JP2003270939A - 現像装置、画像形成装置、及びコンピュータシステム - Google Patents

現像装置、画像形成装置、及びコンピュータシステム

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JP2003270939A
JP2003270939A JP2002075027A JP2002075027A JP2003270939A JP 2003270939 A JP2003270939 A JP 2003270939A JP 2002075027 A JP2002075027 A JP 2002075027A JP 2002075027 A JP2002075027 A JP 2002075027A JP 2003270939 A JP2003270939 A JP 2003270939A
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developing device
developing
wall
toner
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Katsumi Okamoto
克巳 岡本
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤の漏れを防止する現像装置、このよう
な現像装置を有する画像形成装置及びコンピュータシス
テムを実現する。 【解決手段】 現像剤を収容し一部に開口が形成された
収容容器と、前記開口に周面を臨ませて回転軸中心に回
転可能に設けられた現像剤担持ローラと、該現像剤担持
ローラと前記開口との隙間に設けられて現像剤の漏れを
防止するシール部材と、を有する現像装置において、前
記収容容器の前記回転軸に沿った壁には、該収容容器の
内外への空気の通過を許容しつつ現像剤の通過を規制す
る通気孔が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像装置、この現
像装置を有する画像形成装置、及びコンピュータシステ
ムに関する。
【0002】
【背景技術】画像形成装置として、例えば、現像剤の一
例としてのトナーによって感光体上に形成された潜像を
現像する複数の現像装置を有し、これらの現像装置を回
動軸中心に放射状配置したロータリー式の現像デバイス
や、前記現像装置を並列配置したスライド式の現像デバ
イスを備えた画像形成装置等が知られている。これらの
画像形成装置は、ホストコンピュータ等の外部装置から
画像信号が送信されると、ロータリー式については、回
動軸周りに現像デバイスを回転させることによって、ま
たスライド式については、並列に配置された現像装置を
スライドさせることによって、複数の現像装置のうちの
一つを感光体と対向する現像位置に位置決めする。そし
て、感光体上に形成された潜像を現像してトナー像を形
成し、中間媒体上に転写する。この時、複数の現像装置
を順次切り替えながら、同様に現像、転写を繰り返し複
数のトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する。
【0003】この現像装置の一例を図1に示す。図1は
現像装置200の主要構成要素を説明する概略図であ
る。図1に示した現像装置200は、トナーTを収容し
一部に開口204が形成された収容容器202と、前記
開口204に周面を臨ませて配されて回転軸中心に回転
可能に設けられた現像剤担持ローラとしての現像ローラ
206と、この現像ローラ206に押圧されてトナーT
を現像ローラ206に供給するトナー供給部材としての
トナー供給ローラ208と、現像ローラ206と前記開
口204との隙間に設けられてトナーTの漏れを防止す
るシール部材210とを有している。そして、大半の現
像装置200は、その収容容器202の長手方向(図1
の紙面と垂直な方向)を、現像ローラ206の回転軸方
向に揃えている。
【0004】このような構成の現像装置200は通常消
耗品であり、トナー切れとなった現像装置200のみを
前記現像デバイス(不図示)から取り外して新品の現像
装置に交換している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この交
換の際には、交換者が誤って現像装置200を落として
しまうことがある。そして、この時には、収容容器20
2内を移動するトナーTによって収容容器202内の空
気が押されて部分的に空気圧の上昇を来たし、もって前
記シール部材210から空気が吹き出すと共にこれに付
随してトナーTが漏出する虞がある。特に、収容容器2
02の長手方向を鉛直に向けて落とした場合には、トナ
ーTの移動可能距離が長い分、このトナーTにより押圧
される空気量も多くなってトナー漏れが生じ易い。ま
た、この長手方向のトナーTの移動は、現像装置200
の製品搬送中にも起こり得て、すなわち搬送時にもトナ
ー漏れを生じる虞がある。更には、前記ロータリー式や
スライド式の現像デバイス(不図示)においては、色替
えの際に感光体20へ向けて移動させた現像装置200
の前記現像位置への位置決めを、現像ローラ206の両
端に設けた当接部材としてのギャップローラ212を感
光体20に当てることで行っている。しかし、この当て
た際の衝撃によって収容容器202内のトナーTが移動
し、前述と同様にトナー漏れを生じる虞がある。
【0006】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、現像剤の漏れを防
止する現像装置、このような現像装置を有する画像形成
装置及びコンピュータシステムを実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、主たる本発明は、現像剤を収容し一部に開口が形成
された収容容器と、前記開口に周面を臨ませて回転軸中
心に回転可能に設けられた現像剤担持ローラと、該現像
剤担持ローラと前記開口との隙間に設けられて現像剤の
漏れを防止するシール部材と、を有する現像装置におい
て、前記収容容器の前記回転軸に沿った壁には、該収容
容器の内外への空気の通過を許容しつつ現像剤の通過を
規制する通気孔が設けられていることを特徴とする現像
装置である。本発明の他の特徴については、本明細書及
び添付図面の記載により明らかにする。
【0008】
【発明の実施の形態】===開示の概要=== 本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも次のこ
とが明らかにされる。
【0009】現像剤を収容し一部に開口が形成された収
容容器と、前記開口に周面を臨ませて回転軸中心に回転
可能に設けられた現像剤担持ローラと、該現像剤担持ロ
ーラと前記開口との隙間に設けられて現像剤の漏れを防
止するシール部材と、を有する現像装置において、前記
収容容器の前記回転軸に沿った壁には、該収容容器の内
外への空気の通過を許容しつつ現像剤の通過を規制する
通気孔が設けられていることを特徴とする現像装置。こ
のような現像装置によれば、現像剤の移動によって収容
容器内の空気が部分的に押圧されても、前記通気孔から
空気のみを外部へ逃がすことができるので、空気圧の上
昇は速やかに緩和される。よって、シール部材からの容
器内空気の吹き出しを抑えることができて、もってこの
吹き出し空気に付随して生じる現像剤の漏出を抑制可能
となる。
【0010】また、収容容器の前記回転軸に沿った壁に
通気孔が設けられているので、特に現像剤の漏れを誘発
し易い収容容器の長手方向に移動する現像剤、すなわち
回転軸方向に移動する現像剤によっては、通気孔は閉塞
され難い。つまり、回転軸方向に移動してきた現像剤
は、主に回転軸と垂直な壁に堰き止められてこれを覆う
が、回転軸に沿った壁は覆い難い。よって、前記通気孔
は閉塞され難く確実に空気を逃がすことができて、もっ
てシール部材からの現像剤の漏出を確実に抑制すること
ができる。
【0011】また、かかる現像装置において、前記通気
孔は、前記回転軸方向における前記壁の両端部にそれぞ
れ設けられていることが望ましい。このような現像装置
によれば、前記回転軸方向の両方向のうち、いずれの方
向に現像剤が移動しても、その現像剤によって押圧され
た容器内空気を、壁の両端部に設けられた通気孔から逃
がすことができる。よって、前記両端部の近傍に位置す
るシール部材からの現像剤の漏出を確実に抑制できる。
【0012】また、かかる現像装置において、前記壁は
曲面を有し、該曲面に前記通気孔が形成されることが望
ましい。このような現像装置によれば、前記壁の曲面に
設けられる全ての通気孔が現像剤によって塞がれる確率
は低いため、もって、より確実に通気孔から空気を逃が
すことが可能となる。
【0013】また、かかる現像装置において、前記現像
装置は移動手段に保持されて、感光体に対向し該感光体
に形成された潜像を現像可能な現像位置に移動し、該現
像装置は、前記現像位置にて感光体と当接して位置決め
をするための当接部材を備え、前記通気孔は、前記壁に
おける前記当接部材近傍に設けられることが望ましい。
このような現像装置によれば、現像位置に位置決めすべ
く当接部材が感光体に当接した際には、この当接時の衝
撃によって、収容容器内の現像剤のうち特に当接部材近
傍の現像剤は激しく移動する。そして、この現像剤によ
ってこの付近の容器内空気は押圧されるが、通気孔が当
接部材近傍に設けられているので、この空気を速やか外
部へ逃がすことができる。よって、当接部材近傍のシー
ル部材からの現像剤の漏出を確実に抑制できる。
【0014】また、かかる現像装置において、前記当接
部材は、前記現像剤担持ローラの両端に同軸に設けられ
たローラであることが望ましい。このような現像装置に
よれば、前記ローラは現像剤担持ローラの両端部に同軸
に設けられているので、現像剤担持ローラが担持する現
像剤に何等影響することなく、前記ローラは感光体に当
接できて、もって前記現像装置を現像位置に精度高く設
定することが可能となる。
【0015】また、かかる現像装置において、前記通気
孔は、前記現像位置において現像剤よりも上方に位置す
る壁に設けられることが望ましい。このような現像装置
によれば、現像位置において、現像剤によって通気孔が
閉塞されることはなく、容器内空気を速やかに外部へ逃
がすことができる。よって、前記当接時の衝撃に起因し
た、シール部材からの現像剤の漏出を確実に抑制でき
る。
【0016】また、かかる現像装置において、前記通気
孔は、前記壁に形成された貫通孔と、この貫通孔を覆っ
て該貫通孔の全周に亘って貼着されたフィルタ部材とか
ら構成され、該フィルタ部材には、空気の通過を許容し
つつ現像剤の通過を規制する孔が形成されていることが
望ましい。このような現像装置によれば、収容容器の壁
自体に特殊な加工をせずに、空気の通過を許容しつつ現
像剤の通過を規制する通気孔を簡単に設けることができ
る。
【0017】また、現像剤を収容し一部に開口が形成さ
れた収容容器と、前記開口に周面を臨ませて回転軸中心
に回転可能に設けられた現像剤担持ローラと、該現像剤
担持ローラと前記開口との隙間に設けられて現像剤の漏
れを防止するシール部材と、を有する現像装置におい
て、前記現像装置は移動手段に保持されて、感光体に対
向し該感光体に形成された潜像を現像可能な現像位置に
移動し、該現像装置の現像剤担持ローラの両端には、前
記現像位置にて感光体と当接して位置決めをするための
ローラを同軸に備え、前記収容容器の前記回転軸に沿っ
た壁のうちで、前記現像位置において現像剤よりも上方
に位置する壁の両端部の前記ローラ近傍部分は、それぞ
れ曲面を有し、該曲面には通気孔が形成され、該通気孔
は、前記壁に形成された貫通孔と、該貫通孔を覆って該
貫通孔の全周に亘って貼着されたフィルタ部材とから構
成され、該フィルタ部材には、空気の通過を許容しつつ
現像剤の通過を規制する孔が形成されていることが望ま
しい。このような現像装置によれば、フィルタ部材にて
通気孔を簡単に設けることができる。また、この通気孔
によって、現像剤の移動により押圧された容器内空気を
最も効果的に外部へ逃がすことができて、前記シール部
材からの現像剤の漏出を最も効果的に抑制できる。
【0018】また、現像剤を収容し一部に開口が形成さ
れた収容容器と、前記開口に周面を臨ませて回転軸中心
に回転可能に設けられた現像剤担持ローラと、該現像剤
担持ローラと前記開口との隙間に設けられて現像剤の漏
れを防止するシール部材と、を有する現像装置を備えた
画像形成装置において、前記収容容器の前記回転軸に沿
った壁には、該収容容器の内外への空気の通過を許容し
つつ現像剤の通過を規制する通気孔が設けられているこ
とを特徴とする画像形成装置も実現可能である。このよ
うに実現された画像形成装置によれば、現像剤の移動に
より押圧された容器内空気を通気孔から外部へ逃がすこ
とが可能となり、前記シール部材からの現像剤の漏出を
抑制できる。
【0019】また、コンピュータ本体、及びコンピュー
タ本体に接続可能な画像形成装置を具備したコンピュー
タシステムにおいて、前記画像形成装置は、現像剤を収
容し一部に開口が形成された収容容器と、前記開口に周
面を臨ませて回転軸中心に回転可能に設けられた現像剤
担持ローラと、該現像剤担持ローラと前記開口との隙間
に設けられて現像剤の漏れを防止するシール部材と、を
有する現像装置を備え、前記収容容器の前記回転軸に沿
った壁には、該収容容器の内外への空気の通過を許容し
つつ現像剤の通過を規制する通気孔が設けられることを
特徴とするコンピュータシステムも実現可能である。こ
のように実現されたコンピュータシステムによれば、現
像剤の移動により押圧された容器内空気を通気孔から外
部へ逃がすことが可能となり、前記シール部材からの現
像剤の漏出を抑制できる。
【0020】===装置の全体構成例=== 次に、図2を用いて、画像形成装置としてレーザビーム
プリンタ(以下、プリンタという)10を例にとって、
その概要について説明する。図2は、プリンタ10を構
成する主要構成要素を示した図である。なお、図2に
は、矢印にて上下方向を示しており、例えば、給紙トレ
イ92は、プリンタ10の下部に配置されており、定着
ユニット90は、プリンタ10の上部に配置されてい
る。
【0021】本実施の形態に係るプリンタ10は、図2
に示すように、潜像を担持する潜像担持体である感光体
20の回転方向に沿って、帯電ユニット30、露光ユニ
ット40、YMCK現像デバイス50、一次転写ユニッ
ト60、中間転写体70、クリーニングユニット75を
有し、さらに、二次転写ユニット80、定着ユニット9
0、ユーザへの報知手段をなし液晶パネルでなる表示ユ
ニット95及びこれらのユニット等を制御しプリンタと
しての動作を司る制御ユニット(図3)を有している。
【0022】感光体20は、円筒状の導電性基材とその
外周面に形成された感光層を有し、中心軸を中心に回転
可能であり、本実施の形態においては、図2中の矢印で
示すように時計回りに回転する。
【0023】帯電ユニット30は、感光体20を帯電す
るための装置であり、露光ユニット40は、レーザを照
射することによって帯電された感光体20上に潜像を形
成する装置である。この露光ユニット40は、半導体レ
ーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等を有しており、
パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の不図示
のホストコンピュータから入力された画像信号に基づい
て、変調されたレーザを帯電された感光体20上に照射
する。
【0024】YMCK現像デバイス50は、感光体20
上に形成された潜像を、ブラック現像装置51に収容さ
れた、現像剤の一例としての、ブラック(K)トナー、
マゼンタ現像装置52に収容されたマゼンタ(M)トナ
ー、シアン現像装置53に収容されたシアン(C)トナ
ー及びイエロー現像装置54に収容されたイエロー
(Y)トナーを用いて現像するための装置である。
【0025】このYMCK現像デバイス50は、本実施
例においては、回転することにより、前記4つの現像装
置51、52、53、54の位置を動かすことを可能と
している。すなわち、このYMCK現像デバイス50
は、前記4つの現像装置51、52、53、54を4つ
の保持部55a、55b、55c、55dにより保持し
ており、前記4つの現像装置51、52、53、54
は、中心軸50aを中心として、それらの相対位置を維
持したまま回転可能となっている。そして、1ページ分
の画像形成が終了する毎に選択的に感光体20に対向
し、それぞれの現像装置51、52、53、54に収容
されたトナーにて、感光体20上に形成された潜像を現
像する。なお、各現像装置の詳細については後述する。
【0026】一次転写ユニット60は、感光体20に形
成された単色トナー像を中間転写体70に転写するため
の装置であり、4色のトナーが順次重ねて転写される
と、中間転写体70にフルカラートナー像が形成され
る。この中間転写体70は、エンドレスのベルトであ
り、感光体20とほぼ同じ周速度にて回転駆動される。
二次転写ユニット80は、中間転写体70上に形成され
た単色トナー像やフルカラートナー像を紙、フィルム、
布等の記録媒体に転写するための装置である。
【0027】定着ユニット90は、記録媒体上に転写さ
れた単色トナー像やフルカラートナー像を紙等の記録媒
体に融着させて永久像とするための装置である。
【0028】クリーニングユニット75は、一次転写ユ
ニット60と帯電ユニット30との間に設けられ、感光
体20の表面に当接されたゴム製のクリーニングブレー
ド76を有し、一次転写ユニット60によって中間転写
体70上にトナー像が転写された後に、感光体20上に
残存するトナーをクリーニングブレード76により掻き
落として除去するための装置である。
【0029】制御ユニット100は、図3に示すように
メインコントローラ101と、ユニットコントローラ1
02とで構成され、メインコントローラ101には画像
信号が入力され、この画像信号に基づく指令に応じてユ
ニットコントローラ102が前記各ユニット等を制御し
て画像を形成する。
【0030】次に、このように構成されたプリンタ10
の動作について、他の構成要素にも言及しつつ説明す
る。まず、不図示のホストコンピュータからの画像信号
がインターフェイス(I/F)112を介してプリンタ
10のメインコントローラ101に入力されると、この
メインコントローラ101からの指令に基づくユニット
コントローラ102の制御により感光体20、現像装置
に設けられた現像剤担持ローラとしての現像ローラ51
0及び中間転写体70が回転する。感光体20は、回転
しながら、帯電位置において帯電ユニット30により順
次帯電される。
【0031】感光体20の帯電された領域は、感光体2
0の回転に伴って露光位置に至り、露光ユニット40に
よって、第1色目、例えばイエローYの画像情報に応じ
た潜像が該領域に形成される。また、YMCK現像デバ
イス50は、イエロー(Y)トナーを収容したイエロー
現像装置54を、感光体20に対向した現像位置に位置
させる。感光体20上に形成された潜像は、感光体20
の回転に伴って現像位置に至り、イエロー現像装置54
によってイエロートナーで現像される。これにより、感
光体20上にイエロートナー像が形成される。感光体2
0上に形成されたイエロートナー像は、感光体20の回
転に伴って一次転写位置に至り、一次転写ユニット60
によって、中間転写体70に転写される。この際、一次
転写ユニット60には、トナーの帯電極性とは逆の極性
の一次転写電圧が印加される。なお、この間、二次転写
ユニット80は、中間転写体70から離間している。
【0032】上記の処理が、第2色目、第3色目及び第
4色目について繰り返して実行されることにより、各画
像信号に対応した4色のトナー像が、中間転写体70に
重なり合って転写される。これにより、中間転写体70
上にはフルカラートナー像が形成される。中間転写体7
0上に形成されたフルカラートナー像は、中間転写体7
0の回転に伴って二次転写位置に至り、二次転写ユニッ
ト80によって記録媒体に転写される。なお、記録媒体
は、給紙トレイ92から、給紙ローラ94、レジローラ
96を介して二次転写ユニット80へ搬送される。ま
た、転写動作を行う際、二次転写ユニット80は中間転
写体70に押圧されるとともに二次転写電圧が印加され
る。記録媒体に転写されたフルカラートナー像は、定着
ユニット90によって加熱加圧されて記録媒体に融着さ
れる。
【0033】一方、感光体20は一次転写位置を経過し
た後に、クリーニングユニット75に支持されたクリー
ニングブレード76によって、その表面に付着している
トナーが掻き落とされ、次の潜像を形成するための帯電
に備える。掻き落とされたトナーは、クリーニングユニ
ット75が備える残存トナー回収部に回収される。
【0034】===制御ユニットの概要=== 次に、制御ユニット100の構成について図3を参照し
つつ説明する。制御ユニット100のメインコントロー
ラ101は、インターフェイス112を介してホストコ
ンピュータと接続され、このホストコンピュータから入
力された画像信号を記憶するための画像メモリ113を
備えている。ユニットコントローラ102は、装置本体
の各ユニット(帯電ユニット30、露光ユニット40、
一次転写ユニット60、クリーニングユニット75、二
次転写ユニット80、定着ユニット90、表示ユニット
95)及びYMCK現像デバイス50と電気的に接続さ
れ、それらが備えるセンサからの信号を受信することに
よって、各ユニット及びYMCK現像デバイス50の状
態を検出しつつ、メインコントローラ101から入力さ
れる信号に基づいて、各ユニット及びYMCK現像デバ
イス50を制御する。
【0035】また、ユニットコントローラ102が備え
るCPU120は、シリアルインターフェイス(I/
F)121を介して、シリアルEEPROM等の不揮発
性記憶素子(以下、本体側メモリとする)122に接続
されている。またCPU120には、本体側メモリ12
2のみならず、各現像装置51、52、53、54に設
けられた現像装置側メモリ51a、52a、53a、5
4aにもシリアルインターフェイス121を介して接続
されており、本体側メモリ122及び現像装置側メモリ
51a、52a、53a、54aとの間でデータ転送可
能となるとともに、入出力ポート123を介して各現像
装置側メモリ51a、52a、53a、54aにチップ
セレクト信号CSを入力可能となっている。さらに、こ
のCPU120は入出力ポート123を介してHP検出
部31とも接続されている。
【0036】===現像装置の概要=== 次に、図4〜図6を用いて、現像装置の概要について説
明する。図4は、現像装置の主要構成要素を示した断面
図であり、イエロー現像装置54が、感光体20と対向
する現像位置に位置している状態を示している。なお、
図2同様、図4にも、矢印にて上下方向を示しており、
例えば、現像ローラ510の中心軸は、感光体20の中
心軸よりも下方にある。また、図4中に矢印にて示すよ
うに、感光体と対向する側を前方、その逆側を後方とす
る一方、この前後方向及び前記上下方向の両者に対して
直交する方向を左右方向とする。図5は、現像装置を斜
め前方から見た斜視図であり、図6は前記現像装置から
現像ローラを取り外した状態の斜視図である。なお、両
図ともに矢印によって、上下、前後、左右方向を示して
いる。
【0037】YMCK現像デバイス50には、ブラック
(K)トナーを収容したブラック現像装置51、マゼン
タ(M)トナーを収容したマゼンタ現像装置52、シア
ン(C)トナーを収容したシアン現像装置53及びイエ
ロー(Y)トナーを収容したイエロー現像装置54が設
けられているが、各現像装置の構成は同様であるので、
以下、イエロー現像装置54について説明する。
【0038】図4に示すように、この現像装置54は、
トナーTを収容する収容容器540と、この収容容器5
40から適量のトナーを層状に取り出すための現像剤担
持ローラとしての現像ローラ510と、この現像ローラ
510と前記収容容器540との間に設けられるシール
部材520、525と、前記収容容器540内に配され
て前記現像ローラ510にトナー供給する現像剤供給部
材としてのトナー供給ローラ550と、現像ローラ54
0が担持したトナー層厚を規制する層厚規制部材として
の規制ブレード560とから主に構成される。なお、上
記シール部材のうち端部シール525については、図4
中では示していない。
【0039】―――収容容器――― 図4及び図5に示すように、収容容器540は、前面壁
541、上面壁542、後面壁543、下面壁544、
左端面壁545、及び右端面壁546から構成される略
直方体の外形を呈し、その長手方向たる左右方向を、感
光体20の中心軸方向に揃えて配されている。この収容
容器540はプラスチック等の樹脂素材からなり、一体
成型した複数のフレーム部材(例えば、上フレーム部材
と下フレーム部)を接合して製造しても良い。
【0040】上面壁542は、前後方向の略中央が高く
なった屋根状に形成され、そのうちの前側傾斜部542
aは、傾斜方向に沿って緩やかな凸曲面になっている。
この長手方向における前側傾斜部542aの両端部には
本発明に係る通気孔580が設けられており、これにつ
いては後述する。
【0041】前面壁541の下部には、長手方向に沿っ
て略長方形の開口541aが形成されており、この開口
541aに周面を臨ませて現像ローラ510が配され
る。この現像ローラ510については後述する。
【0042】図4に示すように、この収容容器540内
部には、収容したトナーTの移動を規制すべく、長手方
向に亘る規制壁547が下面壁544から上方へと立設
していて、もって前記容器内部は、前面壁側の第1収容
部530と後面壁側の第2収容部535とに分けられて
いる。ここで、この規制壁547の上端は、トナー供給
ローラ550の最上部よりも上に位置している。
【0043】なお、第1及び第2収容部530、535
に収容されたトナーTを攪拌すべく撹拌部材を設けても
よいが、本実施の形態にあっては、YMCK現像デバイ
ス50の回転に伴って各現像装置51、52、53、5
4が回転して、これにより各現像装置内のトナーTが攪
拌されるため、特に攪拌部材は設けていない。
【0044】―――現像ローラ――― 図4及び図5に示すように、現像ローラ510は、その
中心軸を収容容器540の長手方向に揃えつつその周面
を前記開口541aに臨ませて配されており、現像ロー
ラ510の中心軸方向の両端部に設けられた軸受け(不
図示)を介して収容容器540に支持されている。そし
て、図4に示すように、この現像ローラ510は前記中
心軸を回転軸として、感光体20の回転方向(図4にお
いて時計方向)と逆の方向(図4において反時計方向)
に回転して、もって現像ローラ510に担持したトナー
Tを、感光体20と近接対向する現像位置まで搬送する
ようになっている。このような現像ローラ510は、ア
ルミニウム、ステンレス、鉄等から製造され、必要に応
じて、ニッケルメッキ、クロムメッキ等が施されてい
る。
【0045】なお、図4に示すような非接触現像(飛翔
現像)方式の場合には、前記現像位置における、現像ロ
ーラ510と感光体20との間には空隙が存在する。そ
して、現像ローラ510と感光体20との間に交番電界
が形成されて、イエロー現像装置54は、感光体20上
に形成された潜像を非接触状態で現像する。なお、前記
空隙は、図4及び図5に示すように、現像ローラ510
の両端部に同軸に設けられた当接部材としてのPOM
(ポリアセタール)製のギャップロール512が感光体
20の周面端部に当接することによって形成される。
【0046】―――シール部材――― 図5に示すシール部材520、525は、前記開口54
1aの縁部と現像ローラ510との隙間からのトナーT
の漏出を防ぐものであり、前記開口541aの上縁部と
現像ローラ510との隙間をシールする上シール520
と、前記開口541aの左右縁部と現像ローラ510と
の隙間をシールする端部シール525とを備えている。
また、前記開口541aの下縁部からの漏出について
は、後述する規制ブレード560がシール部材を兼ねて
いる。
【0047】図4及び図6に示す上シール520はポリ
エチレンフィルム等のシート状部材であり、現像ローラ
510の回転軸方向に亘って現像ローラ510と前記開
口541aの上縁部との間に介装される。そして、この
上シール520によって、現像ローラ510と開口54
1aの上縁部との隙間からのトナーの漏出を防ぐととも
に、前記現像位置を通過した現像ローラ510上の残留
トナーを、掻き落とすことなく収容容器540内に回収
するようになっている。
【0048】この上シール520は、シール支持板金5
22を介して前記開口541aの上縁部に沿って取り付
けられており、そこから現像ローラ510の回転方向の
下流に向けて、現像ローラ510に倣って面当たりして
いる。この面当たり部分は、図4に示すように、前記上
縁部に沿って固設されたモルトプレーン等のシール付勢
部材524の弾性力によって、現像ローラ510に押し
付けられている。
【0049】図6に示す端部シール525は、四弗化エ
チレン繊維からなるフェルト等の弾性変形可能な帯状部
材である。そして、前記回転軸方向のトナー漏出を防ぐ
べく、回転軸方向における現像ローラ510の周面の両
端部と、前記開口541aの左右縁部との間に介装され
る。すなわち、現像ローラ510の周面に倣って前記左
右縁部のそれぞれに設けられた凹面受け部541bに、
端部シール525の一方面を沿わせる一方、他方面を現
像ローラ510に当接させて端部シール525は配され
る。この時、この端部シール525は、その弾性変形能
から柔軟に変形して現像ローラ510の周面及び凹面受
け部541bの両者にフィットして、両者間の隙間を閉
塞する。
【0050】なお、図6に示すように、回転軸方向にお
ける上シール520の端部は、端部シール525に接続
されており、これら両シール520、525の間からの
トナー漏出を抑制可能になっている。好ましくは、前記
上シール520の端部を、回転軸方向に延出して端部シ
ール525上に重ねるのが良く、この構成によれば、上
シール520の両端部でのトナーの漏出をより効果的に
抑えることが可能となる。
【0051】―――トナー供給ローラ――― 図4に示すトナー供給ローラ550は、第1及び第2収
容部530、535に収容されたトナーTを現像ローラ
510に供給するものである。このトナー供給ローラ5
50は第1収容部530内に配されて、その中心軸は現
像ローラ510と平行である。そして、その周面は、第
1収容部530の内側から前記開口541aに臨んでい
て、この開口541aの外側にある現像ローラ510の
周面と当接するようになっている。このトナー供給ロー
ラ550はポリウレタンフォーム等からなり、前記当接
部は弾性変形している。そして、このトナー供給ローラ
550が、その中心軸周りに、現像ローラ510の回転
方向(図4において反時計方向)と逆の方向(図4にお
いて時計方向)に回転することにより、第1収容部53
0内のトナーTを現像ローラ510に供給する。
【0052】なお、このトナー供給ローラ550は、現
像後に現像ローラ510上に残留しているトナーTを、
現像ローラ510から剥ぎ取る機能も有している。ま
た、トナー供給ローラ550の中心軸は、現像ローラ5
10の中心軸よりも下方にある。
【0053】―――規制ブレード――― 図4及び図6に示す層厚規制部材としての規制ブレード
560は、現像ローラ510に担持されたトナーTの層
厚を規制し、また、現像ローラ510に担持されたトナ
ーTに電荷を付与するものであり、現像ローラ510の
回転軸方向に亘って現像ローラ510と前記開口541
aの下縁部との間に配されている。この下縁部は、現像
ローラ510の回転方向における現像位置よりも上流側
に該当し、もって感光体20と近接対向する前記現像位
置に、最適層厚に調整したトナーTを送り出せるように
なっている。
【0054】図4に示すように、この規制ブレード56
0は、現像ローラ510と回転軸方向に亘って当接する
ゴム部560aと、これを支持するゴム支持部560b
とを有している。ゴム部560aは、シリコンゴム、ウ
レタンゴム等からなり、ゴム支持部560bは、リン青
銅、ステンレス等のバネ性を有する薄板である。ゴム支
持部560bは、その一端部が一対のブレード支持板金
562に挟まれて支持された状態で、ブレード支持板金
562を介して収容容器540に取り付けられている。
【0055】また、規制ブレード560と前記開口54
1aの下縁部との間には、モルトプレーン等からなるブ
レード裏部材570が、前記下縁部に亘って配されてい
る。このブレード裏部材570は、ゴム支持部560b
の撓みによる弾性力を安定させるとともに、ゴム部56
0aの真裏からゴム部560aを現像ローラ510の方
向へ付勢することによって、ゴム部560aを現像ロー
ラ510に押しつけている。したがって、このブレード
裏部材570は、ゴム部560aの現像ローラ510へ
の均一当接性を向上させている。また、このブレード裏
部材570は、規制ブレード560と前記開口541a
の下縁部との間をシールして、収容容器外へのトナーT
の漏出を防ぐ機能も奏する。
【0056】規制ブレード560の、ブレード支持板金
562に支持されている側とは逆側の端、すなわち、先
端は、現像ローラ510に接触しておらず、該先端から
所定距離だけ離れた部分が、現像ローラ510に幅を持
って接触している。すなわち、規制ブレード560は、
現像ローラ510にエッジにて当接しておらず、腹当た
りにて当接している。また、規制ブレード560は、そ
の先端が現像ローラ510の回転方向の上流側に向くよ
うに配置されており、いわゆるカウンタ当接している。
なお、規制ブレード560が現像ローラ510に当接す
る当接位置は、現像ローラ510の中心軸よりも下方で
あり、かつ、トナー供給ローラ550の中心軸よりも下
方である。
【0057】このように構成されたイエロー現像装置5
4において、トナー供給ローラ550が第1及び第2収
容部530、535に収容されているトナーTを現像ロ
ーラ510に供給する。現像ローラ510に供給された
トナーTは、現像ローラ510の回転に伴って、規制ブ
レード560の当接位置に至り、該当接位置を通過する
際に、層厚が規制されるとともに電荷が付与される。層
厚が規制された現像ローラ510上のトナーTは、現像
ローラ510のさらなる回転によって、感光体20に対
向する現像位置に至り、該現像位置にて交番電界下で感
光体20上に形成された潜像の現像に供される。現像ロ
ーラ510のさらなる回転によって現像位置を通過した
現像ローラ510上のトナーTは、上シール520を通
過して、該上シール520によって掻き落とされること
なく現像装置内に回収される。
【0058】===収容容器の通気孔=== 次に本発明の現像装置に係る通気孔の一実施形態を、図
5を用いて詳細に説明する。この通気孔580は、収容
容器540の壁に形成され、前記収容容器内のトナー移
動時に生じる容器内空気の圧力上昇を、容器内空気を外
部へ逃がして抑えるものである。
【0059】この通気孔580は、現像ローラ510の
回転軸に沿う壁である収容容器540の長手方向の壁に
形成され、本実施の形態においては、上面壁542の前
側斜面部542aにおける長手方向の両端部にそれぞれ
一つずつ設けられている。
【0060】この通気孔580は、前記端部に形成され
た4つ一組の矩形貫通孔582と、これら貫通孔582
の全てを外側から覆ってその周囲に貼着される一枚の矩
形フィルタ部材584とからなる。
【0061】このフィルタ部材584は多孔質なシート
材であり、例えば、厚み15μmの四フッ化エチレン樹
脂多孔質膜に、バックアップ材として厚み135μmの
PO(ポリオレフィン)系不織布を積層したものであ
る。このシート材は孔径3.0μmの孔を多数有し、そ
の通気度は13ml/cm・secに設定されている。
したがって、収容容器540のトナーの通過を有効に規
制しつつ、容器内空気を小さな通気抵抗で外部へ通過さ
せて逃がすことが可能である。この特性を有するシート
材としては、ミクロテックス(商品名、日東電工製)等
が挙げられる。なお、シート材の孔径及び通気度は上記
に限るものではなく、それぞれに0.5〜7.0μm、
5〜25ml/cm・secの範囲のシート材が好適に
使用できる。
【0062】ここで、この通気孔580の作用について
説明する。通常、この現像装置54を前後、上下、また
は左右方向に揺らすと、その収容容器内のトナーは移動
するが、この時、このトナーの移動によって収容容器内
の空気が部分的に押されて圧力上昇し、上シール52
0、端部シール525、及び規制ブレード560といっ
たシール部材から空気が吹き出す虞がある。
【0063】しかし、本実施の形態の現像装置54によ
れば、前記通気孔580から空気のみを収容容器外へ逃
がすことができるので、容器内空気の圧力上昇は速やか
に緩和されて、もって前記シール部材520、525、
560からの容器内空気の吹き出しを有効に抑えること
ができる。この結果、この吹き出し空気に付随して生じ
るシール部材520、525、560からのトナーの漏
出を抑制可能となる。
【0064】また、前述した三方向の揺れのうちで、特
に左右方向である収容容器540の長手方向にトナーが
移動するような揺れの場合には、トナーの移動可能距離
が長い分だけ、このトナーにより圧縮される空気量も多
いため大きく圧力上昇し、その結果シール部材520、
525、560からトナーが漏出し易くなる。
【0065】しかし、本実施の形態に係る通気孔580
は、上面壁542、つまり収容容器540の長手方向に
沿った壁に形成されているので、この長手方向に移動す
るトナーによっては、前記通気孔580は閉塞され難
く、通気孔として有効に機能することができる。つま
り、長手方向を移動してきたトナーは、主に長手方向と
垂直な壁である左右端面壁545、546に堰き止めら
れてこれを覆うため、左右端面壁545、546に通気
孔を形成した場合にはその通気孔は閉塞され易い。しか
し、本実施の形態に係る通気孔580は、長手方向に沿
う上面壁542に形成されているのでトナーに覆われ難
く、よって通気孔580から確実に空気を逃がすことが
できる。
【0066】更に、この通気孔580は、上面壁542
の長手方向の両端部に一つずつ形成されている。したが
って、前記長手方向の左右二方向のうち、いずれの方向
にトナーが移動しても、そのトナーによって押圧された
容器内空気を、前記両端部に設けられたいずれか一方の
通気孔580によって確実に逃がすことができる。よっ
て、前記両端部の近傍に位置する、上シール520や規
制ブレード560の両端部、及び端部シール525から
のトナーの漏出を確実に抑制できる。
【0067】また、前記上面壁542の前側傾斜部54
2aはその傾斜に沿って曲面を有し、この曲面に前記通
気孔580が設けられている。したがって、譬え現像装
置54が上下逆さまに、つまり上面壁542が下に位置
する状態になっても、曲面内で高低差を有するのでこの
フィルタ部材584に存在する全ての孔が塞がれる確率
は低くなる。このため、この状態で現像装置54が揺さ
ぶられてトナーが移動しても、通気孔580から空気を
逃がし易い。
【0068】ところで、YMCK現像デバイス50が回
転して、所期の現像装置51、52、53、54を、感
光体20と対向する現像位置に位置決めする際には、図
4に示すように、その現像ローラ510の両端部の前記
ギャップローラ512が感光体20の周面に当接して位
置決めをする。通常、この当接時には衝撃が生じて、収
容容器内のトナーのうち特にギャップローラ近傍のトナ
ーは激しく移動する結果、この付近の容器内空気の圧力
は上昇する。
【0069】しかし、図5に示すように、前記通気孔5
80を形成した上面壁542の前側傾斜部542aの両
端部は、ギャップローラ512の近傍に相当する。した
がって、このギャップローラ近傍にて圧力上昇した空気
を通気孔580から速やかに外へ逃がすことができる。
更に、図4に示すように、この現像位置においては、上
面壁542は収容容器内のトナーTよりも上方に位置し
ている。したがって、この通気孔580がトナーTによ
って閉塞されることはなく、より確実に容器内空気を外
へ逃がすことが可能となる。
【0070】===その他の実施形態=== 以上、いくつかの実施の形態に基づき本発明に係る現像
装置等を説明してきたが、上記した発明の実施の形態
は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発
明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱
することなく、変更、改良され得ると共に、本発明には
その等価物が含まれることはもちろんである。
【0071】上記実施の形態においては、収容容器とし
て略直方体形状のものを例にとって説明したが、現像剤
担持ローラの回転軸に沿う方向に長手方向を有する収容
容器でれば有効であり、例えば、両開口を閉塞した筒形
形状のもの等を適用できる。
【0072】上記実施の形態においては、通気孔を上面
壁に形成したが、収容容器の壁のうちで、現像剤担持ロ
ーラの回転軸に沿った壁であればこれに限るものではな
く、例えば、前面壁、後面壁、または下面壁のいずれに
設けても良い。
【0073】また、上記実施の形態においては、通気孔
を、回転軸方向における壁の両端部に形成したがこれに
限るものではなく、回転軸方向における壁の任意位置に
任意個数設けて良い。例えば中央部に一つだけ形成して
も良い。
【0074】更には、上記実施の形態においては、通気
孔として、壁に複数の矩形貫通孔を形成してこれらを矩
形フィルタ部材にて覆う構成を示したが、これに限るも
のではなく、例えば、壁に直接、孔径0.5〜7.0μ
mの孔を多数貫通形成しても良い。また、前記貫通孔も
任意個数で良い一方、貫通孔やフィルタ部材形状も任意
形状を適用できて、例えば円形や楕円形はもとより多角
形でも良い。
【0075】上記実施の形態においては、現像剤として
トナーだけを用いる一成分現像方式の現像装置を例にと
って説明したが、本発明はトナー供給ローラを必須の構
成要件としないので、現像剤としてトナーとキャリアと
を用いる二成分現像方式の現像装置にも適用可能であ
る。
【0076】また、上記実施の形態においては、非接触
現像(飛翔現像)方式の現像装置を例にとって説明した
が、本発明は、感光体上の潜像を現像ローラに担持され
た現像剤に接触させて現像する接触現像方式の現像装置
にも適用可能である。
【0077】更には、上記実施の形態においては、画像
形成装置として中間転写型のフルカラーレーザビームプ
リンタを例にとって説明したが、本発明は、中間転写型
以外のフルカラーレーザビームプリンタ、モノクロレー
ザビームプリンタ、複写機、ファクシミリなど、各種の
画像形成装置に適用可能である。
【0078】また、上記実施の形態においては、YMC
K現像デバイスが回転して、各現像装置が選択的に感光
体と対向するロータリー方式の現像デバイスを備えたプ
リンタについて説明したが、これに限らず、現像装置が
並列配置されてスライドする方式等の構成であっても構
わない。
【0079】更には、感光体についても、円筒状の導電
性基材の外周面に感光層を設けて構成した、いわゆる感
光ローラに限られず、ベルト状の導電性基材の表面に感
光層を設けて構成した、いわゆる感光ベルトであっても
よい。
【0080】===コンピュータシステム等の構成==
= 次に、本発明に係る実施形態の一例であるコンピュータ
システム、コンピュータプログラム、及び、コンピュー
タプログラムを記録した記録媒体の実施形態について、
図面を参照しながら説明する。
【0081】図7は、コンピュータシステムの外観構成
を示した説明図である。コンピュータシステム1000
は、コンピュータ本体1102と、表示装置1104
と、プリンタ1106と、入力装置1108と、読取装
置1110とを備えている。コンピュータ本体1102
は、本実施形態ではミニタワー型の筐体に収納されてい
るが、これに限られるものではない。表示装置1104
は、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)やプラズマ
ディスプレイや液晶表示装置等が用いられるのが一般的
であるが、これに限られるものではない。プリンタ11
06は、上記に説明されたプリンタが用いられている。
入力装置1108は、本実施形態ではキーボード110
8Aとマウス1108Bが用いられているが、これに限
られるものではない。読取装置1110は、本実施形態
ではフレキシブルディスクドライブ装置1110AとC
D−ROMドライブ装置1110Bが用いられている
が、これに限られるものではなく、例えばMO(Magnet
o Optical)ディスクドライブ装置やDVD(Digital V
ersatile Disk)等の他のものであっても良い。
【0082】図8は、図7に示したコンピュータシステ
ムの構成を示すブロック図である。コンピュータ本体1
102が収納された筐体内にRAM等の内部メモリ12
02と、ハードディスクドライブユニット1204等の
外部メモリがさらに設けられている。
【0083】なお、以上の説明においては、プリンタ1
106が、コンピュータ本体1102、表示装置110
4、入力装置1108、及び、読取装置1110と接続
されてコンピュータシステムを構成した例について説明
したが、これに限られるものではない。例えば、コンピ
ュータシステムが、コンピュータ本体1102とプリン
タ1106から構成されても良く、コンピュータシステ
ムが表示装置1104、入力装置1108及び読取装置
1110のいずれかを備えていなくても良い。
【0084】また、例えば、プリンタ1106が、コン
ピュータ本体1102、表示装置1104、入力装置1
108、及び、読取装置1110のそれぞれの機能又は
機構の一部を持っていても良い。一例として、プリンタ
1106が、画像処理を行う画像処理部、各種の表示を
行う表示部、及び、デジタルカメラ等により撮影された
画像データを記録した記録メディアを着脱するための記
録メディア着脱部等を有する構成としても良い。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、現像剤の漏れを防止す
る現像装置、このような現像装置を有する画像形成装置
及びコンピュータシステムを実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】現像装置の主要構成要素を示す図である。
【図2】本実施形態に係る画像形成装置を構成する主要
構成要素を示した図である。
【図3】図2の画像形成装置の制御ユニットを示すブロ
ック図である。
【図4】現像装置の主要構成要素を示す図である。
【図5】現像装置を斜め前方から見た斜視図である。
【図6】現像装置から現像ローラを取り外した状態の斜
視図である。
【図7】コンピュータシステムの外観構成を示した説明
図である。
【図8】図7に示したコンピュータシステムの構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
10 レーザビームプリンタ(本体) 20 感光体 30 帯電ユニット 31 HP検出部 40 露光ユニット 50 YMCK現像デバイス 50a 回転軸 51 ブラック現像装置 51a、52a、53a、54a 記憶素子(現像装置
側メモリ) 51b、52b、53b、54b コネクタ 52 マゼンタ現像装置 53 シアン現像装置 54 イエロー現像装置 55a、55b、55c、55d 保持部 60 一次転写ユニット 70 中間転写体 75 クリーニングユニット 76 クリーニングブレード 80 二次転写ユニット 90 定着ユニット 92 給紙トレイ 94 給紙ローラ 95 表示ユニット 96 レジローラ 100 制御ユニット 101 メインコントローラ 102 ユニットコントローラ 112 インターフェイス 113 画像メモリ 120 CPU 121 シリアルインターフェイス 122 本体側メモリ(記憶素子) 123 入出力ポート 510 現像ローラ(現像剤担持ローラ) 512 ギャップローラ(当接部材) 520 上シール(シール部材) 525 端部シール(シール部材) 522 シール支持板金 524 シール付勢部材 530 第1収容部 535 第2収容部 540 収容容器 541 前面壁 541a 開口 541b 凹面受け部 542 上面壁 542a 前側傾斜部 543 後面壁 544 下面壁 545 左端面壁 546 右端面壁 547 規制壁 550 トナー供給ローラ(現像剤供給部材) 560 規制ブレード(層厚規制部材、シール部材) 560a ゴム部 560b ゴム支持部 562 ブレード支持板金 570 ブレード裏部材 580 通気孔 582 矩形貫通孔(貫通孔) 584 フィルタ部材 1000 コンピュータシステム 1002 コンピュータ本体 1104 表示装置 1106 プリンタ 1108 入力装置 1108A キーボード 1108B マウス 1110 読取装置 1110A フレキシブルディスクドライブ装置 1110B CD−ROMドライブ装置 1202 内部メモリ 1204 ハードディスクドライブユニット T トナー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容し一部に開口が形成された
    収容容器と、前記開口に周面を臨ませて回転軸中心に回
    転可能に設けられた現像剤担持ローラと、該現像剤担持
    ローラと前記開口との隙間に設けられて現像剤の漏れを
    防止するシール部材と、を有する現像装置において、 前記収容容器の前記回転軸に沿った壁には、該収容容器
    の内外への空気の通過を許容しつつ現像剤の通過を規制
    する通気孔が設けられていることを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の現像装置において、 前記通気孔は、前記回転軸方向における前記壁の両端部
    にそれぞれ設けられていることを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の現像装置において、 前記壁は曲面を有し、該曲面に前記通気孔が形成される
    ことを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の現像装置において、 前記現像装置は移動手段に保持されて、感光体に対向し
    該感光体に形成された潜像を現像可能な現像位置に移動
    し、該現像装置は、前記現像位置にて感光体と当接して
    位置決めをするための当接部材を備え、 前記通気孔は、前記壁における前記当接部材近傍に設け
    られることを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の現像装置において、 前記当接部材は、前記現像剤担持ローラの両端に同軸に
    設けられたローラであることを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5のいずれかに記載
    の現像装置において、 前記通気孔は、前記現像位置において現像剤よりも上方
    に位置する壁に設けられることを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の現像
    装置において、 前記通気孔は、前記壁に形成された貫通孔と、この貫通
    孔を覆って該貫通孔の全周に亘って貼着されたフィルタ
    部材とから構成され、 該フィルタ部材には、空気の通過を許容しつつ現像剤の
    通過を規制する孔が形成されていることを特徴とする現
    像装置。
  8. 【請求項8】 現像剤を収容し一部に開口が形成された
    収容容器と、前記開口に周面を臨ませて回転軸中心に回
    転可能に設けられた現像剤担持ローラと、該現像剤担持
    ローラと前記開口との隙間に設けられて現像剤の漏れを
    防止するシール部材と、を有する現像装置において、 前記現像装置は移動手段に保持されて、感光体に対向し
    該感光体に形成された潜像を現像可能な現像位置に移動
    し、該現像装置の現像剤担持ローラの両端には、 前記
    現像位置にて感光体と当接して位置決めをするためのロ
    ーラを同軸に備え、 前記収容容器の前記回転軸に沿った壁のうちで、前記現
    像位置において現像剤よりも上方に位置する壁の両端部
    の前記ローラ近傍部分は、それぞれ曲面を有し、該曲面
    には通気孔が形成され、 該通気孔は、前記壁に形成された貫通孔と、該貫通孔を
    覆って該貫通孔の全周に亘って貼着されたフィルタ部材
    とから構成され、該フィルタ部材には、空気の通過を許
    容しつつ現像剤の通過を規制する孔が形成されているこ
    とを特徴とする現像装置。
  9. 【請求項9】 現像剤を収容し一部に開口が形成された
    収容容器と、前記開口に周面を臨ませて回転軸中心に回
    転可能に設けられた現像剤担持ローラと、該現像剤担持
    ローラと前記開口との隙間に設けられて現像剤の漏れを
    防止するシール部材と、を有する現像装置を備えた画像
    形成装置において、 前記収容容器の前記回転軸に沿った壁には、該収容容器
    の内外への空気の通過を許容しつつ現像剤の通過を規制
    する通気孔が設けられていることを特徴とする画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】 コンピュータ本体、及びコンピュータ
    本体に接続可能な画像形成装置を具備したコンピュータ
    システムにおいて、 前記画像形成装置は、現像剤を収容し一部に開口が形成
    された収容容器と、前記開口に周面を臨ませて回転軸中
    心に回転可能に設けられた現像剤担持ローラと、該現像
    剤担持ローラと前記開口との隙間に設けられて現像剤の
    漏れを防止するシール部材と、を有する現像装置を備
    え、 前記収容容器の前記回転軸に沿った壁には、該収容容器
    の内外への空気の通過を許容しつつ現像剤の通過を規制
    する通気孔が設けられることを特徴とするコンピュータ
    システム。
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