JP2003272304A - 情報記録再生装置とその信号評価方法及び情報記録再生媒体 - Google Patents

情報記録再生装置とその信号評価方法及び情報記録再生媒体

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JP2003272304A JP2002069138A JP2002069138A JP2003272304A JP 2003272304 A JP2003272304 A JP 2003272304A JP 2002069138 A JP2002069138 A JP 2002069138A JP 2002069138 A JP2002069138 A JP 2002069138A JP 2003272304 A JP2003272304 A JP 2003272304A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】再生信号に対して、あらかじめ誤りやすいパタ
ーン対し、各種パターンのテーブルを作成することによ
り少ない計算量で信号品質の評価値を算出する。 【解決手段】PRML識別方式を用いて識別信号を得る
情報記録再生装置において、正パターンとその理想信
号、これに対応する誤パターンとその理想信号、正パタ
ーンと誤パターンとのユークリッド距離のテーブル20
4と、識別信号が上記テーブルの何れかのパターンと一
致した場合、正パターンの理想信号と再生信号のユーク
リッド距離と、誤パターンの理想信号と再生信号のユー
クリッド距離との差を算出する手段202と、差の分布
の平均、標準偏差を用いて識別信号を評価する手段20
2とを具備する。これにより、少ない計算量で高精度な
評価をすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報記録再生装
置及び方法と情報記録媒体に関するもので、特に情報記
録媒体に記録された信号を再生し、その再生信号の評価
する評価手段、評価方法の改善に係わる。
【0002】
【従来の技術】情報記録再生装置における信号処理とし
て、PRML(Partial Response a
nd Maximum Likelihood)(パー
シャルレスポンスアンドマキシマムライクリーフッド)
識別方式がある。
【0003】また、PRML識別方式を用いたシステム
における信号品質の評価に関連する技術として、Sha
rp社のSAMER(SAM Error Rat
e)、公開情報ISOM’01(Internatio
nal Symposium On Optical
Memory 2001)Technical Dig
est P272)がある。
【0004】PRML識別方式では記録再生特性に応じ
たPR(Partial Response)特性が用
いられる。例としてPR(1,2,2,1)特性の説明
をする。PR(1,2,2,1)特性の場合、タップ係
数が1,2,2,1である4タップのFIR(Fini
te Impulse Response)フィルタが
用られる。そしてFIRフィルタに、例えば00010
000という系列が入力すると、その出力は、0001
2210となる。同様に、000110000が入力す
ると、000134310を出力、000111000
0が入力すると、000135531を出力、0001
1110000が入力すると、00013565310
を出力する。これらの出力が各ビット系列における理想
信号である。次に、ビタビ復号器はフィルタ(等化器)
より入力された再生信号と理想信号とを比較し、最も近
い系列を選択する。またユークリッド距離という概念が
導入されている。ユークリッド距離Eとは信号間の距
離を示すもので信号SA、SBを仮定すると、次のように
定義される。
【0005】E = Σ(S− S 図15にSAMER計算の概略を示す。光ディスク11
に記録されている情報は光ヘッド装置(PUH)12に
より光学的に読取られ、電気信号に変換されて出力され
る。この信号は、増幅器13で増幅されてアナログデジ
タル(AD)変換器14で2値化され、等化器15に入
力され、波形等化される。等化器15の出力は、ビタビ
復号器16、SAM(Sequenced Ampli
tudeMargin)計算器17に入力される。ビタ
ビ復号器16の出力が識別データとなり外部に出力され
る。SAM計算器17の出力SAM値は外部に出力され
るととともに、SAMER(SAM Error Ra
te)計算器18にも入力される。
【0006】図16を参照して、SAMER計算器17
の処理を説明する。等化器15から再生信号が入力され
ると、SAM計算器17はNチャネルの全パターンの理
想信号と再生信号のユークリッド距離を計算する(ステ
ップA1,A2)。次に計算したパターン毎のユークリ
ッド距離を比較し最も小さい値Eminとその次に小さい
値Enextを選出する(ステップA3)。この時、ユーク
リッド距離がEminであるビットパターンはビタビ復号
器16が選択するパターンと同じである。
【0007】次に選ばれたEmin、Enextに対しEnext
−Emin (=SAM)を計算する(ステップA
4)。これはビタビ復号器16が選択するパターンと、
次に選択するであろうパターンを比較することである。
next −Emin の分布は正規分布ではない。このと
きEnext −Emin が大きい程復号で誤る可能性は低
くなり、小さい程高くなる。
【0008】具体的に数字を用いて説明すると、PR等
化された以下の再生信号S、Sを仮定する。
【0009】S1 = [5.9 6.1 5.9
4.9 2.9 0.9 0.1 0.0 0.1] S = [5.8 6.0 5.8 4.7 2.7
1.1 0.2 0.1 0.2] この2つの再生信号S、Sに対して、全パターンの
理想信号のユークリッド距離を計算する。ユークリッド
距離を比較した結果、S、Sのユークリッド距離が
最小の理想信号が[6 6 6 5 3 1 0 0
0](これは[1 1 1 1 1 1 0 0 0
0 0 0]の上記FIRフィルタの出力)、次に小さ
い理想信号が[6 6 5 3 1 0 0 0 0]
(同様に[1 1 1 1 1 0 0 0 0 0
0 0]の出力)になったとするとユークリッド距離は
それぞれSについては、 Emin = (6−5.9)+ (6−6.1)+ (6−5.9)+ … + (0−0.1) = 0.08 Enext = (6−5.9) + (6−6.1) + (5−5.9) + … + (0−0.1) = 8.88 Sについては、 Emin = (6−5.8)+ (6−6.0) + (6−5.8) + … + (0−0.2) = 0.36 Enext = (6−5.8) + (6−6.0) + (5−5.8) + … + (0−0.2) = 7.76 となり、SはEnext −Emin = 8.8、S
はEnext −Emin =7.4となる。この結果S
の方が大きいためこちらのほうが誤りにくいと言える。
このようにSAM計算器17は等化器15から再生信号
が入力されるたびに、上記の手順で計算を行い、Enext
−Emin の計算結果を累積し、その分布をとること
で信号の評価を行なう。
【0010】一方、SAMER計算器18はSAMの分
布より、予想されるbER(biterror rat
e)を算出する(ステップA5)。上記したようにSA
Mの分布はEnext −Emin により得られる。ビタビ
復号器16は等化器15より入力される等化信号と最も
近い理想信号を選択するためEnext とEmin は常に
next >Emin の関係となる。しかし、識別エラー
が起こるのは、Eminではなく間違ってEnextを選択す
る場合であり、この時はEnext <Emin の関係とな
る。SAMの分布ではこの範囲はありえないが、図17
における分布のμ以下が正規分布であると仮定し、この
時の標準偏差σ、平均μをガウスの確率密度関数で近似
することによりEnext <Emin の範囲を推定する。
具体的には図17におけるF(Th)がEnext <E
min の範囲であり、この部分がエラーに相当する。S
AMER計算器18はF(Th)を求めることで推定さ
れるbERを算出する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】SAM及びSAMER
の問題点は、あるビット系列に対しユークリッド距離が
最小となるビット系列の組を作ると、組毎に最小となる
ユークリッド距離が異なることである。このためEnext
−Emin の分布をとった際、分布は複数に分れ、評
価値にならないことがある。さらに、SAMERのμ以
下の範囲において分布の正規性が崩れる場合が考えら
れ、この時推定されるbERと実際のbERの間に誤差
が生じる可能性がある。また、1チャネル再生信号が入
力される毎に、全系列の理想信号とそのユークリッド距
離を計算し、最小の値と次に小さい値を選択するため計
算量が多くなる。
【0012】そこで本発明は、あらかじめ誤りやすいパ
ターンに対して、誤パターンのパターンテーブルを作成
することで、少ない計算量で評価値及び推定bERを算
出することである。また、各パターン毎に分布をとるこ
とで、正規性の良い分布から高精度な評価値及び推定b
ERを算出することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決し目
的を達成するために、本発明は以下に示す手段を用いて
いる。
【0014】(1)識別方式にパーシャル・レスポンス
・アンド・マキシマム・ライクリーフッド(PRML)
識別方式を用いて識別信号を得る情報記録再生装置にお
いて、正パターンとその理想信号、これに対応する誤パ
ターンとその理想信号、前記正パターンと誤パターンと
のユークリッド距離のテーブルと、前記識別信号が上記
テーブルの何れかのパターンと一致した場合、前記正パ
ターンの理想信号と再生信号のユークリッド距離と、誤
パターンの理想信号と再生信号のユークリッド距離との
差を算出する手段と、前記差の分布の平均、標準偏差を
用いて再生信号を評価する手段と、を具備する情報記録
再生装置。
【0015】(2)識別方式にパーシャル・レスポンス
・アンド・マキシマム・ライクリーフッド(PRML)
識別方式を用いて識別信号を得る情報記録再生装置にお
いて、正パターンとその理想信号、これに対応する誤パ
ターンとその理想信号、前記正パターンと誤パターンと
のユークリッド距離のテーブルと、識別信号と同期した
記録信号が上記テーブルの何れかのパターンと一致した
場合、前記正パターンの理想信号と再生信号のユークリ
ッド距離と、誤パターンの理想信号と再生信号のユーク
リッド距離との差を算出する手段と、前記差の分布の平
均、標準偏差を用いて再生信号を評価する手段と、を具
備する情報記録再生装置。
【0016】(3)識別方式にパーシャル・レスポンス
・アンド・マキシマム・ライクリーフッド(PRML)
識別方式を用いて識別信号を得る信号評価方法におい
て、正パターンとその理想信号、これに対応する誤パタ
ーンとその理想信号、前記正パターンと誤パターンとの
ユークリッド距離のテーブルを参照し、前記識別信号が
上記テーブルの何れかのパターンと一致した場合、前記
正パターンの理想信号と再生信号のユークリッド距離
と、誤パターンの理想信号と再生信号のユークリッド距
離との差を算出し、前記差の分布の平均、標準偏差を用
いて再生信号を評価する信号評価方法。
【0017】(4)識別方式にパーシャル・レスポンス
・アンド・マキシマム・ライクリーフッド(PRML)
識別方式を用いて識別信号を得る信号評価方法におい
て、正パターンとその理想信号、これに対応する誤パタ
ーンとその理想信号、前記正パターンと誤パターンとの
ユークリッド距離のテーブルを参照し、識別信号と同期
した記録信号が上記テーブルの何れかのパターンと一致
した場合、前記正パターンの理想信号と再生信号のユー
クリッド距離と、誤パターンの理想信号と再生信号のユ
ークリッド距離との差を算出し、前記差の分布の平均、
標準偏差を用いて再生信号を評価する信号評価方法。
【0018】(5)上記いずれか一の情報記録再生装置
により情報が記録され、前記評価値が所定値より悪い場
合は、所定の改善処理が行なわれた情報記録再生媒体。
【0019】(6)上記いずれか一の信号評価方法で推
定bERが1×10−3以下である情報記録再生媒体。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る情報記録再生装置とその信号評価方法及び情報記録再
生媒体の実施形態を説明する。
【0021】具体的な実施形態の説明の前に、本発明の
原理を説明する。ここでは、先ず、PRML方式におい
て、ある記録パターンTが別のパターンFに誤識別され
る確率を考える。パターンTがパターンFに誤識別され
る条件は、再生信号をS、パターンT,Fの理想信号を
各々PT、PFとしたとき
【数13】
【数14】 である。なお、D値が0以上の場合は、パターンTがパ
ターンFに誤識別されることがない。パターンTのパタ
ーンFへ誤識別が発生する確率は、累積したD値(式
(1)で定義)の分布を正規分布と仮定し、その平均、
標準偏差を各々μ、σとすると、
【数15】 と表される。誤りの発生確率の高いパターンT、Fに対
し、式(3)を求めることにより、評価値、及びbER
の推定値が次のように求められる。
【0022】 評価値 = ΣC・μ/σ・HT,F (4) 推定bER = ΣC・F(0)・HT,F (5) ただし、Cは、パターンTの発生確率、HT,Fは、
パターンTとパターンFのハミング距離を示す。
【0023】続いて、パターンT、Fの選定方法を述べ
る。パターンT、Fの選定方法には、式(2)のユーク
リッド距離を用いるのが有効である。一般的に、パター
ンTとパターンFのユークリッド距離ET,Fの増加に
対し、誤り発生確率は指数関数的に減少する。したがっ
て、ユークリッド距離ET,Fがある値以下となるパタ
ーンのみから、推定bERを求めることができる。
【0024】第1実施形態 以上の原理に基づいた本発明の第1実施形態による情報
記録再生装置の一実施形態を図1に示す。光ディスク1
1にマーク、スペースとして記録された情報は、光ヘッ
ド装置(PUH)12を通して微弱なアナログ信号とし
て読み出される。微弱なアナログ信号はプリ増幅器13
で十分な大きさに増幅される。増幅されたアナログ再生
信号は、アナログデジタル(AD)変換器14でデジタ
ル再生信号に変換される。
【0025】デジタル再生信号は等化器15によって使
用するPR特性に応じた波形へと等化され、ビタビ復号
器16と評価値算出器200へ送られる。ビタビ復号器
16では、デジタル再生信号がビタビアルゴリズムに従
って二値の識別データへ復号される。識別データは、図
示しない後段回路へ送られ、必要に応じて復調、誤り訂
正等の処理を施された後、ユーザへと渡される。
【0026】また、識別データは、評価値算出器200
へも送られる。評価値算出器200は等化器15からの
入力とビタビ復号器16からの入力を用いて評価値を計
算する。
【0027】評価値算出器200は、遅延器201、評
価値計算器202、パターン比較器203、参照テーブ
ル204を含む。遅延器201は、等化器15の出力を
時間調整するための遅延器である。パターン比較器20
3は、ビタビ復号器16の出力である識別データと、参
照テーブル204に記憶されている誤パターンとを比較
し、その比較結果を評価値計算器202に与える。比較
処理の内容については、後述する。評価値計算器202
が計算を実行する場合には、等化器201からの再生信
号を用いて、評価値の計算を行なう。
【0028】参照テーブル204の内容は、ディスク
(記録媒体)に記録されていても良く、これを読み出し
て使用してもよい。またこの装置自体が自動生成しても
よい。
【0029】図2に評価値算出の手順を示す。ビタビ復
号器16から入力された識別データに対し、評価値算出
器200は予め用意した参照テーブル204のパターン
を参照する(ステップB1)。参照パターンは予め用意
しておかず、算出器200により自動生成してもよい。
参照テーブル204には誤り易いパターンのペアが記載
されている。パターンAはパターンBに誤り易く、また
その逆も同様である。これらの各ペアに対してパターン
Aとその理想信号、パターンBとその理想信号、パター
ンAとパターンBのユークリッド距離の2乗(以下E
AB)が参照テーブル204に記憶されている(図3参
照)。
【0030】ここで、理想信号とは各パターンのFIR
フィルタ出力であり、パターンから理想信号を、またそ
の逆も容易に生成可能なため、参照テーブル204には
パターンか理想信号のどちらか一方を記載してもよい。
入力された識別データに対し、これと同じパターンがテ
ーブル内のパターンAもしくはパターンBにある場合は
AS、EBSの計算へと進み、ない場合は次の入力に
ついて同様の処理を行なう。この時パターンA、Bのう
ち、識別データと一致したパターンがパターンT、もう
一方がパターンFとなる。例えば、パターンAが識別デ
ータと一致した場合、D = E FS − E TS
= E BS− E ASである。このEAS,E
BS(ETS,EFS)の計算では等化器15から入力
された再生信号を用いる。算出したD値は後述する方法
によってそれぞれ所定の規則によって区別されメモリに
格納する(ステップB2)。図6、図7、図8及び図1
5、図16、図17にそれぞれの方法の説明図を示す。
詳しくは後述する。等化器15、ビタビ復号器16から
の入力が終わった時(ステップB3)、もしくは評価
値、推定bER算出に必要なデータが入力されたとき
に、メモリに格納された各D値の分布をとる(ステップ
B4)。この分布の標準偏差σ、平均μを用い、評価値
及び推定bERを算出する。以下に各項目の詳細を記載
する。
【0031】(1−1)ユークリッド距離を用いたパタ
ーンテーブルの作成方法 図1の参照テーブル204(図2のステップB1で参照
される)は変調符号及びPR特性に応じた誤りやすいパ
ターンについて作成する。参照テーブル204はパター
ンAとその理想信号、パターンBとその理想信号、パタ
ーンAとパターンBのユークリッド距離E AB、パタ
ーン番号から構成され、パターンA、パターンBのビッ
ト長は各変調符号とPR特性に従い変わる。今、符号ビ
ット1がn個のものをnTマーク、また符号ビット0が
n個のものをnTスペースと呼ぶと、ビット長は各変調
符号における最短のTと最長のTによって変わる。以下
の実施形態では、一例として、変調符号にRLL(1,
7)符号(RLL:Run−Length Limit
ed)を用いるとすると、記録データ中に現われる系列
は2T〜8Tのマークとスペースになる。参照テーブル
204のビット長はこのTの範囲を考慮し決定する。パ
ターンAとパターンBのペアを考えるとき、前後のnビ
ットが同じパターン同士を考える。nの値は各PR特性
の拘束長kによって変わり、n=k−1とする。PR
[1221]は拘束長が4であることから、前後3ビッ
トについて同じものから考える。例えば、[01111
1010]のビット列に対して[011101010]
の様に前3ビット[011]、後ろ3ビット[010]
が一致することである。上記条件におけるパターンAと
パターンBの最小ユークリッド距離はPR特性、変調符
号によって変わる。例えばPR[1221]、RLL
(1,7)符号の場合、最小ユークリッド距離は10で
あり、12,14,16,…と続く。これらの内、参照
テーブル204にはエラーの発生確率が高いものについ
て記載する。パターン数を増やすとより正確な値が得ら
れるが、処理が多く反面もある。このパターン数は要求
される仕様に応じて決定すればよい。本実施形態におい
てはPR[1221]、RLL(1,7)を用いてお
り、この場合ユークリッド距離E ABが10,12,
14のパターンを記載するのが適当であるので、このユ
ークリッド距離を持つペアを参照テーブルに記載する。
具体的には図3のようになる。この参照テーブル204
は変調符号及びPR特性に応じて作成する。
【0032】記載されているエラーの種類に関しては、
各Tのエッジが1ビットシフトする、2Tがシフトす
る、連続した2Tが玉突きでシフトする等、実際の再生
信号において識別エラーの起こりやすいパターンであ
る。本実施形態では図3におけるパターンのビット長は
ユークリッド距離毎に可変長としてあるが、場合によっ
てはそれぞれのビット長を一致させることもできる。こ
の場合、各パターンのビット長は最長のビット長に合わ
せてテーブルを作成する。本実施形態においてはユーク
リッド距離E AB=14のパターンが最長となるので
これに合わせる。このテーブルを逐次参照しながら処理
を進める。
【0033】 (1−2)D = E FS− E TSの計算 図2のステップB2のD値の計算を図5を用いて説明す
る。評価値算出器200には等化器15から再生信号
が、またビタビ復号器16からは復号した識別データが
入力される。入力データはテーブル内における最長のビ
ット長分メモリに蓄えられる。本実施形態では再生信号
は8ビット、識別データは11ビットである。処理が進
む度に、新たな再生信号と復号された識別データがメモ
リ領域に追加される。それに従い、メモリのデータは1
ビットシフトして更新を行なう。このビット系列に対し
テーブルを参照し、パターンA、もしくはパターンBと
一致するパターン全てに関して判定を行なう。今、ビタ
ビ復号器16より入力された識別データのビット系列が
[11111111000]だとすると、テーブル内で
該当するものはパターン番号2の1111000(パタ
ーンA)、6532(理想信号)、1110000(パ
ターンB)、5310(理想信号)、10(E AB
のエッジシフトのパターンとなる。テーブル内に記載さ
れるパターンは各ユークリッド距離E AB毎にビット
長が異なるが、各パターンのビット長分がメモリ内のビ
ット系列と一致したときには同様に検出を行なう。
【0034】このようにビット系列とテーブル内のパタ
ーンA、もしくはパターンBが一致したとき、パターン
Aと再生信号のユークリッド距離EASとパターンBと
再生信号のユークリッド距離EBSを計算し、D値を算
出する。
【0035】等化信号が良好な場合は、図4(a)に示
すように正パターンの理想信号と等化信号はほぼ一致
し、そのユークリッド距離は0に近くなる。このときD
値の分布は±E ABを中心とし、分散の狭いものとな
る。しかし、等化信号が良好でない場合は、図4(b)
に示すようにD値の分布は中心がE ABからずれる、
分散が広くなるなどの状態が起こる。算出したD値は以
下の評価値、推定bER算出方法に従いパターン毎もし
くはユークリッド距離毎(本実施形態ではE
10,12,14の3種類)に区別しメモリに格納す
る。この手順を等化器15、ビタビ復号器16からの入
力が終了するまで行なう。
【0036】(1−3)評価値、推定bER算出 各パターン毎に算出したD値は等化器15、ビタビ復号
器16からの入力が終了した時点で、以下の3通りいず
れかの方法に従い分布をとり、評価値、推定bERを算
出する。
【0037】(1−3−1)ユークリッド距離別算出方
法 (1−2)において算出したD値はユークリッド距離毎
に区別され、それぞれ分布をとり評価値、推定bERを
算出する。ユークリッド距離毎に区別された分布はそれ
ぞれ図6に示すような正規分布とほぼ一致する。これら
の分布において式(1)よりエラーに相当する部分はD
<0の範囲となる。よって、各分布をガウスの確率密度
関数で近似し、その近似式をD<0範囲で積分すること
により、式(3)に示すユークリッド距離の種類毎の誤
識別発生確率F(0)と、μ/σを求める。いま、ユー
クリッド距離は(10,12,14)の3種類であるの
で、D値の分布は3つである。それぞれの分布より評価
値算出のためにμ/σを、推定bERの算出ためにF
(0)を求める。これらを用いて式(4)により評価値
を、式(5)により推定bERを算出する。ユークリッ
ド距離毎に区別する理由はハミング距離(符号間の距
離)が違うためである。具体的にはユークリッド距離d
が10の場合、例えば0000111が0001111
に誤るパターンについてハミング距離は1となり、ユー
クリッド距離dが12の場合、例えば00001100
0が000110000に誤るパターンについてハミン
グ距離は2となり、ユークリッド距離dが14の場合、
例えば00001100111が0001100111
1が誤るパターンについてハミング距離は3となる。下
記の算出方法にあるようにガウスの確率密度関数は非線
型な関数であるため、ハミング距離にしたがってD値の
分布を区別する必要がある。また式(4),(5)にお
けるCはPR特性、変調符号に応じて決定する。これ
はPR特性、変調符号によって記録データ中の各パター
ンの発生確率が違うためである。こうして決定される係
数C,H,Fは計算器によってその都度算出しても
良いし、あらかじめメモリに用意しても良い。以上の
(1−3−1)における推定bER算出方法の流れを図
12のブロック図に示す。ビタビ復号器から入力された
識別データに対し、まずパターン比較器203が識別デ
ータと参照テーブル204とを比較する。参照テーブル
204内に識別データと一致するパターン(Aもしくは
B)がある場合、理想信号生成器301はそのパターン
の理想信号を生成、もしくは理想信号取得器302は参
照テーブル204内の理想信号を取得する。D値計算器
303は遅延器201を介して等化器から入力された再
生信号(等化信号)と理想信号からD値を計算する。算
出したD値はD値選別器304によって、識別データと
一致した参照テーブル内のパターンにおけるEAB
(10or12or14)にD値メモリ305に格納す
る。各D値メモリ305内のサンプル数が十分となった
場合、計算器308はそれぞれのμ/σと、式(3)に
示すユークリッド距離の種類毎の誤識別発生確率F
(0)とを求める。算出器309はこれらの合計を評価
値あるいは推定bERを算出する。
【0038】(1−3−2)エラーのタイプ別算出方法 (1−2)において算出したD値はエラーのタイプ毎に
区別され、それぞれ分布をとり、評価値、推定bERを
算出する。エラーのタイプ毎に区別された分布はそれぞ
れ図7にあるような正規分布とほぼ一致する。エラーの
タイプについて説明する。ユークリッド距離dが10、
または14の場合、図3にあるようにパターンAがパタ
ーンBに誤る場合は、マークのエッジが短くなるエラー
であり、逆の場合は長くなるエラーとなる。信号にオフ
セットがのっている場合、D =E FS − E
TS = E BS − E ASの分布と、D =
FS − E TS = E AS − E BS
の分布は中心が異なる。この場合、分布の正規性が悪く
なる。よってこの場合、E ABが10、14のD値
は、図7に示すようにそれぞれD = E FS
TS = E − E ASとD = E
FS − E TS = E AS − E BSに区
別し、分布は計4つとなる。また、E ABが12のパ
ターンの場合、図3にあるように2Tのシフトエラーに
関するものであるが、これらは図7に示すように2Tマ
ークのものと2Tスペースのものに分類できる。具体的
にはパターン番号11,12,15,16が2Tマーク
に関し、パターン番号9,10,13,14が2Tスペ
ースに関する。再生信号に非対称などが存在すると、2
Tマークと2TスペースのDの分布の中心が異なる。こ
の場合分布の正規性が悪くなる。このためD値は、2T
マークのパターンと2Tスペースのパターンに区別さ
れ、分布は2つとなる。よって本実施形態においては、
ABは10,12,14の3種類であるので計6通
りの評価値、推定bERが算出される。各評価値、推定
bERの算出方法は1−3−1と同様である。以上の
(1−3−2)における推定bER算出方法の流れを図
13のブロック図に示す。
【0039】ビタビ復号器から入力された識別データに
対し、まずパターン比較器203が識別データと参照テ
ーブル204とを比較する。参照テーブル204内に識
別データと一致するパターン(AもしくはB)がある場
合、理想信号生成器301はそのパターンの理想信号を
生成、もしくは理想信号取得器302は参照テーブル2
04内の理想信号を取得する。D値計算器303は遅延
器201を介して等化器から入力された再生信号(等化
信号)と理想信号からD値を計算する。算出したD値は
D値選別器304によって、識別データと一致した参照
テーブル内のパターンにおけるエラーの種類毎(マーク
短エラー、マーク長エラー、2Tスペースエラー、2T
マークエラー、連続2Tエラー(マーク短に起因)、連
続2Tエラー(マーク長に起因))にD値メモリ306
に格納する。各D値メモリ306内のサンプル数が十分
となった場合、計算器308はそれぞれのμ/σと、式
(3)に示すユークリッド距離の種類毎の誤識別発生確
率F(0)とを求める。算出器309はこれらの合計を
評価値あるいは推定bERを算出する。
【0040】(1−3−3)検出パターン別算出方法 (1−2)において算出したD値は各パターン番号毎に
区別され、それらの分布より評価値、推定bERを算出
する。D値は更にパターン番号ごとにパターンAがパタ
ーンBに誤識別されるものとパターンBがパターンAに
誤識別されるものに区別する。本実施形態においてはパ
ターン総数は24である。各分布は図8にあるような正
規分布となる。本実施形態においては、パターン総数は
24であるので計48通りの評価値、推定bERが算出
される。各評価値、推定bERの算出方法は考え方は1
−3−1と同様である。以上の(1−3−3)における
推定bER算出方法の流れを図14のブロック図に示
す。ビタビ復号器から入力された識別データに対し、ま
ずパターン比較器203が識別データと参照テーブル2
04とを比較する。参照テーブル204内に識別データ
と一致するパターン(AもしくはB)がある場合、理想
信号生成器301はそのパターンの理想信号を生成、も
しくは理想信号取得器302は参照テーブル204内の
理想信号を取得する。D値計算器303は遅延器201
を介して等化器から入力された再生信号(等化信号)と
理想信号からD値を計算する。算出したD値はD値選別
器304によって、識別データと一致した参照テーブル
内のパターン毎(パターン番号1のパターンAがパター
ンBに誤る場合、パターン番号1のパターンBがパター
ンAに誤る場合、パターン番号2のパターンAがパター
ンBに誤る場合、・・・)にD値メモリ307に格納す
る。各D値メモリ307内のサンプル数が十分となった
場合、計算器308はそれぞれのμ/σと、式(3)に
示すユークリッド距離の種類毎の誤識別発生確率F
(0)とを求める。算出器309はこれらの合計を評価
値あるいは推定bERを算出する。
【0041】この評価値としては、例えば10−3以下
であるものが現実的である。
【0042】以上の実施形態では、PR(1,2,2,
1)特性を用いて説明したが、その他のPR特性でも本
発明は適用可能である。実施形態では、RLL(1,
7)符号を用いて説明したが、そのほかの変調符号でも
本発明は適用可能である。
【0043】以上説明したように、第1実施形態によれ
ば、誤りやすいパターン対してパターンテーブルを予め
作成することで、少ない計算量で評価値及び推定bER
を算出することができる。また、各パターン毎に分布を
とることで、正規性の良い分布から高精度な評価値及び
推定bERを算出することができる。従来のSAMER
法では、あるビット系列に対しユークリッド距離が最小
となるビット系列の組を作ると、組ごとに最小となるユ
ークリッド距離が異なる。このためEnext −Emin
の分布をとった際、分布は複数に別れ評価値にならな
い。また、SAMER法では、平均値μ以下の範囲にお
いて、正規性が崩れる場合が考えられ、この時推定され
るbERと実際のbERとの間に誤差が生じる可能性が
ある。さらに、SAMER法では、1チャネル再生信号
が入力されるごとに、全系列の理想信号とそのユークリ
ッド距離を計算し、最小の値と次に小さい値を選択する
ため計算量が多くなる。
【0044】以下、本発明による情報記録再生装置とそ
の信号評価方法及び情報記録再生媒体の他の実施形態を
説明する。他の実施形態の説明において第1の実施形態
と同一部分は同一参照数字を付してその詳細な説明は省
略する。
【0045】第2実施形態 図9に本発明の構成を示す。光ディスク11にマーク、
スペースとして記録された情報は、PUH12を通して
微弱なアナログ信号として読み出される。微弱なアナロ
グ信号はプリ増幅器13で十分な大きさに増幅される。
増幅されたアナログ再生信号は、AD変換器14でデジ
タル再生信号へと変換される。デジタル再生信号は等化
器15によって使用するPR特性に応じた波形へと等化
され、ビタビ復号器及び評価値算出器200Bへ送られ
る。復号された識別データは、図示しない後段回路へ送
られ、必要に応じて復調、誤り訂正等の処理を施された
後、ユーザへと渡される。
【0046】評価値算出器200Bは等化器15からの
入力と、これと同期した記録データ17(遅延器18を
介する)を用いて評価値を計算する。評価値算出器20
0Bは、評価値計算器202、パターン比較器203、
参照テーブル204を含む。遅延器18は、等化器15
の出力と同期して記録データ17が評価値算出器200
Bに供給するための時間調整するための遅延器である。
パターン比較器203は、記録データ17と、参照テー
ブル204に記憶されている誤パターンとを比較し、そ
の比較結果を評価値計算器202に与える。比較処理の
内容については、後述する。評価値計算器202が計算
を実行する場合には、等化器201からの再生信号を用
いて、評価値の計算を行なう。
【0047】図10に評価値算出の手順を示す。評価値
算出器200Bは等化器15から入力された等化信号と
記録データ17との同期を行なう(ステップC1)。同
期された時点で記録データ17に対し、評価値計算器2
02はあらかじめ用意した、もしくは計算器202によ
って自動生成された参照テーブル204を参照する(ス
テップC2)。入力された記録データに対し、これと同
じパターンがテーブル内のパターンA、もしくはパター
ンBにある場合はEAS,EBSの計算へと進み、ない
場合は次の入力について同様の処理を行なう。この時パ
ターンA,Bのうち、記録データと一致したパターンが
パターンT、もう一方がパターンFとなる。例えばパタ
ーンAが記録データと一致した場合、D = E FS
− E TS = E BS − E ASである。
このEAS,EBS(ETS,E FS)の計算では等化
器15から入力された再生信号を用いる。
【0048】算出したD値は前述した算出方法によって
それぞれ所定の規則によって区別されメモリに格納する
(ステップC3)。図6、図7、図8及び図15、図1
6、図17にそれぞれの方法の説明図を示す。等化器1
5からの入力が終わった時(ステップC4)、もしくは
評価値、推定bER算出に必要なデータが入力されたと
きに、メモリに格納された各D値の分布をとる(ステッ
プC5)。この分布の標準偏差σ、平均μを用い評価値
及び推定bERを算出する。
【0049】(2−1)ユークリッド距離を用いたパタ
ーンテーブルの作成方法 参照テーブル204(図10のステップC2で参照され
る)は、図第1実施形態と同様にユークリッド距離を用
いて、変調符号及びPR特性に応じた誤りやすいパター
ンについて作成する。参照テーブル204の内容は、デ
ィスク(記録媒体)に記録されていても良く、これを読
み出して使用してもよい。またこの装置自体が自動生成
してもよい。
【0050】 (2−2)D = E FS− E TSの計算 図10のステップC3のD値の計算を図11を用いて説
明する。評価値計算器202には等化器15から再生信
号が、また等化信号と同期した記録データ17が入力さ
れる。このとき入力データはテーブル内における最長の
ビット長分メモリに蓄えられる。今の場合、再生信号は
8ビット、記録データは11ビットである。処理が進む
度に、新たな再生信号と識別データと同期した記録デー
タがメモリ領域に追加される。それに従いメモリのデー
タは1ビットシフトして更新を行なう。このビット系列
に対しテーブルを参照し、パターンAもしくはパターン
Bと一致するパターン全てに関して判定を行なう。今、
ビタビ復号器16より入力された識別データのビット系
列が[11111111000]だとすると、テーブル
内で該当するものはパターン番号2の1111000
(パターンA)、6531(理想信号)、111000
0(パターンB)、5310(理想信号)、10(E
AB)のパターンとなる。テーブル内に記載されるパタ
ーンは各ユークリッド距離E AB毎にビット長が異な
るが、各パターンのビット長分がメモリ内のビット系列
と一致したときには同様に検出を行なう。このようにビ
ット系列とテーブル内のパターンA、もしくはパターン
Bが一致したとき、パターンAと再生信号のユークリッ
ド距離EASとパターンBと再生信号のユークリッド距
離EBSを計算しD値を算出する。算出したD値は、第
1実施形態と同様な評価値、推定bER算出方法に従
い、パターン毎もしくはユークリッド距離毎(本実施形
態ではE AB =10,12,14の3種類)に区別
してメモリに格納する。この手順を等化器15からの入
力が終了するまで行なう。
【0051】(2−3)評価値、推定bER算出 各パターン毎に算出したD値は等化器15、ビタビ復号
器16からの入力が終了した時点で、第1実施形態と同
様な3通りいずれかの方法に従い分布をとり、評価値、
推定bERを算出する。
【0052】以上説明したように、第2実施形態によっ
ても、誤りやすいパターン対してパターンテーブルを予
め作成することで、少ない計算量で評価値及び推定bE
Rを算出することができる。また、各パターン毎に分布
をとることで、正規性の良い分布から高精度な評価値及
び推定bERを算出することができる。
【0053】なお、本願発明は上記各実施形態に限定さ
れるものではなく、実施段階ではその趣旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施
形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、そ
の場合組合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形
態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複
数の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明
が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要
件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決し
ようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効
果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この
構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、誤
りやすいパターンに対して、予め誤パターンのパターン
テーブルを作成することで、少ない計算量で評価値及び
推定bERを算出する、また、各パターン毎に分布をと
ることで、正規性の良い分布から高精度な評価値及び推
定bERを算出することができる情報記録再生装置、信
号評価方法、及び情報記録再生装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報記録再生装置の第1の実施形
態の構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施形態の動作を示すフローチャート。
【図3】第1の実施形態の参照テーブルを示す図。
【図4】等化信号の良・不良に対する理想信号と等化信
号とのユークリッド距離を示す図。
【図5】第1の実施形態の評価値算出の原理を説明する
ための図。
【図6】第1の実施形態のユークリッド距離毎の評価値
算出の第1の例を示す図。
【図7】第1の実施形態のエラーのタイプ毎の評価値算
出の第2の例を示す図。
【図8】第1の実施形態のパターン毎の評価値算出の第
3の例を示す図。
【図9】本発明による情報記録再生装置の第2の実施形
態の構成を示すブロック図。
【図10】第2の実施形態の動作を示すフローチャー
ト。
【図11】第1の実施形態の評価値算出の原理を説明す
るための図。
【図12】第1及び第2の実施形態のユークリッド距離
毎の評価値算出の第1の例を示す評価値及び推定bER
算出器のブロック図。
【図13】第1及び第2の実施形態のエラーのタイプ毎
の評価値算出の第2の例を示す評価値及び推定bER算
出器のブロック図。
【図14】第1及び第2の実施形態のパターン毎の評価
値算出の第3の例を示す評価値及び推定bER算出器の
ブロック図。
【図15】従来の評価値(SAMER)算出装置の構成
を示すブロック図。
【図16】図15の従来例の動作を示すフローチャー
ト。
【図17】従来の評価値の分布を示す図。
【符号の説明】
11…光ディスク 12…光ヘッド装置 15…等化器 16…ビタビ復号器 200…評価値算出器 201…遅延器 202…評価値計算器 203…パターン比較器 204…参照テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 昭人 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 Fターム(参考) 5D044 BC02 CC04 GK18 GL02 GL28 GL32 5D090 AA01 CC04 CC18 DD03 FF42

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別方式にパーシャル・レスポンス・ア
    ンド・マキシマム・ライクリーフッド(PRML)識別
    方式を用いて識別信号を得る情報記録再生装置におい
    て、 正パターンとその理想信号、これに対応する誤パターン
    とその理想信号、前記正パターンと誤パターンとのユー
    クリッド距離のテーブルと、 前記識別信号が上記テーブルの何れかのパターンと一致
    した場合、前記正パターンの理想信号と再生信号のユー
    クリッド距離と、誤パターンの理想信号と再生信号のユ
    ークリッド距離との差を算出する手段と、 前記差の分布の平均、標準偏差を用いて再生信号を評価
    する手段と、を具備する情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記評価手段は、正パターンをT、誤パ
    ターンをF、再生信号をS、パターンT,Fの理想信号
    を各々PT、PFとし、 【数1】 【数2】 累積したDの分布の平均、標準偏差をμ、σとし、パタ
    ーンTからパターンFへの誤識別の発生確率F(0) 【数3】 を用いて、 推定bER = ΣC・F(0)・HT,F ただし、Cは、パターンTの発生確率、HT,Fは、
    パターンTとパターンFのハミング距離を示すを求める
    ものである請求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記評価手段は、さらに 評価値 = ΣC・μ/σ・HT,F を求めるものである請求項2記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記識別信号は再生信号を復号した信号
    である請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の情報
    記録再生装置。
  5. 【請求項5】 識別方式にパーシャル・レスポンス・ア
    ンド・マキシマム・ライクリーフッド(PRML)識別
    方式を用いて識別信号を得る情報記録再生装置におい
    て、 正パターンとその理想信号、これに対応する誤パターン
    とその理想信号、前記正パターンと誤パターンとのユー
    クリッド距離のテーブルと、 識別信号と同期した記録信号が上記テーブルの何れかの
    パターンと一致した場合、前記正パターンの理想信号と
    再生信号のユークリッド距離と、誤パターンの理想信号
    と再生信号のユークリッド距離との差を算出する手段
    と、 前記差の分布の平均、標準偏差を用いて再生信号を評価
    する手段と、を具備する情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記評価手段は、正パターンをT、誤パ
    ターンをF、再生信号をS、パターンT,Fの理想信号
    を各々PT、PFとし、 【数4】 【数5】 累積したDの分布の平均、標準偏差をμ、σとし、パタ
    ーンTからパターンFへの誤識別の発生確率F(0) 【数6】 を用いて、 推定bER = ΣC・F(0)・HT,F ただし、Cは、パターンTの発生確率、HT,Fは、
    パターンTとパターンFのハミング距離を示すを求める
    ものである請求項5記載の情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記評価手段は、さらに 評価値 = ΣC・μ/σ・HT,F を求めるものである請求項6記載の情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 識別方式にパーシャル・レスポンス・ア
    ンド・マキシマム・ライクリーフッド(PRML)識別
    方式を用いて識別信号を得る信号評価方法において、 正パターンとその理想信号、これに対応する誤パターン
    とその理想信号、前記正パターンと誤パターンとのユー
    クリッド距離のテーブルを参照し、 前記識別信号が上記テーブルの何れかのパターンと一致
    した場合、前記正パターンの理想信号と再生信号のユー
    クリッド距離と、誤パターンの理想信号と再生信号のユ
    ークリッド距離との差を算出し、 前記差の分布の平均、標準偏差を用いて再生信号を評価
    する信号評価方法。
  9. 【請求項9】 前記評価ステップは、正パターンをT、
    誤パターンをF、再生信号をS、パターンT,Fの理想
    信号を各々PT、PFとし、 【数7】 【数8】 累積したDの分布の平均、標準偏差をμ、σとし、パタ
    ーンTからパターンFへの誤識別の発生確率F(0) 【数9】 を用いて、 推定bER = ΣC・F(0)・HT,F ただし、Cは、パターンTの発生確率、HT,Fは、
    パターンTとパターンFのハミング距離を示すを求める
    ものである請求項8記載の信号評価方法。
  10. 【請求項10】 前記評価ステップは、さらに 評価値 = ΣC・μ/σ・HT,F を求めるものである請求項9記載の信号評価方法。
  11. 【請求項11】 前記識別信号は再生信号を復号した信
    号である請求項8乃至請求項10のいずれか一項記載の
    信号評価方法。
  12. 【請求項12】 識別方式にパーシャル・レスポンス・
    アンド・マキシマム・ライクリーフッド(PRML)識
    別方式を用いて識別信号を得る信号評価方法において、 正パターンとその理想信号、これに対応する誤パターン
    とその理想信号、前記正パターンと誤パターンとのユー
    クリッド距離のテーブルを参照し、 識別信号と同期した記録信号が上記テーブルの何れかの
    パターンと一致した場合、前記正パターンの理想信号と
    再生信号のユークリッド距離と、誤パターンの理想信号
    と再生信号のユークリッド距離との差を算出し、 前記差の分布の平均、標準偏差を用いて再生信号を評価
    する信号評価方法。
  13. 【請求項13】 前記評価ステップは、正パターンを
    T、誤パターンをF、再生信号をS、パターンT,Fの
    理想信号を各々PT、PFとし、 【数10】 【数11】 累積したDの分布の平均、標準偏差をμ、σとし、パタ
    ーンTからパターンFへの誤識別の発生確率F(0) 【数12】 を用いて、 推定bER = ΣC・F(0)・HT,F ただし、Cは、パターンTの発生確率、HT,Fは、
    パターンTとパターンFのハミング距離を示すを求める
    ものである請求項12記載の信号評価方法。
  14. 【請求項14】 前記評価ステップは、さらに 評価値 = ΣC・μ/σ・HT,F を求めるものである請求項13記載の信号評価方法。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項7のいずれか一項
    記載の情報記録再生装置により情報が記録され、前記評
    価値が所定値より悪い場合は、所定の改善処理が行なわ
    れた情報記録再生媒体。
  16. 【請求項16】 請求項9乃至請求項14のいずれか一
    項記載の信号評価方法で推定bERが1×10−3以下
    である情報記録再生媒体。
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