JP2003272003A - 調整データ管理装置 - Google Patents

調整データ管理装置

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JP2003272003A
JP2003272003A JP2002070109A JP2002070109A JP2003272003A JP 2003272003 A JP2003272003 A JP 2003272003A JP 2002070109 A JP2002070109 A JP 2002070109A JP 2002070109 A JP2002070109 A JP 2002070109A JP 2003272003 A JP2003272003 A JP 2003272003A
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JP
Japan
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JP2002070109A
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Inventor
Nobuhiro Sato
信博 佐藤
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動改札機等の機器の制御ボードが交換され
たときの調整データを簡単にロードできるようにする。 【解決手段】 所定の機器を所定の設置場所へ出荷する
前にその所定の機器を読取モードに設定する設定手段
と、読取モードに設定された前記所定の機器からその所
定の機器の調整データを可搬性の情報記録媒体に記録す
る記録手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動改札機、自動
券売機、あるいは自動精算機等の駅務機器、又は空港用
チェックイン機等の各種機器の調整データを効率よく管
理することのできる調整データ管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動改札機が工場から出
荷されるときは、その出荷前に印字機構の印刷濃度や磁
気処理機構の磁気書込位置等の入念なチェックが行わ
れ、入出場処理(入場又は出場を意味している。)が最
適に行われるようにソフトウェア上のデータが調整され
ている。そして、その最適に作動するように調整された
データは、自動改札機の本体を統括的に制御するCPU
からなる制御器の不揮発性メモリに記憶(格納)されて
いる。
【0003】したがって、自動改札機が所定の駅に設置
されたときは、工場で設定された最適に作動するように
調整されたデータに基づいて入出場処理を行うことがで
きる。
【0004】ところで、何らかの理由により自動改札機
の運転開始後、保守や改修の必要上、上述の不揮発性メ
モリの搭載されているボードが交換されるようなとき
は、保守要員により現地で不揮発性メモリに記憶されて
いる調整データを他の記憶媒体に待避させ、新たに設け
られた不揮発性メモリにその待避させた調整データをロ
ードする調整作業が行われ、その後、そのロードされた
調整データに基づいて自動改札機の運転が行われるよう
に構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の調整データは、不揮発性メモリが交換されたとき、
現地で調整データの待避及びその待避された調整データ
の再ロードの作業を必要とし、作業に多くの時間を要す
る欠点があるとともに、作業ミスにより調整データが影
響を受けるおそれがあった。例えば、機器が自動改札機
の場合、待避させなければならない調整データは、数十
項目あり、多くの作業時間を必要としていた。
【0006】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、調整データの
記憶されている不揮発性メモリが交換されたときの現地
における作業を容易に行えるようにした調整データ管理
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る調整データ
管理装置は、上記目的を達成するために、請求項1に記
載の調整データ管理装置は、所定の機器を所定の設置場
所へ出荷する前にその所定の機器を読取モードに設定す
る設定手段と、読取モードに設定された前記所定の機器
からその所定の機器の調整データを可搬性の情報記録媒
体に記録する記録手段と、からなることを特徴としてい
る。
【0008】本発明に係る調整データ管理装置は、上記
目的を達成するために、請求項2に記載の調整データ管
理装置は、所定の機器が所定の設置場所へ設置された後
にその所定の機器を読取モードに設定する設定手段と、
読取モードに設定された機器に可搬性の情報記録媒体に
記録されている調整データを読取らせる読取手段と、読
取られた調整データに基づいて前記所定の機器を調整す
る調整制御手段と、からなることを特徴としている。本
発明の請求項3に記載の調整データ管理装置は、可搬性
の情報記録媒体への調整データの書込み又はその読取り
は所定の機器に組込まれている書込機構又は読取機構に
より行われるものであることを特徴としている。本発明
の請求項4に記載の調整データ管理装置は、可搬性の情
報記録媒体は磁気カードからなることを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る機器を自動
改札機としたときのその自動改札機の本体(以下、「改
札機本体」という。)1の一部を断面で示した正面図で
ある。
【0010】図1中、2は、磁気券からなる乗車券(図
示せず)の投入口であって、改札通路の入口側上部に設
けられている。また、3は、投入された乗車券を利用者
へ返却するための取出口であって、出口側の上面に設け
られている。そして、投入口2及び取出口3間には、一
対の無端ベルトを対設して構成されるとともに、ローラ
群により構成された搬送路Lが設けられている。
【0011】搬送路Lには、上流側(投入口2側)から
下流側(取出口3側)にかけて、順に、投入口2に投入
された乗車券に記録されているデータを読取る読取用の
磁気ヘッドH1 、新たなデータ(入出場データ)を書込
むための書込用の磁気ヘッドH2 及び書込まれたデータ
をチェックするためのベリファイ用の磁気ヘッドH3が
設けられている。これら磁気ヘッドH1 〜H3 は、本発
明の書込機構及び読取機構に相当している。なお、搬送
路Lの途中には、乗車券の搬送姿勢を整える整列部、必
要に応じて乗車券に印字やパンチを行う印字パンチ部、
利用者(旅客)に返却の必要のない乗車券を回収する回
収機構等が設けられているが、ここでは省略されてい
る。
【0012】図1中、Dは、改札通路を開閉するドアで
あり、4は、改札機本体1を統括的に制御する制御器で
ある。また、図1中、Cは、投入口2に投入され、取出
口3に排出される磁気カードからなる管理カードであっ
て、本発明の可搬性の情報記録媒体に相当している。
【0013】図2は、管理カードCの正面図であって、
ここには、この管理カードCが管理する自動改札機を特
定する内容が記載されている。図示の例では、自動改札
機の製造番号がエンボスにより示されている。
【0014】図3は、制御器4のブロック図であって、
CPUを中心に形成される演算部10を有している。こ
の演算部10は、記憶部の一つとして示されている不揮
発性メモリMや図示しないメモリに記憶されているシス
テムプログラム等の所定のデータに基づいて入出場の演
算処理を行うように構成されている。
【0015】図3中、20は、演算部10の演算結果に
基づいて所定の処理を行ったり、演算部10に所定の検
知データを供給する処理ユニットであり、具体的には、
ドアDを駆動するドア駆動ユニット、改札機本体1を入
出場モードから保守点検モードに設定したりする係員処
理ユニット、図1では省略されているが、改札通路内の
利用者を検知する人間検知器ユニット、あるいは、利用
者に図示しないスピーカや表示画面で案内する案内ユニ
ット等が含まれている。
【0016】上記不揮発性メモリMには、磁気ヘッドH
2 の書込位置の調整データや図示しない印字パンチ部の
印字濃度の調整データ等のソフトウェア上の各種調整デ
ータが記憶されている。
【0017】上記構成の自動改札機は、投入口2に乗車
券が投入されると、その乗車券に記録されているデータ
が磁気ヘッドH1 により読取られて制御器4の入出場の
演算処理に供される。制御器4の演算処理の結果、入出
場を許可できると判定されるとドアDが開かれて(改札
機本体1がノーマルオープン型のときはそのまま)利用
者の通過が許可されるとともに、磁気ヘッドH2 を介し
て入出場データが書込まれ、次いで、磁気ヘッドH3 を
介して書込まれたデータのチェックが行われて取出口3
に排出されて利用者へ返却される。なお、利用者へ返却
の必要のない乗車券は、改札機本体1内の図示しない回
収箱へ回収される。
【0018】上述の演算処理の結果、入出場を許可でき
ないときは、ドアDが閉じられて利用者の通過が阻止さ
れるとともに、投入された乗車券は取出口3へ排出され
る。そして、利用者には図示しないスピーカや表示画面
を介して精算処理等の適切な案内が行われる。
【0019】以下、図4(a),(b)のフローチャー
トを用いて管理カードCを用いた制御動作について説明
する。図4(a)は、改札機本体1が工場から出荷され
る前の制御動作が示されている。すなわち、改札機本体
1は、工場から所定の駅へ出荷される前に入念な点検が
行われる。この際、当然に磁気書込位置の調整や印字パ
ンチ部の印字濃度の調整等の数十種類に及ぶソフトウェ
ア上の調整が行われる(ステップ100肯定。以下、ス
テップを「S」とする。)。
【0020】改札機本体1が最適な状態で入出場処理で
きるように調整された後、改札機本体1は、係員処理ユ
ニットを介して管理カードCに不揮発性メモリMに記憶
されている調整データを書き写すための書込モードに設
定される。
【0021】改札機本体1が書込モードに設定された
後、投入口1に管理カードCが投入される(S104肯
定)。投入された管理カードCは、取出口3へ排出され
る間に、 書込ヘッドH2 を介して不揮発性メモリMに
記憶されている各種の調整データが書込まれ、次いで、
その書込まれた内容が磁気ヘッドH3 を介してチェック
され、正しく書込まれたときは、その旨が係員処理ユニ
ットの図示しない表示画面に表示される。なお、書込不
良のときは、管理カードCを投入口2に再投入して再書
込が行われる(S106)。調整データの書込まれた管
理カードCは、改札機本体1を特定できる所定の記号、
例えば、製造番号を付して工場あるいは保守会社等のメ
ーカ側で保管される。管理カードCの作成された改札機
本体1は、所定の駅に搬送されて設置されて入出場処理
に用いられる。
【0022】図4(b)は、所定の駅に設置されて運用
されている改札機本体1において、不揮発性メモリMの
交換を伴うときの制御動作を示している。すなわち、
今、改札機本体1の保守,改修等により不揮発性メモリ
Mを搭載したボードが交換されたとする(S200肯
定)。そして、このボードの交換終了後に、係員処理ユ
ニットを介して改札機本体1が管理カードCを読取るた
めのモードに設定される(S202)。
【0023】改札機本体1が管理カード読取モードに設
定された後、投入口2には、その改札機本体1用のメー
カが保管していた管理カードCが投入される(S204
肯定)。管理カードCが投入口2に投入されると、その
管理カードCが取出口3へ排出される間に管理カードC
に記録されている各種の調整データが磁気ヘッドH1を
介して読取られて不揮発性メモリMに記憶される。した
がって、以後、改札機本体1は、その不揮発性メモリM
に記憶されている調整データに基づいて入出場処理を行
うことができる(S208)。
【0024】なお、上述の例では、所定の機器として自
動改札機の例を示したが、自動券売機、自動精算機、あ
るいは自動定期券発売機等の駅務機器、又は空港用チェ
ックイン機であってもよい。特に、このように、機器本
体内に磁気カードを読取処理及び書込処理できる磁気券
処理ユニットを備えるときはその磁気券処理ユニットを
利用して本発明に係る調整データ管理装置を実現するこ
とができる。しかし、このような磁気券処理ユニットを
機器本体内に有しないときは、その機器に可搬式のカー
ドリーダライタを接続することによって実現することが
できる。また、可搬性の情報記録媒体として磁気カード
の例を示したが、CDROM等の他の情報記録媒体とす
ることもできる。しかし、磁気カードの場合は、容易に
実施できる特長がある。
【0025】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の調整データ管
理装置は、所定の機器を所定の設置場所へ出荷する前に
その所定の機器を読取モードに設定する設定手段と、読
取モードに設定された前記所定の機器からその所定の機
器の調整データを可搬性の情報記録媒体に記録する記録
手段とからなるので、情報記録媒体に調整データを記憶
されて調整データを容易に管理することが可能となる。
【0026】本発明の請求項2に記載の調整データ管理
装置は、所定の機器が所定の設置場所へ設置された後に
その所定の機器を読取モードに設定する設定手段と、読
取モードに設定された機器に可搬性の情報記録媒体に記
録されている調整データを読取らせる読取手段と、読取
られた調整データに基づいて前記所定の機器を調整する
調整制御手段とからなるので、情報記録媒体に記憶され
ている調整データを簡単にロードさせることができる。
本発明の請求項3に記載の調整データ管理装置は、可搬
性の情報記録媒体への調整データの書込み又はその読取
りは所定の機器に組込まれている書込機構又は読取機構
により行われるものであるので、容易に実施することが
できる。本発明の請求項4に記載の調整データ管理装置
は、可搬性の情報記録媒体は磁気カードからなるので、
容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機器を自動改札機としたときのそ
の一部を断面で示した概略構成図である。
【図2】管理カードの正面図である。
【図3】制御器のブロック図である。
【図4】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動改札機の本体(改札機本体) 2 投入口 3 取出口 4 制御器 M 不揮発性メモリ D ドア H1 〜H3 磁気ヘッド C 管理カード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の機器を所定の設置場所へ出荷する
    前にその所定の機器を読取モードに設定する設定手段
    と、 読取モードに設定された前記所定の機器からその所定の
    機器の調整データを可搬性の情報記録媒体に記録する記
    録手段と、 からなることを特徴とする調整データ管理装置。
  2. 【請求項2】 所定の機器が所定の設置場所へ設置され
    た後にその所定の機器を読取モードに設定する設定手段
    と、 読取モードに設定された機器に可搬性の情報記録媒体に
    記録されている調整データを読取らせる読取手段と、 読取られた調整データに基づいて前記所定の機器を調整
    する調整制御手段と、 からなることを特徴とする調整データ管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の調整データ管理
    装置において、可搬性の情報記録媒体への調整データの
    書込み又はその読取りは所定の機器に組込まれている書
    込機構又は読取機構により行われるものであることを特
    徴とする調整データ管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の調
    整データ管理装置において、可搬性の情報記録媒体は磁
    気カードからなることを特徴とする調整データ管理装
    置。
JP2002070109A 2002-03-14 2002-03-14 調整データ管理装置 Pending JP2003272003A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9783971B2 (en) 2014-08-08 2017-10-10 Toto Ltd. Discharge valve apparatus and one-piece flush toilet including same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9783971B2 (en) 2014-08-08 2017-10-10 Toto Ltd. Discharge valve apparatus and one-piece flush toilet including same

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