JP2003276642A - カウルルーバー - Google Patents
カウルルーバーInfo
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- JP2003276642A JP2003276642A JP2002081454A JP2002081454A JP2003276642A JP 2003276642 A JP2003276642 A JP 2003276642A JP 2002081454 A JP2002081454 A JP 2002081454A JP 2002081454 A JP2002081454 A JP 2002081454A JP 2003276642 A JP2003276642 A JP 2003276642A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フロントサスペンションのメンテナンスを簡
単に行うことができるカウルルーバーを提供すること。 【解決手段】 本発明のカウルルーバー1は、フロント
サスペンションの上方に配設されるカウルルーバーにお
いて、開口部11が開口したカウルルーバー本体10
と、開口部11を被覆する蓋体15と、を有することを
特徴とする。本発明のカウルルーバーは、カウルルーバ
ーの取り外しを行うことなくフロントサスペンションの
メンテナンスを行うことができる。
単に行うことができるカウルルーバーを提供すること。 【解決手段】 本発明のカウルルーバー1は、フロント
サスペンションの上方に配設されるカウルルーバーにお
いて、開口部11が開口したカウルルーバー本体10
と、開口部11を被覆する蓋体15と、を有することを
特徴とする。本発明のカウルルーバーは、カウルルーバ
ーの取り外しを行うことなくフロントサスペンションの
メンテナンスを行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のフロントガ
ラスの下方近傍に配設されるカウルルーバーに関し、詳
しくは、フロントサスペンションの取り扱いを容易に行
うことができるカウルルーバーに関する。
ラスの下方近傍に配設されるカウルルーバーに関し、詳
しくは、フロントサスペンションの取り扱いを容易に行
うことができるカウルルーバーに関する。
【0002】
【従来の技術】カウルルーバーは、車両のフードとフロ
ントガラス下部との間に設けられ、ワイパーモーターな
どを覆って意匠性を高めるとともに、車室内への外気取
り入れ口となる小孔群よりなる開口を備えている。従来
のカウルルーバー2は、図7に示したように、車室内に
外気を導入するための小孔群21が略中央部に開口した
車幅方向に伸びる長板状の構造を有していた。
ントガラス下部との間に設けられ、ワイパーモーターな
どを覆って意匠性を高めるとともに、車室内への外気取
り入れ口となる小孔群よりなる開口を備えている。従来
のカウルルーバー2は、図7に示したように、車室内に
外気を導入するための小孔群21が略中央部に開口した
車幅方向に伸びる長板状の構造を有していた。
【0003】そして、近年の車両においては、性能の向
上のひとつとして、車室内の空間を広くすることが求め
られている。車室内の空間を広くすると、エンジンやサ
スペンションが密な状態で配されるようになる。また、
車室内の空間が広がることで、車室の一部を区画するカ
ウルルーバーも、エンジンやサスペンションと近接する
ようになり、一部の車両においてはカウルルーバーがフ
ロントサスペンションの上方に配設されるようになる。
上のひとつとして、車室内の空間を広くすることが求め
られている。車室内の空間を広くすると、エンジンやサ
スペンションが密な状態で配されるようになる。また、
車室内の空間が広がることで、車室の一部を区画するカ
ウルルーバーも、エンジンやサスペンションと近接する
ようになり、一部の車両においてはカウルルーバーがフ
ロントサスペンションの上方に配設されるようになる。
【0004】カウルルーバーがフロントサスペンション
の上方に配設された車両においては、交換などのフロン
トサスペンションのメンテナンスを行うときには、カウ
ルルーバーを車両から取り外す必要があった。カウルル
ーバーの車両からの取り外しは、作業時間および作業コ
ストの上昇を引き起こすという問題があった。
の上方に配設された車両においては、交換などのフロン
トサスペンションのメンテナンスを行うときには、カウ
ルルーバーを車両から取り外す必要があった。カウルル
ーバーの車両からの取り外しは、作業時間および作業コ
ストの上昇を引き起こすという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであり、フロントサスペンションのメ
ンテナンスを簡単に行うことができるカウルルーバーを
提供することを課題とする。
みてなされたものであり、フロントサスペンションのメ
ンテナンスを簡単に行うことができるカウルルーバーを
提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明者はカウルルーバーの構造に関して検討を重ね
た結果、カウルルーバーのフロントサスペンションの上
方となる位置に開口部をもうけることで上記課題を解決
できることを見いだした。
に本発明者はカウルルーバーの構造に関して検討を重ね
た結果、カウルルーバーのフロントサスペンションの上
方となる位置に開口部をもうけることで上記課題を解決
できることを見いだした。
【0007】すなわち、本発明のカウルルーバーは、車
両のフロントガラスの下方近傍でありかつフロントサス
ペンションの上方に車幅方向に延びるように配設される
長板状のカウルルーバーにおいて、車両に配設されたと
きにフロントサスペンションの上方となる位置に開口部
が開口したカウルルーバー本体と、開口部を被覆すると
ともに該フロントサスペンションのメンテナンス時に該
開口部を露出できる蓋体と、を有することを特徴とす
る。
両のフロントガラスの下方近傍でありかつフロントサス
ペンションの上方に車幅方向に延びるように配設される
長板状のカウルルーバーにおいて、車両に配設されたと
きにフロントサスペンションの上方となる位置に開口部
が開口したカウルルーバー本体と、開口部を被覆すると
ともに該フロントサスペンションのメンテナンス時に該
開口部を露出できる蓋体と、を有することを特徴とす
る。
【0008】本発明のカウルルーバーは、フロントサス
ペンションのメンテナンス時には露出した開口部を通し
て作業を行うことができる。すなわち、本発明のカウル
ルーバーは、カウルルーバーの取り外しを行うことなく
フロントサスペンションのメンテナンスを行うことがで
きる。
ペンションのメンテナンス時には露出した開口部を通し
て作業を行うことができる。すなわち、本発明のカウル
ルーバーは、カウルルーバーの取り外しを行うことなく
フロントサスペンションのメンテナンスを行うことがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のカウルルーバーは、開口
部が開口したカウルルーバー本体と、開口部を被覆する
蓋体とからなる。カウルルーバー本体が開口部を有する
ことで、この開口部を通して、フロントサスペンション
のメンテナンスを行うことができる。
部が開口したカウルルーバー本体と、開口部を被覆する
蓋体とからなる。カウルルーバー本体が開口部を有する
ことで、この開口部を通して、フロントサスペンション
のメンテナンスを行うことができる。
【0010】本発明のカウルルーバーにおいて、カウル
ルーバー本体に開口した開口部は、車両のボンネットに
被覆される位置に形成される。すなわち、開口部および
蓋体がボンネットに被覆される車両の外観を損ねない。
ルーバー本体に開口した開口部は、車両のボンネットに
被覆される位置に形成される。すなわち、開口部および
蓋体がボンネットに被覆される車両の外観を損ねない。
【0011】また、蓋体がカウルルーバー本体の開口部
を被覆することで、フロントサスペンションのメンテナ
ンス作業を行っていないときに、開口部から枯れ葉や雪
等の異物が侵入することを防止できる。すなわち、侵入
した異物が水分を貯留して錆を発生させる等の不具合が
生じなくなる。なお、本発明において、蓋体がカウルル
ーバー本体の開口部を被覆するとは、蓋体が装着された
ときに少なくとも開口部の開口が露出していない状態を
示す。すなわち、蓋体が開口部に嵌入して装着されても
よい。
を被覆することで、フロントサスペンションのメンテナ
ンス作業を行っていないときに、開口部から枯れ葉や雪
等の異物が侵入することを防止できる。すなわち、侵入
した異物が水分を貯留して錆を発生させる等の不具合が
生じなくなる。なお、本発明において、蓋体がカウルル
ーバー本体の開口部を被覆するとは、蓋体が装着された
ときに少なくとも開口部の開口が露出していない状態を
示す。すなわち、蓋体が開口部に嵌入して装着されても
よい。
【0012】なお、本発明のカウルルーバーの配設され
るフロントサスペンションの上方とは、フロントサスペ
ンションの鉛直上方だけでなく、フロントサスペンショ
ンのメンテナンスを阻害する位置を含む。具体的には、
鉛直上方から車両の前方方向における近傍を含む。
るフロントサスペンションの上方とは、フロントサスペ
ンションの鉛直上方だけでなく、フロントサスペンショ
ンのメンテナンスを阻害する位置を含む。具体的には、
鉛直上方から車両の前方方向における近傍を含む。
【0013】蓋体は、カウルルーバー本体と着脱可能で
あることが好ましい。蓋体をカウルルーバー本体と着脱
可能とすることで、蓋体を取り外した状態でフロントサ
スペンションのメンテナンスを行うことができる。開口
部近傍に蓋体が残留した状態でフロントサスペンション
のメンテナンスを行うと、蓋体が作業者の視界を遮った
り工具の挿入を阻害したりする。
あることが好ましい。蓋体をカウルルーバー本体と着脱
可能とすることで、蓋体を取り外した状態でフロントサ
スペンションのメンテナンスを行うことができる。開口
部近傍に蓋体が残留した状態でフロントサスペンション
のメンテナンスを行うと、蓋体が作業者の視界を遮った
り工具の挿入を阻害したりする。
【0014】さらに、蓋体をカウルルーバー本体と着脱
可能とすることで、蓋体のカウルルーバー本体への被覆
の機構を簡便にすることができ、カウルルーバーの製造
に要するコストの上昇を抑えることができる。
可能とすることで、蓋体のカウルルーバー本体への被覆
の機構を簡便にすることができ、カウルルーバーの製造
に要するコストの上昇を抑えることができる。
【0015】蓋体が係止ツメを有し、カウルルーバー本
体が蓋体が装着されたときに蓋体の係止ツメが係止され
る係止部を有することが好ましい。係止ツメと係止部と
により蓋体をカウルルーバー本体に係合することで、蓋
体を固定することができる。また、係止ツメと係止部と
で固定することで、蓋体とカウルルーバー本体とを容易
に固定することができる。
体が蓋体が装着されたときに蓋体の係止ツメが係止され
る係止部を有することが好ましい。係止ツメと係止部と
により蓋体をカウルルーバー本体に係合することで、蓋
体を固定することができる。また、係止ツメと係止部と
で固定することで、蓋体とカウルルーバー本体とを容易
に固定することができる。
【0016】蓋体は、車両のボンネットに固定されたこ
とが好ましい。蓋体が車両のボンネットに固定されるこ
とで、ボンネットを開くと蓋体がカウルルーバー本体か
らはずれるようになる。すなわち、蓋体の取り外し作業
を必要としなくなるだけでなく、ボンネットを開くだけ
でフロントサスペンションのメンテナンスをただちに行
うことができる。さらに、メンテナンス時に、カウルル
ーバー本体から取り外された蓋体の管理が必要でなくな
る。加えて、メンテナンスが終了した後に蓋体の取り付
けを簡単に行うことができる。
とが好ましい。蓋体が車両のボンネットに固定されるこ
とで、ボンネットを開くと蓋体がカウルルーバー本体か
らはずれるようになる。すなわち、蓋体の取り外し作業
を必要としなくなるだけでなく、ボンネットを開くだけ
でフロントサスペンションのメンテナンスをただちに行
うことができる。さらに、メンテナンス時に、カウルル
ーバー本体から取り外された蓋体の管理が必要でなくな
る。加えて、メンテナンスが終了した後に蓋体の取り付
けを簡単に行うことができる。
【0017】蓋体は、ヒンジを介してカウルルーバー本
体に接続されたことが好ましい。ヒンジを介して蓋体が
カウルルーバー本体に接続されることで、蓋体をカウル
ルーバー本体と一体とすることができる。蓋体とカウル
ルーバー本体とが一体になることで、フロントサスペン
ションをメンテナンスしているときに、蓋体の管理が必
要でなくなる。
体に接続されたことが好ましい。ヒンジを介して蓋体が
カウルルーバー本体に接続されることで、蓋体をカウル
ルーバー本体と一体とすることができる。蓋体とカウル
ルーバー本体とが一体になることで、フロントサスペン
ションをメンテナンスしているときに、蓋体の管理が必
要でなくなる。
【0018】蓋体は、多数の小孔が開口していることが
好ましい。蓋体に多数の小孔が開口することで、枯れ葉
や雪などの異物を侵入させることなく開口部の内部に外
気を導入できる。この開口部の内部に導入された外気
は、車室内への空調機器の空気取り入れ口に導かれるこ
とが好ましい。
好ましい。蓋体に多数の小孔が開口することで、枯れ葉
や雪などの異物を侵入させることなく開口部の内部に外
気を導入できる。この開口部の内部に導入された外気
は、車室内への空調機器の空気取り入れ口に導かれるこ
とが好ましい。
【0019】蓋体に開口した多数の小孔は、異物の侵入
を阻害しかつ空気を通過させることができればよく、小
孔の開口部の形状は、特に限定されるものではない。開
口部の形状としては、たとえば、円形、方形等の形状を
あげることができる。蓋体は、カウルルーバー本体の開
口部を被覆する部分がメッシュ状に形成されたことがよ
り好ましい。
を阻害しかつ空気を通過させることができればよく、小
孔の開口部の形状は、特に限定されるものではない。開
口部の形状としては、たとえば、円形、方形等の形状を
あげることができる。蓋体は、カウルルーバー本体の開
口部を被覆する部分がメッシュ状に形成されたことがよ
り好ましい。
【0020】本発明のカウルルーバーにおいて、カウル
ルーバー本体の開口部の形状は特に限定されるものでは
ない。カウルルーバーとしての強度が確保される可能な
限り大きな形状で開口部が開口することが好ましい。す
なわち、十分な強度が確保されるとともに作業性に優れ
たカウルルーバーとなる。
ルーバー本体の開口部の形状は特に限定されるものでは
ない。カウルルーバーとしての強度が確保される可能な
限り大きな形状で開口部が開口することが好ましい。す
なわち、十分な強度が確保されるとともに作業性に優れ
たカウルルーバーとなる。
【0021】本発明のカウルルーバーは、フロントサス
ペンションのメンテナンス時には露出した開口部からサ
スペンションの取り扱いを行うことができる。本発明の
カウルルーバーは、カウルルーバーの取り外しを行うこ
となくフロントサスペンションのメンテナンスを行うこ
とができるため、低コストで簡単にフロントサスペンシ
ョンのメンテナンスを行うことができる。
ペンションのメンテナンス時には露出した開口部からサ
スペンションの取り扱いを行うことができる。本発明の
カウルルーバーは、カウルルーバーの取り外しを行うこ
となくフロントサスペンションのメンテナンスを行うこ
とができるため、低コストで簡単にフロントサスペンシ
ョンのメンテナンスを行うことができる。
【0022】本発明のカウルルーバーは、カウルルーバ
ー本体に開口部を有しかつ開口部を被覆する蓋体を有す
る以外は、限定されるものではない。すなわち、カウル
ルーバー本体の材質等については、従来のカウルルーバ
ーを形成する材質を用いることができる。
ー本体に開口部を有しかつ開口部を被覆する蓋体を有す
る以外は、限定されるものではない。すなわち、カウル
ルーバー本体の材質等については、従来のカウルルーバ
ーを形成する材質を用いることができる。
【0023】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を説明する。な
お、本発明はこれらの形態に限定されるものではない。
お、本発明はこれらの形態に限定されるものではない。
【0024】(実施例1)図1〜5に本発明のカウルル
ーバーの一実施例である実施例1のカウルルーバーを示
した。
ーバーの一実施例である実施例1のカウルルーバーを示
した。
【0025】実施例1のカウルルーバー1は、車両のロ
ントガラスの下方近傍でありかつフロントサスペンショ
ンの上方に車幅方向に延びるように配設される長板状を
有するポリプロピレン製のカウルルーバー本体10と、
カウルルーバー本体10に係止される蓋体15と、から
なる。
ントガラスの下方近傍でありかつフロントサスペンショ
ンの上方に車幅方向に延びるように配設される長板状を
有するポリプロピレン製のカウルルーバー本体10と、
カウルルーバー本体10に係止される蓋体15と、から
なる。
【0026】カウルルーバー本体10には、車両に配設
されたときにフロントサスペンションの鉛直上方の位置
に対応した両端部の近傍に開口部11が開口している。
また、カウルルーバー本体10は、略中央部に車両の車
室内へ外気を導入するための小孔群12が開口してい
る。
されたときにフロントサスペンションの鉛直上方の位置
に対応した両端部の近傍に開口部11が開口している。
また、カウルルーバー本体10は、略中央部に車両の車
室内へ外気を導入するための小孔群12が開口してい
る。
【0027】また、カウルルーバー本体10に開口した
開口部11は、上底が車両中心側に下底が車両側面側に
位置する略台形状を有する。カウルルーバー本体10に
は、開口部11の外周形状にそって、カウルルーバー本
体10の裏面方向に突出したフランジ部110が形成さ
れている。
開口部11は、上底が車両中心側に下底が車両側面側に
位置する略台形状を有する。カウルルーバー本体10に
は、開口部11の外周形状にそって、カウルルーバー本
体10の裏面方向に突出したフランジ部110が形成さ
れている。
【0028】蓋体15は、カウルルーバー本体10の開
口部11の内周形状と略一致する外周形状を有するフレ
ーム部150と、フレーム部150により囲まれた部分
に形成されたメッシュよりなる通気部151と、から構
成されている。フレーム部150はポリプロピレンより
なり、通気部151のメッシュはポリプロピレンよりな
る4.6×4.6mmのメッシュであった。
口部11の内周形状と略一致する外周形状を有するフレ
ーム部150と、フレーム部150により囲まれた部分
に形成されたメッシュよりなる通気部151と、から構
成されている。フレーム部150はポリプロピレンより
なり、通気部151のメッシュはポリプロピレンよりな
る4.6×4.6mmのメッシュであった。
【0029】そして、カウルルーバー本体10のフラン
ジ部110に区画された開口部11に蓋体15を嵌入し
た状態で固定するための係止ツメ152が蓋体15のフ
レーム部150に形成され、係止ツメ152が挿入され
る係止穴111がフランジ部110に形成されている。
係止ツメ152および係止穴111は、開口部11の略
台形形状の上底および下底に対応した辺に形成されてい
る。蓋体15の上底に形成された係止ツメ152は、蓋
体15の広がる方向と同一の方向にのびる略板状を有す
る。
ジ部110に区画された開口部11に蓋体15を嵌入し
た状態で固定するための係止ツメ152が蓋体15のフ
レーム部150に形成され、係止ツメ152が挿入され
る係止穴111がフランジ部110に形成されている。
係止ツメ152および係止穴111は、開口部11の略
台形形状の上底および下底に対応した辺に形成されてい
る。蓋体15の上底に形成された係止ツメ152は、蓋
体15の広がる方向と同一の方向にのびる略板状を有す
る。
【0030】さらに、蓋体15の下底には、カウルルー
バー本体10に装着されたときに、カウルルーバー本体
10のフランジ部110の先端面に係止される突起15
3が形成された係止突起154を有する。
バー本体10に装着されたときに、カウルルーバー本体
10のフランジ部110の先端面に係止される突起15
3が形成された係止突起154を有する。
【0031】係止ツメ152と突起153とによりカウ
ルルーバー本体10に蓋体15が固定される。詳しく
は、蓋体15の上底側が、係止穴111に挿入された係
止ツメ152により固定され、下底側が突起153がフ
ランジ部110の先端面に係止されることにより固定さ
れる。
ルルーバー本体10に蓋体15が固定される。詳しく
は、蓋体15の上底側が、係止穴111に挿入された係
止ツメ152により固定され、下底側が突起153がフ
ランジ部110の先端面に係止されることにより固定さ
れる。
【0032】(実施例2)実施例2は、実施例1のカウ
ルルーバーの別の態様であり、カウルルーバー本体と蓋
体との係止構造が異なる態様である。詳しくは、係止の
構造がわかるように図6に示した。
ルルーバーの別の態様であり、カウルルーバー本体と蓋
体との係止構造が異なる態様である。詳しくは、係止の
構造がわかるように図6に示した。
【0033】実施例2のカウルルーバーは、蓋体15の
係止構造が断面略U字状の係止バネ部155と係止バネ
部155の略U字状の一方の辺にもうけられ蓋体15の
外方に突出した突起156とを有し、カウルルーバー本
体10のフランジ部110において蓋体15の突起15
6に対応した位置に開口した係止穴112を有し、突起
156が係止穴112に挿入されることで蓋体15がカ
ウルルーバー本体10に固定される。
係止構造が断面略U字状の係止バネ部155と係止バネ
部155の略U字状の一方の辺にもうけられ蓋体15の
外方に突出した突起156とを有し、カウルルーバー本
体10のフランジ部110において蓋体15の突起15
6に対応した位置に開口した係止穴112を有し、突起
156が係止穴112に挿入されることで蓋体15がカ
ウルルーバー本体10に固定される。
【0034】実施例2のカウルルーバーにおいて蓋体1
5は、略U字状の係止バネ部155を内方に押圧して突
起156を係止穴112から取り出すことで、カウルル
ーバー本体10から取り外されるる。また、蓋体15の
カウルルーバー本体10への装着は、蓋体15を開口部
11に配して押圧することで行われる。このとき、蓋体
15の係止バネ部155が圧縮されて突起156が係止
穴112に挿入されることで、蓋体15がカウルルーバ
ー本体10の開口部11に装着される。
5は、略U字状の係止バネ部155を内方に押圧して突
起156を係止穴112から取り出すことで、カウルル
ーバー本体10から取り外されるる。また、蓋体15の
カウルルーバー本体10への装着は、蓋体15を開口部
11に配して押圧することで行われる。このとき、蓋体
15の係止バネ部155が圧縮されて突起156が係止
穴112に挿入されることで、蓋体15がカウルルーバ
ー本体10の開口部11に装着される。
【0035】実施例1および2のカウルルーバーは、従
来のカウルルーバーと同様に車両に取り付けられる。そ
して、フロントサスペンションをメンテナンスする時に
は、蓋体を取り外して、開口部を露出させ、露出した開
口部を通して作業を行うことができる。すなわち、カウ
ルルーバーの取り外しを行うことなくフロントサスペン
ションのメンテナンスを行うことができる効果を有す
る。
来のカウルルーバーと同様に車両に取り付けられる。そ
して、フロントサスペンションをメンテナンスする時に
は、蓋体を取り外して、開口部を露出させ、露出した開
口部を通して作業を行うことができる。すなわち、カウ
ルルーバーの取り外しを行うことなくフロントサスペン
ションのメンテナンスを行うことができる効果を有す
る。
【0036】また、実施例1および2のカウルルーバー
が取り付けられる車両は、蓋体を通過した外気を空調設
備を介して車室内に導入できるように構成されているこ
とが好ましい。
が取り付けられる車両は、蓋体を通過した外気を空調設
備を介して車室内に導入できるように構成されているこ
とが好ましい。
【0037】(その他の形態)本発明の実施例のその他
の形態として、実施例1のカウルルーバーの蓋体の通気
部が板状に形成された形態をあげることができる。この
形態のカウルルーバーは、外気を空調設備を介して車室
内に導入することができない以外は、実施例1および2
のカウルルーバーと同様に、フロントサスペンションの
メンテナンスを簡単に行うことができる。
の形態として、実施例1のカウルルーバーの蓋体の通気
部が板状に形成された形態をあげることができる。この
形態のカウルルーバーは、外気を空調設備を介して車室
内に導入することができない以外は、実施例1および2
のカウルルーバーと同様に、フロントサスペンションの
メンテナンスを簡単に行うことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明のカウルルーバーは、フロントサ
スペンションのメンテナンス時には露出した開口部を通
して作業を行うことができる。すなわち、本発明のカウ
ルルーバーは、カウルルーバーの取り外しを行うことな
くフロントサスペンションのメンテナンスを行うことが
できる。
スペンションのメンテナンス時には露出した開口部を通
して作業を行うことができる。すなわち、本発明のカウ
ルルーバーは、カウルルーバーの取り外しを行うことな
くフロントサスペンションのメンテナンスを行うことが
できる。
【図1】 実施例1のカウルルーバーを示した図であ
る。
る。
【図2】 実施例1のカウルルーバーの蓋体が装着され
た近傍を示した図である。
た近傍を示した図である。
【図3】 実施例1のカウルルーバーのカウルルーバー
本体の開口部の近傍を示した図である。
本体の開口部の近傍を示した図である。
【図4】 実施例1のカウルルーバーの開口部の車両の
進行方向の断面を示した図である。
進行方向の断面を示した図である。
【図5】 実施例1のカウルルーバーの開口部の車幅方
向の断面を示した図である。
向の断面を示した図である。
【図6】 実施例2のカウルルーバーの係止構造を示し
た図である。
た図である。
【図7】 従来のカウルルーバーを示した図である。
1…カウルルーバー
10…カウルルーバー本体 15…蓋体
11…開口部 12…小孔群
110…フランジ部 111,112…係
止穴 150…フレーム部 151…通気部 152…係止ツメ 153,156…突
起 155…係止バネ部 2…カウルルーバー
止穴 150…フレーム部 151…通気部 152…係止ツメ 153,156…突
起 155…係止バネ部 2…カウルルーバー
Claims (6)
- 【請求項1】 車両のフロントガラスの下方近傍であり
かつフロントサスペンションの上方に車幅方向に延びる
ように配設される長板状のカウルルーバーにおいて、 車両に配設されたときに該フロントサスペンションの上
方となる位置に開口部が開口したカウルルーバー本体
と、 該開口部を被覆するとともに該フロントサスペンション
のメンテナンス時に該開口部を露出できる蓋体と、を有
することを特徴とするカウルルーバー。 - 【請求項2】 前記蓋体は、前記カウルルーバー本体と
着脱可能である請求項1記載のカウルルーバー。 - 【請求項3】 前記蓋体が係止ツメを有し、前記カウル
ルーバー本体が該蓋体が装着されたときに該蓋体の該係
止ツメが係止される係止部を有する請求項2記載のカウ
ルルーバー。 - 【請求項4】 前記蓋体は、車両のボンネットに固定さ
れた請求項2記載のカウルルーバー。 - 【請求項5】 前記蓋体は、ヒンジを介して前記カウル
ルーバー本体に接続された請求項1記載のカウルルーバ
ー。 - 【請求項6】 前記蓋体は、多数の小孔が開口している
請求項1記載のカウルルーバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002081454A JP2003276642A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | カウルルーバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002081454A JP2003276642A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | カウルルーバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003276642A true JP2003276642A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=29230077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002081454A Withdrawn JP2003276642A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | カウルルーバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003276642A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009255791A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Suzuki Motor Corp | 車両のカウル部構造 |
JP2009255790A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Suzuki Motor Corp | 車両カウル部の外気導入構造 |
JP2020157947A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 本田技研工業株式会社 | カウルトップ構造 |
-
2002
- 2002-03-22 JP JP2002081454A patent/JP2003276642A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
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