JP6986353B2 - 教科書用紙及びその製造方法 - Google Patents
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原料パルプ及び填料を含有する基紙と、顔料、接着剤、及び黒着色剤を含有する塗工層とを有し、
坪量が75g/m2以下であり、
絶乾基準で前記原料パルプの10〜40質量%が機械パルプであり、
前記填料として炭酸カルシウムを含有し、
前記顔料として二酸化チタン、重質炭酸カルシウム及び平板結晶構造を示す無機微粒子を含有する、
ことを特徴とする教科書用紙である。
好ましくは、
前記平板結晶構造を示す無機微粒子がエンジニアードクレー及びデラミネートクレーであり、
前記エンジニアードクレーのアスペクト比が10以上20未満で、前記デラミネートクレーのアスペクト比が20以上である。
本形態の教科書用紙は、原料パルプ及び填料を含有する基紙と、顔料、接着剤、及び黒着色剤を含有する塗工層とを有する。以下では、まず、これらの各含有材料について説明し、その後に、教科書用紙について説明する。
原料パルプは、絶乾状態での全原料パルプを基準(100質量%)として機械パルプを、好ましくは10〜40質量%、より好ましくは15〜35質量%、特に好ましくは20〜30質量%含有する。機械パルプの含有量を以上の範囲内とするのは、次の理由による。
本形態の基紙は、填料の一部又は全部として炭酸カルシウムを含有する。填料として炭酸カルシウムを含有すると、前記機械パルプ増配による問題が緩和される。
すなわち、水酸化カルシウムに二酸化炭素含有気体を反応させて、紡錘型や柱状の安定なカルサイト型結晶構造の炭酸カルシウムを得る過程において、あるいは準安定なアラゴナイト型結晶構造の炭酸カルシウムを得る過程において、二酸化炭素含有気体の供給方法を調整したり、脱水、乾燥、熱処理を施す際に、縮合リン酸や、その金属塩等の添加剤を添加したりすることで得ることができる。これらの処理を施すことで、紡錘型や柱状の結晶構造が凝集・結晶化して毬栗状になる。
Ca(OH)2+CO2→CaCO3+H2O
Na2CO3+CaO+H2O→CaCO3+2NaOH
基紙の製造方法(抄紙方法等)は、特に限定されない。ただし、好ましくは、機械パルプを含む原料パルプ等を、種箱に供給する前にオンラインのカチオンデマンド測定装置に供してカチオンデマンドを測定する。そして、この測定値に基づいて原料パルプ等に予め抄紙用添加剤を添加する(前処理)。この前処理によって、機械パルプ中の微細な繊維が効率よく歩留り、基紙の強度が高まる。また、パルプ繊維に対して填料が効果的に定着する。
顔料としては、二酸化チタン、重質炭酸カルシウムと、少なくとも2種類の平板結晶構造を示す無機微粒子、好ましくはエンジニアードクレー及びデラミネートクレーを含有する。
接着剤は、顔料や黒着色剤等を基紙の表面に定着させる役割を有する。
黒着色剤としては、染料系及び顔料系のいずれをも使用することができる。染料系の黒着色剤としては、例えば、直接染料、酸性染料、塩基性染料、アゾ系直接染料等を使用することができる。顔料系の黒着色剤としては、有機顔料及び無機顔料のいずれをも使用することができる。以上の黒着色剤は、単独で又は複数を組み合わせて使用することができる。具体的には、例えば、カーボンブラック、アニリンブラック、黒鉛、鉄黒等の中から1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。ただし、黒着色剤としては、カーボンブラックを使用するのがより好ましい。カーボンブラックを使用すると、色むらが生じ難く、また、作業性が向上する。カーボンブラックは、定着性に優れるとの利点もある。
塗工層は、基紙の一方又は両方の表面(表面及び裏面)、好ましくは両方の表面に設ける(積層する)ことができる。塗工層を設けることで、印刷適性の向上を図ることができる。加えて、筆記適性や消し適性の改善も図ることができる。
本形態の教科書用紙は、坪量が、好ましくは60g/m2以上、より好ましくは65g/m2以上である。坪量が60g/m2未満であると、印刷不透明度や紙力が不十分になるおそれがある。また、坪量は、好ましくは75g/m2以下、より好ましくは70g/m2以下、特に好ましくは68g/m2以下である。坪量が75g/m2を超えると、本発明の課題に反する。なお、坪量は、JIS P 8124に記載の「坪量測定方法」に準拠して測定した値をいう。
本明細書において、教科書用紙とは、学校や塾等で日々使用されている教科書や参考書等を用途とするものをいう。ただし、教科書や参考書等は、あくまで一例であり、例えば、問題集、ガイダンス、カタログ、パンフレットなどと言われるものも含む。要は、文字や表、図形、記号等が印刷されるため印刷適性に優れることが要求されるが、鉛筆やシャーペン等の筆記用具による書き込みも想定されるため筆記適性にも優れることが要求される用紙である。この点で、通常の書籍用紙等とは、求められるものが異なる。また、この筆記適性に関連して、消しゴム等によって一度書き込まれた文字等が消されることも想定されるため消し適性も要求される。この消し適性が要求される点で、封筒などとは大きく異なる。
JIS P 8124に準拠して測定した。
JIS P 8251に準拠して測定した。
JIS P 8148に準拠して測定した。
JIS P 8149に準拠して測定した。
オフセット印刷機(型番:RI−2型、石川島産業機械(株)製)で、オフセット印刷用インク(商品名:ニューズゼットナチュラリス(墨)、大日本インキ化学工業(株)製)のインク量を変えて印刷し、印刷面反射率が9%のときの、印刷前の裏面反射率に対する印刷後の裏面反射率の比率:
(印刷後の裏面反射率/印刷前の裏面反射率)×100(%)
を求め、印刷不透明度とした。なお、これら反射率の測定には、分光白色度測色機(スガ試験機(株)製)を使用した。
JIS S 6005:2007に規定の画線機を使用した画線方法に従い、パイロット製(NEOX GRAPHITE)鉛筆芯0.5mm濃度Bを使用して、次の測定を行なった。
シャーペンにパイロット製(NEOX GRAPHITE)鉛筆芯0.5mm濃度Bを装填し、原稿用紙に正の字を筆記して、筆記感の官能評価を行った。評価基準(10回の平均値)は、以下のとおりとした。
(評価基準)
◎:スムーズに筆記でき、非常に良い。
○:特に問題なく良い。
△:若干ひっかかりがある。
×:ひっかかりがあり悪い。
上記筆記感の場合と同様に筆記して、筆記した字の濃さの官能評価を行った。評価基準(10回の平均値)は、以下のとおりとした。
(評価基準)
◎:色むら無く、非常に良い。
○:特に問題なく良い。
△:若干、色むらがある。
×:色むらがあり悪い。
RI印刷適性試験機(型番:RI−2型、石川島産業機械(株)製)を使用し、金属ロールとゴムロールとの間隙に、オフセット印刷インク(商品名:ニューズゼットナチュラリス(墨)、大日本インキ化学工業(株)製、インキ使用量:0.85ml)を塗布した後、30rpmの速度で印刷し(試験片:CD方向50mm、MD方向100mm)、恒室状態(JIS P 8111に記載の「紙、板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態」に準拠)で24時間乾燥した。この印刷サンプルについて、無作為に選択した印刷部位25箇所のインキ濃度をマクベス濃度計にて測定し、これらの平均値を求めた。なお、このインク濃度が1.2未満では、例えば、オフセット印刷において、インク濃度が不十分とされるおそれがある。他方、インク濃度が1.4を超えると、インク濃度は十分なものの、印刷不透明度の低下と、裏移りの問題が生じるおそれがある。
RI印刷適性試験機(型番:RI−2型、石川島産業機械(株)製)を使用し、新聞用インク(商品名:ニューズゼットナチュラリス(墨)、大日本インキ化学工業(株)製)にてベタ印刷した後、得られた印刷物の印刷面にコート紙を重ねて一定圧力で圧着した。コート紙表面へのインクの転移状況を目視にて観察し、以下の評価基準に基づいて評価した。
◎:コート紙表面全体に全く汚れが生じていない。
○:コート紙表面の一部に僅かに汚れが生じているが、実用上問題がない。
△:コート紙表面全体に汚れが認められ、実用に適さない。
×:コート紙表面全体の汚れが著しい。
オフセット印刷機(型番:小森SYSTEMC−20、(株)小森コーポレーション製)を使用し、新聞インク(商品名:ニューズゼットナチュラリス(墨)、大日本インキ化学工業(株)製)にて連続10000部の印刷を行った。得られた印刷物について、画像の鮮明さ及び濃淡むらを目視にて観察し、以下の評価基準に基づいて評価した。
◎:画像が鮮明で濃淡むらが全くなく、インキ着肉性に優れる。
○:画像が鮮明で濃淡ムラが殆どなく、インキ着肉性が良好であり、実用上問題がない。
△:一部に、画像が不鮮明な箇所及び濃淡むらがあり、インキ着肉性が良好でなく、実用に適さない。
×:全体的に、画像が不鮮明で濃淡むらが著しく、インキ着肉性に劣る。
JIS K 5701−1に記載の「平版インキ−第1部:試験方法」に準拠し、転色試験機(型番:RI−1型、石川島産業機械(株)製)を使用し、インキタック18の1回刷りの条件で印刷した。教科書用紙表面の「取られ」を目視にて観察し、以下の評価基準に基づいて評価した。
◎:教科書用紙表面全体に全く「取られ」がない。
○:教科書用紙表面の一部に僅かに「取られ」が生じているが、実用上問題がない。
△:教科書用紙表面全体に「取られ」が認められ、実用に適さない。
×:教科書用紙表面全体の「取られ」が著しい。
オフセット印刷機(型番:小森SYSTEMC−20、(株)小森コーポレーション製)を使用し、新聞インク(商品名:ニューズゼットナチュラリス(墨)、大日本インキ化学工業(株)製)にて印刷を行った。得られた印刷物について、インク濃度むらを目視にて観察し、以下の評価基準に基づいて評価した。
◎:インク濃度むらが全くなく、均一で鮮明な画像である。
○:インク濃度むらが殆どなく、均一な画像であり、実用上問題がない。
△:一部に、インク濃度むらが認められ、画像が不鮮明な箇所があり、実用に適さない。
×:全体的に、インク濃度むらが著しく、不鮮明な画像である。
Claims (5)
- 原料パルプ及び填料を含有する基紙と、顔料、接着剤、及び黒着色剤を含有する塗工層とを有し、
坪量が75g/m2以下であり、
絶乾基準で前記原料パルプの10〜40質量%が機械パルプであり、
前記填料として炭酸カルシウムを含有し、
前記顔料として二酸化チタン、重質炭酸カルシウム及び平板結晶構造を示す無機微粒子を含有し、
前記平板結晶構造を示す無機微粒子がエンジニアードクレー及びデラミネートクレーであり、
前記エンジニアードクレーのアスペクト比が10以上20未満で、前記デラミネートクレーのアスペクト比が20以上である、
ことを特徴とする教科書用紙。 - 前記填料としての炭酸カルシウムとして、カルサイト系炭酸カルシウム又はアラゴナイト系炭酸カルシウムが毬栗状に凝集又結晶化してなる毬栗状の軽質炭酸カルシウムと、重質炭酸カルシウムとを含有し、
前記毬栗状の軽質炭酸カルシウム及び前記重質炭酸カルシウムの含有質量比が、1:1〜1:3であり、
前記毬栗状の軽質炭酸カルシウムは、JIS K 5101−13−1に準拠して測定した吸油量が60〜150ml/100g、BET比表面積が5〜15m2/g、体積平均粒子径が1.0〜10.0μmである、
請求項1に記載の教科書用紙。 - 前記デラミネートクレー及び前記重質炭酸カルシウムの含有質量比が、10:40〜10:60である、
請求項1又は請求項2に記載の教科書用紙。 - 坪量が70g/m2以下、
紙厚が60〜80μm、
密度が0.9〜1.1g/m3、
引張り強度の縦が3.4kN/m以上、
引張り強度の横が1.2kN/m以上、
引張り強度の縦及び横の積が5.0〜10.0、
引裂き強度の横に対する縦の比が0.80〜0.98、
クラーク剛度の横に対する縦の比が0.4〜0.6、
耐折強度の横に対する縦の比が30〜60、
白色度が78%以上、
不透明度が88%以上である、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の教科書用紙。 - 原料パルプ及び填料を含有する基紙の一方又は両方の表面に、顔料、接着剤、及び黒着色剤を含有する塗工層を設けるものとし、
坪量を75g/m2以下とし、
絶乾基準で前記原料パルプの10〜40質量%を機械パルプとし、
前記填料として炭酸カルシウムを含有させ、
前記顔料として二酸化チタン、重質炭酸カルシウム及び平板結晶構造を示す無機微粒子を含有させ、
前記平板結晶構造を示す無機微粒子としてアスペクト比が10以上20未満のエンジニアードクレー及びアスペクト比が20以上のデラミネートクレーを使用する、
ことを特徴とする教科書用紙の製造方法。
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