JP2002230903A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JP2002230903A
JP2002230903A JP2001030086A JP2001030086A JP2002230903A JP 2002230903 A JP2002230903 A JP 2002230903A JP 2001030086 A JP2001030086 A JP 2001030086A JP 2001030086 A JP2001030086 A JP 2001030086A JP 2002230903 A JP2002230903 A JP 2002230903A
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Hiroshi Kubo
博司 久保
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピックアップから出力されるアナログ信号か
ら2値化データを再生する再生回路のデータ誤りを格段
に少なくする。 【解決手段】 光ディスクの再生信号をA/D変換器1
2でデジタル信号に変換し、そのデジタル信号を有限イ
ンパルス応答型のフィルタ回路17でパーシャルレスポ
ンス等化して出力信号Xkと出力信号Yを出力させる。
出力信号Xkは演算器14の一方の入力に入力してその
出力信号Zkを比較器15に入力し、その1ビット出力
をNクロックサイクル分記憶してその記憶された出力ビ
ットと、フィルタ回路17の出力信号Yの出力ビットと
を合わせた出力ビットをアドレスとして、RAM18の
読み出しを行い、そのRAM18の出力を演算器14の
他方の入力とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ビームをディ
スク形状の情報記録媒体に照射することにより、情報の
再生を行う情報再生装置又は再生に加えて情報の記録も
行う情報記録再生装置(以下「情報再生装置」という)
に関し、特にピックアップより再生されたアナログ信号
をデジタル信号に変換するための再生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは、CD−ROM,DVD−
ROM等、再生専用のROMと呼ばれるものと、DVD
−RW,DVD−RAM等、再生のほかにデータの書込
みによる情報の記録ができるRAM又はRWと呼ばれる
ものがある。データの書き込みができる光ディスク(例
えばDVD−RAM)の情報記録後の状態は、図10に
示すようになっている。書き込みしたデータが1の時
は、低反射領域のマーク101が形成されている。この
マーク101は、強いレーザビームの照射によって光デ
ィスク上の記録膜を相変化させて形成している。データ
が0のときは、マーク101が形成されず、スペース1
02と呼ばれる反射率の高い領域が形成されている。書
き込みされているデータは、弱いレーザビームスポット
103をトラック104に沿って移動させた際に反射し
てくる光の量の多少により読み出されて、これによっ
て、記録されている情報の再生が行われる。
【0003】各マーク101及びスペース102の長さ
は、読み出しクロックの周期をTとして3Tから11T
までの9通りの離散的な値をとるように符号化されてい
る。再生専用ROMについては上述したマーク101が
ピットと呼ばれる窪みになっていて、データの書き込み
ができない点以外は上述したDVD−RAMと同じであ
る。次に、情報再生装置の一例として、従来の再生回路
7を含む光ディスク再生装置の内部構成について、図1
1を参照して説明する。この光ディスク再生装置はピッ
クアップ2、I/Vアンプ3、アナログ演算器4、サー
ボ制御部5、スピンドルモータ6、再生回路7及びコン
デンサCPとを有している。
【0004】ピックアップ2は、内部の半導体レーザか
らレーザ光を光ディスク1に照射して、その反射光を内
部の4分割受光素子で電気信号に変換した上で、IA,
IB,IC,IDの4つの信号を出力する。I/Vアン
プ3は、IA,IB,IC,IDの4つの信号を入力し
て電圧信号に変換し、電圧信号VA,VB,VC,VD
をアナログ演算器4に入力する。アナログ演算器4は、
入力した電圧信号のアナログ加算(VA+VB+VC+
VD)を行い、その結果を再生信号RFとして出力し、
別のアナログ演算結果であるトラック誤差信号TEとフ
ォーカス誤差信号FEの2つの信号をサーボ制御回路5
に入力する。サーボ制御回路5は、トラック誤差信号T
Eとフォーカス誤差信号FEの2つの信号を入力して、
ピックアップ2の制御信号CEを出力する。
【0005】コンデンサCPは、再生信号RFからAC
カップリングによってDC成分を除去する。これによ
り、DC成分を除去された再生信号RFが再生回路7に
入力さる。その再生回路7は、アナログ波形等価器(ア
ナログEQ)8、スライス回路9、PLL回路10、サ
ンプリング回路11とを有している。アナログ波形等価
器8は、入力した再生信号RFの周波数に対するゲイン
調整を行なってスライス回路9に入力する。スライス回
路9は、入力した再生信号RFを固定された基準電圧V
refと比較して2値化された再生信号RFDを出力す
る。PLL回路10は、2値化された再生信号RFDを
入力して同期クロックCKを抽出する。サンプリング回
路11は、同期クロックCKの立ち下がりエッジを使っ
て、入力した再生信号RFDから2値化データDを出力
する。なお、スライス回路9には1個のコンパレータが
設けられたものが用いられている。
【0006】また、上述した光ディスク再生装置は、外
部の図示しない8/16復調回路及びエラー検出・訂正
回路によって、再生回路7から出力される2値化データ
Dに対して、8/16復調とエラー検出及びエラー訂正
を行なっている。ここで、エラー検出・訂正とは、再生
された2値化データに対して、1ブロック37,856
バイトの1ブロックの中に33,024バイトのデータ
と一緒に光ディスク上に記録されている4,832バイ
トの冗長符号を合わせて演算を行なうことによって、エ
ラーの検出と訂正を行なうことをいう。なお、1ブロッ
クは、1セクタ2,366バイトを最小単位として16
セクタから構成されている。
【0007】続いて、符号間干渉成分を除去する機能を
持った従来のディシジョン・フィードバック・イコライ
ザ(以下「DFE」という)と呼ばれる再生回路27に
ついて説明する。図12は、従来のDEFと呼ばれる再
生回路27の内部構成を示すブロック図である。なお、
この再生回路27以外の構成は、上述した図11に示し
た光ディスク再生装置と同様である。この再生回路27
は、上述したサンプリング回路11の代わりに、A/D
変換器12、フィルタ回路13、演算器14、比較器1
5、RAM(randomaccess memor
y)16が設けられている。アナログ波形等価器8、ス
ライス回路9、PLL回路10については、図11に示
した光ディスク再生装置と同様なので、詳しい説明を省
略する。図12において、再生信号RFは、アナログ波
形等価器8においてある程度波形等化が行われ、その
後、A/D変換器12とスライス回路9に入力される。
再生信号RFがスライス回路9で2値化されてPLL回
路10に入力すると、同期クロックCKが抽出される。
その同期クロックCKは、A/D変換器12とフィルタ
回路13に入力される。
【0008】A/D変換器12は、クロック信号CKに
同期して、再生信号RFをサンプリングし、ディジタル
信号Eを出力する。フィルタ回路13は、ディジタル信
号Eをパーシャルレスポンス等化(以下「PR等化」と
いう)するための有限インパルス応答型フィルタ回路で
あって、図13に示すように、複数の遅延回路30及び
乗算回路31と、加算回路32とを有している。ここ
で、各遅延回路30はデータを1T時間遅延させるため
の回路、乗算回路31は各乗算係数a0,a1,a2,
a3,a4との乗算を行なう回路、そして、加算回路3
2は5つの乗算結果を加算して出力信号Xkを出力する
回路である。演算器14は、フィルタ回路13の出力値
から符号間干渉成分の予測値を表わすRAM16の出力
値を減算する演算を行い、出力信号Zkを出力する。比
較器15は、演算器14の出力信号Zkを所定の基準値
と比較して2値化する。RAM16は、比較器15の1
ビット出力をNクロックサイクル分記憶し、これをアド
レスに用いてデータの読み出しを行なう記憶手段であ
る。RAM16に記憶されているデータは、直前のNビ
ットの2値化データによって決まる符号間干渉量であ
り、初期時には、デフォルトの値が設定されていて、光
ディスク上のデータが再生されると、アドレスとして用
いられているデータを補正するようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のDEF
と呼ばれる再生回路27は、直前のデータからの符号間
干渉成分を除去するものであり、直後のデータからの符
号間干渉成分は考慮されていなかった。特に、光ディス
クの場合、光ディスク上に形成されるビームスポット1
03の直径は回折限界のため、6T分のマークまたはス
ペースの長さ程度であり、本来読み出したいスポットの
中心から±3T程度の広がりを持つことから、直後のデ
ータによる符号間干渉量は無視できないものであった。
このように、従来の方式では、充分に符号間干渉成分を
除去することができないため、データの読み出しエラー
を充分に低減できないという問題があった。また、直前
のデータについても2値化された検出結果をRAM16
のアドレスとするため、RAM16に設定する推定符号
間干渉量の精度が荒いという問題もあった。
【0010】この発明は、上記の問題点を解決するため
になされたものであり、情報記録媒体として光ディスク
を用いるDVD−RW,DVD−RAMなどの情報再生
装置の再生回路において、再生信号の符号間干渉成分を
充分に除去できるようにしてピックアップから出力され
るアナログ信号から2値化データを再生する再生回路の
データ誤りを格段に少なくすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、記録媒体に記録された情報を読み取っ
て再生信号を出力する再生信号出力手段と、該手段によ
って出力された再生信号をデジタル信号に変換するデジ
タル変換手段とを有する情報再生装置において次のよう
にしたものである。上記デジタル変換手段から出力され
たデジタル信号を等化して第1の信号と第2の信号を生
成して出力する等化手段と、該等化手段から出力された
第1の信号と第3の信号との差の信号を第4の信号とし
て出力する演算手段と、該演算手段から出力された第4
の信号を予め設定された基準値と比較する比較手段と、
該比較手段による比較結果の正の整数クロックサイクル
分の信号と、上記等化手段から出力された第2の信号と
を合わせて上記第3の信号の記憶先のアドレスとして記
憶する記憶手段とを有し、該記憶手段の上記アドレスに
記憶された上記第3の信号を上記演算手段へ入力するよ
うにしたものである。
【0012】また、デジタル変換手段から出力されたデ
ジタル信号を等化して第1の信号と第2の信号を生成し
て出力する等化手段と、該等化手段から出力された第1
の信号と第3の信号との差の信号を第4の信号として出
力する演算手段と、該演算手段の上位2以上の整数クロ
ックサイクル分の出力信号を上記第3の信号の記憶先の
アドレスとして記憶する記憶手段とを有し、該記憶手段
の上記アドレスに記憶された上記第3の信号を上記演算
手段へ入力するようにした情報再生装置でもよい。さら
に、上記デジタル変換手段から出力されたデジタル信号
を等化して第1の信号と第2の信号を生成して出力する
等化手段と、該等化手段から出力された第1の信号と第
3の信号との差の信号を第4の信号として出力する演算
手段と、該演算手段の上位2以上の整数クロックサイク
ル分の出力信号と、上記等化手段から出力された第2の
信号とを合わせて上記第3の信号の記憶先のアドレスと
して記憶する記憶手段とを有し、該記憶手段の上記アド
レスに記憶された上記第3の信号を上記演算手段へ入力
するようにした情報再生装置でもよい。
【0013】さらにまた、デジタル変換手段から出力さ
れたデジタル信号を等化して第1の信号と第2の信号を
生成して出力する等化手段と、該等化手段から出力され
た第1の信号と第3の信号との差の信号を第4の信号と
して出力する演算手段と、該演算手段の正の整数クロッ
クサイクル分の出力信号に対して最尤法により再生デー
タを検出する検出手段と、該検出手段の上位2以上の整
数クロックサイクル分の出力信号と、上記等化手段から
出力された第2の信号とを合わせて上記第3の信号の記
憶先のアドレスとして記憶する記憶手段とを有し、該記
憶手段の上記アドレスに記憶された上記第3の信号を上
記演算手段へ入力するようにした情報再生装置でもよ
い。この情報再生装置の場合、検出手段が、上記演算手
段の出力と複数の振幅期待値との差の2乗または絶対値
をクロック毎に累算する累算手段と、確定した検出結果
を起点とする複数の振幅期待値列間で上記累算手段の累
算結果を比較する比較手段とを有し、上記累算結果が最
も小さい振幅期待値列の、上記起点となる確定した検出
結果に続く振幅期待値を確定した検出結果として出力す
るようにするとよい。
【0014】また、上記記録媒体にあらかじめ記録され
た学習パターンを再生して得られる上記等化手段の出力
信号と、上記記憶手段の出力信号の上記演算手段による
演算結果と該演算結果に対応する上記検出手段の2値化
出力との差を誤差信号として、該誤差信号に所定の係数
を掛けた値に基いて、上記記憶手段の正の整数クロック
サイクル時にアドレスにより指定されたデータを補正す
るように構成するとよい。さらに、記録媒体にあらかじ
め記録された学習パターンを再生して得られる上記等化
手段の出力信号と、上記記憶手段の出力信号の上記演算
手段による演算結果と該演算結果に対応する上記検出手
段の2以上の出力信号との差を誤差信号として、該誤差
信号に所定の係数を掛けた値により上記記憶手段の正の
整数クロックサイクル時にアドレスにより指定されたデ
ータを補正するように構成してもよい。
【0015】上記いずれの再生回路においても、記録媒
体のエラー訂正コードを含むデータを再生する時にエラ
ーを検出する手段と、該手段がエラーを検出したときに
上記演算手段での演算を禁止する手段と、上記等化手段
の出力信号を直接、上記比較手段または検出手段の入力
信号として検出を続け、上記記憶手段に記憶された上記
検出手段の出力信号がすべて更新された後、演算を再開
させる手段を設けた情報再生装置が好ましい。さらにま
た、記録媒体のエラー訂正コードを含むデータを再生す
る時にエラーを検出する手段と、該手段がエラーを検出
したときに上記記録媒体のセクタの先頭の未記録領域に
戻らせる手段と、上記記憶手段に記憶されたアドレスの
値を該未記録領域に対応する値に設定して、再生を再開
させる手段とを設けてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明による
第1の実施形態における情報再生装置の再生回路37の
内部構成を示すブロック図である。なお、従来と同じ構
成については同一の符号を付して説明する。再生回路3
7は、アナログ波形等価器8、スライス回路9、PLL
回路10、A/D変換器12、演算器14、比較器1
5、フィルタ回路17及びRAM18が設けられ、上述
した従来の再生回路27と比較して、フィルタ回路17
とRAM18のみが異なり、その他はすべて同じ構成に
なっている。アナログ波形等価器8は、入力した再生信
号RFの周波数に対するゲイン調整を行なってスライス
回路9に入力する。スライス回路9は、入力した再生信
号RFを固定された基準電圧Vrefと比較して2値化
された再生信号RFDを出力する。PLL回路10は、
2値化された再生信号RFDを入力して同期クロックC
Kを抽出する。A/D変換器12は、PLL回路10か
らのクロック信号CKに同期して、再生信号RFDをサ
ンプリングしてディジタル信号Eに変換して出力する。
演算器14は、フィルタ回路17の第1の出力信号であ
る出力信号Xkを入力して、その出力信号Xkの値から
符号間干渉成分の予測値を表わす第3の信号であるRA
M18の出力信号の値を減算して差を求める演算を行
い、第4の信号である出力信号Zkを出力する。比較器
15は、演算器14の出力信号Zkを所定の基準値と比
較して2値化する。
【0017】フィルタ回路17は、A/D変換器12か
ら出力されるディジタル信号Eを入力してパーシャルレ
スポンス等化を実行し、第1の信号である出力信号Xk
と第2の信号である出力信号Yを生成して出力する等化
手段であって、有限インパルス応答型フィルタ回路によ
り構成されている。このフィルタ回路17は、図2に示
すように、複数の遅延回路30及び乗算回路31と、加
算回路32とを有し、上述した従来のフィルタ回路13
と比較して、加算回路32からの総和の出力信号Xk以
外に5個のタップ信号Y(k+2)〜Y(k−2)の全
部もしくは一部を図1に示した出力信号Yとして出力す
るように構成されている点が異なり、そのほかは同じ構
成である。なお、図2において、同じ記号はそれぞれ同
じものを示している。
【0018】各遅延回路30は、データを1T時間遅延
させるための回路である。乗算回路31は、各係数a
0,a1,a2,a3,a4との乗算を行なう回路であ
る。加算回路32は、5つの乗算結果を加算する回路で
ある。そして、フィルタ回路17に対応するインパルス
応答h(t)は、式1で表わされる。 h((2k−1)T/2) =a0,a1,a2,a3,a4(k=−2,−1,0,1,2) h((2k−1)T/2) =0(k≠−2,−1,0,1,2) (式1) ここで、a0,a1,a2,a3,a4は、このフィル
タ回路17の各タップの乗算係数であり、それぞれの値
は所定の周波数帯域の入力信号に対して出力信号の振幅
ができるだけ等化されるように選択されている。
【0019】RAM18は、比較器15の1ビット出力
を、Nを正の整数とするNクロックサイクル分記憶して
おり、そのNクロックサイクル分のNビットと、フィル
タ回路17からの出力信号Yによる出力ビットとを合わ
せた出力ビットをアドレスとしてデータの読み出しがで
きるように構成された記憶手段である。そのNとして
は、2〜6の範囲の値が用いられる。RAM18に記憶
されているデータは、直前のNビットの2値化データと
出力信号Yによって決まる符号間干渉量であり、初期
時、デフォルトの値が設定されている。その後、光ディ
スクに記録されている後述する学習パターンが再生され
ると、式2に示すようにして、比較器15の2値化され
た出力信号Akと、演算器14の出力信号Zkの差を誤
差信号Ekとし、式3を使って、アドレスにより指定さ
れているデータを補正するように制御される。 Ek=Ak−Zk (式2) Ri(k+1)=Ri(k)+μEk (式3) Ri(k)はRAM18のアドレスiの時間kにおける
データを表わし、μは所定の係数である。
【0020】ここで、学習パターンとは、RAM18の
すべてのアドレスをできるだけ短時間にアクセスできる
ようにするために作成されたデータパターンであって、
外部の図示しないエラー検出・訂正回路により検出され
るデータエラー率が所定のレベル以下になるまで繰り返
し再生を行なうように制御するために用いられる。以上
のように、再生回路37は、比較器15のNクロックサ
イクル分の1ビット出力と、フィルタ回路17からの出
力信号Yによる出力ビットとを合わせた出力ビットをア
ドレスとしてRAM18に記憶されているデータを読み
出し、第3の信号である出力信号を演算器14のもう一
方の入力とすることによって、直前のデータと直後のデ
ータからの合成された符号間干渉量をRAM18のデー
タとして設定して、演算器14に入力することができ
る。このため、直後の符号間干渉成分が直前のデータの
符号間干渉成分とともに考慮されるので、従来の再生回
路27に比べ、符号間干渉成分の精度の高い除去が可能
である。ここで、フィルタ回路17の各タップの信号の
ビット数はA/D変換器12の精度と同じであるが、出
力するのは上位のビットだけでよい。例えば信号のビッ
ト数を6ビットとすると上位の2または3ビットで符号
間干渉量の推定には充分である。
【0021】次に、この発明による第2の実施形態にお
ける情報再生装置の再生回路38について、図3を参照
して説明する。なお、従来と同じ構成については同一の
符号を付して説明する。この再生回路38は、アナログ
波形等価器8、スライス回路9、PLL回路10、A/
D変換器12、フィルタ回路13、演算器14、比較器
15及びRAM19が設けられ、上述した従来の再生回
路27と比較して、RAM19のみが異なり、その他は
すべて同じ構成になっている。RAM19は、演算器1
4の出力信号Zkの上位Lビット(Lは、例えば2また
は3)をNクロックサイクル分記憶し、その出力ビット
((L×N)ビット)をアドレスとして、記憶されてい
るデータを読み出すように構成された記憶手段である。
このRAM19を設けたことによって、再生回路38
は、直前のデータとして2または3ビットを使うことが
できる。これによって、RAM19に対して直前のデー
タの電圧レベル毎の推定符号間干渉量を設定することが
でき、従来の場合に比べて、精度の高い符号間干渉成分
の除去が可能となり、符号間干渉成分の除去の精度が向
上する。
【0022】次にこの発明による第3の実施形態におけ
る情報再生装置の再生回路39について、図4を参照し
て説明する。なお、従来と同じ構成については同一の符
号を付して説明する。この再生回路39は、上述した第
1の実施形態における再生回路37と比較して、RAM
20のみが異なり、その他はすべて同じ構成になってい
る。そのRAM20は、演算器14の出力信号Zkの上
位Lビット(例えば、Lは2または3)をNクロックサ
イクル分記憶し、その出力ビット((L×N)ビット)
と、フィルタ回路17からの出力信号Yによる出力ビッ
ト(例えば、Mビット)とを合わせた出力ビット((L
×N+M)ビット)をアドレスとして記憶されているデ
ータを読み出して、その出力信号を演算器14のもう一
方の入力としている。このようにして、再生回路37
は、直前のデータに加えて直後のデータも考慮するが、
その直前のデータとして、出力信号Zkの上位Lビット
を使うため信号の電圧レベル毎に推定符号間干渉量を設
定でき、第1の実施形態における再生回路37に比べ
て、符号間干渉成分のさらに精度の高い除去が可能であ
る。
【0023】次にこの発明による第4の実施形態におけ
る情報再生装置の再生回路40について、図5を参照し
て説明する。なお、従来と同じ構成については同一の符
号を付して説明する。この再生回路40は、上述した第
3の実施形態における再生回路39と比較して比較器1
5が検出器21に置き換わっている点のみが異なり、そ
の他はすべて同じ構成になっている。検出器21は、演
算器14の複数クロックサイクル分の出力信号Zkに対
して最尤法により、最も確からしい再生信号列を推定す
るように構成されている。検出器21は、図6に示すよ
うに、演算器14の出力信号Zkと複数の振幅期待値と
の差の2乗または絶対値をクロック毎に累算する累算手
段14aと、確定した検出結果を起点とする複数の振幅
期待値列間で累算手段14aの累算結果を比較する比較
手段14bとを備え、累算手段14aの累算結果が最も
小さい振幅期待値列の、起点となる確定した検出結果に
続く振幅期待値を確定した検出結果として出力するよう
に構成されている。
【0024】図7は、演算器14の出力信号Zkを示し
たものである。図7において、Bはノイズが無く、符号
間干渉が無い場合の振幅期待値を示し、Akは、検出器
21の2値化出力信号を示している。横軸には時間を取
ってある。図8は、クロックサイクルkにおけるツリー
状の振幅期待値列を図示したものである。この図8で
は、一例として、ツリー深さが2で、クロックサイクル
(k−3)の時の確定した振幅値が1の場合を示してい
る。図8において、各枝aに示されている数字(例え
ば、2,3など)は振幅期待値を示している。検出器2
1は、kを正の整数とするクロックサイクルkにおい
て、5つの振幅期待値列の(k−2)からkまでの振幅
期待値と演算器14の出力信号Zkの差の2乗または絶
対値のそれぞれの累算結果を比較して、最も値が小さい
振幅期待値列を含む(k−2)時の枝を選択することに
よって、再生信号検出を行なう。例えば枝aが選択され
ると、(k−2)時の枝aの振幅期待値により、演算器
14の出力信号Z(k−2)に対するLビット出力(振
幅値)として2を、2値化出力A(k−2)として1が
それぞれ検出器21から出力される。また、選択されな
かった枝を含む振幅期待値列は全て捨て去り、(k+
1)時以降、同様の動作を行なう。
【0025】以上のような検出器21を有する再生回路
40は、再生回路39と同様に直前のデータとともに直
後のデータも考慮して合成された符号間干渉成分を除去
し、また最尤法により検出する検出器21を設けている
ことにより、ホワイトノイズ(全周波数を含み振幅がガ
ウス分布で近似されるノイズ)によるデータエラーも低
減することができるようになっている。そして、RAM
20は、検出器21のLビット出力(振幅値)をNクロ
ックサイクル分記憶し、その出力ビット((L×N)ビ
ット)と、フィルタ回路17からの出力信号Yによる出
力ビット(例えば、Mビット)とを合わせた出力ビット
((L×N+M)ビット)をアドレスとして記憶されて
いるデータを読み出し、その出力信号を演算器14のも
う一方の入力としている。このように、再生回路40
は、アドレスとして多ビット信号を使うことによって、
符号間干渉成分の精度の高い除去ができるため、ホワイ
トノイズによるデータエラー低減の効果と合わせて、デ
ータエラーをさらに低減することができる。
【0026】次にこの発明による第5の実施形態におけ
る情報再生装置の再生回路41について、図9を参照し
て説明する。なお、従来と同じ構成については同一の符
号を付して説明する。この再生回路41は、上述した第
4の実施形態における再生回路40と比較してRAM2
2及び検出器23のみが異なり、その他はすべて同じ構
成になっている。検出器23は、検出器21と同じ動作
をするほかに次のような動作を行う。すなわち、検出器
23は、光ディスク上に予め記録された図示しない学習
パターンを再生して得られるフィルタ回路17の出力信
号Xkと、RAM22の出力信号Rkの演算器14によ
る演算結果の出力信号Zkを入力して、その出力信号Z
kに対応する2値化出力信号Akか、またはLビット出
力との差の誤差信号Ekを出力する。
【0027】RAM22は、誤差信号Ekに所定の係数
を掛けて、上述した式3にしたがってkクロックサイク
ル時にアドレスにより示されているデータRi(k)を
補正するように構成され、適切な符号間干渉量を設定す
ることができるようになっている。図8に示すように、
出力信号Zkが検出器23に入力されてから対応する検
出結果が確定するまで、2クロックサイクルの時間遅れ
があるため、検出器23は2クロックサイクル前までの
入力信号を記憶し、その記憶された値との差を誤差信号
Ekとして出力する。また、RAM22は、2クロック
サイクル前までのアドレス値を記憶して、補正時に使用
するように制御されている。このように、再生回路41
では、最尤方式で動作するように構成された検出器23
が学習パターンの再生時に誤差信号Ekを生成し、その
誤差信号Ekの値にしたがってRAM22のデータRi
(k)を補正するので、符号間干渉成分の除去精度をさ
らに向上させることができる。
【0028】そして、上述した再生回路37、38、3
9、40及び41において、次のようにすることもでき
る。情報再生装置の図示しないエラー検出・訂正回路
で、所定数以上のエラーを検出した場合、演算器14で
の演算を禁止する手段と、有限インパルス応答型のフィ
ルタ回路13及びフィルタ回路17の出力信号Xkを直
接、比較器または検出器の入力信号Zkとして検出を続
け、RAM18、19、20及び22に記憶された比較
器15または検出器21、23の出力信号がすべて更新
された後、演算器14での演算を再開させる手段を設け
ることができる。このようにすると、誤った検出結果に
より、誤ったRAM18、19、20及び22のアドレ
スをアクセスすることによって、誤った検出結果がそれ
以降も出力されるというエラーの伝搬を止めることがで
きる。したがって、情報再生装置の信頼性を高めること
ができる。
【0029】また、情報再生装置の図示しないエラー検
出・訂正回路で、光ディスクのエラー訂正コードを含む
データを再生してエラーを検出した場合に、そのエラー
を検出したセクタの先頭に同期をとる目的等のため設け
られた未記録領域に戻らせる手段とともに、RAM1
8、19、20及び22に記憶されているアドレス値を
その未記録領域に対応する値に設定して再生を再開させ
る手段を設けてもよい。こうすることにより、データエ
ラーの伝搬を止めることができるので、情報再生装置の
信頼性を高めることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る情報再生装置の再生回路によれば、請求項1及び3で
は、直前と直後のデータからの合成された符号間干渉成
分を除去することができるため、再生時のデータエラー
を低減することができる。また請求項4及び5では、最
尤法による検出を行なう検出器を設けたため、ホワイト
ノイズによるデータエラーも合わせて低減することがで
きる。請求項6及び7では、最尤方式の検出器23が学
習パターンの再生時に誤差信号Ekを生成し、その値に
したがってRAM22のデータを補正するので、符号間
干渉成分の除去精度がさらに向上する。さらに、請求項
2では、演算器14の出力の上位Lビットをアドレスと
するため、RAM19に直前のデータの電圧レベル毎の
推定符号間干渉量を設定することができ、符号間干渉成
分除去の精度が向上する。請求項8及び9では、データ
エラーが発生した場合にそのエラーの伝搬を止めること
ができるため、情報再生装置の信頼性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による第1の実施形態における情報再
生装置の再生回路の内部構成を示すブロック図である。
【図2】図1における有限インパルス応答型のフィルタ
回路17の内部構成を示すブロック図である。
【図3】この発明による第2の実施形態における情報再
生装置の再生回路の内部構成を示すブロック図である。
【図4】この発明による第3の実施形態における情報再
生装置の再生回路の内部構成を示すブロック図である。
【図5】この発明による第4の実施形態における情報再
生装置の再生回路の内部構成を示すブロック図である。
【図6】図5における検出器21の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図7】図5における演算器14の出力信号Zkのサン
プリングされた再生信号を示す図である。
【図8】図5における検出器21のクロックサイクルk
におけるツリー状の振幅期待値列を示す図である。
【図9】この発明による第5の実施形態における情報再
生装置の再生回路の内部構成を示すブロック図である。
【図10】光ディスク上のマーク及びスペースの配置を
示す説明図である。
【図11】従来の再生回路を含む光ディスク再生装置の
内部構成を示すブロック図である。
【図12】従来の再生回路の内部構成を示すブロック図
である。
【図13】図12における有限インパルス応答型のフィ
ルタ回路13の内部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:光ディスク 2:ピックアップ 3:I/Vアンプ 4:アナログ演算器 5:サーボ制御部 6:スピンドルモー
タ 7:再生回路 8:アナログ波形等
価器 9:スライス回路 10:PLL回路 11:サンプリング回路 12:A/D変換器 13:フィルタ回路 14:演算器 15:比較器 17:フィルタ回路 18,19,20:RAM 21,23:検出器 30:遅延回路 31:乗算回路 32:加算回路 37,38,39,40:再生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 572 G11B 20/18 572C 572F H04B 3/06 H04B 3/06 A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された情報を読み取って
    再生信号を出力する再生信号出力手段と、該手段によっ
    て出力された再生信号をデジタル信号に変換するデジタ
    ル変換手段とを有する情報再生装置であって、 前記デジタル変換手段から出力されたデジタル信号を等
    化して第1の信号と第2の信号を生成して出力する等化
    手段と、 該等化手段から出力された第1の信号と第3の信号との
    差の信号を第4の信号として出力する演算手段と、 該演算手段から出力された第4の信号を予め設定された
    基準値と比較する比較手段と、 該比較手段による比較結果の正の整数クロックサイクル
    分の信号と、前記等化手段から出力された第2の信号と
    を合わせて前記第3の信号の記憶先のアドレスとして記
    憶する記憶手段とを有し、 該記憶手段の前記アドレスに記憶された前記第3の信号
    を前記演算手段へ入力するようにしたことを特徴とする
    情報再生装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体に記録された情報を読み取って
    再生信号を出力する再生信号出力手段と、該手段によっ
    て出力された再生信号をデジタル信号に変換するデジタ
    ル変換手段とを有する情報再生装置であって、 前記デジタル変換手段から出力されたデジタル信号を等
    化して第1の信号と第2の信号を生成して出力する等化
    手段と、 該等化手段から出力された第1の信号と第3の信号との
    差の信号を第4の信号として出力する演算手段と、 該演算手段の上位2以上の整数クロックサイクル分の出
    力信号を前記第3の信号の記憶先のアドレスとして記憶
    する記憶手段とを有し、 該記憶手段の前記アドレスに記憶された前記第3の信号
    を前記演算手段へ入力するようにしたことを特徴とする
    情報再生装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に記録された情報を読み取って
    再生信号を出力する再生信号出力手段と、該手段によっ
    て出力された再生信号をデジタル信号に変換するデジタ
    ル変換手段とを有する情報再生装置であって、 前記デジタル変換手段から出力されたデジタル信号を等
    化して第1の信号と第2の信号を生成して出力する等化
    手段と、 該等化手段から出力された第1の信号と第3の信号との
    差の信号を第4の信号として出力する演算手段と、 該演算手段の上位2以上の整数クロックサイクル分の出
    力信号と、前記等化手段から出力された第2の信号とを
    合わせて前記第3の信号の記憶先のアドレスとして記憶
    する記憶手段とを有し、 該記憶手段の前記アドレスに記憶された前記第3の信号
    を前記演算手段へ入力するようにしたことを特徴とする
    情報再生装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体に記録された情報を読み取って
    再生信号を出力する再生信号出力手段と、該手段によっ
    て出力された再生信号をデジタル信号に変換するデジタ
    ル変換手段とを有する情報再生装置であって、 前記デジタル変換手段から出力されたデジタル信号を等
    化して第1の信号と第2の信号を生成して出力する等化
    手段と、 該等化手段から出力された第1の信号と第3の信号との
    差の信号を第4の信号として出力する演算手段と、 該演算手段の正の整数クロックサイクル分の出力信号に
    対して最尤法により再生データを検出する検出手段と、 該検出手段の上位2以上の整数クロックサイクル分の出
    力信号と、前記等化手段から出力された第2の信号とを
    合わせて前記第3の信号の記憶先のアドレスとして記憶
    する記憶手段とを有し、 該記憶手段の前記アドレスに記憶された前記第3の信号
    を前記演算手段へ入力するようにしたことを特徴とする
    情報再生装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段が、前記演算手段の出力と
    複数の振幅期待値との差の2乗または絶対値をクロック
    毎に累算する累算手段と、 確定した検出結果を起点とする複数の振幅期待値列間で
    前記累算手段の累算結果を比較する比較手段とを有し、 前記累算結果が最も小さい振幅期待値列の、前記起点と
    なる確定した検出結果に続く振幅期待値を確定した検出
    結果として出力するように構成したことを特徴とする請
    求項4に記載の情報再生装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体にあらかじめ記録された学習パ
    ターンを再生して得られる前記等化手段の出力信号と、
    前記記憶手段の出力信号の前記演算手段による演算結果
    と該演算結果に対応する前記検出手段の2値化出力との
    差を誤差信号として、該誤差信号に所定の係数を掛けた
    値に基いて、前記記憶手段の正の整数クロックサイクル
    時にアドレスにより指定されたデータを補正するように
    構成したことを特徴とする請求項4又は5に記載の情報
    再生装置。
  7. 【請求項7】 記録媒体にあらかじめ記録された学習パ
    ターンを再生して得られる前記等化手段の出力信号と、
    前記記憶手段の出力信号の前記演算手段による演算結果
    と該演算結果に対応する前記検出手段の2以上の出力信
    号との差を誤差信号として、該誤差信号に所定の係数を
    掛けた値により前記記憶手段の正の整数クロックサイク
    ル時にアドレスにより指定されたデータを補正するよう
    に構成したことを特徴とする請求項4又は5に記載の情
    報再生装置。
  8. 【請求項8】 記録媒体のエラー訂正コードを含むデー
    タを再生する時にエラーを検出する手段と、該手段がエ
    ラーを検出したときに前記演算手段での演算を禁止する
    手段と、 前記等化手段の出力信号を直接、前記比較手段または検
    出手段の入力信号として検出を続け、前記記憶手段に記
    憶された前記検出手段の出力信号がすべて更新された
    後、演算を再開させる手段を設けたことを特徴とする請
    求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報再生装置。
  9. 【請求項9】 記録媒体のエラー訂正コードを含むデー
    タを再生する時にエラーを検出する手段と、該手段がエ
    ラーを検出したときに前記記録媒体のセクタの先頭の未
    記録領域に戻らせる手段と、 前記記憶手段に記憶されたアドレスの値を該未記録領域
    に対応する値に設定して、再生を再開させる手段とを設
    けたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に
    記載の情報再生装置。
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