JP2002304818A - 再生装置 - Google Patents
再生装置Info
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- JP2002304818A JP2002304818A JP2001109820A JP2001109820A JP2002304818A JP 2002304818 A JP2002304818 A JP 2002304818A JP 2001109820 A JP2001109820 A JP 2001109820A JP 2001109820 A JP2001109820 A JP 2001109820A JP 2002304818 A JP2002304818 A JP 2002304818A
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 再生信号の符号間干渉成分を充分に除去でき
るようにして、データの読み出しエラー率を格段に減ら
す。 【解決手段】 アナログ波形等化器(アナログEQ)8
がアナログ信号の再生信号に波形等化を施し、A/D変
換器12がその再生信号を一定のクロック周期でサンプ
リングしてLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変
換し、FIFO回路19がそのデジタル値を入力して先
入れ先出しし、演算器14がその出力を一方の入力と
し、比較器15が演算器14の出力を基準値と比較して
シフトレジスタ17がそれを保持し、RAM16がその
並列Nビット出力とFIFO回路19のLビットM段の
各最上位ビットを要素とするMビットを合わせた(M+
N)ビットをアドレスとし、その出力を演算器14のも
う一方へ入力する。
るようにして、データの読み出しエラー率を格段に減ら
す。 【解決手段】 アナログ波形等化器(アナログEQ)8
がアナログ信号の再生信号に波形等化を施し、A/D変
換器12がその再生信号を一定のクロック周期でサンプ
リングしてLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変
換し、FIFO回路19がそのデジタル値を入力して先
入れ先出しし、演算器14がその出力を一方の入力と
し、比較器15が演算器14の出力を基準値と比較して
シフトレジスタ17がそれを保持し、RAM16がその
並列Nビット出力とFIFO回路19のLビットM段の
各最上位ビットを要素とするMビットを合わせた(M+
N)ビットをアドレスとし、その出力を演算器14のも
う一方へ入力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報記録媒体で
ある光ディスク上に光ビームを照射することによって情
報の記録と再生を行う光ディスク記録再生装置や光ディ
スク上の情報の再生のみを行う光ディスク再生専用装置
等に適用される光ピックアップから再生されたアナログ
信号をデジタル信号に変換する再生装置に関する。
ある光ディスク上に光ビームを照射することによって情
報の記録と再生を行う光ディスク記録再生装置や光ディ
スク上の情報の再生のみを行う光ディスク再生専用装置
等に適用される光ピックアップから再生されたアナログ
信号をデジタル信号に変換する再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクはROMと呼ばれる再生専用
のものと、RAMもしくはRWと呼ばれる書込みができ
るものとがある。図12は書込みができる光ディスクの
データ記録後のマークとスペースの配置状態の模式図で
ある。同図に示すように、光ディスク上には書き込みデ
ータが“1”の時は、強いレーザ光による光ビームの照
射によって記録膜が相変化し「マーク」と呼ばれる低反
射領域が形成される。また、データの“0”に対応する
マークがない領域は「スペース」と呼ばれ、反射率が高
い領域である。データ再生時には弱いレーザ光による光
ビームのスポット(ビームスポット)がトラックに沿っ
て移動し、反射してくる光の量の多少によってデータを
読み出す。マーク及びスペースの長さは読み出しクロッ
クの周期をTとして、3Tから11Tまでの9通りの離
散的値をとるように符号化されている。ROMについて
は上記説明のマークのところがピットと呼ばれる窪みに
なっていて、書込みが出来ない点以外は同じである。
のものと、RAMもしくはRWと呼ばれる書込みができ
るものとがある。図12は書込みができる光ディスクの
データ記録後のマークとスペースの配置状態の模式図で
ある。同図に示すように、光ディスク上には書き込みデ
ータが“1”の時は、強いレーザ光による光ビームの照
射によって記録膜が相変化し「マーク」と呼ばれる低反
射領域が形成される。また、データの“0”に対応する
マークがない領域は「スペース」と呼ばれ、反射率が高
い領域である。データ再生時には弱いレーザ光による光
ビームのスポット(ビームスポット)がトラックに沿っ
て移動し、反射してくる光の量の多少によってデータを
読み出す。マーク及びスペースの長さは読み出しクロッ
クの周期をTとして、3Tから11Tまでの9通りの離
散的値をとるように符号化されている。ROMについて
は上記説明のマークのところがピットと呼ばれる窪みに
なっていて、書込みが出来ない点以外は同じである。
【0003】図13は、従来の再生装置である再生回路
を含む光ディスク再生装置の構成例を示す図である。同
図に示すように、光ピックアップ2内にある半導体レー
ザから出たレーザ光は光ディスク1で反射されて、光ピ
ックアップ2内の4分割受光素子で電気信号に変換され
てA〜Dの4つの信号が出力される。その後、I/Vア
ンプ3を通った後、アナログ演算器4で(A+B+C+
D)のアナログ加算が行われ、その結果を再生信号RF
として出力する。また、アナログ演算器4からトラック
誤差信号TEとフォーカス誤差信号FEを表わす別の2
つのアナログ演算結果がサーボ制御部(サーボ制御回
路)5に対して出力される。
を含む光ディスク再生装置の構成例を示す図である。同
図に示すように、光ピックアップ2内にある半導体レー
ザから出たレーザ光は光ディスク1で反射されて、光ピ
ックアップ2内の4分割受光素子で電気信号に変換され
てA〜Dの4つの信号が出力される。その後、I/Vア
ンプ3を通った後、アナログ演算器4で(A+B+C+
D)のアナログ加算が行われ、その結果を再生信号RF
として出力する。また、アナログ演算器4からトラック
誤差信号TEとフォーカス誤差信号FEを表わす別の2
つのアナログ演算結果がサーボ制御部(サーボ制御回
路)5に対して出力される。
【0004】再生RF信号は、容量PによるACカップ
リングでDC成分を除去した後に再生回路7へ入力さ
れ、その再生回路7のアナログ波形等化器(アナログE
Q)8で周波数に対してゲイン調整が行われ、その後、
スライス回路9で固定した基準電圧Vrefと比較され
て2値化される。その後、PLL回路(PLL)10で
再生信号から同期クロック成分を抽出する。その抽出さ
れた同期クロックの立ち下がりエッジを使ってサンプリ
ング回路11で2値化された再生信号から2値化データ
が取り出される。ここで、スライス回路9としては1個
のコンパレータを設け、固定電圧レベルの基準電圧Vr
efと比較することによって2値化する方法が通常用い
られている。
リングでDC成分を除去した後に再生回路7へ入力さ
れ、その再生回路7のアナログ波形等化器(アナログE
Q)8で周波数に対してゲイン調整が行われ、その後、
スライス回路9で固定した基準電圧Vrefと比較され
て2値化される。その後、PLL回路(PLL)10で
再生信号から同期クロック成分を抽出する。その抽出さ
れた同期クロックの立ち下がりエッジを使ってサンプリ
ング回路11で2値化された再生信号から2値化データ
が取り出される。ここで、スライス回路9としては1個
のコンパレータを設け、固定電圧レベルの基準電圧Vr
efと比較することによって2値化する方法が通常用い
られている。
【0005】また、再生回路から出力される2値化デー
タは、図示を省略した外部の8/16復調回路及びエラ
ー検出・訂正回路でそれぞれ8/16復調とエラー検出
及びエラー訂正が行われる。ここでエラー検出・訂正と
は、37,856バイトを1ブロックとして、その中に
33,024バイトのデータと一緒に4,832バイト
の冗長符号が光ディスク1上に記録されていて、再生
時、その再生したデータと冗長符号を合わせて演算を行
うことにより、エラーの検出と訂正を行うものである。
なお、1ブロックは1セクタ2,366バイトを最小単
位として16セクタから構成されている。
タは、図示を省略した外部の8/16復調回路及びエラ
ー検出・訂正回路でそれぞれ8/16復調とエラー検出
及びエラー訂正が行われる。ここでエラー検出・訂正と
は、37,856バイトを1ブロックとして、その中に
33,024バイトのデータと一緒に4,832バイト
の冗長符号が光ディスク1上に記録されていて、再生
時、その再生したデータと冗長符号を合わせて演算を行
うことにより、エラーの検出と訂正を行うものである。
なお、1ブロックは1セクタ2,366バイトを最小単
位として16セクタから構成されている。
【0006】図14は、符号間干渉成分を除去する機能
を持ったディシジョン・フィードバック・イコライザ
(DFE)と呼ばれる従来の再生回路7の構成を示す図
であり、図13と共通する部分には同一符号を付してい
る。図14に示すように、再生信号はアナログ波形等化
器(アナログEQ)8である程度波形等化された後、A
/D変換器12とスライス回路9に入力される。スライ
ス回路9で2値化された後、PLL回路(PLL)10
で再生信号から同期クロック成分を抽出する。A/D変
換器12はPLL回路10からのクロック信号に同期し
て、再生信号をサンプリングしてディジタル値に変換す
る。フィルタ回路(FIR)13はA/D変換器12の
出力をパーシャルレスポンス等化し、演算器14はFI
R13の出力値から符号間干渉成分の予測値を表わすリ
ードアクセスメモリ(以下「RAM」と称する)16の
出力値を減算する。
を持ったディシジョン・フィードバック・イコライザ
(DFE)と呼ばれる従来の再生回路7の構成を示す図
であり、図13と共通する部分には同一符号を付してい
る。図14に示すように、再生信号はアナログ波形等化
器(アナログEQ)8である程度波形等化された後、A
/D変換器12とスライス回路9に入力される。スライ
ス回路9で2値化された後、PLL回路(PLL)10
で再生信号から同期クロック成分を抽出する。A/D変
換器12はPLL回路10からのクロック信号に同期し
て、再生信号をサンプリングしてディジタル値に変換す
る。フィルタ回路(FIR)13はA/D変換器12の
出力をパーシャルレスポンス等化し、演算器14はFI
R13の出力値から符号間干渉成分の予測値を表わすリ
ードアクセスメモリ(以下「RAM」と称する)16の
出力値を減算する。
【0007】比較器15は演算器14の出力を所定の基
準値と比較して2値化を行う。シフトレジスタ17は比
較器15の1ビット出力をNクロックサイクル分記憶
し、そのNビットをRAM16のアドレスとしてデータ
の読み出しを行う。Nとしては2〜6の範囲の値が用い
られる。RAM16のデータは、当該ビットの直前のN
ビットの2値化データからの符号間干渉量であり、初期
時はデフォールトの値が設定され、その後、光ディスク
1上に予め記録された学習パターンを再生し、比較器1
5の2値化出力Akと演算器14の出力Zkの差を誤差
信号Ekとして、図示を省略した制御回路が次の数2に
基づく演算によってアドレスされているデータを補正す
るように制御する。数2のRi(k)はRAM16のア
ドレスiの時間kにおけるデータを表わし、μは所定の
係数である。
準値と比較して2値化を行う。シフトレジスタ17は比
較器15の1ビット出力をNクロックサイクル分記憶
し、そのNビットをRAM16のアドレスとしてデータ
の読み出しを行う。Nとしては2〜6の範囲の値が用い
られる。RAM16のデータは、当該ビットの直前のN
ビットの2値化データからの符号間干渉量であり、初期
時はデフォールトの値が設定され、その後、光ディスク
1上に予め記録された学習パターンを再生し、比較器1
5の2値化出力Akと演算器14の出力Zkの差を誤差
信号Ekとして、図示を省略した制御回路が次の数2に
基づく演算によってアドレスされているデータを補正す
るように制御する。数2のRi(k)はRAM16のア
ドレスiの時間kにおけるデータを表わし、μは所定の
係数である。
【0008】
【数1】Ek=Ak−Zk
【0009】
【数2】Ri(k+1)=Ri(k)+μ*Ek
【0010】ここで学習パターンとはRAM16の全ア
ドレスを出来るだけ短時間にアクセスできるように作ら
れたデータパターンであり、図示を省略した外部のエラ
ー検出・訂正回路によって検出されるデータエラー率が
所定のレベル以下になるまで繰り返し再生を行うように
制御される。FIR13はパーシャルレスポンス(P
R)等化を実行するための有限インパルス応答型フィル
タ回路である。
ドレスを出来るだけ短時間にアクセスできるように作ら
れたデータパターンであり、図示を省略した外部のエラ
ー検出・訂正回路によって検出されるデータエラー率が
所定のレベル以下になるまで繰り返し再生を行うように
制御される。FIR13はパーシャルレスポンス(P
R)等化を実行するための有限インパルス応答型フィル
タ回路である。
【0011】図15は有限インパルス応答型フィルタ回
路であるPR(a0,a1,a2,a3,a4)等化を
行うFIR13の内部構成を示す図である。同図に示す
ように、30は1T時間データを遅延させるための遅延
回路、31は係数a0との乗算を行う乗算回路、32は
5つの乗算結果を加算する加算回路である。なお、図中
の同じ記号はそれぞれ同一機能の物を示す。FIR13
のフィルタ回路に対応するインパルス応答h(t)は次
の数3及び数4で表わされる。a0,a1,a2,a
3,a4はFIR13のフィルタの各タップの乗算係数
であり、それらの値はRAM16による符号間干渉成分
の予測と除去に出来るだけ適した値が選択される。
路であるPR(a0,a1,a2,a3,a4)等化を
行うFIR13の内部構成を示す図である。同図に示す
ように、30は1T時間データを遅延させるための遅延
回路、31は係数a0との乗算を行う乗算回路、32は
5つの乗算結果を加算する加算回路である。なお、図中
の同じ記号はそれぞれ同一機能の物を示す。FIR13
のフィルタ回路に対応するインパルス応答h(t)は次
の数3及び数4で表わされる。a0,a1,a2,a
3,a4はFIR13のフィルタの各タップの乗算係数
であり、それらの値はRAM16による符号間干渉成分
の予測と除去に出来るだけ適した値が選択される。
【0012】
【数3】h((2k−1)T/2)=a0,a1,a
2,a3,a4(k=−2,−1,0,1,2)
2,a3,a4(k=−2,−1,0,1,2)
【0013】
【数4】h((2k−1)T/2)=0(k≠−2,−
1,0,1,2)
1,0,1,2)
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
再生装置におけるDFEは直前のデータから符号間干渉
成分を除去するものであるが、直後のデータからの符号
間干渉成分は考慮されていないので、光ディスク1上の
光スポットの直径は対物レンズによる絞り込みによって
も回折限界のために1.3um程度にしか小さくならな
いから、本来読み出したいスポットの中心から±5T程
度の広がりを持つため、直後のデータからの符号間干渉
量も考慮する必要がある。このため、従来の方式では充
分な符号間干渉成分の除去ができないので、データの読
み出しエラーを充分に低減できないという問題があっ
た。この発明は上記の課題を解決するためになされたも
のであり、再生信号の符号間干渉成分を充分に除去でき
るようにして、データの読み出しエラー率を格段に減ら
すことを目的とする。
再生装置におけるDFEは直前のデータから符号間干渉
成分を除去するものであるが、直後のデータからの符号
間干渉成分は考慮されていないので、光ディスク1上の
光スポットの直径は対物レンズによる絞り込みによって
も回折限界のために1.3um程度にしか小さくならな
いから、本来読み出したいスポットの中心から±5T程
度の広がりを持つため、直後のデータからの符号間干渉
量も考慮する必要がある。このため、従来の方式では充
分な符号間干渉成分の除去ができないので、データの読
み出しエラーを充分に低減できないという問題があっ
た。この発明は上記の課題を解決するためになされたも
のであり、再生信号の符号間干渉成分を充分に除去でき
るようにして、データの読み出しエラー率を格段に減ら
すことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、情報記録媒体上に記録された情報を再生
する再生装置であって、上記再生によって得られたアナ
ログ信号の再生信号に波形等化を施すアナログ波形整形
手段と、そのアナログ波形整形手段によって波形等化さ
れた再生信号を一定のクロック周期でサンプリングして
Lビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換するアナ
ログ・デジタル変換手段と、そのアナログ・デジタル変
換手段によって変換されたLビットのデジタル値を入力
して先に入力したデジタル値を先に出力するLビットM
段(Mは正の整数)の先入先出手段と、その先入先出手
段のシフト出力を一方の入力とする2入力の演算手段
と、その演算手段の出力を基準値と比較する比較手段
と、その比較手段の出力を入力して保持する1ビットN
段(Nは正の整数)のシフトレジスタ手段と、そのシフ
トレジスタ手段の並列Nビット出力と上記先入先出手段
のLビットM段の各最上位ビットを要素とするMビット
を合わせた(M+N)ビットをアドレスとするリードア
クセスメモリ手段を備え、そのリードアクセスメモリ手
段の出力を上記演算手段のもう一方へ入力するようにし
た再生装置を提供する。
達成するため、情報記録媒体上に記録された情報を再生
する再生装置であって、上記再生によって得られたアナ
ログ信号の再生信号に波形等化を施すアナログ波形整形
手段と、そのアナログ波形整形手段によって波形等化さ
れた再生信号を一定のクロック周期でサンプリングして
Lビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換するアナ
ログ・デジタル変換手段と、そのアナログ・デジタル変
換手段によって変換されたLビットのデジタル値を入力
して先に入力したデジタル値を先に出力するLビットM
段(Mは正の整数)の先入先出手段と、その先入先出手
段のシフト出力を一方の入力とする2入力の演算手段
と、その演算手段の出力を基準値と比較する比較手段
と、その比較手段の出力を入力して保持する1ビットN
段(Nは正の整数)のシフトレジスタ手段と、そのシフ
トレジスタ手段の並列Nビット出力と上記先入先出手段
のLビットM段の各最上位ビットを要素とするMビット
を合わせた(M+N)ビットをアドレスとするリードア
クセスメモリ手段を備え、そのリードアクセスメモリ手
段の出力を上記演算手段のもう一方へ入力するようにし
た再生装置を提供する。
【0016】また、情報記録媒体上に記録された情報を
再生する再生装置であって、上記再生によって得られた
アナログ信号の再生信号に波形等化を施すアナログ波形
整形手段と、そのアナログ波形整形手段によって波形等
化された再生信号を一定のクロック周期でサンプリング
してLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換する
アナログ・デジタル変換手段と、そのアナログ・デジタ
ル変換手段によって変換されたLビットのデジタル値を
入力して先に入力したデジタル値を先に出力するLビッ
トM段(Mは正の整数)の先入先出手段と、その先入先
出手段のシフト出力を一方の入力とする2入力の第1の
演算手段と、その第1の演算手段の出力を基準値と比較
する比較手段と、その比較手段の出力を入力して保持す
る1ビットN段(Nは正の整数)のシフトレジスタ手段
と、そのシフトレジスタ手段の並列Nビット出力と上記
先入先出手段のLビットM段の各最上位ビットを要素と
するMビットを合わせた(M+N)ビットをアドレスと
するリードアクセスメモリ手段と、そのリードアクセス
メモリ手段の出力を上記第1の演算手段のもう一方の入
力とすると共に、上記(M+N)ビットを入力とする制
御手段とその制御手段によって制御される第2の演算手
段を備えた再生装置にするとよい。
再生する再生装置であって、上記再生によって得られた
アナログ信号の再生信号に波形等化を施すアナログ波形
整形手段と、そのアナログ波形整形手段によって波形等
化された再生信号を一定のクロック周期でサンプリング
してLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換する
アナログ・デジタル変換手段と、そのアナログ・デジタ
ル変換手段によって変換されたLビットのデジタル値を
入力して先に入力したデジタル値を先に出力するLビッ
トM段(Mは正の整数)の先入先出手段と、その先入先
出手段のシフト出力を一方の入力とする2入力の第1の
演算手段と、その第1の演算手段の出力を基準値と比較
する比較手段と、その比較手段の出力を入力して保持す
る1ビットN段(Nは正の整数)のシフトレジスタ手段
と、そのシフトレジスタ手段の並列Nビット出力と上記
先入先出手段のLビットM段の各最上位ビットを要素と
するMビットを合わせた(M+N)ビットをアドレスと
するリードアクセスメモリ手段と、そのリードアクセス
メモリ手段の出力を上記第1の演算手段のもう一方の入
力とすると共に、上記(M+N)ビットを入力とする制
御手段とその制御手段によって制御される第2の演算手
段を備えた再生装置にするとよい。
【0017】さらに、情報記録媒体上に記録された情報
を再生する再生装置であって、上記再生によって得られ
たアナログ信号の再生信号に波形等化を施すアナログ波
形整形手段と、そのアナログ波形整形手段によって波形
等化された再生信号を一定のクロック周期でサンプリン
グしてLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換す
るアナログ・デジタル変換手段と、そのアナログ・デジ
タル変換手段によって変換されたLビットのデジタル値
を入力して先に入力したデジタル値を先に出力するLビ
ットM段(Mは正の整数)の先入先出手段と、その先入
先出手段のシフト出力を一方の入力とする2入力の第1
の演算手段と、その第1の演算手段の出力を基準値と比
較する比較手段と、その比較手段の出力を入力して保持
する1ビットN段(Nは正の整数)のシフトレジスタ手
段と、そのシフトレジスタ手段の並列Nビット出力と上
記先入先出手段のLビットM段の各最上位ビットを要素
とするMビットを合わせた(M+N)ビットをアドレス
とするリードアクセスメモリ手段と、そのリードアクセ
スメモリ手段の出力を上記第1の演算手段のもう一方の
入力とすると共に、上記(M+N)ビットを入力とする
制御手段とその制御手段によって制御される第2の演算
手段を備え、その第2の演算手段から上記リードアクセ
スメモリ手段のデータを読み書きできるようにした再生
装置にするとよい。
を再生する再生装置であって、上記再生によって得られ
たアナログ信号の再生信号に波形等化を施すアナログ波
形整形手段と、そのアナログ波形整形手段によって波形
等化された再生信号を一定のクロック周期でサンプリン
グしてLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換す
るアナログ・デジタル変換手段と、そのアナログ・デジ
タル変換手段によって変換されたLビットのデジタル値
を入力して先に入力したデジタル値を先に出力するLビ
ットM段(Mは正の整数)の先入先出手段と、その先入
先出手段のシフト出力を一方の入力とする2入力の第1
の演算手段と、その第1の演算手段の出力を基準値と比
較する比較手段と、その比較手段の出力を入力して保持
する1ビットN段(Nは正の整数)のシフトレジスタ手
段と、そのシフトレジスタ手段の並列Nビット出力と上
記先入先出手段のLビットM段の各最上位ビットを要素
とするMビットを合わせた(M+N)ビットをアドレス
とするリードアクセスメモリ手段と、そのリードアクセ
スメモリ手段の出力を上記第1の演算手段のもう一方の
入力とすると共に、上記(M+N)ビットを入力とする
制御手段とその制御手段によって制御される第2の演算
手段を備え、その第2の演算手段から上記リードアクセ
スメモリ手段のデータを読み書きできるようにした再生
装置にするとよい。
【0018】また、上記のような再生装置において、上
記制御手段を、上記先入先出手段内のデジタル値の再生
信号の最上位ビットから上記情報記録媒体上に記録され
た情報のマークとスペースの変化点を検出し、上記第2
の演算手段によって上記変化点の前後のデジタル値の演
算を実行させると共にその演算結果を上記先入先出手段
の最上位ビットと上記シフトレジスタ手段を合わせたビ
ットパターン毎に記憶手段に記憶し、所定のクロックサ
イクル後に上記ビットパターン毎に平均値を算出し、上
記リードアクセスメモリ手段に上記平均値に対する所定
の演算結果を格納するように制御する手段にするとよ
い。
記制御手段を、上記先入先出手段内のデジタル値の再生
信号の最上位ビットから上記情報記録媒体上に記録され
た情報のマークとスペースの変化点を検出し、上記第2
の演算手段によって上記変化点の前後のデジタル値の演
算を実行させると共にその演算結果を上記先入先出手段
の最上位ビットと上記シフトレジスタ手段を合わせたビ
ットパターン毎に記憶手段に記憶し、所定のクロックサ
イクル後に上記ビットパターン毎に平均値を算出し、上
記リードアクセスメモリ手段に上記平均値に対する所定
の演算結果を格納するように制御する手段にするとよ
い。
【0019】さらに、上記のような再生装置において、
上記制御手段を、上記先入先出手段内のデジタル値の再
生信号の最上位ビットから上記情報記録媒体上に記録さ
れた情報の規定の長さのマークとスペースの変化点を検
出し、上記規定の長さを満たすマーク又はスペースの変
化点の前後のデジタル値に基づいて上記第2の演算手段
に演算を実行させると共にその演算結果を上記先入先出
手段の最上位ビットと上記シフトレジスタ手段を合わせ
たビットパターン毎に記憶手段に記憶し、上記規定の長
さを満たさないマーク又はスペースの変化点については
上記第2の演算手段に演算を実行させずに、所定のクロ
ックサイクル後に上記ビットパターン毎に平均値を算出
し、上記リードアクセスメモリ手段に上記平均値に対す
る所定の演算結果を格納するようように制御する手段に
するとよい。
上記制御手段を、上記先入先出手段内のデジタル値の再
生信号の最上位ビットから上記情報記録媒体上に記録さ
れた情報の規定の長さのマークとスペースの変化点を検
出し、上記規定の長さを満たすマーク又はスペースの変
化点の前後のデジタル値に基づいて上記第2の演算手段
に演算を実行させると共にその演算結果を上記先入先出
手段の最上位ビットと上記シフトレジスタ手段を合わせ
たビットパターン毎に記憶手段に記憶し、上記規定の長
さを満たさないマーク又はスペースの変化点については
上記第2の演算手段に演算を実行させずに、所定のクロ
ックサイクル後に上記ビットパターン毎に平均値を算出
し、上記リードアクセスメモリ手段に上記平均値に対す
る所定の演算結果を格納するようように制御する手段に
するとよい。
【0020】また、情報記録媒体上に記録された情報を
再生する再生装置であって、上記再生によって得られた
アナログ信号の再生信号に波形等化を施すアナログ波形
整形手段と、そのアナログ波形整形手段によって波形等
化された再生信号を一定のクロック周期でサンプリング
してLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換する
アナログ・デジタル変換手段と、そのアナログ・デジタ
ル変換手段によって変換されたLビットのデジタル値を
入力して先に入力したデジタル値を先に出力するLビッ
トM段(Mは正の整数)の先入先出手段と、その先入先
出手段のシフト出力を一方の入力とする2入力の第1の
演算手段と、その第1の演算手段の出力から最尤法によ
って再生データを検出する検出手段と、その検出手段の
出力と上記第1の演算手段の出力を入力とする1ビット
N段(Nは正の整数)のシフトレジスタ手段と、そのシ
フトレジスタ手段の並列Nビット出力と上記先入先出手
段のLビットM段の各最上位ビットを要素とするMビッ
トを合わせた(M+N)ビットをアドレスとするリード
アクセスメモリ手段と、そのリードアクセスメモリ手段
の出力を上記第1の演算手段のもう一方の入力とすると
共に、上記(M+N)ビットを入力とする制御手段とそ
の制御手段によって制御される第2の演算手段とを備え
た再生装置にするとよい。
再生する再生装置であって、上記再生によって得られた
アナログ信号の再生信号に波形等化を施すアナログ波形
整形手段と、そのアナログ波形整形手段によって波形等
化された再生信号を一定のクロック周期でサンプリング
してLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換する
アナログ・デジタル変換手段と、そのアナログ・デジタ
ル変換手段によって変換されたLビットのデジタル値を
入力して先に入力したデジタル値を先に出力するLビッ
トM段(Mは正の整数)の先入先出手段と、その先入先
出手段のシフト出力を一方の入力とする2入力の第1の
演算手段と、その第1の演算手段の出力から最尤法によ
って再生データを検出する検出手段と、その検出手段の
出力と上記第1の演算手段の出力を入力とする1ビット
N段(Nは正の整数)のシフトレジスタ手段と、そのシ
フトレジスタ手段の並列Nビット出力と上記先入先出手
段のLビットM段の各最上位ビットを要素とするMビッ
トを合わせた(M+N)ビットをアドレスとするリード
アクセスメモリ手段と、そのリードアクセスメモリ手段
の出力を上記第1の演算手段のもう一方の入力とすると
共に、上記(M+N)ビットを入力とする制御手段とそ
の制御手段によって制御される第2の演算手段とを備え
た再生装置にするとよい。
【0021】さらに、上記のような再生装置において、
上記検出手段を、上記第1の演算手段の出力と複数の振
幅期待値との差の2乗又は絶対値をクロック毎に累算す
る手段と、確定した検出結果を起点とする複数の振幅期
待値列間で上記累算の結果を比較する比較手段を有し、
上記累算の結果が最も小さい振幅期待値列の上記起点と
なる確定した検出結果に続く振幅期待値を前記確定した
検出結果として出力する手段にするとよい。
上記検出手段を、上記第1の演算手段の出力と複数の振
幅期待値との差の2乗又は絶対値をクロック毎に累算す
る手段と、確定した検出結果を起点とする複数の振幅期
待値列間で上記累算の結果を比較する比較手段を有し、
上記累算の結果が最も小さい振幅期待値列の上記起点と
なる確定した検出結果に続く振幅期待値を前記確定した
検出結果として出力する手段にするとよい。
【0022】また、上記のような再生装置において、エ
ラー検出・訂正手段によって所定の割合以上のエラーを
検出した場合、上記リードアクセスメモリ手段の出力を
禁止し、上記先入先出手段の出力を直接に上記比較手段
の入力として検出を続け、上記シフトレジスタ手段のデ
ータが全て更新された後に上記演算手段による演算及び
信号再生を再開するように制御する手段を設けるとよ
い。
ラー検出・訂正手段によって所定の割合以上のエラーを
検出した場合、上記リードアクセスメモリ手段の出力を
禁止し、上記先入先出手段の出力を直接に上記比較手段
の入力として検出を続け、上記シフトレジスタ手段のデ
ータが全て更新された後に上記演算手段による演算及び
信号再生を再開するように制御する手段を設けるとよ
い。
【0023】さらに、上記のような再生装置において、
エラー検出・訂正手段によって所定の割合以上のエラー
を検出した場合、上記リードアクセスメモリ手段の出力
を禁止し、上記先入先出手段の出力を直接に上記検出手
段の入力として検出を続け、上記シフトレジスタ手段の
データが全て更新された後に上記演算手段による演算及
び信号再生を再開するように制御する手段を設けるとよ
い。
エラー検出・訂正手段によって所定の割合以上のエラー
を検出した場合、上記リードアクセスメモリ手段の出力
を禁止し、上記先入先出手段の出力を直接に上記検出手
段の入力として検出を続け、上記シフトレジスタ手段の
データが全て更新された後に上記演算手段による演算及
び信号再生を再開するように制御する手段を設けるとよ
い。
【0024】さらにまた、上記のような再生装置におい
て、エラー検出・訂正手段によって所定の割合以上のエ
ラーを検出した場合、上記リードアクセスメモリ手段の
出力を禁止し、上記リードアクセスメモリ手段の符号間
干渉予測値の設定を再度行った後に信号再生を再開する
ように制御する手段を設けるとよい。
て、エラー検出・訂正手段によって所定の割合以上のエ
ラーを検出した場合、上記リードアクセスメモリ手段の
出力を禁止し、上記リードアクセスメモリ手段の符号間
干渉予測値の設定を再度行った後に信号再生を再開する
ように制御する手段を設けるとよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。 (1)この発明の請求項1に係わる実施形態 図1はこの発明の請求項1に係わる一実施形態である再
生回路の構成を示すブロック図であり、図14に示した
再生回路と共通する部分には同一符号を付してその説明
を省略する。この再生回路は、図14に示した再生回路
と略同じ構成であるが、そのFIR13をFIFO回路
(FIFO)19と変更しており、上記RAM16に代
えてFIFO回路19からの最上位ビットを入力するR
AM18を設けているところが異なる。
に基づいて具体的に説明する。 (1)この発明の請求項1に係わる実施形態 図1はこの発明の請求項1に係わる一実施形態である再
生回路の構成を示すブロック図であり、図14に示した
再生回路と共通する部分には同一符号を付してその説明
を省略する。この再生回路は、図14に示した再生回路
と略同じ構成であるが、そのFIR13をFIFO回路
(FIFO)19と変更しており、上記RAM16に代
えてFIFO回路19からの最上位ビットを入力するR
AM18を設けているところが異なる。
【0026】図2は、図1のFIFO回路19の内部構
成例を示すブロック図である。レジスタ35は上記A/
D変換器12の出力ビット幅と同じビット幅のレジスタ
であり、PLL回路10からのクロックCLKによって
データを左から右にシフトする。また、図中のmsbは
各データの最上位ビットを表わす。演算器14は、FI
FO回路19の出力値から符号間干渉成分の予測値を表
わすRAM18の出力値を減算する。比較器15は、演
算器14の出力を所定の基準値と比較して2値化を行
う。シフトレジスタ17は、比較器15の1ビット出力
をNクロックサイクル分記憶し、そのNビットはRAM
18のアドレスの一部となる。
成例を示すブロック図である。レジスタ35は上記A/
D変換器12の出力ビット幅と同じビット幅のレジスタ
であり、PLL回路10からのクロックCLKによって
データを左から右にシフトする。また、図中のmsbは
各データの最上位ビットを表わす。演算器14は、FI
FO回路19の出力値から符号間干渉成分の予測値を表
わすRAM18の出力値を減算する。比較器15は、演
算器14の出力を所定の基準値と比較して2値化を行
う。シフトレジスタ17は、比較器15の1ビット出力
をNクロックサイクル分記憶し、そのNビットはRAM
18のアドレスの一部となる。
【0027】RAM18のデータは、当該ビットの直前
のNビットの2値化データとMビットのFIFO回路1
9内の各レジスタ35の最上位ビットによって決まる予
測された符号間干渉量であり、初期時にデフォールトの
値を設定し、その後、光ディスク上に予め記録された学
習パターンを再生し、比較器15の2値化出力Akと演
算器14の出力Zkの差を誤差信号Ekとして、上記数
2に基づく演算処理によってアドレスされているデータ
を補正するように図示を省略した制御回路で制御する。
のNビットの2値化データとMビットのFIFO回路1
9内の各レジスタ35の最上位ビットによって決まる予
測された符号間干渉量であり、初期時にデフォールトの
値を設定し、その後、光ディスク上に予め記録された学
習パターンを再生し、比較器15の2値化出力Akと演
算器14の出力Zkの差を誤差信号Ekとして、上記数
2に基づく演算処理によってアドレスされているデータ
を補正するように図示を省略した制御回路で制御する。
【0028】すなわち、この再生回路は、情報記録媒体
である光ディスク上に記録された情報を再生する再生装
置であり、上記アナログ波形等化器(アナログEQ)8
が上記再生によって得られたアナログ信号の再生信号に
波形等化を施すアナログ波形整形手段の機能を、上記A
/D変換器12がアナログ波形整形手段によって波形等
化された再生信号を一定のクロック周期でサンプリング
してLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換する
アナログ・デジタル変換手段の機能をそれぞれ果たす。
また、上記FIFO回路19がアナログ・デジタル変換
手段によって変換されたLビットのデジタル値を入力し
て先に入力したデジタル値を先に出力するLビットM段
(Mは正の整数)の先入先出手段の機能を、上記演算器
14が先入先出手段のシフト出力を一方の入力とする2
入力の演算手段の機能を、上記比較器15が演算手段の
出力を基準値と比較する比較手段の機能をそれぞれ果た
す。
である光ディスク上に記録された情報を再生する再生装
置であり、上記アナログ波形等化器(アナログEQ)8
が上記再生によって得られたアナログ信号の再生信号に
波形等化を施すアナログ波形整形手段の機能を、上記A
/D変換器12がアナログ波形整形手段によって波形等
化された再生信号を一定のクロック周期でサンプリング
してLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換する
アナログ・デジタル変換手段の機能をそれぞれ果たす。
また、上記FIFO回路19がアナログ・デジタル変換
手段によって変換されたLビットのデジタル値を入力し
て先に入力したデジタル値を先に出力するLビットM段
(Mは正の整数)の先入先出手段の機能を、上記演算器
14が先入先出手段のシフト出力を一方の入力とする2
入力の演算手段の機能を、上記比較器15が演算手段の
出力を基準値と比較する比較手段の機能をそれぞれ果た
す。
【0029】さらに、上記シフトレジスタ17が比較手
段の出力を入力して保持する1ビットN段(Nは正の整
数)のシフトレジスタ手段の機能を、上記RAM18が
シフトレジスタ手段の並列Nビット出力と先入先出手段
のLビットM段の各最上位ビットを要素とするMビット
を合わせた(M+N)ビットをアドレスとするリードア
クセスメモリ手段の機能をそれぞれ果たす。そして、上
記RAM18の出力を上記演算器14のもう一方へ入力
するように構成している。
段の出力を入力して保持する1ビットN段(Nは正の整
数)のシフトレジスタ手段の機能を、上記RAM18が
シフトレジスタ手段の並列Nビット出力と先入先出手段
のLビットM段の各最上位ビットを要素とするMビット
を合わせた(M+N)ビットをアドレスとするリードア
クセスメモリ手段の機能をそれぞれ果たす。そして、上
記RAM18の出力を上記演算器14のもう一方へ入力
するように構成している。
【0030】このようにして、RAMの出力を演算器の
もう一方の入力とすることにより、直前と直後のデータ
からの合成された符号間干渉量をRAM18のデータと
して設定するので、従来の再生回路と比べて確度の高い
符号間干渉成分の除去が可能になる。
もう一方の入力とすることにより、直前と直後のデータ
からの合成された符号間干渉量をRAM18のデータと
して設定するので、従来の再生回路と比べて確度の高い
符号間干渉成分の除去が可能になる。
【0031】(2)この発明の請求項2と4に係わる実
施形態 図3はこの発明の請求項2と4に係わる一実施形態であ
る再生回路の構成を示すブロック図であり、図1と共通
する部分には同一符号を付してその説明を省略する。こ
の再生回路は、図1に示した再生回路に新たに制御回路
20と演算器21を設けている。制御回路20と演算器
21は、RAM18に格納する符号間干渉予測値を算出
するための手段である。初期時、RAM18の出力を禁
止した状態であり、光ディスク上の任意のデータを再生
し、スペースとマークの変化点の前後のクロックサイク
ルに基づいてFIFO回路19からのデジタル値Ykを
読み込み、FIFO回路19の最上位ビットとシフトレ
ジスタ17内のビットパターン毎にデジタル値Ykの累
算とデジタル値の個数をカウントし、所定の時間経過後
に上記累算結果とカウント数からビットパターン毎に平
均値を算出する。その後、変化点の前後のクロックサイ
クルの前記平均値のさらに平均値を求め、これを符号間
干渉量としてRAM18の当該アドレスに格納する。
施形態 図3はこの発明の請求項2と4に係わる一実施形態であ
る再生回路の構成を示すブロック図であり、図1と共通
する部分には同一符号を付してその説明を省略する。こ
の再生回路は、図1に示した再生回路に新たに制御回路
20と演算器21を設けている。制御回路20と演算器
21は、RAM18に格納する符号間干渉予測値を算出
するための手段である。初期時、RAM18の出力を禁
止した状態であり、光ディスク上の任意のデータを再生
し、スペースとマークの変化点の前後のクロックサイク
ルに基づいてFIFO回路19からのデジタル値Ykを
読み込み、FIFO回路19の最上位ビットとシフトレ
ジスタ17内のビットパターン毎にデジタル値Ykの累
算とデジタル値の個数をカウントし、所定の時間経過後
に上記累算結果とカウント数からビットパターン毎に平
均値を算出する。その後、変化点の前後のクロックサイ
クルの前記平均値のさらに平均値を求め、これを符号間
干渉量としてRAM18の当該アドレスに格納する。
【0032】この処理について図4に基づいてさらに詳
しく説明する。図4は、図3に示した上記FIFO19
の各レジスタの最上位ビットとシフトレジスタ17内の
ビットパターンを表わした図である。同図に示すよう
に、例えば、FIFO回路19が7段であり、シフトレ
ジスタ17が6ビットの場合を例にとる。図中のA1〜
A4とB1〜B4はそれぞれ特定の長さのマークから長
さ3Tのスペースへの変化点の直前と直後のクロックサ
イクルのデジタル値がFIFO回路19から出力される
時点の全ビットパターンを示している。図中のXは
“1”でも“0”でもよいことを示す。B1〜B4のビ
ットパターンの内の(k+6)のビットが“1”か
“0”かはkの変化点の信号振幅に影響を与えないの
で、(k+6)のビットは無視することができる。ま
た、3Tから11Tの離散的値の内の6T以上の長さに
ついては符号間干渉の効果について同じであると考えら
れるので、A4のビットパターンでは(k−6)のビッ
トは無視することができる。
しく説明する。図4は、図3に示した上記FIFO19
の各レジスタの最上位ビットとシフトレジスタ17内の
ビットパターンを表わした図である。同図に示すよう
に、例えば、FIFO回路19が7段であり、シフトレ
ジスタ17が6ビットの場合を例にとる。図中のA1〜
A4とB1〜B4はそれぞれ特定の長さのマークから長
さ3Tのスペースへの変化点の直前と直後のクロックサ
イクルのデジタル値がFIFO回路19から出力される
時点の全ビットパターンを示している。図中のXは
“1”でも“0”でもよいことを示す。B1〜B4のビ
ットパターンの内の(k+6)のビットが“1”か
“0”かはkの変化点の信号振幅に影響を与えないの
で、(k+6)のビットは無視することができる。ま
た、3Tから11Tの離散的値の内の6T以上の長さに
ついては符号間干渉の効果について同じであると考えら
れるので、A4のビットパターンでは(k−6)のビッ
トは無視することができる。
【0033】したがって、A1〜A4,B1〜B4の合
わせて8つのビットパターンを制御回路20によって検
出すればよい。そこで、上記8つのビットパターンのそ
れぞれについてデジタル値を累算すると共に、デジタル
値の数をカウントし、演算器21内の記憶手段(図示を
省略)に記憶する。さらに、所定のクロックサイクル数
実行後に上記累算値とカウント数から平均値を求め、A
1とB1でその平均値の和を2で割った値を符号間干渉
予測値としてRAM18のA1とB1に対応するアドレ
スに格納する。A2とB2,A3とB3,A4とB4に
ついても同様にしてRAM18に符号間干渉予測値を格
納する。
わせて8つのビットパターンを制御回路20によって検
出すればよい。そこで、上記8つのビットパターンのそ
れぞれについてデジタル値を累算すると共に、デジタル
値の数をカウントし、演算器21内の記憶手段(図示を
省略)に記憶する。さらに、所定のクロックサイクル数
実行後に上記累算値とカウント数から平均値を求め、A
1とB1でその平均値の和を2で割った値を符号間干渉
予測値としてRAM18のA1とB1に対応するアドレ
スに格納する。A2とB2,A3とB3,A4とB4に
ついても同様にしてRAM18に符号間干渉予測値を格
納する。
【0034】すなわち、この再生回路は、情報記録媒体
である光ディスク上に記録された情報を再生する再生装
置であり、上記アナログ波形等化器(アナログEQ)8
が上記再生によって得られたアナログ信号の再生信号に
波形等化を施すアナログ波形整形手段の機能を、上記A
/D変換器12がアナログ波形整形手段によって波形等
化された再生信号を一定のクロック周期でサンプリング
してLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換する
アナログ・デジタル変換手段の機能を果たす。また、上
記FIFO回路19がアナログ・デジタル変換手段によ
って変換されたLビットのデジタル値を入力して先に入
力したデジタル値を先に出力するLビットM段(Mは正
の整数)の先入先出手段の機能を、上記演算器14が先
入先出手段のシフト出力を一方の入力とする2入力の第
1の演算手段の機能を、上記比較器15が第1の演算手
段の出力を基準値と比較する比較手段の機能をそれぞれ
果たす。
である光ディスク上に記録された情報を再生する再生装
置であり、上記アナログ波形等化器(アナログEQ)8
が上記再生によって得られたアナログ信号の再生信号に
波形等化を施すアナログ波形整形手段の機能を、上記A
/D変換器12がアナログ波形整形手段によって波形等
化された再生信号を一定のクロック周期でサンプリング
してLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換する
アナログ・デジタル変換手段の機能を果たす。また、上
記FIFO回路19がアナログ・デジタル変換手段によ
って変換されたLビットのデジタル値を入力して先に入
力したデジタル値を先に出力するLビットM段(Mは正
の整数)の先入先出手段の機能を、上記演算器14が先
入先出手段のシフト出力を一方の入力とする2入力の第
1の演算手段の機能を、上記比較器15が第1の演算手
段の出力を基準値と比較する比較手段の機能をそれぞれ
果たす。
【0035】さらに、上記シフトレジスタ17が比較手
段の出力を入力して保持する1ビットN段(Nは正の整
数)のシフトレジスタ手段の機能を、上記RAM18が
シフトレジスタ手段の並列Nビット出力と先入先出手段
のLビットM段の各最上位ビットを要素とするMビット
を合わせた(M+N)ビットをアドレスとするリードア
クセスメモリ手段の機能を、上記演算器21がリードア
クセスメモリ手段の出力を第1の演算手段のもう一方の
入力とすると共に、上記(M+N)ビットを入力とする
制御手段(上記制御回路20が相当する)とその制御手
段によって制御される第2の演算手段の機能を果たす。
段の出力を入力して保持する1ビットN段(Nは正の整
数)のシフトレジスタ手段の機能を、上記RAM18が
シフトレジスタ手段の並列Nビット出力と先入先出手段
のLビットM段の各最上位ビットを要素とするMビット
を合わせた(M+N)ビットをアドレスとするリードア
クセスメモリ手段の機能を、上記演算器21がリードア
クセスメモリ手段の出力を第1の演算手段のもう一方の
入力とすると共に、上記(M+N)ビットを入力とする
制御手段(上記制御回路20が相当する)とその制御手
段によって制御される第2の演算手段の機能を果たす。
【0036】また、上記制御回路20が、先入先出手段
内のデジタル値の再生信号の最上位ビットから情報記録
媒体上に記録された情報のマークとスペースの変化点を
検出し、第2の演算手段によって上記変化点の前後のデ
ジタル値の演算を実行させると共にその演算結果を先入
先出手段の最上位ビットとシフトレジスタ手段を合わせ
たビットパターン毎に記憶手段に記憶し、所定のクロッ
クサイクル後に上記ビットパターン毎に平均値を算出
し、リードアクセスメモリ手段に上記平均値に対する所
定の演算結果を格納するように制御する手段の機能を果
たす。
内のデジタル値の再生信号の最上位ビットから情報記録
媒体上に記録された情報のマークとスペースの変化点を
検出し、第2の演算手段によって上記変化点の前後のデ
ジタル値の演算を実行させると共にその演算結果を先入
先出手段の最上位ビットとシフトレジスタ手段を合わせ
たビットパターン毎に記憶手段に記憶し、所定のクロッ
クサイクル後に上記ビットパターン毎に平均値を算出
し、リードアクセスメモリ手段に上記平均値に対する所
定の演算結果を格納するように制御する手段の機能を果
たす。
【0037】このようにして、直前と直後のデータから
の合成された符号間干渉量をRAM18の全アドレスの
データとして設定した後、RAM18の出力を許可にし
て実際の信号再生を行うことにより、確度の高い符号間
干渉成分の除去が可能になる。また、上述のように学習
パターンを必要としないので、光ディスク上に学習パタ
ーン用の領域を設ける必要がなく、光ディスクの記録領
域を有効に利用(活用)することができる。
の合成された符号間干渉量をRAM18の全アドレスの
データとして設定した後、RAM18の出力を許可にし
て実際の信号再生を行うことにより、確度の高い符号間
干渉成分の除去が可能になる。また、上述のように学習
パターンを必要としないので、光ディスク上に学習パタ
ーン用の領域を設ける必要がなく、光ディスクの記録領
域を有効に利用(活用)することができる。
【0038】(3)この発明の請求項3と4に係わる実
施形態 図5はこの発明の請求項3と4に係わる一実施形態であ
る再生回路の構成を示すブロック図であり、図3と共通
する部分には同一符号を付してその説明を省略する。こ
の再生回路は、図3に示した再生回路のRAM18,制
御回路20,演算器21とそれぞれ異なる機能を果たす
RAM22,制御回路23,演算器24に変更してい
る。制御回路23と演算器24は、RAM22に格納す
る符号間干渉予測値を算出するための手段であることは
上記制御回路20と演算器21と同様であるが、上述し
た請求項2に係わる処理で説明したのと同様の動作を行
ってRAM22に符号間干渉予測値を格納する。したが
って、上述した請求項2に係わる機能と異なるのは各ビ
ットパターン毎の累算結果をRAM22に記憶すること
である。
施形態 図5はこの発明の請求項3と4に係わる一実施形態であ
る再生回路の構成を示すブロック図であり、図3と共通
する部分には同一符号を付してその説明を省略する。こ
の再生回路は、図3に示した再生回路のRAM18,制
御回路20,演算器21とそれぞれ異なる機能を果たす
RAM22,制御回路23,演算器24に変更してい
る。制御回路23と演算器24は、RAM22に格納す
る符号間干渉予測値を算出するための手段であることは
上記制御回路20と演算器21と同様であるが、上述し
た請求項2に係わる処理で説明したのと同様の動作を行
ってRAM22に符号間干渉予測値を格納する。したが
って、上述した請求項2に係わる機能と異なるのは各ビ
ットパターン毎の累算結果をRAM22に記憶すること
である。
【0039】すなわち、この再生回路は、情報記録媒体
である光ディスク上に記録された情報を再生する再生装
置であり、上記アナログ波形等化器(アナログEQ)8
が上記再生によって得られたアナログ信号の再生信号に
波形等化を施すアナログ波形整形手段の機能を、上記A
/D変換器12がアナログ波形整形手段によって波形等
化された再生信号を一定のクロック周期でサンプリング
してLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換する
アナログ・デジタル変換手段の機能を果たす。また、上
記FIFO回路19がアナログ・デジタル変換手段によ
って変換されたLビットのデジタル値を入力して先に入
力したデジタル値を先に出力するLビットM段(Mは正
の整数)の先入先出手段の機能を、上記演算器14が先
入先出手段のシフト出力を一方の入力とする2入力の第
1の演算手段の機能を、上記比較器15が第1の演算手
段の出力を基準値と比較する比較手段の機能をそれぞれ
果たす。
である光ディスク上に記録された情報を再生する再生装
置であり、上記アナログ波形等化器(アナログEQ)8
が上記再生によって得られたアナログ信号の再生信号に
波形等化を施すアナログ波形整形手段の機能を、上記A
/D変換器12がアナログ波形整形手段によって波形等
化された再生信号を一定のクロック周期でサンプリング
してLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換する
アナログ・デジタル変換手段の機能を果たす。また、上
記FIFO回路19がアナログ・デジタル変換手段によ
って変換されたLビットのデジタル値を入力して先に入
力したデジタル値を先に出力するLビットM段(Mは正
の整数)の先入先出手段の機能を、上記演算器14が先
入先出手段のシフト出力を一方の入力とする2入力の第
1の演算手段の機能を、上記比較器15が第1の演算手
段の出力を基準値と比較する比較手段の機能をそれぞれ
果たす。
【0040】さらに、上記シフトレジスタ17が比較手
段の出力を入力して保持する1ビットN段(Nは正の整
数)のシフトレジスタ手段の機能を、上記RAM18が
シフトレジスタ手段の並列Nビット出力と先入先出手段
のLビットM段の各最上位ビットを要素とするMビット
を合わせた(M+N)ビットをアドレスとするリードア
クセスメモリ手段の機能を、上記演算器21がリードア
クセスメモリ手段の出力を第1の演算手段のもう一方の
入力とすると共に、上記(M+N)ビットを入力とする
制御手段(上記制御回路20が相当する)とその制御手
段によって制御される第2の演算手段の機能を果たす。
そして、上記演算器24から上記RAM22のデータを
読み書きできるように構成している。
段の出力を入力して保持する1ビットN段(Nは正の整
数)のシフトレジスタ手段の機能を、上記RAM18が
シフトレジスタ手段の並列Nビット出力と先入先出手段
のLビットM段の各最上位ビットを要素とするMビット
を合わせた(M+N)ビットをアドレスとするリードア
クセスメモリ手段の機能を、上記演算器21がリードア
クセスメモリ手段の出力を第1の演算手段のもう一方の
入力とすると共に、上記(M+N)ビットを入力とする
制御手段(上記制御回路20が相当する)とその制御手
段によって制御される第2の演算手段の機能を果たす。
そして、上記演算器24から上記RAM22のデータを
読み書きできるように構成している。
【0041】また、上記制御回路23が、先入先出手段
内のデジタル値の再生信号の最上位ビットから情報記録
媒体上に記録された情報のマークとスペースの変化点を
検出し、第2の演算手段によって上記変化点の前後のデ
ジタル値の演算を実行させると共にその演算結果を先入
先出手段の最上位ビットとシフトレジスタ手段を合わせ
たビットパターン毎に記憶手段に記憶し、所定のクロッ
クサイクル後に上記ビットパターン毎に平均値を算出
し、リードアクセスメモリ手段に上記平均値に対する所
定の演算結果を格納するように制御する手段の機能を果
たす。このようにして、演算器24の回路規模を小さく
することができる。
内のデジタル値の再生信号の最上位ビットから情報記録
媒体上に記録された情報のマークとスペースの変化点を
検出し、第2の演算手段によって上記変化点の前後のデ
ジタル値の演算を実行させると共にその演算結果を先入
先出手段の最上位ビットとシフトレジスタ手段を合わせ
たビットパターン毎に記憶手段に記憶し、所定のクロッ
クサイクル後に上記ビットパターン毎に平均値を算出
し、リードアクセスメモリ手段に上記平均値に対する所
定の演算結果を格納するように制御する手段の機能を果
たす。このようにして、演算器24の回路規模を小さく
することができる。
【0042】(4)この発明の請求項5に係わる実施形
態 図6はこの発明の請求項5に係わる一実施形態である再
生回路の構成を示すブロック図であり、図3と共通する
部分には同一符号を付してその説明を省略する。図7
は、図6に示した上記FIFO19の各レジスタの最上
位ビットとシフトレジスタ17内のビットパターンを表
わした図である。図6に示すように、この再生回路は、
図3に示した再生回路の制御回路20と異なる機能を果
たす制御回路25に変更している。制御回路25は、R
AM18に格納する符号間干渉予測値を算出するための
制御を行うことは上記制御回路20と同様であるが、上
述した請求項2に係わる処理で説明したのと同様の動作
を行ってRAM18に符号間干渉予測値を格納する。
態 図6はこの発明の請求項5に係わる一実施形態である再
生回路の構成を示すブロック図であり、図3と共通する
部分には同一符号を付してその説明を省略する。図7
は、図6に示した上記FIFO19の各レジスタの最上
位ビットとシフトレジスタ17内のビットパターンを表
わした図である。図6に示すように、この再生回路は、
図3に示した再生回路の制御回路20と異なる機能を果
たす制御回路25に変更している。制御回路25は、R
AM18に格納する符号間干渉予測値を算出するための
制御を行うことは上記制御回路20と同様であるが、上
述した請求項2に係わる処理で説明したのと同様の動作
を行ってRAM18に符号間干渉予測値を格納する。
【0043】ところで、FIFO回路19から出力され
る再生信号は、規定の3Tから11T以外の1Tもしく
は2Tのマークまたはスペースが存在することがある。
例えば、図7には図4に示した3Tスペースの右側が符
号間干渉によって規定外の2Tスペースに化けてしまっ
ている場合の例を示している。この場合、規定外マーク
とスペースの出現率が低く、偏った符号間干渉予測値を
設定しないようにするため、RAM18の当該アドレス
に格納する符号間干渉予測値としては、対応する3Tス
ペースの符号間干渉予測値を設定する。また、2T,1
Tのマークおよび1Tのスペースについてもそれぞれ対
応する3Tマークまたはスペースの符号間干渉予測値を
設定する。
る再生信号は、規定の3Tから11T以外の1Tもしく
は2Tのマークまたはスペースが存在することがある。
例えば、図7には図4に示した3Tスペースの右側が符
号間干渉によって規定外の2Tスペースに化けてしまっ
ている場合の例を示している。この場合、規定外マーク
とスペースの出現率が低く、偏った符号間干渉予測値を
設定しないようにするため、RAM18の当該アドレス
に格納する符号間干渉予測値としては、対応する3Tス
ペースの符号間干渉予測値を設定する。また、2T,1
Tのマークおよび1Tのスペースについてもそれぞれ対
応する3Tマークまたはスペースの符号間干渉予測値を
設定する。
【0044】すなわち、上記制御回路25が、先入先出
手段内のデジタル値の再生信号の最上位ビットから情報
記録媒体上に記録された情報の規定の長さのマークとス
ペースの変化点を検出し、上記規定の長さを満たすマー
ク又はスペースの変化点の前後のデジタル値に基づいて
第2の演算手段に演算を実行させると共にその演算結果
を先入先出手段の最上位ビットとシフトレジスタ手段を
合わせたビットパターン毎に記憶手段に記憶し、上記規
定の長さを満たさないマーク又はスペースの変化点につ
いては第2の演算手段に演算を実行させずに、所定のク
ロックサイクル後に上記ビットパターン毎に平均値を算
出し、リードアクセスメモリ手段に上記平均値に対する
所定の演算結果を格納するように制御する手段の機能を
果たす。
手段内のデジタル値の再生信号の最上位ビットから情報
記録媒体上に記録された情報の規定の長さのマークとス
ペースの変化点を検出し、上記規定の長さを満たすマー
ク又はスペースの変化点の前後のデジタル値に基づいて
第2の演算手段に演算を実行させると共にその演算結果
を先入先出手段の最上位ビットとシフトレジスタ手段を
合わせたビットパターン毎に記憶手段に記憶し、上記規
定の長さを満たさないマーク又はスペースの変化点につ
いては第2の演算手段に演算を実行させずに、所定のク
ロックサイクル後に上記ビットパターン毎に平均値を算
出し、リードアクセスメモリ手段に上記平均値に対する
所定の演算結果を格納するように制御する手段の機能を
果たす。
【0045】(5)この発明の請求項6と7に係わる実
施形態 図8はこの発明の請求項6と7に係わる一実施形態であ
る再生回路の構成を示すブロック図であり、図6と共通
する部分には同一符号を付してその説明を省略する。図
9は図8のシフトレジスタ27の内部構成を検出器26
のツリー深さが2の場合を例にとって示した図である。
図10は図8の演算器14の出力信号を示す図である。
図11はクロックサイクルkにおけるツリー状の振幅期
待値列を示す図である。
施形態 図8はこの発明の請求項6と7に係わる一実施形態であ
る再生回路の構成を示すブロック図であり、図6と共通
する部分には同一符号を付してその説明を省略する。図
9は図8のシフトレジスタ27の内部構成を検出器26
のツリー深さが2の場合を例にとって示した図である。
図10は図8の演算器14の出力信号を示す図である。
図11はクロックサイクルkにおけるツリー状の振幅期
待値列を示す図である。
【0046】この再生回路は、図6に示した再生回路の
比較器15を検出器26に変更しており、シフトレジス
タ17も演算器14の出力を入力するように構成したシ
フトレジスタ27に変更している。検出器26は演算器
14の複数クロックサイクル分の出力に対して最尤法に
よって最も確からしい再生信号列を推定する処理を行
う。次に、最尤法に基づく検出処理を実行する検出器2
6について説明する。検出器26は演算器14の出力と
複数の振幅期待値との差の2乗または絶対値をクロック
毎に累算する手段と、確定した検出結果を起点とする複
数の振幅期待値列間で上記累算の結果を比較する比較手
段とを備えており、上記累算の結果が最も小さい振幅期
待値列の上記起点となる確定した検出結果に続く振幅期
待値を確定した検出結果として出力するものである。
比較器15を検出器26に変更しており、シフトレジス
タ17も演算器14の出力を入力するように構成したシ
フトレジスタ27に変更している。検出器26は演算器
14の複数クロックサイクル分の出力に対して最尤法に
よって最も確からしい再生信号列を推定する処理を行
う。次に、最尤法に基づく検出処理を実行する検出器2
6について説明する。検出器26は演算器14の出力と
複数の振幅期待値との差の2乗または絶対値をクロック
毎に累算する手段と、確定した検出結果を起点とする複
数の振幅期待値列間で上記累算の結果を比較する比較手
段とを備えており、上記累算の結果が最も小さい振幅期
待値列の上記起点となる確定した検出結果に続く振幅期
待値を確定した検出結果として出力するものである。
【0047】図10中のEは無ノイズで無符号間干渉の
場合の振幅期待値を、Akは検出器26の2値化出力信
号を表わしている。図11は一例としてツリー深さが
2、またクロックサイクル(k−3)時の確定した振幅
値が1の場合を示している。同図中の各枝の数字は振幅
期待値を示している。クロックサイクルkにおいて5つ
の振幅期待値列の(k−2)からkまでの振幅期待値と
演算器14の出力の差の2乗または絶対値のそれぞれの
累算結果を比較し、最も値が小さい振幅期待値列を含む
(k−2)時の枝を選択することによって再生信号検出
を行う。例えば、(k−2)時の枝で振幅期待値2の枝
が選択されると、演算器14の出力Z(k−2)に対す
るLビット出力(振幅値)として2を、2値化出力A
(k−2)として1がそれぞれ検出器26から出力され
る。選択されなかった枝を含む振幅期待値列は全て捨て
去り、(k+1)時以降、同様の動作を行う。
場合の振幅期待値を、Akは検出器26の2値化出力信
号を表わしている。図11は一例としてツリー深さが
2、またクロックサイクル(k−3)時の確定した振幅
値が1の場合を示している。同図中の各枝の数字は振幅
期待値を示している。クロックサイクルkにおいて5つ
の振幅期待値列の(k−2)からkまでの振幅期待値と
演算器14の出力の差の2乗または絶対値のそれぞれの
累算結果を比較し、最も値が小さい振幅期待値列を含む
(k−2)時の枝を選択することによって再生信号検出
を行う。例えば、(k−2)時の枝で振幅期待値2の枝
が選択されると、演算器14の出力Z(k−2)に対す
るLビット出力(振幅値)として2を、2値化出力A
(k−2)として1がそれぞれ検出器26から出力され
る。選択されなかった枝を含む振幅期待値列は全て捨て
去り、(k+1)時以降、同様の動作を行う。
【0048】このような方式を最尤法と呼び、ホワイト
ノイズによるデータエラーを低減する効果がある。図9
に示すように、シフトレジスタ27の(k−3)〜(k
―6)ビットは検出器26の出力を、(k−1),(k
−2)ビットは演算器14の出力をそれぞれ読み込み、
RAM18のアクセスおよび制御回路25によるRAM
18への符号間干渉予測値の設定を行うことによって、
確度の高い符号間干渉成分の除去が可能になる。
ノイズによるデータエラーを低減する効果がある。図9
に示すように、シフトレジスタ27の(k−3)〜(k
―6)ビットは検出器26の出力を、(k−1),(k
−2)ビットは演算器14の出力をそれぞれ読み込み、
RAM18のアクセスおよび制御回路25によるRAM
18への符号間干渉予測値の設定を行うことによって、
確度の高い符号間干渉成分の除去が可能になる。
【0049】すなわち、この再生回路は、情報記録媒体
である光ディスク上に記録された情報を再生する再生装
置であり、上記アナログ波形等化器(アナログEQ)8
が上記再生によって得られたアナログ信号の再生信号に
波形等化を施すアナログ波形整形手段の機能を、上記A
/D変換器12がアナログ波形整形手段によって波形等
化された再生信号を一定のクロック周期でサンプリング
してLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換する
アナログ・デジタル変換手段の機能を果たす。また、上
記FIFO回路19がアナログ・デジタル変換手段によ
って変換されたLビットのデジタル値を入力して先に入
力したデジタル値を先に出力するLビットM段(Mは正
の整数)の先入先出手段の機能を、上記演算器14が先
入先出手段のシフト出力を一方の入力とする2入力の第
1の演算手段の機能を、上記検出器26が第1の演算手
段の出力から最尤法によって再生データを検出する検出
手段の機能をそれぞれ果たす。
である光ディスク上に記録された情報を再生する再生装
置であり、上記アナログ波形等化器(アナログEQ)8
が上記再生によって得られたアナログ信号の再生信号に
波形等化を施すアナログ波形整形手段の機能を、上記A
/D変換器12がアナログ波形整形手段によって波形等
化された再生信号を一定のクロック周期でサンプリング
してLビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換する
アナログ・デジタル変換手段の機能を果たす。また、上
記FIFO回路19がアナログ・デジタル変換手段によ
って変換されたLビットのデジタル値を入力して先に入
力したデジタル値を先に出力するLビットM段(Mは正
の整数)の先入先出手段の機能を、上記演算器14が先
入先出手段のシフト出力を一方の入力とする2入力の第
1の演算手段の機能を、上記検出器26が第1の演算手
段の出力から最尤法によって再生データを検出する検出
手段の機能をそれぞれ果たす。
【0050】さらに、上記シフトレジスタ27が検出手
段の出力と第1の演算手段の出力を入力とする1ビット
N段(Nは正の整数)のシフトレジスタ手段の機能を、
上記RAM18がシフトレジスタ手段の並列Nビット出
力と先入先出手段のLビットM段の各最上位ビットを要
素とするMビットを合わせた(M+N)ビットをアドレ
スとするリードアクセスメモリ手段の機能を、上記演算
器21がリードアクセスメモリ手段の出力を第1の演算
手段のもう一方の入力とすると共に、上記(M+N)ビ
ットを入力とする制御手段(上記制御回路25が相当す
る)とその制御手段によって制御される第2の演算手段
の機能を果たす。
段の出力と第1の演算手段の出力を入力とする1ビット
N段(Nは正の整数)のシフトレジスタ手段の機能を、
上記RAM18がシフトレジスタ手段の並列Nビット出
力と先入先出手段のLビットM段の各最上位ビットを要
素とするMビットを合わせた(M+N)ビットをアドレ
スとするリードアクセスメモリ手段の機能を、上記演算
器21がリードアクセスメモリ手段の出力を第1の演算
手段のもう一方の入力とすると共に、上記(M+N)ビ
ットを入力とする制御手段(上記制御回路25が相当す
る)とその制御手段によって制御される第2の演算手段
の機能を果たす。
【0051】また、上記検出器26が、第1の演算手段
の出力と複数の振幅期待値との差の2乗又は絶対値をク
ロック毎に累算する手段と、確定した検出結果を起点と
する複数の振幅期待値列間で上記累算の結果を比較する
比較手段を有し、上記累算の結果が最も小さい振幅期待
値列の上記起点となる確定した検出結果に続く振幅期待
値を上記確定した検出結果として出力する手段の機能を
果たす。
の出力と複数の振幅期待値との差の2乗又は絶対値をク
ロック毎に累算する手段と、確定した検出結果を起点と
する複数の振幅期待値列間で上記累算の結果を比較する
比較手段を有し、上記累算の結果が最も小さい振幅期待
値列の上記起点となる確定した検出結果に続く振幅期待
値を上記確定した検出結果として出力する手段の機能を
果たす。
【0052】(6)この発明の請求項8に係わる実施形
態 この発明の請求項8に係わる実施形態の再生回路では、
上記請求項1〜5に係わる実施形態の再生回路におい
て、上記制御回路が、図示を省略したエラー検出・訂正
回路(上記エラー検出・訂正手段)で所定の割合以上の
エラーを検出した場合、上記RAM(上記リードアクセ
スメモリ手段)の出力を禁止し、上記FIFO回路(上
記先入先出手段)の出力Ykを直接に上記比較器(上記
比較手段)の入力として検出を続け、上記シフトレジス
タ回路(上記シフトレジスタ手段)のデータが全て更新
された後に演算を再開するように制御する。
態 この発明の請求項8に係わる実施形態の再生回路では、
上記請求項1〜5に係わる実施形態の再生回路におい
て、上記制御回路が、図示を省略したエラー検出・訂正
回路(上記エラー検出・訂正手段)で所定の割合以上の
エラーを検出した場合、上記RAM(上記リードアクセ
スメモリ手段)の出力を禁止し、上記FIFO回路(上
記先入先出手段)の出力Ykを直接に上記比較器(上記
比較手段)の入力として検出を続け、上記シフトレジス
タ回路(上記シフトレジスタ手段)のデータが全て更新
された後に演算を再開するように制御する。
【0053】したがって、最尤法によってホワイトノイ
ズによるデータエラーを低減する効果があり、かつ確度
の高い符号間干渉成分の除去が可能な再生回路にするこ
とができる。このようにして、誤った検出結果によって
上記RAMの誤ったアドレスがアクセスされて以降も誤
った検出結果が出力されるというエラーの伝搬を止める
ことが出来るので、再生回路の信頼性を高めることが出
来る。
ズによるデータエラーを低減する効果があり、かつ確度
の高い符号間干渉成分の除去が可能な再生回路にするこ
とができる。このようにして、誤った検出結果によって
上記RAMの誤ったアドレスがアクセスされて以降も誤
った検出結果が出力されるというエラーの伝搬を止める
ことが出来るので、再生回路の信頼性を高めることが出
来る。
【0054】(7)この発明の請求項9に係わる実施形
態 この発明の請求項9に係わる実施形態の再生回路では、
上記請求項6と7に係わる実施形態の再生回路におい
て、上記制御回路が、図示を省略したエラー検出・訂正
回路(上記エラー検出・訂正手段)で所定の割合以上の
エラーを検出した場合、上記RAM(上記リードアクセ
スメモリ手段)の出力を禁止し、上記FIFO回路(上
記先入先出手段)の出力Ykを直接に上記検出器(上記
検出手段)の入力として検出を続け、上記シフトレジス
タ回路(上記シフトレジスタ手段)のデータが全て更新
された後に演算を再開するように制御する。したがっ
て、誤った検出結果によって上記RAMの誤ったアドレ
スがアクセスされて以降も誤った検出結果が出力される
というエラーの伝搬を止めることが出来るので、再生回
路の信頼性を高めることが出来る。
態 この発明の請求項9に係わる実施形態の再生回路では、
上記請求項6と7に係わる実施形態の再生回路におい
て、上記制御回路が、図示を省略したエラー検出・訂正
回路(上記エラー検出・訂正手段)で所定の割合以上の
エラーを検出した場合、上記RAM(上記リードアクセ
スメモリ手段)の出力を禁止し、上記FIFO回路(上
記先入先出手段)の出力Ykを直接に上記検出器(上記
検出手段)の入力として検出を続け、上記シフトレジス
タ回路(上記シフトレジスタ手段)のデータが全て更新
された後に演算を再開するように制御する。したがっ
て、誤った検出結果によって上記RAMの誤ったアドレ
スがアクセスされて以降も誤った検出結果が出力される
というエラーの伝搬を止めることが出来るので、再生回
路の信頼性を高めることが出来る。
【0055】(8)この発明の請求項10に係わる実施
形態 この発明の請求項10に係わる実施形態の再生回路で
は、上記請求項1〜7の再生回路において、上記制御回
路が、図示を省略したエラー検出・訂正回路で所定の割
合以上のエラーを検出した場合、光ディスクの特性が前
回の上記RAM(上記リードアクセスメモリ手段)の設
定時から変化したものとして、上記RAMの出力を禁止
し、上記RAMの符号間干渉予測値の設定を再度行った
後に信号再生を再開するように制御する。このようにし
て、再生回路の信頼性を高めることが出来る。
形態 この発明の請求項10に係わる実施形態の再生回路で
は、上記請求項1〜7の再生回路において、上記制御回
路が、図示を省略したエラー検出・訂正回路で所定の割
合以上のエラーを検出した場合、光ディスクの特性が前
回の上記RAM(上記リードアクセスメモリ手段)の設
定時から変化したものとして、上記RAMの出力を禁止
し、上記RAMの符号間干渉予測値の設定を再度行った
後に信号再生を再開するように制御する。このようにし
て、再生回路の信頼性を高めることが出来る。
【0056】以上の実施形態から明らかなように、この
発明の請求項1〜5に係わる実施形態では、比較器15
の出力信号とFIFO回路19の出力信号を合わせて、
また、この発明の請求項6と7に係わる実施形態では検
出器26の出力信号とFIFO回路19の出力信号を合
わせてそれぞれRAMのアドレスとすることにより、直
前と直後のデータからの合成された符号間干渉成分を除
去することができ、再生時のデータエラーを低減するこ
とが出来る。さらに、この発明の請求項6と7に係わる
実施形態では、検出器は最尤法による検出を行うので、
ホワイトノイズによるデータエラーも合わせて低減する
ことが出来る。
発明の請求項1〜5に係わる実施形態では、比較器15
の出力信号とFIFO回路19の出力信号を合わせて、
また、この発明の請求項6と7に係わる実施形態では検
出器26の出力信号とFIFO回路19の出力信号を合
わせてそれぞれRAMのアドレスとすることにより、直
前と直後のデータからの合成された符号間干渉成分を除
去することができ、再生時のデータエラーを低減するこ
とが出来る。さらに、この発明の請求項6と7に係わる
実施形態では、検出器は最尤法による検出を行うので、
ホワイトノイズによるデータエラーも合わせて低減する
ことが出来る。
【0057】また、この発明の請求項8と9に係わる実
施形態では、データエラーが発生した場合にエラーの伝
搬を止めるように制御するので、データ再生装置の信頼
性を高めることが出来る。さらに、この発明の請求項1
0に係わる実施形態では、データエラーが発生した場合
にRAMの符号間干渉予測値を再設定するように制御す
るので、データ再生装置の信頼性を高めることが出来
る。
施形態では、データエラーが発生した場合にエラーの伝
搬を止めるように制御するので、データ再生装置の信頼
性を高めることが出来る。さらに、この発明の請求項1
0に係わる実施形態では、データエラーが発生した場合
にRAMの符号間干渉予測値を再設定するように制御す
るので、データ再生装置の信頼性を高めることが出来
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の再
生装置によれば、再生信号の符号間干渉成分を充分に除
去できるようにして、データの読み出しエラー率を格段
に減らすことができる。
生装置によれば、再生信号の符号間干渉成分を充分に除
去できるようにして、データの読み出しエラー率を格段
に減らすことができる。
【図1】この発明の請求項1に係わる一実施形態である
再生回路の構成を示すブロック図である。
再生回路の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したFIFO回路19の内部構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】この発明の請求項2と4に係わる一実施形態で
ある再生回路の構成を示すブロック図である。
ある再生回路の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示したFIFO回路19の最上位ビット
とシフトレジスタ17の第1のビットパターン例を示す
図である。
とシフトレジスタ17の第1のビットパターン例を示す
図である。
【図5】この発明の請求項3と4に係わる一実施形態で
ある再生回路の構成を示すブロック図である。
ある再生回路の構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の請求項5に係わる一実施形態である
再生回路の構成を示すブロック図である。
再生回路の構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示したFIFO回路19の最上位ビット
とシフトレジスタ17の第2のビットパターン例を示す
図である。
とシフトレジスタ17の第2のビットパターン例を示す
図である。
【図8】この発明の請求項6と7に係わる一実施形態で
ある再生回路の構成を示すブロック図である。
ある再生回路の構成を示すブロック図である。
【図9】図8に示したシフトレジスタ27の内部構成を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図10】図8に示した演算器14の出力信号のサンプ
リングされた再生信号を示す図である。
リングされた再生信号を示す図である。
【図11】最尤方式による検出器のクロックサイクルk
におけるツリー状の振幅期待値列を示す図である。
におけるツリー状の振幅期待値列を示す図である。
【図12】書込みができる光ディスクのデータ記録後の
マークとスペースの配置状態の模式図である。
マークとスペースの配置状態の模式図である。
【図13】従来の再生装置である再生回路を含む光ディ
スク再生装置の構成例を示す図である。
スク再生装置の構成例を示す図である。
【図14】符号間干渉成分を除去する機能を持ったディ
シジョン・フィードバック・イコライザ(DFE)と呼
ばれる従来の再生回路の構成を示す図である。
シジョン・フィードバック・イコライザ(DFE)と呼
ばれる従来の再生回路の構成を示す図である。
【図15】有限インパルス応答型フィルタ回路の内部構
成を示す図である。
成を示す図である。
1:光ディスク 2:光ピックアップ 3:I/Vアンプ 4:アナログ演算器 5:サーボ制御部 6:スピンドルモータ 7:再生回路 8:アナログ波形等化器(アナロ
グEQ) 9:スライス回路 10:PLL回路 11:サンプリング回路 12:A/D変換器 13:フィルタ回路(FIR) 14,21,24:演
算器 15:比較器 16,18,22:R
AM 17,27:シフトレジスタ 19:FIFO回路 20,23,25:制御回路 26:検出器 30:遅延回路 31:乗算回路 32:加算回路 35:レジスタ
グEQ) 9:スライス回路 10:PLL回路 11:サンプリング回路 12:A/D変換器 13:フィルタ回路(FIR) 14,21,24:演
算器 15:比較器 16,18,22:R
AM 17,27:シフトレジスタ 19:FIFO回路 20,23,25:制御回路 26:検出器 30:遅延回路 31:乗算回路 32:加算回路 35:レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 G11B 20/18 572F H03M 1/10 H03M 1/10 C H04B 3/06 H04B 3/06 A Fターム(参考) 5D044 AB01 BC02 CC06 FG01 FG05 FG10 FG16 GL31 HH05 5J022 AA01 CA10 CD02 CE03 CE09 CF01 5K046 EE32 EE47
Claims (10)
- 【請求項1】 情報記録媒体上に記録された情報を再生
する再生装置であって、前記再生によって得られたアナ
ログ信号の再生信号に波形等化を施すアナログ波形整形
手段と、該アナログ波形整形手段によって波形等化され
た再生信号を一定のクロック周期でサンプリングしてL
ビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換するアナロ
グ・デジタル変換手段と、該アナログ・デジタル変換手
段によって変換されたLビットのデジタル値を入力して
先に入力したデジタル値を先に出力するLビットM段
(Mは正の整数)の先入先出手段と、該先入先出手段の
シフト出力を一方の入力とする2入力の演算手段と、該
演算手段の出力を基準値と比較する比較手段と、該比較
手段の出力を入力して保持する1ビットN段(Nは正の
整数)のシフトレジスタ手段と、該シフトレジスタ手段
の並列Nビット出力と前記先入先出手段のLビットM段
の各最上位ビットを要素とするMビットを合わせた(M
+N)ビットをアドレスとするリードアクセスメモリ手
段とを備え、該リードアクセスメモリ手段の出力を前記
演算手段のもう一方へ入力するようにしたことを特徴と
する再生装置。 - 【請求項2】 情報記録媒体上に記録された情報を再生
する再生装置であって、前記再生によって得られたアナ
ログ信号の再生信号に波形等化を施すアナログ波形整形
手段と、該アナログ波形整形手段によって波形等化され
た再生信号を一定のクロック周期でサンプリングしてL
ビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換するアナロ
グ・デジタル変換手段と、該アナログ・デジタル変換手
段によって変換されたLビットのデジタル値を入力して
先に入力したデジタル値を先に出力するLビットM段
(Mは正の整数)の先入先出手段と、該先入先出手段の
シフト出力を一方の入力とする2入力の第1の演算手段
と、該第1の演算手段の出力を基準値と比較する比較手
段と、該比較手段の出力を入力して保持する1ビットN
段(Nは正の整数)のシフトレジスタ手段と、該シフト
レジスタ手段の並列Nビット出力と前記先入先出手段の
LビットM段の各最上位ビットを要素とするMビットを
合わせた(M+N)ビットをアドレスとするリードアク
セスメモリ手段と、該リードアクセスメモリ手段の出力
を前記第1の演算手段のもう一方の入力とすると共に、
前記(M+N)ビットを入力とする制御手段と該制御手
段によって制御される第2の演算手段とを備えたことを
特徴とする再生装置。 - 【請求項3】 情報記録媒体上に記録された情報を再生
する再生装置であって、前記再生によって得られたアナ
ログ信号の再生信号に波形等化を施すアナログ波形整形
手段と、該アナログ波形整形手段によって波形等化され
た再生信号を一定のクロック周期でサンプリングしてL
ビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換するアナロ
グ・デジタル変換手段と、該アナログ・デジタル変換手
段によって変換されたLビットのデジタル値を入力して
先に入力したデジタル値を先に出力するLビットM段
(Mは正の整数)の先入先出手段と、該先入先出手段の
シフト出力を一方の入力とする2入力の第1の演算手段
と、該第1の演算手段の出力を基準値と比較する比較手
段と、該比較手段の出力を入力して保持する1ビットN
段(Nは正の整数)のシフトレジスタ手段と、該シフト
レジスタ手段の並列Nビット出力と前記先入先出手段の
LビットM段の各最上位ビットを要素とするMビットを
合わせた(M+N)ビットをアドレスとするリードアク
セスメモリ手段と、該リードアクセスメモリ手段の出力
を前記第1の演算手段のもう一方の入力とすると共に、
前記(M+N)ビットを入力とする制御手段と該制御手
段によって制御される第2の演算手段とを備え、該第2
の演算手段から前記リードアクセスメモリ手段のデータ
を読み書きできるようにしたことを特徴とする再生装
置。 - 【請求項4】 前記制御手段が、前記先入先出手段内の
デジタル値の再生信号の最上位ビットから前記情報記録
媒体上に記録された情報のマークとスペースの変化点を
検出し、前記第2の演算手段によって前記変化点の前後
のデジタル値の演算を実行させると共にその演算結果を
前記先入先出手段の最上位ビットと前記シフトレジスタ
手段を合わせたビットパターン毎に記憶手段に記憶し、
所定のクロックサイクル後に前記ビットパターン毎に平
均値を算出し、前記リードアクセスメモリ手段に前記平
均値に対する所定の演算結果を格納するようように制御
する手段であることを特徴とする請求項2又は3記載の
再生装置。 - 【請求項5】 前記制御手段が、前記先入先出手段内の
デジタル値の再生信号の最上位ビットから前記情報記録
媒体上に記録された情報の規定の長さのマークとスペー
スの変化点を検出し、前記規定の長さを満たすマーク又
はスペースの変化点の前後のデジタル値に基づいて前記
第2の演算手段に演算を実行させると共にその演算結果
を前記先入先出手段の最上位ビットと前記シフトレジス
タ手段を合わせたビットパターン毎に記憶手段に記憶
し、前記規定の長さを満たさないマーク又はスペースの
変化点については前記第2の演算手段に演算を実行させ
ずに、所定のクロックサイクル後に前記ビットパターン
毎に平均値を算出し、前記リードアクセスメモリ手段に
前記平均値に対する所定の演算結果を格納するようよう
に制御する手段であることを特徴とする請求項2又は3
記載の再生装置。 - 【請求項6】 情報記録媒体上に記録された情報を再生
する再生装置であって、前記再生によって得られたアナ
ログ信号の再生信号に波形等化を施すアナログ波形整形
手段と、該アナログ波形整形手段によって波形等化され
た再生信号を一定のクロック周期でサンプリングしてL
ビット(Lは正の整数)のデジタル値に変換するアナロ
グ・デジタル変換手段と、該アナログ・デジタル変換手
段によって変換されたLビットのデジタル値を入力して
先に入力したデジタル値を先に出力するLビットM段
(Mは正の整数)の先入先出手段と、該先入先出手段の
シフト出力を一方の入力とする2入力の第1の演算手段
と、該第1の演算手段の出力から最尤法によって再生デ
ータを検出する検出手段と、該検出手段の出力と前記第
1の演算手段の出力を入力とする1ビットN段(Nは正
の整数)のシフトレジスタ手段と、該シフトレジスタ手
段の並列Nビット出力と前記先入先出手段のLビットM
段の各最上位ビットを要素とするMビットを合わせた
(M+N)ビットをアドレスとするリードアクセスメモ
リ手段と、該リードアクセスメモリ手段の出力を前記第
1の演算手段のもう一方の入力とすると共に、前記(M
+N)ビットを入力とする制御手段と該制御手段によっ
て制御される第2の演算手段とを備えたことを特徴とす
る再生装置。 - 【請求項7】 前記検出手段が、前記第1の演算手段の
出力と複数の振幅期待値との差の2乗又は絶対値をクロ
ック毎に累算する手段と、確定した検出結果を起点とす
る複数の振幅期待値列間で前記累算の結果を比較する比
較手段とを有し、前記累算の結果が最も小さい振幅期待
値列の前記起点となる確定した検出結果に続く振幅期待
値を前記確定した検出結果として出力する手段であるこ
とを特徴とする請求項6記載の再生装置。 - 【請求項8】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
再生装置において、エラー検出・訂正手段によって所定
の割合以上のエラーを検出した場合、前記リードアクセ
スメモリ手段の出力を禁止し、前記先入先出手段の出力
を直接に前記比較手段の入力として検出を続け、前記シ
フトレジスタ手段のデータが全て更新された後に前記演
算手段による演算及び信号再生を再開するように制御す
る手段を設けたことを特徴とする再生装置。 - 【請求項9】 請求項6又は7記載の再生装置におい
て、エラー検出・訂正手段によって所定の割合以上のエ
ラーを検出した場合、前記リードアクセスメモリ手段の
出力を禁止し、前記先入先出手段の出力を直接に前記検
出手段の入力として検出を続け、前記シフトレジスタ手
段のデータが全て更新された後に前記演算手段による演
算及び信号再生を再開するように制御する手段を設けた
ことを特徴とする再生装置。 - 【請求項10】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載
の再生装置において、エラー検出・訂正手段によって所
定の割合以上のエラーを検出した場合、前記リードアク
セスメモリ手段の出力を禁止し、前記リードアクセスメ
モリ手段の符号間干渉予測値の設定を再度行った後に信
号再生を再開するように制御する手段を設けたことを特
徴とする再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001109820A JP2002304818A (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | 再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001109820A JP2002304818A (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | 再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002304818A true JP2002304818A (ja) | 2002-10-18 |
Family
ID=18961708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001109820A Pending JP2002304818A (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | 再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002304818A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014068747A1 (ja) * | 2012-11-01 | 2014-05-08 | 三菱電機株式会社 | 変換装置、周辺装置およびプログラマブルコントローラ |
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-
2001
- 2001-04-09 JP JP2001109820A patent/JP2002304818A/ja active Pending
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