JP2003278096A - 軽量多色オフセット印刷用紙 - Google Patents

軽量多色オフセット印刷用紙

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JP2003278096A
JP2003278096A JP2002071972A JP2002071972A JP2003278096A JP 2003278096 A JP2003278096 A JP 2003278096A JP 2002071972 A JP2002071972 A JP 2002071972A JP 2002071972 A JP2002071972 A JP 2002071972A JP 2003278096 A JP2003278096 A JP 2003278096A
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Katsumi Moronuki
克己 諸貫
Katsumi Mitomi
克視 三富
Nobuyuki Fujii
宣行 藤井
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低坪量でありながら印刷乾燥工程で紙が帯電
することがなく、帯電防止策としての加湿を殆ど必要と
しない軽量印刷用紙の提供。 【解決手段】 8g/m以上16g/m未満、坪量が
25g/m以上60g/m未満の両面塗工印刷用紙
の少なくとも片面の23℃50%RHにおける表面固有
抵抗値を3×1011Ω以下に、DAT(ダイナミック・
アブソープション・テスター)で測定した水滴滴下0.
1秒後の接触角を75°以上に、両面の白紙光沢度(J
IS P 8142)を30%以上に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多色オフセット印刷
に適した印刷用紙に関し、更に詳しくは印刷適性並びに
加工適性にすぐれた多色オフセット印刷用軽量塗工紙に
関する。
【0002】
【従来の技術】ダイレクトメール、カタログ販売などの
漸増、出版物の増加ないし増ページ化は、近年の一般的
傾向であるが、これに伴って、印刷業界、出版業界でも
省資源化と低コスト化の要求から、印刷用紙も近年軽量
化の方向に進みつつある。一般に、坪量が25〜60g
/m程度の印刷用紙を軽量印刷用紙と呼ぶが、この軽
量印刷用紙としては、従来、表面サイズ処理の普通紙
(非塗工紙)、微塗工紙或いは軽量塗工紙などが使用さ
れていた。一方、印刷物について言えば、そのヴィジュ
アル化、高級化がますます要求される傾向にあるため、
軽量印刷用紙といえども、一般の印刷用紙なみの印刷適
性が要求されている。軽量印刷用紙を印刷品質の面から
考えると、用紙自体の平滑性や印刷光沢などに優れてい
ることが重要であり、印刷作業性の面からは、坪量が6
0g/m以上である一般印刷用紙と同等の作業適性が
求められる。
【0003】一般に低坪量の印刷用紙は、坪量の大きい
一般印刷用紙に比べて不透明度や剛度が劣るばかりでな
く、印刷乾燥工程で静電気を帯びやすく、その帯電に起
因して製本工程では折機での皺の発生や印刷シートの重
送などのトラブルを招き易い。そして、トラブルの原因
である静電気の発生を抑えるために製本工程で加湿を行
うと、紙表面に「ボコ付き」が生じるという問題があ
る。印刷乾燥工程で軽量印刷用紙が静電気を帯びるの
は、もともと軽量印刷用では水分を保持する植物パルプ
が少ないため、印刷乾燥工程においえる加熱で紙から水
分が蒸発してしまうためと考えられている。従って、紙
の水分不足を補う目的で、印刷工程でスチームまたは加
湿ロールで水分を紙に補給することが行われているが、
加湿量を適性に調整することが難しく、加湿量が過剰な
場合とか、適量の加湿でもそれが均等でない場合には、
ボコ付きの発生を解消することができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、低坪
量でありながら、坪量が60g/mである一般印刷用
紙並みの印刷適性と加工適性(製本適性)を備え、特
に、印刷乾燥工程で紙が静電気を帯びることが殆どな
く、従って、帯電防止策としての加湿を殆ど行わなくて
もよい軽量多色オフセット印刷用紙を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
目的に沿って鋭意研究を重ねた結果、坪量が25g/m
以上60g/m未満の両面塗工紙において、紙の帯
電を予防するためには塗工層表面の表面固有抵抗値を特
定値以下に抑えることが肝要であり、多色オフセット印
刷に際しての印刷適性を確保するためには、ダイナミッ
ク・アブソープション・テスター(以下、DATを略
す)で測定した水滴滴下0.1秒後の接触角を特定値以
下に維持し、且つ、両面の白紙光沢度(JIS P 8
142)を特定値以上とすることが肝要であることを見
出し、本発明を完成するに至った。
【0006】本発明は以下の軽量印刷用紙を包含する。 (1)両面の塗工量合計が8g/m以上16g/m
満、坪量が25g/m以上60g/m未満の両面塗
工印刷用紙であって、少なくとも片面の23℃50%R
Hにおける表面固有抵抗値が3×1011Ω以下であり、
DATで測定した水滴滴下0.1秒後の接触角が75°
以上であり、両面の白紙光沢度(JISP 8142)が
30%以上であることを特徴とする軽量多色オフセット
印刷用紙。 (2)塗工層中に撥水剤を含有することを特徴とする上
記(1)記載の軽量多色オフセット印刷用紙。 (3)塗工層中に帯電防止剤を含有することを特徴とす
る上記(1)又(2)記載の軽量多色オフセット印刷用
紙。 (4)前記撥水剤がアニオン性のアルキルケテンダイマ
ーある上記(2)記載の軽量多色オフセット印刷用紙。 (5)スタティックディケイメーターで測定した、5k
V帯電後の半減時間が0.3秒以下である上記(1)記
載の軽量多色オフセット印刷用紙。 (6)オフセット輪転印刷機において、シート出し部の
静電気発生量が、0〜−5kVであることを特徴とする
上記(1)記載の軽量多色オフセット印刷用紙。
【0007】
【発明の実施の形態】多色オフセット印刷に適する本発
明の軽量印刷用紙は、両面塗工紙であって、両面の塗工
量合計は8g/m以上16g/m未満の範囲にあ
り、坪量は25g/m以上60g/m未満の範囲に
ある。そして、当該両面塗工紙は、少なくとも一方の塗
工層面の23℃50%RHにおける表面固有抵抗値が、
3×10 11Ω以下であり、DATで測定した水滴滴下
0.1秒後の接触角が75°以上であり、両面の白紙光
沢度(JIS P 8142)が30%以上であるという
特性を備えている。上記した表面固有抵抗値、接触角並
びに白紙光沢度のいずれかが、上記の規定範囲を逸脱す
る軽量印刷用紙は、たとえ両面の塗工量合計が8g/m
以上16g/m未満であって、坪量が25g/m
以上60g/m未満であっても、印刷適性及び/又は
加工適性に欠ける。
【0008】軽量印刷用紙の表面固有抵抗値を、より正
確に言えば、塗工層の表面固有抵抗値は、帯電防止剤を
塗工層に含有させることで上記した3×1011Ω以下に
保持させることができる。帯電防止剤は、塗工層の表面
固有抵抗を低減させることができ、しかも、印刷適性・
加工適性への悪影響が少ない。帯電防止剤の添加量とし
ては、塗工層中の顔料100質量部に対して固形分換算
で0.1〜5質量部程度の範囲で調節される。帯電防止
剤の添加量が0.1質量部未満では、充分な表面抵抗低
減効果が得られず、5.0重量部を越えると、表面抵抗
低減効果は良好でも印刷適性、特に白紙光沢や平滑性の
低下やインキ定着性の不良等を招き、好ましくない。
【0009】本発明で使用可能な無機系帯電防止剤とし
ては、塩化ナトリウム、塩化カリウムなどのアルカリ金
属塩、塩化カルシウム、塩化バリウムなどのアルカリ土
類金属塩が例示できる。有機系の帯電防止剤としては、
グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレナルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、アルキルジエタノールアミン、ヒドロキシアルキル
モノエタノールアミン、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン、ポリオキシエチレンアルキルアミン脂肪酸エステ
ル、アルキルジエタノールアマイド、などの各種グリセ
リン系やアミン系など(以上、ノニオン系)が例示で
き、アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、アルキルホスフェート、ポリアクリル酸塩、ポリ
スチレンスルホン酸塩、ポリマレイン酸塩、カチオン系
では、テトラアルキルアンモニウム塩、トリアルキルベ
ンジルアンモニウム塩などの各種4級アンモニウム塩
(以上、アニオン系)が例示でき、両性系では、アルキ
ルベタイン、アルキルイミダゾリウムベタインなどが例
示できる。
【0010】上記した帯電防止剤の中でも、ポリアクリ
ル酸塩、ポリマレイン酸塩、ポリアクリル−マレイン酸
コポリマー塩などは、通常、顔料の分散剤としても使用
されることから、塗工液及び塗工層に対する悪影響が少
ないことに加えて、塩素分を含まないため環境保全の観
点からも好ましく、本発明で使用する帯電防止剤として
好適である。
【0011】軽量印刷用紙の塗工層表面のDATで測定
した水滴(より正確には、20℃の蒸留水)滴下0.1
秒後の接触角(以下、これを単に接触角と呼ぶ)を75
°以上に維持することにより、オフセット印刷時、特に
多色オフセット印刷時の印刷適性を改善することができ
る。その理由は現在のところ詳らかでないが、前記の接
触角が75°未満であると、オフセット印刷時に付与さ
れる湿し水が容易に紙層に浸透してパルプ繊維を過分に
濡らし、紙層中の微細繊維や内添填料などが紙層から塗
工層に滲み出すことで塗工層に影響を与えたることが考
えられるためと考えられる。上記した接触角はまた、塗
工層表面とオフセットインキとの馴染みにも影響があ
り、多色でいろいろなオフセットインキを用いる場合に
は、上記の接触角は高いほうが好ましい。
【0012】本発明は、在来の新聞用紙の多色オフセッ
ト用用紙よりも高品質な軽量印刷用紙の提供を目指して
いるため、本発明の軽量印刷用紙にあっては、両面の白
紙光沢度を30%以上にすることが必要である。ちなみ
に、郵送による通販のダイレクトメール、カタログ類で
は、多色オフセット印刷において、新聞用紙よりも微細
な部分まで鮮明である印刷物が得られることが求められ
るが、本発明の軽量印刷用紙は、この要請に充分応える
ことができる。
【0013】軽量印刷用紙の塗工層表面におけるDAT
で測定した接触角を75°以上にするために、塗工層に
撥水剤を含有させることが好ましい。本発明で使用可能
な撥水剤を例示すると、各種ワックス、高級脂肪酸誘導
体、クロム酸塩、ジルコニウム塩、ポリオレフィン系樹
脂、剛性樹脂類、シリコン樹脂、フッ素化合物などを挙
げることができる。通常、内添サイズ剤として用いられ
るロジンサイズ剤、合成サイズ剤、石油樹脂系サイズ
剤、スチレン系サイズ剤、中性ロジン系サイズ剤、アル
ケニル無水コハク酸、アルキルケテンダイマーなども、
本発明の撥水剤として使用できる。
【0014】上に例示した撥水剤の中でも、アルキルケ
テンダイマー(以下、AKDと記す)は、サイズ剤とし
て塗工層に配合した場合、撥水性の立ち上がりにはやや
時間がかかるものの、比較的少ない添加量で効率的に紙
に撥水性を付与することができ、尚かつ印刷適性への悪
影響が少ないので、本発明の撥水剤として好適である。
特に、アニオン性のAKDは、塗工液(ピグメント塗
料)中に配合しても、流動性にあまり影響を与えないた
め好ましい。
【0015】撥水剤の添加量は、塗工液中の顔料100
質量部に対して固形分換算で0.1〜5質量部程度の範
囲で調節される。撥水剤の添加量が0.5質量部未満で
は、充分な撥水効果が得られず、5.0質量部を越える
と、撥水効果は良好でも、塗工液の物性が悪化し、塗工
操業に悪影響が出るため好ましくない。
【0016】本発明の軽量印刷用紙において、その塗工
層にAKDを配合する場合には、当該AKDは、主にパ
ルチミン酸、ステアリン酸などの硬化脂肪酸から合成さ
れる2量体化合物であることが好ましく、そうしたAK
Dは一般的に、水中に分散させエマルジョン化させて用
いられる。
【0017】軽量印刷用紙の白紙光沢度は、一般の塗工
紙と同様、塗工液の組成に最も大きな影響を受けるが、
以下に詳述する顔料と接着剤を用いて塗工液を調製し、
その塗工量を特定範囲に規制することによって、軽量印
刷用紙の両面の白紙光沢度(JIS P 8142)を
30%以上とすることができる。塗工液の顔料成分とし
ては、塗工紙一般に使用される顔料がいずれも使用可能
である。具体的には、クレー、カオリン、水酸化アルミ
ニウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、硫酸バリウ
ム、酸化亜鉛、硫酸カルシウム、タルク、サチンホワイ
ト、焼成カオリン、ホワイトカーボンなどの無機顔料が
使用できるほか、各種有機顔料も使用することができ
る。
【0018】塗工液の接着剤成分も同様であって、これ
には、例えば、カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白などの蛋
白類、オレフィン−無水マレイン酸樹脂、メラミン樹脂
などの合成樹脂系接着剤、酸化デンプン、エーテル化デ
ンプン、エステル化デンプン、カチオン化デンプンなど
の変性デンプン、カルボキシメチルセルロース、メチル
セルロース、ヒドロキシアルキルセルロース等の水溶性
セルロース化合物、スチレン−ブタジエン共重合体ラテ
ックス、メチルメタクリレート・ブタジエン共重合体ラ
テックスなどの共役ジエン系重合体ラテックス、アクリ
ル酸エステル及び/またはメタクリル酸エステル重合体
または共重合体等のアクリル酸系重合体ラテックス、酢
酸ビニル系共重合体等のビニル系ビニル系重合体ラテッ
クス、或いはこれらの各種重合体ラテックスをカルボキ
シル基等の官能基含有単量体で変性したアルカリ溶解性
あるいは非アルカリ溶解性の重合ラテックス類、ポリビ
ニルアルコール類、ポリアクリルアミド類、グアガム類
がいずれも使用可能である。特にガラス転移温度が−1
0〜+30℃の範囲にある共重合体系の接着剤が好まし
い。
【0019】上記した各種接着剤の中にあって、ガラス
転移温度が−10〜+30℃の範囲にある共重合体系接
着剤は、高温カレンダー処理により塗工層が高密度にな
っても、適度な剛度を保つことができるので、本発明で
使用する接着剤として特に好ましい。ガラス転移温度の
高い接着剤は、塗工層の塗膜強度が弱くなるため好まし
くない。なお、共重合体のガラス転移温度は、共重合に
供するモノマーの種類及びその配合率を適宜調節するこ
とである程度調節可能である。塗工液に配合する接着剤
の添加量は、固形分換算で顔料100質量部に対して1
0〜30質量部、好ましくは10〜20質量部の範囲で
使用することが好ましい。10質量部未満では塗工層の
剛度が不足するため好ましくない。また30質量部を超
えると塗工層の空隙率が低下してインキ吸収性の悪化
し、オフセット印刷時のインキ着肉性が低下するため好
ましくない。
【0020】本発明の軽量印刷用紙を調製するには、上
記した顔料と接着剤を主成分とする塗工液に所定量の帯
電防止剤と撥水剤を配合し、得られた塗工液を、原紙の
両面に塗工量合計が8g/m以上16g/m未満に
なるように塗工する。低坪量で不透明度や剛度を低下さ
せずに、平滑度及び白紙光沢度を高く維持し、多色オフ
セット印刷適性に優れた軽量塗工紙を得るためには、両
面塗工量合計を少なくとも8g/mとすることが必要
であって、8g/m未満の塗工量で塗工した場合に
は、塗工面が不均一になりやすく、多色印刷した際の刷
り上がりの品質も悪化する。また、両面塗工量合計が1
6g/mを超えた場合は、塗工層が乾燥不良を来す恐
れがあるばかりでなく、印刷用紙の坪量を本発明で規定
する25g/m以上60g/m未満に維持するため
には、塗工量を増大させた分だけ原紙を薄くする必要が
ある関係で、紙切れが起こり易くなるという不都合があ
る。
【0021】原紙に塗工液を塗工するに当たっては、オ
ンマシンコータ―又はオフマシンコータ―が使用され、
塗工液は原紙の両面に単層塗工又は多層塗工される。こ
の場合、原紙に両面塗工される個々の塗工液の組成は、
必ずしも同一である必要はなく、また、多層塗工する場
合の個々の塗工液組成も、常法に従って適宜変化させる
ことができる。塗工機にも特に限定はなく、エアーナイ
フコーター、ロールコーター、ブレードコーターなどが
任意に使用できる。例えば、ブレードコータ―について
は、ブレードがベベル型或いはベント型のものや、ビル
ブレード、ツインブレード等の各種ブレードコーターが
適宜使用可能である。塗工液の粘度は、採用する塗工方
式によって調整するのが通例であるが、一般的には、1
000〜3000cps(B型粘度)程度が、塗工性、操
業性の面で好ましい。
【0022】原紙表面に塗工された湿潤塗工層の乾燥に
は、例えば、蒸気加熱シリンダー、加熱熱風エアードラ
イヤー、ガスヒータードライヤー、電気ヒータードライ
ヤー、赤外線ヒータードライヤー、高周波ヒータードラ
イヤー等の乾燥機を単独使用するか、2種以上を併用す
る。加熱方式は、レーザー加熱、電子線加熱、誘電加熱
等のいずれもが採用可能である。中でも蒸気加熱ドライ
ヤー、加熱熱風エアードライヤーの使用が好ましく、こ
れらは併用することができる。
【0023】原紙表面に形成された塗工層のカレンダー
処理には、スーパーカレンダー、オンマシンカレンダ
ー、ソフトニップカレンダー、グロスカレンダー等の一
般的なカレンダーのすべてが採用できる。平滑度、光沢
度、白色度、剛度などの改善に効果があるソフトカレン
ダーが好ましい。
【0024】本発明の軽量印刷用紙に使用される原紙に
は特に制限はなく、そのパルプ原料には、NBKP,L
BKP、GP、TMPなどが使用できるほか、古紙パル
プ、非木材パルプなども使用可能である。また抄造に関
しても、酸性抄紙、中性抄紙、アルカリ性抄紙のいずれ
でもよい。ただ原料パルプのフリーネスは、200ml
CSF以下にすることが好ましい。こうすることによっ
て原紙の強度を高くできると共に内添填料の歩留まりも
高くなり、低坪量であっても剛度の低下が少ないからで
ある。原紙の抄造に際しては、紙力増強剤、填料、着色
染料、歩留向上剤、硫酸バンド゛、消泡剤などの抄紙用
補助薬品を添加して差し支えないが、填料は、紙の坪量
が低くなると一番問題になる不透明度、剛性に影響を与
えるため、填料の配合量が10質量%を下回ることは好
ましくない。
【0025】抄紙機には製紙業界で一般的なものが、例
えば、フォードリニア、ツインワイヤー、オントップワ
イヤーなどが使用されでき、中でもオントップワイヤー
は、原紙の表裏差が小さいため好ましい。念のため付言
すると、本発明の軽量印刷用紙を製造する際に、塗工液
を塗工する原紙としては、サイズプレス、ゲートロー
ル、ビルブレード、ショートデュエルなどのコーターを
使用して予め表面サイズ剤などを予備塗工した原紙を使
用することも可能である。
【0026】本発明の軽量多色オフセット印刷用紙は、
スタティックディケイメーターで測定した5kVの半減
時間が0.3秒以下であることが好ましい。この半減時
間は紙が帯びる静電気の尺度として考えられており、こ
の時間が長いほど静電気を帯び易いと考えられる。軽量
多色オフセット印刷用紙は、印刷時、乾燥時、製本時な
ど静電気を発生させる工程が多いが、5kV帯電後の半
減時間が0.3秒以下である印刷用紙は、いずれの工程
においても静電気の発生が抑制できると考えられる。塗
工層への帯電防止剤の添加により塗工層の表面抵抗が下
がることは、絶縁計での測定で判る。さらに、スタティ
ックディケイメーターでの測定により、実際に紙を帯電
させたときの半減時間を測定できる。従って、この両者
から、紙が帯電してからの静電気の逃げ易さを確認でき
るので、より実際の印刷機での状況に照らして、紙の電
気特性を認識することができる。
【0027】実際にオフセット輪転印刷機では、シート
出し部の静電気発生量が0〜−5kvであれば、静電気
により、シート同士がくっつく可能性が低く、印刷作業
性が良好となる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらにより限定されるものではない。 実施例1 <軽量多色オフセット印刷用紙の作成>フリーネス20
0mlCSFに叩解されたNBKP/LBKPを3/7
に配合したパルプに、無機顔料として炭酸カルシウム
を、原紙灰分が17重量%となるように添加して抄造し
た坪量35g/mの上質原紙に、ゲートロールコータ
ーで、下記の塗料を両面の塗工量合計が11g/m
なるように両面塗工した。 (顔料) 1級カオリン(プレミア イメリスミネラルズジャパン製) 40部 微粒カオリン(MGJ エンゲルハード製) 40部 重質炭酸カルシウム 20部 (カービタル90 イメリスミネラルズジャパン製) (バインダー) リン酸エステル化澱粉(三和澱粉製) 5部 スチレンーブタジエン系ラテックス 15部 (Tg−5℃,PA-9100 日本A&L製) (サイズ剤) AKDエマルジョン 2部 (SKS−293F アニオン性AKD、荒川化学製) (帯電防止剤) ポリアクリル酸ナトリウム 2.5部 (東亞合成製) <カレンダー仕上げ>上記配合の塗料をゲートロールコ
ーターにて塗被、乾燥後、オンマシンソフトカレンダー
(ショアーD硬度77度、2ニップ、いずれも温度15
0℃、線圧160kg/cm)で処理し、軽量多色オフ
セット印刷用紙を作成した。
【0029】実施例2 両面の塗工量合計を12g/mとした以外は、実施例
1と同様にして、実施例2の軽量多色オフセット印刷用
紙を作成した。 実施例3 両面の塗工量合計を13g/mとした以外は、実施例
1と同様にして、実施例3の軽量多色オフセット印刷用
紙を作成した。 実施例4 実施例1において、帯電防止剤として塗料に配合したポ
リアクリル酸ナトリウム(東亜合成製)を、ポリアクリ
ル酸マレイン酸ナトリウム(ソマール製)に置き換えた
以外は、実施例1と同様にして、実施例4の軽量多色オ
フセット印刷用紙を作成した。 実施例5 実施例1と同様にして抄造された坪量37g/mの上
質原紙の両面に、実施例1と同様の塗料を両面の塗工量
合計が10g/mになるよう塗工して、実施例5の軽
量多色オフセット印刷用紙を作成した。 実施例6 両面の塗工量合計を9g/mとした以外は、実施例5
と同様にして、実施例6の軽量多色オフセット印刷用紙
を作成した。 実施例7 両面の塗工量合計を11g/mとした以外は、実施例
5と同様にして、実施例7の軽量多色オフセット印刷用
紙を作成した。 実施例8 実施例1と同様にして抄造された坪量43g/mの上
質原紙の両面に、実施例1と同様の塗料を両面の塗工量
合計が12g/mになるよう塗工して、実施例8の軽
量多色オフセット印刷用紙を作成した。
【0030】比較例1 サイズ剤、帯電防止剤を無添加とした以外は、実施例1
と同様の塗料を使用して実施例1と同様の方法で軽量印
刷用紙を作成した。 比較例2 サイズ剤を無添加とした以外は、実施例1と同様の塗料
を使用して実施例1と同様の方法で軽量印刷用紙を作成
した。 比較例3 本例はサイズ剤を塗料に配合する代わりに、原紙に内添
させた例を示す。サイズ剤としてAKDエマルジョン
(SPK−287 荒川化学製)を30kg/パルプの
量で内添した抄造した原紙と、サイズ剤を無添加とした
以外は、実施例1の塗料と同一組成の塗料を使用して、
実施例1と同様の方法で軽量印刷用紙を作成した。 比較例4 サイズ剤、帯電防止剤を無添加とした以外は、実施例1
と同様の塗料を使用して実施例5と同様の方法で軽量印
刷用紙を作成した。 比較例5 サイズ剤だけを無添加とした以外は、実施例1と同様の
塗料を使用して実施例5と同様の方法で軽量印刷用紙を
作成した。 比較例6 サイズ剤、帯電防止剤を無添加とした以外は、実施例1
と同様の塗料を使用して実施例8と同様の方法で軽量印
刷用紙を作成した。 比較例7 実施例1と同様にして抄造された坪量60g/mの上
質原紙の両面に、サイズ剤、帯電防止剤を無添加とした
以外は、実施例1と同様の塗料を、両面の塗工量合計が
10g/mになるように塗工して、比較例7の印刷用
紙を作成した。
【0031】以上の実施例及び比較例で作成したそれぞ
れの軽量印刷用紙について、DTAでの水との接触角、
表面固有抵抗、スタティックディケイメーター(electr
o-tech systems社製)による5kV帯電後の半減時間を
測定した。そして、実機印刷機にて静電気発生量及びボ
コ付きの評価を行った。その結果を表1に記す。
【0032】[接触角]作成した軽量印刷用紙を適当な大
きさに切り、5μLの蒸留水(20℃)を滴下し、0.
1秒後の接触角をDAT(ダイナミック・アブソープシ
ョン・テスター)で測定した。
【0033】[表面抵抗]作成した軽量印刷用紙を、温度
23℃、湿度50%RHの雰囲気に24時間放置した。
その雰囲気下で極超絶縁計(SM−10型、東亞電波
社)を用いて表面抵抗値を測定した。
【0034】[静電気発生量]オフセット印刷機(三菱リ
ソピアL BT−3−1100)を使用し、カラー4色
刷りを行い、折り機出口での静電気発生量を測定した。
測定機器は、KSD−0102型静電気測定装置(カス
ガ製)を用いた。そして、下記に示す基準により、静電
気発生量を評価した。
【0035】[静電気発生量の評価基準] ○ : 0.0〜 −5.0kV △ : −5.0〜−10.0kV × : −10.0kV以上 静電気が−5.0kV以下でないと次の折工程でトラブ
ルを生じるので、△または×の評価であれば操業不可で
ある。
【0036】[ボコ付き]オフセット印刷機(三菱リソピ
アL BT−3−1100)を使用し、カラー4色刷り
を行い、印刷物シートのボコ付きを目視にて評価した。
加湿は、クーリングロール通過後の、アプリケーターロ
ールにて印刷物の表裏に加湿液を塗布した。加湿液は、
日本プレート(株)製TOYO#007(カチオン系界面
活性剤、水性シリコン)の3%希釈液を用いた。目視評
価の基準を下記に示す。
【0037】 [ボコ付きの目視評価基準] ◎ : ボコ付きなし ○ : 僅かにボコ付きあり △ : ややボコ付きが多い × : ボコ付きがひどい
【0038】[総合評価]加湿液塗布は必須であるので、
加湿液塗布した場合に静電気発生量、ボコ付きとも○ま
たは◎であることが必要であり、これらを満たすものを
良好、他は不可とした。
【0039】
【表1】
【0040】表1から判るように、AKDサイズ剤と帯
電防止剤が配合された塗工層を有する実施例1〜8の軽
量印刷用紙は、優れた帯電防止性と加湿液に対する耐水
性を備えている。比較例7の印刷用紙のように、高米坪
(高坪量)であれば、植物パルプ分が多く、持込み水分
量が多いため、静電気発生量は小さく、加湿したとして
も米坪が重いため、ボコ付きは発生しない。しかし、比
較例1、4、6の軽量印刷用紙ように、低米坪になるほ
ど、静電気発生量が多くなり、加湿することにより、ボ
コ付きが発生する。もちろん、低米坪であるほど、加湿
によるボコ付きはひどくなる。比較例2及び比較例5の
ように、帯電防止剤のみの添加では、静電気発生量は小
さくできても、加湿によるボコ付きは抑えられない。比
較例3のように、サイズ剤の内添でも、接触角は72°
までしか上がらず、ボコ付きを抑制できない。実施例1
〜8のように、塗料にAKDサイズ剤を添加し、75°
以上の接触角とすることにより、ボコ付きの発生を良好
なレベルに抑えられることが分かる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の軽量多色オフセット印刷用紙により、軽量であるが故
の課題であった、印刷機での帯電の防止と、加湿による
ボコ付きの防止を達成することができた。これにより、
加湿液の塗布量の抑制や、加湿した場合の、印刷物のボ
コ付きが改善され、印刷効率が向上する。
フロントページの続き (72)発明者 藤井 宣行 静岡県庵原郡富士川町中之郷1157−1 王 子製紙株式会社岩渕工場内 Fターム(参考) 4L055 AA02 AA03 AC06 AG11 AG12 AG27 AG40 AG48 AG63 AG71 AG76 AG89 AH01 AH02 AH10 AH27 AH37 AJ04 BB03 BE08 BE20 EA08 EA10 EA11 EA14 EA34 FA11 FA15 GA19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面の塗工量合計が8g/m以上16
    g/m未満、坪量が25g/m以上60g/m
    満の両面塗工印刷用紙であって、当該印刷用紙の少なく
    とも片面の23℃50%RHにおける表面固有抵抗値が
    3×1011Ω以下であり、DAT(ダイナミック・アブ
    ソープション・テスター)で測定した水滴滴下0.1秒
    後の接触角が75°以上であり、さらに、両面の白紙光
    沢度(JIS P 8142)が30%以上であることを
    特徴とする軽量多色オフセット印刷用紙。
  2. 【請求項2】 塗工層中に撥水剤を含有することをさら
    に特徴とする請求項1記載の軽量多色オフセット印刷用
    紙。
  3. 【請求項3】 塗工層中に帯電防止剤を含有することを
    さらに特徴とする請求項1又は2に記載の軽量多色オフ
    セット印刷用紙。
  4. 【請求項4】 前記撥水剤がアニオン性のアルキルケテ
    ンダイマーであることをさらに特徴とする請求項2記載
    の軽量多色オフセット印刷用紙。
  5. 【請求項5】 スタティックディケイメーターで測定し
    た、5kV帯電後の半減時間が0.3秒以下であること
    をさらに特徴とする請求項1載の軽量多色オフセット印
    刷用紙。
  6. 【請求項6】 オフセット輪転印刷機において、シート
    出し部の静電気発生量が、0〜−5kVであることをさ
    らに特徴とする請求項1記載の軽量多色オフセット印刷
    用紙。
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