JP5595073B2 - 印刷用塗工紙 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷用塗工紙に関して、軽量にも関わらず、特に優れた白紙品質と印刷作業性等を備えたオフセット印刷用塗工紙に関する。
近年オフセット印刷用紙は、チラシ、カタログ、パンフレット、ダイレクトメール等広告、宣伝を目的とした商業印刷分野での需要が年々高まっており、その生産量は着実に伸びている。中でも近年薄物コート紙および塗工紙の生産量の伸び率が大きいことが特徴である。印刷物に対し、写真や図案を多用し、更にカラー化するなどにより、視覚的に内容を強力に伝達できる高品質印刷用塗工紙への強い要望がある。一方で、省資源、輸送および郵送コストなどの点からコストダウンを図りたいというユーザーの軽量化への強い要望もある。特にユーザーからの要望として、より低坪量品への強い要望がある。この高品質および軽量化の二つの要望は相反するものであり、高品質印刷塗工紙は原紙および塗工量が多く、高価であって、軽量・低価格の要望にそぐわない。そこで、低坪量、低塗工量のいわゆる低級グレードの塗工紙で、より上のグレードの品質を実現する技術が求められていた。
塗工紙の品質のうち、重要なものは、白色度、不透明度、白紙光沢度、印刷光沢度、剛度および表面強度である。さらに、低塗工量の薄物塗工紙では特に白紙面感や印刷面感といった品質が求められる。白色度はコントラストに、不透明度は裏抜けに、光沢度や面感は印刷物の高級感に関係し、かつこれらが全て良いバランスで満足されることが重要である。剛度は主として印刷作業性に関係し、印刷物のページめくり性等の手肉感にも重要な要素である。
オフセット印刷時に、印刷用塗工紙の剛度が低いと印刷後の排紙部において用紙の角が折れ曲がる耳折れ(ドッグイヤー)といった問題が発生して印刷速度を落とす必要が生じ、作業効率が著しく低下するため好ましくない。この点からも剛度は非常に重要な品質である。
剛度の他にも印刷作業性に関係する品質項目として、印刷用紙の表面強度が求められる。特にオフセット印刷では、比較的タックの強いインキが使用されるので、この傾向が顕著である。印刷時に用紙表面には湿し水が付加されるため、表面強度の弱い表面を持つ用紙を使用すると、紙粉がブランケットに堆積、あるいはインキに混入し、結果として印刷面にいわゆるカスレが生じるといったパイリングのトラブルが発生する。
塗工紙を軽量化する場合、原紙を低坪量化する、もしくは、低塗工量とする方法がある。原紙を低坪量とすれば、軽量化に比例して紙厚が薄くなり、剛度が低下し、更にはオフセット輪転印刷において耳折れトラブルが発生しやすい。一方、低塗工量とすれば、塗工層の原紙被覆性が悪化するためと考えられるが、白紙面感や印刷面感が悪化しやすくなり、パイリング問題も発生しやすくなる。
なお、操業性の面からも薄物塗工紙を近年の操業速度1000m/分以上で製造する場合、原紙坪量を低くすると断紙発生が懸念される問題がある。そのため、例えば坪量50g/m以下の薄物塗工紙では、塗工量を低くする必要が生じて、原紙の片面あたり3〜6g/mの薄い塗工層を設ける場合が多い。塗工量を少なくすると、塗工量ムラが大きくなり、白紙面感や印刷面感が低下しやすいといった課題がある。
上記の課題を解決するため、粒度分布のシャープな顔料を使用して、中空プラスチックピグメントを塗工層に配合して、二酸化チタンを配合する方法が開示されている(特許文献1参照)。しかしながら、この手法は熱可塑性である中空プラスチックピグメントが熱によって溶融し、操業時にカレンダーでロール汚れが発生したり、高速マシンでのブレード下で、ストラグマイトやストリークの問題が発生して操業性に劣るという課題が発生する。
一方で、白紙面感や印刷面感を改善する手法として、塗工顔料に黒色染料を配合して、原紙の白色度と塗工層の白色度を6%以内にする手法が開示されている(特許文献2参照)。しかし、単純に黒色染料を添加して塗工層の白色度を原紙の白色度に近づけるだけでは、白紙面感や印刷面感は、不十分であり、製品白色度が低下するという問題が発生する。
さらに、塗工紙の坪量が45g/m以下で、デラミネーテッドクレーを含有する塗工層を備えた微塗工紙が開示されている(特許文献3参照)。しかしながら、デラミネーテッドクレーのアスペクト比は不明で、かつ塗工層には二酸化チタンが含有されておらず、そのため、白紙光沢度、印刷光沢度が低く、曲げこわさや白紙面感の向上を目的としないものであり、これらの点において不十分な性質を示すに過ぎない。
一方、塗工層を2層からなるものとすることにより、塗工紙の光沢度を向上させると共に通気度、CDこわさ等を調整することも開示されている(特許文献4)。しかしながら、白紙光沢度や白色度、白紙面感や曲げこわさを総合的に調整することまでを念頭においたものではない。
また、具体的に示さている例として坪量が70g/cm以上、塗工層が含有する顔料が扁平形状を有することを特定しておらず、さらに二酸化チタンも含有しないものである、白色度、白色光沢度、白紙面感等の性質が不明な塗工紙が開示されているに過ぎない(特許文献5)。
このように従来技術では、軽量でありながら、白紙品質・印刷品質が良好で、印刷作業性に優れるオフセット印刷用塗工紙を得ることは困難であった。
特開2004−3083号公報 特開平01−97295号公報 特開2004−124289号公報 特開2007−262643号公報 特開2008−261078号公報
以上のような状況に鑑み、本発明の課題は軽量でありながら剛度、白色面感、白色度などの白紙品質が良好で、印刷作業性(パイリング)などの印刷適性に優れた印刷用塗工紙を提供することにある。
本発明者等は上記の諸目的を達成するために鋭意検討した結果、原紙の少なくとも片面に、顔料及び接着剤からなる塗工層が設けられた印刷用塗工紙において、下記(a)〜(f)の要件を満たす印刷用塗工紙とした。
(a)塗工紙の坪量が50g/m2以下であり、
(b)塗工紙の片面あたりの塗工層重量が7g/m2以下であり、
(c)顔料および接着剤からなる塗工層に顔料として無機顔料のみを含有し、
(d)無機顔料として、アスペクト比(長径/厚さ)が50以上の扁平な顔料を含有し、
(e)アスペクト比(長径/厚さ)が50以上の扁平な顔料が、顔料100重量部当たり65重量部以上であり、
(f)原紙白色度と塗工紙白色度の差が5%以内である。
さらに、前記アスペクト比(長径/厚さ)が50以上の扁平な顔料が、顔料100重量部当たり75重量部以上でもよく、前記アスペクト比(長径/厚さ)が50以上の扁平な顔料が、エンジニアードカオリンでもよく、顔料および接着剤からなる塗工層が一層からなってもよい。
本発明の印刷用塗工紙は、低坪量、低塗工量であるにもかかわらず、剛度、白紙面感、ブランケットパイリング抑制効果に優れており、また、白紙光沢度、白色度、不透明度も良好であり、特にオフセット印刷用紙に適している。
本発明の印刷用塗工紙は、原紙の少なくとも片面に、顔料及び接着剤からなる塗工層が設けられた印刷用塗工紙であって、上記の効果を発揮させるために、塗工紙の坪量が50g/m2以下、塗工紙の片面あたりの塗工層重量が7g/m2以下で、無機顔料のみからなる顔料を、顔料と塗工層のみからなる塗工層に含有させてなり、無機顔料として、アスペクト比(長径/厚さ)が50以上の扁平な顔料および二酸化チタンを含有し、かつ、アスペクト比(長径/厚さ)が50〜120の扁平な顔料が、顔料100重量部当たり65重量部以上であり、原紙白色度と塗工紙白色度の差が5%以内である印刷用塗工紙である。
顔料
本発明における塗工層に用いる顔料は無機顔料のみである。無機顔料としては、アスペクト比(長径/厚さ)が50以上であればよく、好ましくは50〜120、更に好ましくは50〜90の範囲である扁平な無機顔料を用いることができる。
扁平な無機顔料がアスペクト比が50より小さい場合は、原紙被覆性が劣るため満足できる印刷面感を得られない場合があり、また白紙光沢度が不充分となる可能性があった。
一方で、アスペクト比が120より大きい場合は、顔料は薄く板状になるが、塗工液の粘度が高くなる傾向にある。このような塗料を塗工した場合、ブレード塗工においてはブレード刃先でストリーク、ストラクマイト等が発生しやすくなり、またフィルム転写塗工においてはボイリング、ミスト等が発生する可能性があるので、操業性は少しずつ低下する傾向にある。
本発明で用いられるアスペクト比(長径/厚さ)が50以上である扁平な無機顔料の種類は、この条件を満たすものであれば特に制限はなく、塗工用顔料として従来から用いられているカオリン、クレー、デラミネーテッドクレー、タルク、炭酸カルシウムなどを使用することができ、それらを併用してもよい。
本発明においては、上記扁平な顔料は、顔料100重量部あたり65重量部以上、好ましくは、75部以上配合することができる。65部より少ない場合は、白紙光沢度が不充分となる可能性があり、さらに印刷用紙の剛度が低下する場合がある。
二酸化チタン
本発明の顔料として二酸化チタンを含有しても良い。二酸化チタン結晶型は、ルチル型、アナターゼ型のいずれであってもよいが、形成される塗工膜の隠蔽性向上を考慮すると、ルチル型がより好ましい。この二酸化チタン顔料は、二酸化チタン表面に被覆層が形成されていないものでもよいが、耐候性や分散性を向上させる目的で、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、二酸化珪素等の無機酸化物;アミン、アルコール等の有機化合物などで被覆処理をしてなる被覆二酸化チタン顔料を採用できる。
二酸化チタンを含有すると隠蔽性が向上するので、印刷用紙の不透明度が向上し、印刷物の裏抜けが良化するという効果がある。
本発明で用いられるアスペクト比(長径/厚さ)が50以上の範囲にある扁平な無機顔料以外の顔料であって、二酸化チタン以外の顔料としては、塗工用顔料として従来から用いられているカオリン、クレー、デラミネーテッドクレー、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、タルク、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、酸化亜鉛、ケイ酸、ケイ酸塩、コロイダルシリカ、サチンホワイト等の無機顔料を使用することもできる。
本発明は、原紙白色度と塗工紙白色度の差(絶対値)を5%以内とするものである。原紙白色度と塗工紙白色度のどちらが高くても低くても良く、それらの差の絶対値が5%以内であればよい。5%より大きいと、白紙面感といった印刷用紙の品質、特に視感が悪化する傾向にある。原紙白色度と塗工紙白色度の差を5%以内とするためには、いずれの方法を用いてもよいが、例えば、原紙に使用するパルプの漂白具合を調整して、原紙の白色度を調整したり、塗工液に黒色色素を含有させ原紙白色度に近づけることなどが挙げられる。
黒色色素は、白色度が低下すれば、特に指定されるものではなく、一般的に、黒色染料、黒色顔料、ブルーイング剤などの名称で使用されるものである。黒色顔料は無機顔料に限り使用可能である。
接着剤
本発明において、塗工層に用いる接着剤としては、塗工紙用に従来から用いられている、スチレン・ブタジエン系、スチレン・アクリル系、エチレン・酢酸ビニル系、ブタジエン・メチルメタクリレート系、酢酸ビニル・ブチルアクリレート系等の各種共重合体、あるいはポリビニルアルコール、無水マレイン酸共重合体、アクリル酸・メチルメタクリレート系共重合体等の合成接着剤、カゼイン、大豆タンパク、合成タンパクなどのタンパク質類、酸化澱粉、カチオン化澱粉、尿素リン酸エステル化澱粉、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉などの澱粉類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメテルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体などのから、1種以上を適宜選択して使用することができる。
本発明においては、各種共重合体と澱粉類を併用することが好ましい。
この接着剤は、顔料100重量部に対して、10〜30重量部の範囲で使用される事が好ましく、より好ましくは10〜20重量部である。30重量部を超える場合は、塗料の粘度が高くなり、配管やスクリーンを通過しづらくなるといった操業性の問題が生じる等のデメリットが生じ好ましくない。また、10重量部未満の場合は、十分な表面強度が得られにくく、好ましくない。
本発明においては、オフセット印刷における印刷時に必要な用紙表面強度、インキの着肉状態を示すインキ着肉性、湿し水に対する耐水性(パイリング)、及びオフセット輪転印刷におけるインキ乾燥の際に要求される耐ブリスター性を向上するために、助剤として印刷適性向上剤を塗工層に用いることもできる。配合量としては顔料100重量部に対して、0.1〜1.0重量部配合することが好ましい。
印刷適性向上剤としては、ポリアミドポリ尿素系樹脂、変性ポリアミドポリ尿素系樹脂、特殊ポリアミドポリ尿素系樹脂、特殊カチオン性樹脂、変性ポリアミン系樹脂などのカチオン性印刷適性向上剤等の通常使用されるものが挙げられる。これらのうち、水溶性変性ポリアミン系樹脂を使用することが好ましく、高カチオン型の水溶性変性ポリアミン系樹脂を使用することがより好ましい。
本発明においては、更に、分散剤、増粘剤、保水剤、消泡剤、着色剤、印刷適性向上剤等、通常の塗工紙用塗工液に配合する各種助剤を適宜使用することができる。
本発明においては、塗工液の固形分濃度を、印刷適性及び塗工適性の観点から、30〜70重量%に調整することが好ましい。
本発明に使用する原紙としては、酸性及び中性の上質紙や中質紙、再生紙等の一般的な用紙を使用することができ、25〜50g/m2であることが好ましく、より好ましくは25〜40g/mである。原紙に使用するパルプは特に限定されるものではないが、例えば、LBKP(広葉樹晒クラフトパルプ)、NBKP(針葉樹晒クラフトパルプ)、LBSP(広葉樹晒亜硫酸パルプ)、NBSP(針葉樹晒亜硫酸パルプ)等の化学パルプ、あるいはGP(グランドパルプ)、TMP(サーモメカニカルパルプ)、CTMP(ケミサーモメカニカルパルプ)等の機械パルプ、及び古紙パルプ等を、単独であるいは混合して使用することができる。
本発明においては、全パルプ中の機械パルプ含有量を10重量%以上とすることが好ましい。機械パルプは化学パルプに比べて繊維が剛直なので、機械パルプを配合した原紙は、抄紙工程でかかる各種の圧力によって紙屑が潰れるということが少ない。従って、機械パルプを使用することによって全体として嵩高になるので、原紙内部の空隙量が増して不透明度が向上すると同時に剛度も高くなる。機械パルプの中でもグランドパルプは、低密度化への寄与が高いので、本発明においては好ましく用いることができる。尚、機械パルプの比率は、白色度や塗工適性等の観点から、全パルプの70重量%以下であることが好ましく、特に50重量%以下であることが好ましい。
特に薄物塗工紙については、操業性の確保と高不透明度の両方が要求されるため、強度の強いNBKPと光学適性の良好な機械パルプ(GP、TMP)を同時に使用することが特に好ましく、NBKPの配合量は、全パルプ中30〜50重量%が好ましく、GP+TMPの機械パルプの配合量は、全パルプ中30〜60重量%が好ましい。
本発明においては、原紙の製造に使用する填料として、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、チョーク等の炭酸カルシウム、カオリン、クレー、焼成クレー、無定型シリケート、軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物、パイオロフィライト、セリサイト、タルク等のケイ酸類及び二酸化チタン等の無機填料を、単独であるいは混合して使用することができる。これらの填料は、印面品質及び印刷作業性を向上させるために、無定型シリケートあるいは軽質炭酸カルシウム表面をシリカで覆った、軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物を使用することが好ましい。無定型シリケートは不溶性のケイ酸塩であればよく、例えば、含水ケイ酸アルミニウム、含水ケイ酸アルミニウムソーダ、含水ケイ酸カルシウム、含水ケイ酸マグネシウム等が挙げられる。填料の配合量としては、原紙総重量あたり、5〜25重量%含有することが好ましく、より好ましくは10〜15重量%である。
本発明においては、原紙の製造に使用する内添サイズ剤として、ロジン系サイズ剤、合成サイズ剤、石油樹脂系サイズ剤、中性サイズ剤などのサイズ剤を使用することができる。また、硫酸バンド、カチオン化デンプン等の繊維への定着剤を適当なサイズ剤と組み合せて使用することが好ましい。
更に、紙力増強剤、染料、pH制御剤、消泡剤、ピッチコントロール剤等の抄紙用内添助剤を、目的に応じて適宜添加することもできる。
このようにして得られた原紙上に、前述した塗工液を塗工して塗工層を設ける。本発明においては、2ロールサイズプレスコータやゲートロールコータ及びブレードメタリングサイズプレスコータ、ロッドメタリングサイズプレスコータ、及びシムサイザー等のフィルム転写型ロールコータ、フラデットニップ/ブレードコータ、ジェットファウンテン/ブレードコータ、及びショートドウェルタイムアプルケート式コータの他、ブレードの替わりにグルーブドロッド、プレーンロッド等を用いたロッドメタリングコータ、カーテンコータ、及びダイコータ等の公知のコータを用いて塗工することができる。
本発明においては、ブレードコータが好ましい。
本発明においては、塗工層を原紙の片面又は両面に、単層で若しくは2層以上設けることが可能であるが単層が好ましい。
塗工層の塗工量は、片面あたり3〜7g/m、好ましくは4〜5g/mであることが好ましい。また、本発明においては、このような塗工量であっても、白紙面感や印刷面感の良好なものが得られる利点を有する。
塗工層の乾燥は、加熱熱風エアドライヤ、加熱シリンダ、ガスヒータードライヤ、電気ヒータードライヤ、赤外線ヒータードライヤ等、各種の方式のドライヤを、単独であるいは組み合せて用いることができる。乾燥状態が用紙のカールに影響を及ぼすため、本発明においては表裏の乾燥バランスをコントロールすることのできる装置を用いることが好ましい。
本発明においては、このようにして得られた塗工紙を、平滑度を高めるために、カレンダー処理に付すことも可能である。カレンダー処理は、コート紙の平滑化処理に通常使用されるスーパーカレンダー、グロスカレンダー、ソフトカレンダー等を用いて行なえばよく、また、これらを併用してもよい。印面品質及び印刷作業性のバランスを良好にする観点から、特に高温ホットソフトカレンダー処理することが好ましい。
また、カレンダー処理時の金属ロールの処理温度を100℃以上とすることが好ましく、特に150〜250℃とすることが好ましい。このようにすることにより、オフセット印刷用塗工紙のクラークこわさが損なわれにくくなり、印刷作業性が向上するだけでなく白紙面感や印刷面感も優れたものとなる。カレンダー処理時の線圧は50〜300kN/mであることが好ましく、50〜250kN/mがより好ましく、100〜200kN/mが更に好ましい。
本発明のオフセット印刷用塗工紙の白紙面感は、デュポン(製)のアピアランスアナライザーのDAV2値で評価しており、115以下が好ましい範囲である。また、低坪量であってもオフセット印刷機における印刷作業性(通紙性や耳おれ適性)に優れるよう、MD方向のISO曲げこわさは30cm/100以上であることを特徴とする。
本発明のオフセット印刷用塗工紙は、坪量が50g/m2以下の低坪量品でも、白紙面感や印刷作業性が十分であり、特に45g/m2以下の低坪量品でも効果があるものである。また、坪量が35g/m2より低い場合、剛度が劣り、印刷用作業性等に劣る場合がある。故に、本発明は坪量が35g/m2〜45g/m2の範囲で印面品質及び印刷作業性が良好であるが、特に40〜45g/m2において、白紙面感や印刷作業性が十分であるという本発明特別の効果がある。
以下に実施例をあげて、本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。尚、重量部、重量%は、固形分重量部、固形分重量%を示すものである。また、塗料用材料の物性及び得られた塗工紙の性能については、以下に示すような評価法に基づいて試験を実施した。
(1)坪量
JIS P 8124に準じて測定した。
(2)ISO曲げこわさ
L&W社製の剛度測定計で測定を行なった。角度15度のXa値を単位換算のため、3.352倍した値を表記した。
(3)白紙光沢度
白紙部の75度光沢度を、村上色彩(株)製の光沢度計GM26Dを用いて計測した。
(4)ISO白色度
JIS P 8148に準じて測定した。
(5)ISO不透明度
JIS P 8149に準じて測定した。
(6)ブランケットパイリング評価
オフセット輪転機(東芝オフセット輪転機:OA−4B2T−600)を用い、カラー4色印刷(黒、藍、紅、黄の色順)を印刷速度700rpmで1万部行った後、黒のブランケットの紙粉の堆積度合いを目視で評価した。
○:紙粉の発生が認められなかった
△:紙粉の発生がやや認められた
×:紙粉が多く堆積していた
(7)白紙面感
デュポン社製アピアランスアナライザーを用い、塗工紙の表面のもやもや感を、DAV2値(細かいもやもや)として評価した。値が大きいほど、塗工紙の表面にもやもや感があり、白紙面感が劣る。
(8)操業性の評価
操業時のカレンダーの汚れやストリークの状態を目視で評価した。
○:カレンダー汚れ、ストリークに問題が見られなかった。
△:カレンダーがやや汚れて、ストリークが若干発生した。
×:カレンダーがかなり汚れて、ストリークが多発した。
〔実施例1〕
〈原紙の製造〉
原紙を構成するパルプ組成を、KP40重量%、GP20重量%、TMP30重量%及びDIP10重量%とし、内添の軽質炭酸カルシウムを11重量%含有させて、サイズ剤0.03重量%、及び定着剤として硫酸バンド0.8重量%を添加してツインワイヤー抄紙機にて1200m/minの高速抄造し、坪量32.5g/m2、ISO白色度68.5%の原紙を得た。
〈塗工液の調製〉
2級カオリン(アスペクト比13、レーザー法:平均粒子径1.4μm)20重量部、エンジニアードカオリン(アスペクト比55、レーザー法:平均粒子径2.0μm)75重量部及びルチル型の二酸化チタン5重量部からなる顔料を、分散剤0.2重量部を配合した水に加えてセリエミキサーで分散して、固形分濃度が70重量%の顔料スラリーを調整した。この顔料スラリーに、スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス10重量部、ヒドロキシエチルエーテル化デンプン(PG295:ペンフオード社製)5重量部、印刷適性向上剤(PA6650:星光PMC社製)を0.5重量部、黒色顔料(SAブラックA035、御国色素社製)を100ppm加えて、更に水を加えて固形分濃度が50重量%の塗工液を得た。
〈塗工紙の調製〉
前記した原紙の両面に、片面あたりの塗工量が4.5g/m2になるように、1200m/分の塗工速度でショートデュエル型のブレードコーターを用いて上記の塗工液を塗工し、スキャッフドライヤーを通過させた後、シリンダードライヤーにて紙中水分が5.5%になるように乾燥した。
〈カレンダー処理〉
次いで、金属ロール温度180℃、弾性ロールのショアー硬度85、通紙速度1200m/分、線圧200kN/mで、且つカレンダーニップ数が4ニップの条件でオンラインソフトニップカレンダー処理を行い、本発明のオフセット印刷用塗工紙を得た。
〔実施例2〕
実施例1において、2級カオリン(アスペクト比13、レーザー法:平均粒子径1.4μm)20重量部、エンジニアードカオリン(アスペクト比55、レーザー法:平均粒子径2.0μm)を75重量部及びルチル型の二酸化チタン5重量部配合して、原紙坪量を33.5g/m2、片面あたりの塗工量を4.0g/m2とした以外は実施例1と同様の方法にて塗工紙を得た。
〔実施例3〕
実施例1において、2級カオリン(アスペクト比13、レーザー法:平均粒子径1.4μm)5重量部、エンジニアードカオリン(アスペクト比55、レーザー法:平均粒子径2.0μm)を90重量部及びルチル型の二酸化チタン5重量部配合した以外は実施例1と同様の方法にて塗工紙を得た。
〔実施例4〕
実施例1において、2級カオリン(アスペクト比13、レーザー法:平均粒子径1.4μm)20重量部、エンジニアードカオリン(アスペクト比90、レーザー法:平均粒子径7.0μm)を75重量部及びルチル型の二酸化チタン5重量部配合した以外は実施例1と同様の方法にて塗工紙を得た。
〔実施例5〕
実施例1において、塗工液に黒色顔料(SAブラックA035、御国色素社製)を200ppm加えた以外は実施例1と同様の方法にて塗工紙を得た。
〔実施例6〕
実施例1において、塗工液を原紙の両面に、片面あたりの塗工量が6.3g/mになるように塗工液を塗工した以外は実施例1と同様の方法にて塗工紙を得た。
〔実施例7〕
実施例1において、塗工液に二酸化チタンを配合せず、2級カオリン(アスペクト比13、レーザー法:平均粒子径1.4μm)20重量部、エンジニアードカオリン(アスペクト比55、レーザー法:平均粒子径2.0μm)80重量部からなる顔料を使用した以外は実施例1と同様の方法にて塗工紙を得た。
〔比較例1〕
実施例1において、2級カオリン(アスペクト比13、レーザー法:平均粒子径1.4μm)45重量部、エンジニアードカオリン(アスペクト比55、レーザー法:平均粒子径2.0μm)を50重量部及びルチル型の二酸化チタン5重量部配合した以外は実施例1と同様の方法にてオフセット印刷用塗工紙を得た。
〔比較例2〕
実施例1において、2級カオリン(アスペクト比13、レーザー法:平均粒子径1.4μm)75重量部、エンジニアードカオリン(アスペクト比55、レーザー法:平均粒子径2.0μm)を20重量部及びルチル型の二酸化チタン5重量部配合した以外は実施例1と同様の方法にてオフセット印刷用塗工紙を得た。
〔比較例3〕
実施例1において、2級カオリン(アスペクト比13、レーザー法:平均粒子径1.4μm)20重量部、エンジニアードカオリン(アスペクト比30、レーザー法:平均粒子径2.9μm)を75重量部及びルチル型の二酸化チタン5重量部配合した以外は実施例1と同様の方法にてオフセット印刷用塗工紙を得た。
〔比較例4〕
実施例1において黒色顔料(SAブラックA035、御国色素社製)を無配合とした以外は、実施例1と同様の方法にて印刷用塗工紙を得た。
〔比較例5〕
実施例1において、2級カオリン(アスペクト比13、レーザー法:平均粒子径1.4μm)15重量部、エンジニアードカオリン(アスペクト比55、レーザー法:平均粒子径2.0μm)を75重量部、ルチル型の二酸化チタン5重量部および中空型プラスチックピグメント(直径1.0μm:Rohm&Haas社製HP1055)5重量部配合した以外は実施例1と同様の方法にてオフセット印刷用塗工紙を得た。
〔比較例6〕
〈原紙の製造〉
原紙を構成するパルプ組成を、NBKP40重量%、GP18重量%、針葉樹TMP26重量%及びDIP16重量%とし、内添の軽質炭酸カルシウムを11重量%含有させて、サイズ剤0.03重量%、及び定着剤として硫酸バンド0.8重量%を添加してツインワイヤー抄紙機にて1200m/分の高速抄造し、坪量32.5g/m2の原紙を得た。
〈塗工液の調製〉
2級カオリン(イメリス社製 KCS、レーザー法 平均粒子径3.6μm)21.6重量部、エンジニアードカオリン(イメリス社製Contour1500、レーザー法 平均粒子径3.4μm)60重量部及びルチル型の二酸化チタン10重量部からなる顔料を、分散剤0.2重量部を配合した水に加えてセリエミキサーで分散して、固形分濃度が70重量%の顔料スラリーを調整した。この顔料スラリーに、スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス13.5重量部、ヒドロキシエチルエーテル化デンプン(PG295:ペンフォード社製)7.5重量部、印刷適性向上剤(PA6650:星光PMC社製)を0.5重量部、黒色染料(SAブラックAO35、御国色素社製)を100ppm加えて、更に水を加えて固形分濃度が50重量%の塗工液を得た。
〈塗工紙の調製〉
前記した原紙の両面に、片面あたりの塗工量が4.5g/m2になるように、1200m/分の塗工速度でショートデュエル型のブレードコーターを用いて上記の塗工液を塗工し、スキヤッフドライヤーを通過させた後、シリンダードライヤーにて紙中水分が5.5%になるように乾燥した。
〈カレンダー処理〉
次いで、金属ロール温度180℃、弾性ロールのショアー硬度85、通紙速度1200m/分、線圧200kN/mで、且つカレンダーニツプ数が4ニツプの条件でオンラインソフトニツプカレンダー処理を行い、本発明の塗工タイプのオフセット印刷用塗工紙を得た。
Figure 0005595073
Figure 0005595073
表1及び2の結果から以下のことが示されている。
実施例1〜7の塗工紙は、軽量にも関わらず、剛度(ISO曲げこわさ)、不透明度及び白紙面感に優れており、ブランケットパイリング抑制効果も良好であり、オフセット印刷に適し、操業性にも問題がないことが確認された。
実施例1とアスペクト比(長径/厚さ)が高い顔料の配合率が低い比較例1,2とを対比すると、比較例1、2は剛度、白紙光沢度に劣っているのに対して、実施例1はその両者が共に優れていることがわかる。
実施例1とアスペクト比(長径/厚さ)が低い顔料を配合した比較例3とを対比すると、比較例3は剛度が劣っているのに対して、実施例1は優れていることがわかる。
一方、原紙白色度と塗工紙白色度の差が5.5%と高い比較例4の塗工紙は、白色度が高いものの不透明度が低く、白紙面感も極端に悪化することがわかる。
比較例5は顔料が無機顔料のみからなるものではなく、さらに中空型プラスチックピグメントを配合しているが、実施例1と対比すると白紙光沢度が高いものの、カレンダーが汚れたり、ストリークが発生して操業性が悪化することが確認された。
以上のことから、低坪量、低塗工量であるにもかかわらず、塗工紙の片面あたりの塗工層重量が7g/m2以下であり、塗工顔料として中空型プラスチックピグメントを実質的に含有せず、アスペクト比(長径/厚さ)が50以上の扁平な顔料を含有し、その含有量が顔料100重量部当たり65重量部以上であり、原紙白色度と塗工紙白色度の差が5%以内であることで、剛度、白紙面感、ブランケットパイリング抑制効果に優れたものとなり、上記の条件を満たした印刷用塗工紙はオフセット印刷に適しているといえる。

Claims (3)

  1. 原紙の少なくとも片面に、顔料及び接着剤からなる塗工層が設けられた印刷用塗工紙において、下記(a)〜()である印刷用塗工紙。
    (a)塗工紙の坪量が50g/m以下であり、
    (b)塗工紙の塗工層重量が片面あたり7g/m以下であり、
    (c)顔料および接着剤からなる塗工層に顔料として無機顔料のみを含有し、
    (d)無機顔料として、アスペクト比(長径/厚さ)が50以上の扁平な顔料を含有し、
    (e)アスペクト比(長径/厚さ)が50以上の扁平な顔料が、顔料100重量部当たり75重量部以上であり、
    (f)前記アスペクト比(長径/厚さ)が50以上の扁平な顔料が、エンジニアードカオリンであり
    (g)原紙白色度と塗工紙白色度の差が5%以内であり、
    (h)塗工紙の白色度が70.2%以下であり、
    (i)白紙光沢度が35.3%以上である。
  2. 顔料および接着剤からなる塗工層が一層からなるものである、請求項に記載の印刷用塗工紙。
  3. 塗工層が黒色色素を含有する請求項1又は2に記載の印刷用塗工紙。
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