を受けて揺動カム104は瞬時に最終位置まで
回転する。レバー103に押されて揺動カム104が最
終位置から初期位置へ向けて回転する際には、揺動カム
が前記所定揺動位置を越えると、バネ104eの付勢力
を受けて揺動カム104は瞬時に初期位置まで回転す
る。この結果、スイッチ20aと揺動カム104との相
対位置に多少のばらつきがあっても、スイッチ20aの
ON/OFFの切換タイミングのばらつき、ひいては終
点から始点へ向けて回転する第1回転軸4によるスイッ
チ20aの逆操作のタイミングのばらつきが抑制され、
図7(c)の角速度ω0がω1に切り替わるタイミング
のばらつきが抑制され、第1弁、第2弁の開閉時間のば
らつきが抑制され、第1弁、第2弁を介して吐出する流
体の吐出量のばらつきが抑制される。バネ104eを使
用することにより、錘104dを使用する場合に発生す
る可能性のある揺動カム104の回転抵抗やレバー20
a′回転抵抗等のばらつきによるスイッチのON/OF
Fの切換タイミングのばらつき、ひいては終点から始点
へ向けて回転する第1回転軸4によるスイッチ20aの
逆操作のタイミングのばらつきが抑制され、図7(c)
の角速度ω0がω1に切り替わるタイミングのばらつき
が抑制され、第1弁、第2弁の開閉時間のばらつきが抑
制され、第1弁、第2弁を介して吐出する流体の吐出量
のばらつきが抑制される。
【0040】複数対の第2操作部材102と揺動カム1
04とを配設し、揺動カム104のカム面104dの形
状を対毎に異ならしめても良い。複数の第2操作部材1
02中の何れの第2操作部材102を操作するかによっ
て、終点から始点へ向けて回転する第1回転軸4による
スイッチ20aの逆操作のタイミングが変わり、図7
(c)の角速度ω0がω1に切り替わるタイミングが変
わり、第1弁、第2弁の開閉時間が変わる。この結果、
第1弁、第2弁の開閉時間のバリエーションが増え、第
1弁、第2弁を介して吐出する流体の流量のバリエーシ
ョンが増える。
【0041】回転式の第1操作部材101、第2操作部
材102に代えて、図15に示す直動式の第1操作部材
101′、第2操作部材102′を配設しても良い。第
1操作部材101′と操作軸2とはラックピニオンを形
成しており、第1操作部材101′を初期位置から最終
位置へ直動操作すると操作軸2が回転駆動される。第2
操作部材102′は第1操作部材101′によって駆動
されない。第2操作部材102′を初期位置から最終位
置へ直動操作すると第1操作部材101′が第2操作部
材102′によって駆動されて直動し、操作軸2が回転
駆動される。第2操作部材102′に形成されたレバー
102a′が揺動カム104′のレバー104a′に係
合し、揺動カム104′を初期位置から最終位置へ回転
駆動して、スイッチ20a′をONする。錘104c、
バネ104eと同様の錘やバネにより揺動カム104′
は最終位置に保持され、スイッチ20a′のON状態が
維持される。第1回転軸4が終点から始点へ向けて回転
する際に、操作軸2の回転により第1操作部材101′
が最終位置から初期位置へ駆動され、第1操作部材10
1′により第2操作部材102′が最終位置から初期位
置へ駆動される。第2操作部材102′に形成されたレ
バー102a′が揺動カム104′のレバー104b′
に係合し、揺動カム104′を最終位置から初期位置へ
回転駆動して、スイッチ20a′をOFFする。錘10
4c、バネ104eと同様の錘やバネとストッパーとに
より揺動カム104′は初期位置に保持される。
【0042】弁開閉装置Aの第1カムロッド13、第2
カムロッド18により、パイロット作動式弁装置のパイ
ロット弁を開閉しても良い。出力の小さな小型の弁開閉
装置Aで大流量の通水、止水を行うことができる。パイ
ロット作動式弁装置の一例を詳述する。図16に示すよ
うに、便器洗浄装置に使用されるパイロット作動式弁装
置21は、洗浄水流入口22と、封水面よりも上方の便
器内側面を洗浄するためのリム洗浄用の洗浄水流出口2
3と、便器から汚物を排出するためのジェット洗浄用の
洗浄水流出口24と、開閉弁機構25と、流路切替弁機
構26とを備えている。図17に示すように、洗浄水流
入口22は家庭用水道配管に接続されている。洗浄水流
出口23は、配管を介して便器300のリム部に形成さ
れたリム吐水穴301に接続されている。洗浄水流出口
24は、配管を介して便器300の底部に配設されたジ
ェット吐水ノズル302に接続されている。
【0043】開閉弁機構25は、ダイヤフラム251と
弁座252と付勢バネ253とにより構成されるダイヤ
フラム弁254と、ダイヤフラム弁254により開閉さ
れる洗浄水流路255とを有している。ダイヤフラム弁
254よりも上流側の洗浄水流路255は定流量弁27
を介して洗浄水流入口22に連通している。ダイヤフラ
ム弁254よりも下流側の洗浄水流路255は室28に
連通している。開閉弁機構25は、ダイヤフラム251
を囲壁の一部とする圧力室256を有している。ダイヤ
フラム251に、圧力室256に連通するパイロット流
入路257が形成されている。圧力室256からパイロ
ット流出路258が延びている。パイロット流出路25
8を開閉するパイロット弁259が配設されている。パ
イロット弁259は図示しない弁体と、弁体を閉方向ヘ
付勢する図示しないコイルバネとを有している。パイロ
ット弁259の弁体に弁開閉装置Aの第1カムロッド1
3の他端が当接している。
【0044】流路切替弁機構26は、ダイヤフラム26
1と弁座262と付勢バネ263とにより構成されるダ
イヤフラム弁264と、ダイヤフラム弁264により開
閉される洗浄水流路265とを有している。ダイヤフラ
ム弁264よりも上流側の洗浄水流路265は室28に
連通している。ダイヤフラム弁264よりも下流側の洗
浄水流路265は洗浄水流出口24に連通している。流
路切替弁機構26は、ダイヤフラム261を囲壁の一部
とする圧力室266を有している。ダイヤフラム261
に、圧力室266に連通するパイロット流入路267が
形成されている。圧力室266からパイロット流出路2
68が延びている。パイロット流出路268を開閉する
パイロット弁269が配設されている。パイロット弁2
69は図示しない弁体と、弁体を閉方向ヘ付勢する図示
しないコイルバネとを有している。パイロット弁269
の弁体に第2カムロッド18の他端が当接している。
【0045】室28と洗浄水流出口23との間にダイヤ
フラム弁29が配設されている。ダイヤフラム弁29は
ダイヤフラム291と弁座292と付勢バネ293とに
より構成されている。ダイヤフラム291を囲壁の一部
とする圧力室294が配設されている。圧力室294は
連通穴295を介してダイヤフラム弁264よりも下流
側の洗浄水流路265と洗浄水流出口24との間の連通
路に連通している。
【0046】パイロット作動式弁装置21の作動を説明
する。弁開閉装置Aの操作部1が操作される前は、パイ
ロット弁259の弁体がコイルバネにより閉方向へ付勢
され、パイロット弁259はパイロット流出路258を
閉じている。この結果、圧力室256への洗浄水の流入
は阻止されている。パイロット流入路257により、ダ
イヤフラム弁254の一次側圧力と圧力室256の圧力
は略同一となっている。ダイヤフラム弁254の二次側
圧力はダイヤフラム弁254の一次側圧力よりも低いの
で、ダイヤフラム251に加わる圧力室256の内圧に
よる力は、洗浄水流路255の内圧による力よりも大き
い。ダイヤフラム251には付勢バネ253の付勢力が
印加されている。この結果、ダイヤフラム251は弁座
252に押し付けられており、ダイヤフラム弁254、
ひいては開閉弁機構25は洗浄水流路255を閉じてい
る。従って、便器300のリム吐水穴301とジェット
吐水ノズル302とからは、洗浄水は吐出しない。弁開
閉装置Aの操作部1が操作される前は、パイロット弁2
69の弁体がコイルバネにより閉方向へ付勢され、パイ
ロット弁269はパイロット流出路268を閉じてお
り、圧力室266への洗浄水の流入は阻止されている。
ダイヤフラム弁264、ひいては流路切替弁機構26
は、開閉弁機構25と同様に、洗浄水流路265を閉じ
ている。弁開閉装置Aの操作部1が操作される前は、付
勢バネ293の付勢力を受けてダイヤフラム291が弁
座292に当接しており、ダイヤフラム弁29は室28
と洗浄水流出口23との連通を遮断している。
【0047】便器利用者が弁開閉装置Aの操作部1を操
作して便器洗浄を開始する。弁開閉装置Aの第1カム9
が第1位置から第2位置へ向けて回転し、第1カムロッ
ド13のリフト量が1.5mm以上になり、第1カムロ
ッド13に当接する弁機構25のパイロット弁259の
弁体が開方向へ移動し、図18に示すように、パイロッ
ト流出路258を開く。パイロット流出路258が開く
と、パイロット流入路257を介して圧力室256ヘ洗
浄水が流入し、パイロット流出路258を介して圧力室
256から洗浄水が流出する。洗浄水がパイロット流入
路257を通過する際の圧力損失により、圧力室256
の圧力がダイヤフラム弁254の一次側圧力よりも低く
なる。ダイヤフラム251に加わる力のバランスが崩
れ、ダイヤフラム251は弁座252を離れて圧力室2
56側ヘ移動する。この結果、ダイヤフラム弁254、
ひいては開閉弁機構25は洗浄水流路255を開く。洗
浄水流入口22から流入し、定流量弁27を通って所定
流量Qに調整された洗浄水が、洗浄水流路255を通っ
て室28ヘ流入する。室28の圧力が上昇し、ダイヤフ
ラム291に加わる力のバランスが崩れ、ダイヤフラム
291は弁座292を離れて圧力室294側ヘ移動す
る。この結果ダイヤフラム弁29は室28を洗浄水流出
口23に連通させる。室28が洗浄水流出口23に連通
した結果、洗浄水流出口23から洗浄水が吐出する。洗
浄水流出口23から吐出した流量Qの洗浄水が、配管を
通って便器300のリム吐水穴301から吐出し、図1
9に示すように初期リム洗浄が行われる。弁開閉装置A
の第3カム17は停止しており、第2カムロッド18の
リフト量は零なので、パイロット弁269はパイロット
流出路268を閉じており、流路切替弁機構26のダイ
ヤフラム弁264は洗浄水流路265を閉じている。従
って、室28と洗浄水流出口24とは連通しない。従っ
て、ジェット吐水ノズル302からは洗浄水は吐出しな
い。
【0048】便器利用者が弁開閉装置Aの操作部1から
手を離すと、弁開閉装置Aの第1カム9が第2位置から
第1位置へ向けて回転し、第3カム17が回転する。第
2カムロッド18のリフト量が増加し、第2カムロッド
18に当接する流路切替弁機構26のパイロット弁26
9の弁体が、コイルバネの付勢力に逆らって開方向へ移
動する。この結果、図18に示すように、パイロット弁
269はパイロット流出路268を開く。パイロット流
出路268が開くと、パイロット流入路267を介して
圧力室266ヘ洗浄水が流入し、パイロット流出路26
8を介して圧力室266から洗浄水が流出する。洗浄水
がパイロット流入路267を通過する際の圧力損失によ
り、圧力室266の圧力がダイヤフラム弁264の一次
側圧力よりも低くなる。ダイヤフラム261に加わる力
のバランスが崩れ、ダイヤフラム261は弁座262を
離れて圧力室266側ヘ移動する。この結果、ダイヤフ
ラム弁264、ひいては流路切替弁機構26は洗浄水流
路265を開く。洗浄水が室28から洗浄水流路265
へ流入し、洗浄水流出口24から吐出する。洗浄水流出
口24から吐出した流量Qの洗浄水が、配管を通って便
器300のジェット吐水ノズル302から吐出し、図1
9に示すようにジェット洗浄が行われる。便器300の
トラップ排水路303にサイホン現象が惹起され、便器
300から汚物が排出される。洗浄水流路265と洗浄
水流出口24との間の連通路を洗浄水が流れることによ
り、圧力室294の圧力が上昇し、ダイヤフラム291
に加わる力のバランスが崩れ、ダイヤフラム291は弁
座292に押し付けられる。この結果、ダイヤフラム弁
29は室28と洗浄水流出口23との連通を遮断する。
従って、洗浄水は便器300のリム吐水穴301からは
吐出せず、リム洗浄は行われない。
【0049】第3カム17が更に回転すると第2カムロ
ッド18のリフト量が急減して零になり、パイロット弁
269の弁体がコイルバネの付勢力の下に閉方向へ移動
する。この結果、図18に示すように、パイロット弁2
69はパイロット流出路268を閉じる。ダイヤフラム
弁264、ひいては流路切替弁機構26は洗浄水流路2
65を閉じる。第1カムロッド13のリフト量は、第1
カムロッド13が第1カム9から第2カム12へ乗り換
えることにより、1.5mm以上に維持されている。従
って、パイロット弁259はパイロット流路258を開
いており、ダイヤフラム弁254、ひいては開閉弁機構
25は洗浄水流路255を開いている。洗浄水流出口2
4からの洗浄水の吐出が停止し、ジェット吐水ノズル3
02からの洗浄水の吐出が停止し、ジェット洗浄が終了
する。洗浄水流路265と洗浄水流出口24との間の連
通路を洗浄水が流れなくなることにより、圧力室294
の圧力が低下し、ダイヤフラム291に加わる力のバラ
ンスが崩れ、ダイヤフラム291は弁座292から離れ
て圧力室294側ヘ移動し、ダイヤフラム弁29は室2
8を洗浄水流出口23に連通させる。洗浄水流出口23
から洗浄水が吐出する。洗浄水流出口23ひいてはリム
吐水穴301から吐出した流量Qの洗浄水により、図1
9に示すように封水リム洗浄が行われ、便器300に封
水が形成される。
【0050】第1カム9が始点に接近すると、第1カム
ロッド13の脚部13bが第2カム12の横溝12bに
落ち込み、第1カムロッド13のリフト量が零になる。
パイロット弁259の弁体がコイルバネの付勢力の下に
閉弁方向ヘ移動し、パイロット弁259はパイロット流
出路258を閉じる。ダイヤフラム弁254、ひいては
開閉弁機構25は洗浄水流路255を閉じる。この結
果、パイロット作動式弁装置21からの洗浄水の吐出が
停止し、図19に示すように封水リム洗浄が終了し、便
器洗浄が終了する。
【0051】パイロット作動式弁装置21においては、
パイロット弁259、269を開閉操作することによ
り、開閉弁機構25、流路切替弁機構26が、洗浄水流
路を開閉し、洗浄水流路を切替える。パイロット流出路
258、268は小径でも機能を果たすので、パイロッ
ト弁259、269には小型で、駆動力の小さな弁を使
用することができる。従って、第1カムロッド13、第
2カムロッド18に印加する力を低減でき、弁開閉装置
Aを小型化することができる。また操作部1の操作力も
低減できる。パイロット作動式弁装置21に弁開閉装置
Aを使用することにより、出力の小さな小型の弁開閉装
置Aで大流量の通水、止水を行うことができる。
【0052】弁開閉装置Aは、水栓装置、便器洗浄装置
等の弁の開閉制御に広く使用することができる。
【0053】
【発明の効果】上記説明から分かるように、本発明に係
る弁開閉装置においては、第1操作部材又は第2操作部
材の何れが択一的に操作されることによって、スイッチ
の状態がON又はOFFの何れかに設定され、発電装置
に接続される負荷が第1負荷又は第2負荷の何れかに設
定され、終点から始点へ向けて回転する回転軸の回転速
度が第1速度又は第2速度の何れかに設定され、カムロ
ッドによる弁開閉時間が第1時間又は第2時間の何れか
に設定される。第2操作部材を操作してスイッチをON
又はOFF操作した場合には、終点から始点へ向けて回
転する回転軸によりスイッチが逆操作されて、スイッチ
は初期状態に戻される。第1操作部材と第2操作部材と
は別部材なので、操作対象を間違える可能性は低い。従
って、本発明に係る弁開閉装置は弁の開閉時間を可変制
御でき且つ操作ミスを起こし難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る弁開閉装置の全体斜視図
である。
【図2】本発明の実施例に係る弁開閉装置の全体斜視図
である。
【図3】本発明の実施例に係る弁開閉装置の部分分解斜
視図である。
【図4】本発明の実施例に係る弁開閉装置の部分斜視図
である。
【図5】本発明の実施例に係る弁開閉装置の部分分解斜
視図である。
【図6】本発明の実施例に係る弁開閉装置の部分分解斜
視図である。
【図7】本発明の実施例に係る弁開閉装置が備える発電
装置に接続される負荷の回路図である。
【図8】本発明の実施例に係る弁開閉装置の部分斜視図
である。
【図9】本発明の実施例に係る弁開閉装置の作動時の第
1カムと第1カムロッドの正面図である。
【図10】本発明の実施例に係る弁開閉装置の作動時の
第2カムと第1カムロッドの正面図である。
【図11】本発明の実施例に係る弁開閉装置の作動時の
第1弁のリフト量の経時変化を示す線図である。
【図12】本発明の実施例に係る弁開閉装置の部分斜視
図である。
【図13】本発明の実施例に係る弁開閉装置の部分斜視
図である。
【図14】本発明の他の実施例に係る弁開閉装置が備え
る揺動カムの正面図である。
【図15】本発明の他の実施例に係る弁開閉装置が備え
る第1操作部材と第2操作部材の正面図である。
【図16】本発明の実施例に係る弁開閉装置により開閉
制御されるパイロット作動式弁装置の断面図である。
【図17】パイロット作動式弁装置を備える便器洗浄装
置の構成図である。
【図18】本発明の実施例に係る弁開閉装置により開閉
制御されるパイロット作動式弁装置のパイロット弁の作
動のタイムチャートである。
【図19】本発明の実施例に係る弁開閉装置により開閉
制御されるパイロット作動式弁装置を使用する便器洗浄
工程のタイムチャートである。
【符号の説明】
A 弁開閉装置 1 操作部 2 操作軸 3、19 増速ギヤ列 4 第1回転軸 5 係合爪 6a 可動爪 6b 固定爪 7 ゼンマイバネ 8a、8b 係合片 9 第1カム 10 1方向クラッチ 11 バネ 12 第2カム 13 第1カムロッド 17 第3カム 18 第2カムロッド 20 発電装置 20a、20a′ スイッチ 21 パイロット作動式弁装置 101 第1操作部材 102 第2操作部材 104、104′ 揺動カム 300 便器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邉 昭 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D039 BB02 BB05 DA04 DB00 EA03 3H055 CC03 CC12 DD07 DD20 EE02 FF01 3H063 BB02 BB10 BB15 DA03 DB11 DB31 DB48 DC01 GG06 GG11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始点と終点との間で往復回転可能な回転
    軸と、回転軸が始点から終点へ向けて回転することによ
    り巻き上げられると共に巻き戻る際に回転軸を終点から
    始点へ向けて回転駆動するバネと、回転軸により回転駆
    動されるカムと、カムにより駆動されて弁を開閉するカ
    ムロッドと、回転軸が終点から始点へ向けて回転すると
    回転軸と噛合する1方向クラッチと、1方向クラッチを
    介して回転軸により駆動される発電装置と、発電装置に
    接続可能な第1負荷と第2負荷と、ON/OFF操作さ
    れON時に第1負荷又は第2負荷の何れか一方を発電装
    置に接続しOFF時に他方を発電装置に接続するスイッ
    チと、回転軸を始点から終点へ向けて回転駆動する第1
    操作部材と、第1操作部材に係合可能で第1操作部材を
    駆動可能な第2操作部材と、第2操作部材が操作される
    と第2操作部材により第1方向へ駆動され且つ終点から
    始点へ向けて回転する回転軸により第1方向とは逆の第
    2方向へ駆動されてスイッチをON/OFF操作し、第
    1操作部材が操作されると第1操作部材と回転軸の何れ
    によっても駆動されずスイッチをON/OFF操作しな
    いスイッチ操作用カムとを備えることを特徴とする弁開
    閉装置。
  2. 【請求項2】 スイッチ操作用カムは、第2操作部材に
    より第1方向へ揺動駆動され、終点から始点へ向けて回
    転する回転軸により第1方向とは逆の第2方向へ揺動駆
    動される揺動カムであり、更に、スイッチ操作用カムの
    揺動位置が所定位置よりも第1方向側に在る時はスイッ
    チ操作用カムを第1方向へ付勢し、スイッチ操作用カム
    の揺動位置が所定位置よりも第2方向側に在る時はスイ
    ッチ操作用カムを第2方向へ付勢する付勢部材を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の弁開閉装置。
  3. 【請求項3】 付勢部材はバネであることを特徴とする
    請求項2に記載の弁開閉装置。
  4. 【請求項4】 複数対の第2操作部材とスイッチ操作用
    カムとを備え、スイッチ操作用カムの形状は対毎に異な
    ることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載
    の弁開閉装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか1項に係る弁開
    閉装置と、カムロッドにより開閉されるパイロット弁と
    を備えることを特徴とするパイロット作動式弁装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか1項に係る弁
    開閉装置を備えることを特徴とする便器洗浄装置。
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