JP2006030286A - 画像形成装置、及び、画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】潜像を担持するための像担持体と、前記潜像の現像に供される現像剤を収容するための現像剤収容体が装着可能な着脱部と、前記着脱部に装着された前記現像剤収容体の一部を覆い、前記現像剤収容体との境界部において、色が前記現像剤収容体の色と異なる蓋ユニットと、を有することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図8
Description
かかる際に、現像剤収容体との境界部における該蓋ユニットの色が、該現像剤収容体の色と同じである場合には、ユーザー等は、蓋ユニットが現像剤収容体の一部であると誤認し、現像剤収容体の一部が蓋ユニットに覆われている状態にて当該現像剤収容体が取り外されることがある。そして、現像剤収容体が着脱部から取り外される際に、蓋ユニット等が破損する恐れがある。
このような画像形成装置によれば、ユーザー等が蓋ユニットと現像剤収容体とを識別することができるから、蓋ユニットに覆われた状態にて現像剤収容体が着脱部から取り外されることを防止でき、現像剤収容体を着脱部から適切に取り外すことが可能な画像形成装置を実現することが可能となる。
現像剤収容体に収容された現像剤をユーザー等に識別させるために、側壁に色を付すことが多い。また、現像剤収容体の側壁を覆う蓋ユニットの前面に色が付されることがある。そのため、側壁との境界部において、蓋ユニットの色が側壁の色と同じ場合には、蓋ユニットが側壁の一部であるとユーザー等が誤認し、蓋ユニットに覆われた状態にて現像剤収容体を取り外そうとすることがある。かかる場合には、蓋ユニットが破損する可能性が高まる。一方で、側壁との境界部において、蓋ユニットの色が側壁の色と異なる場合には、ユーザー等は、蓋ユニットと側壁とを識別することができるから、現像剤収容体を着脱部から適切に取り出すことが可能となる。
取っ手部が蓋ユニットによって覆われている場合には、ユーザー等は、現像剤収容体を取り外すために、蓋ユニットを開けることが必要であると認識する。一方、取っ手部が蓋ユニットによって覆われていない場合には、ユーザー等は、蓋ユニットが閉じた状態で、現像剤収容体を取り外すことが可能であると誤認することがある。かかる場合には、蓋ユニットが破損する可能性が高まる。そのため、蓋ユニットによって覆われた側壁の一部が取っ手部以外の部分である場合には、現像剤収容体を着脱部から適切に取り外すことが可能な画像形成装置を実現するが可能という効果、がより有効に奏される。
かかる場合には、蓋部材と側壁とを識別しやすい。そのため、蓋部材の色が側壁の色と異なる場合には、より有効に、側壁の一部が蓋ユニットに覆われている状態にて現像剤収容体が取り外されることを防止することが可能となる。
かかる場合には、蓋部材が開いた際に、ユーザー等が側壁の色と同色の部材を見ることができる。これにより、着脱部に装着すべき適切な現像剤収容体をユーザー等に分からせることが可能となる。
かかる場合には、保持部材の色により着脱部に装着すべき現像剤収容体をユーザーに分からせることが可能となり、ユーザー等にとって利便性の高い画像形成装置を実現することが可能となる。
かかる場合には、現像剤収容体を着脱部から取り外すために、閉じられている蓋部材を操作部材によって開ける必要がある。かかる場合に、側壁が蓋部材によって覆われた状態にて現像剤収容体を取り外そうとすると、保持部材や蓋部材が破損する可能性がある。そのため、操作部材が設けられている場合には、現像剤収容体を着脱部から適切に取り外すことが可能な画像形成装置を実現することが可能という効果がより有効に奏される。
かかる場合には、ユーザー等が操作部材と側壁とを識別することができるから、より有効に、側壁の一部が蓋ユニットに覆われている状態にて現像剤収容体が取り外されることを防止することが可能となる。
かかる場合には、蓋ユニットに覆われている状態にて現像剤収容体が取り外される頻度が高まるから、蓋ユニット等が破損する可能性が高まる。そのため、着脱部が複数である場合には、現像剤収容体を着脱部から適切に取り外すことが可能な画像形成装置を実現することが可能という効果がより有効に奏される。
現像装置は、収容されている現像剤の量が少なくなった場合や、現像剤担持体が摩耗した場合に、取り外される。そのため、現像剤収容体が現像装置である場合には、取り外される頻度が高まるから、蓋ユニット等が破損する可能性が高まる。そこで、現像剤収容体が現像装置である場合には、現像剤収容体を着脱部から適切に取り外すことが可能な画像形成装置を実現することが可能という効果がより有効に奏される。
前記蓋ユニットは、前記着脱部に装着された前記現像剤収容体の側壁の一部を覆い、前記側壁との境界部において、色が前記側壁の色と異なり、
前記側壁には取っ手部が設けられ、前記蓋ユニットによって覆われた前記側壁の一部は、前記取っ手部以外の部分であり、
前記蓋ユニットは、前記着脱部に連結されている連結部を備え、当該連結部を支点として開閉可能であり、前記側壁の一部を覆う蓋部材、を有し、前記境界部は、前記蓋部材の一部であり、前記蓋部材の色は、前記側壁の色と異なり、
前記蓋部材の裏側に、前記側壁の色と同色の部材が支持されており、
前記蓋ユニットは、前記蓋部材が閉じている状態を保持するための保持部材を有し、前記側壁の色と同色の部材は、当該保持部材であり、
前記蓋ユニットは、前記保持部材に連結され、前記保持部材を操作するための操作部材、を有し、
前記操作部材の色は、前記側壁の色と異なり、
前記着脱部の数は、複数であり、
前記現像剤収容体は、前記像担持体に担持された潜像の現像に供される現像剤を担持するための現像剤担持体を備えた現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
このような画像形成装置によれば、現像剤収容体を着脱部から適切に取り外すことが可能な画像形成装置を実現するという効果が最も有効に奏される。
このような画像形成システムによれば、現像剤収容体を着脱部から適切に取り外すことが可能な画像形成装置を備えることになるから、従来よりも優れた画像形成システムを実現することが可能となる。
次に、図1及び図2を用いて、画像形成装置としてプリンタ10を例にとって、その概要について説明する。図1及び図2は、プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図であり、図1は、プリンタ10がカラープリンタとして使用される際の主要構成要素を示した図、図2は、プリンタ10がモノクロプリンタとして使用される際の主要構成要素を示した図である。プリンタ10のカラープリンタ又はモノクロプリンタとしての使用については、後に詳しく説明する。なお、図1及び図2には、矢印にて上下方向を示しており、例えば、給紙トレイ92は、プリンタ10の下部に配置されており、定着ユニット90は、プリンタ10の上部に配置されている。
帯電ユニット30は、感光体20を帯電するための装置であり、露光ユニット40は、レーザを照射することによって帯電された感光体20上に潜像を形成する装置である。この露光ユニット40は、半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等を有しており、外部のコンピュータ(図示せず)から入力された画像情報に基づいて、変調されたレーザを帯電された感光体20に向けて照射する。
現像器保持ユニット50は、現像剤を収容し感光体20上に形成された潜像を現像するための現像装置(現像剤収容体)としての現像器が着脱可能な複数の着脱部50a、50b、50c、50dを有している。これら着脱部に装着された現像器に収容された現像剤の一例としてのトナーTを用いて感光体20上に形成された潜像が現像される。
プリンタ10がカラープリンタとして使用される場合には、図1に示すように、現像器保持ユニット50の4つの着脱部50a、50b、50c、50dに、4つの現像器、すなわち、ブラック現像器51、マゼンタ現像器53、シアン現像器52、およびイエロー現像器54が装着されている。そして、感光体20上に形成された潜像は各現像器51、52、53、54に収容されたトナーTにより現像される。
この中間転写体70は、PETフィルムの表面にアルミ蒸着層を設けさらにその表層に半導電塗料を形成、積層したエンドレスのベルトであり、感光体20とほぼ同じ周速度にて回転駆動される。
二次転写ユニット80は、中間転写体70上に形成されたトナー像を紙、フィルム、布等の媒体に転写するための装置である。
定着ユニット90は、媒体上に転写されたトナー像を媒体に融着させて永久像とするための装置である。
クリーニングユニット75は、一次転写ユニット60と帯電ユニット30との間に設けられ、感光体20の表面に当接されたゴム製のクリーニングブレード76を有している。このクリーニングユニット75は、一次転写ユニット60により中間転写体70上にトナー像が転写された後に、感光体20上に残存するトナーTをクリーニングブレード76により掻き落として除去するためのユニットである。
次に、このように構成されたプリンタ10の動作について、カラー画像を形成する場合の動作とモノクロ画像を形成する場合の動作とに分けて、以下に説明する。なお、プリンタ10がカラープリンタとして使用される際には、プリンタ10は、カラー画像だけでなく、モノクロ画像を形成することも可能である。したがって、以下に説明するモノクロ画像を形成する場合の動作は、プリンタ10が前述したカラープリンタとして使用される際にモノクロ画像を形成する場合と、プリンタ10がモノクロプリンタとして使用される際にモノクロ画像を形成する場合と、に適用される。
先ず、カラー画像を形成する場合のプリンタ10の動作について説明する。
コンピュータ702からの画像データPD及び制御信号COMがインターフェース(I/F)112(図7参照)を介してプリンタ10のコントローラ部101に入力されると、このコントローラ部101からの指令に基づくユニット制御部102の制御により感光体20、現像ユニットに設けられた現像ローラ、及び、中間転写体70が回転する。感光体20は、回転しながら、帯電位置において帯電ユニット30により順次帯電される。
感光体20上に形成されたイエロートナー像は、感光体20の回転に伴って一次転写位置に至り、一次転写ユニット60によって、中間転写体70に転写される。この際、一次転写ユニット60には、トナーTの帯電極性とは逆の極性の一次転写電圧が印加される。なお、この間、感光体20と中間転写体70とは接触しており、また、二次転写ユニット80は、中間転写体70から離間している。
中間転写体70上に形成されたフルカラートナー像は、中間転写体70の回転に伴って二次転写位置に至り、二次転写ユニット80によって媒体に転写される。なお、媒体は、給紙トレイ92から、給紙ローラ94、レジローラ96を介して二次転写ユニット80へ搬送される。また、転写動作を行う際、二次転写ユニット80は中間転写体70に押圧されるとともに二次転写電圧が印加される。
媒体に転写されたフルカラートナー像は、定着ユニット90によって加熱加圧されて媒体に融着される。
次に、モノクロ画像を形成する場合のプリンタ10の動作について説明する。
コンピュータ702からの画像データPD及び制御信号COMがインターフェース(I/F)112(図7参照)を介してプリンタ10のコントローラ部101に入力されると、このコントローラ部101からの指令に基づくユニット制御部102の制御により感光体20、現像ユニットに設けられた現像ローラ、及び、中間転写体70が回転する。感光体20は、回転しながら、帯電位置において帯電ユニット30により順次帯電される。
感光体20上に形成されたトナー像は、感光体20の回転に伴って一次転写位置に至り、一次転写ユニット60によって、中間転写体70に転写される。この際、一次転写ユニット60には、トナーの帯電極性とは逆の極性の一次転写電圧が印加される。なお、この間、二次転写ユニット80は、中間転写体70から離間している。
媒体に転写されたトナー像は、定着ユニット90によって加熱加圧されて媒体に融着される。
次に、図3及び図4を用いて、現像器の構成例について説明する。図3は、現像器の概念図であり、図4は現像器の主要構成要素を示した断面図である。なお、図4に示す断面図は、図3に示す長手方向に垂直な面で現像器を切り取った断面を表したものである。また、図4においては、図1同様、矢印にて上下方向を示しており、イエロー現像器54が、感光体20と対向する現像位置に位置している状態を示している。
イエロー現像器54は、現像剤担持体としての現像ローラ510、シール部材520、トナー収容部530、ハウジング540、トナー供給ローラ550、規制ブレード560等を有している。
また、当該ハウジング540は、トナーTを収容可能なトナー収容部530を形成している。
なお、側壁580K、580C、580M、580Yの色は、互いに異なる。側壁580Kの色はブラックであり、側壁580Cの色はシアンであり、側壁580Mの色はマゼンタであり、側壁580Yの色はイエローである。
この現像器側メモリ51a、52a、53a、54aは、現像器の一方端側面に設けられた現像器側コネクタ51b、52b、53b、54bと、装置本体側(プリンタ側)に設けられた装置本体側コネクタ34とが必要なときに互いに当接して、本体制御ユニット100のユニット制御部102と電気的に接続される。
次に、現像器保持ユニット50の概要について、図5A〜図5Cを用いて説明する。なお、本項では、便宜上、前記4つの着脱部50a、50b、50c、50dのそれぞれに現像器51、52、53、54が装着されている場合を例に説明するが、前記4つの着脱部50a、50b、50c、50dに同色の現像剤が収容された現像器が装着されている場合にも適用可能である。
現像器保持ユニット50は、その中心に位置する回転軸50eを有し、この回転軸50eには現像器を保持するための支持フレーム55が固定され、回転軸50eは、プリンタ10の筐体をなす2枚のフレーム側板(図示せず)の間に架け渡されて、その両端部が支持されている。なお、回転軸50eの軸方向は、鉛直方向と交差している。
この支持フレーム55は、前述した4色の現像器51、52、53、54が、前記回転軸50eを中心として着脱自在に装着される4つの着脱部50a、50b、50c、50dを周方向に90°間隔で備えている。
ここで、図5B及び図5Cにおいて、コネクタ着脱位置と現像器着脱位置とはイエロー現像器54を対象として示したが、現像器保持ユニット50を90°づつ回転させた位置が、各現像器のコネクタ着脱位置及び現像器着脱位置となる。
図6Aは、装置本体側コネクタ34とイエロー現像器54の現像器側コネクタ54bが離間している状態を示している。装置本体側コネクタ34は、イエロー現像器54に対して接離移動可能に構成されており、必要に応じてイエロー現像器54に近づく方向(図6Bに示される矢印の方向)に移動する。これによって、図6Bに示されるように、装置本体側コネクタ34は、イエロー現像器54の現像器側コネクタ54bに当接し、イエロー現像器54に取り付けられた現像器側メモリ54aが制御ユニット100のユニット制御部102と電気的に接続され、現像器側メモリ54aと装置本体との間で通信が行われる。
なお、蓋ユニット610、620、630、640の詳細な構成については、後述する。
なお、現像器保持ユニット50を上記した位置で確実に位置決め固定するために、不図示のロック機構が設けられている。
次に、制御ユニット100の構成について図7を参照しつつ説明する。図7は、プリンタ10の制御ユニット100を示すブロック図である。
蓋ユニットの詳細な構成について説明する。
まず、着脱部50dに連結されている蓋ユニット640の構成について説明する。図10は、蓋ユニット640を正面から見た図である。図11は、蓋ユニット640を背面から見た図である。
蓋ユニット640は、着脱部50dに装着されたイエロー現像器54の側壁580Yの一部を覆っている。具体的には、蓋ユニット640は、側壁580Yに設けられた取っ手部590Y以外の部分を覆っている。
蓋ユニット640は、図10に示すように、蓋部材の一例である現像器カバー641と、保持部材の一例であるラッチ642と、操作部材の一例である操作ボタン643とを有している。なお、ラッチ642は、請求項に記載の「側壁の色と同色の部材」の一例でもある。
ラッチ642は、現像器カバー641が閉じている状態を保持するためのものである。ラッチ642は、図11に示すように、現像器カバー641の裏側に支持されている。ラッチ642の色は、イエローであり、側壁580Yの色(イエロー)と同じである。
ラッチ642には、係合部642aと切り欠き642bとが設けられている。係合部642aが側壁580Yに係合することによって、現像器カバー641が係止位置(係合部)にて側壁580Yに係止される。切り欠き642bと現像器カバー641に設けられた突片641aとによってラッチ642の移動が規制されており、ラッチ642はD1方向へのスライドのみが可能となっている。
操作ボタン643は、その一部が摘み645に覆われている。これにより、操作ボタン643がD1方向にのみ移動が可能となっている。操作ボタン643と摘み645との間には圧縮バネ(不図示)が設けられている。操作ボタン643に対して力が作用されると、圧縮バネが縮まるため、操作ボタン643がスライドする。操作ボタン643はラッチ642に連結されているので、操作ボタン643がスライドする場合には、ラッチ642もスライドする。
図8に示すように、着脱部50aに連結されている蓋ユニット610は、現像器カバー611とラッチ612と操作ボタン613とを有している。着脱部50bに連結されている蓋ユニット620は、現像器カバー621とラッチ622と操作ボタン623とを有している。着脱部50cに連結されている蓋ユニット630は、現像器カバー631とラッチ632と操作ボタン633とを有している。
着脱部に装着された現像器の取り外し手順について、図12〜図14を参照して説明する。図12は、蓋ユニット640が閉じた状態を示した図である。図13は、蓋ユニット640を回転させている途中の状態を示した図である。図14は、蓋ユニット640が開いた状態を示した図である。
現像器51、52、53、54の取り外しは同様な手順にて行われるので、以下においては、着脱部50dに装着されたイエロー現像器54の取り外し手順について説明する。
現像器の着脱部への装着手順について説明する。
現像器51、52、53、54の装着は同様な手順にて行われるので、以下においては、イエロー現像器54の着脱部50dへの装着手順について説明する。
イエロー現像器54の着脱部50dへの装着は、現像器保持ユニット50がイエロー現像器54の着脱位置に位置している状態で、開始される。ここでは、着脱部50dに現像器が装着されていないものとして説明する。
上述したように、プリンタ10(画像形成装置)に設けられた蓋ユニット610、620、630、640の色は、現像器51、52、53、54(現像剤収容体)との境界部において、該現像器の色と異なる。これにより、該現像器を着脱部から適切に取り外すことが可能なプリンタ10を実現することが可能となる。以下において、詳細に説明する。
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る画像形成装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
ただし、現像器カバー641全体の色(濃いグレー)が側壁580Yの色(イエロー)と異なる場合には、現像器カバー641の境界部の色のみが側壁580Yの色と異なる場合に比べて、現像器カバー641と側壁580Yとを識別しやすい。そのため、現像器カバー641の色が側壁580Yの色と異なる場合には、より有効に、側壁580Yの一部が蓋ユニット640に覆われている状態にて現像器54が取り外されることを防止することが可能となる。
ただし、現像器カバー641の裏側に側壁580Yの色(イエロー)と同じ色のラッチ642が支持されている場合には、現像器カバー641が開いた際に、ユーザー等がラッチ642の色(イエロー)を見ることができる。これにより、着脱部50dに装着すべき適切なイエロー現像器54をユーザー等に分からせることが可能となる。従って、上記実施形態の方がより望ましい。
ただし、側壁580Yの色(イエロー)と同色の部材がラッチ642である場合には、シール部材を設けなくても、ラッチ642の色(イエロー)により着脱部50dに装着すべきイエロー現像器54をユーザー等に分からせることが可能となり、ユーザー等にとって利便性の高いプリンタ10を実現することが可能となる。従って、上記実施形態の方がより望ましい。
ただし、操作ボタン643が設けられている場合には、着脱部50dからイエロー現像器54を取り外すために、操作ボタン643を操作して、側壁580Yに対するラッチ642の係合を解除する必要がある。かかる場合に、側壁580Yが蓋ユニット640によって覆われた状態にてイエロー現像器54を取り外そうとすると、ラッチ642や操作ボタン643が破損する可能性が高まる。そのため、操作ボタン643が設けられている場合には、本実施形態の効果、すなわち、現像器を着脱部から適切に取り外すことが可能なプリンタ10を実現するが可能という効果、がより有効に奏される。従って、上記実施形態の方がより望ましい。
ただし、操作ボタン643の色(ブルー)が側壁580Yの色(イエロー)と異なる場合には、ユーザー等は、操作ボタン643と側壁580Yとを識別することができるから、より有効に、側壁580Yの一部が蓋ユニット640に覆われている状態にて現像器54が取り外されることを防止することが可能となる。従って、上記実施形態の方がより望ましい。
ただし、着脱部の数が4つ(着脱部50a、50b、50c、50d)である場合には、着脱部が一つである場合に比べて、蓋ユニット640(610、620、630)に覆われた状態にて現像器54(51、52、53)が取り外される頻度が高まるから、蓋ユニット等が破損する可能性が高まる。そのため、着脱部の数が複数である場合には、本実施形態の効果、すなわち、現像器を着脱部から適切に取り外すことが可能なプリンタ10を実現するが可能という効果、がより有効に奏される。従って、上記実施形態の方がより望ましい。
ただし、現像器51、52、53、54は、収容されているトナーの量が少なくなった場合や、現像ローラ510が摩耗した場合等に、着脱部から取り外される。そのため、現像剤収容体が現像器51、52、53、54である場合には、現像剤収容体がトナーカートリッジである場合に比べて、取り外される頻度が高まるから、蓋ユニット640(610、620、630)が破損する可能性が高まる。そこで、現像剤収容体が該現像器である場合には、本実施形態の効果、すなわち、現像器を着脱部から適切に取り外すことが可能なプリンタ10を実現するが可能という効果、がより有効に奏される。従って、上記実施形態の方がより望ましい。
次に、本発明に係る実施の形態の一例である画像形成システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
50 現像器保持ユニット、50a、50b、50c、50d 着脱部、50e 回転軸、
51 ブラック現像器、52 シアン現像器、53 マゼンタ現像器、
54 イエロー現像器、57K、57M、57C、57Y ヒンジ、58 第一側板、
60 一次転写ユニット、70 中間転写体、75 クリーニングユニット、
76 クリーニングブレード、80 二次転写ユニット、90 定着ユニット、
92 給紙トレイ、94 給紙ローラ、95 表示ユニット、96 レジローラ、
100 制御ユニット、101 コントローラ部、102 ユニット制御部、
112 インターフェース、113 画像メモリ、114 コントローラ部側メモリ、
114a EEPROM、114b RAM、120 CPU、
121 シリアルインターフェース(I/F)、122 本体側メモリ、
123 入出力ポート、510 現像ローラ、520 シール部材、
524 シール付勢部材、530 トナー収容部、540 ハウジング、
550 トナー供給ローラ、560 規制ブレード、560a ゴム部、
560b ゴム支持部、570 ブレード裏部材、572 開口、
580K、580C、580M、580Y 側壁、
581K、581C、581M、581Y 第一リブ、
582C、582M、582Y 第二リブ、
590K、590C、590M、590Y 取っ手部、
610、620、630、640 蓋ユニット、
611、621、631、641 現像器カバー、
612、622、632、642 ラッチ、
613、623、633、643 操作ボタン、
614、624、634、644 連結部、
617、627、637、647 第一切り欠き部、
618、628、638、648 第二切り欠き部、
700 画像形成システム、702 コンピュータ、704 表示装置、
708 入力装置、708A キーボード、708B マウス、710 読取装置、
710A フレキシブルディスクドライブ装置、710B CD−ROMドライブ装置、
802 内部メモリ、804 ハードディスクドライブユニット
Claims (12)
- 潜像を担持するための像担持体と、
前記潜像の現像に供される現像剤を収容するための現像剤収容体が装着可能な着脱部と、
前記着脱部に装着された前記現像剤収容体の一部を覆い、前記現像剤収容体との境界部において、色が前記現像剤収容体の色と異なる蓋ユニットと、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記蓋ユニットは、前記着脱部に装着された前記現像剤収容体の側壁の一部を覆い、前記側壁との境界部において、色が前記側壁の色と異なることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記側壁には取っ手部が設けられ、
前記蓋ユニットによって覆われた前記側壁の一部は、前記取っ手部以外の部分であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2または請求項3に記載の画像形成装置であって、
前記蓋ユニットは、
前記着脱部に連結されている連結部を備え、当該連結部を支点として開閉可能であり、前記側壁の一部を覆う蓋部材、
を有し、
前記境界部は、前記蓋部材の一部であり、
前記蓋部材の色は、前記側壁の色と異なることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置であって、
前記蓋部材の裏側に、前記側壁の色と同色の部材が支持されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4または請求項5に記載の画像形成装置であって、
前記蓋ユニットは、前記蓋部材が閉じている状態を保持するための保持部材を有し、
前記側壁の色と同色の部材は、当該保持部材であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6に記載の画像形成装置であって、
前記蓋ユニットは、
前記保持部材に連結され、前記保持部材を操作するための操作部材、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7に記載の画像形成装置であって、
前記操作部材の色は、前記側壁の色と異なることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置であって、
前記着脱部の数は、複数であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜請求項9のいずれかに記載の画像形成装置であって、
前記現像剤収容体は、前記像担持体に担持された潜像の現像に供される現像剤を担持するための現像剤担持体を備えた現像装置であることを特徴とする画像形成装置。 - 潜像を担持するための像担持体と、
前記潜像の現像に供される現像剤を収容するための現像剤収容体が装着可能な着脱部と、
前記着脱部に装着された前記現像剤収容体の一部を覆い、前記現像剤収容体との境界部において、色が前記現像剤収容体の色と異なる蓋ユニットと、
を有し、
前記蓋ユニットは、前記着脱部に装着された前記現像剤収容体の側壁の一部を覆い、前記側壁との境界部において、色が前記側壁の色と異なり、
前記側壁には取っ手部が設けられ、
前記蓋ユニットによって覆われた前記側壁の一部は、前記取っ手部以外の部分であり、
前記蓋ユニットは、
前記着脱部に連結されている連結部を備え、当該連結部を支点として開閉可能であり、前記側壁の一部を覆う蓋部材、
を有し、
前記境界部は、前記蓋部材の一部であり、
前記蓋部材の色は、前記側壁の色と異なり、
前記蓋部材の裏側に、前記側壁の色と同色の部材が支持されており、
前記蓋ユニットは、前記蓋部材が閉じている状態を保持するための保持部材を有し、
前記側壁の色と同色の部材は、当該保持部材であり、
前記蓋ユニットは、
前記保持部材に連結され、前記保持部材を操作するための操作部材、
を有し、
前記操作部材の色は、前記側壁の色と異なり、
前記着脱部の数は、複数であり、
前記現像剤収容体は、前記像担持体に担持された潜像の現像に供される現像剤を担持するための現像剤担持体を備えた現像装置であることを特徴とする画像形成装置。 - コンピュータ、並びに、このコンピュータに接続可能な画像形成装置であって、
潜像を担持するための像担持体と、
前記潜像の現像に供される現像剤を収容するための現像剤収容体が装着可能な着脱部と、
前記着脱部に装着された前記現像剤収容体の一部を覆い、前記現像剤収容体との境界部において、色が前記現像剤収容体の色と異なる蓋ユニットと、
を有する画像形成装置、
を備えたことを特徴とする画像形成システム。
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