JP2013148700A - 湿式電子写真印刷用紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、液体トナーを使った電子写真方式を用いた印刷時に、液体トナーの紙への定着性がより良好で光沢度がより高くかつ、一般的な商業印刷にも好適に使用可能である湿式電子写真印刷用紙を供給することである。
【解決手段】本発明に係る湿式電子写真印刷用紙は、支持体に顔料及び接着剤を含有するキャスト塗工液を原紙の表面に塗工してキャスト塗工層を設け、次いで乾燥し、乾燥した前記キャスト塗工層の表面を再湿潤して鏡面光沢を有するキャストドラムに圧接し、乾燥することからなるリウェット法によってキャスト処理したキャストコート紙において、光沢面の0.1秒後の接触角と20秒後の接触角の差が3度以内であり、顔料中に亜鉛成分を含むことを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、湿式電子写真印刷に用いられる印刷用紙に関する。さらに詳しくは、液体トナーを使った電子写真方式を用いて印刷する時に、液体トナーの紙への定着性が良好で、光沢度の高いキャスト法で製造する湿式電子写真印刷用紙であり、かつ、オフセット印刷方式又は凸版印刷方式での印刷にも好適に使用可能な印刷用紙に関する。
商業印刷の主体は、キャスト紙、アート紙、コート紙、微塗工紙若しくは非塗工の普通紙又は板紙を用いたオフセット印刷である。しかし、近年は多品種小ロット印刷に対応するため、乾式電子写真方式、湿式電子写真方式又はインクジェット方式といった可変情報を扱えるオンデマンド印刷方式が開発されてきた。これらのオンデマンド印刷方式の中でも、湿式電子写真方式は、オフセット印刷に近い画像が得られるため、急速に需要が伸びてきている。湿式電子写真印刷の分野が、今後更に成長するためには、次に述べる用紙の適性の他に、専用紙ではなく、安価で入手し易い一般的に商業印刷で使用されている用紙がそのまま使用できることが重要な点となる。
湿式電子写真方式は、感光体上に現像された液体トナーを転写ドラムへ転移させ、液体トナー中の溶剤を揮発させ、圧力などによって転写ドラムから紙へ転写して印刷を行う。湿式電子写真印刷用紙には、液体トナーの転写ドラムから用紙への転移性、液体トナーの定着性及び用紙の走行性が求められる。特に液体トナーの定着性が弱いと、印刷後の印刷面同士の擦れなどによって、印刷面からトナーが欠落するため注意が必要である。
液体トナーの定着性を高める方法として、用紙にイミン系化合物を塗布するいわゆるサファイヤ処理が行われてきた。サファイヤ処理した用紙は、液体トナーの定着性には有効であるが、一般紙と異なり製造コストが高い、経時で性能が劣化する、変色するなどの問題点があった。
塗工紙タイプの湿式電子写真印刷用紙に関し、スムースター平滑度、ベック平滑度及びスムースター透気度などを規定してトナー定着性及び転移性を有し、光沢感を備えた湿式電子写真用記録シートがある(特許文献1、2、3又は4を参照。)。
特許文献1〜4に記載された湿式電子写真用記録シートは、いずれも単純に紙表面の平滑性又は透気性だけに着目しており、良好な液体トナーの定着性を得ることができない。さらに、これらの湿式電子写真用記録シートは、オフセット印刷方式又は凸版印刷方式で使用される油性インクの乾燥性をはじめとして不具合を生じ、不向きである。また、キャスト法で製造した湿式電子写真印刷用紙には触れておらず、未だに発明されていない。
特開2005−134533号公報 特開2005−99652号公報 特開2005−134534号公報 特開2005−134535号公報
本発明の目的は、前述した問題点を解消し、液体トナーを使った電子写真方式を用いて印刷する時に、液体トナーの紙への定着性がより良好で光沢度がより高く、かつ、一般的な商業印刷のオフセット印刷方式や凸版印刷方式での印刷にも好適に使用可能であるキャスト法で製造する湿式電子写真印刷用紙を供給することである。
本発明者らは、湿式電子写真印刷用紙適性について鋭意検討を重ねた結果、キャスト面の接触角の変化を制限することによって、課題を達成できることを見出した。すなわち、本発明に係る湿式電子写真印刷用紙は、支持体に顔料及び接着剤を含有するキャスト塗工液を原紙の表面に塗工してキャスト塗工層を設け、次いで乾燥し、乾燥した前記キャスト塗工層の表面を再湿潤して鏡面光沢を有するキャストドラムに圧接し、乾燥することからなるリウェット法によってキャスト処理したキャストコート紙において、蒸留水を用いた光沢面の0.1秒後の接触角と20秒後の接触角の差が3度以内であり、顔料中に亜鉛成分を含むことを特徴とする。
本発明に係る湿式電子写真印刷用紙では、前記キャスト塗工層中の亜鉛成分の含有量が0.1質量%〜3質量%であることが好ましい。亜鉛によりキャスト塗工層中の水溶性接着剤を不溶化させることで、接触角をより制御することが出来る。またオフセット印刷での湿し水への溶出が抑制され地汚れが発生しにくくなる。
本発明に係る湿式電子写真印刷用紙では、キャスト塗工層中に潤滑剤を含み、潤滑剤がポリエチレンであり、かつポリエチレンの含有量が顔料に対して0.1質量部〜3質量部であることが好ましい。
ポリエチレンを含むことにより光沢面に適度な細孔が設けられ、また疎水性の表面を形成することで接触角をより制御することが出来る。
本発明は、液体トナーを使った電子写真方式を用いて印刷する時に、液体トナーの紙への定着性が良好で光沢度の高い、キャスト法で製造する湿式電子写真印刷用紙であり、かつ、オフセット印刷方式又は凸版印刷方式での印刷にも好適に使用可能な印刷用紙を供給することができる。
次に、本発明について実施形態を示して詳細に説明するが、本発明はこれらの記載に限定して解釈されない。本発明の効果を奏する限り、実施形態は種々の変形をしてもよい。
本実施形態に係る湿式電子写真印刷用紙は、支持体に顔料、接着剤及び亜鉛化合物を含有するキャスト塗工液を原紙の表面に塗工してキャスト塗工層を設け、次いで乾燥し、乾燥した前記キャスト塗工層の表面を再湿潤して鏡面光沢を有するキャストドラムに圧接し、乾燥することからなるリウェット法によってキャスト処理したキャストコート紙において蒸留水を用いた光沢面の0.1秒後の接触角と20秒後の接触角の差が3度以内である。ここで、本発明における接触角とは、光沢面と蒸留水との角度を示す。
蒸留水を用いたキャスト面の0.1秒後の接触角と20秒後の接触角の差を一定の範囲に制御することで、転写ドラムから用紙への液体トナーの転移性を良好とすることができる。また、オフセット印刷方式又は凸版印刷方式での印刷にも好適に使用可能な印刷用紙を供給することができる。本実施形態に係る湿式電子写真印刷用紙では、蒸留水を用いた光沢面の0.1秒後の接触角と20秒後の接触角の差は、3度以内である。好ましくは、2度以内であり、さらに好ましくは1.5度以内である。3度を超えると、液体トナーの接着成分はキャスト塗工層の水平方向へ広がり、垂直方向への入り込みが不足し結果として液体トナーの定着性が悪化しやすい。また、オフセット印刷した場合、キャスト塗工層から湿し水への溶出分が多くなり、結果として印刷版の地汚れが発生しやすくなり連続印刷をすることが出来ない場合がある。
本実施形態に係る湿式電子写真印刷用紙に使用する支持体は、原料パルプを公知の湿式抄紙機で単層又は多層で抄紙した紙又は板紙を使用することができる。原紙の原料パルプとしては、透気性を有する公知のパルプを選択することができる。例えば、広葉樹材又は針葉樹材を蒸解して得られる未さらしパルプ、広葉樹さらしクラフトパルプ(LBKP)、針葉樹さらしクラフトパルプ(NBKP)などの化学パルプ、グランドパルプ(GP)、加圧式砕木パルプ(PGW)、リファイナー砕木パルプ(RMP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、ケミメカニカルパルプ(CMP)、ケミグランドパルプ(CGP)などの機械パルプ、脱墨古紙パルプなどの古紙パルプが挙げられる。これらの原料パルプから適宜選択したパルプを単独又は2種以上を混合して使用することができる。
前記原料パルプは、離解機及び叩解機を使用して適切な叩解度を有するパルプスラリーとする。各層のパルプの叩解度は、本実施形態では、限定されるものではないが、カナダ標準ろ水度(JIS P 8121:1995 パルプのろ水度試験方法)でCFS300ml以上600ml以下とすることが好ましい。より好ましくは、CFS350ml以上550ml以下である。CFS300ml未満では、原紙の透気性が悪化し、キャスト処理時にピットと呼ばれるクレーター状の微小な欠点が発生する場合がある。一方、CFS600mlを超えると、原紙がポーラスになり、キャスト塗工液が原紙に多く浸透し、結果として光沢度が低下する場合がある。また、塗工層の結合や印刷用紙の表面強度が弱くなるため、印刷時に紙ムケなどが発生し、使用に適さない場合がある。
また、パルプスラリーには、原料パルプの他に、必要に応じて従来公知の填料、サイズ剤、定着剤、歩留まり向上剤、紙力増強剤などの各種添加剤を1種以上用いて混合することができる。填料は、例えば、白土、タルク、カオリン、焼成クレー、炭酸カルシウム、非晶質シリカ、二酸化チタンである。填料は、パルプ100部に対して2〜20部添加することが好ましい。サイズ剤は、例えば、ロジンサイズ、アルキルケテンダイマー、無水アルケニルコハク酸である。サイズ剤は、パルプ100部に対して0.02〜1.0部添加することが好ましい。歩留まり向上剤は、例えば、コロイダルシリカ、カチオン性歩留まり向上剤、アニオン性歩留まり向上剤である。歩留まり向上剤は、パルプ100部に対して0.003〜0.05部添加することが好ましい。紙力増強剤は、例えば、カチオン化澱粉、両性澱粉、ポリアクリルアマイドである。紙力増強剤は、パルプ100部に対して0.05〜1.5部添加することが好ましい。定着剤としては、例えば硫酸バンドである。定着剤は、パルプ100部に対して0.05〜4.0部添加することが好ましい。
前記パルプスラリーを、長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機などの公知の湿式抄紙機を用いて、単層又は多層で抄紙し、乾燥させて原紙を抄造することができる。なお、本実施形態では、抄紙方法は特に限定されず、酸性紙、中性紙又はアルカリ性紙を包含する。
原紙の片面又は両面には、澱粉、ポリビニルアルコール、外添用サイズ剤、合成樹脂などの公知の表面サイズ液を、サイズプレス、ゲートロールコーター、サイザー、ロールコーター、エアーナイフコーター、ロッドコーターなどの公知の塗工機で塗布することができる。さらに、本実施形態では、原紙として、顔料及びバインダーを含有する顔料塗工組成物を下塗り層として塗工した塗工紙、キャスト塗工層の裏面に前記顔料塗工組成物を塗工した塗工紙、裏面をキャスト処理して光沢仕上げした塗工紙などの塗工紙を使用することができる。また、インク受容層を設けてインクジェット印字に適したインクジェット記録紙とすることもできる。下塗り層には、顔料、接着剤、澱粉などを含有していることが好ましい。顔料としては、カオリンクレー、焼成クレー、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、サチンホワイト、水酸化アルミニウム、二酸化チタン、硫酸バリウム、プラスチックピグメントから選択するとよい。また、接着剤としては、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体などの共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル酸エステルの重合体、アクリル酸エステル共重合体などのアクリル系重合体ラテックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのビニル系重合体ラテックスなどが選択され、顔料100部に対して10〜30部添加することが好ましい。また、澱粉としては、燐酸エステル化澱粉、大豆タンパク、カゼイン、酸化澱粉、酵素変性澱粉などが選択され、顔料100部に対して0.5〜5部添加することが好ましい。
キャスト塗工液は、顔料、接着剤を含有する。キャスト塗工液に含有される顔料として、本発明は亜鉛成分を含むことを特徴とする。顔料としては、亜鉛成分を供給する亜鉛化合物他にカオリンクレー、焼成クレー、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、サチンホワイト、水酸化アルミニウム、二酸化チタン、硫酸バリウム、プラスチックピグメントなど公知の塗工用顔料であり、1種又は2種以上の顔料を適宜選択して使用することができる。本実施形態では、亜鉛化合物のほかの顔料の種類については限定されない。この中で、亜鉛化合物は水溶性接着剤の不溶化させ酸化亜鉛若しくは炭酸亜鉛若しくはその両方を使用することが好ましい。亜鉛化合物の添加量としては、キャスト塗工層中の亜鉛成分の含有率が0.1〜3質量%となるようにすればよく、好ましくは0.2〜2質量%となるようにすればよい。そのためには、例えば、絶乾全顔料100質量部当り0.05〜10質量部の亜鉛化合物を添加とすることが好ましく、より好ましくは0.1〜5質量部である。キャスト塗工層中の亜鉛成分の含有率が0.1質量%未満では接触角を制御するには不足であり、3質量%を超えるとキャスト塗工液の粘度が上昇するため塗り斑となることがある。また高価なためコスト面でも不利となる。亜鉛化合物のほかの顔料の種類についてはカオリンクレーを選択することが好ましい。カオリンクレーは、キャストコート紙の光沢性及びキャストドラム表面からの離型性の点で優れている。また、軽質炭酸カルシウムを選択することが好ましい。軽質炭酸カルシウムを添加することで、所望する高い白色度を得ることができる。更に好ましくは柱状であるアラゴナイト型の軽質炭酸カルシウムを選択することが好ましい。柱状であるアラゴナイト型の軽質炭酸カルシウムを選択することでより高い光沢度となり、また光沢面に適正な細孔が確保できる。2種以上の顔料を使用する場合は、カオリンクレーの含有率は、絶乾全顔料質量100質量部当り40〜90質量部とすることが好ましく、より好ましくは50〜80質量部である。また、軽質炭酸カルシウムの含有率は、絶乾全顔料質量100質量部当り10〜60質量部とすることが好ましく、より好ましくは20〜50質量部である。さらに、二酸化チタンを0〜10質量部含有させてもよい。
キャスト塗工液に添加する接着剤としては、水性接着剤、合成樹脂系接着剤、セルロース誘導体、共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル系重合体ラテックス、ビニル系重合体ラテックス及びその他の重合体等があげられる。水性接着剤としては、大豆タンパク、カゼイン、酸化澱粉、酵素変性澱粉などの澱粉類、合成樹脂系接着剤としては、ポリビニルアルコール、オレフィン無水マレイン酸樹脂、メラミン樹脂、セルロース誘導体としては、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、共役ジエン系重合体ラテックスとしては、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体アクリル系重合体ラテックスとしては、アクリル酸エステルの重合体、アクリル酸エステル共重合体、ビニル系重合体ラテックスとしては、エチレン−酢酸ビニル共重合体又はこれらの各種重合体ラテックスをカルボキシル基のような官能基を含有する単量体で変性したアルカリ溶解性又はアルカリ非溶解性の重合体などを挙げることができ、1種類以上を適宜選択して用いることができる。顔料100質量部に対して15〜40質量部であることが好ましい。15質量部未満では印刷時強度が不足し紙剥けなどが発生しやすくなる。40質量部を超えると印刷インクが乾かず裏移りするなど支障が生じやすい。
キャスト塗工液には、必要に応じて潤滑剤、分散剤、消泡剤、着色剤、離型剤、流動変性剤などの各種の助剤を適宜配合して用いることができる。潤滑剤としてはポリエチレン、高級脂肪酸塩、パラフィン系ワックス、ロート油などがあげられ、その中でもポリエチレンを使用することが好ましく、顔料100質量部に対して0.1質量部〜3質量部添加することが好ましい。より好ましくは0.2質量部〜2質量部である。0.1質量部未満では接触角を制御しにくくなり、3質量部を超えるとキャストドラムから剥がれ易くなり光沢度が低下するなどの弊害が発生しやすいからである。逆に潤滑剤としてロート油などの親水性の高い資材は使用しない、若しくは使用量を少なくした方が好ましい。また界面活性剤についても使用量を少なくした方が好ましい。いずれも本発明に影響を与えないレベルで使用する。また、分散剤としてはポリカルボン酸塩、ポリアクリル酸塩があげられ、顔料100質量部に対して0.04〜1.0質量部添加することが好ましい。
キャスト塗工液は、アルカリ性(pH8〜12)、より好ましくはpH9〜11に調製して用いることが好ましい。アルカリ性にすることによって、水性接着剤を作製するときに、大豆タンパク、カゼインなどの成分が水に溶解しやすくなる。また、キャスト塗工液の粘度が小さくなり、均一なキャスト塗工層を形成することができる。結果として、光沢度をより高めることができる。
本実施形態では、キャスト塗工液の塗工には、公知の塗工機、例えばブレードコーター、エアーナイフコーター、ロールコーター、リバースロールコーター、バーコーター、カーテンコーター、ダイスロットコーター、グラビアコーター、チャンプレックスコーターなどから選ばれた塗工機を用いることができる。また、塗工は、1回又は複数回に分けて行うことができる。キャスト塗工液の固形分濃度は、30〜70質量%とすることが好ましいが、塗工機の種類、塗工速度などの各塗工条件に応じて適宜調節する。
本実施形態に係る湿式電子写真印刷用紙でのキャスト塗工液の塗工量は、5〜50g/mであることが好ましく、より好ましくは10〜30g/mである。5g/m未満では所望する光沢度が得られない場合があり、50g/mを超えると、キャスト塗工液を過剰に使用することとなり不経済である。また乾燥時間が長くなるため生産性が低下するおそれがある。さらに、品質面でもインク乾燥性が遅くなるなどの弊害が発生する場合がある。
キャスト処理方法としては、ウェット法、リウェット法、ゲル化法など公知の方法があるが、本実施形態では、リウェット法を選択する。リウェット法は、支持体上に塗工したキャスト塗工層を一旦乾燥して、その後、キャスト塗工層の表面を再湿潤液で再湿潤して鏡面光沢を有するキャストドラムに圧着乾燥させ強光沢仕上げして光沢面を形成するキャスト処理方法である。再湿潤液としては、蟻酸及びクエン酸ナトリウムを含む水溶液が好ましい。蟻酸は0.5〜2.0質量%、クエン酸ナトリウムは0.05〜0.3質量%含むことが好ましい。また、再湿潤液を塗布量3〜30cc/mで塗布することが好ましい。リウェット法は、キャスト塗工層を一旦乾燥する工程を経ているためにキャストドラムの温度を100℃以上でキャスト処理することができ、他のキャスト処理法と比較して生産性が高く、更なるコストダウンを図ることができる。また乾燥工程を2回経るリウェット法は、十分な熱量が与えられるため光沢面表面が疎水化されやすく、また亜鉛化合物を含有するとより水溶性接着剤を不溶化が進むため更に好ましい。
キャスト塗工層の乾燥は、熱風ドライヤー、エアーキャップドライヤー、シリンダードライヤー、赤外線ドライヤーなどの塗工紙用乾燥装置を使用することができる。キャストコート紙の乾燥の程度は、水分が、キャストコート紙の全質量当り4〜8質量%となるようにすることが好ましい。
再湿潤液には、本発明の効果が損なわれない程度に、その他の資材を添加してもよい。その他の資材としては、例えば清水、温水、熱水、離型剤、有機酸、硫酸亜鉛、ジシアンジアミド、尿素が挙げられる。
再湿潤液をキャスト塗工層上に塗布する方法としては、公知の塗工機、例えばディップコーター、ブレードコーター、エアーナイフコーター、ロールコーター、リバースロールコーター、バーコーター、カーテンコーター、ダイスロットコーター、グラビアコーター、チャンプレックスコーターなどから選ばれた塗工機を用いることができる。
キャスト処理後に、必要に応じてマシンキャレンダー、スーパーキャレンダーなどによって平滑化処理が行うことができるが、嵩高さ、剛度などのキャストコート紙の特長を著しく損なうような過度の処理は避ける必要がある。
本実施形態に係る湿式電子写真印刷用紙では、両面をキャスト処理した光沢面とした両面キャストコート紙又は一方の面をキャスト処理した光沢面とし、他方の面にはキャスト処理しない片面キャストコート紙とすることができる。片面キャストコート紙では、キャスト処理しない面に顔料とバインダーとを含有する塗工層を設けて印刷適性を付与してもよい。
本実施形態に係る湿式電子写真印刷用紙は、湿式電子写真印刷用紙としての使用に留まらず、乾式電子写真方式の複写機・プリンターの記録用紙、インクジェット方式の記録用紙として、使用することができる。
次に、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。また、例中の「部」、「%」は、特に断らない限りそれぞれ「質量部」、「質量%」を示す。なお、添加部数は、固形分換算の値である。
得られた湿式電子写真印刷用紙について、次に示す評価法に基づいて試験を行った。評価結果を表1に示す。
(接触角の測定)
動的接触角試験器として「FIBRO DAT1100MKII(FIBRO system ab社製)」を使用し、ASTEM D5725に準拠して光沢面の0.1秒後と20秒後の光沢面と蒸留水の接触角を測定した。
滴下液体:蒸留水、滴下容積:4μ、測定環境:JIS P8111:98「紙、板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態」に順ずる。
接触角の差=0.1秒後の接触角−20秒後の接触角
得られた用紙について、湿式電子写真印刷適性として、液体トナー定着性を、次の方法にて評価を行った。評価にあたり、湿式電子写真印刷機として「HP Indigo5500 Digital Press」(HP社製)を使用し、幅320mm及び長さ460mmの寸法の用紙を用いて、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの4色単色印刷のベタを含む画像の印刷を行った。
(液体トナー定着性)
印刷後、24時間経過した印刷サンプルの各色ベタ部にセロハン粘着テープ(セロテープ(登録商標)R:ニチバン社製)を貼り付け、180度剥離で約5mm/秒の速さで粘着テープを剥離した。剥離後の紙表面上の液体トナーの定着度合いを目視で評価した。
◎:粘着テープへの液体トナーの付着が無く、粘着テープの剥離跡の印刷濃度は変わらない(実用レベル)。
○:液体トナーが粘着テープに多少取られるが、粘着テープの剥離跡の印刷濃度はほとんど変わらない(実用レベル)。
△:液体トナーが粘着テープに取られ、粘着テープの剥離跡の印刷濃度がやや低下しているが、実用上問題無い(実用下限レベル)。
×:液体トナーが粘着テープに多く付着し、粘着テープの剥離跡に白く抜けた部分が発生している(実用不可レベル)。
次に、得られた湿式電子写真印刷用紙について、オフセット印刷適性として地汚れ及び耐刷力を、次の方法にて評価を行った。
(地汚れ)
オフセット印刷機として、「リスロン40(L−40)」(小森社製)を使用し、墨、藍、紅及び黄インキにて4色印刷を8500枚/時の印刷速度で20,000枚印刷し、印刷版の地汚れを評価した。
◎:印刷版は4色共に良好で、印刷物にも欠点は無い。(実用レベル)。
○:印刷版の内、1色で微小な地汚れが確認されたが、印刷物には欠点は無く良好。(実用レベル)。
△:印刷版の内、1色で微小な地汚れが確認され、10,000枚印刷以降に印刷物に若干汚れがある。(実用下限レベル)。
×:印刷版の地汚れが酷く、5,000枚印刷以降の印刷物にも汚れが発生する。(実用不可レベル)。
(耐刷力)
オフセット印刷機として、「リスロン40(L−40)」(小森社製)を使用し、墨、藍、紅及び黄インキにて4色印刷を8500枚/時の印刷速度で20,000枚印刷し、耐刷力を評価した。
◎:ブランケットの汚れがほとんど無く、良好である(実用レベル)。
○:ブランケットの汚れが多少あるが、画線部の抜けがほとんど無く、良好である(実用レベル)。
△:ブランケットの汚れが多く、画線部の抜けが有る(実用下限レベル)。
×:ブランケットの汚れが酷く、画線部の抜けも多い(実用不可レベル)。
(キャスト面の光沢度)
JIS Z―8741:97規定する測定方法に従い、光沢面表面の鏡面光沢度を測定した。尚、入射角は20度で測定した。
◎:光沢度60以上(使用可)
○:光沢度60〜50(使用可)
△:光沢度50〜45(使用下限)
×:光沢度45以下(使用難)
(実施例1)
<支持体の作製>
パルプとしてECF漂白したLBKP100部をカナダ標準ろ水度450mlに叩解してパルプスラリーとし、このパルプスラリーに、カチオン化澱粉1.0部(ネオタック30T:日本食品加工社製)と、填料として軽質炭酸カルシウム10.0部(TP121:奥多摩工業社製)及びタルク5部(タルクNTL:日本タルク社製)と、内添サイズ剤として中性ロジンサイズ剤0.2部(CC1401:星光PMC社製)と、硫酸バンド1.0部と、歩留向上剤(ハイホールダーC503:栗田工業社製)0.01部とを添加し、紙料を調製した。この紙料を1層が60g/mの3層抄きで抄紙し、坪量180g/mの支持体を得た。
<下塗り層の形成>
顔料として湿式重質炭酸カルシウム(ハイドロカーブ90、平均粒子径0.8μm:備北粉化工業社製)100部と、接着剤としてスチレン‐ブタジエン共重合ラテックス(0613:JSR社製)10部及び燐酸エステル化澱粉(MS#4600:日本食品加工社製)1部とを配合し、水を添加して、固形分濃度45%の塗工液を調製した。この塗工液を、エアナイフコーターを用いて、前記支持体の片面に固形質量で10g/mとなるように塗工及び乾燥し、マシンカレンダーを用いて、線圧50kN/mで平坦化処理を行い、坪量190g/mの下塗りしたキャスト塗工原紙を得た。
<キャスト塗工>
次に、下記組成のキャスト塗工用水性塗工液を前記紙基材の片面に、エアーナイフコーターで15g/m塗工した後、紙水分が6%になるまで熱風式ドライヤーで乾燥した。
キャスト塗工用水性塗工液(顔料成分)
カオリン(UW−90) 70質量部
軽質炭酸カルシウム(タマパール123CS、 29.4質量部
奥多摩工業社製)
酸化亜鉛(微細亜鉛華、本荘ケミカル社製) 0.6質量部 顔料100質量部当り
分散剤(アロンT50、東亜合成社製) 0.3質量部
カゼイン(アラシッドラクチックカゼイン、日成共益社) 8質量部
ラテックス(L−1537、旭化成工業社製) 10質量部
ポリエチレン(ノプコートPEM17、サンノプコ社製) 2質量部
顔料と分散剤を固形分濃度65%においてデリッター(セリエ社製)で分散させ、次いで撹拌しながら接着剤と他の助剤を順次添加して十分混合分散した後、固形分濃度を40%とし、25%アンモニア水溶液を用いて、塗工液のpHをアルカリ性(pH=10.0)に調節してキャスト塗工用水性塗工液を得た。
その後、得られた塗工紙のキャスト塗工面に再湿潤液として蟻酸が0.8質量%、クエン酸ナトリウムが0.1質量%の水溶液を塗布量が20cc/mとなるように塗布し、この面を直ちに110℃の表面温度を有するキャストドラムにプレスロールで圧接して乾燥した後、テークオフロールでキャストドラムから剥離し、「リウェット法」によりキャスト紙を得た。この時の巻取り速度は100m/分で行った。尚、キャスト塗工層中の亜鉛成分は0.4質量%であった。
(実施例2)
実施例1において、
キャスト塗工用水性塗工液(顔料成分)
カオリン(UW−90) 70質量部
軽質炭酸カルシウム(タマパール123CS、 29.4質量部
奥多摩工業社製)
酸化亜鉛(微細亜鉛華、本荘ケミカル社製) 0.2質量部
顔料99.6質量部当り
分散剤(アロンT50、東亜合成社製) 0.3質量部
カゼイン(アラシッドラクチックカゼイン、日成共益社) 8質量部
ラテックス(L−1537、旭化成工業社製) 10質量部
ポリエチレン(ノプコートPEM17、サンノプコ社製) 2質量部
に変更した以外は、実施例1に準拠して、湿式電子写真印刷用紙を得た。尚、キャスト塗工層中の亜鉛成分は0.13質量%であった。
(実施例3)
実施例1において、
キャスト塗工用水性塗工液(顔料成分)
カオリン(UW−90) 70質量部
軽質炭酸カルシウム(タマパール123CS、 29.4質量部
奥多摩工業社製)
酸化亜鉛(微細亜鉛華、本荘ケミカル社製) 3質量部
顔料102.4質量部当り
分散剤(アロンT50、東亜合成社製) 0.3質量部
カゼイン(アラシッドラクチックカゼイン、日成共益社) 8質量部
ラテックス(L−1537、旭化成工業社製) 10質量部
ポリエチレン(ノプコートPEM17、サンノプコ社製) 2質量部
に変更した以外は、実施例1に準拠して、湿式電子写真印刷用紙を得た。尚、キャスト塗工層中の亜鉛成分は2.0質量%であった。
(実施例4)
実施例1において、キャスト塗工液のポリエチレンを0.2質量部に変更した以外は、実施例1に準拠して、湿式電子写真印刷用紙を得た。尚、キャスト塗工層中の亜鉛成分は0.4質量%であった。
(実施例5)
実施例1において、キャスト塗工液のポリエチレンを2.7質量部に変更した以外は、実施例1に準拠して、湿式電子写真印刷用紙を得た。尚、キャスト塗工層中の亜鉛成分は0.4質量%であった。
(比較例1)
実施例1において、キャスト塗工液の酸化亜鉛とポリエチレンを未使用とした以外は、実施例1に準拠して、湿式電子写真印刷用紙を得た。
(比較例2)
実施例1において、キャスト法をリウェット法からウェット法に変更した以外は、実施例1に準拠して、湿式電子写真印刷用紙を得た。
(比較例3)
実施例1において、キャスト法をリウェット法からゲル化法に変更した以外は、実施例1に準拠して、湿式電子写真印刷用紙を得た。
Figure 2013148700
実施例1〜5の湿式電子写真印刷用紙は、いずれも、リウェット法によってキャスト処理し、キャスト面の0.1秒後の接触角と20秒後の接触角の差が3度以内にすることで、湿式電子写真印刷での液体トナーの紙への定着性が良好で光沢度も高かった。さらに、これらの湿式電子写真印刷用紙は、オフセット印刷方式などの従来からの一般印刷方式での印刷にも好適に使用可能であった。
比較例1では、0.1秒後と20秒後での接触角の差が大きく、結果として液体トナーの紙への定着が悪く、水溶性接着剤の不溶化が不十分であることからオフセット印刷時湿し水にキャスト層から薬剤が溶出にもつながり地汚れとなった。比較例2及び3では、キャスト処理方法が異なるため乾燥が不十分となり0.1秒後と20秒後での接触角の差が大きく、結果として液体トナーの紙への定着が悪くなった。またリウェットと同じ生産速度としたため光沢度も低くなった。
表1から明らかなように、リウェット法によってキャスト処理し、光沢面の0.1秒後の接触角と20秒後の接触角の差が3度以内にすることで、湿式電子写真印刷での液体トナーの紙への定着性が良好で光沢度も高かった。さらに、これらの湿式電子写真印刷用紙は、オフセット印刷方式などの従来からの一般印刷方式での印刷にも好適に使用可能な湿式電子写真印刷用紙を得ることができた。

Claims (4)

  1. 支持体に顔料及び接着剤を含有するキャスト塗工液を塗工してキャスト塗工層を設け、次いで乾燥し、乾燥した前記キャスト塗工層の表面を再湿潤して鏡面光沢を有するキャストドラムに圧接し、乾燥することからなるリウェット法によってキャスト処理したキャストコート紙において、光沢面の0.1秒後の接触角と20秒後の接触角の差が3度以内であり、顔料中に亜鉛成分を含むことを特徴とする湿式電子写真印刷用紙。
  2. 前記キャスト塗工層中の亜鉛成分の含有量が0.1質量%〜3質量%であることを特徴とする請求項1に記載の湿式電子写真印刷用紙。
  3. 前記キャスト塗工層中に潤滑剤を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の湿式電子写真印刷用紙。
  4. 潤滑剤がポリエチレンであり、かつポリエチレンの含有量が顔料100質量部に対して0.1質量部〜3質量部であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の湿式電子写真印刷用紙。

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