JPH1018386A - 遅延作動装置 - Google Patents

遅延作動装置

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JPH1018386A
JPH1018386A JP17624096A JP17624096A JPH1018386A JP H1018386 A JPH1018386 A JP H1018386A JP 17624096 A JP17624096 A JP 17624096A JP 17624096 A JP17624096 A JP 17624096A JP H1018386 A JPH1018386 A JP H1018386A
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JP
Japan
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output shaft
cam
engagement
rotating
release
Prior art date
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Application number
JP17624096A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Iwashita
浩之 岩下
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水洗トイレ用水洗タンクの排水弁開閉装置と
して用いた場合、一定時間出力軸が排水口を開状態に保
持し、一定時間後出力軸が瞬時に排水口を閉状態にし、
小さな駆動力で足り、機械的強度を大きくする必要がな
く、操作時の感触、操作性が良好な遅延作動装置を得
る。 【解決手段】 原位置から一方向と反対方向に回転する
ことができる出力軸7、出力軸7をどちらか一方に回転
させたとき出力軸を所定の位置で保持する保持部材1
8、保持部材による保持時間を設定するタイマ30、タ
イマで設定された保持時間が経過した後保持部材18に
よる出力軸7の保持を解除する解除部材13を有し、タ
イマ30は、解除部材と同軸方向に配置された一方向ク
ラッチ50と解除部材が復帰するときブレーキ力を発生
させるブレーキ手段27を有し、出力軸7が一方向に回
転するときは、解除部材13の復帰部材を蓄勢すると共
に一方向クラッチ50が回転力を伝達せずブレーキ手段
27が動作しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機構的な遅延作動
装置に関するもので、例えば、水洗トイレ用水洗タンク
の排水弁開閉装置として適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、一般的な水洗トイレ用水洗タン
クの排水弁開閉装置は、操作レバーの回転操作によっ
て、大便用洗浄(以下「大洗浄」という)のための排水
と、小便用洗浄(以下「小洗浄」という)のための排水
とを切り換えることができるようになっている。例え
ば、実開昭63−23376号公報記載のものは一般的
なロータンクハンドル方式にかかるものであり、実開平
7−17877号公報に記載されている便器洗浄排水弁
装置のハンドル装置も同じ用途のものである。また、実
開平6−76471号公報および特開平6−33054
7号公報には、電動式のハンドル装置が記載されてい
る。上記何れの方式にせよ、ハンドルの回転操作または
回転駆動によりスピンドルを回転させ、玉鎖を介して浮
き玉を持ち上げてロータンク内の水を流すものである。
【0003】従来の水洗トイレ用ロータンクの排水弁開
閉装置は、ハンドルを一方向に90゜程度回転操作すれ
ばロータンク内の水が全て流れて大洗浄が行われ、ハン
ドルを逆方向に45゜程度回転操作すれば、回転操作し
ている間だけ水が流れて小洗浄が行われるようになって
いる。このような大洗浄と小洗浄の動作は、排水口から
浮き玉が引き上げられる距離を変えることによって切り
換えられる。すなわち、大洗浄の場合は浮き玉を排水口
から遠ざけることにより、排水口から排水されることに
よって生じる水流で浮き玉が吸引されることのないよう
にして全ての水が排出されるようにし、小洗浄の場合
は、排水口から排水されることによって生じる水流で浮
き玉が吸引される範囲で引き上げるようにしたものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の水洗トイレ
用ロータンクの排水弁開閉装置によれば、排水口を閉鎖
していくに伴い閉鎖部材が水流に引き込まれる力が大き
くなり、駆動部への負荷が増大するため、大きな駆動力
を必要とすると共に大きな機械的強度を要する。また、
大洗浄と小洗浄とではハンドルの回転操作角度が異な
り、回転操作時の感触や操作性が必ずしもよくなかっ
た。
【0005】本発明は、かかる従来技術の問題点を解消
するためになされたもので、例えば水洗トイレ用水洗タ
ンクの排水弁開閉装置として用いた場合、一定時間経過
するまでは出力軸が排水口を開状態に保持し、一定時間
後出力軸が瞬時に排水口を閉状態にするようにして、小
さな駆動力で足り、また、機械的強度を大きくする必要
がないようにし、かつ、操作時の感触および操作性が良
好な遅延作動装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
支持部材に支持され原位置から一方向と反対方向に回転
することができると共に復帰部材により原位置への復帰
力が付与された出力軸と、この出力軸を上記一方向と上
記反対方向のうちのどちらか一方に回転させたとき上記
出力軸を所定の位置で保持する保持部材と、この保持部
材による保持時間を設定するタイマと、このタイマで設
定された保持時間が経過した後に上記保持部材による出
力軸の保持を解除する解除部材とを有し、上記解除部材
は、この解除部材を原位置に復帰させる復帰部材を有
し、上記タイマは、上記解除部材と同軸方向に配置され
た一方向クラッチと上記解除部材がその復帰部材の復帰
力で復帰するときブレーキ力を発生させるブレーキ手段
を有し、上記出力軸が上記一方向に回転するときは、上
記解除部材の復帰部材を蓄勢すると共に上記一方向クラ
ッチが回転力を伝達せず上記ブレーキ手段が動作しない
ことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記出力軸を、解
除部材と一方向クラッチの回転中心としたことを特徴と
する。
【0008】請求項3記載の発明は、出力軸を回転操作
する回転操作部材を有し、この回転操作部材と解除部材
との間に一方向クラッチが配設されていることを特徴と
する。
【0009】請求項4記載の発明は、上記回転操作部材
が、この回転操作部材を原位置に復帰させる復帰部材を
有し、回転操作部材の回転操作で出力軸を一方に回転さ
せて出力軸が所定の位置で保持部材により保持されたと
き、回転操作部材は上記復帰部材の復帰力により直ちに
原位置に復帰することを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、出力軸と回転操作
部材を同軸上に配置し、回転操作部材は出力軸と係合し
て出力軸を回転させる係合部材を有し、回転操作部材に
より出力軸を一方に回転させ所定の回転位置で保持部材
により保持させたとき上記係合部材と回転操作部材との
係合を離脱部材により離脱させ、回転操作部材が直ちに
原位置に復帰することを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、出力軸が、係合部
材との係合部を有するカムを有しており、係合部材は、
上記カムの係合部と係合する係合爪と支持部材に形成さ
れた離脱部材に摺接する摺動部とを有すると共に上記係
合爪を上記カムに向かって付勢する付勢部材を有し、上
記出力軸が保持部材により所定位置で保持されたとき上
記係合部材の摺動部が上記離脱面に摺接して上記係合爪
と上記係合部との係合を離脱させることを特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、出力軸が、水洗ト
イレ用水洗タンクの排水弁開閉用の軸であることを特徴
とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる遅延作動装置の実施の形態について説明する。
なお、図示の実施の形態は、水洗トイレ用水洗タンクの
排水弁開閉装置として用いられるものの例であり、大洗
浄のためのタイマ機構による排水保持と、小洗浄のため
のマニアルによる任意の排水時間設定とを兼用させたも
のである。
【0014】図1、図2において、符号1a,1bは二
つに分割した支持部材としてのケースを示しており、こ
の分割したケース1a,1bをネジ等の結合手段で固定
することによって一つのケースが形成されている。一方
のケース1aの図1において右側の側壁には軸筒1dが
形成され、この軸筒1dを貫いて回転操作部材の一部を
構成する軸10が回転可能に支持されている。ケース1
の外側に突出した軸10の端部外周にはローレット状の
凹凸(セレーション)が形成され、この軸10の端部外
周には、軸10と共に回転操作部材の一部を構成するハ
ンドル2の軸穴が嵌められている。ハンドル2を軸方向
に貫通したタッピングネジ16が軸10にねじ込まれる
ことによって軸10とハンドル2は一体に結合されてい
る。ケース1a,1bとの結合部分にはケース内部を二
分するようにして地板40が固定されている。
【0015】軸10は軸孔を有しており、この軸孔には
出力軸7の一端部が相対回転可能に嵌められている。軸
10には回転部材11が一体に形成されている。回転部
材11はケース1aと地板40とで形成された空間内で
回転することができる。回転部材11およびこれと実質
一体の軸10、ハンドル2からなる回転操作部材は、復
帰部材としてのばね23により復帰力が付与されてい
て、ハンドル2を回転操作しないときは所定の原位置に
復帰するようになっている。上記出力軸7の外周にはカ
ム17が一体に結合されている。出力軸7はカム17と
の結合部の断面がD字状にカットされ、このD字状のカ
ット部にカム17のD字状の軸孔が嵌合されることによ
り、出力軸7とカム17は一体回転するようになってい
る。カム17は回転部材11に隣接しており、カム17
の外径は回転部材11の外径よりも小さくなっている。
【0016】上記回転部材11の一面側には、図3にも
示すように、外周に沿って一体に突堤11cが形成され
ると共に、この突堤11cから回転中心に向かって延び
た突起11aが形成されている。また、上記突堤11c
の一部が約90度の範囲にわたり切除されて凹部11d
が形成され、この凹部11dには、上記出力軸7と平行
に固植された軸8を中心にして回転可能なレバーからな
る係合部材12が取り付けられている。係合部材12は
一端部に係合爪12aを、他端部に円弧状の摺動部12
bを有している。係合部材12は図示されないばねによ
り、係合爪12aがカム17に近付く向き、すなわち図
3において時計方向に回転付勢されている。ケース1a
には回転部材11の外周を囲むようにしてカム面40
a,40bが形成されている。カム面40aは出力軸7
と同心の大径の円弧になっており、カム面40bは回転
部材11の外径よりも僅かに大きい程度の出力軸7と同
心の小径円弧になっている。
【0017】上記カム17は外周部に約90度の範囲に
わたって扇形の突起が形成され、この突起の両端の段部
がそれぞれ係合部17a,17bとなっている。この一
方の係合部17aの回転移動通路上に上記回転部材11
の突起11aが進出している。上記係合部材12は、図
3に示す原位置では、付勢力により摺動部12bが上記
大径のカム面40aに当接する向きに回転して係合爪1
7bがカム17の他方の係合部17bの回転移動通路上
に進出している。しかし、回転部材11が図3に示す原
位置から反時計方向に回転すると、係合部材12もその
摺動部12bがカム面40aに摺動しながら回転部材1
1と共に移動し、移動し始めると間もなく、係合部材1
2の摺動部12bが摺接するカム面が上記小径円弧のカ
ム面40bに移行することになり、係合部材12はその
付勢力に抗して図3において反時計方向に回転させら
れ、その係合爪12aが17の係合部17bの回転移動
通路外に逃げるようになっている。従って、上記カム面
40bは、出力軸7を一方に回転させ所定の回転位置で
レバー18により保持させたとき、係合部材12と出力
軸7との係合を離脱させる離脱部材として機能する。
【0018】他方のケース1b側には、地板40に隣接
して大径の歯車5が配置され、歯車5に隣接して解除部
材としてのカム13が配置されている。カム13は管軸
13eを一体に有し、この管軸13eが出力軸7に相対
回転可能に嵌められ、また、この管軸13eの外周に上
記カム13が相対回転可能に嵌められている。上記管軸
13eにはまた歯車5と地板40との間においてかつ歯
車5の内周側にラチェット16が一体に嵌合されてい
る。図4に示すように、ラチェット16は出力軸7を中
心とする円弧に沿ったほぼ半円状の弾性アームとその先
端部に形成されたラチェット爪16aを有してなる。一
方、上記歯車5にはラチェット16を囲むようにして円
形の突堤5aが形成されており、この突堤5aの内周面
側には、上記ラチェット爪16aが係合すべき係合凹部
5bが5個所に回転方向に等間隔で、従って72゜間隔
で形成されている。このラチェット16と歯車5、特に
歯車5の係合凹部5bによって、一方向クラッチ50を
構成している。この一方向クラッチ50は、図4におい
てラチェット16が時計方向に回転する場合にのみ回転
力を歯車5に伝達する。カム13は復帰部材としてのば
ね24によって原位置に復帰するように付勢されてい
る。
【0019】上記カム13は、図5に示すように、一定
の中心角度範囲で大径円弧のカム面13aとこれよりも
小径のカム面とを有している。このカム面には、軸43
を中心に回転可能に取り付けられたレバー18の摺動突
起18bがレバー18の付勢力によって摺接している。
図5は原位置の状態を示しており、レバー18の摺動突
起18bは上記大径円弧のカム面13aの一端部に摺接
してレバー18は付勢力に抗して回転させられている。
この状態からカム13が反時計方向に回転すると、上記
摺動突起18bの摺動位置はカム13の小径円弧のカム
面に移行し、レバー18が付勢力によって時計方向に回
転するようになっている。レバー18はまた係合爪18
aを一体に有している。
【0020】上記ラチェット16は、地板40の窓孔を
貫通して前記回転部材11側に突出した突起16fを有
し、回転部材11は上記突起16f側に向かって突出し
たピン31を有している。回転部材11が図3において
反時計方向に回転するとき、上記ピン31の通路上に上
記突起16fが位置し、ピン31が突起16fを押して
ラチェット16を反時計方向に押し回し、回転部材11
が図3において時計方向に回転するときはラチェット1
6に回転力が伝達されないようになっている。
【0021】上記大径の歯車5の歯にはタイマ30を構
成する増速歯車列の初段の歯車が噛み合っている。タイ
マ30は、オルゴールに使用されているガバナ、あるい
はカセット式テープレコーダのカセット蓋が急激に開閉
しないようにするための機械式ダンパなどと同じ原理の
もので、歯車5の回転が上記増速歯車列によって増速さ
れ、増速歯車列の最終段では歯車とウオームとの噛み合
いによってウオーム軸がさらに増速され、高速で回転駆
動される上記ウオーム軸には、ゴムなどでできた回転体
27が一体に取り付けられている。この回転体27はブ
レーキ手段を構成しており、高速で回転駆動されること
により遠心力で上方に撓み、上方に対向配置されている
摺接部に摺接することによりブレーキ力が働く。この回
転体27を含むブレーキ手段および上記増速歯車列がタ
イマ30を構成しており、前記ばね24の復帰力によっ
てカム13およびこれと一体のラチェット16が図4に
おいて時計方向に回転して復帰するとき上記タイマ30
が有効に作用し、歯車5の原位置への復帰を一定時間遅
延させるようになっている。
【0022】上記回転体27が取り付けられたウオーム
軸は上下の端部が適宜の軸受によって回転可能に支持さ
れている。上側の軸受は、図4、図5に示すように、ケ
ース1bにネジのリードによって進退可能にねじ込まれ
たブッシュ20と、このブッシュ20に形成されたネジ
孔にねじ込まれた軸受ネジ19からなり、軸受ネジ19
の受け孔によって上記ウオーム軸の上端部が支持されて
いる。軸受ネジ19の受け孔はウオーム軸の上端に対し
て十分に深く形成されており、前記増速歯車列の最終段
の歯車によってウオーム軸が回転駆動されるときのスラ
スト力で、ウオーム軸が上記軸受ネジ19の受け孔の許
す範囲で上昇するようになっている。従って、ブッシュ
20を回転させ、または軸受ネジ19を回転させること
によりウオーム軸の上昇距離を調節し、これにより回転
体27とこれに対向する前記摺接部との距離を調節して
ブレーキ力が働く回転速度を調節することができるよう
になっている。
【0023】前記出力軸7には出力カム14が一体に嵌
められている。出力カム14は復帰部材としてのばね2
5により図5に示す原位置への復帰力が付与されてい
る。出力カム14の外周はケース1bに形成された軸受
部1eによって回転可能に支持されている。出力カム1
4は、図5に示すように、ケース1b内において外周方
向に延びた突起14aを有している。この突起14aの
移動通路上に前記レバー18の係合爪18aが進退する
ようになっている。図5において出力カム14およびカ
ム13が反時計方向に約90゜回転すると出力カム14
の上記突起14aがレバー18の係合爪18a押しなが
らこの係合爪18aの位置を通り越し、係合爪18aが
上記突起14aを係止して出力カム14の復帰を一時的
に阻止する。しかし、カム13が時計方向に回転してそ
の大径円弧のカム面13aがレバー18の摺動突起18
bを押しレバー18を付勢力に抗して回転させると、上
記突起14aと係合爪18aとの係合を解除して出力カ
ム14の復帰を許容する。
【0024】上記レバー18は、上記のように、出力カ
ム14およびこれと実質一体の出力軸7を所定の回転位
置で保持する保持部材を構成している。上記カム13
は、後で詳細に説明するように、前記タイマ30で設定
された保持時間が経過した後に保持部材としてのレバー
18による出力カム14およびこれと実質一体の出力軸
7の保持を解除する解除部材を構成している。
【0025】ケース1bの側壁から外方に突出した出力
カム14の端部には駆動軸15が一体に連結されてい
る。出力カム14と駆動軸15は角穴と角軸との嵌まり
合いによって、また、この角穴と角軸との嵌合部にネジ
48がねじ込まれることによって連結されている。駆動
軸15は90゜に曲げられていて、その先端(図1にお
いて下端)は玉鎖等を介して水洗トイレ用水洗タンクの
排水弁に連結されている。
【0026】図1に示すように、ケース1aの軸筒1d
の外周にはケース1aの本体寄りの部分にネジが形成さ
れ、このネジにナット46がねじ込まれている。上記軸
筒1dの外周先端部には、前記ハンドル2の円筒状の本
体内部には受け部材47が収納され、受け部材47に形
成されたカムと前記ハンドル2の内周に形成されたカム
とによって前記ハンドル2の動作角度を規制している。
上記ナット46と受け部材47は遅延作動装置を取り付
けるためのもので、図示の実施の形態では、水洗トイレ
用水洗タンクの側壁45を上記ナット46と受け部材4
7とで挟み込むことにより遅延作動装置が水洗トイレ用
水洗タンクに取り付けられている。そして、ハンドル2
が水洗タンクの外側に位置し、遅延作動装置本体は水洗
タンク内に配置されている。
【0027】次に、上記実施の形態の動作を図6を併せ
て参照しながら説明する。図3〜図5および図6(a)
は各部材が原位置にある状態を示している。この状態で
は、係合部材12が付勢力により回転し、その摺動部1
2bが大径のカム面40aに当接し、係合部材12の係
合爪12aがカム17の係合部17bの移動通路上で近
接している。回転部材11の突起11aはカム17の他
方の係合部17aの移動通路上で近接している。図4に
示すように、ラチェット16のラチェット爪16aは歯
車5の5個所に形成された係合凹部5bの一つに係合し
ている。また、図5に示すように、レバー18の摺動突
起18bがカム13の大径円弧のカム面13aの一端部
に摺接してレバー18は付勢力に抗して回転させられて
いる。ハンドル2と軸10およびこれと一体の回転部材
11からなる回転操作部材は、ばね23の付勢力と、こ
の付勢力の向きとは反対向きのばね25による付勢力と
がバランスした中立位置にある。
【0028】いま、ハンドル2を手で操作してハンドル
2と一体の軸10および回転部材11を図3において反
時計方向に約90゜回転させたとする。このハンドル2
の回転操作は大洗浄のための操作で、このときの回転体
11とカム17との関係の動作状態を図6(b)に示
す。この状態では、ハンドル2に一体に結合された回転
体11の突起11aがカム17の係合部17aを反時計
方向に押してカム17を90゜回転させ、カム17と回
転的に一体である出力軸7および出力カム14、さら
に、駆動軸15を90゜回転させる。駆動軸15の回転
により水洗タンクの排水弁が開かれる。
【0029】上記回転部材11の反時計方向への回転に
伴い係合部材12も反時計方向に円弧を描きながら移動
する。この係合部材12の移動によりその摺動部12b
が小径円弧のカム面40bに摺接することになり、係合
部材12は付勢力に抗して軸8を中心に反時計方向に回
転し、その係合爪12aがカム17の係合部17bの回
転移動通路外に逃げる。
【0030】また、回転体11の上記回転により、図2
に示すピン31がラチェット16の突起16fを押して
ラチェット16を図4において反時計方向に回転させ
る。ラチェット16の反時計方向への回転は、このラチ
ェット16と歯車5からなる一方向クラッチ50の非伝
達方向であり、ラチェット16はその弾性アームが撓み
ながら歯車5の係合凹部5bの一つを通り過ぎるだけ
で、ラチェット16の回転力は歯車5に伝達されない。
上記係合凹部5bは周方向に等間隔で5個所に形成され
ているため、ラチェット16の反時計方向への約90度
の回転範囲のうち72゜〜90゜の回転範囲ではラチェ
ット爪16aが一つの係合凹部5bを通り越してフリー
の状態で回転する。その後ハンドル2から手を離すと、
ハンドル2はばね23の復帰力で原位置に復帰し、ラチ
ェット16とカム13もばね24の復帰力で原位置に戻
ろうとする。しかし、ラチェット16が約18゜戻った
ところでラチェット爪16aが一つの係合凹部5bに落
ち込んで係合し、上記ばね24の復帰力で歯車5を図4
において時計方向に回転させる。
【0031】上記のように、ハンドル2を反時計方向に
約90度回転操作した後ハンドル2から手を離すと、図
6(b)(c)に示すように、係合部材12の係合爪1
2aがカム17の係合部17bの回転移動通路外に逃げ
ているため、ハンドル2およびこれと一体の回転部材1
1は、カム17の係合部17bに規制されることなくば
ね23の復帰力で原位置に復帰する。回転部材11の復
帰の途中で、係合部材12の摺動部12bが大径円弧の
カム面40aに対向し、カム面40bによる係合部材1
2の規制はなくなる。しかし、カム17の外周部に約9
0゜の範囲にわたって形成された扇形の突起に係合部材
12の係合爪12aが摺接し、係合部材12の原位置へ
の回転が制限された状態で、回転部材11、軸10、ハ
ンドル2が原位置に復帰する。
【0032】一方、上記ハンドル2等を含む回転操作部
材の反時計方向への回転に伴い出力カム14が反時計方
向に回転し、さらにカム13が反時計方向に回転するこ
とにより、図5に示す保持部材としてのレバー18の摺
動突起18bがカム13の小径のカム面に対応し、レバ
ー18は付勢力で時計方向に回転すると共に、出力カム
14の突起14aがレバー18の係合爪18aを押しな
がらこの係合爪18aの位置を通り越し、係合爪18a
が上記突起14aを係止して出力カム14の復帰を一時
的に阻止する。
【0033】前述のように、ばね24の復帰力でカム1
3およびラチェット16を介して歯車5が図4において
時計方向に回転すると、歯車5に噛み合っている増速歯
車列を有してなるタイマ30が作動する。このタイマ3
0は、増速歯車列の最終段で歯車とウオームとの噛み合
いによってウオーム軸がさらに増速され、ウオーム軸に
設けられたブレーキ手段としての回転体27が高速回転
することにより、既に述べたとおり、回転体27が遠心
力で上方に撓み、上方に対向配置されている摺接部に摺
接することによりブレーキ力が働く。このブレーキ力に
より回転体27の回転速度を一定に保ち、歯車5、ラチ
ェット16およびカム13を緩徐に図4において時計方
向に回転させる。この回転速度は、ばね24の復帰力が
強くても弱くても速度変化が少なく、遅延時間が安定し
たタイマを構成することができる。
【0034】上記タイマ30によって予め設定されてい
る時間、例えば7秒が経過してカム13が原位置に近づ
くと、レバー18の摺動突起18bの位置にカム13の
大径円弧のカム面13aが回転してきて上記摺動突起1
8bを押し、レバー18を付勢力に抗して図5において
反時計方向に回転させ、レバー18の係合爪18aを出
力カム14の突起14aの通路から逃がし、出力カム1
4の係止を解除する。係止が解除された出力カム14
は、ばね25の復帰力により出力軸7、カム17および
駆動軸15と共に図5に示すように時計方向に回転して
原位置に復帰する。駆動軸15が原位置に復帰すること
により水洗タンクの排水弁が閉じられ、大洗浄が終了す
る。また、カム17の復帰により、図3、図6(a)に
示すように、カム17の係合部17bが係合部材12の
係合爪12aの側方に移動し、係合部材12も付勢力に
より回転して係合爪12aがカム17の係合部17bの
移動通路上に進出した原位置に復帰する。
【0035】このように、回転操作部材の一部を構成す
るハンドル2を大洗浄方向に回転操作すると、既に説明
したように係合部材12の摺動部12bがカム面40b
に摺動して付勢力に抗し回転し、係合爪12aがカム1
7の係合部17bの回転移動通路外に逃げているため、
その後ハンドル2の回転操作を解除すると、ハンドル2
を含む回転操作部材は、カム17を大洗浄の回転位置に
おいたまま直ちに原位置に復帰する。ここで、ハンドル
2を含む回転操作部材を72゜以下の範囲で大洗浄側に
回転させても、ラチェット爪16aが次の係合凹部5b
までに至らないため、ハンドル2、軸10、回転体1
1、カム17、ラチェット16、カム13、出力カム1
4、駆動軸15は復帰力によって直ちに原位置に復帰す
る。
【0036】ハンドル2を含む回転操作部材を反時計方
向に回転操作させて大洗浄の動作中に、ハンドル2を原
位置復帰させ、さらに原位置から時計方向に回転操作し
たとしても、図6(d)に示すように、回転操作部材の
一部を構成する回転部材11の突起11aの通路上には
何も干渉するものがなく、また、回転部材11と共に移
動する係合部材12の通路上にも何も干渉するものがな
いため、なんらの損傷も与えることはないし、回転操作
を解除すれば原位置に復帰する。
【0037】なお、図4、図5に示すブッシュ20と軸
受ネジ19を回転させることによりウオーム軸の上昇距
離を調節し、これにより回転体27とこれに対向する前
記摺接部との距離を調節してブレーキ力が働く回転速度
を調節することができるようになっていることは既に述
べた。ブレーキ力が働く回転速度が変われば、タイマ3
0の動作時間が変わる。そこで、例えば、工場で軸受ね
じ19の原位置を合わせて固定し、次に、ユーザーがブ
ッシュ20を回転させて2〜3種類のタイマー時間の中
から所望のものを選ぶというように、2段階の調節を行
うようにするとよい。
【0038】次に、ハンドル2を復帰力に抗し手で操作
して図2において時計方向に約90゜回転させたとす
る。このハンドル2の回転操作は小洗浄のための操作
で、このときの回転体11とカム17の動作状態を図6
(e)に示す。原位置では、ハンドル2と実質一体の回
転体11に取り付けられた係合部材12が付勢力で回転
し、その係合爪12aがカム17の係合部17bに対向
しているため、原位置から回転体11が時計方向に回転
することに伴い上記係合爪12aがカム17の係合部1
7bを押して、カム17を時計方向に約90゜回転させ
る。このカム17の回転力はカム17と回転的に一体で
ある出力軸7に伝達され、さらに、回転軸7と回転的に
一体である出力カム14、駆動軸15に伝達され、駆動
軸15が原位置から約90゜回転駆動されて水洗タンク
の排水弁が開かれ排水される。
【0039】上記回転部材11が時計方向へ回転すると
きは、回転部材11に一体に設けられたピン31(図2
参照)がラチェット16の突起16fから逃げる向きで
あるから、回転部材11の回転力はラチェット16にも
歯車5にも伝達されず、歯車5は原位置に残ったままで
ある。この状態でハンドル2から手を離すと、ハンドル
2およびこれと一体の軸10、回転部材11が復帰力に
よって復帰する。回転部材11の回転復帰により、係合
部材12の介在のもとでのカム17の回転押圧力が解除
され、カム17、出力軸7、出力カム14、駆動軸15
も復帰手段により直ちに原位置に復帰し、排水弁が閉じ
られて排水が停止する。排水弁は特殊な構造で、一定時
間、一定量の水が流れるようにしてもよい。
【0040】以上説明したように、図示の実施の形態に
よれば、出力カム14および駆動軸15と一体の出力軸
7を一方向に回転させたとき、この出力軸7を保持部材
としてのレバー18で所定の位置で保持し、この保持時
間をタイマ30で設定し、設定時間経過後上記保持部材
による出力軸7の保持を解除して出力軸7を原位置に復
帰させるようにしたため、出力軸7に過大な負荷が加わ
らず、時間のバラツキも少ない遅延作動装置を得ること
ができる。また、出力軸7を保持部材で保持している状
態で回転操作部材を反対の向きに回転させても、何ら支
障がなく、装置が破損するおそれはない。さらに、回転
操作部材を大洗浄方向と小洗浄方向に連続的に繰り返し
往復回転操作しても、内部破損することなく、耐久性に
優れた遅延作動装置を得ることができる。
【0041】図示の実施の形態によれば、遠心力ガバナ
式のタイマを使用しているため、騒音を生じないという
利点がある。また、周方向に5等分して配置した係合凹
部5bとラチェット16からなるラチェット機構を用い
たため、回転操作部材を一方向に72゜以上回転操作し
なければ大洗浄動作せず、節度ある動作で、操作感覚の
良好な遅延作動装置を得ることができる。回転操作部材
の一方向への回転操作が72゜以下の場合、回転操作部
材から手を離すとタイマ動作せず、全てが何ら支障なく
原位置に復帰することができる。また、回転操作部材の
一方向への回転操作が72゜以上であれば常にタイマ動
作するため、回転操作部材の回転操作角度が72゜以上
であれば回転角度がばらついても動作時間のばらつきが
なく、遅延動作が安定する。さらに、回転操作部材の一
方向への回転操作によって遅延動作しているときは、回
転操作部材逆方向に回転操作しても次の動作を受け付け
ず、内部破損が防止される利点がある。
【0042】図示の実施の形態にかかる遅延作動装置を
水洗トイレ用水洗タンクの排水弁開閉装置として用いれ
ば、回転操作部材の回転方向の使い分けにより、一方向
にハンドル2を回転させたときは駆動軸を所定時間保持
し、逆方向にハンドル2を回転させたときは、手を放す
とすぐに駆動軸は元の位置に戻るようにして、大洗浄、
小洗浄を使い分けることができる。
【0043】なお、タイマは、ガンギ式、風切り式、う
ず電流式、オイル式等、任意の遅延手段を用いてもよ
い。また、タイマの駆動手段はスプリングでもゼンマイ
でもよい。図示の例では、回転操作部材を手動で操作す
るようになっていたが、電動式にしてもよい。例えば、
回転操作部材をモータで回転駆動するようにし、スイッ
チの選択操作で一方向と他方向に回転駆動するようにし
てもよい。さらに、リモコンの操作によって一方向と他
方向に回転駆動するようにしてもよい。ハンドル2の動
作角度は90゜に限定されるものではなく、例えば12
0゜の動作角度にしてもよい。その場合、ラチェットの
係合凹部は90゜間隔で4個所に等間隔に形成すること
が好ましい。さらに、一方向クラッチ4は、ラチェット
式に限られるものではなく、周知のスプリング式、ベア
リング式、遊星歯車を用いた方式などであっても差し支
えない。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、出力軸を一方向に回転
させたとき、この出力軸を保持部材で所定の位置で保持
し、この保持時間をタイマで設定し、設定時間経過後上
記保持部材による出力軸の保持を解除して出力軸を原位
置に復帰させるようにしたため、出力軸に過大な負荷が
加わらず、時間のバラツキも少ない遅延作動装置を得る
ことができる。また、出力軸を保持部材で保持している
状態で回転操作部材を反対の向きに回転させても、何ら
支障がなく、装置が破損するおそれはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる遅延作動装置の実施の形態を示
す正面断面図である。
【図2】同上平面断面図である。
【図3】同上実施の形態中の回転部材とカムの部分の側
面図である。
【図4】同上実施の形態中のラチェット機構およびタイ
マの部分の側面図である。
【図5】同上実施の形態中の出力軸とカムと出力カムと
タイマの部分の側面図である。
【図6】上記実施の形態の回転部材とカムの部分の動作
を順に示す側面図である。
【符号の説明】
1a 支持部材としてのケース 1b 支持部材としてのケース 2 回転操作部材としてのハンドル 7 出力軸 10 回転操作部材としての軸 11 回転操作部材としての回転部材 12 係合部材 12a 係合爪 12b 摺動部 13 解除部材としてのカム 17 カム 17b 係合部 18 保持部材としてのレバー 23 復帰部材としてのばね 24 復帰部材としてのばね 25 復帰部材としてのばね 27 ブレーキ手段としての回転体 30 タイマ 40b 離脱部材としてのカム面 50 一方向クラッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材に支持され原位置から一方向と
    反対方向に回転することができると共に復帰部材により
    原位置への復帰力が付与された出力軸と、 この出力軸を上記一方向と上記反対方向のうちのどちら
    か一方に回転させたとき上記出力軸を所定の位置で保持
    する保持部材と、 この保持部材による保持時間を設定するタイマと、 このタイマで設定された保持時間が経過した後に上記保
    持部材による出力軸の保持を解除する解除部材とを有
    し、 上記解除部材は、この解除部材を原位置に復帰させる復
    帰部材を有し、 上記タイマは、上記解除部材と同軸方向に配置された一
    方向クラッチと上記解除部材がその復帰部材の復帰力で
    復帰するときブレーキ力を発生させるブレーキ手段を有
    し、 上記出力軸が上記一方向に回転するときは、上記解除部
    材の復帰部材を蓄勢すると共に上記一方向クラッチが回
    転力を伝達せず上記ブレーキ手段が動作しないことを特
    徴とする遅延作動装置。
  2. 【請求項2】 出力軸を、解除部材と一方向クラッチの
    回転中心としたことを特徴とする請求項1記載の遅延作
    動装置。
  3. 【請求項3】 出力軸を回転操作する回転操作部材を有
    し、この回転操作部材と解除部材との間に一方向クラッ
    チが配設されていることを特徴とする請求項1または2
    記載の遅延作動装置。
  4. 【請求項4】 回転操作部材は、この回転操作部材を原
    位置に復帰させる復帰部材を有し、回転操作部材の回転
    操作で出力軸を一方に回転させて出力軸が所定の位置で
    保持部材により保持されたとき、回転操作部材は上記復
    帰部材の復帰力により直ちに原位置に復帰することを特
    徴とする請求項3記載の遅延作動装置。
  5. 【請求項5】 出力軸と回転操作部材を同軸上に配置
    し、回転操作部材は出力軸と係合して出力軸を回転させ
    る係合部材を有し、回転操作部材により出力軸を一方に
    回転させ所定の回転位置で保持部材により保持させたと
    き上記係合部材と回転操作部材との係合を離脱部材によ
    り離脱させ、回転操作部材が直ちに原位置に復帰するこ
    とを特徴とする請求項4記載の遅延作動装置。
  6. 【請求項6】 出力軸は、係合部材との係合部を有する
    カムを有しており、係合部材は、上記カムの係合部と係
    合する係合爪と支持部材に形成された離脱部材に摺接す
    る摺動部とを有すると共にこの摺動部を上記カムに向か
    って付勢する付勢部材を有し、上記出力軸が保持部材に
    より所定位置で保持されたとき上記係合部材の摺動部が
    上記離脱面に摺接して上記係合爪と上記係合部との係合
    を離脱させることを特徴とする請求項5記載の遅延作動
    装置。
  7. 【請求項7】 出力軸は、水洗トイレ用水洗タンクの排
    水弁開閉用の軸である請求項1記載の遅延作動装置。
JP17624096A 1996-07-05 1996-07-05 遅延作動装置 Pending JPH1018386A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102587472A (zh) * 2012-02-20 2012-07-18 开平市国陶卫浴五金制品有限公司 一种小便延时冲水阀

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102587472A (zh) * 2012-02-20 2012-07-18 开平市国陶卫浴五金制品有限公司 一种小便延时冲水阀

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