JP5016353B2 - 印刷用塗工紙 - Google Patents
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Description
20重量%未満の場合は、良好な白紙面感、高不透明度を達成するための十分な効果をえることが難しい。また、80重量%を超える場合は、白紙光沢度の低下や印刷表面強度が低下するので好ましくない。
また、本発明の上塗り層で使用する顔料は、下塗り層のような規定はなく、製紙用としてごく一般的に使用される重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、カオリン、クレー、デラミネーテッドクレー、タルク、サチンホワイト、シリカ、二酸化チタンなどの無機顔料やプラスチックピグメント、ポリスチレン、尿素樹脂などの有機顔料が挙げられ、これらの顔料のなかから1種以上を使用することができる。白紙光沢度向上の点から顔料100重量部あたりカオリンを50重量部以上含有することが好ましく、より好ましくは75重量部以上である。
本発明における原紙は、パルプ、填料と各種助剤から成る。パルプとしては、化学パルプ、機械パルプ、古紙パルプ等を単独、あるいは任意の比率で混合して用いることができる。
また、本発明においては、原紙に用いる填料として、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、タルク、カオリン、クレー、無定型シリケート、無定型シリカ、酸化チタン、軽質炭酸カルシウム−シリカ複合体、合成樹脂填料等の公知の填料を独あるいは2種類以上を混合して使用することができる。填料の配合量はパルプ重量に対して1〜30重量%程度であり、好ましくは3〜20重量%である。また、必要に応じて通常抄紙工程で使用される薬品類、例えば紙力増強剤、サイズ剤、消泡剤、着色剤、柔軟化剤、嵩高剤(低密度化剤)、歩留まり向上剤などを、本発明の効果を阻害しない範囲で、紙料に添加し抄紙することができる。
原紙の抄紙方法については、特に限定されるものではなく、トップワイヤー等を含む長網マシン、丸網マシン、ギャップフォーマーマシンを用いて、酸性抄紙、中性抄紙、アルカリ抄紙方式で抄紙した原紙のいずれであっても良い。また、サイズプレス、ゲートロールコーター、ビルブレード等を用いて、澱粉、ポリビニルアルコールなどを予備塗工した原紙等も使用可能である。塗工原紙としては、一般の塗工紙に用いられる坪量が25〜400g/m2程度のものが使用され、より好ましくは30〜150g/m2である。
本発明においては、少なくとも弾性ロールと100℃以上に加熱された金属ロールからなるカレンダーで1ニップ以上処理して仕上げることが好ましく、白紙光沢度を高くし、塗工紙の細孔容積の減少を抑えてバランス良く品質を向上させるために、100℃以上の金属ロールと弾性ロールからなるカレンダー処理は2〜8ニップが好ましく、より好ましくは2〜6ニップである。また、金属ロールの表面粗さは、JIS B0651で定義される表面粗さ(Rz:十点平均表面粗さ)の値が0.1〜15μmが好ましい。金属ロールの表面温度としては、より好ましくは120℃以上であり、上限の温度としては250℃が好ましい。処理線圧は、50〜300kN/mが好ましく、より好ましくは50〜200kN/mである。また、弾性ロールの材質は特に限定するものではないが、耐熱性に優れる変性ウレタン系、エポキシ系、ポリエーテル系等のプラスチックから成るものが好ましい。また硬度は、耐熱、耐圧、耐久性の良いショア硬度D80〜94のものを使用することが望ましい。
本発明においてのカレンダー処理の形態としては、少なくとも金属ロールと弾性ロールからなる一対以上のもので処理される。多段処理の場合、例えば、金属ロールと弾性ロールの2ロールからなるタンデムタイプのものを並行に複数設けて処理することができる。あるいは弾性ロールと金属ロールが床面に対して垂直あるいは斜めに複数個設けても良い。
本発明においては、塗工紙の坪量が50〜160g/m2の範囲が好ましく、特に50〜100g/m2の範囲において本発明の効果が顕著である。
〈評価方法〉
(1)顔料の平均粒子径:レーザー回折/散乱式粒度分布測定器(マルバーン(株)製、機器名:マスターサイザー2000)を用いて、体積累積分布の50%点を平均粒子径とした。
(2)坪量:JIS P 8124:1998に従った。
(3)紙厚:JIS P 8118:1998に従った。
(4)密度:JIS P 8118:1998に従った。
(5)不透明度:JIS P 8149:2000に従った。
(6)白紙光沢度:JIS P 8142:1993に従った。
(7)印刷光沢度:ローランド社製4色枚葉印刷機(R304)により、枚葉プロセス印刷用インキ(東洋インキ製:ハイユニティーネオ M)で、印刷速度8000枚/時で、ベタ濃度(墨/藍/紅/黄=1.85/1.60/1.50/1.40)にて、片面4色印刷した。印刷物を10時間程度放置したのち、JIS P 8142:1993に従い、墨ベタ部印刷面の光沢を評価した。
(8)白紙面感:塗工量ムラに影響される光沢ムラなど白紙面感を、4段階で目視評価した。
◎:きわめて良好、○:良好、△:やや劣る、×:劣る
(9)耐ブリスター性:
白紙を高温のシリコーンオイル中に入れる。その際、シリコーンオイルの温度を100〜250℃まで変化させ火ぶくれが発生するときの温度で耐ブリスター性を評価する。
耐ブリスター性が良好な方から、以下の4段階で目視評価した。
◎:きわめて良好、○:良好、△:やや劣る、×:劣る
(10)操業性:ブレードコーターの高速塗工適性
バリデュエル式のブレードコーターにより1400m/minの高速塗工を行い、ブレード刃先に発生するストラグマイトやブリーディング、紙面欠陥(ストリーク)を目視で評価した。
◎:操業性がきわめて良好、○:良好、△:やや劣る、×:劣る
(11)操業性:フィルム転写式コーターの高速塗工適性
ロッドメタリング式のフィルムコーターにより1400m/minの高速塗工を行い、紙面欠陥を目視で評価した。
◎:操業性がきわめて良好、○:良好、△:やや劣る、×:劣る
(12)印刷表面強度
RI-II型印刷試験機にて、東洋インキ製造製SMXタックグレード10、15、20(墨)インキを使用し、ドライでの表面強度を4段階で目視評価した。
◎:極めて優れる、○:優れる、△:やや問題有り、×:問題有り
[実施例1]
下塗り層の顔料として、重質炭酸カルシウムスラリー(ファイマテック社製 FMT97、平均粒子径0.58μm)50部(固形分)、炭酸ガス法で合成されたいがぐり状軽質炭酸カルシウムスラリー (平均粒子径3.5μm)50部(固形分)に対して、接着剤としてスチレン・ブタジエン共重合ラテックスを4部、ヒドロキシエチル化澱粉(ペンフォード社製 PFG295)を20部配合して、さらに水を加えて固形分濃度35%とする塗工液1を得た。
上塗り層の顔料として、微粒カオリンスラリー(ヒューバー社製 ハイドラグロス、平均粒子径0.3μm) 100部(固形分)に対して、接着剤としてスチレン・ブタジエン共重合体ラテックスを6.0部配合、ヒドロキシエチル化澱粉(ペンフォード社製PFG295)を8部配合して固形分濃度が61%になる塗工液2を得た。
塗工原紙は、化学パルプを100%、填料として軽質炭酸カルシウムを11%含有した密度0.74g/cm3で坪量72.5g/m2の上質紙を用いた。
上記原紙に、塗工液1をロッドメタリングサイズプレスで片面辺りの塗工量が3.5g/m2になるように両面塗工・乾燥して、アンダー塗工紙とした。次に、塗工液2をブレードコーターで片面あたりの塗工量が7.5g/m2となるように両面塗工・乾燥して塗工紙を得た。
更に、ショアD硬度91°の弾性ロールを有する2ロール・4スタックの高温ソフトカレンダーを使用し、処理速度1400m/min、1〜4ニップすべてが金属ロール表面温度120℃、線圧200kN/mの条件でカレンダー処理した。
[実施例2]
実施例1において下塗り層に配合された重質炭酸カルシウム(ファイマテック社製 FMT97、平均粒子径0.5μm)50部、炭酸ガス法で合成されたいがぐり状の軽質炭酸カルシウム(平均粒子径3.5μm)50部配合した代わりに、重質炭酸カルシウム(ファイマテック社製 FMT97、平均粒子径0.58μm)50部配合、苛性化法で合成されたいがぐり状の軽質炭酸カルシウム(平均粒子径3.5μm)50部配合した以外は、実施例1と同様の方法にて印刷用塗工紙を得た。
[比較例1]
実施例1において下塗り層に配合された重質炭酸カルシウム(ファイマテック社製 FMT97、平均粒子径0.5μm)50部、いがぐり状の軽質炭酸カルシウム(平均粒子径3.5μm)50部配合した代わりに、重質炭酸カルシウム(ファイマテック社製 FMT97、平均粒子径0.58μm)100部配合した以外は、実施例1と同様の方法にて印刷用塗工紙を得た。
[比較例2]
実施例1において下塗り層の塗工方式をロッドメタリングサイズプレスからブレードコーターに変更した以外は実施例1と同様の方法で塗工紙を得た。
[比較例3]
実施例1において使用した下塗り層に配合された重質炭酸カルシウム(ファイマテック社製 FMT97、平均粒子径0.5μm)50部、いがぐり状の軽質炭酸カルシウム(平均粒子径 3.5μm)50部の代わりに、重質炭酸カルシウム(ファイマテック社製 FMT97 平均粒子径0.5μm)50部、炭酸ガス法で合成されたいがぐり状の軽質炭酸カルシウム(平均粒子径 6.0μm)50部を使用した以外は、実施例1と同様の方法にて印刷用塗工紙を得た。
[比較例4]
実施例1において使用した下塗り層に配合された重質炭酸カルシウム(ファイマテック社製 FMT97、平均粒子径0.5μm)50部、いがぐり状軽質炭酸カルシウム(平均粒子径 3.5μm)50部の代わりに、重質炭酸カルシウム(ファイマテック社製 FMT97、平均粒子径0.5μm)50部、炭酸ガス法で合成したのち湿式粉砕を行なったいがぐり状軽質炭酸カルシウムを(平均粒子径0.7μm)50部を使用した以外は、実施例1と同様の方法にて印刷用塗工紙を得た。
[比較例5]
実施例1において使用した下塗り層に配合された重質炭酸カルシウム(ファイマテック社製 FMT97、平均粒子径0.5μm)50部、いがぐり状軽質炭酸カルシウム(平均粒子径 3.5μm)50部の代わりに、いがぐり状軽質炭酸カルシウム(平均粒子径3.5μm)100部を使用した以外は、実施例1と同様の方法にて印刷用塗工紙を得た。
結果を表1に示した。
Claims (1)
- 原紙上に、顔料および接着剤を含有する塗工層を2層以上設けた印刷用塗工紙において、フィルム転写塗工方式で平均粒子径1.0〜5.0μmのいがぐり状の軽質炭酸カルシウムを全顔料中に20〜80重量%含有した塗工層を下塗り層として設けた後、ブレード塗工方式で針状、柱状、又はいがぐり状の軽質炭酸カルシウムを含有しない上塗り層を設けてなることを特徴とする印刷用塗工紙。
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