JP3772857B2 - 画像形成装置、画像形成システム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP3772857B2
JP3772857B2 JP2003166318A JP2003166318A JP3772857B2 JP 3772857 B2 JP3772857 B2 JP 3772857B2 JP 2003166318 A JP2003166318 A JP 2003166318A JP 2003166318 A JP2003166318 A JP 2003166318A JP 3772857 B2 JP3772857 B2 JP 3772857B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
developer container
image forming
forming apparatus
developer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003166318A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005003864A (ja
Inventor
健 吉塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003166318A priority Critical patent/JP3772857B2/ja
Publication of JP2005003864A publication Critical patent/JP2005003864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3772857B2 publication Critical patent/JP3772857B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Color Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置、及び、画像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の画像形成装置としては、例えば、現像剤を収容するための現像剤収容体の一例としての現像ユニットが着脱可能な複数の着脱部と、潜像を担持するための像担持体と、を有し、着脱部に装着された現像ユニットに収容された現像剤、により像担持体上に担持された潜像を現像して、画像を形成する画像形成装置等が知られている。これらの画像形成装置は、コンピュータなどの外部装置から画像信号が送信されると、現像ユニットを移動させることによって、現像ユニットを像担持体と対向する現像位置に位置決めする。そして、像担持体上に形成された潜像を現像して現像剤像を形成し、一旦、中間転写体上に転写する。このとき、複数の現像ユニットを順次切り替えながら、同様に現像、転写を繰り返し複数のトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−333756号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
カラー画像形成装置に、例えばブラック色の現像剤を収容したブラック現像剤収容体のみを装着することによって、モノクロ画像形成装置として使用したい場合がある。かかる要望を実現するために、以下の画像形成装置が有効である。
この画像形成装置は、潜像を担持するための像担持体と、現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な着脱部を複数備えて回転可能な回転体と、を有する。そして、画像形成の実行を待機しているときには、前記回転体がホームポジションに位置する。画像形成を実行するときには、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された状態にて、前記現像剤収容体を像担持体に対向する現像位置に位置させて、前記現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像可能である。前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体が取り外されるときには、前記回転体が取り外しポジションに位置する。このような画像形成装置では、現像位置において潜像の現像が実行された後、前記回転体は前記ホームポジションに位置する。
【0005】
ところで、ユーザが一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体を取り外す時がある。例えば、画像形成装置がモノクロ画像形成装置として使用される場合、一の着脱部に装着された現像剤収容体は、現像剤収容体に収容された現像剤が少なくなると、取り外される機会が多い。そのため、一の着脱部に装着された現像剤収容体は、すぐに取り出されることが望ましい。
しかし、上記の画像形成装置においては、ユーザが一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体を取り外すときに、回転体をホームポジションから取り外しポジションに回転させなければならない。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の取り外しに要する時間を短縮することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための主たる発明は、潜像を担持するための像担持体と、現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な着脱部を複数備えて回転可能な回転体と、を有し、画像形成の実行を待機しているときには、前記回転体がホームポジションに位置し、画像形成を実行するときには、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された状態にて、前記現像剤収容体を像担持体に対向する現像位置に位置させて、前記現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像可能であり、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体が取り外されるときには、前記回転体が取り外しポジションに位置する画像形成装置において、前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、前記回転体が前記取り外しポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、が同じであることを特徴とする画像形成装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【0008】
【発明の実施の形態】
===開示の概要===
本明細書及び添付図面の記載により少なくとも次のことが明らかにされる。
潜像を担持するための像担持体と、現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な着脱部を複数備えて回転可能な回転体と、を有し、画像形成の実行を待機しているときには、前記回転体がホームポジションに位置し、画像形成を実行するときには、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された状態にて、前記現像剤収容体を像担持体に対向する現像位置に位置させて、前記現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像可能であり、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体が取り外されるときには、前記回転体が取り外しポジションに位置する画像形成装置において、前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、前記回転体が前記取り外しポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、が同じであることを特徴とする画像形成装置。
【0009】
かかる画像形成装置によれば、前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、前記回転体が前記取り外しポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、が同じであるから、前記回転体がホームポジションに位置した状態にて、ユーザが前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体を取り外すことができる。
【0010】
また、かかる画像形成装置において、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体は、該現像剤収容体に関する情報を記憶するための記憶素子を有し、該現像剤収容体が取り外される前に、前記記憶素子と通信することとしてもよい。
【0011】
かかる画像形成装置によれば、該現像剤収容体が取り外される前に前記記憶素子と通信するから、画像形成装置が取り外される現像剤収容体に関する情報を記憶できる。
【0012】
また、かかる画像形成装置において、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体が前記現像位置に位置するときは、前記回転体が対向ポジションに位置し、前記記憶素子との通信は、前記回転体が前記対向ポジションから前記ホームポジションに移動する際に行われることとしてもよい。
かかる画像形成装置によれば、前記記憶素子との通信は、前記回転体が対向ポジションからホームポジションに移動する際に行われるから、現像剤収容体が取り外される前に、現像が実行された後の現像剤収容体に関する情報を記憶できる。
【0013】
また、かかる画像形成装置において、前記記憶素子との通信は、前記回転体が前記対向ポジションから前記ホームポジションに移動する毎に行われることとしてもよい。
かかる画像形成装置によれば、前記記憶素子との通信は、前記回転体が対向ポジションからホームポジションに移動する毎に行われるから、任意のタイミングに現像剤収容体が取り外されたとしても、画像形成装置は現像剤収容体に関する最新の情報を記憶できる。
【0014】
また、かかる画像形成装置において、前記記憶素子と通信するときには、前記回転体が通信ポジションに位置し、前記回転体の回転方向において、前記回転体が前記通信ポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置は、前記回転体が前記対向ポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、の間にあることとしてもよい。
かかる画像形成装置によれば、前記回転体の回転方向において、前記回転体が前記通信ポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置は、前記回転体が前記対向ポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、の間にあるから、現像剤収容体が取り外される前に、現像が実行された後の現像剤収容体に関する情報を早く記憶できる。
【0015】
また、かかる画像形成装置において、前記記憶素子との通信は、前記通信ポジションにて前記回転体を停止して、行われることとしてもよい。
かかる画像形成装置によれば、前記記憶素子との通信は、前記通信ポジションにて前記回転体を停止して行われるから、確実に記憶素子と通信することができる。
【0016】
また、かかる画像形成装置において、前記記憶素子と通信するときには、前記回転体が通信ポジションに位置し、前記回転体が前記通信ポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置は、前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、同じであることとしてもよい。
かかる画像形成装置によれば、前記回転体が前記通信ポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置は、前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と同じであるから、ホームポジションにおいて記憶素子と通信することができる。
【0017】
また、かかる画像形成装置において、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の現像剤は、ブラック色の現像剤であることとしてもよい。
単色で現像する場合は、ブラック色であることが多いので、単色の現像剤がブラック色の現像剤であるときには、本発明の目的がより有効に達成される。
【0018】
さらに、潜像を担持するための像担持体と、現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な着脱部を複数備えて回転可能な回転体と、を有し、画像形成の実行を待機しているときには、前記回転体がホームポジションに位置し、画像形成を実行するときには、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された状態にて、前記現像剤収容体を像担持体に対向する現像位置に位置させて、前記現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像可能であり、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体が取り外されるときには、前記回転体が取り外しポジションに位置する画像形成装置において、
前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、前記回転体が前記取り外しポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、が同じであり、
前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体は、該現像剤収容体に関する情報を記憶するための記憶素子を有し、該現像剤収容体が取り外される前に、前記記憶素子と通信し、
前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体が前記現像位置に位置するときは、前記回転体が対向ポジションに位置し、前記記憶素子との通信は、前記回転体が前記対向ポジションから前記ホームポジションに移動する際に行われ、
前記記憶素子と通信するときには、前記回転体が通信ポジションに位置し、前記回転体の回転方向において、前記回転体が前記通信ポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置は、前記回転体が対向ポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、の間にあり、
前記記憶素子との通信は、前記通信ポジションにて前記回転体を停止して、行われ、
前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の現像剤は、ブラック色の現像剤であることを特徴とする画像形成装置も実現可能である。
【0019】
さらに、コンピュータ、及び、このコンピュータ本体に接続可能な画像形成装置であって、潜像を担持するための像担持体と、現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な着脱部を複数備えて回転可能な回転体と、を有し、画像形成の実行を待機しているときには、前記回転体がホームポジションに位置し、画像形成を実行するときには、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された状態にて、前記現像剤収容体を像担持体に対向する現像位置に位置させて、前記現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像可能であり、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体が取り外されるときには、前記回転体が取り外しポジションに位置する画像形成システムにおいて、
前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、前記回転体が前記取り外しポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、が同じであることを特徴とする画像形成システムも実現可能である。
【0020】
===画像形成装置の概要===
まず、図1を用いて、カラーレーザビームプリンタ(以下、プリンタともいう)10を例にとって、画像形成装置の概要について説明する。図1は、プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。なお、図1には、矢印にて上下方向を示しており、例えば、給紙トレイ92は、プリンタ10の下部に配置されており、定着ユニット90は、プリンタ10の上部に配置されている。
【0021】
プリンタ10は、図1に示すように、潜像を担持するための像担持体の一例としての感光体20の回転方向に沿って、帯電ユニット30、露光ユニット40、回転可能な回転体50、一次転写ユニット60、中間転写体70、クリーニングユニット75を有し、さらに、二次転写ユニット80、定着ユニット90、ユーザへの報知手段をなし液晶パネルでなる表示ユニット95、及び、これらのユニット等を制御しプリンタとしての動作を司る制御ユニットを有している。
【0022】
感光体20は、円筒状の導電性基材とその外周面に形成された感光層を有し、中心軸を中心に回転可能であり、図1中の矢印で示すように時計回りに回転する。
帯電ユニット30は、感光体20を帯電するための装置であり、露光ユニット40は、レーザを照射することによって帯電された感光体20上に潜像を形成する装置である。この露光ユニット40は、半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等を有しており、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の不図示のホストコンピュータから入力された画像情報に基づいて、変調されたレーザを帯電された感光体20上に照射する。
回転可能な回転体50には、現像剤収容体の一例としてのブラック現像ユニット51、マゼンタ現像ユニット52、シアン現像ユニット53、およびイエロー現像ユニット54が装着されている。感光体20上に形成された潜像は、各現像ユニットに収容された現像剤の一例としてのトナーTにより現像される。
【0023】
以上、カラー画像を形成可能なプリンタ10の概略構成について説明したが、次に、本実施の形態に係る画像形成装置の構成について説明する。
本実施の形態においては、一つの現像ユニットのみを用いて単色の画像を媒体に形成することが可能である。図2に示した例では、ブラック現像ユニット51のみが回転体50に装着されており、プリンタ10は、かかる状態で媒体にモノクロ画像を形成することができる。
【0024】
従来の画像形成装置は、いつでもカラー画像を形成できるようにしておくために、互いに異なる色のトナーを収容した複数の現像ユニットが装着されていないと画像形成ができないようになっている。これに対して、本実施の形態に係る画像形成装置は、プリンタ本体に、例えばブラック色の現像剤の一例である黒色トナーを収容したブラック現像ユニット51のみを装着することによって、モノクロプリンタとして使用できるようになっている。
【0025】
以下詳しく説明する。回転体50は、現像ユニットを着脱可能な着脱部を複数有している。本実施形態では、4つの着脱部50a、50b、50c、50dを有しており、回転軸50eを中心として回転可能となっている。また、これら4つの着脱部のうちの一つである着脱部50aに、ブラック現像ユニット51が装着されている。そして、画像形成を行う際に、回転体50は、ブラック現像ユニット51を移動させて、ブラック現像ユニット51を感光体20に対向させる。感光体20上に形成された潜像は、ブラック現像ユニット51に収容された黒色トナーTにて現像される。ブラック現像ユニット51の詳細については後述する。
【0026】
一次転写ユニット60は、感光体20に形成された単色トナー像を中間転写体70に転写するための装置である。
【0027】
この中間転写体70は、PETフィルムの表面にアルミ蒸着層を設けさらにその表層に半導電塗料を形成、積層したエンドレスのベルトであり、感光体20とほぼ同じ周速度にて回転駆動される。
二次転写ユニット80は、中間転写体70上に形成された単色トナー像を紙、フィルム、布等の媒体に転写するための装置である。
定着ユニット90は、媒体上に転写された単色トナー像を媒体に融着させて永久像とするための装置である。
クリーニングユニット75は、一次転写ユニット60と帯電ユニット30との間に設けられ、感光体20の表面に当接されたゴム製のクリーニングブレード76を有し、一次転写ユニット60によって中間転写体70上にトナー像が転写された後に、感光体20上に残存するトナーTをクリーニングブレード76により掻き落として除去するための装置である。
制御ユニット100は、図3に示すようにメインコントローラ101と、ユニットコントローラ102とで構成され、メインコントローラ101には画像信号が入力され、この画像信号に基づく指令に応じてユニットコントローラ102が前記各ユニット等を制御して画像を形成する。
【0028】
次に、このように構成されたプリンタ10の動作について、他の構成要素にも言及しつつ説明する。
まず、不図示のホストコンピュータからの画像信号がインターフェイス(I/F)112を介してプリンタ10のメインコントローラ101に入力されると、このメインコントローラ101からの指令に基づくユニットコントローラ102の制御により感光体20、現像剤担持体の一例としての現像ローラ、及び、中間転写体70が回転する。感光体20は、回転しながら、帯電位置において帯電ユニット30により順次帯電される。
【0029】
感光体20の帯電された領域は、感光体20の回転に伴って露光位置に至り、露光ユニット40によって、画像情報に応じた潜像が該領域に形成される。また、回転体50が回転することにより、黒色のトナーを収容したブラック現像ユニット51の現像ローラ510(図5)が感光体20と対向する現像位置に位置している。
【0030】
感光体20上に形成された潜像は、感光体20の回転に伴って現像可能な位置に至り、ブラック現像ユニット51によって現像される。これにより、感光体20上にトナー像が形成される。
感光体20上に形成されたトナー像は、感光体20の回転に伴って一次転写位置に至り、一次転写ユニット60によって、中間転写体70に転写される。この際、一次転写ユニット60には、トナーTの帯電極性とは逆の極性の一次転写電圧が印加される。なお、この間、感光体20と中間転写体70とは接触しており、また、二次転写ユニット80は、中間転写体70から離間している。
【0031】
中間転写体70上に形成されたトナー像は、中間転写体70の回転に伴って二次転写位置に至り、二次転写ユニット80によって媒体に転写される。なお、媒体は、給紙トレイ92から、給紙ローラ94、レジローラ96を介して二次転写ユニット80へ搬送される。また、転写動作を行う際、二次転写ユニット80は中間転写体70に押圧されるとともに二次転写電圧が印加される。
【0032】
媒体に転写されたトナー像は、定着ユニット90によって加熱加圧されて媒体に融着される。
一方、感光体20は一次転写位置を経過した後に、クリーニングユニット75に支持されたクリーニングブレード76によって、その表面に付着しているトナーTが掻き落とされ、次の潜像を形成するための帯電に備える。掻き落とされたトナーTは、クリーニングユニット75が備える残存トナー回収部に回収される。
【0033】
===ブラック現像ユニットの概要===
次に、図4及び図5を用いて、ブラック現像ユニットの構成例について説明する。ここでは、ブラック現像ユニットのみを装着してモノクロプリンタとして使用する際に用いるブラック現像ユニットを例に説明するが、カラープリンタとして使用する際に用いる、シアン、マゼンタ、イエローのトナーを収容する現像装置においても構成は同じである。
【0034】
図4は、ブラック現像ユニットの概念図であり、図5はブラック現像ユニットの主要構成要素を示した断面図である。なお、図5に示す断面図は、図4に示す長手方向に垂直な面でブラック現像ユニットを切り取った断面を表したものである。また、図5においては、図1同様、矢印にて上下方向を示しており、例えば、現像ローラ510の中心軸は、感光体20の中心軸よりも下方にある。また、図5では、ブラック現像ユニット51が、感光体20と対向する現像位置に位置している状態にて示されている。
【0035】
ブラック現像ユニット51は、現像ローラ510、シール部材520、現像剤収容部としてのトナー収容部530、ハウジング540、現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ550、規制ブレード560等を有している。
【0036】
現像ローラ510は、トナーTを担持して感光体20と対向する現像位置に搬送する。この現像ローラ510は、金属製であり、5056アルミ合金や6063アルミ合金等のアルミ合金、STKM等の鉄合金等により製造されており、必要に応じて、ニッケルメッキ、クロムメッキ等が施されている。また、現像ローラ510は、図4に示すとおり、その長手方向両端部で支持されており、中心軸を中心として回転可能である。図5に示すように、現像ローラ510は、感光体20の回転方向(図5において時計方向)と逆の方向(図5において反時計方向)に回転する。その中心軸は、感光体20の中心軸よりも下方にある。また、図5に示すように、ブラック現像ユニット54が感光体20と対向している状態では、現像ローラ510と感光体20との間には空隙が存在する。すなわち、ブラック現像ユニット54は、感光体20上に形成された潜像を非接触状態で現像する。なお、感光体20上に形成された潜像を現像する際には、現像ローラ510と感光体20との間に交番電界が形成される。
【0037】
シール部材520は、ブラック現像ユニット54内のトナーTが器外に漏れることを防止するとともに、現像位置を通過した現像ローラ510上のトナーTを、掻き落とすことなく現像器内に回収する。このシール部材520は、ポリエチレンフィルム等からなるシールである。シール部材520は、シール支持板金522によって支持されており、シール支持板金522を介してハウジング540に取り付けられている。また、シール部材520の現像ローラ510側とは逆側には、モルトプレーン等からなるシール付勢部材524が設けられており、シール部材520は、シール付勢部材524の弾性力によって、現像ローラ510に押しつけられている。なお、シール部材520が現像ローラ510に当接する当接位置は、現像ローラ510の中心軸よりも上方である。
【0038】
ハウジング540は、一体成型された複数のハウジング部、すなわち、上ハウジング部542と下ハウジング部544、とを溶着して製造されたものであり、その内部は、内壁から内方へ(図5の上下方向)突出させたトナーTを仕切るための仕切り壁545により、二つのトナー収容部530、すなわち、第一トナー収容部530aと第二トナー収容部530bと、に分けられている。なお、ハウジング540は下部に開口572を有しており、この開口572には、現像ローラ510がその一部が露出した状態で配置されている。
【0039】
トナー供給ローラ550は、前述した第一トナー収容部530aに設けられ、当該第一トナー収容部530aに収容されたトナーTを現像ローラ510に供給する。このトナー供給ローラ550は、ポリウレタンフォーム等からなり、弾性変形された状態で現像ローラ510に当接している。トナー供給ローラ550は、トナー収容部530の下部に配置されており、トナー収容部530に収容されたトナーTは、該トナー収容部530の下部にてトナー供給部材530によって現像ローラ510に供給される。トナー供給ローラ550は、中心軸を中心として回転可能であり、その中心軸は、現像ローラ510の回転中心軸よりも下方にある。また、トナー供給ローラ550は、現像ローラ510の回転方向(図5において反時計方向)と逆の方向(図5において時計方向)に回転する。なお、トナー供給ローラ550は、トナー収容部530に収容されたトナーTを現像ローラ510に供給する機能を有するとともに、現像後に現像ローラ510に残存しているトナーTを、現像ローラ510から剥ぎ取る機能をも有している。
【0040】
規制ブレード560は、現像ローラ510に担持されたトナーTの層厚を規制し、また、現像ローラ510に担持されたトナーTに電荷を付与する。この規制ブレード560は、ゴム部560aと、ゴム支持部560bとを有している。ゴム部560aは、シリコンゴム、ウレタンゴム等からなり、ゴム支持部560bは、リン青銅、ステンレス等のバネ性を有する薄板である。ゴム部560aは、ゴム支持部560bに支持されており、ゴム支持部560bは、その一端部が一対のブレード支持板金562に挟まれて支持された状態で、ブレード支持板金562を介してハウジング540に取付けられている。また、規制ブレード560の現像ローラ510側とは逆側には、モルトプレーン等からなるブレード裏部材570が設けられている。
【0041】
ここで、ゴム支持部560bの撓みによる弾性力によって、ゴム部560aが現像ローラ510に押しつけられている。また、ブレード裏部材570は、ゴム支持部560bとハウジング540との間にトナーTが入り込むことを防止して、ゴム支持部560bの撓みによる弾性力を安定させるとともに、ゴム部560aの真裏からゴム部560aを現像ローラ510の方向へ付勢することによって、ゴム部560aを現像ローラ510に押しつけている。したがって、ブレード裏部材570は、ゴム部560aの現像ローラ510への均一当接性を向上させている。
【0042】
規制ブレード560の、ブレード支持板金562に支持されている側とは逆側の端、すなわち、先端は、現像ローラ510に接触しておらず、該先端から所定距離だけ離れた部分が、現像ローラ510に幅を持って接触している。すなわち、規制ブレード560は、現像ローラ510にエッジにて当接しておらず、腹当たりにて当接している。また、規制ブレード560は、その先端が現像ローラ510の回転方向の上流側に向くように配置されており、いわゆるカウンタ当接している。なお、規制ブレード560が現像ローラ510に当接する当接位置は、現像ローラ510の中心軸よりも下方であり、かつ、トナー供給ローラ550の中心軸よりも下方である。
【0043】
このように構成されたブラック現像ユニット51において、トナー供給ローラ550がトナー収容部530に収容されているトナーTを現像ローラ510に供給する。現像ローラ510に供給されたトナーTは、現像ローラ510の回転に伴って、規制ブレード560の当接位置に至り、該当接位置を通過する際に、層厚が規制されるとともに、電荷が付与される。層厚が規制された現像ローラ510上のトナーTは、現像ローラ510のさらなる回転によって、感光体20に対向する現像位置に至り、該現像位置にて交番電界下で感光体20上に形成された潜像の現像に供される。現像ローラ510のさらなる回転によって現像位置を通過した現像ローラ510上のトナーTは、シール部材520を通過して、シール部材520によって掻き落とされることなく現像ユニット内に回収される。さらに、未だ現像ローラ510に残存しているトナーTは、前記トナー供給ローラ550によって剥ぎ取られうる。
【0044】
===制御ユニットの概要===
次に、制御ユニット100の構成について図3を参照しつつ説明する。制御ユニット100は、メインコントローラ101とユニットコントローラ102とを有している。
メインコントローラ101は、CPU111と、不図示のコンピュータと接続するためのインターフェイス112と、コンピュータから入力された画像信号を記憶するための画像メモリ113と、電気的に書き換え可能なEEPROM114a、RAM114b、各種制御用のプログラムを備えたプログラムROM等からなるメインコントローラ側メモリ114と、を備えている。
メインコントローラ101のCPU111は、インターフェイスを介して入力される画像データの画像メモリ113への読み込み及び読み出しの制御とともに、コンピュータから入力された制御信号に基づいてユニットコントローラ102のCPU120と同期させて装置全体の制御を司っている。
【0045】
また、EEPROM114aには、プリンタ10がカラープリンタとして使用されるか、モノクロプリンタとして使用されるかを示す機種情報が格納されている。CPU111は、前述した4つの着脱部のどこに現像ユニットが装着されているかを示す現像ユニットの装着情報を、所定のタイミングでユニットコントローラ102から受信する。そして、当該装着情報に基づいて、EEPROM114a内の前記機種情報を必要に応じて書き換える。なお、機種情報は、EEPROM114a内に1ビットの情報として書き込まれており、その値が0のときはカラープリンタを、その値が1のときはモノクロプリンタを示す。そして、プリンタ10に電力が供給された場合、メインコントローラ101は、この電力の供給を感知して、EEPROM114aからRAM114bへ機種情報をロードする。なお、EEPROM114aの機種情報は、プリンタ10に電力が供給されない場合でも、記憶されている。
【0046】
ユニットコントローラ102は、CPU120と、電気的に書き換え可能なEEPROM116a、RAM、各種制御用のプログラムを備えたプログラムROM等からなるユニットコントローラ側メモリ116と、装置本体の各ユニット(帯電ユニット30、露光ユニット40、一次転写ユニット60、クリーニングユニット75、二次転写ユニット80、定着ユニット90、表示ユニット95)及び回転体50を駆動制御するための各駆動制御回路等を有している。
【0047】
ユニットコントローラ102のCPU120は、各駆動制御回路と電気的に接続され、メインコントローラ101のCPU111からの制御信号に基づいて各駆動制御回路を制御する。すなわち、各ユニットが備えるセンサ等からの信号を受信することによって、各ユニット及び回転体50の状態を検出しつつ、メインコントローラ101から入力される信号に基づいて、各ユニット及び回転体50を制御する。
【0048】
EEPROM116aには、前述した4つの着脱部のどこに現像ユニットが装着されているかを示す現像ユニットの装着情報が格納されている。CPU120は、現像ユニットの着脱後に、着脱された当該現像ユニットに対応した着脱部に現像ユニットが装着されているかどうかを判定する。そして、判定された結果に基づいて、EEPROM116a内の前記装着情報を必要に応じて書き換える。なお、装着情報は、EEPROM114a内に、着脱部毎に1ビットの情報、すなわち、計4ビットの情報、として書き込まれており、その値が0のときは現像ユニットが装着されていないことを、その値が1のときは現像ユニットが装着されていることを示す。
【0049】
また、ユニットコントローラ102が備えるCPU120は、シリアルインターフェース(I/F)121を介して、シリアルEEPROM等の不揮発性記憶素子(以下、本体側メモリとする)122に接続されている。この本体側メモリ122には、装置制御のために必要となるデータが記憶されている。
【0050】
またCPU120には、本体側メモリ122のみならず、各現像ユニット51、52、53、54に設けられた記憶素子の一例である現像ユニット側メモリ51a、52a、53a、54aにもシリアルインターフェース121を介して接続されており、本体側メモリ122及び現像ユニット側メモリ51a、52a、53a、54aとの間でデータ転送可能となるとともに、入出力ポート123を介して各現像ユニット側メモリ51a、52a、53a、54aにチップセレクト信号CSを入力可能となっている。さらに、このCPU120は入出力ポート123を介してHP検出部31とも接続されている。
【0051】
===参考例における回転体の位置===
次に、回転体50の位置について説明する。なお、以下では、参考例における回転体50の位置と、本発明における回転体50の位置とに分けて説明する。まず、参考例における回転体50の位置について説明する。
【0052】
回転体50は、その中心に位置する回転軸50e(図6A参照)を有し、この回転軸50eが、プリンタ10の筐体をなす2枚のフレーム側板(図示せず)の間に架け渡されて、その両端部が支持されている。回転体50は、現像ユニットを回転軸50eを中心として着脱自在に保持するための4つの着脱部50a、50b、50c、50dを周方向に90°間隔で備えている。本実施の形態では、図2に示すように、着脱部50aにブラック現像ユニット51だけが装着されており、プリンタ10を上述したようにモノクロプリンタとして使用する構成とされている。
回転軸50eには不図示のパルスモータがクラッチを介して接続されており、このパルスモータを駆動することにより回転体50を一方向に回転させて、回転体50を所定の位置に位置決めできるようになっている。
【0053】
最初に、参考例における回転体50の所定の位置である、ホームポジション、対向ポジション、通信ポジション、取り外しポジションについて説明する。
「ホームポジション」
まず、参考例における回転体50のホームポジションについて説明する。図6Aは、参考例における回転体50のホームポジションを示した図である。回転体50がホームポジションに位置するときには、ブラック現像ユニット51は、図6Aに示すように、鉛直下方向(図6A参照)において回転軸50eより下側に位置している。なお、参考例における回転体50は、図6Aに示すように、反時計方向に回転する。
【0054】
回転体50の回転軸50eの一方端側には、回転体50のホームポジションを検出するためのHP検出部31(図3)が設けられている。このHP検出部は、回転軸50eの一方端に固着され、所定の位置にスリットが設けられた信号生成用の円盤と、発光部、受光部を備えたフォト・インタラプター等からなるHPセンサとで構成されている。
【0055】
円盤の周縁部は、HPセンサの発光部と受光部との間に位置し、発光部が発した光を遮るように配置されている。回転体50とともに円盤が回転し、円盤に設けられたスリット発光部と受光部との間に到達するとHPセンサからの出力信号が「L」から「H」に変化し、回転体50が停止する。この停止位置が回転体50のホームポジションとなる。そして、このホームポジションを基準とし、パルスモータに入力するパルス数に基づいて、回転体50を、対向ポジション、通信ポジション、取り外しポジションに回転させることができる。
【0056】
「対向ポジション」
次に、参考例における回転体50の対向ポジションについて説明する。図6Bは、参考例における回転体50の対向ポジションを示した図である。図6Aに示すホームポジションに位置していた回転体50は、パルスモータが所定のパルス数分だけ駆動することにより、図6Bに示す対向ポジションまで回転する。
【0057】
図6Bに示すように、回転体50が対向ポジションに位置するときには、ブラック現像ユニット51は、ブラック現像ユニット51の現像ローラ510が感光体20と対向する現像位置に位置する。これにより、プリンタ10は、感光体20上の潜像を現像できる。なお、現像が終了すると、図6Bに示す対向ポジションに位置していた回転体50は、パルスモータが所定のパルス数分だけ駆動することにより、図6Aに示すホームポジションまで回転する。
【0058】
このように、回転体50は、現像を実行する際には、図6Aに示すホームポジションから図6Bに示す対向ポジションに回転し、その後現像の実行が終了されると、図6Bに示す対向ポジションから図6Aに示すホームポジションに回転する。
【0059】
「通信ポジション」
次に、参考例における回転体50の通信ポジションについて説明する。図6Cは、参考例における回転体50の通信ポジションを示した図である。図6Aに示すホームポジションに位置していた回転体50は、パルスモータが所定のパルス数分だけ駆動することにより、図6Cに示す通信ポジションまで回転する。なお、回転体50が通信ポジションに位置するのは、回転体50がホームポジションから取り外しポジションまで回転するときである。
【0060】
図6Cに示す回転体50の通信ポジションは、図6Bに示す回転体50の対向ポジションに対し、回転体50を270度回転させたときの位置である。
【0061】
そして、回転体50が図6Cに示す通信ポジションに位置しているときには、ブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bと、プリンタ10本体側に設けられた装置本体側コネクタ34とが対向し、これらのコネクタを互いに当接または離間させることが可能である。
【0062】
図7Aと図7Bを用いて、さらに説明する。図7Aは、ブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bと装置本体側コネクタ34との離間位置を示した図である。図7Bは、ブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bと装置本体側コネクタ34との当接位置を示した図である。
【0063】
装置本体側コネクタ34は、ブラック現像ユニット51に対して接離移動可能に構成されており、必要に応じてブラック現像ユニット51に近づく方向(図7Bに示される矢印の方向)に移動する。これによって、図7Bに示されるように、装置本体側コネクタ34は、ブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bに当接し、ブラック現像ユニット51に取り付けられた現像ユニット側メモリ51aが制御ユニット100のユニットコントローラ102と電気的に接続され、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間で通信が行われる。
【0064】
また、逆に、図7Bに示される装置本体側コネクタ34とブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bが当接している状態から、装置本体側コネクタ34が、ブラック現像ユニット51から遠ざかる方向(図7Bに示される矢印の方向と逆方向)に移動する。これによって、図7Aに示されるように、装置本体側コネクタ34は、ブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bから離間する。
【0065】
なお、装置本体側コネクタ34の移動は、例えば、パルスモータと当該パルスモータに接続される複数のギアと当該ギアに接続される偏心カムにより構成される不図示の機構により実現される。すなわち、所定のパルス数分だけ、前記パルスモータを回転させると、上記機構は、所定の離間位置から前記パルス数に対応した距離分共通コネクタ34を移動させ、当該共通コネクタ34を所定の当接位置に位置決めさせる。逆に、所定のパルス数分だけ、前記パルスモータを逆回転させると、上記機構は、所定の当接位置から前記パルス数に対応した距離分共通コネクタ34を移動させ、当該共通コネクタ34を所定の離間位置に位置決めさせる。
【0066】
「取り外しポジション」
次に、参考例における回転体50の取り外しポジションについて説明する。図6Dは、参考例における回転体50の取り外しポジションを示した図である。図6Cに示す通信ポジションに位置していた回転体50は、パルスモータが所定のパルス数分だけ駆動することにより、図6Dに示す取り外しポジションまで回転する。
【0067】
回転体50が図6Dに示す取り外しポジションに位置すると、ユーザは、プリンタ10の筐体をなす2枚のフレーム側板の一方に設けられた着脱専用口37(図6D参照)を通して、ブラック現像ユニット51を回転軸50eに沿う方向に引き出すことができる。この着脱専用口37は、ブラック現像ユニット51を装着し、または取り外しするために、現像ユニットの外形より僅かに大きく形成されている。また、回転体50が図6Dに示す取り外しポジション以外の位置に位置しているときは、ブラック現像ユニット51の装着及び取り外しはフレーム側板によって規制されている。
【0068】
このように、ユーザがブラック現像ユニット51を取り外すためには、回転体50を図6Aに示すホームポジションから図6Dに示す取り外しポジションまで回転させなければならない。そして、回転体50がホームポジションから取り外しポジションに回転する途中の図6Cに示す通信ポジションにて、プリンタ10は現像ユニット側メモリ51aと通信を行う。そのため、ユーザが実際にブラック現像ユニット51を取り出すまでに時間が掛かってしまう。
【0069】
「画像形成装置の動作」
続いて、参考例におけるプリンタ10の動作について説明する。図11は、画像形成を開始してから、ブラック現像ユニット51が取り外されるまでのプリンタ10の動作を説明するためのフローチャートである。
以下に説明されるプリンタ10の各種動作は、主として、プリンタ10内のユニットコントローラ102により実現される。特に、本実施の形態においては、ROMに格納されたプログラムをCPU120が処理することにより実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
【0070】
このフローチャートは、プリンタ10の電源が既にONされており、画像形成の実行を待機している状態から始まる(ステップs300)。この時の回転体50の待機位置は、図6Aに示すホームポジションである。
かかる待機状態で、不図示のホストコンピュータから画像信号及び媒体にモノクロ画像を形成する旨の指令が、インターフェイス(I/F)112を介してプリンタ10のメインコントローラ101に入力される(ステップs302)。
そして、プリンタ10は、メインコントローラ101からの指令に基づいてユニットコントローラ102を制御して、回転体50を図6Aに示すホームポジションから図6Bに示す対向ポジションまで回転させる(ステップs304)。回転体50が図6Bに示す対向ポジションに位置すると、ブラック現像ユニット51は、ブラック現像ユニット51の現像ローラ510と、感光体20とが対向する現像位置に位置する。
【0071】
図6Bに示すように、ブラック現像ユニット51が現像位置に位置している状態にて、プリンタ10は、ブラック現像ユニット51に収容されている黒色トナーにより、感光体20上の潜像を現像する(ステップs306)。
感光体20上の潜像の現像が終了すると、プリンタ10は、メインコントローラ101からの指令に基づいてユニットコントローラ102を制御して、回転体50を図6Bに示す対向ポジションから図6Aに示すホームポジションまで回転させる(ステップs308)。
【0072】
そして、ユーザがブラック現像ユニット51を取り外す場合(ステップs310:Yes)、ユーザが不図示の現像ユニット取り外し用のボタンを操作する。すると、プリンタ10は、メインコントローラ101からの指令に基づいてユニットコントローラ102を制御して、回転体50を図6Aに示すホームポジションから図6Cに示す通信ポジションまで回転させる(ステップs312)。一方、ユーザがブラック現像ユニット51を取り外さない場合(ステップs310:No)、プリンタ10は、画像形成の実行を待機する(ステップs300)。
【0073】
回転体50が図6Cに示す通信ポジションに位置している状態で、ユニットコントローラ102は、装置本体側コネクタ34を図7Bに示すように移動させて、装置本体側コネクタ34とブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bとを当接させる。かかる当接状態にて、ブラック現像ユニット51に取り付けられた現像ユニット側メモリ51aが制御ユニット100のユニットコントローラ102と電気的に接続され、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間で通信が行われる(ステップs314)。
【0074】
現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間での通信が終了すると、プリンタ10は、メインコントローラ101からの指令に基づいてユニットコントローラ102を制御して、回転体50を図6Cに示す通信ポジションから図6Dに示す取り外しポジションまで回転させる(ステップs316)。
回転体50が図6Dに示す取り外しポジションに位置した状態にて、ユーザは、プリンタ10の外装カバーを開き、着脱専用口37の奥に配置されているブラック現像ユニット51を、着脱専用口37を通して回転体50の着脱部から取り外す(ステップs318)。
【0075】
===本発明における回転体の位置===
続いて、本発明における回転体50の位置について説明する。以下では、本発明における回転体50の所定の位置である、ホームポジション、対向ポジション、通信ポジション、取り外しポジションについて説明する。
【0076】
「ホームポジション」
まず、本発明における回転体50のホームポジションについて説明する。図8Aは、本発明における回転体50のホームポジションを示した図である。なお、本発明における回転体50は、図8Aに示すように、反時計方向に回転する。
回転体50がホームポジションに位置するときには、ブラック現像ユニット51は、図8Aに示すように、鉛直下方向において回転軸50eの下側に位置している。なお、回転体50が図8Aに示すホームポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置は、参考例における回転体50がホームポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置(図6A参照)と異なる。
【0077】
「対向ポジション」
次に、本発明における回転体50の対向ポジションについて説明する。図8Bは、本発明における回転体50の対向ポジションを示した図である。図8Aに示すホームポジションに位置していた回転体50は、パルスモータが所定のパルス数分だけ駆動することにより、図8Bに示す対向ポジションまで回転する。
図8Bに示すように、回転体50が対向ポジションに位置するときには、ブラック現像ユニット51は、ブラック現像ユニット51の現像ローラ510が感光体20と対向する現像位置に位置する。なお、回転体50が図8Bに示す対向ポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置は、参考例における回転体50が対向ポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置(図6A参照)と同じである。
【0078】
「通信ポジション」
次に、本発明における回転体50の通信ポジションについて説明する。図8Cは、本発明における回転体50の通信ポジションを示した図である。図8Bに示す対向ポジションに位置していた回転体50は、パルスモータが所定のパルス数分だけ駆動することにより、図8Cに示す通信ポジションまで回転する。
図8Cに示す回転体50の通信ポジションは、図8Bに示す回転体50の対向ポジションに対し、回転体50を180度回転させたときの位置である。
そして、回転体50が図8Cに示す通信ポジションに位置しているときに、図7Bに示されるように、装置本体側コネクタ34は、ブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bに当接し、ブラック現像ユニット51に取り付けられた現像ユニット側メモリ51aが制御ユニット100のユニットコントローラ102と電気的に接続され、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間で通信が行われる。
【0079】
「取り外しポジション」
次に、本発明における回転体50の取り外しポジションについて説明する。図8Dは、本発明における回転体50の取り外しポジションを示した図である。図8Cに示す通信ポジションに位置していた回転体50は、パルスモータが所定のパルス数分だけ駆動することにより、図8Dに示す取り外しポジションまで回転する。
図8Dに示すように、回転体50が取り外しポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置は、回転体50が図8Aに示すホームポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置と同じである。つまり、本発明にかかるプリンタ10において、回転体50が図8D(図8A)に示すホームポジションに位置するときに、ブラック現像ユニット51の取り外しが可能となっている。これにより、回転体50のホームポジションが、回転体50の取り外しポジションを兼ねることになる。
【0080】
ここで、図8A〜図8Dを見れば分かるように、回転体50の回転方向において、回転体50が図8Cに示す通信ポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置は、回転体50が図8Bに示す対向ポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置と、回転体50が図8Dに示すホームポジション(取り外しポジション)に位置するときのブラック現像ユニット51の位置と、の間に位置している。これにより、ブラック現像ユニット51が取り外される前に、現像が実行された後のブラック現像ユニット51に関する情報を早く記憶できる。
【0081】
「画像形成装置の動作」
続いて、本発明に係るプリンタ10の動作について説明する。図9は、画像形成を開始してから、ブラック現像ユニット51が取り外されるまでのプリンタ10の動作を説明するためのフローチャートである。
以下に説明されるプリンタ10の各種動作は、主として、プリンタ10内のユニットコントローラ102により実現される。特に、本実施の形態においては、ROMに格納されたプログラムをCPU120が処理することにより実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
【0082】
このフローチャートは、プリンタ10の電源が既にONされており、画像形成の実行を待機している状態から始まる(ステップs200)。この時の回転体50の待機位置は、図8Aに示すホームポジションである。
かかる待機状態で、不図示のホストコンピュータから画像信号及び媒体にモノクロ画像を形成する旨の指令が、インターフェイス(I/F)112を介してプリンタ10のメインコントローラ101に入力される(ステップs202)。
そして、プリンタ10は、メインコントローラ101からの指令に基づいてユニットコントローラ102を制御して、回転体50を図8Aに示すホームポジションから図8Bに示す対向ポジションまで回転させる(ステップs204)。回転体50が図8Bに示す対向ポジションに位置すると、ブラック現像ユニット51は、ブラック現像ユニット51の現像ローラ510と、感光体20とが対向する現像位置に位置する。
【0083】
図8Bに示すように、ブラック現像ユニット51が現像位置に位置している状態にて、プリンタ10は、ブラック現像ユニット51に収容されている黒色トナーにより、感光体20上の潜像を現像する(ステップs206)。
感光体20上の潜像の現像が終了すると、プリンタ10は、メインコントローラ101からの指令に基づいてユニットコントローラ102を制御して、回転体50を図8Bに示す対向ポジションから図8Cに示す通信ポジションまで回転させる(ステップs208)。回転体50が図8Cに示す通信ポジションに位置している状態で、ユニットコントローラ102は、装置本体側コネクタ34を図7Bに示すように移動させて、装置本体側コネクタ34とブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bとを当接させる。
かかる当接状態にて、ブラック現像ユニット51に取り付けられた現像ユニット側メモリ51aが制御ユニット100のユニットコントローラ102と電気的に接続され、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間で通信が行われる(ステップs210)。
【0084】
現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間での通信が終了すると、プリンタ10は、メインコントローラ101からの指令に基づいてユニットコントローラ102を制御して、回転体50を図8Cに示す通信ポジションから図8Dに示すホームポジション(取り外しポジション)まで回転させる(ステップs212)。
そして、ユーザがブラック現像ユニット51を取り外そうとする場合(ステップs214:Yes)、回転体50が図8D(図8A)に示すホームポジションに位置した状態にて、ユーザは、プリンタ10の外装カバーを開き、着脱専用口37の奥に配置されているブラック現像ユニット51を、着脱専用口37を通して回転体50の着脱部から取り外す(ステップs220)。一方、ユーザがブラック現像ユニット51を取り外さない場合(ステップs214:No)、プリンタ10は、メインコントローラ101からの指令に基づいてユニットコントローラ102を制御して、回転体50を図8Dに示すホームポジションに待機させる。そして、プリンタ10は、画像形成の実行を待機する(ステップs200)。
【0085】
これまで説明したように、本発明の特徴は、回転体50が図8Aに示すホームポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置と、回転体50が図8Dに示す取り外しポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置と、が同じであることである。これにより、回転体50がホームポジションに位置した状態で、ユーザはブラック現像ユニット51を取り外すことが可能である。そのため、従来行われていたような、ホームポジションから取り外しポジションまで回転体50を回転させる必要がなくなる。
【0086】
また、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信は、回転体50が図8Bに示す対向ポジションから図8Dに示すホームポジション(取り外しポジション)に回転する際に行われている。そのため、ブラック現像ユニット51が取り外される前に、現像が実行された後のブラック現像ユニット51に関する情報を記憶できる。
また、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信は、回転体50が図8Bに示す対向ポジションから図8Dに示すホームポジション(取り外しポジション)に回転する毎に行う。これにより、任意のタイミングにブラック現像ユニット51が取り外されたとしても、プリンタ10はブラック現像ユニット51に関する最新の情報を記憶できる。
また、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信は、回転体50を図8Cに示す通信ポジションに停止して、行われる。これにより、確実に現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信が行われる。
【0087】
===その他の実施形態===
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る画像形成装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
【0088】
上記実施の形態においては、画像形成装置として中間転写型のフルカラーレーザビームプリンタを例にとって説明したが、本発明は、中間転写型以外のフルカラーレーザビームプリンタ、モノクロレーザビームプリンタ、複写機、ファクシミリなど、各種の画像形成装置に適用可能である。
【0089】
また、上記実施の形態においては、像担時体である感光体は、円筒状の導電性基材の外周面に感光層を設けた構成として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ベルト状の導電性基材の表面に感光層を設けて構成した、いわゆる感光ベルトであってもよい。
【0090】
また、上記実施の形態においては、回転体50は、図8Aに示すように、反時計方向に回転することとして説明したが、回転体50が時計方向に回転してもよい。また、回転体50は、反時計方向と時計方向との双方向に回転してもよい。
【0091】
また、上記実施の形態においては、ブラック現像ユニット51が取り外される前に、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間で通信が行われることとして説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信が、行われなくてもよい。
ただし、ブラック現像ユニット51が取り外される前に現像ユニット側メモリ51aと通信すれば、プリンタ10は、取り外されるブラック現像ユニット51に関する情報を記憶できる。そのため、上記実施形態の方がより望ましい。
【0092】
また、上記実施の形態においては、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信は、回転体50が対向ポジションからホームポジションに回転する際に行われることとして説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信が、回転体50がホームポジションから対向ポジションに回転する際に行われることとしてもよい。
ただし、現像ユニット側メモリ51aと通信が、回転体50が対向ポジションからホームポジションに移動する際に行われると、ブラック現像ユニット51が取り外される前に、現像が実行された後のブラック現像ユニット51に関する情報を記憶できる。そのため、上記実施形態の方がより望ましい。
【0093】
また、上記実施の形態においては、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信は、回転体50が対向ポジションからホームポジションに回転する毎に行われることとして説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信が、回転体50が対向ポジションからホームポジションに移動する毎に行われなくてもよい。
ただし、現像ユニット側メモリ51aと通信が、回転体50が対向ポジションからホームポジションに移動する毎に行われると、任意のタイミングにブラック現像ユニット51が取り外されたとしても、プリンタ10はブラック現像ユニット51に関する最新の情報を記憶できるので、上記実施形態の方がより望ましい。
【0094】
また、上記実施の形態においては、回転体50が通信ポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置は、回転体50の回転方向において、回転体50が対向ポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置と、回転体50がホームポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置と、の間にあることとして説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、回転体50が通信ポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置が、回転体50がホームポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置と同じであるとしてもよい。
【0095】
回転体50が通信ポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置が、回転体50がホームポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置と同じであると、ホームポジションにおいて記憶素子と通信することができる。以下、これについて説明する。
回転体50が通信ポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置と、回転体50がホームポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置とが同じである場合の、回転体50のホームポジション、対向ポジション、通信ポジション、取り外しポジションについて説明する。
【0096】
図10Aは、本発明に係る回転体50がホームポジションに位置するときを示した図である。本発明における回転体50がホームポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置(図10A)は、参考例における回転体50がホームポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置(図8A)と同じ位置である。
図10Bは、本発明に係る回転体50が対向ポジションに位置するときを示した図である。回転体50が対向ポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置は、図8Bに示す回転体50が対向ポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置と同じ位置である。
【0097】
図10Cは、本発明に係る回転体50が通信ポジションに位置するときを示した図である。回転体50が通信ポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置は、図10Aに示す回転体50がホームポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置と同じ位置である。つまり、ホームポジションにて、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信が行われる。
【0098】
図10Dは、本発明に係る回転体50が取り外しポジションに位置するときを示した図である。回転体50が取り外しポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置は、図10Aに示す回転体50がホームポジションに位置するときのブラック現像ユニット51の位置と同じ位置である。つまり、ホームポジションにて、ブラック現像ユニット51が、着脱専用口37を通して取り外される。
【0099】
このように、回転体50の図10Cに示す通信ポジションと図10Dに示す取り外しポジションとは、回転体50の図10Aに示すホームポジションと同じ位置である。そのため、回転体50は、図10Aに示すホームポジションと図10Bに示す対向ポジションとの間を回転することになる。
【0100】
このような画像形成装置によれば、回転体50がホームポジションに位置する時に、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信を行える。そのため、このプリンタ10において、回転体50のホームポジションが通信ポジションを兼ねることになる。
ただし、回転体50の回転方向において、回転体50が通信ポジションに位置するときの、一の着脱部にのみ装着されたブラック現像ユニット51の位置が、回転体50が対向ポジションに位置するときの、一の着脱部にのみ装着されたブラック現像ユニット51の位置と、回転体50がホームポジションに位置するときの、一の着脱部にのみ装着されたブラック現像ユニット51の位置と、の間にあると、ブラック現像ユニット51が取り外される前に、現像が実行された後のブラック現像ユニット51に関する情報を早く記憶できる。そのため、上記実施形態の方がより望ましい。
【0101】
また、上記実施の形態においては、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信は、回転体50を通信ポジションにて停止して、行われるとして説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信が、回転体50を通信ポジションにて停止せずに、回転体50が通信ポジションを通過中に、無線によって行われてこととしてもよい。
ただし、現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信が、回転体50を通信ポジションにて停止して、行われると、確実に現像ユニット側メモリ51aとプリンタ10本体との間の通信を行える。そのため、上記実施形態の方がより望ましい。
【0102】
また、上記実施の形態においては、一の着脱部にのみ装着された現像ユニットのトナーは、黒色トナーであることとして説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、一の着脱部にのみ装着された現像ユニットのトナーは、シアン、マゼンタ、イエロの中のいずれかの色のトナーであってもよい。
ただし、単色で現像する場合は、黒色であることが多いので、単色のトナーが黒色トナーであるときには、本発明の目的がより有効に達成される。そのため、上記実施形態の方がより望ましい。
【0103】
===画像形成システム===
次に、本発明に係る実施の形態の一例である画像形成システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図12は、画像形成システムの外観構成を示した説明図である。画像形成システム700は、コンピュータ702と、表示装置704と、プリンタ706と、入力装置708と、読取装置710とを備えている。コンピュータ702は、本実施形態ではミニタワー型の筐体に収納されているが、これに限られるものではない。表示装置704は、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)やプラズマディスプレイや液晶表示装置等が用いられるのが一般的であるが、これに限られるものではない。プリンタ706は、上記に説明されたプリンタが用いられている。入力装置708は、本実施形態ではキーボード708Aとマウス708Bが用いられているが、これに限られるものではない。読取装置710は、本実施形態ではフレキシブルディスクドライブ装置710AとCD−ROMドライブ装置710Bが用いられているが、これに限られるものではなく、例えばMO(Magneto Optical)ディスクドライブ装置やDVD(Digital Versatile Disk)等の他のものであっても良い。
【0104】
図13は、図12に示した画像形成システムの構成を示すブロック図である。コンピュータ702が収納された筐体内にRAM等の内部メモリ802と、ハードディスクドライブユニット804等の外部メモリがさらに設けられている。
【0105】
なお、以上の説明においては、プリンタ706が、コンピュータ702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710と接続されて画像形成システムを構成した例について説明したが、これに限られるものではない。例えば、画像形成システムが、コンピュータ702とプリンタ706から構成されても良く、画像形成システムが表示装置704、入力装置708及び読取装置710のいずれかを備えていなくても良い。
【0106】
また、例えば、プリンタ706が、コンピュータ702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710のそれぞれの機能又は機構の一部を持っていても良い。一例として、プリンタ706が、画像処理を行う画像処理部、各種の表示を行う表示部、及び、デジタルカメラ等により撮影された画像データを記録した記録メディアを着脱するための記録メディア着脱部等を有する構成としても良い。
このようにして実現された画像形成システムは、システム全体として従来システムよりも優れたシステムとなる。
【0107】
【発明の効果】
本発明によれば、一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体を、ユーザが短時間で取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタ10がカラープリンタとして使用される場合のプリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。
【図2】プリンタ10がモノクロプリンタとして使用される場合のプリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。
【図3】プリンタ10の制御ユニット100を示すブロック図である。
【図4】現像ユニットの概念図である。
【図5】現像ユニットの主要構成要素を示した断面図である。
【図6】図6Aは、参考例における回転体50のホームポジションを示した図である。図6Bは、参考例における回転体50の対向ポジションを示した図である。図6Cは、参考例における回転体50の通信ポジションを示した図である。図6Dは、参考例における回転体50の取り外しポジションを示した図である。
【図7】図7Aは、ブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bと装置本体側コネクタ34との離間位置を示した図である。図7Bは、ブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bと装置本体側コネクタ34との当接位置を示した図である。
【図8】図8Aは、本発明における回転体50のホームポジションを示した図である。図8Bは、本発明における回転体50の対向ポジションを示した図である。図8Cは、本発明における回転体50の通信ポジションを示した図である。図8Dは、本発明における回転体50の取り外しポジションを示した図である。
【図9】画像形成を開始してから、ブラック現像ユニット51が取り外されるまでのプリンタ10の動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】図10Aは、本発明における回転体50のホームポジションを示した図である。図10Bは、本発明における回転体50の対向ポジションを示した図である。図10Cは、本発明における回転体50の通信ポジションを示した図である。図10Dは、本発明における回転体50の取り外しポジションを示した図である。
【図11】画像形成を開始してから、ブラック現像ユニット51が取り外されるまでのプリンタ10の動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】画像形成システムの外観構成を示した説明図である。
【図13】図12に示した画像形成システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 レーザビームプリンタ(本体) 20 感光体
30 帯電ユニット 31 HP検出部
34 装置本体側コネクタ 37 着脱専用口
40 露光ユニット 50 回転体
50a、50b、50c、50d 着脱部
50e 回転軸 51 ブラック現像ユニット
52 マゼンタ現像ユニット 53 シアン現像ユニット
54 イエロー現像ユニット
51a、52a、53a、54a 現像ユニット側メモリ
51b、52b、53b 54b 現像ユニット側コネクタ
55 支持フレーム 60 一次転写ユニット
70 中間転写体 75 クリーニングユニット
76 クリーニングブレード 80 二次転写ユニット
90 定着ユニット 92 給紙トレイ
94 給紙ローラ 95 表示ユニット
96 レジローラ 100 制御ユニット
101 メインコントローラ 102 ユニットコントローラ
111 CPU 112 インターフェイス
113 画像メモリ 114 メインコントローラ側メモリ
114a EEPROM 114b RAM
116 ユニットコントローラ側メモリ
116a EEPROM 120 CPU
121 シリアルインターフェース(I/F)
122 本体側メモリ 123 入出力ポート
510 現像ローラ 520 シール部材
522 シール支持板金 524 シール付勢部材
530 トナー収容部 530a 第一トナー収容部
530b 第二トナー収容部 540 ハウジング
542 上ハウジング部 544 下ハウジング部
545 仕切り壁 550 トナー供給ローラ
560 規制ブレード 560a ゴム部
560b ゴム支持部 562 ブレード支持板金
570 ブレード裏部材 572 開口
700 画像形成システム 702 コンピュータ
704 表示装置 706 プリンタ
708 入力装置 708A キーボード
708B マウス 710 読取装置
710A フレキシブルディスクドライブ装置
710B CD−ROMドライブ装置
802 内部メモリ
804 ハードディスクドライブユニット
T トナー

Claims (10)

  1. 潜像を担持するための像担持体と、
    現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な着脱部を複数備えて回転可能な回転体と、を有し、
    画像形成の実行を待機しているときには、前記回転体がホームポジションに位置し、
    画像形成を実行するときには、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された状態にて、前記現像剤収容体を像担持体に対向する現像位置に位置させて、前記現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像可能であり、
    前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体が取り外されるときには、前記回転体が取り外しポジションに位置する画像形成装置において、
    前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、前記回転体が前記取り外しポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、が同じであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体は、該現像剤収容体に関する情報を記憶するための記憶素子を有し、
    該現像剤収容体が取り外される前に、前記記憶素子と通信することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体が前記現像位置に位置するときは、前記回転体が対向ポジションに位置し、
    前記記憶素子との通信は、前記回転体が前記対向ポジションから前記ホームポジションに移動する際に行われることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記記憶素子との通信は、前記回転体が前記対向ポジションから前記ホームポジションに移動する毎に行われることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記記憶素子と通信するときには、前記回転体が通信ポジションに位置し、
    前記回転体の回転方向において、前記回転体が前記通信ポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置は、前記回転体が前記対向ポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、の間にあることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、
    前記記憶素子との通信は、前記通信ポジションにて前記回転体を停止して、行われることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記記憶素子と通信するときには、前記回転体が通信ポジションに位置し、
    前記回転体が前記通信ポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置は、前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、同じであることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の現像剤は、ブラック色の現像剤であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 潜像を担持するための像担持体と、
    現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な着脱部を複数備えて回転可能な回転体と、を有し、
    画像形成の実行を待機しているときには、前記回転体がホームポジションに位置し、
    画像形成を実行するときには、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された状態にて、前記現像剤収容体を像担持体に対向する現像位置に位置させて、前記現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像可能であり、
    前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体が取り外されるときには、前記回転体が取り外しポジションに位置する画像形成装置において、
    前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、前記回転体が前記取り外しポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、が同じであり、
    前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体は、該現像剤収容体に関する情報を記憶するための記憶素子を有し、該現像剤収容体が取り外される前に、前記記憶素子と通信し、
    前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体が前記現像位置に位置するときは、前記回転体が対向ポジションに位置し、前記記憶素子との通信は、前記回転体が前記対向ポジションから前記ホームポジションに移動する際に行われ、
    前記記憶素子と通信するときには、前記回転体が通信ポジションに位置し、前記回転体の回転方向において、前記回転体が前記通信ポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置は、前記回転体が対向ポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、の間にあり、
    前記記憶素子との通信は、前記通信ポジションにて前記回転体を停止して、行われ、
    前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の現像剤は、ブラック色の現像剤であることを特徴とする画像形成装置。
  10. コンピュータ、及び、
    このコンピュータ本体に接続可能な画像形成装置であって、
    潜像を担持するための像担持体と、
    現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な着脱部を複数備えて回転可能な回転体と、を有し、
    画像形成の実行を待機しているときには、前記回転体がホームポジションに位置し、
    画像形成を実行するときには、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された状態にて、前記現像剤収容体を像担持体に対向する現像位置に位置させて、前記現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像可能であり、
    前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体が取り外されるときには、前記回転体が取り外しポジションに位置する画像形成システムにおいて、
    前記回転体が前記ホームポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、前記回転体が前記取り外しポジションに位置するときの、前記一の着脱部にのみ装着された現像剤収容体の位置と、が同じであることを特徴とする画像形成システム。
JP2003166318A 2003-06-11 2003-06-11 画像形成装置、画像形成システム Expired - Fee Related JP3772857B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003166318A JP3772857B2 (ja) 2003-06-11 2003-06-11 画像形成装置、画像形成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003166318A JP3772857B2 (ja) 2003-06-11 2003-06-11 画像形成装置、画像形成システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005003864A JP2005003864A (ja) 2005-01-06
JP3772857B2 true JP3772857B2 (ja) 2006-05-10

Family

ID=34092516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003166318A Expired - Fee Related JP3772857B2 (ja) 2003-06-11 2003-06-11 画像形成装置、画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3772857B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5003071B2 (ja) * 2006-09-15 2012-08-15 セイコーエプソン株式会社 画像形成装置および該装置の情報管理方法
US20080296158A1 (en) 2007-05-31 2008-12-04 Sharp Kabushiki Kaisha Device for electrophoresis, device for transfer, device for electrophoresis and transfer, chip for electrophoresis and transfer, and method for electrophoresis, method for transfer, and method for electrophoresis and transfer

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005003864A (ja) 2005-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1312987B1 (en) Image-forming apparatus, storage medium, and computer system
JP3772857B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム
JP3791513B2 (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP3743352B2 (ja) 画像形成装置、コンピュータプログラム、及び、コンピュータシステム
JP4380225B2 (ja) 画像形成システム
JP4639695B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP3888140B2 (ja) 画像形成装置、コンピュータプログラム、及び、コンピュータシステム
JP3778178B2 (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2005024859A (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP3885752B2 (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP3888139B2 (ja) 画像形成装置、コンピュータプログラム、及び、コンピュータシステム
JP2004361674A (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP3791516B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP4269565B2 (ja) 画像形成装置及びコンピュータシステム
JP4016864B2 (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2006103342A (ja) 画像形成システム、及び、画像形成装置
JP4396145B2 (ja) 画像形成装置、コンピュータプログラム、及び、画像形成システム
JP2004361672A (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2004361667A (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2005031442A (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2006308827A (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2004361669A (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2006030286A (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2004361682A (ja) 画像形成システム
JP2003255685A (ja) 画像形成装置、コンピュータプログラム、及び、コンピュータシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090224

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120224

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees