JP4179057B2 - オフセット印刷用多層塗工紙 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、3層以上の顔料塗工層を有するオフセット印刷用多層塗工紙に関し、ブレードコーターで塗工する際に発生するストリーク欠陥の少ないオフセット印刷用多層塗工紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷業界においては、光沢度と平滑度の要求レベルは年々高くなっており、塗工紙メーカーでは、印刷物の見栄えが良く、かつコスト高にならない生産性の高い塗工紙の開発が急がれている。
多層塗工方式によるダブル塗工紙は単層塗工紙よりも光沢度および平滑度に優れ、下塗り塗工層に安価な塗料を用いることにより、高品質で低コストな印刷用紙が得られるため、従来から多用されてきた。オフセット印刷用塗工紙を製造する場合にも、1層もしくは2層の顔料塗工層を設け、2層塗工する場合には印刷適性を考慮した高品質な塗料を2層目に塗工している。
【0003】
また、光沢度および平滑度が要求されるA2グレード以上の塗工紙では、通常、原紙に澱粉もしくはポリビニルアルコール(以下PVAと称す)といったサイズ性付与薬品を表面に塗布してサイズ性を付与した後に顔料塗被組成物を塗布しているが、澱粉等の塗布には一般に、抄紙機に付設された2本ロールサイズプレスコーターが用いられるため、塗工量としてはせいぜい両面で2〜3g/m2程度が限界である。
このため原紙へのサイズ性付与にも限界があり、その上に顔料塗工層を設ける場合には少なからず塗料の浸透が発生し、平滑度や光沢度を確保する為に顔料塗工量を増やしてもその効果は必ずしも十分でなく、有機顔料などの光沢発現材料を添加する必要がある。しかしながら、後工程の顔料塗工層の塗布においても、塗工量増加には限界があり、さらに上層の塗工量の増加や、光沢発現材料の添加は原価の上昇につながり、経済的に好ましくない。
また、より高平滑、高光沢の塗工紙を得る為にスーパーカレンダーによる処理条件をより高温、高圧にすることも考えられるが、紙厚が小さくなり過ぎて剛度が低下し、いわゆる腰のない紙になってしまう。
【0004】
上記の内容を踏まえると、スーパーカレンダー等の機械的処理によってではなく、塗工方法によって高平滑化、高光沢化するには、原紙に直接、顔料塗被組成物を塗工して浸透性を抑え、更に顔料塗工層を2層、3層と塗り重ねていけば良いと考えられ、そうすることにより、より高い平滑度および光沢度を持つ塗工紙を得られる可能性がある。しかしながら、塗工紙に高い平滑度を求める場合には一般にフレード塗工方式が採用されるが、顔料塗工層の数を増やすこと自体による平滑性の向上と相俟って、ストリーク発生の問題が生じ、3層以上の顔料塗工層を有する塗工紙は実現されていないのが実状である。
特に、3層以上の顔料塗工においては塗工面の平滑性が高くなりすぎる為に、ブレード塗工する場合に塗料中の微細な異物の逃げ場がなくなり、ストリークが発生し易くなっている。とりわけ近年の高速ブレードコーターによる塗工において、この欠陥は致命的な問題となってしまう。
【0005】
ブレード塗工する際にストリークの発生を抑制する方法については、従来から種々の方法が提案されている。その具体的手段の一つは、特定粒子径を有する粒子の含有率が規定されたカオリンと重質炭酸カルシウムを含む塗被液を、ブレードコーターで基紙上に過剰に供給した後、余剰の塗被液を掻き落とすまでの時間を短時間にすることで、ストリークの発生を抑制する方法である(特許文献1参照。)。また、特定のカオリンと重質炭酸カルシウムを特定の割合で配合し、シアン化ビニルモノマーの割合が特定されたラテックスを接着剤として使用することで、ストリークを抑制しつつ光沢度を高める方法がある(特許文献2参照。)。さらに、ブレードコーティングする塗被液の接着剤の一部として澱粉変性ポリビニルアルコールを使用し、ストリークの発生を防止しようとする提案もなされている(特許文献3参照)。しかし、これらの提案には、3層以上の顔料塗工層を形成する際のストリーク対策については言及されておらず、しかもブレード塗工する塗被液の組成を調節することでストリークの発生を抑制しようとするものである。
【0006】
また、支持体上に顔料塗被層を形成するたびに、型付けロールと対向ロールで形成されるニップ間に通紙して粗面化処理を施した後、次の顔料塗被層を形成することでストリークの発生を解消しようとする提案もある(特許文献4参照。)。しかし、かかる提案は、高速になればなるほど高光沢、高平滑の塗工紙を製造するのが難しくなり、塗工層を3層以上とする目的が果たせず、しかも操業が極めて煩雑である。
さらに、支持体の片面あたり2層の塗工層を有する印刷用塗工紙において、上塗り層を特定のカオリンと重質炭酸カルシウムとラテックスで構成することでオフセット印刷適性の向上を図り、ブリスターの発生を防止するために顔料に対して5〜50重量%の接着剤を含む下塗り層を10g/m2以下の塗工量で形成することでストリークの発生を抑える方法も提案されている(特許文献5参照。)。しかしながら、この提案にも、3層以上の塗工層を形成する際のストリーク対策について、具体的な開示はない。
【0007】
一方、オフセット輪転印刷時に生じるオフ輪じわを解消する為に、けん化度が85モル%以上であるPVAを乾燥重量で1〜6g/m2塗工し、その上に顔料塗工層を設けたオフセット輪転印刷用塗工紙が提案されている(特許文献6参照。)。また、PVAまたはPVAと無機顔料を含む水性液を0.5〜5g/m2塗工し、この塗工層上に顔料塗被層を形成することで塗被紙の乾燥収縮力を特定範囲に収めることでオフ輪じわを解消する方法も提案されている(特許文献7参照。)。しかし、これらの提案には、高光沢かつ高平滑を有する印刷用塗被紙を得る目的で、3層以上の塗工層を形成する際のストリーク対策については、開示されていない。
【0008】
【特許文献1】
特公平1−22399号公報
【特許文献2】
特公平2−480号公報
【特許文献3】
特開平3−59195号公報
【特許文献4】
特開平5−106200号公報
【特許文献5】
特開平5−148796号公報
【特許文献6】
特開平11−350391号公報
【特許文献7】
特開2000−45199号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、3層以上の顔料塗工層を有する多層塗工紙を製造する際に、特に2層目以降の顔料塗工層をブレード塗工する際にストリークの発生を抑制し、それでいて多層塗工紙の特徴である高い平滑度と光沢度を有するオフセット印刷用多層塗工紙を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、原紙の少なくとも片面に、顔料と接着剤を主成分とする顔料塗被液を乾燥塗工量が2〜20g/mとなるように塗布、乾燥した顔料塗工層を3層以上有するオフセット印刷用多層塗工紙において、原紙に最も近い第1顔料塗工層が接着剤を顔料100質量部あたり5質量部以上含有し、かつ第1顔料塗工層と第1顔料塗工層に隣接する第2顔料塗工層の双方が、顔料として、平均粒子径が1.3μm以上2.0μm以下の重質炭酸カルシウムを、顔料の40質量%以上含有し、さらに第1顔料塗工層および第2顔料塗工層のいずれか一方に、接着剤として、けん化度85モル%以上のポリビニルアルコールを顔料100質量部あたり10〜90質量部含有し、さらに原紙側から数えて第3層目以降の顔料塗工層が、ハーキュレスハイシェア粘度計で測定した粘度が50mPa・s以下の顔料塗被液を用いて形成された塗工層であることを特徴とするオフセット印刷用多層塗工紙である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明において、各顔料塗工層の乾燥塗工量は2g/m以上であることが必要で、2g/m未満の塗工量では多層塗工紙としての十分な光沢度と平滑度が得られない。逆に塗工量が20g/mを越えると、平滑度が高くなりすぎてストリークやスクラッチが発生してしまう。このため、本発明では、第1顔料塗工層と第2顔料塗工層の双方に特定の平均粒子径を持つ重質炭酸カルシウムを特定量配合し、かつ第1顔料塗工層または第2顔料塗工層にけん化度85モル%以上のPVAを特定量配合することにあり、さらに、第3顔料塗工層以降の塗工層が特定の平均粒子径を持つカオリンを特定量含有し、その顔料塗被組成物がハーキュレスハイシェア粘度を特定の値以下で、塗工形成されることにある。
因みに、第1顔料塗工層と第2顔料塗工層の双方に平均粒子径1.3μm以上の重質炭酸カルシウムが40質量%以上存在しないと、顔料塗工層の平滑度が高くなりすぎてストリークを誘発してしまう。また、第1顔料塗工層と第2顔料塗工層の双方が上記重質炭酸カルシウムを含まず、しかも何れの層にもPVAが顔料100質量部あたり5質量部以上、好ましくは10質量部以上存在しないと、塗被組成物の保水性が不充分なため、やはりストリークを誘発してしまう。
なお、第1顔料塗工層および第2顔料塗工層に使用する重質炭酸カルシウムの平均粒子径が大きすぎると、塗工層の平滑性を過度に低下させる虞もあるため、その上限は2μm程度が好ましい。また、重質炭酸カルシウムの配合割合の上限は、目的とする品質やコスト等を考慮して決める必要があるが、100質量%まで可能である。さらに、第3顔料塗工層以降の塗工層を、そのハーキュレスハイシェア粘度が50mPa・sを越える顔料塗被組成物で形成する場合には、塗被組成物の流動性が損なわれるため、やはりストリークを誘発してしまう。なお、第3層以降に用いる顔料塗被組成物のハーキュレスハイシェア粘度の下限値は、一般に10mPa・s程度である。本発明におけるハーキュレスハイシェア粘度の数値は、粘度測定開始時の塗被組成物の温度を20℃に定めて測定したものである。
【0012】
また、本発明では、第1顔料塗工層を2本ロールサイズプレスコーター、ゲートロールサイズプレスコーターもしくはメタリングサイズプレスコーターの如きロール塗工方式のコンパクト両面同時塗工装置で形成すると、第1顔料塗工層の平滑性が適度に抑えられて、2層目以降の顔料塗工層をブレードコーターで塗工する際にストリークの発生が極めて少なくなるため、このような塗工方式を採用するのが望ましい。
【0013】
第3顔料塗工層以降の塗工層には、平均粒子径0.5μm以下のカオリンを、顔料成分の60質量%以上となるように含有せしめると、塗料(顔料塗被組成物)の流動性が高まり、更にストリークの発生を抑えることができ、ストリーク欠陥が殆どなく、しかも平滑度や光沢度により優れたオフセット印刷用塗工紙が得られるなお、平均粒子径の下限値については特に限定はないが、一般にカオリンは0.1μmである。また、本発明では、第3顔料塗工層以降の塗工層の顔料を、かかるカオリンのみで構成することも可能である
【0014】
前述の如く、本発明では、第1顔料塗工層および第2顔料塗工層のいずれか一方に、接着剤として、鹸化度85モル%以上のPVAを、顔料100質量部あたり5質量部以上、好ましくは10〜90質量部配合し、その上にハーキュレスハイシェア粘度計による粘度が50mPa・s以下の顔料塗被組成物を塗工して第3層以降の塗工層を形成することで、ストリーク欠陥の発生が極めて少なく、しかも平滑度と光沢度に優れるのみならず、オフセット印刷の乾燥工程で発生するオフ輪じわと呼ばれるひじわも改善されたオフセット印刷用多層塗工紙が得られる。
【0015】
前記の如く、本発明の第1顔料塗工層と第2顔料塗工層を構成する顔料には、平均粒子径が1.3μm以上2.0μm以下の重質炭酸カルシウムを40重量%用いるが、それ以外の顔料として、平均粒子径が1.3μm未満の重質炭酸カルシウムの他、通常の顔料塗工層に使用されるカオリン、軽質炭酸カルシウム、サチンホワイト、タルク、酸化チタン、水酸化アルミニウム、シリカ、酸化亜鉛、活性白土、珪素土、硫酸バリウム、硫酸カルシウムまたはプラスチックピグメント等の1種以上を適宜配合することができる。
【0016】
本発明において、第1顔料塗工層と第2顔料塗工層を構成する接着剤は、その配合量が顔料100質量部あたり5質量部以上、好ましくは10〜90質量部であれば、その種類については特に限定されず、アクリル系、スチレン−アクリル系、スチレン−ブタジエン系、酢酸ビニル−アクリル系、ブタジエン−メチルメタクリル系、酢酸ビニル−ブチルアクリレート系等の各種共重合体ラテックス、酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル化澱粉、酵素変性澱粉、カゼイン、PVA、ポリアクリルアミド等を使用することができる。なお、第1顔料塗工層および第2顔料塗工層のいずれか一方にけん化度85モル%以上のPVAを10〜90質量部配合すると、塗工層表面の平滑度が適度に下がってストリークの発生が抑制されるだけでなく、ウェットピック強度を高めることができ、しかもオフ輪じわと称されるオフ輪印刷特有のひじわを解消することもできる。
【0017】
第3顔料塗工層以降の塗工層には、ハーキュレスハイシェア粘度計で測定した粘度が50mPa・s以下の物性を有する顔料塗被組成物であれば、それを構成する顔料や接着剤に格別の制限はない。顔料としては、例えば、クレー、カオリン、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、硫酸バリウム、酸化亜鉛、サチンホワイト、硫酸カルシウム、タルク等の無機顔料の他、プラスチックピグメント、有機中空微粒子等の有機顔料などの塗被紙製造分野で使用されている顔料の1種以上を適宜選択して使用できるが、平均粒子径0.5μm以下のカオリンを、顔料成分の60質量%以上含有せしめることが、より好ましい。接着剤も特別のものである必要はなく、例えば、澱粉、カゼイン、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ポリアクリル酸等の水溶性接着剤やスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス、スチレン−アクリル酸系共重合体ラテックス等の水分散性接着剤の1種又は2種以上が適宜使用できる。そして、顔料と接着剤の比率についても特に限定はなく、一般に顔料100質量部あたり5〜25質量部の範囲で配合される。なお、顔料塗被組成物のハーキュレスハイシェア粘度を所定の範囲に収める方法には、例えば、顔料塗被組成物の濃度を調節する方法、接着剤の配合部数で調節する方法、使用する顔料の平均粒子径で調節する方法などが挙げられ、これらの何れを採用してもよい。
【0018】
本発明において、各顔料塗工層を形成するための顔料塗被組成物中には、必要に応じて、消泡剤、着色剤、離型剤、流動変性剤等の各種助剤を配合することができる。
かくして得られた顔料塗被組成物は、原紙の少なくとも片面に、乾燥塗工量が2〜20g/m2となるように塗布・乾燥される。
【0019】
本発明で使用する原紙のパルプ構成は特に限定されず、例えば、広葉樹晒クラフトパルプ、針葉樹晒クラフトパルプ、高歩留りパルプ、古紙パルプ等の中から1種ないしは2種以上を任意に選択して配合することができ、これらのパルプは離解工程等を経て配合され、公知のサイズ剤、定着剤、填料、歩留向上剤等が添加されて酸性あるいは中性乃至はアルカリ性抄紙法にて抄造されて原紙が製造される。
原紙には、通常、填料が内添されるが、かかる填料としては特に限定されるものではなく、例えば、クレー、焼成クレー、ケイソウ土、タルク、カオリン、焼成カオリン、デラミカオリン、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、非晶質シリカ、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化亜鉛等の無機填料、尿素−ホルマリン樹脂、ポリスチレン樹脂、フェノール樹脂、微小中空粒子などの有機填料を、単独もしくは適宜2種類以上を組み合わせて使用される。上記填料の配合量は、紙灰分が4〜18%の範囲となるように配合するのが好ましい。なお、填料の配合割合が多くなると、紙の層間強度が低くなるので、ブリスタ等の紙質との調和を図ることが必要である。
【0020】
このようにして得られたオフセット印刷用多層塗工紙は、通常キャレンダーに通紙して加圧平滑化処理が施された後、巻取り製品もしくは枚葉製品として仕上げられる。この場合のキャレンダー装置についても特に限定されるものではなく、グロスあるいはマットキャレンダーとして、例えばスーパーキャレンダー、グロスキャレンダー、ソフトコンパクトキャレンダー等の金属またはドラムと弾性ロールより構成される各種キャレンダーが、オンマシンまたはオフマシン仕様で、任意に選択、使用される。
【0021】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は、それらの実施例に限定されるものではない。なお、実施例および比較例中の「部」および「%」は特に断らない限り、それぞれ固形分換算した「質量部」および「質量%」を示す。
実施例および比較例における諸測定値ならびに多層塗工紙の評価方法は、以下の通りである。
(1)顔料の粒度分布:X線透過式粒度分布測定装置(セディグラフ5100/島津製作所製)を用いて測定した。
(2)ハイシェア粘度:ハーキュレスハイシェア粘度計(熊谷理機工業製)を用いて、温度20℃でボブF、8800rpmで測定した。
(3)ストリーク発生状況:第3顔料塗工層をブレードコーターで塗工した時のストリークの発生状況を目視にて4段階で評価した。
◎:ストリークの発生は全く見られない。
○:1cm以下のストリークがたまに見受けられるが、問題にならないレベル。
△:1cm〜100cmまでのストリークがたまに見受けられるが、欠陥として除去可能なレベル。
×:100cm以上のストリークが発生し、製品として扱えないレベル。
(4)平滑度:JAPAN TAPPI No.5に準拠して王研式平滑度計(旭精工製)で測定。
(5)光沢度:TAPPI−T480に準拠し、光沢度計(村上色彩技術研究所)を用いて75度での光沢度を測定。
(6)乾燥収縮率:JIS−P−8111に準拠して室温23℃、相対湿度50%の条件下で調湿した多層塗工紙サンプルを、マシンの流れ方向に直交するように幅2mm、長さ2cmのスパンが取れるように切り取って、熱機械分析機〔TMA/SS6000;セイコー電子工業製〕に一定荷重5gfを掛けてセットする。次いで、端子プローブのPID制御の値として、P(比例)=100、I(積分)=1、D(微分)=100を使用した上で20℃より200℃/分の速さで設定温度300℃まで昇温を行い、300℃で2分間保持した場合の、昇温開始から1.5分後の乾燥により発生した収縮率を測定する。
乾燥収縮率(%)=(乾燥前のサンプル長さ−乾燥開始後1.5分後のサンプル長さ)/乾燥前のサンプル長さ×100
(7)オフ輪じわの評価:三菱重工製のオフセット輪転印刷機(三菱リソピアL−BT3−1100)を用いて、多層塗工紙に4色ベタ図柄の両面印刷を行った。印刷条件としては、印刷速度600rpm、乾燥機出口での紙面温度140℃を採用し、乾燥機通過後の冷却ロールには10℃の冷却水を通した。
印刷後の多層塗工紙に発生したしわの状況を目視にて2段階で評価した。
○:ほとんどオフ輪じわの発生が認められない。
△:明確なオフ輪じわの発生が認められるが、実用上耐えうるレベル。
【0022】
参考例1
(原紙の製造および第1顔料塗工層の形成)
LBKP70部(フリーネス400ml/csf)、NBKP30部(フリーネス480ml/csf)からなるパルプスラリーに、填料として軽質炭酸カルシウムを紙灰分が6.5%となるように添加し、さらにパルプに対して、内添サイズ剤としてAKDサイズ剤(商品名:サイズパインK−902/荒川化学製)0.1%および硫酸アルミニウム0.5%をそれぞれ添加した紙料を調成し、抄速750m/分で絶乾62g/mの原紙を抄紙し、さらに連続して予め調製した塗料(下記顔料塗被組成物▲1▼)をゲートロールサイズプレスコーターで乾燥塗工量が両面で8g/mとなるように塗工し、乾燥した。
【0023】
(顔料塗被組成物▲1▼の調製)
平均粒子径1.4μmの重質炭酸カルシウム(商品名:ハイドロカーブK−6/備北粉化製)40部、平均粒子径0.8μmのブラジルカオリン(商品名:センチュリーHC/PPSA製)60部からなる顔料を、コーレス分散機で水中に分散して顔料スラリを得た。このスラリにスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(商品名:DL−921/ダウケミカル製)5部(固形分)、予め糊化した酸化澱粉(商品名:エースA/王子コーンスターチ製)5部(固形分)を添加し、最終的に固形分濃度50%の顔料塗被組成物▲1▼を調製した。
【0024】
(顔料塗被組成物▲2▼の調製)
平均粒子径1.3μmの重質炭酸カルシウム(商品名:ソフトン2200/備北粉化製)40部、平均粒子径0.8μmのブラジルカオリン(商品名:センチュリーHC/PPSA製)60部からなる顔料を、コーレス分散機で水中に分散して顔料スラリを得た。このスラリにスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(商品名:DL−921/ダウケミカル製)10部(固形分)、予め糊化した酸化澱粉(商品名:エースA/王子コーンスターチ製)1.0部(固形分)を添加し、最終的に固形分濃度64%の顔料塗被組成物▲2▼を調製した。
【0025】
(顔料塗被組成物▲3▼の調製)
平均粒子径0.8μmの重質炭酸カルシウム(商品名:ソフトン2600/備北粉化製)40部、平均粒子径0.9μmのブラジルカオリン(商品名:カピムNP/RCC製)60部からなる顔料を、コーレス分散機で水中に分散して顔料スラリを得た。このスラリにスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(商品名:PA−9000/日本エイアンドエル製)10部(固形分)、予め糊化した酸化澱粉(商品名:エースA/王子コーンスターチ製)3.0部(固形分)を添加し、最終的に固形分濃度64%、ハーキュレスハイシェア粘度42mPa・sの顔料塗被組成物▲3▼を調製した。
【0026】
(印刷用多層塗工紙の製造)
顔料塗被組成部▲1▼を塗工した原紙に、上記顔料塗被組成物▲2▼を、片面当たりの乾燥塗工量が8g/m2になるようにブレードコーターにて速度1000m/分で2層目の顔料塗工層として片面ずつ塗工、乾燥して両面ダブル塗工紙を得た。引き続き上記顔料塗被組成物▲3▼を、両面ダブル塗工紙に片面当りの乾燥塗工量が8g/m2になるようにブレードコーターにて速度1000m/分で3層目の顔料塗工層として片面ずつ塗工、乾燥して両面トリプル塗工紙を得た。次いで、この両面トリプル塗工紙を、金属ロール(ロール温度120℃)と樹脂ロールよりなる加熱ソフトカレンダーに密度が1.2g/cmとなるように、それぞれの面が2回金属ロールに接触するように通紙して印刷用多層塗工紙を得た。
【0027】
参考例2
参考例1において、3層目に塗工した顔料塗被組成物▲3▼の平均粒子径0.8μmの重質炭酸カルシウム(商品名:ソフトン2600/備北粉化製)40部を平均粒子径0.7μmの重質炭酸カルシウム(商品名:ハイドロカーブK−9/備北粉化製)40部に置き換え、平均粒子径0.9μmのブラジルカオリン(商品名:カピムNP/RCC製)60部を平均粒子径0.3μmの微細カオリン(商品名:ミラグロスJ/エンゲルハード製)60部に置き換えて、固形分濃度64%、ハーキュレスハイシェア粘度33mPa・sの顔料塗被組成物を調製し、この顔料塗被組成物を使用した以外は参考例1と全く同様にして印刷用多層塗工紙を得た。
【0028】
実施例1
参考例1において、1層目に塗工した顔料塗被組成物▲1▼のスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(商品名:DL−921/ダウケミカル製)5部(固形分)と酸化澱粉(商品名:エースA/王子コーンスターチ製)5部(固形分)を、重合度500の完全けん化PVA(商品名:PVA105/クラレ製)30部に置き換え、固形分濃度39%の顔料塗被組成物を調製し、この顔料塗被組成物を使用した以外は参考例1と全く同様にして印刷用多層塗工紙を得た。
【0029】
実施例2
参考例1において、2層目に塗工した顔料塗被組成物▲2▼のスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(商品名:DL−921/ダウケミカル製)10部(固形分)と酸化澱粉(商品名:エースA/王子コーンスターチ製)1.0部(固形分)を、重合度500の完全けん化PVA(商品名:PVA105/クラレ製)30部に置き換え、固形分濃度38%の顔料塗被組成物を調製し、この顔料塗被組成物を使用した以外は参考例1と全く同様にして印刷用多層塗工紙を得た。
【0030】
参考例3
参考例1において、1層目に塗工した顔料塗被組成物▲1▼のスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(商品名:DL−921/ダウケミカル製)5部(固形分)と酸化澱粉(商品名:エースA/王子コーンスターチ製)5部(固形分)を、重合度500の完全けん化PVA(商品名:PVA105/クラレ製)30部に置き換え、さらに平均粒子径1.4μmの重質炭酸カルシウム(商品名:ハイドロカーブK−6/備北粉化製)40部を平均粒子径0.6μmの重質炭酸カルシウム(商品名:FMT90/ファイマテック製)40部に置き換えて、固形分濃度39%の顔料塗被組成物を調製し、この顔料塗被組成物を使用した以外は参考例1と全く同様にして印刷用多層塗工紙を得た。
【0031】
比較例1
参考例1において、原紙の両面に塗工した顔料塗被組成物▲1▼の平均粒子径1.4μmの重質炭酸カルシウム(商品名:ハイドロカーブK−6/備北粉化製)40部を平均粒子径0.6μmの重質炭酸カルシウム(商品名:FMT90/ファイマテック製)40部に置き換えて固形分濃度50%の顔料塗被組成物を調製し、さらに顔料塗被組成物▲2▼の平均粒子径1.3μmの重質炭酸カルシウム(商品名:ソフトン2200/備北粉化製)40部を平均粒子径0.6μmの重質炭酸カルシウム(商品名:FMT90/ファイマテック製)40部に置き換えて固形分濃度64%の顔料塗被組成物を調製し、これらの顔料塗被組成物を1層目の塗工と2層目の塗工に用いた以外は参考例1と全く同様にして印刷用多層塗工紙を得た。
【0032】
比較例2
参考例1において、原紙の両面に塗工した顔料塗被組成物▲1▼の平均粒子径1.4μmの重質炭酸カルシウム(商品名:ハイドロカーブK−6/備北粉化製)40部を平均粒子径0.6μmの重質炭酸カルシウム(商品名:FMT90/ファイマテック製)40部に置き換えて固形分濃度50%の顔料塗被組成物を調製し、この顔料塗被組成物を用いた以外は参考例1と全く同様にして印刷用多層塗被紙を得た。
【0033】
比較例3
参考例1において、顔料塗被組成物▲2▼の平均粒子径1.3μmの重質炭酸カルシウム(商品名:ソフトン2200/備北粉化製)40部を平均粒子径0.6μmの重質炭酸カルシウム(商品名:FMT90/ファイマテック製)40部に置き換え、固形分濃度64%の顔料塗被組成物を調製し、この顔料塗被組成物を使用した以外は参考例1と全く同様にして印刷用多層塗工紙を得た。
【0034】
比較例4
参考例1において、顔料塗被組成物▲3▼の平均粒子径0.8μmの重質炭酸カルシウム(商品名:ソフトン2600/備北粉化製)40部を平均粒子径1.4μmの重質炭酸カルシウム(商品名:ハイドロカーブK−6/備北粉化製)40部に置き換え、平均粒子径0.9μmのブラジルカオリン(商品名:カピムNP/RCC製)60部を平均粒子径2.5μmの粗粒デラミカオリン(商品名:Nusurf/エンゲルハード製)60部に置き換えて、最終的に固形分濃度64%、ハーキュレスハイシェア粘度55mPa・sの顔料塗被組成物を調製し、この顔料塗被組成物を用いた以外は参考例1と全く同様にして印刷用多層塗工紙を得た。
【0035】
比較例5
参考例1において、1層目に塗工した顔料塗被組成物▲1▼の酸化澱粉(商品名:エースA/王子コーンスターチ製)5部を1部(固形分)とし、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(商品名:DL−921/ダウケミカル製)5部を2部(固形分)に変更して固形分濃度52%の顔料塗被組成物を調製し、この顔料塗被組成物を用いた以外は参考例1と全く同様にして印刷用多層塗工紙を得た。
【0036】
比較参考例1
参考例1において、原紙の両面に塗工した顔料塗被組成物▲1▼に代えて、予め糊化した酸化澱粉(商品名:エースA/王子コーンスターチ製)をゲートロールサイズプレスコーターで乾燥塗工量が両面で2g/mとなるように塗工し、次いで2層目に塗工した顔料塗被組成物▲2▼のスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(商品名:DL−921/ダウケミカル製)10部(固形分)と酸化澱粉(商品名:エースA/王子コーンスターチ製)1.0部(固形分)を重合度500の完全けん化PVA(商品名:PVA105/クラレ製)30部(固形分)に置き換えて固形分濃度40%の顔料塗被組成物を調製し、この顔料塗被組成物を2層目に塗工した以外は参考例1と全く同様にして印刷用多層塗工紙を得た。
【0037】
比較参考例2
参考例1において、原紙の両面に塗工した顔料塗被組成物▲1▼に代えて、予め糊化した酸化澱粉(商品名:エースA/王子コーンスターチ製)をゲートロールサイズプレスコーターで乾燥塗工量が両面で2g/mとなるように塗工した以外は参考例1と全く同様にして印刷用多層塗工紙を得た。
【0038】
各実施例、比較例および比較参考例で得た印刷用多層塗工紙について、平滑度、光沢度および乾燥収縮率を前記の方法で評価した。
また、各実施例、比較例および比較参考例で得た印刷用多層塗工紙のそれぞれに、前記の方法でオフセット輪転印刷を施し、印刷された各塗工紙についてオフ輪じわ発生の有無を評価した。結果を表1に示した。なお、表1には、第3層目の顔料塗被組成物を塗工した際のストリーク発生状況も併記した。
【0039】
【表1】
Figure 0004179057
【0040】
【発明の効果】
表1に示す結果から明らかなように、本発明の実施例で得られた印刷用多層塗工紙は、ストリークの発生が極めて少なく、しかも高い平滑度と光沢度を有する優れた塗工紙であった。

Claims (2)

  1. 原紙の少なくとも片面に、顔料と接着剤を主成分とする顔料塗被液を乾燥塗工量が2〜20g/mとなるように塗布、乾燥した顔料塗工層を3層以上有するオフセット印刷用多層塗工紙において、原紙に最も近い第1顔料塗工層が接着剤を顔料100質量部あたり5質量部以上含有し、かつ第1顔料塗工層と第1顔料塗工層に隣接する第2顔料塗工層の双方が、顔料として、平均粒子径が1.3μm以上2.0μm以下の重質炭酸カルシウムを、顔料の40質量%以上含有し、さらに第1顔料塗工層および第2顔料塗工層のいずれか一方に、けん化度85モル%以上のポリビニルアルコールを顔料100質量部あたり10〜90質量部含有し、さらに原紙側から数えて第3層目以降の顔料塗工層が、ハーキュレスハイシェア粘度計で測定した粘度が50mPa・s以下の顔料塗被液を用いて形成された塗工層であることを特徴とするオフセット印刷用多層塗工紙。
  2. 前記第3層目以降の顔料塗工層が、顔料として、平均粒子径0.5μm以下のカオリンを顔料の60質量%以上含有する請求項1に記載のオフセット印刷用多層塗工紙。
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