JP2003276303A - インクジェット記録媒体の製造方法及びインクジェット記録媒体 - Google Patents

インクジェット記録媒体の製造方法及びインクジェット記録媒体

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JP2003276303A
JP2003276303A JP2002079849A JP2002079849A JP2003276303A JP 2003276303 A JP2003276303 A JP 2003276303A JP 2002079849 A JP2002079849 A JP 2002079849A JP 2002079849 A JP2002079849 A JP 2002079849A JP 2003276303 A JP2003276303 A JP 2003276303A
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ink jet
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JP2002079849A
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Masako Kikuchi
雅子 菊地
Kiyoshi Endo
喜芳 遠藤
Kaneo Mamiya
周雄 間宮
Tomohiko Sakai
智彦 坂井
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク受容層のインク吸収容量が大きく、塗
布故障やひび割れが少なく、且つ生産性が高いインクジ
ェット記録媒体の製造方法及びその製造方法で製造され
たインクジェット記録媒体を提供すること。 【解決手段】 無機微粒子分散物と水溶性ポリマーとを
混合してなる塗布液を支持体上に塗布して製造するイン
クジェット記録媒体の製造方法において、該無機微粒子
分散物を30℃以上、50℃未満で30分以上、5時間
未満停滞してから無機微粒子分散物と水溶性ポリマー溶
液とを混合することを特徴とするインクジェット記録媒
体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録媒体(以下、単に記録媒体ともいう)の製造方法及び
その製造方法で製造されたインクジェット記録媒体に関
し、更に詳しくは生産性が高く、インク吸収容量が大き
く、塗布面にひび割れや塗布故障のないインクジェット
記録媒体の製造方法及びその製造方法で製造されたイン
クジェット記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録は、インクの微小液
滴を種々の作動原理により飛翔させて紙などの記録シー
トに付着させ、画像・文字などの記録を行うものである
が、比較的高速、低騒音、多色化が容易である等の利点
を有しており、近年急速に普及してきている。一方、写
真等の高画質印刷にも用いられており、記録シートとし
てインク吸収量が多く、シート上に異物、クラック(ひ
び割れ)等の故障がないことが要求されている。
【0003】これらの問題を解決するために、従来から
非常に多くの技術が提案されている。例えば、特開昭5
2−53012号に記載されている低サイズ原紙に表面
加工用の塗料を湿潤させた記録媒体、特開昭55−58
30号に記載されている支持体表面にインク吸収性の塗
層を設けた記録媒体、特開昭56−157号に記載され
ている被履層中の顔料として非膠質シリカ粉末を含有す
る記録媒体、特開昭57−107878号に記載されて
いる無機顔料と有機顔料を併用した記録用紙、特開昭5
8−110287号に記載されている2つの空孔分布ピ
ークを有する記録媒体、特開昭62−111782号に
記載されている上下2層の多孔質層からなる記録媒体、
特開昭59−68292号、同59−123696号お
よび同60−18383号などに記載されている不定形
亀裂を有する記録用紙、特開昭61−135786号、
同61−148092号および同62−149475号
等に記載されている微粉末層を有する記録媒体、特開昭
63−252779号、特開平1−108083号、同
2−136279号、同3−65376号および同3−
27976号等に記載されている特定の物性値を有する
顔料や微粒子シリカを含有する記録媒体、特開昭57−
14091号、同60−219083号、同60−21
0984号、同61−20797号、同61−1881
83号、特開平5−278324号、同6−92011
号、同6−183134号、同7−137431号、同
7−276789号等に記載されているコロイド状シリ
カ等の微粒子シリカを含有する記録媒体、および特開平
2−276671号、同3−67684号、同3−21
5082号、同3−251488号、同4−67986
号、同4−263983号および同5−16517号な
どに記載されているアルミナ水和物微粒子を含有する記
録媒体等、多数知られているが、満足できるものではな
い。
【0004】特開2001−149856には、シリカ
分散液を5時間以上停滞させた後、水溶性ポリマー等を
添加して塗布液を作製するか、あるいはシリカ分散液に
50℃以上の加熱処理を施した後に、水溶性ポリマーを
添加して作製する方法が記載されている。同公報による
と、この方法を行うことによって、生産性が高く、且つ
ひび割れがなく、インク吸収性および光沢に優れたイン
クジェット記録媒体が得られると述べられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者らが特開2001−149856に開示された技術を
検討したところ、シリカ分散液を5時間以上の長時間に
亘って停滞させると、逆にインク吸収性は劣化すること
が判明した。長時間の停滞は当然ながら生産性を下げる
こととなる。
【0006】またシリカ分散液を50℃以上の高温で停
滞させると、シリカ分散液の粘度が急激に高くなり、そ
の結果、塗布液粘度も高くなって、塗布スジが発生する
等の塗布性の劣化があり、ひび割れ発生が起こることも
わかった。
【0007】本発明は上記の実態に鑑みてなされたもの
であって、その目的はインク受容層のインク吸収容量が
大きく、塗布故障やひび割れが少なく、且つ生産性が高
いインクジェット記録媒体の製造方法及びその製造方法
で製造されたインクジェット記録媒体を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、以
下の構成によって達成された。
【0009】1)無機微粒子分散物と水溶性ポリマーと
を混合してなる塗布液を支持体上に塗布して製造するイ
ンクジェット記録媒体の製造方法において、該無機微粒
子分散物を30℃以上、50℃未満で30分以上、5時
間未満停滞してから無機微粒子分散物と水溶性ポリマー
溶液とを混合することを特徴とするインクジェット記録
媒体の製造方法。
【0010】2)前記無機微粒子分散物を40℃以上、
50℃未満で1時間以上、4時間以下停滞することを特
徴とする前記1)に記載のインクジェット記録媒体の製
造方法。
【0011】3)前記無機微粒子分散物と水溶性ポリマ
ーとを混合する前に、103(1/sec)以上、105
(1/sec)以下の剪断速度で剪断処理をすることを
特徴とする前記1)または2)に記載のインクジェット
記録媒体の製造方法。
【0012】4)前記無機微粒子分散物中の無機微粒子
が、1次粒子平均粒子径が3〜30nmの気相法シリカ
であることを特徴とする前記1)〜3)のいずれか1項
に記載のインクジェット記録媒体の製造方法。
【0013】5)前記無機微粒子分散物中の無機微粒子
が、1次粒子平均粒子径が3〜30nmの気相法シリカ
と1次粒子平均粒子径が3〜50nmのコロイダルシリ
カとを含むことを特徴とする前記1)〜3)のいずれか
1項に記載のインクジェット記録媒体の製造方法。
【0014】6)前記水溶性ポリマーがポリビニールア
ルコールであることを特徴とする前記1)〜5)のいず
れか1項に記載のインクジェット記録媒体の製造方法。
【0015】7)前記1)〜6)のいずれか1項に記載
のインクジェット記録媒体の製造方法により製造される
ことを特徴とするインクジェット記録媒体。
【0016】以下に、本発明を更に詳しく説明する。本
発明のインクジェット記録媒体の製造方法は、無機微粒
子分散物を含有する塗布液を支持体に塗布し、インク受
容層(以下、空隙層ともいう)を塗膜として形成するも
のである。該塗膜を形成するには、無機微粒子と水溶性
ポリマーを混合し塗布液とし、塗布することが必要であ
る。無機微粒子は分散液として添加するのが一般的で、
その分散性の良し悪しが空隙容量を左右する。無機微粒
子としては、例えば、シリカ、炭酸カルシウム、酸化チ
タン、水酸化アルミニウム、炭酸マグネシウム、酸化亜
鉛、硫酸バリウム、クレー等の他各種の天然または合成
の無機微粒子を使用することができる。
【0017】中でも、シリカは低い屈折率を有するた
め、透明性が要求されるインクジェット記録媒体のイン
ク受容層を形成するのに好ましく用いられる。
【0018】シリカとしては、通常の湿式法で合成され
たシリカ、コロイダルシリカ或いは気相法で合成された
微粒子シリカ等が好ましく用いられるが、コロイダルシ
リカまたは気相法で合成された微粒子シリカがより好ま
しく、中でも気相法により合成された微粒子シリカを用
いることで高い空隙率が得られる。気相法シリカとコロ
イダルシリカを混合して得られる無機微粒子分散物を用
いることでも、高い空隙率が得られる。その1次粒子平
均粒径は気相法シリカ単独の場合、3〜30nmであ
り、気相法シリカとコロイダルシリカ併用の場合、前者
は3〜30nmであり、後者は3〜50nmである。
【0019】好ましく用いられる、1次粒子平均粒径が
3〜30nmである気相法により合成された微粒子シリ
カとしては、例えば、日本アエロジル社のアエロジルが
市販されている。
【0020】本発明で用いられるコロイダルシリカとし
ては、汎用の無変性コロイダルシリカの他に、シリカ表
面をカルシウムやアルミニウムで修飾し、イオン性やp
H変動に対する挙動を変えた変性コロイダルシリカを用
いることもできる。また、棒状、分岐状、環状、屈曲状
などの非球状コロイダルシリカを用いることもできる。
【0021】このようなコロイダルシリカの具体的な例
としては、日産化学工業製スノーテックス20、スノー
テックスN、スノーテックスO、スノーテックスS、ス
ノーテックス20L、スノーテックスAK、スノーテッ
クスUP、スノーテックス−OUP等、クラリアント製
KLEBOSOL30V9、KLEBOSOL30R
9、KLEBOSOL30V12、KLEBOSOL3
0R12、KLEBOSOL30CAL25等が挙げら
れる。
【0022】無機微粒子分散物を作る際、無機微粒子を
水性媒体に所望比率で分散するが、無機微粒子の質量濃
度として5〜40%が好ましい。特に好ましくは10〜
35%である。質量濃度が低いと生産効率が劣り、大量
の分散液を必要とし、更に分散性が劣る方向になる。ま
た、質量濃度が高すぎると、分散液の粘度が高くなり、
後工程でのハンドリングに負荷がかかる。質量濃度とは
無機微粒子質量/(無機微粒子質量+水性媒体質量)×
100で求めた値である。
【0023】分散方法としては、連続式、バッチ式どち
らでもよいが、生産効率上、連続式が好ましい。また、
無機微粒子と水性媒体を分散機に連続的に供給しながら
分散処理し、分散物を連続的に分散機より吐出する方法
により製造された分散物において、本発明の効果が顕著
になることから、無機微粒子と水性媒体を連続式で混合
し分散する方法はより好ましい。分散機としては、ロー
ラミルタイプ、ニーダータイプ、ピンミキサータイプ、
高圧ホモジナイザー、湿式メディア型粉砕機(サンドミ
ル、ボールミル)、連続式高速撹拌型分散機、超音波分
散機等が挙げられる。シリカ分散液の温度は分散過程で
50℃以下にすることが好ましい。50℃以上になる
と、分散液の粘度が高くなって分散不良を起こす。
【0024】前記水性媒体としては、少なくとも、カチ
オン性ポリマーが含有されていることが好ましい。更に
好ましくは硬膜剤も含有していることである。
【0025】前記カチオン性ポリマーとして、好ましく
は第4級アンモニウム塩基を有するポリマーであり、特
に好ましくは第4級アンモニウム塩基を有するモノマー
の単独重合体または他の共重合し得る1または2以上の
モノマーとの共重合体である。
【0026】第4級アンモニウム塩基を有するモノマー
の例としては、例えば、以下の例を挙げることができ
る。
【0027】
【化1】
【0028】
【化2】
【0029】上記第4級アンモニウム塩基と共重合し得
るモノマーは、エチレン性不飽和基を有する化合物であ
り、例えば、以下の具体例を挙げることができる。
【0030】
【化3】
【0031】特に、第4級アンモニウム塩基を有するカ
チオン性ポリマーが共重合体である場合、カチオン性モ
ノマーの比率は10モル%以上が好ましく、より好まし
くは20モル%以上、特に好ましくは30モル%以上で
ある。第4級アンモニウム塩基を有するモノマーは単一
でも2種類以上であってもよい。
【0032】以下に、本発明に用いることができるカチ
オン性ポリマーの具体例を挙げるが、これらに限定され
るものではない。
【0033】
【化4】
【0034】
【化5】
【0035】
【化6】
【0036】
【化7】
【0037】上記第4級アンモニウム塩基を有するカチ
オン性ポリマーは、第4級アンモニウム塩基のために水
溶性が一般に高い。共重合する第4級アンモニウム塩基
を含まないモノマーの組成や比率によっては水に充分に
溶解しないことはあるが、水混和性有機溶媒と水との混
合溶媒に溶解させることにより溶解し得るものであれ
ば、本発明に使用できる。
【0038】ここで水混和性有機溶媒とは、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、n−プロパノール
などのアルコール類、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、グリセリンなどのグリコール類、酢酸エチ
ル、酢酸プロピル等のエステル類、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン類、N,N−ジメチルホルムアミ
ド等のアミド類など、水に対して通常10%以上溶解し
得る有機溶媒を言う。この場合、有機溶媒の使用量は水
の使用量以下であることが好ましい。
【0039】カチオン性ポリマーは、数平均分子量が1
0万以下であることが好ましい。ここで数平均分子量
は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーから求め
られたポリエチレングリコール値に換算した値である。
【0040】数平均分子量が10万を越える場合には、
カチオン性ポリマーの溶液を表面がアニオン性である無
機微粒子を含有する分散液に添加した際に、凝集物の発
生が激しく、その後、分散処理を施しても均一な分散液
になりにくく、粗大粒子が多数存在して均一な分散液に
なりにくい。このようなカチオン性ポリマーと無機微粒
子を含有する複合微粒子分散液を使用してインクジェッ
ト記録媒体を作製した場合、高い光沢性が得られにく
い。特に好ましい数平均分子量は5万以下である。ま
た、数平均分子量の下限はインクの耐水性の点から通常
2000である。
【0041】上記無機微粒子とカチオン性ポリマーの比
率は、無機微粒子の種類や粒径、あるいはカチオン性ポ
リマーの種類や数平均分子量で変わり得る。本発明にお
いて、上記比率は無機微粒子の表面がカチオン性に置き
換わって安定化させる必要があることから、1:0.0
1〜1:1であることが好ましい。
【0042】本発明の無機微粒子分散物を調製する際の
水性媒体には、各種の添加剤を添加することができる。
例えば、ノニオン性またはカチオン性の各種の界面活性
剤(アニオン性界面活性剤は凝集物を形成するために好
ましくない)、消泡剤、ノニオン性またはカチオン性の
ラテックス分散液、水混和性有機溶媒(酢酸エチル、メ
タノール、エタノール、イソプロパノール、n−プロパ
ノール、アセトンなど)、無機塩類、pH調整剤など、
必要に応じて適宜使用することができる。
【0043】特に水混和性有機溶媒は、無機微粒子とカ
チオン性ポリマーを混合した際の微小なダマの形成が抑
制されるために好ましい。そのような水混和性有機溶媒
は分散液中に、好ましくは0.1〜20質量%、特に好
ましくは0.5〜10質量%使用される。
【0044】前記水性媒体には、ノニオン性の親水性ポ
リマーを含有することもできるが、無機微粒子との相互
作用により増粘を起こさない低分子量のポリマーに限ら
れる。通常インク受容層のバインダーとして用いられる
ポリマー(本発明の無機微粒子分散物と混合される水溶
性ポリマーを含む)は前記水性媒体には実質的に含まな
い。
【0045】カチオン性分散液を調製する際のpHは、
無機微粒子の種類やカチオン性ポリマーの種類、各種の
添加剤等により広範に変化し得るが、一般的にはpHが
1〜8であり、特に2〜7が好ましい。
【0046】本発明に係る水溶性ポリマーとしては、例
えば、ゼラチン(酸処理ゼラチンが好ましい)、ポリビ
ニルピロリドン(平均分子量が約20万以上が好まし
い)、プルラン、ポリビニルアルコールまたはその誘導
体、カチオン変性ポリビニルアルコール、ポリエチレン
グリコール(平均分子量が10万以上が好ましい)、ヒ
ドロキシエチルセルロース、デキストラン、デキストリ
ン、水溶性ポリビニルブチラールを挙げることができ、
これらの水溶性ポリマーはインク受容層の親水性バイン
ダーとして機能し、単独で使用してもよく、2種以上を
併用してもよい。
【0047】特に好ましい親水性バインダーは、ポリビ
ニルアルコールまたはカチオン変性ポリビニルアルコー
ルである。
【0048】本発明に好ましく用いられるポリビニルア
ルコールは平均重合度が300〜4000のもので、特
に平均分子量が1000以上のものが得られる皮膜の脆
弱性が良好となることから好ましい。また、ポリビニル
アルコールのケン化度は70〜100%のものが好まし
く、80〜100%のものが特に好ましい。ポリビニー
ルアルコールは水溶液として用いることが好ましく、溶
解温度は80℃以上、150℃以下が好ましい。溶解濃
度は3〜15%が好ましい。
【0049】カチオン変性ポリビニルアルコールは、カ
チオン性基を有するエチレン性不飽和単量体と酢酸ビニ
ルとの共重合体をケン化することにより得られる。
【0050】カチオン性基を有するエチレン性不飽和単
量体としては、例えば、トリメチル−(2−アクリルア
ミド−2,2−ジメチルエチル)アンモニウムクロライ
ド、トリメチル−(3−アクリルアミド−3,3−ジメ
チルプロピル)アンモニウムクロライド、N−ビニルイ
ミダゾール、N−ビニル−2−メチルイミダゾール、N
−(3−ジメチルアミノプロピル)メタクリルアミド、
ヒドロキシルエチルジメチル−(3−メタクリルアミ
ド)アンモニウムクロライド、トリメチル−(3−メタ
クリルアミドプロピル)アンモニウムクロライド、N−
(1,1−ジメチル−3−ジメチルアミノプロピル)ア
クリルアミド等が挙げられる。
【0051】カチオン変性ポリビニルアルコールのカチ
オン変性基含有単量体の比率は、酢酸ビニルに対して
0.1〜10モル%が好ましく、より好ましくは0.2
〜5モル%である。またカチオン変性ポリビニルアルコ
ールの重合度は通常500〜4000、好ましくは10
00〜4000が好ましい。更に、カチオン変性ポリビ
ニルアルコールのケン化度は通常60〜100モル%、
好ましくは70〜99モル%である。
【0052】本発明に係るインクジェト記録媒体におい
て、高光沢性で高い空隙率を皮膜の脆弱性を劣化させず
に得るために、前記水溶性ポリマーが硬膜剤により硬膜
されていることが好ましい。
【0053】硬膜剤は、一般的には前記水溶性ポリマー
と反応し得る基を有する化合物あるいは水溶性ポリマー
が有する異なる基同士の反応を促進するような化合物で
あり、水溶性ポリマーの種類に応じて適宜選択して用い
られる。
【0054】硬膜剤の具体例としては、例えば、エポキ
シ系硬膜剤(ジグリシジルエチルエーテル、エチレング
リコールジグリシジルエーテル、1,4−ブタンジオー
ルジグリシジルエーテル、1,6−ジグリシジルシクロ
ヘキサン、N,N−ジグリシジル−4−グリシジルオキ
シアニリン、ソルビトールポリグリシジルエーテル、グ
リセロールポリグリシジルエーテル等)、アルデヒド系
硬膜剤(ホルムアルデヒド、グリオキザール等)、活性
ハロゲン系硬膜剤(2,4−ジクロロ−4−ヒドロキシ
−1,3,5−s−トリアジン等)、活性ビニル系化合
物(1,3,5−トリスアクリロイル−ヘキサヒドロ−
s−トリアジン、ビスビニルスルホニルメチルエーテル
等)、ホウ酸、その塩、硼砂、アルミ明礬等が挙げられ
る。
【0055】水溶性ポリマーとしてポリビニルアルコー
ルまたはカチオン変成ポリビニルアルコールを使用する
場合には、ホウ酸、その塩またはエポキシ系硬膜剤から
選ばれる硬膜剤を使用するのが好ましい。最も好ましい
のは、ホウ酸またはその塩から選ばれる硬膜剤である。
ホウ酸またはその塩としては、硼素原子を中心原子とす
る酸素酸およびその塩のことを示し、具体的にはオルト
ホウ酸、二ホウ酸、メタホウ酸、四ホウ酸、五ホウ酸、
八ホウ酸またはそれらの塩が挙げられる。
【0056】硬膜剤の使用量は水溶性ポリマーの種類、
硬膜剤の種類、無機微粒子の種類、水溶性ポリマーに対
する比率等により変化するが、通常水溶性ポリマー1g
当たり5〜500mg、好ましくは10〜300mgで
ある。
【0057】硬膜剤は空隙層を形成する塗布液を塗布す
る際に、空隙層を形成する塗布液中及び/または空隙層
に隣接するその他の層を形成する塗布液中に添加しても
よく、あるいは予め硬膜剤を含有する塗布液を塗布して
ある支持体上に、該空隙層を形成する塗布液を塗布す
る。更には、空隙層を形成する硬膜剤非含有の塗布液を
塗布乾燥後に硬膜剤溶液をオーバーコートするなどして
空隙層に硬膜剤を供給することもできる。好ましくは製
造上の効率の観点から、空隙層を形成する塗布液または
これに隣接する層を形成する塗布液中に硬膜剤を添加し
て、空隙層を形成するのと同時に硬膜剤を供給するのが
好ましい。
【0058】本発明で特に好ましいのは、微粒子シリカ
を1次粒子として使用し、親水性バインダーとしてポリ
ビニルアルコールまたは変性ポリビニルアルコールを用
いる場合である。上記水溶性ポリマーと無機微粒子の比
率は、通常1:10〜1:3であり、特に好ましくは
1:8〜1:5である。
【0059】水溶性ポリマーを前記分散液に添加混合す
る方法は、水溶性ポリマーの水溶液を分散液に攪拌しな
がらバッチ内で添加する方法や、前記分散液と水溶性ポ
リマーを連続的にスタチックミキサー等の混合機で混合
する方法が挙げられる。連続式で混合した方が装置スペ
ースや生産効率上好ましい。塗布液の温度は30℃以
上、50℃以下にすることが好ましい。
【0060】本発明の目的は無機微粒子分散物を30℃
以上、50℃未満で30分以上、5時間未満停滞させた
後に、水溶性ポリマーと混合することにより達成され
る。より好ましくは40℃以上、50℃未満で停滞させ
ることが好ましい。無機微粒子分散物を30℃以上、よ
り好ましくは40℃以上で停滞させることにより、無機
微粒子2次粒子間の適度な凝集が進み、水溶性ポリマー
と緩やかに反応することにより塗布液粘度が安定する。
しかしながら、無機微粒子分散物は50℃以上になる
と、急激に凝集が進むことにより粘度が高くなり、塗布
液粘度も高くなるため塗布に支障をきたしたり、ひび割
れが生じやすくなる。検討の結果、停滞温度は50℃未
満である必要があることがわかった。
【0061】無機微粒子2次粒子間の適度な凝集を進め
るために、無機微粒子分散物を30℃以上、50℃未満
で少なくとも30分以上停滞させる必要がある。停滞時
間が長すぎると、無機微粒子2次粒子間の凝集が密にな
りインク吸収容量の低下を招くため、停滞時間は5時間
未満とする必要があり、停滞時間を30分以上、4時間
以下とするのが最も好ましい。
【0062】本発明において、無機微粒子分散物を停滞
後、水溶性ポリマーと混合する前に、無機微粒子分散物
に103〜105(1/sec)の剪断速度で剪断処理す
ることが好ましい。これにより無機微粒子の構造粘性が
破壊され、塗布液粘度が下がり、生産効率が向上する。
塗布液を作製後、この塗布液に103〜105(1/se
c)の剪断速度で剪断処理することでも同様の効果が得
られる。この場合、塗布液作製後10時間以内が好まし
く、更に好ましくは8時間以内である。10時間以上で
剪断をかけると、空隙が減少し、インク吸収容量が低下
する。また、塗布液に剪断をかけた後、24時間以内、
好ましくは20時間以内で塗布することが好ましい。2
4時間以上経って塗布すると、空隙が減少し、インク吸
収容量が低下する。
【0063】無機微粒子分散物および塗布液に与える剪
断速度は103〜105(1/sec)が好ましく、更に
好ましくは5×103〜5×104(1/sec)であ
る。剪断速度が小さいと、構造粘性の破壊が不十分であ
り、高すぎると空隙が減少する。
【0064】剪断を与える方法としては、バッチ式の場
合、クリアミックス(エムテクニクス製)の様な高速撹
拌機、連続式の場合、マイルダー(荏原製作所製)、キ
ャビトロン(ユーロテック製)等を用いることができ
る。
【0065】本発明のインクジェット用記録媒体の支持
体としては、従来インクジェット用記録用紙として公知
の紙支持体、プラスチック支持体(透明支持体)、複合
支持体など適宜使用できるが、より高い濃度で鮮明な画
像を得るためには、支持体中にインク液が浸透しない疎
水性支持体を用いるのが好ましい。
【0066】透明支持体としては、例えば、ポリエステ
ル系樹脂、ジアセテート系樹脂、トリアセテート系樹
脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリ塩
化ビニル系樹脂、ポリイミド系樹脂、セロハン、セルロ
イド等の材料からなるフィルム等が挙げられ、中でもO
HPとして使用されたときの輻射熱に耐える性質のもの
が好ましく、ポリエチレンテレフタレートが特に好まし
い。このような透明な支持体の厚さとしては、10〜2
00μmが好ましい。透明支持体のインク受容層側およ
びバッキング層側には公知の下引き層を設けることが、
インク受容層やバック層と支持体の接着性の観点から好
ましい。また、透明である必要のない場合に用いる支持
体としては、例えば、基紙の少なくとも一方に白色顔料
等を添加したポリオレフィン樹脂被覆層を有する樹脂被
覆紙(所謂RCペーパー)、ポリエチレンテレフタレー
トに白色顔料を添加してなる、所謂ホワイトペットが好
ましい。
【0067】支持体上に塗布する方法は公知の方法から
適宜選択して行うことができる。好ましい方法は、塗布
液を支持体上に塗設して乾燥して得られる。この場合、
2層以上を同時に塗布することもでき、特に全ての親水
性バインダー層を1回の塗布で済ます同時塗布が好まし
い。
【0068】塗布方式としては、ロールコーティング
法、ロッドバーコーティング法、エアナイフコーティン
グ法、スプレーコーティング法、カーテン塗布方法ある
いは米国特許第2,681,294号記載のホッパーを
使用するエクストルージョンコート法が好ましく用いら
れる
【0069】
【実施例】以下に,実施例を挙げて本発明を具体的に説
明するが、本発明の実施態様はこれらに限定されるもの
ではない。なお、実施例中で「%」は特に断りのない限
り,絶乾(水分無しの状態)質量%を示す。
【0070】実施例1 〈分散液1の調製〉水性媒体(以後、A液と称す)とし
て、 水 80L ホウ酸 0.27kg 硼砂 0.23kg 5%硝酸 0.4L エタノール 1.8L P−9(10%質量溶液) 17L を混合、溶解し、調製した。また、無機微粒子として1
次粒子平均粒径が約7nmの気相法シリカ(日本アエロ
ジル製:A300、以後A300と称す)32kgを用
意した。
【0071】A液を1.56kg/min、A300を
0.44kg/minの割合でスパイラルピンミキサー
SPM25W(大平洋機工製、以後SPMと称す)に供
給した。その後、LMK−4(連続式湿式メディア型粉
砕機、アシザワ製、以後LMKと称す)を用い、SPM
からでてきた分散液を、モノーポンプを用いLMKに
2.0kg/minで供給した。SPMでの処理条件は
周速20m/sec、滞留時間30sec、LMKの条
件はビーズ径0.3mmジルコニア、滞留時間2分、ロ
ータ回転周速8m/secで行った。A液の温度は15
℃、LMKから出てきた分散液の温度は30℃であっ
た。
【0072】 〈ポリビニルアルコール溶解液−1(以下、PVA−1と称す)の調製〉 ポリビニルアルコール(クラレ工業株式会社製:PVA235) 7kg 水 93L を、ジャケット付釜で攪拌機を用い、混合し、10分間
静置後、ジャケット温度を120℃にして溶解した。目
視で溶解性を確認したところ、30分でダマ(未溶解
物)が無くなり溶解した。溶解後、50℃に冷却してP
VA−1を得た。
【0073】《塗布液1〜18の調製》調製した分散液
1の停滞温度と停滞時間を表1のように変化させた後、
シリカ質量濃度が10%になるように、水で希釈し、分
散物を得た。この分散物600mlを40℃で撹拌しな
がら、前記調製したPVA−1、260mlを50℃で
を添加し、塗布液1〜15を得た。同様に、分散液1の
停滞温度と停滞時間を表1のように変化させて停滞させ
た後、表1に示す剪断速度で分散物を剪断処理し、更に
シリカ質量濃度が10%になるように、水で希釈した調
整分散物600mlを40℃で撹拌しながら、前記調製
したPVA−1を50℃で260mlを添加し、塗布液
16〜18を得た。
【0074】〔記録媒体1〜18の作製〕両面をポリエ
チレンで被覆した紙支持体(厚みが220μmでインク
受容層面のポリエチレン中にはポリエチレンに対して1
3質量%のアナターゼ型酸化チタンを含有)上に、塗布
液1〜18を200μmの厚さで塗布した。
【0075】なお、塗布はそれぞれの塗布液を40℃で
スライドホッパーを用いて行い、塗布直後に0℃に保た
れた冷却ゾーンで20秒間冷却した後、25℃の風(相
対湿度が15%)で60秒間、45℃の風(相対湿度が
25%)で60秒間、50℃の風(相対湿度が25%)
で60秒間順次乾燥し、20〜25℃、相対湿度が40
〜60%の雰囲気下で、2分間調湿して記録媒体1〜1
8を得た。
【0076】得られた記録媒体1〜18について、以下
の項目を評価した。 (1)吸水率 インク受容層の吸水率は以下の方法で測定した。記録媒
体を10cm×10cmの大きさに切り、乾燥時の質量
(これを(a)とする)を測定する。その後、純水に3
0秒浸たし、表面の水を拭き取って浸水後の質量(これ
を(b)とする)を測定する。また、インク受容層を設
けていない両面をポリエチレンで被覆した紙支持体のみ
の質量(これを(c)とする)を測定する。得られた
(a)、(b)、(c)の値から以下のようにして吸水
率を計算した。なお、両面をポリエチレンで被覆した紙
支持体自身の吸水量はゼロと仮定した。
【0077】 吸水率=((b)−(a))/((a)−(c)) (2)インク吸収性 ヒューレット・パッカード社製インクジェットプリンタ
ー(Design Jet2000CP)でY、M、C
の3色について各100%出力して、合計300%で重
ね打ちを行った。プリント直後の印字面の状態を目視で
観察して以下のように評価した。
【0078】 ○:インクが一様に吸収されている △:インクが部分的に吸収されずムラが発生している ×:インクが全面にあふれている (3)ひび割れ 塗布面の0.3m2当たりのひび割れ点数を目視でカウ
ントした。ひび割れ点 数は、通常10点以下であれば実用上問題ないと考えら
れる。
【0079】(4)塗布性 塗布面を目視で観察し、以下のように評価した。
【0080】 ◎:均一塗布 ○:塗布ムラはあるが、実技上問題はないレベル △:塗布ムラがあり、部分的に実技上問題あり ×:ムラが多く実技上問題あり 不可:塗布液粘度が高く、塗布不可 結果を表1に示す。
【0081】
【表1】
【0082】表1から本発明の記録媒体は、インク吸収
性に優れ、塗布面にひび割れがなく、塗布性にも優れて
いることがわかる。
【0083】
【発明の効果】本発明の製造方法によって、生産性に優
れ、インク吸収容量が大きく、塗布面にひび割れや塗布
故障のないインクジェット記録媒体を得ることができ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 智彦 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 Fターム(参考) 2C056 EA13 FC06 2H086 BA15 BA33 BA35 BA46 4D075 BB16X BB91X BB93X BB95X CA03 CA35 CA47 DA04 DB18 DB33 DB38 DB43 DB53 DC27 EA06 EA10 EA12 EB07 EB14 EB19 EB22 EB32 EB33 EB37 EB45 EC03 EC53

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機微粒子分散物と水溶性ポリマーとを
    混合してなる塗布液を支持体上に塗布して製造するイン
    クジェット記録媒体の製造方法において、該無機微粒子
    分散物を30℃以上、50℃未満で30分以上、5時間
    未満停滞してから無機微粒子分散物と水溶性ポリマー溶
    液とを混合することを特徴とするインクジェット記録媒
    体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記無機微粒子分散物を40℃以上、5
    0℃未満で1時間以上、4時間以下停滞することを特徴
    とする請求項1に記載のインクジェット記録媒体の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記無機微粒子分散物と水溶性ポリマー
    とを混合する前に、103(1/sec)以上、10
    5(1/sec)以下の剪断速度で剪断処理をすること
    を特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット
    記録媒体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記無機微粒子分散物中の無機微粒子
    が、1次粒子平均粒子径が3〜30nmの気相法シリカ
    であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
    記載のインクジェット記録媒体の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記無機微粒子分散物中の無機微粒子
    が、1次粒子平均粒子径が3〜30nmの気相法シリカ
    と1次粒子平均粒子径が3〜50nmのコロイダルシリ
    カとを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項に記載のインクジェット記録媒体の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記水溶性ポリマーがポリビニールアル
    コールであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    1項に記載のインクジェット記録媒体の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のイ
    ンクジェット記録媒体の製造方法により製造されること
    を特徴とするインクジェット記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1693224A1 (en) 2005-02-18 2006-08-23 Konica Minolta Photo Imaging, Inc. Recording medium producing method and recording medium

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